JP6008824B2 - 苺パック収納用トレー - Google Patents

苺パック収納用トレー Download PDF

Info

Publication number
JP6008824B2
JP6008824B2 JP2013233292A JP2013233292A JP6008824B2 JP 6008824 B2 JP6008824 B2 JP 6008824B2 JP 2013233292 A JP2013233292 A JP 2013233292A JP 2013233292 A JP2013233292 A JP 2013233292A JP 6008824 B2 JP6008824 B2 JP 6008824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
piece
pack
side walls
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013233292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015093689A (ja
Inventor
武司 ▲吉▼川
武司 ▲吉▼川
俊樹 伊東
俊樹 伊東
Original Assignee
中央紙器工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中央紙器工業株式会社 filed Critical 中央紙器工業株式会社
Priority to JP2013233292A priority Critical patent/JP6008824B2/ja
Publication of JP2015093689A publication Critical patent/JP2015093689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6008824B2 publication Critical patent/JP6008824B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

この発明は、複数個の苺パックを収納する段ボール製のトレーに関するものである。
苺パックの輸送や保管のため、一枚の段ボールを折り上げて組み立てたトレーが使用されている。出願人は、先に、苺の品質保持のため、苺パックの上端周縁のフランジを支持してトレーの底面から浮かせて収納するようにしたトレーを開発している(例えば、特許文献1)。
特許文献1のトレーは、一枚の段ボールから折り上げた箱の中に、十字状中仕切りを装着して、4個の苺パックを収納するもので、苺パックの上端周縁のフランジを側壁から拡開された支持片と十字状中仕切りで掛架支持している。すなわち、苺パックのフランジの支持の一つは、二重壁を形成する左右側壁の内壁の端部に連設した支持片および十字状中仕切の縦仕切の両端に連設した支持片を拡開させてトレーの四隅と中程に斜めに形成してフランジの隅縁を支持し、さらに、十字状中仕切の横仕切に形成した支持部にフランジの短縁を支持するようにしている。
特開2004−276954号公報
特許文献1の苺パック収納用トレーは、複数の仕切区画毎に苺パックを底面から浮かせて支持する支持部(受台)を簡便に形成できる。しかしながら、苺パックのフランジの一端を支持する支持片は、苺パックのフランジの隅縁にのみ係止させているので、内容物の重量により苺パックが歪み、移動時の振動や衝撃により、支持片から外れてしまうことがある、という問題がある。
そこで、本発明は、簡便な構成で苺パックの歪が少なく、底面から浮かせて安定して支持される手段を備えた苺パック収納用トレーを提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、請求項1の発明の苺パック収納用トレーは、次のように構成した。