JP2011201563A - 物品保持構造形成方法、および物品保持材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る物品保持構造形成方法は、
平面で板状のシート部材を第1の折り目で谷折りすることによって、隣接する2つの面で形成される角部に、梱包される物品の少なくとも一部を当接させて保持する物品保持構造を形成する方法であって、
シート部材に、
任意の間隔の2本の切り込みと、
2本の切り込みの間に切り込みに直交する第2の折り目とを形成し、
2本の切り込みの両端に切り込みに直交する第3、第4の折り目を形成し、
第1の折り目は、2本の切り込みの外側で、第2の折り目の延長線上に重ならない位置に形成し、
シート部材を第1の折り目で谷折りすることにより、第2の折り目と第3の折り目とを谷折りさせ、第4の折り目を山折りさせて、2本の切り込みと第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域を角部に斜めに立ち上がらせて物品保持構造を形成する。
【選択図】図3
Description
その一般的な例を図10、11を参照して説明する。
100は素材となる板状の段ボールであり、この段ボール100で物品を保持して収納するための梱包材200を構成する基本手順を説明する。
このとき、前記収納した物品が、梱包材200内の空間でずれることを防止するために、物品保持構造400が形成されている。前記物品保持構造400は、前記物品の外形寸法に応じた位置に複数設けることがある。
このようにして、切り込みと折り目を設けた段ボール100を谷折り目110aで折り曲げて底面100aと右側面100bとを直角に折り曲げて空間を形成した後、前記2本の切り込み120、120で挟まれた領域を前記空間側に押し出して、図11に示したような断面形状が矩形の物品保持構造400を形成する。
また、折り目を入れるための型が、2つの折り目130,130と谷折り目110aを形成する分と、折り目140を形成する分とで2つ必要になり、加工費用が高くなるという問題がある。
また、このような矩形の物品保持構造を形成するために2本の切り込み120、120で挟まれた領域を押し出す作業は、大変指先に力の必要な作業であり、多数の物品保持構造を形成することは大変苦痛を伴った作業であった。
なお、折り目140には、貫通しない切れ目を設けることで、組み立てやすくなるが、段ボールがその部分で切れやすくなり、特に、強度が要求される場合や、幅が狭くなる場合には不適切である。
前記特許出願に係る発明は、図12、13、14に示したように、
段ボール等のシート部材500を谷折り目501cで折り曲げることで形成される隣接する2つの面510c,510dに、梱包される物品の少なくとも一部を当接させる物品保持構造を形成する方法であって、
平面で板状のシート部材500に、
任意の間隔の2本の切り込み531,532を形成し、
前記2本の切り込み531,532の両端から少し内側に、それぞれ前記切り込み531,532に直交する2本の折り目534,536を形成し、
前記谷折り目501cは、前記2本の切り込み531,532の外側に形成し、
当該シート部材500を、前記谷折り目501cで折り曲げることにより、前記2本の切り込み531,532と2本の折り目534,536によって囲まれた領域503Pを斜めに立ち上がらせて、斜めの物品保持構造を形成することを特徴とする発明である。
また、前記2本の切り込み531,532の両端に、前記2本の折り目534,536に平行な折り目533,535を更に形成する発明である。
平面で板状のシート部材を第1の折り目で谷折りすることによって、隣接する2つの面で形成される角部に、梱包される物品の少なくとも一部を当接させて保持する物品保持構造を形成する方法であって、
前記シート部材に、
任意の間隔の2本の切り込みと、
前記2本の切り込みの間に前記切り込みに直交する第2の折り目とを形成し、
前記第1の折り目は、前記2本の切り込みの外側であって、且つ、前記第2の折り目の延長線上に重ならない位置に形成し、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りすることにより前記角部を形成するとともに、
前記2本の切り込みによって挟まれた領域を前記第2の折り目で谷折りさせて、前記角部に斜めの物品保持構造を形成することを特徴としている。
請求項2では、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目を形成し、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目を形成し、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りすることにより前記角部を形成するとともに、
前記第2の折り目と前記第3の折り目とを谷折りさせ、前記第4の折り目を山折りさせて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域を前記角部に斜めに立ち上がらせて、前記角部に斜めの物品保持構造を形成する。
請求項3では、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目を形成し、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目を形成し、
前記第4の折り目の延長線上に前記第1の折り目と平行な第5の折り目を形成し、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りして前記角部を形成するとともに前記第5の折り目で谷折りすることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目と前記第4の折り目とを谷折りさせて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域を前記角部に斜めに立ち上がらせて、前記角部に斜めの物品保持構造を形成する。
平面で板状のシート部材を第1の折り目で谷折りすることによって、隣接する2つの面で形成された角部に、梱包される物品の少なくとも一部を当接させて保持する物品保持構造が形成された物品保持材であって、
