JP2002270879A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
た半導体装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 反射防止膜は、n型拡散層2上に形成さ
れた第1の窒化シリコン膜3aと、第1の窒化シリコン
膜3a上に形成された第1の窒化シリコン膜3aの屈折
率より小さい第2の窒化シリコン膜3bとからなるよう
に構成する。
Description
り、詳しくは、例えば、フォトダイオードや太陽電池等
の受光素子に適用することができ、特に、窒化シリコン
膜を有する太陽電池デバイスに適用した場合、低反射率
にして発電効率を向上させることができる技術に関する
ものである。
とができ、中でも、フォトダイオードや太陽電池等の受
光素子にとりわけ有効である。ここでは、具体例として
太陽電池を取り上げて、以下に、本発明の背景について
説明する。近年、電力用太陽電池の主流は、シリコン太
陽電池であるが、その普及には、製品コストの低減が必
要である。太陽電池の発電効率を向上させることも、製
品価格を下げる手段と言える。また、発電効率の高いデ
バイスを用いることができれば、設置面積を小さくする
ことができるという付加的なメリットもある。
陽電池の製造工程を示す図である。図7、8において、
101はp型Si基板であり、102はp型Si基板1
01上部の表面部分に形成されたn型拡散層である。1
03はn型拡散層102上に形成された反射防止膜とし
て機能する絶縁膜である。
に形成された表電極であり、106はp型Si基板10
1の裏面に形成された裏電極である。107は表電極1
05を覆うように形成されたEVA(Ethylene
Vinyl Acetate)等からなる充填材膜で
あり、108は充填材膜107上に形成されたガラス板
である。
1を用い、図7(B)に示すように、例えばリンをp型
Si基板101表面部分中に熱的に拡散することによ
り、導電型を反転させたn型拡散層102をp型Si基
板101表面部分に形成する。この時、拡散層102
は、Si基板101の全面に形成される。次いで、図7
(C)に示すように、p型Si基板101の一主面のみ
に拡散層2を残すように拡散層102を選択的にエッチ
ング除去する。
層102上に反射防止膜として機能する絶縁膜3を形成
する。太陽電池デバイスの反射防止膜としては、酸化シ
リコン、窒化シリコン、酸化チタン等が用いられてお
り、反射率低減を目的とした光学設計に関する論文も多
数発表されている。この後、図8(B)に示すように、
絶縁膜103上に銀ペーストを塗布し、印刷技術により
銀ペーストを所定のパターン形状に形成した後、その銀
パターンを焼成して表電極105を形成する。表電極1
05は、焼成により絶縁膜103を貫通してn型拡散層
102と接続される。
基板101裏面に銀アルミあるいはアルミペーストなど
を塗布し、印刷技術により所定のパターン形状に形成し
た後、その金属パターンを焼成して、p型Si基板10
1裏面に裏電極106を形成する。そして、表電極10
5を覆うようにEVAからなる充填材膜107、ガラス
板108を順次形成することにより、図8(C)に示す
ような構造の太陽電池デバイスを得ることができる。
太陽電池デバイスでは、一般的に単層の反射防止膜が用
いられてきており、反射防止膜構造に関して様々な試み
がなされているが、発電効率を指標とした反射防止膜の
最適化を行う点で問題を残していた。
行って反射特性に優れた半導体装置を提供することを目
的とする。
主面に反射防止膜が形成された半導体装置において、前
記反射防止膜が、前記半導体基板上に形成された第1の
窒化シリコン膜と、前記第1の窒化シリコン膜上に形成
された前記第1の窒化シリコン膜の屈折率より小さい第
2の窒化シリコン膜とからなるものである。
シリコン膜の屈折率は、2.1以上2.3以下の範囲で
あるものである。
シリコン膜の屈折率は、1.9以上2.1以下の範囲で
あるものである。
シリコン膜の厚さは、200オングストローム以上80
0オングストローム以下の範囲であるものである。
シリコン膜の厚さは、200オングストローム以上80
0オングストローム以下の範囲であるものである。
の窒化シリコン膜を合わせた厚さは、600オングスト
ローム以上1000オングストローム以下の範囲である