すなわち、一枚の段ボールに、内壁と外壁の二重壁を形成する二重折り目を設けた左右側壁片と、該内壁と外壁の間隙に挿嵌させる差込片が連設された前後側壁片とが、底面の四辺に対向して連設され、これを折り上げて組み立てられ、苺パックの上端部に形成されているフランジの少なくとも二箇所を支持して、苺パックを底面から浮かせて収納するようにした苺パック収納用トレーにおいて、該苺パック収納用トレーは2個の苺パックを収納するものであって、該苺パックを支持するその一箇所は、該フランジの長縁とし、該左右側壁片の内壁を形成する片の両端に連設された支持片を前後側壁の内側へ折り曲げて、その下端が前後側壁の下端線上に当接して上端に向かって内側へ漸次傾斜させて立設したものであり、別の箇所は、前記左右側壁の中央に内壁の一部を内側へ切り出して形成した掛架部で該フランジの短縁の端部を支持し、該掛架部は、苺パックの左右側壁方向の移動を規制する係止部を挟んで2個設け、該係止部は、外壁の頂部から鋭角に傾斜して張り出して形成し、さらに、底面の中央部左右に苺パックを取り出すための押上片が形成されていることを特徴としている。
ここで、苺パックは、PET樹脂等からなる透明なプラスチック製容器であり、直方体状で上部が開放され、上端部の周縁にフランジが形成されたものを指している。
フランジの長縁、短縁という用語は、この明細書においては、苺パックの長手方向にあるものを長縁、それに直角方向にあるものを短縁といい、四隅にあるものを隅縁というものとする。
また、苺パックは、主として苺を収納することを意味し、葡萄やさくらんぼなどの果物や青果物を収納する場合を含むものとする。
苺パック収納用トレーの左右側壁は、内壁と外壁からなる二重壁とし、前後側壁は、一枚の壁である。
苺パックはフランジの二箇所が支持されてトレーの底面から浮いた状態で収納されるが、その一箇所は、苺パックの長縁であり、前後側壁の内側に立設した支持片で支持する。
支持片は、左右側壁の内壁を形成する片の両端に連設され、下端から上端に向かって内側へ漸次傾斜するように折り曲げて形成する。そして、支持片の下端が前後側壁の下端線上に当接させて立設する。
なお、支持片の長さは、特に限定しないが、できるだけフランジとの支持面積を大きくし、支持片同士が重ならないように、例えば、前後側壁の長さの30〜45%とするのが望ましい。また、高さは、振動などによっても苺パックの底部がトレーの底面に当接しないように選定すればよい。
苺パックのフランジの他の箇所の支持の手段は、左右側壁の中央に内壁の一部を内側へ切り出して形成した掛架部で該フランジの短縁の端部を支持し、該掛架部は、苺パックの左右側壁方向の移動を規制する係止部を挟んで2個設け、該係止部は、外壁の頂部から鋭角に傾斜して張り出して形成したものとする。
なお、この苺パック収納用トレーは、収納された苺パックをトレーから取り出すときは、指が入る隙間がないので難しい。このトレーの底面の中央部左右に押上片が形成されており、これを押し上げることにより簡便に苺パックを取り出すことができる。
また、請求項2の発明の苺パック収納用トレーは、次のように構成した。すなわち、一枚の段ボールに、内壁と外壁の二重壁を形成する二重折り目を設けた左右側壁片と、該内壁と外壁の間隙に挿嵌させる差込片が連設された前後側壁片とが、底面の四辺に対向して連設され、これを折り上げて組み立てられ、苺パックの上端部に形成されているフランジの少なくとも二箇所を支持して、苺パックを底面から浮かせて収納するようにした苺パック収納用トレーにおいて、該苺パック収納用トレーは別の段ボールで折り上げた十字状中仕切を挿嵌して、4個の苺パックを収納するものであって、該苺パックを支持するその一箇所は、該フランジの短縁とし、該左右側壁片の内壁を形成する片の両端に連設された支持片を前後側壁の内側へ折り曲げて、その下端が前後側壁の下端線上に当接して上端に向かって内側へ漸次傾斜させて立設したものであり、該十字状中仕切の横仕切片は、横中央部に形成した切れ目(22a)と、これを挟む平行な2個の折れ目(22e,22f)により上方へ突出した立設片22Bが形成された伏コ字状であり、該苺パックを支持する別の箇所は、該短縁と対向する短縁で、該横仕切片の立設片22Bで支持するようにしたことを特徴としている。
請求項1の発明の苺パック収納用トレーは、苺パックを支持するその一箇所は、苺パックのフランジの長縁とし、左右側壁片の内壁を形成する片の両端に連設された支持片を前後側壁の内側へ折り曲げて、下端から上端に向かって内側へ漸次傾斜させて立設したものなので、苺パックをフランジの長縁である程度の長さを支持でき、苺パックが変形し難く安定した収納ができる。しかも、支持片の下端が前後側壁の下端線上に当接して立設するので、苺パックの重量をトレーの底縁で受けることになり、苺パックの支持が確実にできる。
