JPH0995053A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JPH0995053A
JPH0995053A JP7255935A JP25593595A JPH0995053A JP H0995053 A JPH0995053 A JP H0995053A JP 7255935 A JP7255935 A JP 7255935A JP 25593595 A JP25593595 A JP 25593595A JP H0995053 A JPH0995053 A JP H0995053A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外光吸収層と感熱記録層の機能を兼ね備えた
赤外光吸収感熱記録層とすることにより、構成が簡易
で、外部からの熱に対して安定であり、鮮明で正確な記
録が可能な情報記録媒体を提供する。 【解決手段】基材の少なくとも一方の面に五二酸化リン
を主成分とするFe 2+及び/又はCu 2+を含むリン酸塩
系白色結晶粉末からなる赤外線吸収感熱記録層と、透明
被覆層を積層してなり、かつ前記赤外吸収感熱記録層は
前記透明被覆層を介して照射される近赤外光または赤外
光の吸収による発熱から発色または変色、により、情報
記録媒体毎に可視情報を記録することが可能である、そ
の情報は情報記録媒体内部に記録されるため、変造・改
竄など不正行為の事実を明白とすることができ、1層で
赤外光の吸収発熱と発色が可能であるため、その構成を
簡便とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は近赤外光または赤外
光の吸収・発熱による発色または変色から情報記録が可
能な情報記録媒体に関し、詳しくは、光熱変換による発
熱を利用してなる感熱記録層をカード内部に設け、カー
ド製造後の個別情報をレーザ光などの非接触手段によ
り、目視情報の追記を可能とする情報記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在塩化ビニル樹脂、ポリエチテンテレ
フタレート(PET)樹脂、紙等を基材とする情報記録
媒体に可視情報を記録する手段として、インクジェット
方式、昇華転写リボンまたは熱溶融転写リボンによる熱
転写方式、電子写真トナーによる電子写真方式などの各
種方式があり、これらによれば情報記録媒体表面に任意
の可視情報、或いは画像が形成される。とくに情報記録
媒体毎に異なる、個別情報を記録する場合に適するもの
である。これらの方式により形成される可視情報、或い
は画像の上面には、擦れや、摩擦、人為的な剥離、水や
薬品等の浸透、紫外線などの外的要因から、それらを保
護するために数μmのオーバーレイ(透明被覆層)が施
されている。このオーバーレイにはプラスチックシート
などのラミネートや樹脂コーティングが用いられ、これ
らにより画像の耐久性を向上させることが可能である。
【0003】ところが、情報記録媒体が完成製品となっ
た後に、情報を新たに追記する場合にオーバーレイは記
録の障害となる。とくに情報記録媒体に対して随時また
は任意に情報や画像を追記する場合には、情報の追記毎
にオーバーレイを記録面上に形成することは実質的に無
理である。また、これらオーバーレイは、やすり等によ
って剥離が可能であり、剥離された情報記録面に対し
て、不正な情報の書き換えや追記などが行なわれるおそ
れがあった。
【0004】さらにクレジットカード、キャッシュカー
ド、IDカードなどの所有者の確認手段であるサインを
担持するサインパネルも手書きであるが、記録面の消去
またはサインパネルの貼り替えなどの変造・改竄のおそ
れがあり、不正行為に対して脆弱であった。
【0005】その他に情報記録媒体を透明プラスチック
フィルムにより両面ラミネート封入し、情報記録媒体を
完全に被覆してしまう方法もあるが、情報記録後に封入
工程を経るため、大量に情報記録媒体の処理を行なうよ
うな場合には、煩雑となる問題点と上記したように追記
を行なうような用途の情報記録媒体には不向きであると
いう欠点を有しており、とくにラミネートされた透明プ
ラスチックフィルムを剥離して変造・改竄のおそれがあ