ものである。
態を、図面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1におけ
る半導体装置の構造を示す断面図である。図示例の半導
体装置は、太陽電池に適用する場合である。図1におい
て、1はp型Si基板であり、2はp型Si基板1上部
の表面部分に形成されたn型拡散層である。3aはn型
拡散層2上に形成された第1の窒化シリコン膜であり、
3bは第1の窒化シリコン膜3a上に形成された第1の
窒化シリコン膜3aの屈折率よりも小さい第2の窒化シ
リコン膜3bである。反射防止膜は、第1、第2の窒化
シリコン膜3a、3bから構成される。
れた表電極であり、5はp型Si基板1の裏面に形成さ
れた裏電極である。6は表電極4を覆うように形成され
たEVA(Ethylene Vinyl Aceta
te)等からなる充填材膜であり、7は充填材膜6上に
形成されたガラス板である。
製造工程を示す図である。図2、3において、図1と同
一符号は同一又は相当部分を示す。なお、本実施の形態
における製造工程は、一例であってこれのみに限定され
るものではない。まず、例えば、引き上げ法により製造
される単結晶あるいはキャスト法により製造される多結
晶シリコンからなるp型Si基板1を洗浄する(図2
(A))。
スされたままの基板1を用いることが多い。この場合、
スライス工程で生じた基板1表面の機械加工変質層およ
び汚れを取り除くために、水酸化カリウム、水酸化ナト
リウム水溶液等のアルカリ水溶液あるいは弗酸と硝酸の
混合液などを用いて、およそ10から20μm程度、基
板1表面をエッチングする。更には、基板1表面に付着
した鉄などの重金属類を除去するために、塩酸と過酸化
水素の混合液で洗浄する工程を付加してもよい。
用い、図2(B)に示すように、使用する基板1がp型
なので、pn接合を形成するために基板1表面にn型層
2を形成する。このn型層2の形成方法は、例えば、オ
キシ塩化リン(POCl3)による熱拡散を用いる。その他
の方法としては、例えば、リンあるいはヒ素のイオン注
入法やシラン系ガスに不純物源であるホスフィン(PH
3)ガスを混合させた熱CVD法あるいはプラズマCV
D法で形成しても、同様のn型層2を得ることができ
る。また、このn型層2は、不純物のドーピング量や厚
さ等を、目的に合わせて適宜選択すればよい。
n電極がショートしないようにpn接合分離を行うため
に、所望の電極パターンに合わせて不要なn型層2の部
分を選択的に除去する。ここでは、p型Si基板1上部
(主面)にn型層2が残される。n型層2の除去方法と
しては、前述したp型Si基板1表面部分の除去方法以
外に、例えば、プラズマによるエッチングやサンドブラ
ストによる機械的方法などが挙げられる。
licate−Glass)などを、基板の1面のみに
スピンコートする方法等に代表される拡散される領域を
選択できる場合には、上記pn接合分離工程を省略して
もよい。次いで、n型層2が上部に形成された図2
(C)に示す基板1を、例えば熱酸化することにより、
基板1表面に100オングストローム程度の厚みを有す
るシリコン酸化膜を形成する(図示せず)。なお、ここで
はシリコン酸化膜を形成したが、シリコン酸化膜は、形
成しなくてもよい。
面の欠陥密度が低減して、表面再結合を抑制することが
できるので、太陽電池特性が改善される。この方法は、
表面パッシベーション技術の一つとして広く知られてい
るものである。また、シリコン酸化膜は、熱酸化法以外
の例えば、SiH4とO2の混合ガスを原料としたプラズ
マCVD法により形成してもよい。
層2上に第1の窒化シリコン膜3aを形成した後、図3
(B)に示すように、第1の窒化シリコン膜3a上に第
1の窒化シリコン膜3aの屈折率よりも小さい第2の窒
化シリコン膜3bを形成する。この第1、第2の窒化シ
リコン膜3a、3bは、反射防止膜として機能し、太陽
電池の入射光に対する表面反射率を低減して透過率を向
上させることができるため、大幅に発生電流を増加させ
ることができる。
るのではなく、第1の窒化シリコン膜3aとこの第1の
窒化シリコン膜3a上に形成された第1の窒化シリコン
膜3aの屈折率よりも小さい第2の窒化シリコン膜3b
とから構成することにより、反射率を低減し透過率を向
上させて、反射特性を向上させることができる。第1の
窒化シリコン膜3aの屈折率は、2.1以上2.3以下
