JP2004043002A - 製品収納ケース - Google Patents

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Yasushi Nakagawa
中川 康
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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Abstract

【課題】、梱包した状態で製品を内部で固定することができ、製品の取り扱いも容易な製品収納ケースの提供。
【解決手段】筒状のケース本体1aの上下両端に折り曲げ部7を介して上下片をそれぞれ形成し、上下片を折り曲げることによって形成される紙製のケースであって、製品aを収納したときに形成された空間に対応する部位に、切り込み9によって形成された折り曲げ片10を内側に折り込んでケース本体1a内に突出させ、折りこまれた折り曲げ片10によって構成された凹部14により上記製品を安定させる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は製品収納ケースに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
一般に、製品を工場から出荷する場合は、製品をダンボール箱等に梱包して代理店の倉庫などに搬送するが、現在の梱包形態の主流は、輸送上の変形等を防止するためプラスチック製のトレーを用いている。しかし、環境を保護するという観点から、プラスチックを極力用いないことが望まれている。ところが、プラスチックを用いない場合でも、製品がケース内でずれてしまわないようにダンボール等で折り畳んだ緩衝材を使用する場合があるが、緩衝材のコストもかかり、折り畳む手間もかかる。
【0003】
また、製品収納ケースを小箱に入れた場合、重量が重い製品では製品収納をケースから取り出すことが大変である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点を解消し、梱包した状態で製品を内部で固定することができ、製品の取り扱いも容易な製品収納ケースを提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る製品収納ケースは、筒状のケース本体の上下両端に折り曲げ部を介して上下片をそれぞれ形成し、上下片を折り曲げることによって形成される紙製のケースであって、製品を収納したときに形成された空間に対応する部位に、切り込みによって形成された折り曲げ片を内側に折り込んでケース本体内に突出させ、折りこまれた折り曲げ片によって上記製品を安定させることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1において符号1は製品収納ケースを示す。この製品収納ケース1は、製品(ここでは連結釘、連結ピン、連結ネジなどの連結ファスナー)を収納するとともに、この状態で小箱に詰められるもので、製品収納ケース1はダンボールによって形成されている。
【0007】
この製品収納ケース1の展開図は図2のとおりであり、前後左右の各側面部3a、3b、3cと上片4a、4b、4cと下片5a、5b、5cとから構成されている。6は接着部であり、接着部6により2つの側面部3b、3cが連結されて筒状のケース本体1aが形成されている。
【0008】
ケース本体1aに対し上下片4a、4b、4c、5a、5b、5cが折り曲げ部7を介して折り曲げ可能に形成されている。前部上片4a、後部上片4b及び左右の上片4cを内側に折り込むことにより蓋部が構成され、前部下片5a、後部下片5b及び左右の下片5cを内側に折り込むことにより底面部が構成される。
【0009】
次に、上記製品収納ケース1には下段に5個、上段に5個の連結釘が収納されるように構成されている。
【0010】
図3、図4に示されるように、連結ファスナーaは多数の釘を連結材を介して等間隔に連結したもので、ロール状に巻き回されている。この状態で、製品収納ケース1の左右両端に各2個、中央に1個を収納すると、中央の連結ファスナーaとケース本体1aとの間で、かつ左右の連結ファスナーaの間には空間sが形成される。そこで、上記製品収納ケース1には、図2〜図5に示されるように、上記空間sに対応する部位、すなわち、内部に収納された連結ファスナーa間の空間と、側面部3a、3bと連結ファスナーaとの間の空間に対応するように、前後の側面部3a、3bの上部折り曲げ部7の中央部から2本の切り込み9が入れられ、その間に折り曲げ片10を形成する。切り込み9は上部折り曲げ部7と直交するように形成されている。同様に、前後側面部3a、3bの下部折り曲げ部7の中央部から2本の切り込み9が入れられ、その間に折り曲げ片10が形成されている。折り曲げ片10には谷折りするための折り曲げ部7aが形成されている。上記折り曲げ部7aは適宜の位置に形成すればよい。
