JPH0798474A - カメラの可変焦点装置の鏡胴移動機構 - Google Patents

カメラの可変焦点装置の鏡胴移動機構

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JPH0798474A
JPH0798474A JP26420893A JP26420893A JPH0798474A JP H0798474 A JPH0798474 A JP H0798474A JP 26420893 A JP26420893 A JP 26420893A JP 26420893 A JP26420893 A JP 26420893A JP H0798474 A JPH0798474 A JP H0798474A
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JP
Japan
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lens barrel
moving
gear
variable focus
bush
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JP26420893A
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Inventor
Toshiharu Nishimura
俊治 西村
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間鏡胴に回動を与える移動ギヤを回動させ
る部材を固定ラックとして、小型軽量化したカメラの可
変焦点装置の鏡胴移動機構を提供する。 【構成】 可変焦点装置30を移動鏡胴34、中間鏡胴36、
固定鏡胴38により構成し、互いに回動により出没するよ
う噛合するヘリコイドを設ける。中間鏡胴36の外部に伝
達ギヤ部36cを形成し、該伝達ギヤ部36cに、移動ブッシ
ュ42の外部で回動自在な移動ギヤ40を噛合する。移動ブ
ッシュ42の透孔42a に案内ネジ46を噛合し、該案内ネジ
46の一端部に被動ギヤ50を嵌合する。移動ギヤ40に固定
ラックを噛合し、いずれも約45度傾斜のはすば形状とす
る。モータ等が駆動し被動ギヤ50及び案内ネジ46を回動
させると、移動ブッシュ42及び移動ギヤ40が移動する。
該移動ギヤ40は固定ラック52により回動され、伝達ギヤ
部36c を介して中間鏡胴36が回動し、移動鏡胴34が出没
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラの撮影レンズ
の焦点距離を変更する可変焦点装置の移動鏡胴を光軸方
向に移動させる鏡胴移動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】写真撮影の楽しみを増大させ様々な写真
を容易に撮影できるようにするために、焦点距離の長短
を変更自在とする可変焦点装置を備えたカメラが普及し
ている。特に、コンパクトカメラでは、モータの動力に
より焦点距離が変更される可変焦点装置が用いられるこ
とが多く、これによれば撮影者はスイッチを操作するこ
とにより焦点距離を変更することができる。
【0003】図3に示すように、上記可変焦点装置1
は、撮影レンズ2を保持する移動鏡胴4と、該移動鏡胴
4を内側に収容する中間鏡胴6と、該中間鏡胴6を内側
に収容する固定鏡胴8とを有しており、上記移動鏡胴4
の外側と、上記中間鏡胴6の内側及び外側と、上記固定
鏡胴8の内側とにヘリコイドが形成されている。上記ヘ
リコイドが互いに噛合されており、上記中間鏡胴6を回
動させることにより、上記移動鏡胴4が中間鏡胴6に対
して出没自在とされ、また上記中間鏡胴6が固定鏡胴8
に対して出没自在とされる。
【0004】上記中間鏡胴6には移動ギヤ10が噛合され
ており、該移動ギヤ10は移動ブッシュ12の外部に回動自
在に取り付けられている。上記移動ブッシュ12にはキー
14が止着されており、該キー14は前記移動鏡胴4に係合
されて、該移動鏡胴4が回動されることなくほぼ直進に