の範囲とし、その厚さは、200オングストローム以上
800オングストローム以下の範囲とする。
第2の窒化シリコン膜3bの屈折率は1.9以上2.1
以下の範囲とし、その厚さは、200オングストローム
以上800オングストローム以下の範囲とする。ここ
で、第1の窒化シリコン膜3aの屈折率を2.1以上と
しているのは、2.1より小さくすると、第2の窒化シ
リコン膜3bとの屈折率の差がなくなり好ましくないか
らである。また、第1の窒化シリコン膜3aの屈折率を
2.3以下としているのは、2.3より大きくすると、
透過率が低下して光吸収が増えて、反射特性が低下して
好ましくないからである。
の屈折率を1.9以上としているのは、1.9より小さ
くすると、反射特性が低下して好ましくないからであ
る。また、第2の窒化シリコン膜3bの屈折率を2.1
以下としているのは、2.1より大きくすると、第1の
窒化シリコン膜3aとの屈折率の差がなくなり好ましく
ないからである。第1、第2の窒化シリコン膜3a、3
bの厚さを200オングストローム以上800オングス
トローム以下の範囲としたのは、厚さを200オングス
トロームより小さく、若しくは800オングストローム
より大きくすると、反射特性が低下して好ましくないか
らである。
形成方法としては、減圧熱CVD法やプラズマCVD法
が挙げられる。熱CVD法により成膜する場合は、ジク
ロルシラン(SiCl2H2)とアンモニア(NH3)を
原料とすることが多く、例えば、ガス流量比をNH3/
SiCl2H2=10〜20とし、反応室内の圧力を0.
2〜0.5Torrとし、温度を760℃とした条件で
成膜を行う。この熱CVD方法では、高温熱分解のた
め、窒化シリコン膜中に殆ど水素は含まれず、SiとN
の組成比は、ほぼ化学量論的組成であるSi3N4とな
り、屈折率もほぼ1.96から1.98の範囲になる。
は、第2の窒化シリコン膜3bとして適用させることが
できる。また、このような化学量論的組成をなす膜の場
合は、後工程で熱処理が加えられても膜質(膜厚、屈折
率)が変化せず安定であり、極めて緻密な膜質になると
いう特徴を有する。次に、プラズマCVD法で形成する
場合の原料ガスとしては、SiH4とNH3の混合ガスを
用いるのが一般的である。成膜条件としては、例えばガ
ス流量比をNH3/SiH4=0.5〜20とし、反応室
内の圧力を0.3〜3Torrとし、温度を300〜5
50℃とし、プラズマ放電に必要な高周波電源の周波数
としては数百kHz以上とするのが適当である。
熱CVD法に比べて低温成膜のため、窒化シリコン膜中
には水素が含まれ、また、ガス分解がプラズマによるた
め、Si、N、水素の組成比も大きく変化させることが
できる等の特徴を有する。実際、ガス流量比、圧力、温
度等の条件を変化させると、膜中のSi、N、水素の組
成比が変化して、窒化シリコン膜の屈折率を1.8〜
2.5の範囲で適宜調整することができる。このプラズ
マCVD法によれば、屈折率が2.1〜2.3の範囲に
ある第1の窒化シリコン膜3aだけでなく、屈折率が
1.9〜2.1の範囲にある第2の窒化シリコン膜3b
も成膜することができる。
膜質の場合は、後工程で熱処理が加えられると、例えば
電極焼成工程等で、水素が離脱するなどの現象により、
屈折率、膜厚が成膜直後の値から変化する場合がある。
この場合には、予め、後工程での熱処理による膜質変化
を考慮して、成膜条件を適宜決定するように対応すれ
ば、所望の窒化シリコン膜を得ることができる。なお、
屈折率測定には、例えば、ヘリウム−ネオンレーザを光
源とし、波長が633ナノメートルの光を利用した。
リコン膜3a、3bは、シラン(SiH4)、アンモニ
ア(NH3)、窒素(N2)の混合ガスを用いたRFプ
ラズマCVD法により形成することができ、各ガスの流
量比を変えることで容易に屈折率を変量することができ
る。一般に、アンモニアを減らすと、窒化シリコン膜の
屈折率を大きくすることができる。
1800ccmあるいは、SiH4流量120ccm、NH3流量450
ccm、N2流量1710ccmに設定すれば、窒化シリコン膜の
屈折率は2.0に設定することができる。また、例え
ば、SiH4流量480ccm、NH3流量1800ccmあるい
は、SiH4流量240ccm、NH3流量300ccm、N2流量
1140ccmに設定すれば、窒化シリコン膜の屈折率は2.
