JP4651299B2 - 仕切板 - Google Patents

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Description

本発明は、四角形状の底板と4周の側板を備える容器に設置して用いる仕切板、及び該仕切板を取り付けた容器による製品の搬送又は/及び陳列方法に関する。
複数の製品を収容して搬送するための梱包用の入れ物として、ダンボール箱が多用されている。ダンボール箱は、6面体形状を有しており、搬送時に縦横に並べて整列配置することが容易であると共に、上下に積み重ねて配置することも容易であり、効率良く集積した状態で多数の製品を搬送することを可能にする。また、ダンボール箱に復数の製品を整えて収容したり、ダンボール箱の剛性を向上させることを目的として、ダンボール箱の内部に例えば平断面コの字形の仕切り板を組み合わせて配置したものや(特許文献1参照)、平断面卍形に形成した仕切り板を配置したものが開発されている(特許文献2参照)。
さらに、搬送時のみならず、陳列時にも使用できるようにしたダンボール箱も開発されており(特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)、これらのダンボール箱によれば、製品を搬送した後に、予め設けておいたミシン目等によるカット線に沿って当該ダンボール箱の上面を含む部分を切り離し、収容した製品を外部から見易い状態として、陳列棚等に載置して使用するものである。
特開2001−206351号公報 実開昭48−33721号公報 実開昭53−6733号公報 実開昭57−13431号公報
しかしながら、特許文献1のダンボール箱によれば、仕切板がダンボール箱の剛性を補助する機能、ダンボール箱内で製品の整列機能を果たすが、陳列では機能を果たすものではなかった。また上記従来の陳列用にも用いることができるダンボール箱(特許文献3、特許文献4)によれば、ダンボール箱の上面を含む部分を切り離して陳列の機能を果たすが、容器を積み重ねた状態で製品を陳列することは不可能である。
一方、上記特許文献2には、ダンボール箱の下部のトレー状部分を残してこれの上方部分を切り離すと共に、卍形の平断面形状の仕切り板で仕切って製品陳列用のトレーとしたものが記載されており、また下方のトレーの仕切り板に支持させつつ、上方のトレーを積み重ねるようにして陳列する方法が開示されているが、このような陳列方法では、特にトレーを3段以上に積み重ねる場合には、安定性に欠けることになる。
本発明は、製品を収容したトレー状の容器を安定した状態で積み重ねることを可能にして、効率良く製品の搬送や陳列を行うことを可能にすると共に、トレー状の容器が積み重ねられた状態におても製品の取り出しを容易に行えるようにすることのできる仕切板、及び該仕切板を取り付けた容器による製品の搬送又は/及び陳列方法を提供することを目的とする。
本発明は、4方向に張り出した三角形状フラップ部の4方向外側に位置する角部を四角形状の底板と4周の側板を備える容器の内側角部近傍に各々配置して該容器の底板から上方に立設させた状態で設置して用いるダンボール製の仕切板であって、前記容器の一方の対向する一対の側板と並列して前記容器の中央部分に配置される中央区画壁と、該中央区画壁の両端から延設される各一対のフラップ片を各々折り曲げることにより、前記三角形状フラップ部を備えるように形成される4箇所の角部区画壁を有しており、前記中央区画壁と前記一方の対向する一対の各側板との間に、各側板側に開口する収容領域を形成すると共に、前記角部区画壁と他方の対向する一対の各側板との間に、両側に前記三角形状フラップ部の斜辺部が配置された、各側板側に開口する収容領域を形成する仕切板を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の仕切板を取り付けた四角形状の底板と4周の側板を備える容器を用いた製品の搬送又は/及び陳列方法であって、前記中央区画壁及び前記角部区画壁によって区画される4方の側板に面した少なくとも4箇所の収容領域に各々製品を収容した状態の複数の前記容器を、下方の容器に取り付けた前記三角形状フラップ部を備える前記仕切板に、上方の容器を載置して支持させた状態で、複数段に積み重ねて配置し、該複数段に積み重ねられた前記容器を一体として搬送すると共に、複数段に積み重ねられた状態のまま、各容器の収容領域から製品を各々取り出し可能に陳列する製品の搬送又は/及び陳列方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の仕切板、及び該仕切板を取り付けた容器による製品の搬送又は/及び陳列方法によれば、製品を収容したトレー状の容器を安定した状態で積み重ねることを可能にして、効率良く製品の搬送や陳列を行うことを可能にすると共に、トレー状の容器が積み重ねられた状態においても製品の取り出しを容易に行えるようにすることができる。