また、フランジの他方の支持を、左右側壁の中央に内壁の一部を内側へ切り出して形成した掛架部で該フランジの短縁の端部を支持し、該掛架部は、苺パックの左右側壁方向の移動を規制する係止部を挟んで2個設け、該係止部は、外壁の頂部から鋭角に傾斜して張り出して形成したので、別途段ボールを用いて仕切を作る必要がなく、掛架部および係止部も簡単に形成できる。
請求項2の発明の苺パック収納用トレーは、4個の苺パックを収納するトレーで、支持するその一箇所は、苺パックのフランジの短縁とし、左右側壁片の内壁を形成する片の両端に連設された支持片を前後側壁の内側へ折り曲げて、下端から上端に向かって内側へ漸次傾斜させて立設したものなので、苺パックをフランジの短縁である程度の長さを支持でき、他方の箇所は、該短縁と対向する短縁であり、該十字状中仕切の横仕切片に形成した立設片で支持するので、丈夫で、安定した支持ができる。
苺パック30の斜視図である。 請求項1の発明の苺パック収納用トレーの実施の形態を示す斜視図である。 同、苺パック収納用トレーの展開図である。 同、図1に示す掛架部および係止部を示す拡大斜視図である。 同、トレーに苺パックを収納した状態を示す斜視図である。 同、図5(図11)におけるXーX視図である。 請求項2の発明の苺パック収納用トレーの実施の形態を示す斜視図である。 同、十字状中仕切りを外した状態を示す斜視図で、(a)は十字状中仕切り20を、(b)はトレーを示す斜視図である。 同、苺パック収納用トレーの展開図である。 同、十字状中仕切の展開図である。 同、トレーに苺パックを収納した状態を示す斜視図である。
請求項1の発明の苺パック収納用トレーの実施の形態を、図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、苺パックの斜視図である。図2は苺パック収納用トレー200の全体を示す斜視図であり、図3は、図2の展開図である。また、図4は掛架部および係止部の拡大斜視図である。図5は、苺パックを収納した状態を示す斜視図である。
苺パック30は、PET樹脂等からなる透明のプラスチック製容器であり、図1に示すように、底部32と上に向かって拡がった周壁31とからなる略直方体の形状をしており、上端周縁にフランジ33が形成されている。フランジ33は、ここでは、長手方向の部分を長縁33a、これと直角方向の部分を短縁33b、四隅の部分をそれぞれ隅縁33cと称するものとする。
苺パック収納用トレー200は、図2に示すように、底面1と、その縁部から立設する左右側壁2Aと、前後側壁3Aとで直方体の皿状に形成され、上部は開放されている。
左右側壁2Aは、二重壁であり底面1から垂直に立設され、前後側壁3Aは、一枚の壁で僅かに上拡がりに傾斜している。
そして、前後側壁3Aの内壁面直前には、左右側壁2Aに連接された支持片2cが立設されている。支持片2cの下端は前後側壁3A下端線上に当接し、上端部は前後側壁3Aから内側へ離れた傾斜を持たせて立設されている。
支持片2cの長さは、前後側壁3Aの3分の1以上あり、高さは、苺パック30の高さ寸法より高くしてある。なお、支持片2cは、左右側壁2A端から若干斜めに折り曲げてあるだけで、固定はしてない。
左右側壁2Aの上端縁には突片2eがそれぞれ2個設けられ、前後側壁3Aの中央部には当接片3bが設けられている。そして、底部の縁部には左右側壁2Aの内壁片2aに設けられた係止片2dおよび突片2eが嵌合する嵌合溝1aが設けられている。
左右側壁2Aの内側中央部には苺パック30を支持する掛架部5と苺パック30の移動を規制する係止部4が設けられている。
掛架部5は、苺パック30のフランジの隅縁33cを案内するように、隅縁33cの曲線に近いガイド5aを有し内壁面から水平に突出している。これは、左右側壁2Aの内壁片2aに折り目と切れ目を設けて形成している。
係止部4は、左右側壁2Aの上端部から鋭角に傾斜して掛架部5に繋がっており、掛架部5を支持するとともに、この左右端が苺パック30のフランジ33に当接して移動を規制する。
この苺パック収納用トレー200は、図3に示す一枚の段ボール100を、折り目に沿って折り曲げることによって、組み立てられる。
