JP5018956B2 - 梱包陳列兼用箱体 - Google Patents
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Description
図1〜図8に示すように、梱包陳列兼用箱体1は、輸送や保管のために商品2を梱包する図1に図示の梱包箱1Aと、商品2を陳列するための図6、図7、図9に図示の陳列用ケース1Bとにその使用形態を切換え可能となしたものである。また、陳列用ケース1Bとしての使用形態では、図6に示すように、複数の商品2を内箱3の下半部に縦置きした陳列形態と、図7に示すように、複数の商品2をハンガー部材30に吊下げた陳列形態と、陳列用ケース1Bを個別に平置きする陳列形態と、図9に示すように、複数の陳列用ケース1Bを積み重ねた陳列形態とに切換え可能に構成されている。
外箱10は、前後左右の側板11F、11B、11L、11Rと、底板12を構成する前後左右のフラップLF、LB、LL、LRと、上板13を構成する前後左右のフラップUF、UB、UL、URとを備えている。前後左右の側板11F、11B、11L、11Rは、図4の展開図において、後側板11Bの左端部に形成された糊代部11Pを右側板11Rの右端部に接着することで、角筒状に組み立てられている。
なお、外箱10の大きさは、それに収容する内箱3の大きさや個数に応じて適宜に設定することができる。
外箱10の左右方向の中央部には、外箱10の内部の高さと同じ高さの仕切板4が着脱自在に縦向きに設けられている。仕切板4は、ダンボールをU字状に折り曲げて製作され、仕切板4の厚さ方向の中央部には外箱10を構成するダンボールの厚さの2倍の隙間が形成されている。左右のフラップUL、URの遊端部には差込片18が形成され、左右のフラップUL、URは、仕切板4の上端部に差込片18を差し込むことにより両端支持され、これにより上側からの荷重に対する外箱10の上部の強度剛性が高められている。
補強筒体20は、外箱10の内部と同じ高さを有し、外箱10の前後左右の側板11F、11B、11L、11Rの内面に沿った筒状に形成され、少なくとも外箱10の前側板11Fに沿って配置される前部補強材21と、左右及び後の側板11L、11R、11Bに沿って配置される後部補強材22とに分割可能に構成されている。
内箱3は、複数本の商品2、本実施の形態では6本の歯ブラシを収容可能な直方体状に形成され、高さ方向の途中部において上部内箱3Uと下部内箱3Lとに分割できるように構成されている。この内箱3は、上部内箱3Uと下部内箱3Lとに分割しない状態で外箱10に収納することもできるが、販売店等への輸送後に、分割する作業が煩雑になるので、予め工場等において分割しておき、下部内箱3L内に商品2を装填した状態で、これを外箱10内に収容することが好ましい。なお、内箱3の大きさは、それに収容する商品2の大きさや個数に応じて適宜に設定することができる。
押さえ板5は、輸送時などにおける振動で、内箱下部から商品2が飛び出すことを防止するためのもので、商品2の上側に配置される長方形の押さえ部5aと、押さえ部5aの前後両端から上方へ延びる折曲部5bとを備え、押さえ部5aの下面が商品2の上端部に当接し、折曲部5bの上端部が外箱10の上板13下面に当接することで、輸送時等の振動で下部内箱3Lから商品2が飛び出さないように構成されている。ただし、商品2を内箱3に収容する場合には、この押さえ板5は省略することも可能である。
図7、図8に示すように、ハンガー部材30を陳列用ケース1Bの上部に取付けて、商品2を吊下げ形態で陳列することも可能である。ハンガー部材30としては、前後方向に延びる複数の吊下げ棒31と、吊下げ棒31をその後端部において片持ち状に支持する支持棒32とを有するものを採用できる。ハンガー部材30を陳列用ケース1Bに固定するため、少なくとも2本の吊下げ棒31には後方へ延びる略L字状の係止部31aが形成され、支持棒32の両端部は前方へ延びて、その前端部にはフック部32aが形成され、後部補強材22の後部補強板22Bの上部には係止部31aが挿通する嵌合孔27が形成され、後部補強材22の左右の側部補強板22L、22Rの上部には下方へ延びる係合スリット28が形成され、ハンガー部材30は、係止部31aを嵌合孔27に挿通させるとともに、フック部32aを係合スリット28に上方から係合させて、陳列用ケース1Bの上部に着脱自在に略水平に固定支持されている。このハンガー部材30は、全ての梱包箱1Aに付属させることも可能であるが、何度でも繰り返して使用できるので、販売店毎に必要個数を提供することが好ましい。
