JP2002274087A - 透明カード - Google Patents

透明カード

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JP2002274087A
JP2002274087A JP2001074247A JP2001074247A JP2002274087A JP 2002274087 A JP2002274087 A JP 2002274087A JP 2001074247 A JP2001074247 A JP 2001074247A JP 2001074247 A JP2001074247 A JP 2001074247A JP 2002274087 A JP2002274087 A JP 2002274087A
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transparent
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Tokiko Sakurada
登紀子 櫻田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透明カードが機械読みされるCDカードであっ
たり、ATM用カードの場合、銀行と、装置メーカーに
よって作成されたカードの諸規格値の中のカードの透過
濃度の値を満たしたカードであることが必要である。 【解決手段】そこで、400〜700nmの可視波長域
の光は透過し、850nm〜1000nmの赤外波長域
の光を吸収する材料が練りこまれた透明なプラスチック
シートを少なくとも1枚含み、複数のプラスチックシー
トの積層構造によって形成されたカード基体の透過濃度
が、前記可視波長域で1.0未満、前記赤外波長域で
1.1以上の透明カードを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明カードにして
ATM(現金自動預け払い機)、CD(現金支払機)で
取り扱うことができるように赤外線のもとでの透過濃度
を低くしたカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カードの印刷技術が向上し、その
ために利用者から様々なデザイン要求が出されるように
なった。その中でも、光の回折を利用したデザインと、
金属の薄い蒸着膜による反射を組み合わせたデザインが
好評である。このデザインは透明なフィルムを介して見
たときに効果があるために印刷をカードの積層の内側に
施す。更に、前記金属光沢を有するデザインと、印刷に
よるデザインを組み合わせることによって一層の深みの
ある効果を演出することができる。このような効果は平
面を複数面積層することによって効果が増してくる。そ
のために、カードの基体全体が透明であることが好まし
く、更に積層数が多いことが好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の透明
カードが機械読みされるCDカードであったり、ATM
用カードの場合、銀行と、装置メーカーによって作成さ
れたカードの諸規格値の中のカードの透過濃度の値を満
たしたカードであることが必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の透明カー
ドは、400〜700nmの可視波長域の光は透過し、
850nm〜1000nmの赤外波長域の光を吸収する
材料が練りこまれた透明なプラスチックシートを少なく
とも1枚含み、複数のプラスチックシートの積層構造に
よって形成されたカード基体の透過濃度が、前記可視波
長域で1.0未満、前記赤外波長域で1.1以上である
ことを特徴とするものである。また、上記透明カード
は、磁気カード、ICカード、磁気、および、ICを搭
載したカードであることを特徴とするものである。さら
に、上記カードは、表示部を有することを特徴とするも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の透明カードについて説明する。
【0006】図1は、本発明の透明カードを、おもて面
から見た平面図、図2は、図1のA−A線断面図、図3
は、積層カードの製造フローについて説明するための概
念図、図4は、表示部を備えた磁気、IC両用カード、
図5は、CD、ATMの情報読み取り部について説明す
るための図、である。
【0007】図1に示す透明カード1は、カード基体2
の表面に、IC情報を記録するためのICモジュール
3、磁気情報を記録するための磁気ストライプ4、更
に、印刷シートのおもて面および/または、裏面に印刷
された印刷部20で構成されている。本発明の透明カー
ドは、印刷面に注がれる光の角度によって虹色、また
は、金属色に反射する特殊な技術と、材料によって印刷
されるものが主にその対象になる。
【0008】図2は図1の断面であるが、この実施例の
場合は4層の積層形態を成している。通常のこの種のカ
ードは、印刷シート102は乳白色をしており、ポリ塩
化ビニルや、非晶質ポリエチレンテレフタレートなどの
熱可塑性の樹脂に、酸化チタンなどの無機質のホワイト
顔料を練り混ぜてシート状に成形している。そのために
シート自体には透明性が無く、印刷された絵柄は、白地
に対するコントラストとして見る人の目に入ってくる。
また、印刷されたインキを摩擦などのこすれから保護す
るために、透明な薄いシート(透明シート101)で印