前記物品保持構造は、
前記シート部材に形成された任意の間隔の2本の切り込みの間に、前記切り込みに直交する第2の折り目が形成されて、
前記第1の折り目は、前記2本の切り込みの外側であって、且つ、前記第2の折り目の延長線上に重ならない位置に形成されており、
前記シート部材が前記第1の折り目で谷折りされて、前記2本の切り込みによって挟まれた領域が前記第2の折り目で谷折りされることによって、前記角部に斜めに形成されてなる物品保持構造であることを特徴としている。
請求項5では、
前記物品保持構造は、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目が形成され、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目が形成され、
当該シート部材が前記第1の折り目で折り曲げされることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目とが谷折りされるとともに、前記第4の折り目が山折りされて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域が前記角部に斜めに立ち上げられて、前記角部に斜めの物品保持構造が形成されている。
請求項6では、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目が形成され、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目が形成され、
前記第4の折り目の延長線上に前記第1の折り目と平行な第5の折り目が形成され、
当該シート部材が前記第1の折り目と前記第5の折り目で谷折りされることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目と前記第4の折り目とが谷折りされて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域が前記角部に斜めに立ち上げられて、前記角部に斜めの物品保持構造が形成されている。
平面で板状のシート部材を第1の折り目で谷折りすることによって、隣接する2つの面で形成される角部に、梱包される物品の少なくとも一部を当接させて保持する物品保持構造を形成する方法であって、
前記シート部材に、
任意の間隔の2本の切り込みと、
前記2本の切り込みの間に前記切り込みに直交する第2の折り目とを形成し、
前記第1の折り目は、前記2本の切り込みの外側であって、且つ、前記第2の折り目の延長線上に重ならない位置に形成したので、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りすることにより前記角部を形成するとともに、
前記2本の切り込みによって挟まれた領域を前記第2の折り目で谷折りさせて、前記角部に斜めの物品保持構造を容易に形成することができる。
このとき、前記隣接する2つの面の一方からは前記第2の折り目で折り曲げられた部分が外部に突出するが、他方の面からは突出しないので、前記他方の面に、他のシート部材などを重ねて配置することによって補強することができる。
請求項2では、さらに、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目を形成し、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目を形成したので、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りすることにより前記角部を形成するとともに、
前記第2の折り目と前記第3の折り目とを谷折りさせ、前記第4の折り目を山折りさせることが容易になり、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域を前記角部に斜めに立ち上がらせて、前記角部に斜めの物品保持構造を形成することが容易になる。
請求項3では、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目を形成し、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目を形成し、
さらに、前記第4の折り目の延長線上に前記第1の折り目と平行な第5の折り目を形成したので、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りして前記角部を形成するとともに前記第5の折り目で谷折りすることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目と前記第4の折り目とを谷折りさせて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域を前記角部に斜めに立ち上がらせて、前記角部に斜めの物品保持構造を形成することができる。
また、第4の折り目と第5の折り目とが重なって同一線上で折り曲げられた物品保持材を構成することができる。
平面で板状のシート部材を第1の折り目で谷折りすることによって、隣接する2つの面で形成された角部に、梱包される物品の少なくとも一部を当接させて保持する物品保持構造が形成された物品保持材であって、
前記物品保持構造は、
前記シート部材に形成された任意の間隔の2本の切り込みの間に、前記切り込みに直交する第2の折り目が形成されて、
前記第1の折り目は、前記2本の切り込みの外側であって、且つ、前記第2の折り目の延長線上に重ならない位置に形成されており、
前記シート部材が前記第1の折り目で谷折りされて、前記2本の切り込みによって挟まれた領域が前記第2の折り目で谷折りされることによって、前記角部に斜めに形成されてなる物品保持構造であるので、
物品保持構造の形成が容易であるとともに、前記隣接する2つの面の一方からは前記第2の折り目で折り曲げられた部分が外部に突出するが、他方の面からは突出していないので、前記他方の面に、他のシート部材などを重ねて配置することによって補強することができる。
請求項5では、
前記物品保持構造は、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目が形成され、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目が形成され、