案内される。上記移動ブッシュ12には透孔12a が設けら
れており、該透孔12a には案内ネジ16が噛合されてい
る。
【0005】上記案内ネジ16の一端部には被動ギヤ18が
嵌合されており、該被動ギヤ18に駆動ギヤ20が噛合する
よう設けられている。該駆動ギヤ20はロングギヤ22に嵌
合されており、該ロングギヤ22は前記移動ギヤ10に噛合
されている。上記駆動ギヤ20には図示しない駆動系のギ
ヤが噛合されており、モータの動力が伝達される。
【0006】従って、撮影者が焦点距離を変更するスイ
ッチを操作すると、図示しないモータが駆動され、前記
駆動ギヤ20が回動される。これに伴い前記ロングギヤ22
が回動され、移動ギヤ10が回動される。
【0007】一方、上記駆動ギヤ20の回動により被動ギ
ヤ18が回動されて、案内ネジ16が回動され、移動ブッシ
ュ12が光軸Sの方向に移動される。このため、上記移動
ブッシュ12に回動自在に取り付けられた移動ギヤ10は、
前記ロングギヤ22により回動されながら、光軸Sの方向
に移動される。
【0008】そして、上記移動ギヤ10により前記中間鏡
胴6が回動されるので、該中間鏡胴6が固定鏡胴8に対
して移動される。このとき、前記移動ブッシュ12と上記
中間鏡胴6との移動量をほぼ同じ大きさに設定しておけ
ば、前記移動ギヤ10が光軸Sの方向に移動しながら回動
しても、前記ロングギヤ22の回動は常に上記中間鏡胴6
に伝達されることになる。
【0009】また、上記中間鏡胴6の回動と移動とによ
り、前記移動鏡胴4も移動される。該移動鏡胴4は前記
キー14に係合されており、回動されることはないため、
光軸Sの方向の移動のみが行なわれる。ここで、上記キ
ー14は前記移動ブッシュ12と共に移動されるので、上記
移動鏡胴4がキー14から外れることはない。
【0010】前記移動ギヤ10、移動ブッシュ12、案内ネ
ジ16、被動ギヤ18、駆動ギヤ20、ロングギヤ22等により
鏡胴移動機構24が構成されている。そして、該鏡胴移動
機構24の構造によって、モータの回動が伝達されて移動
鏡胴4が移動され、撮影レンズ2の焦点距離が変化され
る。
【0011】ところで、近年の可変焦点装置の焦点距離
の可変範囲が高倍率化していることに伴い、鏡胴の移動
量を大きくすることが望まれている。このために、移動
鏡胴の直進のためのガイドとなるキーを同時に移動させ
ることが必要となり、上述した可変焦点装置1のように
キー14を中間鏡胴6と同時に移動させる構造が好ましい
とされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た可変焦点装置1の移動鏡胴機構24では、前記移動ギヤ
10を移動させながら回動させるために、該移動ギヤ10の
移動範囲の全域にギヤ部が形成されたロングギヤ22が必
要とされている。該ロングギヤ22は動力を伝達する部材
の中でも特に大きなスペースが必要とされており、カメ
ラ本体の小型化を妨げる要因となるおそれがある。
【0013】また、上記ロングギヤ22を回動させるため
に駆動ギヤ20等の部材を必要とし、これらの部材のため
のスペースを要してしまう。さらに、上記ロングギヤ22
の回動のためには各部材等に適度の精度を必要とするの
で、部品や組立の製作費を低減させることは困難とな
る。
【0014】そこで、本発明では、中間鏡胴に回動を与
える移動ギヤを回動させる部材を小型化したカメラの可
変焦点装置の鏡胴移動機構を提供することを目的として
いる。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るカメラの可変焦点装置の鏡胴移動
機構は、撮影レンズを保持する移動鏡胴を移動させて焦
点距離を変更するカメラの可変焦点装置の、与えられた
回動運動を変換して上記移動鏡胴を光軸方向に移動させ
る鏡胴移動手段と、光軸方向に移動しながら上記鏡胴移
動手段に回動運動を与える回動伝達手段と、該回動伝達
手段に回動運動を与える駆動手段とにより構成される鏡
胴移動機構において、前記駆動手段を固定ラックにより
構成し、前記回動伝達手段が光軸方向に移動することに
伴い、該回動伝達手段は上記固定ラックにより回動され
ることを特徴としている。
