JP3172191U - パック収納用トレー - Google Patents

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友和 鈴木
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Abstract

【課題】パックを安定して宙吊り状態で支持でき、床や卓上に置いたままでも、パックを容易に取り出せるようにする。【解決手段】底壁1の周囲にそれぞれ対向する側壁2及び端壁3を連設し、側壁2を、底壁1に順次繋がる外側板4、頂板5及び内側板6から成る二重構造とし、頂板5から内側板6へかけて仕切柱部8を形成し、その下方に支持段部15を連設して、支持段部15にパックPのフランジを段部に載せると、パックPが宙吊り状態で支持されるようにしたパック収納用トレーにおいて、前記仕切柱部8の側方に、並行する切込7,9に挟まれた押込片部10を形成し、押込片部10の下部に谷折り及び山折りされる2本の折目線13,14を並行に入れて、その間に支持段部15を形成すると共に、押込片部10を内側板6から窪ませるようにする。【選択図】図3

Description

この考案は、いちごパック等の輸送に使用する段ボール製トレーに関する。
一般に、いちごパックを輸送する際には、段ボール製のトレーにパックを収納するが、このとき、パックをトレーの底壁上に直接置くと、輸送時の衝撃が緩和されることなくパックのいちごに作用して、いちごが傷みやすいという問題がある。
その対策として、下記特許文献1には、図6に示すように、パックPが宙吊り状態で支持されるようにした段ボール製トレーが提案されている。このトレーは、底壁51の周囲にそれぞれ対向する側壁52及び端壁53を連設し、各側壁52を、底壁51に順次繋がる外側板54、頂板55及び内側板56から成る二重構造としたものである。
側壁52の中間部には、頂板55から内側板56へかけて切込57が入れられ、その間に仕切柱部58が形成されている。内側板56の切込57は三角状とされ、その下部間に仕切柱部58の下端から両側方へ延びる支持段部59が形成されている。
支持段部59と内側板56及び仕切柱部58の境界には、それぞれ谷折り及び山折りされる折目線60,61が入れられ、その折り曲げに伴い、支持段部59は、仕切柱部58の下部と共に、内側板56から内側へ迫り出している。
内側板56の両側下部には支持片62が連設され、この支持片62は、トレーのコーナー部で先端が端壁53の内面に当接するように、斜めに折り曲げられている。底壁51には、台形状の切込による突上片63が2箇所に形成されている。
そして、このトレーにパックPを収納する際には、仕切柱部58を仕切として、トレー内の2つの区画にパックPを挿入し、パックPのフランジを、支持段部59及び支持片62に載せて、パックPを底壁51から浮き上がった状態に支持する。
また、トレーからパックPを取り出す際には、トレーを持ち上げた状態で、突上片63をトレーの底側から上方へ折り曲げて、パックPを押し上げる。
特開2011−131925号公報
しかしながら、上記のようなトレーでは、支持段部59がパックPの荷重等で撓みやすく、パックPが支持段部59から脱落して、宙吊り効果が得られなくなるおそれがある。
また、トレーを床や卓上に置いたままでパックPを取り出そうとして、パックPを持ち上げようとしても、小さな三角状の切込57には指を入れにくく、取り出しにくいという問題がある。
そこで、この考案は、パックを安定して宙吊り状態で支持でき、床や卓上に置いたままでも、パックを容易に取り出せるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この考案は、底壁の周囲にそれぞれ対向する側壁及び端壁を連設し、側壁を、底壁に順次繋がる外側板、頂板及び内側板から成る二重構造とし、頂板から内側板へかけて仕切柱部を形成し、その下方に支持段部を連設して、支持段部にパックのフランジを段部に載せると、パックが宙吊り状態で支持されるようにしたパック収納用トレーにおいて、前記仕切柱部の側方に、並行する切込に挟まれた押込片部を形成し、押込片部の下部に谷折り及び山折りされる2本の折目線を並行に入れて、その間に支持段部を形成すると共に、押込片部を内側板から窪ませるようにしたのである。
この考案に係るトレーでは、収納したパックの荷重が作用しても、押込片部の折り曲げにより形成された支持段部が撓みにくく、パックが確実に宙吊り状態に支持され、パック内のいちご等が保護される。
また、押込片部が内側板から窪んでいるので、パックを取り出す際、その窪んだ部分に指を入れ、パックのフランジに指を掛けることにより、パックを容易に持ち上げて、取り出すことができる。
この考案に係るパック収納用トレーのブランクを示す裏面図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の使用状態を示す斜視図 図3のIV―IV断面図 同上の仕切柱部及び押込片部付近を示す拡大平面図 従来のパック収納用トレーの使用状態を示す斜視図
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この段ボール製トレーは、図3に示すように、2個のいちごパックPを収納するものであり、図1に示すように、段ボールシートを打ち抜いたブランクから形成される。
このブランクでは、長方形状の底壁1の一対の長辺に側壁2が、他対の短辺に端壁3がそれぞれ連設され、側壁2は、底壁1から外側板4、頂板5及び内側板6を順次連設したものとされている。
