JP2005015009A - 組立紙器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の組立紙器を上下に積層した場合に、連結部分が外部から目視可能で位置合わせが容易な組立紙器を提供する。
【解決手段】上部中央に突出片3aを設けた凸状の側面部3の外面に沿って1対の側面補強部7、7を平行に取り付け、1対の側面補強部7、7間の凹部3bに突出片3aを挿着して連結するように形成し、複数の組立紙器を上下に積層する場合に、1対の側面補強部7、7間の凹部3bと突出片3aによる連結部分が外部から目視可能とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜や果物を収納して積み重ね、トラック輸送や店頭展示、販売などに使用される組立式の包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
包装容器の上下の所定位置に互いに連結可能な連結構造を設けて、野菜や果物を収納して複数個をずれないように積み重ねて積載可能な組立式の包装容器が知られている(例えば、特許文献1、図7参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−128055号公報
【0004】
この特許文献1に記載の包装容器は、矩形の底面部の対向する一方の1対の辺に内側面部と外側面部とを重合させて側面部を形成し、他方の1対の辺に連設した端面部を直立させるとともに、補強用の端面部を水平に折曲して左右の端部の差込部を前記側面部の溝に差し込むようにした構成である。そして、上下連結部としての連結用起立片7Aと連結用受溝7Bを設けたものにあっては、包装容器を上下に積層した場合、下方に位置する包装容器の連結用起立片が上方に位置する包装容器の連結用受溝に差し込まれた状態となるので、確実な積層状態を保持できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の組立式の包装容器の場合、連結用起立片と連結用受溝は外部から目視できない。そのため、包装容器の積載作業は、連結部分の位置合わせが難しく改善が望まれていた。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は複数の組立紙器を上下に積層した場合に、連結部分が外部から目視可能で位置合わせが容易な組立紙器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は次のような構成である。即ち、請求項1に記載された発明は、矩形な底面部の一方の対向する2辺に2つの係合孔を設け、該2辺に延接して上部中央に突出片を設けた凸状の側面部が構成され、他方の対向する2辺に端面部及び端面部の上端縁に上面補強部が構成され、上面補強部の左右の端縁に側面補強部及び該側面補強部の自由端に差込部が構成されたシート材を組み立てて形成される組立紙器であって、前記差込部は前記側面補強部に対して垂直に折曲され、前記内折込部は側面部に対して直角に折曲され、前記側面部、前記端面部は直角に折曲されて組み立てられ、前記上面補強部は水平状態に折曲され、前記側面補強部は前記各側面部の外面に沿って垂直に折曲され、前記差込部は係合孔に挿着されて前記各側面部の外面に1対の前記側面補強部が離反されて平行に取り付けられて形成されたことを特徴とする組立紙器である。
【0008】
また、請求項2に記載された発明は、上記の組立紙器において、底面部の対向する2辺に設けられる各係合孔は前記突出片の対向位置の外側に隣接して形成され、1対の前記側面補強部は前記各側面部の前記突出片の下側の領域に隣接して平行に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の組立紙器である。
【0009】
また、請求項3に記載された発明は、上記の組立紙器における端面部は上辺が下辺より長い台形状をした端面部であり前記矩形な底面部は各突出片間内に位置することを特徴とする請求項1記載の組立紙器である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例を示す組立紙器の斜視図、図2はシート材の展開状態の平面図、図3は差込部を直立するように折曲したシート材の展開状態の斜視図、図4は左右一対の側面部の内折込部を直立するように折曲したシート材の展開状態の斜視図、図5は左右一対の側面部の折曲状態の斜視図、図6は一方で1対の側面部と他方で1対の端面部とをそれぞれ折曲状態にして組み立てている状態の斜視図、図7は図6の組み立て状態において端面上縁部を水平状態に折曲した状態の斜視図、図8は本発明の組立紙器を2段に積み重ねた状態の斜視図、図9(a)は本発明の組立紙器を5段に積み重ねた状態の正面図、図9(b)は(a)のA−A線での拡大断面図である。
