JP2002255149A - 段ボール製トレー - Google Patents

段ボール製トレー

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JP2002255149A
JP2002255149A JP2001056626A JP2001056626A JP2002255149A JP 2002255149 A JP2002255149 A JP 2002255149A JP 2001056626 A JP2001056626 A JP 2001056626A JP 2001056626 A JP2001056626 A JP 2001056626A JP 2002255149 A JP2002255149 A JP 2002255149A
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達夫 笹崎
Toshihiro Haruta
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の材料で組み立てられる段ボール製トレ
ーを提供する。 【解決手段】 底板1の周縁から各一対の側壁2及び端
壁3を起立させ、端壁3の上縁から桟板4を延出し、こ
の桟板4と側壁2とを係合させて、側壁2と端壁3の起
立状態を維持する段ボール製トレーにおいて、側壁2を
一重とし、その上縁に桟板4の両端部を載せ、側壁2に
突設した係止片6を罫線7に沿って屈曲させつつ、桟板
4に設けた鉤型の差込穴8に差し込んだ後、係止片6の
屈曲を元に戻す。側壁2が一重であることから、材料の
使用量を削減でき、係止片6が差込穴8に差し込まれて
抜け止めされるので、確実に保形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、農産物の運搬・
保管等に使用する段ボール製トレーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の段ボール製トレーとし
て、図10に示すようなものが使用されている。このト
レーは、底板50の周縁から各一対の側壁51及び端壁
52を起立させ、端壁52の上縁から桟板53を延出
し、この桟板53と側壁51とを係合させて側壁51と
端壁52の起立状態を維持するものである。
【0003】このトレーでは、側壁51が外側板54に
頂板55及び内側板56を連設した二重構造となってお
り、端壁52の内面には、外側板54及び内側板56の
両側縁から延出された折曲片57,58が重ねられ、桟
板53の先端部両側縁に突設した係止片59を頂板55
の差込穴60に差し込むことにより、側壁51と端壁5
2とを係合させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなトレーでは、側壁51が二重となっていることか
ら、材料となる用紙の使用量が多いという問題がある。
【0005】そこで、この発明は、少量の材料で組み立
てられる段ボール製トレーを提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、底板の周縁から各一対の側壁及
び端壁を起立させ、端壁の上縁から桟板を延出し、この
桟板と側壁とを係合させて、側壁と端壁の起立状態を維
持する段ボール製トレーにおいて、前記側壁を一重とし
て、その上縁に前記桟板の両端部を載せ、前記側壁又は
その延長部に突設した係止片を、前記桟板に設けた差込
穴に差し込んだのである。
【0007】このようなトレーでは、側壁が一重である
ことから、材料の使用量を従来のものより削減でき、桟
板を側壁に載せてその差込穴に係止片を差し込むので、
確実に保形され、桟板が落ち込むこともない。
【0008】また、前記差込穴を鉤型に屈曲させ、この
差込穴に前記係止片を屈曲させつつ差し込んだ後、係止
片の屈曲を元に戻すと、係止片が差込穴から抜けること
がなく、側壁と端壁の係合が確実に維持される。
【0009】また、前記端壁との稜部に位置する差込穴
を桟板の先端側へ切り込み、その切込縁の中央部に膨出
片を設けると、桟板がやや起き上がった状態で、膨出片
の係止片への当接により保持されるので、農産物の収納
や取り出しが容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の第1実施形態を図1乃
至図4に基づいて説明する。
【0011】このトレーは、図1に示すブランクから成
り、このブランクでは、底板1の周縁に各一対の側壁2
及び端壁3が連設され、端壁3の外縁には桟板4が、側
壁2の両側縁には折曲片5がそれぞれ連設されている。
【0012】側壁2の外縁両側部には係止片6が突設さ
れ、この係止片6には、折曲用の罫線7が設けられてい
る。桟板4の両端部には差込穴8が設けられ、この差込
穴8は鉤型に屈曲している。
【0013】底板1の各隅部には、段積み時の積みずれ
防止のため、下段側トレーの係止片6が差し込まれる係
合穴9が設けられ、端壁3には、運搬用の取手穴10が
設けられている。
【0014】このようなブランクをトレーに組み立てる
には、図2及び図3に示すように、底板1から側壁2及
び端壁3を起立させ、端壁3の内面に折曲片5を重ね、
桟板4を内側へ折り曲げる。
【0015】そして、係止片6を罫線7に沿って屈曲さ
せつつ差込穴8に差し込んだ後、その屈曲を元に戻す
と、図3に示すように、係止片6が差込穴8から抜ける
ことがなく、側壁2と端壁3の係合が確実に維持され
る。
【0016】このように組み立てたトレーでは、桟板4
の両端部が側壁2の上縁に載り、係止片6が差込穴8に
差し込まれているので、材料にAフルート等の厚手の段
ボールを用いると、側壁2が一重であっても桟板4が落
ち込むことがなく、保形性を維持しつつ、材料の使用量
を削減できる。
【0017】また、厚手の段ボールを用いた場合、係止
片6を差込穴8から抜け止めする突起等の形成が難しい
が、このようなものも不要となる。
【0018】さらに、このトレーでは、桟板4が側壁2
より外方に突出しているので、桟板4の落ち込みがより