【0011】
なお、図4において符号11は製品収納ケース1の上下を仕切る仕切り板で、その前後の中央部にも切欠き部12が形成されている。この切欠き部12の大きさは、上記折り曲げ片10によって形成される凹部14よりも少し大きくなるように形成される。
【0012】
次に、上記製品収納ケース1内に連結ファスナーaを収納する態様について説明すると、まず角筒状のケース本体1aの各下片5a、5b、5cを折り曲げ部7から山折りに曲げて箱形にする。下片5a、5bを曲げるときに、図5(a)(b)に示すように、折り曲げ片10を内側に押しこんでやる。これによって折り曲げ部7aは谷折りされ、折り曲げ片10は折り込まれて内側に突出して凹部14が形成される。
【0013】
さらに、下段に5個の連結ファスナーaを収納する。上記折り曲げ片10は図3のように左右の連結ファスナーaの間に配置される。そして、連結ファスナーaの上に仕切り板11を載せる。仕切り板11の切欠き部12は製品収納ケース1の上部の凹部14よりも大きいから、凹部14と干渉することなく、下段の連結ファスナーaの上部に載る。その上に上段の5個の連結ファスナーaを収納した後、各上片4a、4b、4cを折り曲げ部7から山折りに曲げて箱形にする。上片4a、4b、4cを曲げるときに折り曲げ片10を内側に押しこんでやる。これによって折り曲げ部7aは谷折りされ、折り曲げ片10は内側に突出する。これらの凹部14も左右の連結ファスナーaの間に配置される。
【0014】
上下段の連結ファスナーaのいずれにおいても、中央の連結ファスナーaと製品収納ケース1の前後の側面部3a、3bとの間で、かつ左右の連結ファスナーaの間に形成された空間sの一部は折り込まれた折り曲げ片10によって埋められる。したがって、上記折り曲げ片10によって内部に収納された連結ファスナーaの周囲に余裕空間はなくなるので、上記連結ファスナーaは安定する。
【0015】
その後、図6のように製品収納ケース1を小箱13に収められ、梱包が完成する。
【0016】
上述の構成によれば、折り曲げ片10の折り込みによって内部に収納された連結ファスナーaの周囲に余裕空間はなくなるので、連結ファスナーaは安定し、輸送時の振動等によっても連結ファスナーaが動かない。このため、その巻きが緩んだり、巻きが変形したり、位置ずれが生じたりすることがない。したがって、安定した状態で確実に連結ファスナーaを輸送することができる。
【0017】
また、連結ファスナーaの間に特別の緩衝材を充填する必要がないため、材料費や折り畳みの手間がかからず、コストを低く抑えることができるとともに、凹部14も紙でできているので、環境を汚染する度合いも小さくて済む。
【0018】
さらに、製品収納ケース1を小箱に入れた場合、製品収納ケース自体に凹部14が形成されるので、凹部14を利用して手指を差し入れたり、凹部14を掴んだりすることで小箱13から製品収納ケース1を容易に取り出すことができる。同様にして、製品収納ケース1を小箱の中に入れる作業も容易である。したがって、連結ファスナーaの取り扱いが容易になる。
【0019】
製品収納ケース1には凹部14による穴が形成されるが、小箱13に収納するため、問題は生じない。
【0020】
次に、図7は製品収納ケース1の他の実施形態を示すもので、左右の側面部3cにも折り込みによる凹部14aを形成したものである。この場合も、上述のものと同じ作用効果を得ることができる。
【0021】
なお、製品収納ケース内に収納する製品は上述の連結ファスナーに限定されない。例えば、釘打機などでもよい。また、複数の製品を収納する例に限定されない。1台の釘打機を収納するような場合でもよい。製品収納ケースは紙製であればよく、ダンボール製でなくてもよい。
【0022】
また、折り曲げ片の大きさは内部に収納される製品の配置に応じて形成すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製品収納ケースの斜視図
【図2】上記製品収納ケースの展開図
【図3】製品収納ケースを上部から見た平面図
【図4】上記製品収納ケースを連結ファスナー及び小箱とともに示す分解斜視図
【図5】(a)(b)は折り込み態様説明図
【図6】製品収納ケースを小箱に収めた状態の斜視図
【図7】他の例の斜視図
【符号の説明】
1 製品収納ケース
1a ケース本体
7 折り曲げ部
9 切り込み
10 折り曲げ片

Claims (1)

  1. 筒状のケース本体の上下両端に折り曲げ部を介して上下片をそれぞれ形成し、上下片を折り曲げることによって形成される紙製のケースであって、製品を収納したときに形成された空間に対応する部位に、切り込みによって形成された折り曲げ片を内側に折り込んでケース本体内に突出させ、折りこまれた折り曲げ片によって上記製品を安定させることを特徴とする製品収納ケース。
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