JP6127897B2 - スタッキングトレー兼用箱 - Google Patents

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Description

本発明はスタッキングトレー兼用箱に関する。
従来の段ボール製のスタッキングトレーとしては、側壁および端壁を折り曲げて二重構造としたものがある。このようなスタッキングトレーは、その上に他のスタッキングトレーを段積みすることができる構成となっていた(例えば、特許文献1または2参照)。
特開2011−140320号公報 特開2002−114217号公報
特許文献1,2のスタッキングトレーでは、強度向上が図られており、安定して段積みを行えるようになっているが、上部が開口しているため、スタッキングトレーを用いて運搬を行うときには、別途の蓋を設けなければならなかった。また、側壁および端壁の折曲げ部を固定するために複雑な形状を呈しており、製造に多くの手間を要する問題もあった。
本発明は、前記した問題を解決するために創案されたものであって、蓋を備えて運搬を行えるとともに、容易に折曲げ作業を行えるスタッキングトレー兼用箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、一対の側壁および一対の端壁を有する筒状の胴部と、前記両側壁に連設された一対の蓋兼用外フラップと、前記両端壁に連設された一対の蓋兼用内フラップと、を備え、前記蓋兼用外フラップは、前記側壁に連設された上端支持板部と、当該上端支持板部に連設された内側壁板部とを備え、前記蓋兼用外フラップの前記上端支持板部と前記内側壁板部とを区画する第一境界線は、前記側壁の上端と平行であり、箱が組み立てられた状態において前記上端支持板部は前記側壁の上端から内側に延在し、前記内側壁板部は前記上端支持板部の先端から下方に延在しているとともに、前記蓋兼用外フラップの前記内側壁板部は前記側壁に対して傾斜し、前記内側壁板部の下端は前記側壁の内側面に当接しており、前記蓋兼用内フラップは、前記端壁に連設された上端支持板部と、当該上端支持板部に連設された内側壁板部とを備え、前記蓋兼用内フラップの前記上端支持板部と前記内側壁板部とを区画する第二境界線は、前記端壁の上端と平行であり、箱が組み立てられた状態において前記上端支持板部は前記端壁の上端から内側に延在し、前記内側壁板部は前記上端支持板部の先端から下方に延在しているとともに、前記蓋兼用内フラップの前記内側壁板部は前記端壁に対して傾斜し、前記内側壁板部の下端は前記端壁の内側面に当接しており、前記蓋兼用外フラップの側縁部および前記蓋兼用内フラップの側縁部のうち、一方の側縁部の先端には面取部が形成され、他方の側縁部には先端角部を残して切欠部が形成されており、前記先端角部が前記面取部に係止されていることを特徴とするスタッキングトレー兼用箱である。
このような構成によれば、蓋兼用外フラップと蓋兼用内フラップを平板状の状態で側壁および端壁に対して折り畳むと蓋として利用できるので、別途に蓋を設ける必要はない。また、蓋兼用外フラップを第一境界線で折り曲げるとともに蓋兼用内フラップを第二境界線で折り曲げると、上端支持板が形成され、その上に他のスタッキングトレー兼用箱を積み上げることができる。さらに、先端角部が面取部に係止されるので、容易に折曲げ作業を行うことができる。
前記したスタッキングトレー兼用箱において、前記第二境界線の端部は、製函状態で前記第一境界線の上方に位置しているものが好ましい。このような構成によれば、切欠部が形成されている内側壁板部は、連設している上端支持板部に対して、これに隣接する上端支持板部の先端位置で折り曲げられるので、容易且つ正確に折り曲げ作業を行える。
本発明の包装箱では、蓋を備えており、別途の蓋を設けることなく運搬を行えるとともに、容易に折曲げ作業を行うことができる。
本発明の実施形態に係るスタッキングトレー兼用箱の展開図である。 本発明の実施形態に係るスタッキングトレー兼用箱の運搬時の状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るスタッキングトレー兼用箱の上部が開放された状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係るスタッキングトレー兼用箱の上部を折り畳む途中の状態を示した斜視図である。 (a)〜(c)は、蓋兼用外フラップと蓋兼用内フラップとを係止する手順を示した要部拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るスタッキングトレー兼用箱の段積み時の状態を示した斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明における前後左右方向は、図2および図6に示すスタッキングトレー兼用箱1の状態を基準としている。図4の前後左右方向は、実際の使用状態と必ずしも一致しない。また、スタッキングトレー兼用箱1を展開した状態の幅方向および高さ方向は、図1に示す状態を基準としている。図1は、スタッキングトレー兼用箱の外面を上にした状態でブランクシートを図示している。