この梱包陳列兼用箱体1を用いて、商品2を梱包した梱包箱1Aを組み立てる際には、先ず外箱10の内側に補強筒体20を装填するとともに、内箱3を上下に分割して、上部内箱3Uを取り外し、外箱10の中央部内に仕切板4を縦向き姿勢で配置しながら、複数の商品2を装填した下部内箱3Lを外箱10に密に装填する。ただし、内箱3を分割しないで、これをそのまま外箱10内に装填することも可能である。
販売店等において、外箱10の切取部17を切り取って、外箱上部10Uを取り外すとともに、前部補強材21及び押さえ板5を取り外して、図6に示すように、陳列用ケース1Bを組み立て、これをそのままテーブルや商品棚に載置したり、図9に示すように、複数の陳列用ケース1Bを積み重ねたりして陳列することになる。積み重ねる場合には、図9に示すように、下側の陳列用ケース1Bの係止片23、24を上側の陳列用ケース1Bの係合孔14、15から挿入して、係合凹部25、26に係合させることになる。そして、このように係止片23、24を係合孔14、15及び係合凹部25、26に係合させるので、上下の陳列用ケース1Bの位置ズレを防止して、上側の陳列用ケース1Bの荷重を下側の陳列用ケース1Bの後部補強材22で確実に受け止めることが可能となる。
1B 陳列用ケース
2 商品 3 内箱
3L 下部内箱 3U 上部内箱
4 仕切板 5 押さえ板
5a 押さえ部 5b 折曲部
10 外箱 10L 外箱下部
10U 外箱上部
11 側板 11F 前側板
11B 後側板 11L 左側板
11R 右側板 11P 糊代部
11S 前側裾板
12 底板 LF フラップ
LB フラップ LL フラップ
LR フラップ
13 上板 UF フラップ
UB フラップ UL フラップ
UR フラップ
14 側部係合孔 15 後部係合孔
16 挿入孔 17 切取部
17L 下部切取部 17U 上部切取部
17B 傾斜切取部 17S 補助切取部
18 差込片
20 補強筒体 21 前部補強材
21F 前部補強板 21L 側部補強板
22 後部補強材 22B 後部補強板
22R 側部補強板 22L 側部補強板
22C 受け部
23 側部係止片 24 後部係止片
25 側部係合凹部 26 後部係合凹部
27 嵌合孔 28 係合スリット
30 ハンガー部材 31 吊下げ棒
31a 係止部 32 支持棒
32a フック部
Claims (7)
- 複数個の商品を収容する複数の内箱と、前記複数の内箱を収容する外箱と、前記外箱内部と同じ高さを有し、前記外箱の前後左右の側板内面に沿った筒状に形成され、少なくとも前記外箱の前側板に沿って配置される前部補強材と、左右及び後の側板に沿って配置される後部補強材とに分割可能な補強筒体とを備え、
前記外箱の左右及び後の側板の上部と、外箱の上板と、外箱の前側板とからなる外箱上部を、それ以外の外箱下部から切り離し可能とする切取部を外箱に形成し、
前記後部補強材の上部に上方へ突出する複数の係止片を形成し、
前記係止片に嵌合可能な係合孔を外箱に形成するとともに、前記係止片に嵌合可能な係合凹部を後部補強材の下部に形成した、
ことを特徴とする梱包陳列兼用箱体。 - 前記外箱内部を複数等分する縦向きの仕切板を設けた請求項1記載の梱包陳列兼用箱体。
- 前記仕切板を前記外箱内部と同じ高さに構成して、前記外箱内部の左右方向の中央部に配置し、外箱の上側の左右のフラップの遊端部に差込片を形成して、前記左右のフラップの差込片を仕切板の上部内に差し込んで、左右のフラップで外箱の上面開口を閉塞可能となした請求項2記載の梱包陳列兼用箱体。
- 前後方向に延びる複数の吊下げ棒と、吊下げ棒をその後端部において片持ち状に支持する支持棒とを有するハンガー部材を設け、前記ハンガー部材を前記後部補強材の上部に着脱可能に設けた請求項1〜3のいずれか1項記載の梱包陳列兼用箱体。
- 前記内箱を上下に分割可能に構成して、上部を切り離した内箱の下部内に商品を装填した状態で、内箱の下部及び商品を外箱に装填し、外箱の上部内に商品を押さえる押さえ板を着脱自在に設けた請求項1〜4のいずれか1項記載の梱包陳列兼用箱体。
- 前記後部補強材の左右の補強側板の前端部が前方下がりの傾斜状に切り欠かれるように、後部補強材と前部補強材とを分割可能となした請求項1〜5のいずれか1項記載の梱包陳列兼用箱体。
- 前記下部外箱に外箱の前側板の下部が残存するように、上部外箱と下部外箱とを切り離し可能となした請求項1〜6のいずれか1項記載の梱包陳列兼用箱体。
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