り、不正行為に対して脆弱であった。
【0006】他に光学記録方式があるが、その一つとし
て、光ディスクや光カードなどのように媒体内部に情報
が記録するものがあるが、記録が1μmφ、3μmφと
いったピット単位で行なわれるため、目視を主体とする
可視情報記録には利用できないものである。また特開昭
55−146795号公報に、レーザ光の位置、出力を
制御しながら情報記録媒体にレーザ光を照射し、コアシ
ートに積層された透明なカバーシートを介してコアシー
トにレーザ光の熱による情報の記録が開示されている
が、高エネルギーのレーザ光が必要であること、高エネ
ルギーのレーザ光の制御次第では、生じる熱により積層
されたカバーシートは変形する問題や、位置・出力の制
御などを精密に行うことが必要になり記録装置が高価に
なるの問題等がある。
【0007】さらに、上記の問題を解決するものとし
て、感熱記録層とレーザ光などのエネルギー光を吸収し
発熱する光熱変換層を積層し、さらのそれらの最外層に
はオーバーシートを積層してなる情報記録媒体があり、
光熱変換層のレーザ光の吸収と発熱により、その生じる
熱を感熱記録層の熱源とすることで、間接的な情報の記
録を行なう方法が知られている。これによれば外部から
直接感熱記録層へ情報を記録する際に、オーバーシート
を介して記録が可能であるため、情報記録媒体中の感熱
記録層に対してサーマルヘッドなどの加熱印字記録手段
を用いた変造・改竄など不正行為を行なった場合には最
外層に位置するオーバーシートにサーマルヘッドの走査
跡が残り、その不正行為の事実を明白にすることがで
き、また感熱記録層が内部にあることから、感熱記録層
に記録を行なうためには外部から与える熱負荷を大きく
する必要があり、熱負荷が大きいと情報記録媒体に変形
などの物理的損傷を与えることになるため、実質的に不
正行為を抑止またはその事実を容易に知ることができる
という効果を有するものある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、発色効率を上げるために赤外光吸収層と高感
度の感熱記録層を組み合わせる必要があり、両層に適し
た組み合わせのための選択が必要となる。また2層であ
るため赤外光の吸収による発生する熱の感熱記録層への
伝導が不均一となり、記録部分での感熱記録層の発色ま
たは変色が一定とならないため、印字が不鮮明、または
不正確となることがあった。また外部からの熱により感
熱記録層への熱記録が可能であった。そこで本発明は、
赤外光吸収層と感熱記録層の機能を兼ね備えた赤外光吸
収感熱記録層とすることにより、構成が簡易で、外部か
らの熱に対して安定であり、鮮明で正確な記録が可能な
情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべくな
された本発明は、請求項1に記載の発明は、コア基材の
少なくとも一方の面に五二酸化リンを主成分とするFe
2+及び/又はCu 2+を含むリン酸塩系白色結晶粉末から
なる赤外光吸収感熱記録層と、透明被覆層を積層してな
り、かつ前記赤外吸収感熱記録層は前記透明被覆層を介
して照射される近赤外光または赤外光の吸収による発熱
から発色または変色により可視情報を記録することを特
徴とする情報記録媒体である。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1の情報
記録媒体において、赤外光吸収感熱記録層は、少なくと
も五二酸化リンを主成分としFe 2+及び/又はCu 2+
含むリン酸塩系白色結晶粉末からなる赤外吸収感熱記録
材料とバインダー、溶剤からなる赤外吸収感熱記録イン
キ材料の塗布又は印刷により形成してなることを特徴と
する。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1の情報
記録媒体において、リボン状基材の一方の面に五二酸化
リンを主成分としFe 2+及び/又はCu 2+を含むリン酸
塩系白色結晶粉末をマトリックス樹脂中に分散させた赤
外吸収感熱インキ材料と、前記リボン状基材の他方の面
に接着層とをそれぞれ塗布又は印刷により形成してなる
赤外光吸収感熱記録層がコア基材と透明被覆層との間に