本実施形態のスタッキングトレー兼用箱1は、図1に示すように、一枚の段ボール製のシートを切り抜いたブランクシート1aを、縦罫2および横罫3a〜3fにおいて山折りすることで形成される。
スタッキングトレー兼用箱1は、図2に示すように、筒状胴部10と、筒状胴部10の上側開閉部に形成された蓋部20と、下側開閉部に形成された底部30とを備えている。蓋部20は、運搬時には上側開閉部を閉塞する蓋となり、段積み時には上側開閉部の周縁部に形成される枠状の支持面25(図6参照)となる。
筒状胴部10は、四角筒状を呈しており、左右一対の側壁11,11と、前後一対の端壁12,12とを有している。側壁11,11および端壁12,12に囲まれた空間は、スタッキングトレー兼用箱1の内部収容空間となる。
一対の側壁11,11は、互いに同寸法の矩形形状を呈しており、左右方向に間隔をあけて対向している。一対の端壁12,12は、互いに同寸法の矩形形状を呈しており、前後方向に間隔をあけて対向している。側壁11および端壁12の寸法は、スタッキングトレー兼用箱1の規格サイズや収容物の大きさに応じて適宜決定される。
筒状胴部10は、図1に示すように、展開した状態では横長の長方形を呈している。側壁11と端壁12は、交互に連設されている。一方の側壁11の外側には、のり代13が連設されている。のり代13は、他方の側端部に位置する端壁12の側端部に貼り付けられる。側壁11と端壁12とを区画する境界線には、スタッキングトレー兼用箱1の組立時に折目となる縦罫2が形成されている。縦罫2は縦方向(高さ方向)に延在する押罫にてなり、互いに平行になるように複数形成されている。側壁11とのり代13との境界線にも、縦罫2が形成されている。
上側開閉部に形成された蓋部20は、両側壁11,11の上部にそれぞれ連設された一対の蓋兼用外フラップ21,21と、両端壁12,12の上部にそれぞれ連設された一対の蓋兼用内フラップ22,22とを備えている。
蓋兼用外フラップ21の幅寸法(横方向長さ)は、側壁11の幅寸法より僅かに小さい。蓋兼用外フラップ21の高さ寸法(縦方向長さ)は、端壁12の幅寸法の半分である。上下方向に隣接する蓋兼用外フラップ21と側壁11との境界線(蓋兼用外フラップ21の基端縁)に沿って、スタッキングトレー兼用箱1の組立時に折目となる横罫3aが形成されている。横罫3aは横方向(幅方向)に延在する押罫にてなる。
蓋兼用外フラップ21は、側壁11に連設された上端支持板部23と、上端支持板部23に連設された内側壁板部24とを備えている。上端支持板部23と内側壁板部24とを区画する第一境界線は、側壁11の上端と平行である。第一境界線に沿って、横罫3aが形成されている。横罫3aは横方向(幅方向)に延在する押罫にてなる。蓋兼用外フラップ21の基端縁(横罫3a)と第一境界線(横罫3b)との距離は、枠状の支持面25の上に他のスタッキングトレー兼用箱(図示せず)を安定して載置できる幅寸法と同等となっている。第一境界線には、押罫からなる横罫3bが形成されている。
蓋兼用内フラップ22の幅寸法(横方向長さ)は、端壁12の幅寸法より僅かに小さい。蓋兼用内フラップ22の高さ寸法(縦方向長さ)は、蓋兼用外フラップ21の高さ寸法と等しい。上下方向に隣接する蓋兼用内フラップ22と端壁12との境界線(蓋兼用内フラップ22の基端縁)に沿って、横罫3cが形成されている。横罫3cは横方向(幅方向)に延在する押罫にてなり、横罫3aと同一直線状にある。
蓋兼用内フラップ22は、端壁12に連設された上端支持板部26と、上端支持板部26に連設された内側壁板部27とを備えている。上端支持板部26と内側壁板部27とを区画する第二境界線は、端壁12の上端と平行である。第二境界線に沿って、横罫3dが形成されている。蓋兼用内フラップ22の基端縁(横罫3c)と第二境界線(横罫3d)との距離は、蓋兼用外フラップ21の基端縁(横罫3a)と第一境界線(横罫3b)との距離より若干長くなっている。これによって、製函状態で第二境界線の端部が第一境界線の上方(段ボールの厚み分上方)に位置することになる。蓋兼用内フラップ22の基端縁と第二境界線との距離と、蓋兼用外フラップ21の基端縁と第一境界線との距離との差は、段ボールの厚みに応じて2〜5mm程度の範囲で適宜設定される。