段ボール100には、ほぼ中央に形成された矩形の底面1と、主折り目Aを介して連設された一対の左右側壁片2と一対の前後側壁片3とが形成されている。
底面1の左右側壁片2との主折り目A上には、左右側壁片2の係止片2dと突片2eが挿嵌するための細長に開口した係止孔1aが設けられている。また、底面1の中央部左右には、収納された苺パック30を取り出すための押上片1bが形成されている。
左右側壁片2は、主折り目Aに連設した外壁片2bと、これに二重折り目Bを介して連設された内壁片2aと、内壁片2aの両端に折り目Dを介して連設された支持片2cとからなる。
折り目Dは、主折り目Aに対して、直角ではなく、広角に形成されている。
内壁片2a上端縁には底面1の係止孔1aに嵌挿する係止片2dが設けられ、中央部には、掛架部5と係止部4を形成するための折り目E、Fと切抜部5bが設けられている。また、二重折り目Bには、突片2eを形成するための、折り目G、H、Jと切れ目Kが設けられている。
前後側壁片3は、左右側壁片2に対して直角方向の主折り目Aに連設して設けられ、その両端には折り目Cを介して差込片3aが連設されている。この差込片3aの上端側には折り目Lが設けられている。なお、外端から折り目Lまでの寸法は、二重折り目Bの寸法より若干小さ目にしている。
次に、図3に示した段ボール100から、図2の苺パック収納用トレー200への組立について説明する。
まず、左右側壁片2と底面1の主折り目A、前後側壁片3と底面1の主折り目A、左右側壁片2の二重折り目B、前後側壁片3の折り目Cを紙面手前側へ折り曲げ、また、内壁片2aの折り目Dを紙面裏側へ折り曲げることにより、折り癖を付ける。二重折り目Bの折り曲げにより、コ字状の突片2eが突出する。
また、差込片3a内の折り目Lを内側へ折り曲げ、また、掛架部5の折り目E、Fを折り曲げる。
組立ては、左右側壁片2を底面1に対して立ち上げて、差込片3aを折り曲げる。そして、前後側壁片3を立ち上げ、差込片3aを左右側壁片2の内側へ折り曲げ、内壁片2aを二重折り目Bから折り曲げて差込片3aを挟み込んで、係止片2dを底面1の係止孔1aへ挿嵌する。
さらに、支持片2cを前後側壁3Aの内面側に立設する。支持片2cは、折りグセにより、その下端は前後側壁3Aの下端線(底面1と前後側壁片3との境界である主折り目A線上)に当接して、上方へ向かって漸次内側へ傾斜している。また、左右側壁2Aの組立により自動的に突片2eと、掛架部5および係止部4が形成される(図4参照)。これにより、苺パック収納用トレー200の組立が完成する。
組み立てられた苺パック収納用トレー200は、前後側壁片3の差込片3aが左右側壁片2の内壁片2aと外壁片2bの間に挿入され、左右側壁片2の係止片2dが底面1の係止孔1aに挿入されて、前後側壁3Aと左右側壁2Aが立設状態に保持される。
図5は、1個の苺パック30を苺パック収納用トレー200へ収納した状態を示すもので、苺パック30のフランジ33の一方の長縁33aを2個の支持片2cで支持し、他方の長縁33aの両端の隅縁33cをそれぞれ掛架部5で支持している。支持片2cは、図6に示すように、その下端が前後側壁3Aの下端線上に当接している。
また、掛架部5のガイド5aは隅縁33cに嵌合して、苺パック30の移動を規制している。なお、係止部4は、苺パック30の仕切の役目を有している。
この苺パック収納用トレー200は、積み重ねて保存することができる。積み重ねは、下段における苺パック収納用トレー200の左右側壁2Aの上端縁の突片2eに、上段の苺パック収納用トレー200の底面1の係止孔1aを嵌合させるだけでよい。これにより、上段の苺パック収納用トレー200は、下段の苺パック収納用トレー200の左右側壁2Aに支持され、前後側壁3Aの上端の当接片3bで左右方向の移動が規制され、安定性よく、多段に積み重ねることができる。
なお、苺パック収納用トレー200から苺パック30を取り出すときは、トレーの裏面から押上片1bを押上げて苺パック30を浮かせて取り出す。
次に、請求項2の発明の苺パック収納用トレーの実施の形態を、図7〜図11に基づいて説明する。
図7は、苺パック収納用トレー201の全体を示す斜視図であり、図8は、十字状中仕切りを外した状態を示す斜視図で、図9は図8のトレーの展開図である。また、図10は、図8の十字状中仕切り20の展開図である。図11は、この苺パック収納用トレーに苺パック30を一個収納した状態を示す斜視図である。