2に設定することができる。
を変化させても、屈折率を制御することができる。例え
ば、RFパワーをアップさせると、窒化シリコン膜の屈
折率は小さくすることができる。温度を上げると、窒化
シリコン膜の屈折率は大きくすることができる。
性を向上させるために、プラズマ種として水素を含ませ
ている。窒化シリコン膜の屈折率が所望の値になってい
れば、混合ガス中に水素が加えられていても構わない。
化シリコン膜3b上に銀ペーストを塗布し、スクリーン
印刷法等により銀ペースト等を所定のパターン形状に形
成した後、その金属パターンを例えば、700〜800
℃の温度で数十秒〜数分間焼成してn型の表電極4を形
成する。この焼成により、表電極4は、第2の窒化シリ
コン膜3b及び第1の窒化シリコン膜3aを貫通してn
型拡散層2とオーミック接触で接続される。
基板1裏面に銀アルミあるいはアルミペースト等を塗布
し、スクリーン印刷法等により金属ペーストを所定のパ
ターン形状に形成した後、その金属パターンを例えば、
700〜800℃の温度で数十秒〜数分間焼成してp型
の裏電極5を形成する。この焼成により、裏電極5は、
p型Si基板1とオーミック接触で接続される。なお、
表電極4と裏電極5の両電極は、一度に焼成するように
構成してもよい。
化シリコン膜3b及び第1の窒化シリコン膜3aを貫通
させてn型拡散層2と接続させる場合について説明した
が、第2の窒化シリコン膜3b及び第1の窒化シリコン
膜3aを選択的にエッチングして開口部を形成し、この
開口部内のn型拡散層2と接続するように表電極4を形
成するように構成してもよい。
ト、強化ガラスを順次重ね合わせて、真空排気を行いな
がら加熱することにより、EVAシートからなる充填材
膜6、強化ガラスからなるガラス板7を形成することに
より、図1に示すような構造の太陽電池モジュールを得
ることができる。なお、太陽電池の下部側にも、樹脂お
よび防湿シートを重ね合わせるのが一般的であるが、図
では省略した。
膜を、n型拡散層2上に形成された第1の窒化シリコン
膜3aと、第1の窒化シリコン膜3a上に形成された第
1の窒化シリコン膜3aの屈折率より小さい第2の窒化
シリコン膜3bとからなるように構成している。このた
め、反射防止膜の表面反射を大幅に低減し透過率を向上
させることができ、反射防止膜の最適化を行って反射特
性を向上させることができる。特に、出力電流を増加さ
せて、発電効率の高い太陽電池が実現することができ
る。従って、製品コストを低減することができるととも
に、狭い面積でも所望の電力を得ることができる。
形態2と比較例における太陽電池の基本特性を比較する
図である。図4において、Vocは開放電圧を示し、J
scは短絡電流を示し、F.Fは曲線因子を示し、Ef
fは太陽電池の効率を示す。Eff=Voc*Jsc*
F.Fの関係があり、各パラメータは、太陽電池の基本
特性を表すパラメータである。太陽電池の効率は、10
0mW/cm2の照射光に対して、どれだけの電力を得ること
