JPH11245934A - 段ボール製スペーサ - Google Patents
段ボール製スペーサInfo
- Publication number
- JPH11245934A JPH11245934A JP10053195A JP5319598A JPH11245934A JP H11245934 A JPH11245934 A JP H11245934A JP 10053195 A JP10053195 A JP 10053195A JP 5319598 A JP5319598 A JP 5319598A JP H11245934 A JPH11245934 A JP H11245934A
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- JP
- Japan
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- cut
- piece
- flat
- spacer
- raised
- Prior art date
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- Pending
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- Cartons (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外箱の変形を防止する段ボール製スペーサを
扁平な状態から迅速に組立可能とする。 【解決手段】 各一対の平面板1、1及び側面板2、2
を交互に連設してその開放側縁同士を繋ぎ合わせ、一方
の平面板1に段目方向に延びる切起し片3と段目に直交
する方向に延びる切起し片4とを形成し、各切起し片
3、4の先端に突片5を、他方の平面板1に係合孔6を
それぞれ設け、切起し片3、4及び両側面板2、2が伏
倒した扁平状態からこれらを起立させ、突片5と係合孔
6とを係合させることにより組み立てるようにする。
扁平な状態から迅速に組立可能とする。 【解決手段】 各一対の平面板1、1及び側面板2、2
を交互に連設してその開放側縁同士を繋ぎ合わせ、一方
の平面板1に段目方向に延びる切起し片3と段目に直交
する方向に延びる切起し片4とを形成し、各切起し片
3、4の先端に突片5を、他方の平面板1に係合孔6を
それぞれ設け、切起し片3、4及び両側面板2、2が伏
倒した扁平状態からこれらを起立させ、突片5と係合孔
6とを係合させることにより組み立てるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大きさや形状の
異なる複数の物品を同梱する際に、隙間を埋めて外箱の
変形を防止する段ボール製スペーサに関するものであ
る。
異なる複数の物品を同梱する際に、隙間を埋めて外箱の
変形を防止する段ボール製スペーサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の段ボール製スペーサとして、図
10に示すブランクを図11に示すような形状に組み立
てたものが使用されている。このスペーサは、基板50
の両側縁に側面板51、分割板52及び突合板53を順
次連設すると共に、基板50に全幅に亘って一対の切起
し片54を形成し、突合板53の先端縁に各切起し片5
4に対応する切込55を、切起し片54の中央部に切込
56をそれぞれ設け、基板50に対して側面板51、分
割板52及び突合板53を巻き込み、切起し片54を分
割板52へ向けて折り曲げ、切込55、56を係合させ
た構成とされている。
10に示すブランクを図11に示すような形状に組み立
てたものが使用されている。このスペーサは、基板50
の両側縁に側面板51、分割板52及び突合板53を順
次連設すると共に、基板50に全幅に亘って一対の切起
し片54を形成し、突合板53の先端縁に各切起し片5
4に対応する切込55を、切起し片54の中央部に切込
56をそれぞれ設け、基板50に対して側面板51、分
割板52及び突合板53を巻き込み、切起し片54を分
割板52へ向けて折り曲げ、切込55、56を係合させ
た構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成のスペーサは、図示のように高さが低い場合、側
面板51及び突合板53を連接する部材に対して折り曲
げにくく、組み立てに手間を要する。このため、梱包作
業の能率を確保するには、予め組み立てた状態で梱包作
業場所へ配送しなければならず、輸送や保管にコストが
かかる。
な構成のスペーサは、図示のように高さが低い場合、側
面板51及び突合板53を連接する部材に対して折り曲
げにくく、組み立てに手間を要する。このため、梱包作
業の能率を確保するには、予め組み立てた状態で梱包作
業場所へ配送しなければならず、輸送や保管にコストが
かかる。
【0004】そこで、この発明は、扁平な状態で配送で
き、その状態から迅速に組み立てられ、組立状態で外箱
の変形を確実に防止できる段ボール製スペーサを提供し
ようとするものである。
き、その状態から迅速に組み立てられ、組立状態で外箱
の変形を確実に防止できる段ボール製スペーサを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明では、各一対の平面板及び側面板を交互に
連設してその開放側縁同士を繋ぎ合わせ、一方の平面板
に切起し片を形成し、各切起し片の先端に突片を、他方
の平面板に係合孔をそれぞれ設け、切起し片及び両側面
板が伏倒した扁平状態からこれらを起立させ、突片と係
合孔とを係合させることにより迅速に組み立てられるよ
うにしたのである。
め、この発明では、各一対の平面板及び側面板を交互に
連設してその開放側縁同士を繋ぎ合わせ、一方の平面板
に切起し片を形成し、各切起し片の先端に突片を、他方