前記接着層をコア基材側にして設けられてなることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて詳細
に説明する。
【0013】図1は本発明の情報記録媒体の平面図であ
り、図2は図1のX−X線における情報記録媒体の断面
図であり、図3は図1のX−X線における他の実施例の
情報記録媒体の断面図であり、図4は図3の情報記録媒
体の赤外光吸収感熱記録層の拡大断面であり、図5は本
発明の情報記録媒体の赤外光吸収感熱記録層に用いられ
る実施例1に記載の赤外光吸収感熱記録層の分光特性曲
線である。
【0014】図1に示す本発明の情報記録媒体1はコア
基材2上に赤外光吸収感熱記録層3で構成される情報表
示部20が設けられており、その上面には透明被覆層4
として透明、すなわち可視領域及び近赤外領域、赤外領
域の光を透過する、吸収の少ないオーバーシートが積層
されている。この情報表示部20には、情報記録媒体1
の固有情報や関連情報などが画像21としてが情報記録
媒体1にその外部から近赤外領域、赤外領域のレーザ光
の照射により記録される。情報表示部20を構成する赤
外光吸収感熱記録層3は、図2に示すようにコア基材2
と透明被覆層4との間に設けられている。赤外光吸収感
熱記録層3の大きさは任意とすることができ、必要に応
じて適宜決定される。本発明で用いる赤外光吸収感熱記
録材料は、五二酸化リンを主成分とし、第二銅(Cu
2+)及び/または第一鉄(Fe 2+)を含むリン酸塩系
白色結晶粉末からなり、これとバインダー、溶剤、その
他各種添加剤を混合しインキ化したものを塗工した層
を、コア基材と透明被覆層との間に形成し、コア基材と
透明被覆層とを熱融着温度で、例えば120℃〜150
℃の範囲で加熱加圧し、融着させることにより情報記録
媒体1が得られる。
【0015】具体的には、赤外光吸収感熱記録材料は可
視領域に吸収の無い赤外吸収材料で、その主剤であるリ
ン酸塩結晶粉末は、五二酸化リンを主成分とし、第二銅
(Cu 2+)及び/または第一鉄(Fe 2+)を20%以上
含むが、好ましくは五二酸化リンを、重量パーセントで
40〜70%、第二銅(Cu 2+)及び/または第一鉄
(Fe 2+)をそれぞれ30〜70%含むことが好まし
い。Cu 2+リッチである方がより好ましい。さらに上記
のリン酸塩系結晶粉末は必要に応じ、以下の化合物を含
有することができる。
【0016】 Al2 3 20.0〜10.0 重量% B2 3 1.0〜30.0 重量% MgO 3.0〜10.0 重量% ZnO 0〜3.0 重量% K2 O 0〜15.0 重量% BaO 0 〜10.0 重量% SrO 0 〜1.0 重量% Ni,Co,Se 微量
【0017】本発明の情報記録媒体の赤外光吸収感熱記
録層である赤外光吸収感熱記録材料に用いるリン酸塩系
結晶粉末は、上記のように得られたリン酸塩系結晶を粉
末化したものであり、本発明はこれを顔料としてインキ
化したものを用いている。
【0018】このようなリン酸塩系結晶粉末は溶剤を除
く印刷インキ組成物中に含まれる量を70重量%以下と
することが好ましい。とくに含有量が80重量%をこえ
るとマット状になり、リン酸塩系結晶粉末表面の反射、
すなわち赤外光の反射を生じる。また、その凝集力も限
界となり、接着性や引っ掻き強度は低下するが、コア基
材2と透明被覆層4のとの間にリン酸塩系結晶粉末を主
剤とする赤外光吸収感熱記録層3が形成されるため、イ
ンキとして情報記録媒体の表面に露出するものに比べて
機械強度的な耐久性に多少劣るものでも良い。
【0019】本発明の赤外光吸収感熱記録層の赤外光吸
収感熱記録材料以外、すなわち赤外光吸収性感熱記録印
刷インキに含まれる他の物質であるバインダーには、赤
外光吸収感熱記録材料を変質させたり、冒すものでなけ
れば、通常インキに用いられているものでよく、例えば
酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリエステル樹脂、アタクテックポリプ
ロピレン樹脂、ポリウレタンエラストマー等の各種樹脂
を用いることができ、これらは熱融着(熱ラミネート)
工程において、透明被覆層4の透明プラスチックシート
と必要な接着強度が得られるものである。