図1〜図4に示す本発明の好ましい一実施形態に係る仕切板10は、四角形状の底板19と仕切板10の高さよりも低い4周の側板15を備えるトレー状容器として、トレー11に取り付けて用いられ、製品として例えば液体洗剤等を封入した複数のスタンディングパウチ12を、整えた状態で立設配置してトレー11に収容させると共に、このように複数のスタンディングパウチ12を収容したトレーを、複数安定した状態で積み重ねつつ搬送や陳列を行えるようにし、且つ積み重ねて陳列されたトレー11から、スタンディングパウチ12を容易に取り出せるようにするものである。
すなわち、本実施形態の仕切板10は、4方向に張り出した三角形状フラップ部13の先端頂部(4方向外側に位置する角部)14をトレー11の内側角部に各々配置して、トレー11の底板19から上方に立設させた状態で取り付けて用いるダンボール製のトレー用仕切板であって、トレー11の対向する一対の側板15と並列してトレー11の中央部分に配置される中央区画壁16と、この中央区画壁16の両端から延設される各一対のフラップ片17を各々折り曲げることにより、三角形状フラップ部13を備えるように形成される4箇所の角部区画壁18を有する。
また、本実施形態によれば、角部区画壁18の上端縁部から上方に突出して、トレー11の底板19に形成された積重ね係止孔20(図3参照)に係止される位置め突起21が設けられている。さらに、本実施形態によれば、フラップ片17の三角形状開始位置である中央区画壁16と近い位置に、係止片22が、フラップ係止手段として設けられており、この係止片22にフラップ片17の先端縁部を係止することにより、三角形状フラップ部13の三角形状を強固に保持するようになっている。
本実施形態によれば、仕切板10は、所定の位置に折り曲げ線や切り込み線を設けた実質的に矩形形状の一枚のダンボール板23を用いて形成されている。すなわち、仕切板10は、図5(a)〜(c)に示すように、略矩形形状のダンボール板23の一対の長辺25と平行な中央二つ折り線24を、中央部分の折り曲げ可能な半切れ線24aと、これの両側部分の全切れ線24bとによって構成し、半切れ線24aで折り返して二重構造の中央区画壁16とすると共に、全切れ線24aの基端部で中央区画壁16を挟んだ両側部分を外側に折り曲げて、中央区画壁16の両端から一対のフラップ片17を各々延設させ、これらのフラップ片17によって三角形状フラップ部13を備える角部区画壁18を各々形成するようになっている。
ここで、ダンボール板23は、例えば長辺300〜1500mm、短辺100〜1000mmの大きさの略矩形形状を備えており、その中央部分を縦断するようにして、一対の長辺25と平行な中央二つ折り線24が設けられている。中央二つ折り線24は、上述のように、中央部分の折り曲げ線としての半切れ線24aと、これの両側部分の全切れ線24bとからなる。また中央二つ折り線24と直交するようにして、半切れ線24aの両端に位置する全切れ線24bの基端部には、第1フラップ折り曲げ線27aが、矩形形状の一対の短辺26と平行に延設して設けられている。そして第1フラップ折り曲げ線27aよりも両方の短辺26側に位置する、全切れ線24bによって切り離される部分が、中央区画壁16の両端から延設する一対のフラップ片17を形成する。
さらに、各第1フラップ折り曲げ線27aよりも短辺26側の部分には、各フラップ片17を3分割するようにして、第1フラップ折り曲げ線27aと平行に延設する第2フラップ折り曲げ線27b及び第3フラップ折り曲げ線27cが設けられている。これらによって各フラップ片17は、三角形状フラップ部13の各辺部を構成することになる基端フラップ部17aと、中間ブラップ部17bと、先端ブラップ部17cとに区画される。さらにまた、本実施形態によれば、第1フラップ折り曲げ線27aと第2フラップ折り曲げ線27bとの間に位置する全切れ線24bには、一方の基端フラップ部17aの縁部から他方の基端フラップ部17aの縁部に食い込むようにして、コの字形状の第1切込み28が設けられており、この第1切込み28によって、ダンボール板23を中央二つ折り線24に沿って二つ折りした際に、角部区画壁18上端縁部から上方に突出する位置め突起21が形成されることになる。
また、本実施形態によれば、基端フラップ部17aには、その略中央部分に、コの字形状の第2切込み29が切込み形成されており、この第2切込み29の内側部分を押し出すことによって、各フラップ片17を折り曲げて三角形状フラップ部13を形成する際に、フラップ片17の先端縁部を係止する係止片22が設けられることになる。