当該シート部材が前記第1の折り目で折り曲げされることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目とが谷折りされるとともに、前記第4の折り目が山折りされて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域が前記角部に斜めに立ち上げられて、前記角部に斜めの物品保持構造が形成されているので、
第3の折り目と第4の折り目でも折り曲げられ、物品保持構造が、さらに容易に形成されている。
請求項6では、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目が形成され、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目が形成され、
前記第4の折り目の延長線上に前記第1の折り目と平行な第5の折り目が形成され、
当該シート部材が前記第1の折り目と前記第5の折り目で谷折りされることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目と前記第4の折り目とが谷折りされて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域が前記角部に斜めに立ち上げられて、前記角部に斜めの物品保持構造が形成されているので、
第4の折り目と第5の折り目とが重なって同一線上で折り曲げられた物品保持材を構成することができる。
1は素材となるシート部材としての板状の段ボールであり、この段ボール1で物品を収納するための物品保持材を構成する基本手順を説明する。
次に、2つの物品保持構造を形成する場合には、前記段ボール1の所定の2カ所に物品保持構造を形成するための切り込みと折り目とを、以下のように形成する。
まず、物品保持構造を形成すべき所定位置に前記谷折り目1cに直交する切り込み31を入れる。この切り込み31は裏面まで貫通した切り込みである。
そして、前記切り込み31に平行な切り込み32を同様に設ける。これら2本の切り込みの間隔は、形成しようとする物品保持構造に求められる強度等の条件に応じて適宜決定するとよい。これらの切り込みは、段ボールの隣接する2つの面10c,10dの両面にまたがっている必要がある。
前記折り目34は、前記谷折り目1b,1cの延長線上に重ならない位置に設ける。図1の場合では、前記折り目35に近い位置に設ける。
前記折り目35も、前記谷折り目1b,1cの延長線上に重ならない位置に設ける。
なお、前記折り目33が特許請求の範囲に記載された第3の折り目に対応し、
前記折り目34が特許請求の範囲に記載された第2の折り目に対応し、
前記折り目35が特許請求の範囲に記載された第4の折り目に対応している。
ここでは、2本の切り込み31,32と、2本の折り目33,34とに挟まれた領域3Pは、前記谷折り目1cで折り曲げた場合に前記領域3Pにかかる力(本実施例では段ボール目の方向にかかる力)では容易には折り曲げられない板状の領域となっていることが必要なのである。
以上のようにして、1つの物品保持構造を形成するための切り込みと折り目とを形成する。同様の切り込みと折り目を、前記谷折り目1cの近傍であって、且つ別の位置に形成して、別の位置にも物品保持構造を形成する。
このとき、1つの物品保持構造が、前記谷折り目1cの近傍に形成される過程を図3を参照して説明する。
図3の(A)は、前記谷折り目1cで谷折りする前の状態の要部の斜視図を示し、図3の(B)は、前記谷折り目1cで少し谷折りした状態の要部の斜視図を示し、図3の(C)は、前記谷折り目1cで直角に谷折りして角部を形成した状態の要部の斜視図を示し、図3の(D)は、前記谷折り目1cで直角に谷折りした状態の要部の側面断面図を示している。
このようにして、図4に示したように、2カ所に物品保持構造3、4が形成された物品保持材2ができあがる。
以下においては、前記物品保持材2に、図5の(A)に示したような形状の電子部品等の物品7を、図5の(B)に示したように保持させる場合を説明する。図4、5においては、説明の便宜上、2つの物品保持構造3、4に形成される領域に同じ符号3Pを付した。
前記物品7は、本体72に、例えばアンテナのような突起物71を備えているものとする。
このように、前記領域3Pを長くしても強度が確保されるので、前記領域3Pの裏側の空間Sを広く確保することができ、この空間Sに、物品7の突起物などのように突出している部分を挿入して、十分な強度で保持することができるのである。
前述した実施例1においては、折り目35の延長線上に段ボール1の谷折り目1b,1cが重ならないように配設したが、図6、7に示した実施例2では、段ボール5の折り目55の延長線上に、段ボール5の別の谷折り目5bが重なるように配設した。
なお、図6、7において、51、52は2本の切り込み、54は第2の折り目、53は第3の谷折り目、55は第4の折り目に対応している。
そして、前記谷折り目5bは第5の折り目に対応している。
58は、前記谷折り目5cの一部に折り目を設けず、その部分に、段ボール5の面50dから面50c側へ横向きのU字状に形成されたU字状切り込みである。この切り込み58の始端と終端との間には前記谷折り目5cは形成されていない。
前記物品保持材6では、斜めに形成された領域5Pによって物品を保持するための物品保持構造56が角部に形成される。また、領域5Pの裏側に形成された空間5Sに突起物などを収納することができる。
前記段ボール5を前記谷折り目5cで谷折りするとき、前記U字状切り込み58は谷折りされないので、図7に示したように、段ボールの面50dから下側に延びて脚状の部材58aを形成する。
前記2つの脚状の部材57a、58aの高さを、前記折り目54で形成された部分の高さと同じになるように構成することで、前記物品保持材6を、前記2つの脚状の部材57a、58aと、前記折り目54とを脚として自立させることができる。そして、段ボールの面50cの下側に形成される隙間に、物品の付属品などを収納することができる。
図8、9に示したように、実施例3においては、前記実施例1と異なる点は、折り目33、35を設けずに、折り目34のみを設けた点である。すなわち、第3、4の折り目を設けないため、図9に示したように、物品保持構造30を構成する領域30Pと、段ボールの面10c、10dの境界部分で角が形成されずに曲線的に変形する点である。