【0016】
【作用】撮影の際、撮影者はカメラに被写体を指向さ
せ、該カメラのファインダを覗いて上記被写体をとらえ
る。そして、必要に応じて焦点距離を変更するために可
変焦点装置のテレ側スイッチやワイド側スイッチを操作
する。
【0017】上記スイッチが操作されると、鏡胴移動機
構が作動されて、回動伝達手段が光軸方向に移動され
る。このとき、上記回動伝達手段の移動に伴い、該回動
伝達手段が噛合する固定ラックにより回動される。
【0018】上記回動伝達手段の回動は鏡胴移動手段に
伝達され、該鏡胴移動手段は上記回動を直進運動に変換
する。そして、該鏡胴移動手段により、移動鏡胴が光軸
方向に移動される。従って、上記移動鏡胴の移動により
撮影レンズの位置が変動され、焦点距離が変更される。
【0019】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて、この発明
に係るカメラの可変焦点装置の鏡胴移動機構を具体的に
説明する。なお、本実施例では、上記鏡胴移動機構をコ
ンパクトカメラに備えた可変焦点装置に用いた場合につ
いて説明している。
【0020】図1及び図2に示すように、可変焦点装置
30は、撮影レンズ32が保持される移動鏡胴34と、該移動
鏡胴34が収容される中間鏡胴36と、該中間鏡胴36が収容
される固定鏡胴38とを有している。
【0021】上記移動鏡胴34の内部には、図示しないレ
ンズ駆動装置と共にレンズホルダ39が配設されており、
これらレンズホルダ39に撮影レンズ32が保持されてい
る。また、上記移動鏡胴34の外部には、外側ヘリコイド
34a が形成されている。
【0022】前記中間鏡胴36の内部には内側ヘリコイド
36a が形成されており、前記移動鏡胴34の外側ヘリコイ
ド34a と噛合されている。また、上記中間鏡胴36の外部
には、外側ヘリコイド36b が形成されている。
【0023】前記固定鏡胴38は、図示しないカメラ本体
に固着されており、回動されたり移動されることはな
い。該固定鏡胴38の内部には内側ヘリコイド38a が形成
されており、前記中間鏡胴36の外側ヘリコイド36b と噛
合されている。
【0024】ここで、各ヘリコイド34a、36a、36b、38a
は鏡胴移動手段を構成しており、噛合する互いの鏡胴が
回動されると光軸Sの方向に移動されるように形成され
ている。このため、前記中間鏡胴36を回動させると、該
中間鏡胴36が前記固定鏡胴38に対して光軸Sの方向に移
動され、上記中間鏡胴36に対して移動鏡胴34が光軸Sの
方向に移動される。
【0025】ところで、前記中間鏡胴36の外部には、前
記外側ヘリコイド36b に沿って伝達ギヤ部36cが形成さ
れており、該伝達ギヤ部36cは約45度に傾斜されたはす
ば歯車とされている。上記伝達ギヤ部36c には回動伝達
手段としての移動ギヤ40が噛合されており、該移動ギヤ
40は約45度に傾斜されたはすば歯車とされている。該移
動ギヤ40は移動ブッシュ42の外部に回動自在に取り付け
られており、光軸Sにほぼ平行な回動軸を有している。
【0026】上記移動ブッシュ42にはキー44が取り付け
られており、該キー44は前記移動鏡胴34に図示しない案
内部材を介して係合されており、上記移動鏡胴34は上記
キー44に案内されて回動することなく光軸Sの方向に直
進される。また、上記移動ブッシュ42の内部には透孔42
aが形成されており、該透孔42aには案内ネジ46が回動自
在に挿入されている。さらに、上記移動ブッシュ42の適
宜位置にはピン48が嵌合されており、該ピン48の先端部
が上記移動ブッシュ42の透孔42a の内部に突出されて、
上記案内ネジ46に噛合されている。
【0027】上記案内ネジ46は長手方向を光軸Sとほぼ
平行な方向としており、該案内ネジ46の両端部が回動自
在に取り付けられ、光軸Sの方向に摺動することが防止
されている。該案内ネジ46の一端部には被動ギヤ50が嵌
合されており、該被動ギヤ50は図示しない駆動ネジ等に
噛合され、モータ等により駆動される。
【0028】また、前記移動ギヤ40は、駆動手段として
の固定ラック52に噛合されており、該固定ラック52のラ