側壁2の中間部には、頂板5から内側板6へかけて切込7が入れられ、その間に仕切柱部8が形成されている。仕切柱部8の両側方には、切込7の外側に並行する切込9が入れられ、切込7,9に挟まれた押込片部10が形成されている。
外側の切込9は、内側の切込7よりも内側板6の下方となる先端側へ延び、その先端間に折目線11が入れられ、仕切柱部8の下方となる端部には、折目線12が入れられている。押込片部10の下方となる端部には、折目線13,14が折目線11に対し順次接近する位置に並行して入れられ、その間に支持段部15が形成されている。
ここで、折目線11は、切目と折目とが断続するリード罫とされ、折目線13は、段ボールの表面側から入れた逆罫とされている。折目線12,14は、段ボールの裏面側から入れた通常の罫線とされている。リード罫及び逆罫は、段ボールを表面から見て谷となるように折り曲げる谷折りを可能とするものである。
内側板6の両側端の下方となる部分には、支持片16が逆罫を介して連設され、内側板6の先端には、2個の係止突起6aが連設されている。底壁1の外側板4との境界沿いには、係止突起6aに対応して係止穴1aが設けられている。
端壁3の両側には、折込片17が連設され、折込片17の上方となる端縁には、折り曲げにより折込片17の揺動を阻止して側壁2及び端壁3の起立状態を安定させる揺止片17aが連設されている。折込片17は、押込片部10との干渉を回避するため、部分的に切り欠かれている。
端壁3と折込片17の境界部分及び外側板4の外側部の上方となる端縁には、積上突起18となる部分が設けられ、底壁1のコーナー部分には、段積み時に積上突起18が挿入される積上穴19が形成されている。端壁3の上方となる端縁の中央部には、積ずれ防止用の突出部3aが設けられている。
このようなブランクを組み立てるには、図2に示すように、底壁1から端壁3を起立させ、折込片17を底壁1と外側板4の境界に沿って内側へ折り曲げ、揺止片17aを内側水平方向へ折り曲げる。
その後、図3及び図4に示すように、外側板4を起立させ、頂板5及び内側板6を順次内側へ折り曲げ、外側板4と内側板6の間に折込片17を挟み込む。
このとき、押込片部10を押し込むと、折目線11が谷折りとなり、折目線12が山折りとなって、仕切柱部8の下部が内側板6から内側へ迫り出し、折目線13が谷折りとなり、折目線14が山折りとなって、支持段部15が内側板6から内側へ水平に迫り出し、押込片部10の支持段部15より上方部分は、内側板6から窪んだ状態となる。
その後、支持片16を、トレーのコーナー部で先端が端壁3の内面に当接するように、斜めに折り曲げ、係止突起6aを係止穴1aに係合させると、トレーは保形される。この組み立てに際し、別途仕切材を挿入したり、パックPを宙吊り支持するための構造部分を組み立てる必要はない。
そして、パックPを収納する際には、仕切柱部8を仕切として、トレー内の2つの区画にパックPを挿入し、図4及び図5に示すように、パックPのフランジを、支持段部15及び支持片16に載せて、パックPを底壁1から浮き上がった状態に支持する。
上記のようなトレーでは、収納したパックPの荷重が作用しても、押込片部10の折り曲げにより形成された支持段部15が撓みにくく、パックPが確実に宙吊り状態に支持され、パックP内のいちごが保護される。
また、押込片部10が内側板6から窪んでいるので、パックPを取り出す際、その窪んだ部分に指を入れ、パックPのフランジに指を掛けることにより、パックPを容易に持ち上げて、取り出すことができる。
なお、上記実施形態では、2つのパックPを収納するトレーを例示したが、4つ以上のパックPを収納するトレーにおいても、側壁2に臨む部分には、同様の宙吊り構造を適用することができる。
また、側壁2と端壁3がなすコーナー部が角張ったものを例示したが、この部分に面取り状の斜面が設けられたものにおいても、同様の宙吊り構造を適用することができる。
1 底壁
1a 係止穴
2 側壁
3 端壁
3a 突出部
4 外側板
5 頂板
6 内側板
6a 係止突起
7 切込
8 仕切柱部
9 切込
10 押込片部
11,12,13,14 折目線
15 支持段部
16 支持片
17 折込片
17a 揺止片
18 積上突起
19 積上穴
P パック

Claims (1)

  1. 底壁(1)の周囲にそれぞれ対向する側壁(2)及び端壁(3)を連設し、側壁(2)を、底壁(1)に順次繋がる外側板(4)、頂板(5)及び内側板(6)から成る二重構造とし、頂板(5)から内側板(6)へかけて仕切柱部(8)を形成し、その下方に支持段部(15)を連設して、支持段部(15)にパックのフランジを段部に載せると、パックが宙吊り状態で支持されるようにしたパック収納用トレーにおいて、前記仕切柱部(8)の側方に、並行する切込(7,9)に挟まれた押込片部(10)を形成し、押込片部(10)の下部に谷折り及び山折りされる2本の折目線(13,14)を並行に入れて、その間に支持段部(15)を形成すると共に、押込片部(10)を内側板(6)から窪ませるようにしたことを特徴とするパック収納用トレー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014237450A (ja) * 2013-06-05 2014-12-18 王子ホールディングス株式会社 トレイ状の宙吊り包装箱

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