ができるかを表す。
0オングストロームの単層の窒化シリコン膜を有する太
陽電池を形成した資料である。比較例1は、反射防止膜
として上記単層の窒化シリコン膜を形成した以外は上記
実施の形態1と同様な構成とする。実施の形態2におけ
る本発明1は、屈折率が2.2で膜厚が400オングス
トロームの第1の窒化シリコン膜と屈折率が2.0で膜
厚が400オングストロームの第2の窒化シリコン膜と
からなる反射防止膜を有する太陽電池を形成した試料で
ある。
が2.2で膜厚が300オングストロームの第1の窒化
シリコン膜と屈折率が2.0で膜厚が500オングスト
ロームの第2の窒化シリコン膜とからなる反射防止膜を
有する太陽電池を形成した試料である。また、実施の形
態2における本発明3は、屈折率が2.2で膜厚が50
0オングストロームの第1の窒化シリコン膜と屈折率が
2.0で膜厚が300オングストロームの第2の窒化シ
リコン膜とからなる反射防止膜を有する試料である。
施の形態1と同様な方法で形成しており、反射防止膜以
外の構成も実施の形態1と同様である。本発明1〜3
は、反射防止膜が単層の比較例と比較して、何れのもの
も電流値が大きくなっており、透過率が高く反射率が低
減して、反射特性が向上していることが判る。
形態3と比較例における太陽電池の基本特性を比較する
図である。比較例は、屈折率が2.0で膜厚が650オ
ングストロームの第1の窒化シリコン膜と屈折率が2.
2で膜厚が200オングストロームの第2の窒化シリコ
ン膜とからなる反射防止膜を有する太陽電池を形成した
試料である。比較例は、上記反射防止膜以外は上記実施
の形態1と同様な構成とする。比較例では、屈折率が第
1の窒化シリコン膜の方が第2の窒化シリコン膜よりも
小さくなっている。
2.2で膜厚が200オングストロームの第1の窒化シ
リコン膜と屈折率が2.0で膜厚が650オングストロ
ームの第2の窒化シリコン膜とからなる反射防止膜を有
する太陽電池を形成した試料である。本発明は、反射防
止膜を前述した実施の形態1と同様な方法で形成してお
り、反射防止膜以外の構成も実施の形態1と同様であ
る。屈折率が第2の窒化シリコン膜の方が第1の窒化シ
リコン膜よりも小さい本発明は、屈折率が第1の窒化シ
リコン膜の方が第2の窒化シリコン膜よりも小さくなっ
ている比較例と比較して、電流値が大きくなっており、
透過率が高く反射率が低減して、反射特性が向上してい
ることが判る。
形態4と比較例における反射防止膜の膜厚と光電流の関
係を比較した図である。ここでは、シリコン太陽電池の
電流を指標に、薄膜光学計算による反射防止膜の最適化
を試みている。分光反射率は、シリコン基板および窒化
シリコン膜の分光屈折率および分光消光係数を考慮して
計算している。分光屈折率は、光の各波長に対応した屈
折率を意味し、分光消光係数は、光の各波長に対応した
消光係数を意味する。
分光内部量子効率を基準にして、AM(エアマス)1.