苺パック収納用トレー201は、苺パック30を4個収納できる大きさのもので、図7に示すように、底面11と、その縁部から立設する一対の左右側壁12Aと、前後側壁13Aとで直方体に形成され、内部中央部に縦仕切21Aと横仕切22Aがクロスした十字状中仕切20が設けられている。
左右側壁12Aは、二重壁で形成され、前後側壁13Aは、一枚もので形成されている。そして、前後側壁13Aの内壁面直前には、左右側壁12Aに連接された支持片12cが立設されている。
支持片12cは、下端部は前後側壁13Aの下端線上に当接し、上端は前後側壁13Aから内側へ離れた傾斜を持たせて立設されている。
支持片12cの長さは、前後側壁13Aの3分の1以上あり、高さは、苺パック30の高さ寸法より高くしてある。
左右側壁12Aの上端縁には突片12eがそれぞれ2個設けられている。また、図示してないが、底面11の縁部には左右側壁12Aの内壁片12aに設けられた係止片12dおよび突片12eが嵌合する嵌合溝11aが設けられている。
苺パック収納用トレー201内の中央部には両端が前後側壁13Aに当接した縦仕切21Aと、これに中央部で直交して十字状に組み合わせた横仕切22Aと、からなる十字状中仕切20が設けられている。横仕切22Aには上方へ突出する立設片22Bが縦仕切21Aの両側に形成されている。
この苺パック収納用トレー201は、図9に示す一枚の段ボール101を、折り目に沿って折り曲げることによって、組み立てられ、これに別途段ボールで組み立てた十字状中仕切り20を取り付けている。
トレー部分は、中央に形成された矩形の底面11と、主折り目Aを介して連設された一対の左右側壁片12と一対の前後側壁片13とからなる。
底面11には、左右側壁片12との主折り目A上に、左右側壁片12の係止片12dが挿嵌する係止孔11aが設けられている。
左右側壁片12は、主折り目Aに連設した外壁片12bと、これと二重折り目Bを介して内壁片12aが連設され、内壁片12aの両端には折り目Dを介して支持片12cが延設されている。内壁片12aには底面11の係止孔11aに嵌挿される係止片12dが設けられている。
また、前後側壁片13は、左右側壁片12に対して直角方向の主折り目Aに連設され、両端には折り目Cを介して差込片13aが連設されている。この差込片13aの上端側には折り目Lが設けられている。
次に十字状中仕切り20について説明する。
十字状中仕切り20は、図10に示す縦仕切片21と、横仕切片22を折り目に沿って折り曲げることによって図8(a)の状態に組み立てられる。縦仕切21Aは、折り目がなく係合溝21aが形成された短冊状のもので、横仕切片22は、横中央部に、切れ目22aが断続的に形成され、縦の切れ目22bと横の折り目22e,22fが形成されている。22cは抜き穴で、22dは係止溝である。
苺パック収納用トレー201のトレー部分は、段ボール101から主折り目A、二重折り目B、折り目Cを紙面紙面手前側へ折り曲げ、折り目Dを紙面裏側へ折り曲げることにより組み立てられる。
すなわち、左右側壁片12を底面11に対して立ち上げ、差込片13aを折り曲げて前後側壁片13を立ち上げる。そして、差込片13aを左右側壁片12の内側へ折り曲げて、これを挟み込んで、内壁片12aを二重折り目Bから折り曲げ、係止片12dを底面11の係止孔11aへ挿嵌する。
さらに、支持片12cを前後側壁13Aの内面側に立設する。支持片12cは、折りグセにより、下端は前後側壁13Aの下端線上に当接し、上方へ向かって漸次内側へ傾斜した状態としている。
続いて、十字状中仕切り20を組み立てる。まず、横仕切片22の折り目22eと折り目22fとから二つ折りにする。これにより、上方へ突出した立設片22Bが形成された伏コ字状の横仕切22Aができる。これに縦仕切片21をクロスさせて係合溝21aを係止溝22dに嵌合させれば、十字状中仕切り20ができあがる。
これをトレーの中央部へ取り付ければ苺パック収納用トレー201の組立が完成する。
図11は、1個の苺パック30を苺パック収納用トレー201へ収納した状態を示すもので、苺パック30のフランジ33の一方の短縁33bを支持片12cで支持し、他方の短縁33bを横仕切22Aの立設片22Bで支持している。支持片12cは、図6に示すように、その下端が前後側壁13Aの下端線上に当接している。