【0011】
本発明の組立紙器Sは、厚紙、段ボール紙などからなるシート材1を組み立ててなるものである。前記シート材1には、矩形の底面部2が中央に形成してあり、前記底面部2の一方の対向する2つの辺2a、2aには、2つの係合孔20、20が設けられている。そして、辺2aに延接して上部中央に突出片3aを設けた凸状の側面部3が外方向に連設され、各側面部3の左右の端縁には内折込部4が、それぞれ連設されている。なお、2つの係合孔20、20は辺2aにおいて、突出片3aの対向位置の外側に隣接した位置に形成されている。
【0012】
そして、前記底面部2の他方の対向する2つの辺2b、2bには、下辺2bの長さP1よりも上辺5aの長さP2がやや長い台形状の端面部5と、端面部5の上端縁(上辺5a)から外方向に上辺5aよりも短く細長い短冊状の上面補強部6がその順で連設され、また、上面補強6の左右の端縁には側面補強部7が連設されている。そして、各側面補強部7の自由端には差込部8を突設され、また、各端面部5には取っ手用の孔9が設けられている。
【0013】
前記シート材1によって本発明の組立紙器Sを組み立てるには、各側面補強部7の自由端に突設されている差込部8を垂直に折曲する。次に、各側面部3の左右の端縁に沿って、各内折込部4を略直角に内側に折曲する。そして、底面部2の対向する2つの辺2a、2aに沿って、各側面部3が垂直に、直立するように折曲する。次に、底面部2の他方の対向する2つの辺2b、2bに沿って、各端面部5が垂直に、直立するように折曲する。そして、各端面部5の上辺に沿って上面補強部6を水平状態に折曲げる。さらに、上面補強部6の左右の端縁に連設されている1対の側面補強部7、7を、各側面部3の外面に沿って垂直に折曲し、各側面補強部7の自由端に突設されている差込部8を係合孔20に外側から挿着し、1対の側面補強部7、7を各側面部3の外面に沿って平行に取り付けて組立紙器Sの組み立てが完了する。
【0014】
このように本発明の組立紙器Sは、シート材1を外側から内側に垂直に折曲することを連続することにより組み立てが完了するものであり、機械による自動的な組み立てが可能である。しかも、複数の組立紙器Sを上下に積層する場合には、各突出片3a、3aを各側面部3の外面に沿って平行に取り付けた1対の側面補強部7、7間の凹部3bに挿着して連結し、複数の組立紙器Sを上下に積層するが、1対の側面補強部7、7間の凹部3bと突出片3aによる連結部分は外部から目視可能であるため位置合わせが容易である。
【0015】
また、本発明の組立紙器Sは、底面部の対向する2辺に設けられる各係合孔は突出片の対向位置の外側に隣接して形成され、1対の側面補強部が各側面部の突出片の下側の領域に隣接して平行に取り付けられるから、図8、図9に示すように各突出片3a、3aを1対の側面補強部7、7間に挿着して複数の組立紙器Sを位置ずれすることなく上下に積層できる。
【0016】
また、本発明の組立紙器Sは、端面部が上辺が下辺より長い台形状をした端面部であって、矩形な底面部が各突出片間内に位置するように組立紙器Sを形成しているので、図9に示すように複数の組立紙器Sを上下に積層する際に、組立紙器間での突出片と側面との面同士の擦れが無く、複数の組立紙器Sの積み重ねや、積み下ろしが楽であり、野菜や果物を収納する組立紙器として、実用的価値の高いものである。
【0017】
なお、本発明の組立紙器Sの組立てでは、差込部を前記側面補強部に対して垂直に折曲する工程と、内折込部を側面部に対して直角に折曲する工程、側面部を直角に折曲する工程、端面部を直角に折曲する工程、上面補強部を水平状態に折曲する工程、側面補強部を各側面部の外面に沿って垂直に折曲する工程、差込部を係合孔に挿着して前記各側面部の外面に1対の前記側面補強部を離反して平行に取り付ける工程を有しているが、その組立ての順番を適宜に変更しても良く上記に説明した実施の形態に限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】