そして、本実施形態によれば、上述のような一枚のダンボール板23を、中央線24で折り返すと共に、第1フラップ折り曲げ線27aを介して全切れ線24bの基端部分で各フラップ片17を外側に折り曲げ、さらに第2フラップ折り曲げ線27b及び第3フラップ折り曲げ線27cを介して各フラップ片17を折り曲げて、三角形状フラップ部13を形成する。三角形状フラップ部13は、ダンボール板23を折り曲げて形成して四角形状のトレー状容器11内に置かれるから、三角形状フラップ部13の折り曲げ形成に反発して戻ろうとする力が、トレー状容器11内の側板15の内側、又は及び内側角部近傍に働き、中央区画壁16、4方向に張り出した三角形状フラップ部13の外側を保持し得る。
さらに、本実施形態によれば、上述のように一枚のダンボール板23から中央区画壁16と4方向に張り出した三角形状フラップ部13を形成した後、各フラップ片17の先端縁部を三角形状開始位置に設けられた第2切込み29による係止片22に係止するから、三角形状フラップ部13の三角形状を強固に保持した、上述の構成を備える仕切板10が、容易且つ効率良く形成される。
切り込み29は好ましくは、略コの字形状の切り込みとして、三角形状フラップ部13の方向に立ち上げた切り込み29は、フラップ片17の折り曲げ線27cの折り曲げ状態から戻ろうとする反発力に抗してフラップ片17の先端縁部を係止することにより、三角形状フラップ部13の三角形状を強固に保持する。
また、図5(d)示すように、基端フラップ部17aの略中央部分に、折り曲げ線27aに近い側の幅が狭くなった抜き孔29a、例えば、T字形状の抜き孔29aを形成すると共に、フラップ片17の先端縁部に抜き孔29aに係止することができる係止片17d、例えば抜き孔29aと略同様のT字形状の係止片17dを突出させて設けることもできる。即ち、抜き孔29aに係止片17dを係合させて、フラップ片17の先端縁部を基端フラップ部17aの三角形状開始位置に係止することにより、フラップ17の折り曲げ線27cの折り曲げ状態から戻ろうとする反発力に抗してフラップ部13の三角形状を強固に保持することもできる。係止片17dは、先端の幅広部分が抜き孔29aの幅広部分に差し込むことができる幅であって、細幅部分が抜き孔29aの細幅部分に係止できる幅であるから、係止片17dの細幅部分を抜き孔29aの細幅部分にスライド移動させて係止することにより、より確実な係止状態が得られることになる。
本実施形態によれば、仕切板10が取り付けられるトレー11もまた、図6(a)〜(c)に示すように、所定の位置に折り曲げ線や切り込み線を設けた実質矩形形状の一枚のトレー用ダンボール板30を用いて形成されている。すなわち、トレー用ダンボール板30は、例えば長辺200〜1000mm、短辺100〜900mmの大きさの矩形形状の底板19と、底板19の各長辺部分に長辺折り曲げ線31を介して連接する長辺フラップ片32と、底板19の各短辺部分に短辺折り曲げ線33を介して連接する短辺フラップ片34と、短辺フラップ片34の両端縁部に端部折り曲げ線35を介して連接する挟み込みフラップ片36とからなり、全体として略矩形形状に形成されている。
また、底板19には、各長辺折り曲げ線31に沿った位置に差込みスリット37が各々2箇所に形成されていると共に、各長辺折り曲げ線31から内側に離れた位置にスリット状の積重ね係止孔20が形成されている。差込みスリット37には、長辺フラップ片32を折り返し線39に沿って内側下方に折り返した際に、長辺フラップ片32の先端縁部に突出形成した差込み片38が差し込まれて、トレー11の立体形状が保持される。また積重ね係止孔20には、トレー11を下方のトレー用仕切板10に支持させて載置した際に、トレー用仕切板10の上端縁部から上方に突出する位置め突起21が挿入係止される。
そして、長辺折り曲げ線31及び短辺折り曲げ線33を介して長辺フラップ片32及び短辺フラップ片34を各々折り曲げることにより、これらを底板19に対して垂直に立設させると共に、端部折り曲げ線35を介して挟み込みフラップ片36を短辺フラップ片34に対して垂直に折り曲げ、しかる後に挟み込みフラップ片36を挟み込むようにしつつ、長辺フラップ片32を折り返し線39に沿って内側下方に折り返して、差込み片38を差込みスリット37に差し込むことにより、例えば20〜200mmの深さを有する、4周に側板15が設けられた平面四角形状のトレー11が、容易且つ効率良く形成されることになる。