の平面板に係合孔をそれぞれ設け、切起し片及び両側面
板が伏倒した扁平状態からこれらを起立させ、突片と係
合孔とを係合させることにより迅速に組み立てられるよ
うにしたのである。
【0006】また、組立状態で確実に保形し、十分な圧
縮強度を得るため、前記切起し片として、段目方向に延
びるものと、段目に直交する方向に延びるものとを設け
たのである。なお、前記切起し片として、段目に対して
斜め方向に延びるものを設けてもよい。
縮強度を得るため、前記切起し片として、段目方向に延
びるものと、段目に直交する方向に延びるものとを設け
たのである。なお、前記切起し片として、段目に対して
斜め方向に延びるものを設けてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係るスペーサ
の第1実施形態のブランクを示す。この図において、各
一対の平面板1、1及び側面板2、2が交互に連設さ
れ、一方の平面板1には、段目方向に延びる4個の切起
し片3と、段目に直交する方向に延びる2個の切起し片
4とが形成されている。切起し片3、4の先端には突片
5が設けられ、他方の平面板には突片5に対応する係合
孔6が設けられている。また、他方の平面板1の開放側
縁には継代片7が連設されている。
の第1実施形態のブランクを示す。この図において、各
一対の平面板1、1及び側面板2、2が交互に連設さ
れ、一方の平面板1には、段目方向に延びる4個の切起
し片3と、段目に直交する方向に延びる2個の切起し片
4とが形成されている。切起し片3、4の先端には突片
5が設けられ、他方の平面板には突片5に対応する係合
孔6が設けられている。また、他方の平面板1の開放側
縁には継代片7が連設されている。
【0008】このスペーサは、図2に示すように、上記
ブランクを二つ折りにして継代片7を反対側の側面板2
に貼り付けた状態で梱包作業場所へ配送する。このよう
に、扁平な状態で配送できるので、スペーサの輸送や保
管に要するコストを削減できる。
ブランクを二つ折りにして継代片7を反対側の側面板2
に貼り付けた状態で梱包作業場所へ配送する。このよう
に、扁平な状態で配送できるので、スペーサの輸送や保
管に要するコストを削減できる。
【0009】そして、図3及び図4に示すように、両側
面板2、2及び切起し片3、4を起立させ、突片5と係
合孔6とを係合させると完成する。このように、迅速に
組み立てられるので、梱包作業を効率よく行うことがで
きる。
面板2、2及び切起し片3、4を起立させ、突片5と係
合孔6とを係合させると完成する。このように、迅速に
組み立てられるので、梱包作業を効率よく行うことがで
きる。
【0010】ここで、強度に優れた段目方向に延びる切
起し片3は、圧縮力による平面板1の撓みを防止し、段
目に直交する切起し片4は、側面板2の揺動を防止して
スペーサを確実に保形する。
起し片3は、圧縮力による平面板1の撓みを防止し、段
目に直交する切起し片4は、側面板2の揺動を防止して
スペーサを確実に保形する。
【0011】いま、上記のように組み立てたスペーサS
を使用して、図5乃至図7に示すように、洗濯洗剤入り
の紙箱8、住宅洗剤入りのスプレーノズル付きボトル
9、漂白剤入りのボトル10及び柔軟仕上げ材入りのボ
トル11を梱包するには、これらを外箱12に収納し、
背が低い紙箱8上にスペーサSを載置し、紙箱8とボト
ル9、10、11との高さの差により生じる隙間を埋め
て梱包状態を安定させ、圧縮荷重による外箱12の天面
や稜部、角部等の潰れを防止する。
を使用して、図5乃至図7に示すように、洗濯洗剤入り
の紙箱8、住宅洗剤入りのスプレーノズル付きボトル
9、漂白剤入りのボトル10及び柔軟仕上げ材入りのボ
トル11を梱包するには、これらを外箱12に収納し、
背が低い紙箱8上にスペーサSを載置し、紙箱8とボト
ル9、10、11との高さの差により生じる隙間を埋め
て梱包状態を安定させ、圧縮荷重による外箱12の天面
や稜部、角部等の潰れを防止する。
【0012】また、この発明に係るスペーサの第2実施
形態のブランクを図8に、その組立状態を図9に示す。
このスペーサは、上記第1実施形態の切起し片3、4に
代えて、一方の平面板1に段目に対して斜め方向に延び
る2個の切起し片13を設け、他方の平面板1に切起し
片13の先端の突片14が係合する係合孔15を形成し
たものである。
形態のブランクを図8に、その組立状態を図9に示す。
このスペーサは、上記第1実施形態の切起し片3、4に
代えて、一方の平面板1に段目に対して斜め方向に延び
る2個の切起し片13を設け、他方の平面板1に切起し
片13の先端の突片14が係合する係合孔15を形成し
たものである。
【0013】このスペーサでは、切起し片13が平面板
1に作用する圧縮力に対抗し、かつ側面板2の揺動を防
止して、スペーサを組立状態で保形する。
1に作用する圧縮力に対抗し、かつ側面板2の揺動を防
止して、スペーサを組立状態で保形する。
【0014】なお、図示のように、組立状態において、
切起し片13の一側縁が側面板2に当接するようにして
おくと、スペーサはより確実に保形され、圧縮強度に優
れたものとなる。
切起し片13の一側縁が側面板2に当接するようにして
おくと、スペーサはより確実に保形され、圧縮強度に優
れたものとなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るス
ペーサは、各一対の平面板及び側面板を交互に連設して
その開放側縁同士を繋ぎ合わせ、一方の平面板に切起し
片を形成し、各切起し片の先端に突片を、他方の平面板
に係合孔をそれぞれ設けた構成としたので、切起し片及
び両側面板が伏倒した扁平状態からこれらを起立させ、
突片と係合孔とを係合させることにより迅速に組み立て
ることができ、梱包作業を効率よく行うことができる。
ペーサは、各一対の平面板及び側面板を交互に連設して