以上要するに、本発明は矩形な底面部の一方の対向する2辺に2つの係合孔を設け、該2辺に延接して上部中央に突出片を設けた凸状の側面部が構成され、他方の対向する2辺に端面部及び端面部の上端縁に上面補強部が構成され、上面補強部の左右の端縁に側面補強部及び該側面補強部の自由端に差込部が構成されたシート材を組み立てて形成される組立紙器であって、前記差込部は前記側面補強部に対して垂直に折曲され、前記内折込部は側面部に対して直角に折曲され、前記側面部、前記端面部は直角に折曲されて組み立てられ、前記上面補強部は水平状態に折曲され、前記側面補強部は前記各側面部の外面に沿って垂直に折曲され、前記差込部は係合孔に挿着されて前記各側面部の外面に1対の前記側面補強部が離反されて平行に取り付けられて形成されたことを特徴とするものであり、シート材を外側から内側に垂直に折曲することを連続することにより組み立てが完了するものであり、機械による自動的な組み立てが可能である。複数の組立紙器Sを上下に積層する場合には、各側面部の外面に沿って平行に取り付けた1対の側面補強部間の凹部に各突出片を挿着して連結するが、1対の側面補強部間の凹部と突出片による連結部分は外部から目視可能であるため位置合わせが容易である。
【0019】
また、底面部の対向する2辺に設けられる各係合孔は前記突出片の対向位置の外側に隣接して形成され、1対の前記側面補強部は前記各側面部の前記突出片の下側の領域に隣接して平行に取り付けられるから、各突出片を1対の側面補強部間に挿着して複数の組立紙器を位置ずれすることなく上下に積層できる。
【0020】
また、端面部が上辺が下辺より長い台形状をした端面部であって、矩形な底面部が各突出片間内に位置するように形成しているので、上下に積層する際に、組立紙器間での突出片と側面との面同士の擦れが無く、複数の組立紙器Sの積み重ねや、積み下ろしが楽であり、野菜や果物を収納する組立紙器として、実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す組立紙器の斜視図である。
【図2】シート材の展開状態の平面図である。
【図3】差込部を直立するように折曲したシート材の展開状態の斜視図である。
【図4】左右一対の側面部の内折込部を直立するように折曲したシート材の展開状態の斜視図である。
【図5】左右一対の側面部の折曲状態の斜視図である。
【図6】一方で1対の側面部と他方で1対の端面部とをそれぞれ折曲状態にして組み立てている状態の斜視図である。
【図7】図6の組み立て状態において端面上縁部を水平状態に折曲した状態の斜視図である。
【図8】本発明の組立紙器を2段に積み重ねた状態の斜視図である。
【図9】(a)は本発明の組立紙器を5段に積み重ねた状態の正面図である。(b)は(a)のA−A線での拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シート材
2 底面部
2a,2b 辺
3 側面部
3a 突出片
3b 凹部
4 内折込部
5 端面部
5a 上辺
6 上面補強部
7 側面補強部
8 差込部
9 孔
20 係合孔
S 組立紙器

Claims (3)

  1. 矩形な底面部の一方の対向する2辺に2つの係合孔を設け、該2辺に延接して上部中央に突出片を設けた凸状の側面部が構成され、他方の対向する2辺に端面部及び端面部の上端縁に上面補強部が構成され、上面補強部の左右の端縁に側面補強部及び該側面補強部の自由端に差込部が構成されたシート材を組み立てて形成される組立紙器であって、
    前記差込部は前記側面補強部に対して垂直に折曲され、前記内折込部は側面部に対して直角に折曲され、前記側面部、前記端面部は直角に折曲されて組み立てられ、前記上面補強部は水平状態に折曲され、前記側面補強部は前記各側面部の外面に沿って垂直に折曲され、前記差込部は係合孔に挿着されて前記各側面部の外面に1対の前記側面補強部が離反されて平行に取り付けられて形成されたことを特徴とする組立紙器。
  2. 底面部の対向する2辺に設けられる各係合孔は前記突出片の対向位置の外側に隣接して形成され、1対の前記側面補強部は前記各側面部の前記突出片の下側の領域に隣接して平行に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の組立紙器。
  3. 端面部は上辺が下辺より長い台形状をした端面部であり前記矩形な底面部は各突出片間内に位置することを特徴とする請求項1記載の組立紙器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7113993B1 (ja) 2022-02-18 2022-08-05 大王パッケージ株式会社 箱用シート

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