【0020】上記バインダーは溶剤を除く赤外光吸収性
感熱記録印刷インキ組成物中に20重量%以下で含まれ
ることが好ましい。また、本発明の赤外吸収性感熱記録
印刷インキには、赤外光吸収感熱記録材料、バインダー
の他に消泡剤、滑剤等の各種添加剤を含むこともでき
る。
【0021】さらに赤外吸収性感熱記録印刷インキに用
いられる溶剤としては、トルエン、メチルイソブチルケ
トン、キシレン、シクロヘキサノール、酢酸イソブチ
ル、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、エチ
レングリコールモノブチルエーテル等のグリコール誘導
体等、又はこれらの混合溶媒が挙げられる。
【0022】この赤外光吸収性感熱記録印刷インキをス
クリーン印刷、オフセット印刷、グラビア印刷などの印
刷手段、グラビアコート、ロールコート、バーコートな
どの塗工手段等の公知の各種形成方法によりコア基材
2、または透明被覆層4の必要部分に印刷又は塗布され
た後、乾燥により赤外光吸収感熱記録層3が形成され
る。
【0023】次にコア基材2は、通常カードなどの情報
記録媒体に用いられる材料であればよく、とくに限定さ
れるものではない、例えば塩化ビニル、ポリチエチレン
テレフタレート(PET)、アクリルニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体(ABS)、ポリスチレン、ポ
リカーボネートなどの熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂、或
いは微生物生産ポリエステル、ポリ乳酸などの、いわゆ
る生分解性樹脂等が挙げられる。コア基材2の厚さは、
その用途に応じて異なるが、一般的にカードの用途であ
れば300〜800μmである。
【0024】また、透明被覆層4は、十分な透明性を有
する、すなわち可視領域及び近赤外領域、赤外領域の光
を透過する、吸収の少ないオーバーシートであることが
必要であり、さらにある程度の剛性および表面の平滑性
を有していればよく、とくに限定されるものではない。
例えば、ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィル
ム、塩化ビニルフィルム、ポリ乳酸フィルム等の高分子
フィルムがあげられる。透明被覆層4の厚さは、その用
途に応じて異なるが、コア基材2との関係を考慮して、
一般的なカードの用途であれば50〜150μmであ
る。また透明被覆層4は影響の無い範囲でオーバーシー
トを着色剤により着色することも可能である。
【0025】またコア基材2の赤外光吸収感熱記録層3
以外の領域面には、障害とならない範囲で絵柄や文字な
どの印刷層(図示しない)を設けてもよく、片面または
両面に設けることができる。なお、透明被覆層4はコア
基材2の赤外光吸収感熱記録層が形成される面のみに設
けても、赤外光吸収感熱記録層3が形成されない面に積
層してもよい。赤外光吸収感熱記録層3が形成されない
場合には透明でなくてもよく、またその上面に絵柄や文
字などの印刷層(図示しない)を設けてもよい。さら
に、これを保護するために保護層(図示しない)を必要
に応じて設けることができる。
【0026】コア基材2と赤外光吸収感熱記録層3、透
明被覆層4は積層後、熱融着(熱ラミネート)工程にお
いて加熱・加圧(例えば80〜160℃、30〜150
Kg/cm2 、1〜5分間)され、各層の熱融着により
一体化され、情報記録媒体が形成される。このときの厚
さは、とくに限定はされないが一般的なカードの用途で
あれば500〜1000μmである。
【0027】次に図2に示す本発明の他の実施例による
情報記録媒体11は、コア基材2と透明被覆層4との間
に、図3に示すようにリボン状基材12、すなわちプラ
スチック基材上にコーティング方式によって赤外吸収感
熱記録印刷インキをコートティング又は印刷、乾燥によ
り赤外吸収感熱記録層13aを形成後、リボン状(小片
状)に加工した赤外光吸収感熱記録層13を配置してな
るもので、接着層14を用いてコア基材2とプラステッ
ク基材12との接着させることができる。これにより熱
融着(熱ラミネート)工程時などに赤外光吸収感熱記録