本実施形態によれば、図2に示すように、トレー11から例えば100〜500mmの高さで立設させた状態で、上述の構成の仕切板10を、4方向に張り出した三角形状フラップ部13の先端頂部14を平面四角形状のトレー11の内側角部近傍に各々配置しつつ、当該トレー11に取り付け、図3に示すように、このようなトレー11に複数のスタンディングパウチ12を収容する。すなわち、仕切板10の中央区画壁16と4箇所の角部区画壁18とによって区画された、平面四角形状のトレー11の4方の辺部に面した4箇所の収容領域40に、各々所定数のスタンディングパウチ12を収容する。
ここで、かかるスタンディングパウチ12の収容作業は、トレー11による高さの低い側板15を手前側にしつつ、収容領域40への大きな開口面を介して容易且つスムーズに行うことが可能になると共に、複数のスタンディングパウチ12を、仕切板10による高い仕切壁面にガイドさせつつ、容易に整えた状態で収容することが可能になる。
また、複数のスタンディングパウチ12を各収容領域40に収容した状態の複数のトレー11を、図4に示すように、下方のトレー11に取り付けた3角形状フラップ部13を備える仕切板10に、上方のトレー11を載置して支持させた状態で、複数段に積み重ねて配置し、これらの複数段に積み重ねられたトレー11を一体として搬送する。
ここで、上方のトレー11を支持する仕切板10は、トレー11の4箇所の角部分に配置される角部区画壁18が、三角形の平断面形状の三角形状フラップ部13を備えているので、上方のトレー11からの荷重を当該各角部分の三角形によって面的に受けて、強固に支持することが可能になる。また上方のトレー11が下方の仕切板10に対して相対的に左右にずれて載置された場合でも、このようなずれを三角形の支持領域の前後左右の支持幅によって効果的に吸収して、上方のトレー11を安定して支持することが可能になる。また、トレー状容器の内側角部近傍に平断面三角形状の立体柱を備えてトレー11の4角部を安定支持するとともに、中央区画壁16と中央区画壁16近傍のフラップ部により形成される平断面略H字状の柱によって、上方のトレー11の中央部を支持して、積み重ねられたトレー11を強固に支持する。
さらに、本実施形態によれば、角部区画壁18の上端縁部には位置決め突起21が、トレー11の底板19には積重ね係止孔20が各々形成されており、位置決め突起21を積重ね係止孔20に係止しつつトレー11を積み重ねることにより、下方の仕切板10に対するトレー11の位置ずれを効果的に回避することが可能になり、これによって、さらに安定した状態でトレー11を複数段に積み重ねることが可能になる。
これらによって、本実施形態によれば、例えば図7に示すように、複数のスタンディングパウチ12を収容したトレー11を、載置パレット41の上方に縦横に並べて整列配置すると共に上下に復数段積み重ねた状態で、ダンボール箱を使用した場合と同様に効率良く集積して、多数の製品を一体として搬送することを可能になる。なお、このような搬送時において、集積した複数のトレー11を一体としてスムーズに搬送できるように、全体を覆って防護ネットを取り付けたり、ストレッチ巻きが適宜行われることになる。
そして、本実施形態によれば、複数段に積み重ねられて一体として搬送されたトレー11は、当該複数段に積み重ねられた状態のまま、各トレーの収容領域40からスタンディングパウチ12を各々取り出し可能に陳列されることになる。すなわち、本実施形態によれば、仕切板10は、トレー11の側板15から例えば100〜500mmの高さで上方に突出した状態で取り付けられており、上方のトレー11と下方のトレー11との間には相当の間隔が保持されると共に、各収容領域40は、大きな開口面で平面四角形状のトレー11の4方の各辺部に面して開口しているので、最上段に位置するトレー11のみならず、下段部分に配置されたトレー11からも、収容されたスタンディングパウチ12をスムーズに取り出すことが可能になる。
したがって、本実施形態の仕切板10、及びこの仕切板10を取り付けたトレー11による製品の搬送又は/及び陳列方法によれば、製品であるスタンディングパウチ12を収容したトレー11を安定した状態で積み重ねることを可能にして、効率良く製品の搬送や陳列を行うことを可能にする共に、トレー11が積み重ねられた状態にいおても製品の取り出しを容易に行えるようにすることが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、ダンボール製の仕切板が取り付けられる容器は、基の形状がトレー状である必要は必ずしもなく、搬送時には4周の側板の高さが仕切板の高さと概ね同等又はやや高い容器であって、陳列時に容器の上部、又は/及び側板の上部を切り離して陳列用の開口部を設ける容器に配置して用いることもできる。また、仕切板が取り付けられる容器は、ダンボール製のものである必要は必ずしもなく、合成樹脂製や金属製の容器であっても良い。さらに、仕切板は、一枚のダンボール板を用いて形成されるものである必要は必ずしもなく、2枚以上のダンボール板から形成されるものであっても良い。また、トレーに収容される製品は、スタンディングパウチである必要は必ずしもなく、その他の種々の製品を搬送したり陳列する際に用いることもできる。そして、中央区画壁や角部区画壁から上方に突出する位置め突起や、フラップ片の中央区画壁と近い位置に形成されるフラップ係止手段を設ける必要は必ずしもない。