なお、図8、9においては、実施例1と同様の構成については同じ符号を付して、その説明を省略した。
実施例3の場合には、折り目を形成する手間が少なくなるという効果が得られる。
以上のように、本発明によれば、物品保持構造を極めて容易に形成することができるので、優れた作業効率が得られる。また、上記構成の物品保持構造を形成するための切り込みと折り目は、従来の標準的な片面からの段ボール加工装置を用いて加工することができるので、低コストで実施することができる。
なお、前記段ボールに代えて、種々の板状のシート部材を用いることができる。
1c 谷折り目、第1の折り目
2 物品保持材
3、4 物品保持構造
31,32 切り込み
33 折り目、第3の折り目
34 折り目、第2の折り目
35 折り目、第4の折り目
3P 領域
5 段ボール
5c 谷折り目、第1の折り目
51,52 切り込み
53 折り目、第3の折り目
54 折り目、第2の折り目
55 折り目、第4の折り目
5b 谷折り目、第5の折り目
5P 領域
56 物品保持構造
6 物品保持材
34 折り目
30 物品保持構造
30P 領域30
7 物品
71 突起物
Claims (6)
- 平面で板状のシート部材を第1の折り目で谷折りすることによって、隣接する2つの面で形成される角部に、梱包される物品の少なくとも一部を当接させて保持する物品保持構造を形成する方法であって、
前記シート部材に、
任意の間隔の2本の切り込みと、
前記2本の切り込みの間に前記切り込みに直交する第2の折り目とを形成し、
前記第1の折り目は、前記2本の切り込みの外側であって、且つ、前記第2の折り目の延長線上に重ならない位置に形成し、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りすることにより前記角部を形成するとともに、
前記2本の切り込みによって挟まれた領域を前記第2の折り目で谷折りさせて、前記角部に斜めの物品保持構造を形成することを特徴とする物品保持構造形成方法。 - 前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目を形成し、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目を形成し、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りすることにより前記角部を形成するとともに、
前記第2の折り目と前記第3の折り目とを谷折りさせ、前記第4の折り目を山折りさせて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域を前記角部に斜めに立ち上がらせて、前記角部に斜めの物品保持構造を形成することを特徴とする請求項1に記載の物品保持構造形成方法。 - 前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目を形成し、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目を形成し、
前記第4の折り目の延長線上に前記第1の折り目と平行な第5の折り目を形成し、
前記シート部材を前記第1の折り目で谷折りして前記角部を形成するとともに前記第5の折り目で谷折りすることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目と前記第4の折り目とを谷折りさせて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域を前記角部に斜めに立ち上がらせて、前記角部に斜めの物品保持構造を形成することを特徴とする請求項1に記載の物品保持構造形成方法。 - 平面で板状のシート部材を第1の折り目で谷折りすることによって、隣接する2つの面で形成された角部に、梱包される物品の少なくとも一部を当接させて保持する物品保持構造が形成された物品保持材であって、
前記物品保持構造は、
前記シート部材に形成された任意の間隔の2本の切り込みの間に、前記切り込みに直交する第2の折り目が形成されて、
前記第1の折り目は、前記2本の切り込みの外側であって、且つ、前記第2の折り目の延長線上に重ならない位置に形成されており、
前記シート部材が前記第1の折り目で谷折りされて、前記2本の切り込みによって挟まれた領域が前記第2の折り目で谷折りされることによって、前記角部に斜めに形成されてなる物品保持構造であることを特徴とする物品保持材。 - 前記物品保持構造は、
前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目が形成され、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目が形成され、
当該シート部材が前記第1の折り目で折り曲げされることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目とが谷折りされるとともに、前記第4の折り目が山折りされて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域が前記角部に斜めに立ち上げられて、前記角部に斜めの物品保持構造が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の物品保持材。 - 前記2本の切り込みの一方の端に前記切り込みに直交する第3の折り目が形成され、
前記2本の切り込みの他方の端に前記切り込みに直交する第4の折り目が形成され、
前記第4の折り目の延長線上に前記第1の折り目と平行な第5の折り目が形成され、
当該シート部材が前記第1の折り目と前記第5の折り目で谷折りされることにより、
前記第2の折り目と前記第3の折り目と前記第4の折り目とが谷折りされて、
前記2本の切り込みと前記第2の折り目と第3の折り目とで囲まれた領域が前記角部に斜めに立ち上げられて、前記角部に斜めの物品保持構造が形成されたことを特徴とする請求項5に記載の物品保持材。
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