縦仕切21Aは、苺パック30の横ずれを防止し、苺パック30同士が衝突するのを防止している。
100 段ボール
101 段ボール
200 苺パック収納用トレー(2個用)
201 苺パック収納用トレー(4個用)
1 底面
1a 係止孔
1b 押上片
2A 左右側壁
2 左右側壁片
2a 内壁片
2b 外壁片
2c 支持片
2d 係止片
2e 突片
3A 前後側壁
3 前後側壁片
3a 差込片
3b 当接片
4 係止部
5 掛架部
5a ガイド
5b 切抜部
11 底面
11a 係止孔
12A 左右側壁
12 左右側壁片
12a 内壁片
12b 外壁片
12c 支持片
12d 係止片
12f 嵌合溝
12g 通気口
12h 係合溝
12k 切込み
12n 緩衝切欠部
13A 前後側壁
13 前後側壁片
13a 差込片
13b 当接片
13c 突片
13d 上端縁
20 十字状中仕切
21A 縦仕切
21 縦仕切片
21a 係合溝
22A 横仕切
22B 立設片
22 横仕切片
22a 切れ目
22b 切れ目
22c 抜き穴
22d 係止溝
22e 折り目
22f 折り目
30 苺パック
31 周壁
32 底部
33 フランジ
33a 長縁
33b 短縁
33c 隅縁
A 主折り目
B 二重折り目
C 折り目
D 折り目
E 折り目
F 折り目
G 折り目
H 折り目
J 折り目
K 切れ目

Claims (2)

  1. 一枚の段ボールに、内壁と外壁の二重壁を形成する二重折り目を設けた左右側壁片と、該内壁と外壁の間隙に挿嵌させる差込片が連設された前後側壁片とが、底面の四辺に対向して連設され、これを折り上げて組み立てられ、苺パックの上端部に形成されているフランジの少なくとも二箇所を支持して、苺パックを底面から浮かせて収納するようにした苺パック収納用トレーにおいて、該苺パック収納用トレーは2個の苺パックを収納するものであって、該苺パックを支持するその一箇所は、該フランジの長縁とし、該左右側壁片の内壁を形成する片の両端に連設された支持片を前後側壁の内側へ折り曲げて、その下端が前後側壁の下端線上に当接して上端に向かって内側へ漸次傾斜させて立設したものであり別の箇所は、前記左右側壁の中央に内壁の一部を内側へ切り出して形成した掛架部で該フランジの短縁の端部を支持し、該掛架部は、苺パックの左右側壁方向の移動を規制する係止部を挟んで2個設け、該係止部は、外壁の頂部から鋭角に傾斜して張り出して形成し、さらに、底面の中央部左右に苺パックを取り出すための押上片が形成されていることを特徴とする苺パック収納用トレー。
  2. 一枚の段ボールに、内壁と外壁の二重壁を形成する二重折り目を設けた左右側壁片と、該内壁と外壁の間隙に挿嵌させる差込片が連設された前後側壁片とが、底面の四辺に対向して連設され、これを折り上げて組み立てられ、苺パックの上端部に形成されているフランジの少なくとも二箇所を支持して、苺パックを底面から浮かせて収納するようにした苺パック収納用トレーにおいて、該苺パック収納用トレーは別の段ボールで折り上げた十字状中仕切を挿嵌して、4個の苺パックを収納するものであって、該苺パックを支持するその一箇所は、該フランジの短縁とし、該左右側壁片の内壁を形成する片の両端に連設された支持片を前後側壁の内側へ折り曲げて、その下端が前後側壁の下端線上に当接して上端に向かって内側へ漸次傾斜させて立設したものであり、該十字状中仕切の横仕切片は、横中央部に形成した切れ目(22a)と、これを挟む平行な2個の折れ目(22e,22f)により上方へ突出した立設片22Bが形成された伏コ字状であり、該苺パックを支持する別の箇所は、該短縁と対向する短縁で、該横仕切片の立設片22Bであることを特徴とする苺パック収納用トレー。
JP2013233292A 2013-11-11 2013-11-11 苺パック収納用トレー Active JP6008824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013233292A JP6008824B2 (ja) 2013-11-11 2013-11-11 苺パック収納用トレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013233292A JP6008824B2 (ja) 2013-11-11 2013-11-11 苺パック収納用トレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015093689A JP2015093689A (ja) 2015-05-18