層13の位置ズレを生じることがないなどの効果を有す
る。この赤外光吸収感熱記録層13は、コア基材及び透
明被覆層と十分に接着していないと、情報記録媒体自身
の機械強度が不十分となる。なお、コア基材2と透明被
覆層4は図1に記載のものと同一であり、その作用効果
も同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0028】リボン状基材12、すなわちプラステック
基材はカードやフィルム、シートなどに用いられる材料
でもよく、とくに限定されるものではない、例えばポリ
チエチレンテレフタレート(PET)、ポリオレフィン
フィルム等が挙げられる。リボン状基材12の厚さは、
その用途に応じて異なるが、一般的に20〜50μmで
ある。図1の赤外光吸収感熱記録層3の赤外吸収感熱記
録印刷インキを同様の公知の各種形成方法により、印刷
又は塗布された後、乾燥により赤外光吸収感熱記録層1
3が形成される。
【0029】接着層14としてはエチレン酢酸ビニル、
ポリアミド、ポリエステル、アタクテックポリプロピレ
ンなどがあり、好ましくは感熱接着材料である。なお、
必要に応じて、粘着付与剤としてロジン系樹脂、石油系
樹脂や、ワックス類、酸化防止剤、無機充填剤、可塑剤
等を添加することができる。この接着層14も同様の公
知の各種形成方法により形成することができる。
【0030】本発明の情報記録媒体の情報表示部20で
ある赤外光吸収感熱記録層3、13への情報の記録原理
は、その主たる構成成分である赤外吸収性感熱記録材料
がレーザ光の吸収により黒色に変色することを見いだし
たものである。このリン酸塩結晶粉末の白色から黒色に
変色する原理についての詳細は不明であるが、レーザ光
の照射吸収による温度の上昇(発熱)に伴い、黒く反応
し、その反応は不可逆であることが確認された。この赤
外吸収性感熱記録材料(下記実施例1に記載の組成から
なる)は図5に示す分光特性曲線によれば、可視領域に
吸収が無く、700nm〜1200nm以上にまで吸収
があり、とくに700nm〜1100nmの範囲に近赤
外領域に吸収を持つもので、とくに波長800〜110
0nm、エネルギー密度or出力200mW〜50Wの半
導体レーザやYAGレーザ等のレーザ光の照射により、
赤外吸収感熱記録層を黒く変色させるのに必要な温度に
昇温させることができる。これにより印字が可能となり
情報を記録するものである。それ以下であれば黒く変色
することなく、図5に示すような赤外光の吸収を示す。
また赤外吸収性感熱記録材料は第二銅(Cu 2+)や第一
鉄(Fe 2+)の濃度を増加させても、結晶構造とするこ
とにより、可視領域に光吸収が現れにくくなる特徴を有
する。
【0031】しかも、この赤外吸収性感熱記録材料は、
白色で赤外光を吸収する高感度の感熱記録材料で、コア
基材と透明被覆層との熱融着温度では発色を起こさない
材料であり、通常のカードなどの情報記録媒体の製造方
法である熱ラミネート工程を用いられることができるた
め、現行のカード製造工程を変更する必要がないため、
経済性にも優れるものである。
【0032】さらに所定の波長及び出力のレーザ光を情
報記録媒体に照射し、赤外光吸収感熱記録層に記録して
も、赤外光吸収感熱記録層が昇温し、コア基材、透明被
覆層に熱が伝わるが、変形温度にまで上昇することがな
いため、情報記録媒体の各層が過熱により変形すること
なく、情報記録媒体内部の赤外光吸収感熱記録層に個別
に目視可能な大きさの情報を任意に追加記録することが
できる。本発明の情報記録媒体の赤外光吸収感熱記録層
は高感度であるため、記録装置を簡便でしかも低エネル
ギー出力のレーザによって記録することができる。
【0033】なお、本発明の情報記録媒体の赤外光吸収
感熱記録層は低エネルギー出力のレーザで記録可能であ
るが、照射されたレーザ光を効率的に吸収するため、長
時間を掛けて温度の上昇を行えば、熱伝導によって透明
被覆層のオーバーシートの変形も起こり得ることから、
短時間内に必要最低限のエネルギーにより温度の上昇さ
せることが必要であり、上記したように本発明の情報記
録媒体の赤外光吸収感熱記録層ではそれが可能である。
さらに、赤外光吸収感熱記録層の記録は目視で判断する
ため、非記録部分は可視領域に吸収の無い材料である。