本発明の一実施形態に係るトレー用仕切板をトレーに取り付ける前の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトレー用仕切板をトレーに取り付けた後の状態を示す斜視図である。 トレー用仕切板を取り付けたトレーに製品を収容した状態を示す斜視図である。 製品を収容したトレーを複数段積み重ねる状態を説明する部分破断側面図である。 (a)〜(d)は、一枚のダンボール板からトレー用仕切板を形成する状況の説明図である。 (a)〜(c)は、一枚のダンボール板からトレーを形成する状況の説明図である。 製品を収容したトレーを載置パレットの上方に複数整列配置して搬送する状態を説明する略示斜視図である。
符号の説明
10 仕切板
11 トレー(容器)
12 スタンディングパウチ(製品)
13 三角形状フラップ部(多角形状フラップ部)
14 三角形状フラップ部の先端頂部(多角形状フラップ部の4方向外側に位置する角部)
15 側板
16 中央区画壁
17 フラップ片
18 角部区画壁
19 底板
20 積重ね係止孔
21 位置め突起
22 係止片(フラップ係止手段)
23 ダンボール板
24 中央二つ折り線
24a 半切れ線
24b 全切れ線
30 トレー用ダンボール板
40 製品の収容領域
41 載置パレット

Claims (5)

  1. 4方向に張り出した三角形状フラップ部の4方向外側に位置する角部を四角形状の底板と4周の側板を備える容器の内側角部近傍に各々配置して該容器の底板から上方に立設させた状態で設置して用いるダンボール製の仕切板であって、
    前記容器の一方の対向する一対の側板と並列して前記容器の中央部分に配置される中央区画壁と、該中央区画壁の両端から延設される各一対のフラップ片を各々折り曲げることにより、前記三角形状フラップ部を備えるように形成される4箇所の角部区画壁を有しており、
    前記中央区画壁と前記一方の対向する一対の各側板との間に、各側板側に開口する収容領域を形成すると共に、前記角部区画壁と他方の対向する一対の各側板との間に、両側に前記三角形状フラップ部の斜辺部が配置された、各側板側に開口する収容領域を形成する仕切板。
  2. 略矩形形状の一枚のダンボール板からなり、一対の長辺と平行な中央二つ折り線を、中央部分の折り曲げ可能な半切れ線と、その両側部分の全切れ線とによって構成し、前記半切れ線で折り返して二重構造の前記中央区画壁を形成し、前記全切れ線の基端部で前記中央区画壁を挟んだ両側部分を外側に折り曲げて、前記中央区画壁の両端から一対のフラップ片を各々延設させ、該フラップ片を折り曲げて前記三角形状フラップ部を備える前記角部区画壁を各々形成する請求項1記載の仕切板。
  3. 前記中央区画壁又は/及び前記角部区画壁の上端縁部から上方に突出して、前記容器の底板に形成された積重ね係止孔に係止される位置め突起が設けられている請求項1又は2に記載の仕切板。
  4. 前記フラップ片の中央区画壁と近い位置にフラップ係止手段が設けられており、該フラップ係止手段に前記フラップ片の先端縁部を係止することにより、前記三角形状フラップ部の三角形状を保持する請求項1〜3のいずれかに記載の仕切板。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の仕切板を取り付けた四角形状の底板と4周の側板を備える容器を用いた製品の搬送又は/及び陳列方法であって、
    前記中央区画壁及び前記角部区画壁によって区画される4方の側板に面した少なくとも4箇所の収容領域に各々製品を収容した状態の複数の前記容器を、下方の容器に取り付けた前記三角形状フラップ部を備える前記仕切板に、上方の容器を載置して支持させた状態で、複数段に積み重ねて配置し、該複数段に積み重ねられた前記容器を一体として搬送すると共に、複数段に積み重ねられた状態のまま、各容器の収容領域から製品を各々取り出し可能に陳列する製品の搬送又は/及び陳列方法。
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