刷面を被覆している。本発明の透明カードは、前述のよ
うに、透明なスペーサーを挟んだ状態で平面のデザイン
を重ねていく。例えば磁気ストライプ4の面から絵柄を
見た場合に、下側になっている透明の印刷シート102
の裏面に背景の印刷、第3の印刷23を施し、同じ印刷
シート102の逆面に第2の印刷22を施す。最後に、
表に面する印刷シート102の表面に第1の印刷を施
す。このように第1の印刷と、第2、第3の印刷の間に
隙間を設けることによって立体感を生じさせる。前述の
シート同士の積層は、ヒートシールタイプの接着剤を使
用するか、シート自体を溶融させて、熱と、圧力を加え
ながら積層する。
【0009】一方、装置の中を移動することによって記
録された情報を読み取る磁気カードのような情報媒体
は、搬送されて移動するカードの先端部を赤外線検知セ
ンサで読み取ってタイミングを取っているために基体
(2)が赤外線を吸収する材料で構成されている必要が
ある。装置の多くは、工業規格に定められたガイドライ
ンに沿って製作されており、そのほとんどは一方から投
光された赤外線を別な受光部で受光して、タイミングを
取っている。この装置に関しては、図5で詳述する。
【0010】図3によって積層方式による一般的なカー
ドの製造方法について説明する。透明シート101、お
よび、印刷シート102(一般的な印刷シートは乳白色
のシートである)の材料として例えば、塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂
単体又はこれらの組み合わせで使用される。
【0011】まず、図3の表裏印刷シートである表裏そ
れぞれの印刷シート102に表、および、裏のデザイン
を印刷する。デザインにより印刷の方式を使い分ける
が、多くはオフセット印刷方式で、UV(紫外線)硬化
型インキ、希には酸化重合型インキが使用され、細かい
線や写真を印刷する。UVインキは紫外線を照射して瞬
間乾燥し、酸化重合型インキは印刷面を空気中に曝して
一定時間放置して乾燥させる。また、重厚なデザインで
深みのあるデザインはスクリーン印刷方式によって印刷
する。通常のスクリーン印刷用のインキは溶剤を飛ばし
て乾燥させる。図1のように、クレジットカード、キャ
ッシュカードのような標準カードサイズ(1、10)の
場合、1シートに20面から30面付けで印刷する。
【0012】印刷インキが乾燥した後、図3に示すよう
に表裏の印刷シート102の間にコアシート103を挟
み、前記印刷シート102の印刷インキ面に透明シート
101を重ねて熱と圧力で積層する。磁気ストライプが
必要なときは、事前に透明シートに磁気転写を行って積
層する。前述のように、積層は通常熱と圧力によって行
う。接着剤を使用する場合は印刷シート102の両面、
または、コアシート103の両面および透明シートの印
刷インキ面に熱再活性タイプの接着剤をコーティングす
る。積層のための条件は、材料が塩化ビニールの場合、
温度は、摂氏100度〜150度、圧力は2〜3MP
a、加圧加熱時間は20〜30分、冷却時間は20〜3
0分で行われる。積層工程を終えた多面積層シート10
0は型抜きの工程に回され、1枚づつのカード10にな
る。
【0013】ICカードでは、ICモジュール5を実装
するための凹部が座繰り機によって形成され、座繰り部
の接着代に接着剤が塗布され、ICモジュールの接着代
と前記凹部の接着代が熱と圧によって加圧接着され、I
Cカードになる。
【0014】それぞれの積層材料の厚さは仕上りが0.
76mm±0.08mmになるように組み合わせる。こ
のときに中心になる材料の上下は、同じ厚さのシートが
配置されるように組み合わされる。図3の場合、印刷シ
ート102が印刷機の関係で0.10mmとしなければ
なければならなかった場合、透明シート101を0.0
5mmとし、コアシート103を0.46mmとする。
また、印刷シート102を0.25mmとした場合、透
明シート101を例えば0.10mmとし、コアシート
103を0.10mmとする。このようにコアシートは
全体の厚さを調整するために設けることが多い。本発明
の透明カードの場合も前述の組み合わせと、前述の製造
工程に準拠して行われる。
【0015】本発明の透明カードに使用される、可視領
域である400〜700nmの波長域の光は透過し、赤
外領域である850nm〜1000nmの波長域の光を
吸収する材料について説明する。
【0016】まず、赤外領域の光を吸収する物質は、シ
アニン系、フタロシアニン系、ナフタロシアニン系、ナ
フトキノン系、アントラキノン系、アミニウム系、ジチ
オール金属錯塩系、ジインモニウム系、トリフェニルメ
タン系、クロニックメチン系、アズレニオウム系、ピリ
リニウム系等から選択することができる。
【0017】本発明の透明カードに使用されるプラスチ
ックとしては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリカーボネート等があるがこれらの中から特
に好ましいものを選択するとすれば、ポリエチレンテレ
フタレートである。前記ポリエチレンテレフタレートの
粉体或いはペレットに、一種類あるいは数種類の分解開
始温度が250℃以上の赤外線吸収材料を混合し、25
0〜350℃に加熱、溶解させて、押し出し機によりフ
ィルム化する。本実施例では前述の赤外線吸収材料の中
から、耐久性に優れ、分子吸光度が高く、プラスチック
との相溶性に優れたもので、熱分解開始温度が250℃