【0034】本発明の情報記録媒体の赤外光吸収感熱記
録層によれば、層構成が簡易であるため、製造が容易で
あり、しかも外部からの熱に対して非常に安定であるこ
とから、ラミネート工程により感熱記録層の変質を生じ
ることがなく、カードの耐性を有する。
【0035】
【実施例】本発明を、具体的な実施例を挙げて詳細に説
明する。 (実施例1)下記の組成からなる赤外吸収感熱記録印刷
インキを調製した。 ○赤外吸収感熱記録印刷インキ 顔料(リン酸系銅含有白色結晶化合物) 30部 塩酢酸ビニル系樹脂(積水化学製 エスレックA) 10部 飽和ポリエステル(東洋紡製 バイロン103 ) 5部 ポリウレタンエラストマー(日本ポリウレタン製 N−2304) 12部 イソシアナート硬化剤 3部 トリエチレンジアミン 0.5部 溶剤(トルエン/MEK) 60部 但し、リン酸系銅含有白色結晶化合物は下記組成(重量
%)からなる。 ○リン酸系銅含有白色結晶化合物 P2 5 49.75 CuO 49.75 ZnO 0.5
【0036】コア基材2となる厚さ540μmの塩化ビ
ニル樹脂からなるコアシート上に得られた印刷インキを
8μmの厚さにパターン状に塗工し赤外吸収感熱記録層
3を形成し、乾燥後、100μmの透明被覆層4となる
透明塩化ビニル樹脂からなるシートをコア基材2の両面
に積層し、140℃・Kg/100cm2 ・3分間の条
件で加熱・加圧することにより、各層を熱融着し、カー
ド状に打ち抜き、情報記録媒体1を作製した。なお、透
明被覆層4である透明塩化ビニル樹脂からなるシートに
は必要に応じて印刷に施しておいた。
【0037】作製した情報記録媒体1に波長1067n
m、ビーム径100μm、出力6W、のYAGレーザを
用い、走査スピード40mm/secで文字、数字、絵
柄などの画像記録を行なった。照射されたレーザ光は透
明被覆層4である透明塩化ビニル樹脂からなるシートに
熱的な影響を与えることなく、白色の赤外吸収感熱記録
材料からなる赤外吸収感熱記録層3がヒートアップし黒
色に変化し、これにより白地に黒色の画像21が得られ
た。このときの画像21の線幅は140μm程度あり、
十分に目視可能な画像である。また各層は十分な機械強
度をもっており、外的変形によっても層間の剥離は生じ
なかった。
【0038】(実施例2)下記の組成からなる赤外吸収
感熱記録印刷インキを調製した。 ○赤外吸収感熱記録印刷インキ 顔料(リン酸系銅含有白色結晶化合物) 30部 塩酢酸ビニル系樹脂(積水化学製 エスレックA) 10部 溶剤(トルエン/MEK) 60部 但し、リン酸系銅含有白色結晶化合物は下記組成(重量
%)からなる。 ○リン酸系銅含有白色結晶化合物 P2 5 50.0 CuO 40.0 Al2 3 5.0 K2 CO3 5.0
【0039】プラスチック基材12である厚さ25μm
のポリエステルシート上に得られた印刷インキを8μm
の厚さに塗工し、乾燥後、裏面に接着層14としてポリ
アミドコートを行なった。このポリエステルシートを1
0mm幅にスリット加工し、リボン状とした。次にコア基
材2となる厚さ540μmの塩化ビニル樹脂からなるコ
アシートの表面に上記リボン状に加工した白色の赤外吸
収感熱記録層13を仮接着した後、厚さ100μmの透
明被覆層4となる透明塩化ビニル樹脂からなるシートを
積層し、140℃・Kg/200cm2 ・3分間の条件
で加熱・加圧することにより、各層を熱融着し、カード
状に打ち抜き、情報記録媒体11を作製した。なお、透
明被覆層4である透明塩化ビニル樹脂からなるシートに
は必要に応じて印刷に施しておいた。
【0040】作製した情報記録媒体12に波長830n
m、ビーム径50μm、出力3W、の半導体レーザを用
い、走査スピード20mm/secで文字、数字、絵柄
などの画像記録を行なった。照射されたレーザ光は透明
被覆層4である透明塩化ビニル樹脂からなるシートに熱
的な影響を与えずに、ることなく、白色の赤外吸収感熱
記録材料からなる赤外吸収感熱記録層3がヒートアップ
し黒色に変化し、これにより白地に黒色の画像21が得
られた。このときの画像21の線幅は80μm程度あ
り、十分に目視可能な画像である。また各層は十分な機
械強度をもっており、外的変形によっても層間の剥離は