その開放側縁同士を繋ぎ合わせ、一方の平面板に切起し
片を形成し、各切起し片の先端に突片を、他方の平面板
に係合孔をそれぞれ設けた構成としたので、切起し片及
び両側面板が伏倒した扁平状態からこれらを起立させ、
突片と係合孔とを係合させることにより迅速に組み立て
ることができ、梱包作業を効率よく行うことができる。
【0016】また、前記切起し片として、段目方向に延
びるものと、段目に直交する方向に延びるものとを設
け、或いは段目に対して斜め方向に延びるものを設けた
ので、組立状態で確実に保形され、圧縮強度に優れたも
のとなり、外箱の変形が防止される。
びるものと、段目に直交する方向に延びるものとを設
け、或いは段目に対して斜め方向に延びるものを設けた
ので、組立状態で確実に保形され、圧縮強度に優れたも
のとなり、外箱の変形が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスペーサの第1実施形態のブラ
ンクを示す図
ンクを示す図
【図2】同上の扁平状態を示す斜視図
【図3】同上の組立過程を示す斜視図
【図4】同上の組立状態を示す斜視図
【図5】同上の使用例を示す斜視図
【図6】同上の梱包状態の縦断正面図
【図7】同上の梱包状態の縦断側面図
【図8】この発明に係るスペーサの第2実施形態のブラ
ンクを示す図
ンクを示す図
【図9】同上の組立状態を示す斜視図
【図10】従来のスペーサのブランクを示す図
【図11】同上の組立状態を示す斜視図
S スペーサ 1 平面板 2 側面板 3、4、13 切起し片 5、14 突片 6、15 係合孔
Claims (2)
- 【請求項1】 各一対の平面板及び側面板を角筒状に連
設し、一方の平面板に切起し片を形成し、この切起し片
を他方の平面板へ向けて折り曲げ、各切起し片の先端に
設けた突片を、他方の平面板に設けた係合孔に係合させ
た段ボール製スペーサにおいて、前記切起し片として、
段目方向に延びるものと、段目に直交する方向に延びる
ものとを設けたことを特徴とする段ボール製スペーサ。 - 【請求項2】 各一対の平面板及び側面板を角筒状に連
設し、一方の平面板に切起し片を形成し、この切起し片
を他方の平面板へ向けて折り曲げ、各切起し片の先端に
設けた突片を、他方の平面板に設けた係合孔に係合させ
た段ボール製スペーサにおいて、前記切起し片として、
段目に対して斜め方向に延びるものを設けたことを特徴
とする段ボール製スペーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10053195A JPH11245934A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 段ボール製スペーサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10053195A JPH11245934A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 段ボール製スペーサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11245934A true JPH11245934A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12936100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10053195A Pending JPH11245934A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 段ボール製スペーサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11245934A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010195426A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Kyocera Mita Corp | 保護部材 |
KR101124703B1 (ko) * | 2009-01-30 | 2012-03-19 | 이봉재 | 과일포장박스 |
JP2018167851A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 三菱電機株式会社 | 包装材 |
KR20220142788A (ko) * | 2021-04-15 | 2022-10-24 | 주식회사 한국인삼공사 | 완충 패드 및 이를 포함하는 포장 상자 |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP10053195A patent/JPH11245934A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101124703B1 (ko) * | 2009-01-30 | 2012-03-19 | 이봉재 | 과일포장박스 |
JP2010195426A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Kyocera Mita Corp | 保護部材 |
JP2018167851A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 三菱電機株式会社 | 包装材 |
KR20220142788A (ko) * | 2021-04-15 | 2022-10-24 | 주식회사 한국인삼공사 | 완충 패드 및 이를 포함하는 포장 상자 |
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