5の太陽光スペクトルのもとで、計算で得られた分光反
射率から光電流の期待値を試算した。ここで、分光内部
量子効率は、光の各波長に対応した内部量子効率を意味
する。内部量子効率は、太陽電池の特性を表すもので、
1つのフォトンが太陽電池に入射したときに、取り出せ
る電子の割合を示す。
ガラスを積層した太陽電池モジュール構造としている。
屈折率は、EVAを1.49とし、ガラスを1.52と
して、それぞれの光吸収も考慮した。上記仮定をもと
に、屈折率が2.2の単層の窒化シリコン膜でその膜厚
をパラメータとする比較例と、第1の窒化シリコン膜の
屈折率を2.2で膜厚を400オングストロームとし、
第2の窒化シリコン膜の屈折率を2.0とし、その膜厚
をパラメータとする本発明において、得られた計算結
果、即ち反射防止膜の膜厚と光電流の関係が図6であ
る。
膜とも400オングストロームの反射防止膜が800オ
ングストロームである本発明は、最適点となり、その最
適値を1として規格化した電流値を縦軸にとる。図6よ
り、第1、第2の窒化シリコン膜のそれぞれの厚さを合
計した反射防止膜の膜厚が、600〜1000オングス
トロームの範囲にある本発明は、太陽電池の特性におい
て、反射防止膜が単層構造の比較例と比較して、光電流
の値が大きく、反射特性が優れていることが判る。
子に適用した好適の態様の場合を例示して説明したが、
本発明は太陽電池のみに限定されるものではなく、多岐
に亘る各種半導体装置に適用させることができ、例え
ば、フォトダイオード等の受光素子に適用しても有効で
ある。
射防止膜が形成された半導体装置において、前記反射防
止膜を、前記半導体基板上に形成された第1の窒化シリ
コン膜と、前記第1の窒化シリコン膜上に形成された前
記第1の窒化シリコン膜の屈折率より小さい第2の窒化
シリコン膜とからなるように構成することにより、反射
防止膜の表面反射を大幅に低減し透過率を向上させるこ
とができ、反射特性を向上させることができる。特に、
例えば、太陽電池に適用した場合、出力電流を増加させ
て、発電効率の高いデバイスが実現することができる。
従って、製品コストを低減することができるとともに、
狭い面積でも所望の電力を得ることができる。
化シリコン膜の屈折率を、2.1以上2.3以下の範囲
で構成することにより、屈折率を2.1以上にすること
で第2の窒化シリコン膜との屈折率差を保つことがで
き、屈折率を2.3以下にすることで透過率を向上させ
光吸収を低減することができるので、反射特性に優れた
反射防止膜を得ることができる。
化シリコン膜の屈折率を、1.9以上2.1以下の範囲
で構成することにより、屈折率を2.1以下にすること
で第1の窒化シリコン膜との屈折率差を保つことがで
き、屈折率を1.9以上にすることで反射特性に優れた
反射防止膜を得ることができる。
化シリコン膜の厚さを、200オングストローム以上8
00オングストローム以下の範囲で構成することによ
り、反射特性に優れた反射防止膜を得ることができる。
化シリコン膜の厚さを、200オングストローム以上8
00オングストローム以下の範囲で構成することによ
り、反射特性に優れた反射防止膜を得ることができる。
の窒化シリコン膜を合わせた厚さは、600オングスト
ローム以上1000オングストローム以下の範囲で構成
することにより、反射特性に非常に優れた反射防止膜を
得ることができる。
置の構造を示す断面図である。
ある。
ある。
太陽電池の基本特性を比較する図である。
太陽電池の基本特性を比較する図である。
反射防止膜の膜厚と光電流の関係を比較した図である。
シリコン膜、3b 第2の窒化シリコン膜、4 表電
極、5 裏電極、6 充填材膜、7 ガラス膜。
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板の主面に反射防止膜が形成さ
れた半導体装置において、前記反射防止膜は、前記半導
体基板上に形成された第1の窒化シリコン膜と、前記第
1の窒化シリコン膜上に形成された前記第1の窒化シリ
コン膜の屈折率より小さい第2の窒化シリコン膜とから
なることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、
前記第1の窒化シリコン膜の屈折率は、2.1以上2.
3以下の範囲であることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1乃至2に記載の半導体装置にお
いて、前記第2の窒化シリコン膜の屈折率は、1.9以
上2.1以下の範囲であることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の半導体装置において、
前記第1の窒化シリコン膜の厚さは、200オングスト
ローム以上800オングストローム以下の範囲であるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載の半導体装置において、
前記第2の窒化シリコン膜の厚さは、200オングスト
ローム以上800オングストローム以下の範囲であるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】 請求項4乃至5に記載の半導体装置にお
いて、前記第1、第2の窒化シリコン膜を合わせた厚さ
は、600オングストローム以上1000オングストロ
ーム以下の範囲であることを特徴とする半導体装置。
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