生じなかった。
【0041】(実施例3)下記の組成からなる赤外吸収
感熱記録印刷インキを調製した。 ○赤外吸収感熱記録印刷インキ 顔料(リン酸系鉄含有白色結晶化合物) 35部 塩酢酸ビニル系樹脂(積水化学製 エスレックA) 8部 飽和ポリエステル(東洋紡製 バイロン103 ) 5部 ポリウレタンエラストマー(日本ポリウレタン製 N−2304) 10部 イソシアナート硬化剤 3部 トリエチレンジアミン 0.5部 溶剤(トルエン/MEK) 60部 但し、リン酸系鉄含有白色結晶化合物は下記組成(重量
%)からなる。 ○リン酸系鉄含有白色結晶化合物 P2 5 55.0 FeO 40.0 Al2 3 5.0
【0042】コア基材2となる厚さ540μmの塩化ビ
ニル樹脂からなるコアシート上に得られた印刷インキを
8μmの厚さにパターン状に塗工し赤外吸収感熱記録層
3を形成し、乾燥後、100μmの透明被覆層4となる
透明塩化ビニル樹脂からなるシートをコア基材2の両面
に積層し、140℃・Kg/200cm2 ・3分間の条
件で加熱・加圧することにより、各層を熱融着し、カー
ド状に打ち抜き、情報記録媒体1を作製した。なお、透
明被覆層4である透明塩化ビニル樹脂からなるシートに
は必要に応じて印刷に施しておいた。
【0043】作製した情報記録媒体1に波長1067n
m、ビーム径100μm、出力6W、のYAGレーザを
用い、走査スピード40mm/secで文字、数字、絵
柄などの画像記録を行なった。照射されたレーザ光は透
明被覆層4である透明塩化ビニル樹脂からなるシートに
熱的な影響を与えずに、ることなく、白色の赤外吸収感
熱記録材料からなる赤外吸収感熱記録層3がヒートアッ
プし黒色に変化し、これにより白地に黒色の画像21が
得られた。このときの画像21の線幅は80μm程度あ
り、十分に目視可能な画像である。また各層は十分な機
械強度をもっており、外的変形によっても層間の剥離は
生じなかった。
【0044】(実施例4)としてFe 2+及びCu 2+の両
方を含むリン酸塩系白色結晶粉末からなる例を挙げた方
がよいでしょう。若しくはリン酸系銅鉄含有白色結晶化
合物の構成例をいくつか例示することとしてもよいで
す。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、情報記
録媒体毎に目視可能な任意の情報を記録することが可能
であり、その情報は情報記録媒体内部に記録されるた
め、変造・改竄など不正行為をするには表面にラミネー
トされている透明被覆層、例えば100μmの透明プラ
スチックシートを剥離する等の操作が必要であり、その
行為の痕跡が残るため、不正行為の事実が明白となる。
さらに赤外光吸収感熱記録層が白色であり、しかも赤外
吸収能力に優れ、1層で赤外光の吸収発熱と発色が可能
であるため、情報記録媒体の構成を簡便とすることがで
きる。
【0046】熱融着方式によるコアシートとオーバーシ
ートの一体化によっても間に配置される赤外光吸収感熱
記録層はロイコ系、ジアゾ系、低分子/高分子系などの
従来の感熱記録材料などのように、熱変化を受けること
がなく、熱融着後も記録性能の低下は見られなかった。
また赤外光吸収感熱記録層は可視領域に吸収がなく、7
00nm〜1100nm近くまでの近赤外領域に吸収を
持つことから半導体レーザ及びYAGレーザ等のレーザ
を用いることができ、しかも照射されたレーザ光を効率
的に吸収できるため、低エネルギー出力のレーザで記録
可能できることからそのレーザ光の照射による情報記録
媒体表面の透明プラスチックシートに熱的な変形を与え
ることなく記録することが可能である。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、赤外吸収
感熱記録層を印刷方式又は塗工方式により必要な部分に
だけ形成でき、情報記録媒体のデザインを阻害すること
がなく、また従来のカードの製造工程を用いることがで
きる。また赤外吸収感熱記録印刷インキ中に用いたバイ
ンダーによって、加熱・加圧による融着工程で赤外吸収
感熱記録層をコア基材と透明被覆層に十分に接着するこ
とができる。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、赤外吸収