ック部52a は約45度に傾斜されたはすば形状とされてい
る。該固定ラック52は、図示しないカメラ本体に止着さ
れ、光軸Sの方向を長手方向としており、前記移動ブッ
シュ42の移動により移動ギヤ40が移動されても、該移動
ギヤ40は常に固定ラック52に噛合されている。
【0029】なお、前記ヘリコイド34a、36a、36b、38a
と、移動ギヤ40、移動ブッシュ42、案内ネジ46、固定ラ
ック52等とにより、鏡胴移動機構54が構成されている。
【0030】以上により構成した本発明に係る鏡胴移動
機構の実施例の作用を、以下に説明する。
【0031】図1に示すように、焦点距離が短い場合、
すなわちワイド側にある場合は、移動鏡胴34は中間鏡胴
36の後部に収容されており、該中間鏡胴36は固定鏡胴38
の後部に収容されている。また、移動ブッシュ42も案内
ネジ46の後部に位置されており、移動ギヤ40は上記中間
鏡胴36の伝達ギヤ部36c に噛合されている。
【0032】このとき、撮影者が焦点距離を長焦点側に
変更させるためテレ側スイッチをオンすると、図示しな
いモータが駆動され、被動ギヤ50が回動される。そし
て、案内ネジ46が回動され、該案内ネジ46に噛合される
移動ブッシュ42が移動されて、これに伴い移動ギヤ40と
キー44とが光軸Sの方向に移動される。
【0033】ここで、上記移動ギヤ40のギヤ部と固定ラ
ック52のラック部52a とはいずれも約45度に傾斜された
はすば形状とされているので、上記移動ギヤ40が光軸S
の方向に移動されることにより、該移動ギヤ40は回動さ
れることになる。この回動は伝達ギヤ部36c を介して中
間鏡胴36に伝達され、該中間鏡胴36がその外側ヘリコイ
ド36bと固定鏡胴38の内側ヘリコイド38aとの噛合により
光軸Sの方向に移動される。
【0034】なお、上記移動ブッシュ42の移動量と上記
中間鏡胴36の移動量とがほぼ等しくなるように各ギヤ部
が形成されており、これら移動ブッシュ42と中間鏡胴36
との相対位置が変化されることはない。このため、上記
移動ブッシュ42に伴って移動される移動ギヤ40は常に中
間鏡胴36の伝達ギヤ部36c に噛合されていることにな
り、移動によっても噛合が解除されることはない。
【0035】上記中間鏡胴36が回動されると、該中間鏡
胴36の内側ヘリコイド36a と移動鏡胴34の外側ヘリコイ
ド34a との噛合により、該移動鏡胴34が移動される。こ
のとき、前記移動ブッシュ42に止着されたキー44が上記
移動鏡胴34の移動を案内するので、該移動鏡胴34は回動
されることなく光軸Sの方向にほぼ直進される。また、
前記中間鏡胴36の移動と上記移動ブッシュ42の移動とは
ほぼ同時に行なわれるので、上記キー44も上記中間鏡胴
36の移動に追従することになり、上記移動鏡胴34とキー
44との係合が解除されることはない。
【0036】以上の動作により、図2に示すように、移
動鏡胴34が前方に突出されて、撮影レンズ32の焦点距離
がテレ側に変更される。
【0037】なお、焦点距離がテレ側にあるときに、ワ
イド側スイッチがオンされると、図示しないモータが作
動され、前記被動ギヤ50に前述の回動と反対方向の回動
が与えられる。これにより、該被動ギヤ50及び案内ネジ
46が逆方向に回動され、移動ブッシュ42や移動ギヤ40が
後方に移動される。そして、上記移動ギヤ40が逆方向に
回動され、前記中間鏡胴36が逆方向に回動及び移動さ
れ、前記移動鏡胴34が後退される。従って、図1に示す
ように、撮影レンズ32の焦点距離が再びワイド側に変更
される。
【0038】上述したように本実施例によれば、駆動手
段としての固定ラック52のラック部52aと、該ラック部5
2aに噛合する移動ギヤ40とを、それぞれ約45度傾斜した
はすば歯車により形成したので、前記移動ブッシュ42の
移動により上記移動ギヤ40が光軸Sの方向に移動された
時に、該移動ギヤ40が比較的大きく回動されることにな
る。このため、上記移動ギヤ40が噛合する伝達ギヤ部36
c を有する中間鏡胴36の回動角も大きくなり、該中間鏡
胴36の内側ヘリコイド36a 及び外側ヘリコイド36b の傾
斜角度を設計する際に有利となり、中間鏡胴36及び移動