確実に防止され、差込穴8を形成した桟板4の両端部に
おける亀裂の発生も防止される。
【0019】ここで、桟板4の突出量は、運搬時の取扱
性を考慮すると、8mm以下とするのが適当である。
【0020】次に、この発明の第2実施形態を図5及び
図6に基づいて説明する。
【0021】このトレーの図5に示すブランクでは、折
曲片5の先端部に係止片6が設けられ、差込穴8は桟板
4の基端中央部において、端壁3との稜線から桟板4の
先端側へ切れ込み、その切込縁の中央部には膨出片11
が設けられている。
【0022】このようなブランクを、図6に示すよう
に、折曲片5を突き合わせて、その係止片6を1つの差
込穴8に差し込んで組み立てると、図7に示すように、
桟板4がやや起き上がった状態となるので、農産物の収
納や取り出しを容易に行うことができる。
【0023】このとき、膨出片11が係止片6に当接し
て、桟板4の起立角度が制限されるので、係止片6が差
込穴8から抜け出すこともない。
【0024】また、係止片6は、段目が縦方向に向いて
おり、その外側には差込穴8から抜け出した抜出片12
が重なるので、段積み時にも潰れにくい。
【0025】そして、段積み時には、桟板4が上段側の
トレーで押し下げられて側壁2に載るので、安定して積
み上げることができる。
【0026】なお、このトレーを解体する際には、桟板
4を直立するまで起こせば、係止片6を差込穴8から抜
くことができるので、側壁2と端壁3の係合を解除し
て、扁平なブランクに戻すことができる。
【0027】次に、この発明の第3実施形態を図8及び
図9に基づいて説明する。
【0028】このトレーの図8に示すブランクでは、折
曲片5の基端部に係止片6が突設され、係止片6には折
曲用の罫線7が設けられている。差込穴8は鉤型に屈曲
し、端壁3との稜線に沿って桟板4の両端部に位置して
いる。
【0029】このブランクを、図9に示す形状に組み立
てる際には、係止片6を罫線7に沿って屈曲させつつ差
込穴8に差し込み、その後、係止片6の屈曲を元に戻す
ことにより、係止片6を差込穴8から抜け止めする。
【0030】このようなトレーでも、桟板4がある程度
の角度まで起き上がるので、農産物を容易に収納でき、
また、取り出すことができる。
【0031】このとき、桟板4の起立角度が45°程度
であれば、係止片6の先端部が桟板4に押し上げられて
破断することもない。
【0032】なお、この実施形態では、材料として厚手
であるAフルートの段ボールを用いたことから、組み立
ての便を考慮して、桟板4を切目を介して分割したが、
Bフルート等の通常以下の厚さの段ボールを使用する際
には、桟板4が比較的撓みやすいので、桟板4を押し付
けるだけでも、係止片6を差込穴8に挿入することがで
き、桟板4を分割しなくても組み立てられる。
【0033】この場合、折曲片5の先端寄りに係止片6
を設け、差込穴8を端壁3との稜線に沿って桟板4の中
央寄りに近接させて設けてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る段ボール
製トレーでは、一重とした側壁に桟板を載せて、その差
込穴に側壁に突設した係止片を差し込むので、材料の使
用量を従来のものより削減しつつ、保形性を確保するこ
とができる。
【0035】また、係止片を端壁との稜部に位置する差
込穴に差し込むと、桟板がやや起き上がった状態とな
り、農産物の収納や取り出しが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】同上の組立状態を示す斜視図
【図4】同上の要部拡大平面図
【図5】この発明の第2実施形態のブランクを示す図
【図6】同上の組立状態を示す斜視図
【図7】同上の要部拡大縦断側面図
【図8】この発明の第3実施形態のブランクを示す図
【図9】同上の組立状態を示す斜視図
【図10】従来の段ボール製トレーを示す斜視図
【符号の説明】
1 底板 2 側壁 3 端壁 4 桟板 5 折曲片 6 係止片 7 罫線 8 差込穴 9 係合穴 10 取手穴 11 膨出部 12 抜出片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板1の周縁から各一対の側壁2及び端
    壁3を起立させ、端壁3の上縁から桟板4を延出し、こ
    の桟板4と側壁2とを係合させて、側壁2と端壁3の起
    立状態を維持する段ボール製トレーにおいて、前記側壁
    2を一重として、その上縁に前記桟板4の両端部を載
    せ、前記側壁2又はその延長部に突設した係止片6を、
    前記桟板4に設けた差込穴8に差し込んだことを特徴と
    する段ボール製トレー。
  2. 【請求項2】 前記差込穴8を鉤型に屈曲させ、この差
    込穴8に前記係止片6を屈曲させつつ差し込んだ後、係
    止片6の屈曲を元に戻したことを特徴とする請求項1に
    記載の段ボール製トレー。
  3. 【請求項3】 前記端壁3との稜部に位置する差込穴8
    を桟板4の先端側へ切り込み、その切込縁の中央部に膨
    出片11を設けたことを特徴とする請求項1に記載の段
    ボール製トレー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111176A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Rengo Co Ltd 厚紙製トレー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758010A (en) * 1980-09-26 1982-04-07 Nippon Gakki Seizo Kk Gas burner
JPH01164128A (ja) * 1987-12-21 1989-06-28 Toshiba Corp ビット変換回路
JPH09254963A (ja) * 1996-03-21 1997-09-30 Sony Corp 段ボール構造体のロック方法

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