感熱記録層を、プラスチック基材にコーティングし、リ
ボン状にに加工した後に、コア基材の所望の部分にだけ
に配置することができ、情報記録媒体のデザインを阻害
することがなく、製造工程も簡易である。また赤外吸収
感熱記録印刷インキ中に用いたバインダーと赤外吸収感
熱記録層のプラスチック基材裏面の接着層により、加熱
・加圧による融着工程で、赤外吸収感熱記録層をコア基
材と透明被覆層に十分に接着することができる。
【0049】本発明の情報記録媒体の赤外吸収感熱記録
層は高感度であり、低エネルギー出力ののレーザ光によ
り記録することができることから、記録装置を簡便とす
ることができる。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体の平面図である。
【図2】図1のX−X線における情報記録媒体の断面図
である。
【図3】図1のX−X線における他の実施例の情報記録
媒体の断面図である。
【図4】図3の情報記録媒体の赤外光吸収感熱記録層の
拡大断面である。
【図5】本発明の情報記録媒体の赤外光吸収感熱記録層
に用いられる実施例1に記載の赤外光吸収感熱記録層
(赤外吸収感熱記録印刷インキを印刷形成した記録層)
の分光特性曲線である。
【符号の説明】
1、11 情報記録媒体 2 コア基材 3 赤外光吸収感熱記録層 4 透明被覆層 12 リボン状基材 13 赤外光吸収感熱記録層 13a 赤外光吸収感熱記録層 14 接着層 20 情報表示部 21 画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/06 B41M 5/18 E G11B 7/24 511 102Z G06K 19/00 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コア基材の少なくとも一方の面に五二酸化
    リンを主成分とするFe 2+及び/又はCu 2+を含むリン
    酸塩系白色結晶粉末からなる赤外光吸収感熱記録層と、
    透明被覆層を積層してなり、かつ前記赤外吸収感熱記録
    層は前記透明被覆層を介して照射される近赤外光または
    赤外光の吸収による発熱から発色または変色により可視
    情報を記録することを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】前記赤外光吸収感熱記録層は、少なくとも
    五二酸化リンを主成分としFe 2+及び/又はCu 2+を含
    むリン酸塩系白色結晶粉末からなる赤外吸収感熱記録材
    料とバインダー、溶剤からなる赤外吸収感熱記録インキ
    材料の塗布又は印刷により形成してなることを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録媒体。
  3. 【請求項3】リボン状基材の一方の面に五二酸化リンを
    主成分としFe 2+及び/又はCu 2+を含むリン酸塩系白
    色結晶粉末をマトリックス樹脂中に分散させた赤外吸収
    感熱インキ材料と、前記リボン状基材の他方の面に接着
    層とをそれぞれ塗布又は印刷により形成してなる赤外光
    吸収感熱記録層がコア基材と透明被覆層との間に前記接
    着層をコア基材側にして設けられてなることを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516876A (ja) * 2004-10-15 2008-05-22 ケミスケ ファブリック ブデンヘイム レーザー書き込み可能なプラスチック物質のための顔料及びその用途
US7381684B2 (en) 2001-10-16 2008-06-03 Lintec Corporation Method for using a rewritable thermal label
JP2009137261A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Toyo Ink Mfg Co Ltd レーザマーキング用積層体

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