以上で、かつ、前記ポリエチレンテレフタレートと混
合、溶融する条件下で、分解しない色素を選択する。
【0018】さらに、波長領域が850〜1000nm
の赤外線領域に吸収極大を持ち、可視領域に吸収が小さ
い透明性の高いものが望ましい。具体的には、特開昭6
1−154888号公報、特開昭61−246091号
公報、特開昭63−39388号公報、特開平2−43
269号公報、特開平3−43461号公報、特願平3
−99730号公報、特願平3−252414号公報等
に開示されているフタロシアンニン類、あるいは、ナフ
タロシアニン類、特開昭61−291651号公報、特
開昭62−15260号公報、特開平1−129068
号公報等に開示されているようなアントラキノン類が挙
げられ、それらの中で分解開始温度が260℃以上のも
のが多く使用される。
【0019】(実施例)帝人製ポリエチレンテレフタレ
ートペレットと、分解開始温度320℃の銅フタロシア
ニンを、重量比で1:0.015の割合で混合し、27
0℃で溶融させ、押出機で厚さ0.1mmのフィルムを
作製した。前記0.1mmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムを8枚重ねて、温度140℃、圧力は2.5
MPa、加圧加熱時間は20分、冷却時間は20分で積
層した。この総圧0.82mmの積層体の可視領域にお
ける透過濃度を測定したところ、0.85であった。ま
た、赤外領域における透過濃度を測定したところ1.1
4であった。
【0020】図4を参照して片面に表示部を形成した透
明カードについて説明する。本実施例は、透明なプラス
チック基体2に磁気記録部4と、IC記録部3が設けら
れ、磁気記録部の下側に表示部5が形成されている。表
示部には、ポイント情報、「現在のポイント750」が
記録されている。表示手段としては、液晶、感熱、磁気
などから選択できるが、コストが安い感熱発色/消色に
よる表示方法について説明する。図のように部分的に表
示部を設ける方法としては、熱による部分転写、シール
貼り等の方法がある。
【0021】この実施例では、消去性に優れたエポキシ
樹脂を樹脂母剤として使用する。エポキシ樹脂として
は、ビスフェノール系、ノボラック系、アルキルフェノ
ール系のエポキシ樹脂等が使用されるが、ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂が特に好ましい。また前記エポキシ
樹脂の硬化剤としては、脂肪族アミン、芳香族第一アミ
ン等の一般に知られている硬化剤を用いることができ
る。
【0022】この感熱記録材料が表示材料に利用される
理由は、この材料が温度によって透明度が可逆的に変化
する特性を有しているからである。透明の部分は、樹脂
母材中に分散された有機低分子物質の粒子が大きな粒子
で構成されており、片側から入射した光は散乱されるこ
と無く反対側に透過するために透明に見え、また、白濁
の部分は、有機低分子物質の粒子が微細な結晶が集合し
た多結晶で構成され、個々の結晶の結晶軸がいろいろな
方向を向いているため片側から入射した光は有機低分子
物質粒子の結晶の界面で何度も屈折、散乱されるため白
く見える。
【0023】それでは、上記材料即ち、樹脂母材中に分
散された有機低分子物質を主成分とする感熱記録層が、
外から加えられる温度Tによって透明状態になったり、
白濁状態になったりする理由について説明する。例えば
0以下の常温では白濁(不透明)状態にある。これを
温度T2に加熱すると透明になり、この状態で再びT0
下の常温に戻しても透明のままである。これは、温度T
2からT0以下に至るまでに有機低分子物質が半溶融状態
を経て多結晶から単結晶へと結晶が成長することによ
る。更にT3以上の温度に加熱すると、最大透明度と最
大不透明度との中間の半透明状態になる。次に、この温
度を下げて行くと、再び透明状態をとることなく最初の
白濁状態に戻る。これは温度T3以上で有機低分子物質
が溶融後、冷却されることにより多結晶が析出すること
による。なお、この不透明状態のものをT1〜T2間の温
度に加熱した後、常温即ちT0以下の温度に冷却した場
合には、透明と不透明との中間の状態をとることができ
る。また、前記常温で透明になったものも再びT3以上
の温度に加熱した後常温に戻せば、再び白濁状態に戻
る。上記感熱記録層の特性を利用することによって、透
明部分に白濁印字、または、白濁部分に透明印字を形成
することができ、しかも繰り返し実施することが可能で
ある。
【0024】カードの表示部には漢字モードで「現在の
ポイント 750」と透明状態の上から白濁状態で表現
している。図示していないが、感熱層記録は、カード基
材にアルミニウム、クロムなどのスパッタリング、また
は、真空蒸着面に前述の感熱記録層をコーティングして
作製されている。そのために、非印字部分は金属の反射
光がそのまま透過して目に入ってくる。反射層を設ける
理由は、感熱記録層が薄くても下地の反射によって印字
部の白と、非印字部の黒(金属反射色)のコントラスト
が得られ易いためである。
【0025】図5は、CDや、ATMにおける磁気カー
ドの搬送部を横から見た概念図であるが、カード1が装
置6の挿入口に挿入されると、最初のカード検知センサ
61がカードの透過濃度を検知して搬送ローラ65を駆
動する。このときに、検知センサ61の下側には受光部
が配置されていて、投光部の光を受けて受光した光の量
を計算し、設定された数値以上(例えば光透過濃度1.