鏡胴34の光軸Sの方向の移動を少ない負担で行なうこと
ができる。
【0039】なお、本実施例では、鏡胴移動機構54をコ
ンパクトカメラに備えた可変焦点装置30に用いた場合に
ついて説明したが、他の可変焦点装置、例えば一眼レフ
カメラに備えたパワーズーム装置に用いても構わない。
この場合も、上述のコンパクトカメラに備えた可変焦点
装置に用いた場合と同様に、カメラ本体の小型軽量化等
に貢献することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る鏡
胴移動機構によれば、与えられた回動運動を変換して移
動鏡胴を移動させる鏡胴移動手段と、上記鏡胴移動手段
に回動運動を与える回動伝達手段と、該回動伝達手段に
回動運動を与える駆動手段とにより構成される鏡胴移動
機構において、上記駆動手段を固定ラックにより構成
し、上記回動伝達手段が光軸方向に移動することに伴い
該回動伝達手段は上記固定ラックにより回動されること
としたので、上記駆動手段自体を回動させる必要はな
い。
【0041】このため、上記駆動手段を構成する部材と
してロングギヤ等の回動部材を用いる必要はない。従っ
て、上記ロングギヤや該ロングギヤを回動させるための
機構が不要となり、同時に、これらの部材を配設する空
間も不要となり、カメラの小型軽量化に貢献する。
【0042】さらに、上記ロングギヤを回動させる機構
を必要としないことにより、製作費の低減化を図ること
ができる上に、鏡胴移動機構の作動の確実性が向上し、
故障の少ないカメラが提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鏡胴駆動機構の実施例を示す概略
の断面図であり、焦点距離がワイド側にある状態を示し
ている。
【図2】本発明に係る鏡胴駆動機構の実施例を示す概略
の断面図であり、焦点距離がテレ側にある状態を示して
いる。
【図3】従来の鏡胴駆動機構の例を示す概略の断面図で
あり、図1に相当する。
【符号の説明】
30 可変焦点装置 32 撮影レンズ 34 移動鏡胴 34a 外側ヘリコイド(鏡胴移動手段) 36 中間鏡胴 36a 外側ヘリコイド(鏡胴移動手段) 36b 外側ヘリコイド(鏡胴移動手段) 36c 伝達ギヤ部(回動伝達手段) 38 固定鏡胴 38a 外側ヘリコイド(鏡胴移動手段) 40 移動ギヤ(回動伝達手段) 46 案内ネジ 50 被動ギヤ 52 固定ラック(駆動手段) 54 鏡胴移動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを保持する移動鏡胴を移動さ
    せて焦点距離を変更するカメラの可変焦点装置の、与え
    られた回動運動を変換して上記移動鏡胴を光軸方向に移
    動させる鏡胴移動手段と、光軸方向に移動しながら上記
    鏡胴移動手段に回動運動を与える回動伝達手段と、該回
    動伝達手段に回動運動を与える駆動手段とにより構成さ
    れる鏡胴移動機構において、 前記駆動手段を固定ラックにより構成し、 前記回動伝達手段が光軸方向に移動することに伴い、該
    回動伝達手段は上記固定ラックにより回動されることを
    特徴とするカメラの可変焦点装置の鏡胴移動機構。
JP26420893A 1993-09-28 1993-09-28 カメラの可変焦点装置の鏡胴移動機構 Withdrawn JPH0798474A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014230147A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 稔 稲葉 ディジタルカメラ
KR102327311B1 (ko) * 2021-06-03 2021-11-17 에이치디티 주식회사 치과 진단용 포터블 x-ray 촬영장치
KR20230052693A (ko) * 2021-10-13 2023-04-20 주식회사 오톰 치과 진단용 포터블 x-ray 촬영장치

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