JP6008824B2 true JP6008824B2 (ja) 2016-10-19

Family

ID=53196365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013233292A Active JP6008824B2 (ja) 2013-11-11 2013-11-11 苺パック収納用トレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6008824B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102332597B1 (ko) * 2019-12-31 2021-12-29 에스티비인터네셔널 주식회사 화장 도구

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3813590B2 (ja) * 2003-03-14 2006-08-23 中央紙器工業株式会社 中仕切りを備えたトレー
JP4992141B2 (ja) * 2007-04-02 2012-08-08 王子チヨダコンテナー株式会社 トレー状の宙吊り包装箱
JP2010018310A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Chuoh Pack Industry Co Ltd 中仕切りを備えたトレー
JP5719510B2 (ja) * 2009-12-25 2015-05-20 中央紙器工業株式会社 苺等青果用トレー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102332597B1 (ko) * 2019-12-31 2021-12-29 에스티비인터네셔널 주식회사 화장 도구

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015093689A (ja) 2015-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5425650B2 (ja) パック収納用トレー
KR102187130B1 (ko) 컵홀더 및 핸드-홀을 갖는 트레이
JP6135423B2 (ja) トレイ型の包装箱
JP5619490B2 (ja) 緩衝仕切り付包装用箱
JP6008824B2 (ja) 苺パック収納用トレー
JP6440442B2 (ja) 青果物パック収納用トレー
JP3215851U (ja) 苺パック収納用トレー
JP2015205715A (ja) 表示装置の梱包構造
JP2004292054A (ja) パック収納用トレー
JP6127741B2 (ja) トレイ状の宙吊り包装箱
JP6315999B2 (ja) 苺パック収納用トレー
JP4641769B2 (ja) 中仕切りを備えたトレー
JP5935608B2 (ja) 積み重ね可能なキャリーカートン
JP4651299B2 (ja) 仕切板
JP3193465U (ja) 中仕切付きトレー
JP4420644B2 (ja) 中仕切りを備えたトレー
KR101354472B1 (ko) 가구용 공간박스
JP3194255U (ja) 段ボールケース
JP6316085B2 (ja) 容器の中仕切
JP2008105718A (ja) 仕切体及びそれを装填した包装箱
JP2023084961A (ja) 包装箱
JP4495436B2 (ja) 中仕切りを備えたトレー
JP2017206274A (ja) スタッキング機能付き包装容器
JP6686711B2 (ja) 包装箱
JP2023176782A (ja) 箱状棚

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6008824

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250