2)であれば、設定が光透過濃度1.1以上になってい
るので、搬送ローラを駆動する。カードは、搬送ローラ
65を通過して磁気読み取り/記録ヘッド70の下に導
かれる。カードはバックアップローラ71によって適度
の圧力で前記ヘッドに押しつけられている。磁気読み取
り/記録ヘッド70は、カードの磁気記録部に記録され
ている磁気情報を読み取り、最初に記録されている種類
別コードを読み取って正しければ、制御部(図示せず)
から次の検知センサ62に「検知」信号を流す。前記種
類別コードが正しくなかった場合は、制御部がカードの
端部が検知センサ62に検知された時点で搬送ローラを
逆回転させ、カードを挿入口に戻し、間違っている旨ア
ナウンスする。
【0026】検知センサ63、64にも役割がありそれ
ぞれの段階でカードの光透過濃度をチェックして、制御
部に信号が送られる。このように、カードの透過濃度に
とって検知されるために、例えば赤外波長域でカードが
透明と判断されれば、装置は、カードが挿入されたこと
が判らないために搬送ローラを駆動させることができな
いし、逆転させることもできない。そのために本発明の
可視波長域で透明で、赤外波長域で不透明なカードが必
要になるのである。
【0027】
【発明の効果】本発明の透明カードは、デザイン競争が
激しく少しでも他社のカードに差をつけて顧客を獲得
し、競争に勝ち残りたいという発想から生じたものであ
るが、積層カードを構成する材料に透明な赤外線吸収材
料を混練することによって目的とする可視光領域では通
常の透明カードとして扱うことができ、赤外領域では一
般の不透明カードとして扱うことができるカードを提供
できた。本発明の実施例では、前述のように樹脂の成形
前に赤外線吸収材料を練りこんだが、透明塗料として透
明フィルムの表面にコーティングしても良い。コーティ
ングによる場合は、積層の際に材料同士の融着が妨げら
れるので各層に接着剤をコーティングする必要がある。
または、接着剤自身に前記赤外線吸収材料を溶解して塗
布しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明カードをおもて面から見た平面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】積層カードの製造フローについて説明するため
の概念図
【図4】表示部を備えた磁気、IC両用カード
【図5】CD、ATMの情報読み取り部について説明す
るための図
【符号の説明】
1 本発明の透明カード 2 カード積層基体 3 IC情報記録部(ICモジュール) 4 磁気情報記録部(磁気ストライプ) 5 表示部 6 カード読み取り・書き込み装置 10 磁気カード 20 印刷部 21 第1印刷部 22 第2印刷部 23 第3印刷部 61、62、63、64 赤外線検知センサ 65 搬送ローラ 70 磁気読み取り/記録ヘッド 71 バックアップローラ 100 積層シート 101 オーバーシート 102 印刷シート(コアシート) 103 コアシート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】400〜700nmの可視波長域の光は透
    過し、850nm〜1000nmの赤外波長域の光を吸
    収する材料が練りこまれた透明なプラスチックシートを
    少なくとも1枚含み、複数のプラスチックシートの積層
    構造によって形成されたカード基体の透過濃度が、前記
    可視波長域で1.0未満、前記赤外波長域で1.1以上
    であることを特徴とする透明カード。
  2. 【請求項2】上記カードは、磁気カードであることを特
    徴とする請求項1に記載の透明カード。
  3. 【請求項3】上記カードは、ICカードであることを特
    徴とする請求項1に記載の透明カード。
  4. 【請求項4】上記カードは、磁気、および、ICを搭載
    したカードであることを特徴とする請求項1に記載の透
    明カード。
  5. 【請求項5】上記カードは、表示部を有することを特徴
    とする請求項1〜4何れかに記載の透明カード。
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