互いに隣り合う蓋兼用外フラップ21の側縁部21aおよび蓋兼用内フラップ22の側縁部22aのうち、蓋兼用外フラップ21の側縁部21aの先端には面取部28が形成されている。面取部28は、側縁部21aの先端角部を傾めに面取りして形成された切断端面(斜辺)であり、直線状になっている。なお、本実施形態では、直線状に面取りしているが、曲線状に面取りしてもよい。この場合、面取部は曲線状になる。
互いに隣り合う蓋兼用外フラップ21の側縁部21aおよび蓋兼用内フラップ22の側縁部22aのうち、蓋兼用内フラップ22の側辺には切欠部29が形成されている。切欠部29は、蓋兼用内フラップ22の先端角部22bを残して形成されている。具体的には、切欠部29は、蓋兼用内フラップ22の側辺の基端と第二境界線(横罫3d)上の点P(第二境界線の端部)とを結ぶ直線29aと、点Pと側辺の先端(先端角部22b)とを結ぶ直線29bに沿って切断されている。つまり、切欠部29は、点Pを頂点とする三角形状に切り欠かれている。切欠部29の切欠き深さ寸法(縦罫2の延長線と点Pとの垂直距離L1)は、面取部28が形成された内側壁板部24に連設された上端支持板部23の幅寸法(横罫3aと横罫3bとの距離L2)と同等である。
以上の切欠部29によって、蓋兼用内フラップ22は第二境界線(横罫3d)の部分で幅寸法が最小になる。蓋兼用内フラップ22は、くびれた形状となっている。言いかえれば、上端支持板部26は、横罫3cを下底とし、横罫3dを上底とする等脚台形となる。上端支持板部26は、下底が上底より長い。内側壁板部27は、横罫3dと下底とし、蓋兼用内フラップ22の上端を上底とする等脚台形となる。内側壁板部27は、上底が下底より長い。そして、上端支持板部26の下底は、内側壁板部27の上底と同じ長さ寸法である。
下側開閉部に形成された底部30は、一般の段ボール(いわゆるA式箱)に用いられるフラップを備えている。つまり、底部30は、両側壁11,11の下部にそれぞれ連設された一対の外フラップ31,31と、両端壁12,12の下部にそれぞれ連設された一対の内フラップ32,32とを備えている。外フラップ31と内フラップ32は、矩形形状を呈しており、各々分離している。上下方向に隣接する外フラップ31と側壁11の境界線に沿って、横罫3eが形成されている。内フラップ32と端壁12の境界線に沿って、横罫3fが形成されている。横罫3e,3fはともに横方向(幅方向)に延在する押罫にてなり、同一直線状に形成されている。
製函時には、外フラップ31は、側壁11の下端から内側に延在し、内フラップ32は、端壁12の下端から内側に延在している。内フラップ32は、外フラップ31の内側に折り畳まれている(図2参照)。
図2に示すように、運搬時における蓋兼用外フラップ21および蓋兼用内フラップ22は、折り曲げられておらず平板状を呈している。蓋兼用外フラップ21は、側壁11の上端から内側に延在し、蓋兼用内フラップ22は、端壁12の上端から内側に延在している。蓋兼用内フラップ22は、蓋兼用外フラップ21の内側に折り畳まれている。
閉塞した底部30と蓋部20は、任意の手段で固定することが可能であるが、粘着テープを用いて固定することが、作業が容易であることから最も望ましい。なお、蓋部20を固定する粘着テープは、取外し可能なものを用いるのが好ましい。
スタッキングトレー兼用箱1を段積みする際には、図6に示すように、蓋兼用外フラップ21と蓋兼用内フラップ22をそれぞれ折り曲げる。蓋兼用外フラップ21の上端支持板部23は、側壁11の上端から内側水平方向に向かって延在し、内側壁板部24は上端支持板部23の先端から下方に延在している。蓋兼用内フラップ22の上端支持板部26は、端壁12の上端から内側水平方向に向かって延在し、内側壁板部27は上端支持板部26の先端から下方に延在している。蓋兼用内フラップ22の先端角部22bが、蓋兼用外フラップ21の面取りによって形成された空間に入り込んで、先端角部22bが面取部28に係止される。これによって、蓋兼用外フラップ21の側縁部21aと蓋兼用内フラップ22の側縁部22aとが互いに固定される。
以下に、図3〜図5を参照しながら段積み時に利用する枠状の支持面25の形成手順を説明する。まず、図3に示すように、蓋兼用外フラップ21,21と蓋兼用内フラップ22,22を開いて、上部開閉部を開口する。蓋兼用外フラップ21および蓋兼用内フラップ22は、一旦上方向に向かって延在する位置まで開く。このとき、蓋兼用外フラップ21と蓋兼用内フラップ22は干渉していない。
その後、図4に示すように、横罫3aを折目として、蓋兼用外フラップ21を側壁11に対して水平方向に倒し、さらに、第一境界線(横罫3b)を折目として、蓋兼用外フラップ21を折り曲げる。蓋兼用外フラップ21を折り曲げると、内側壁板部24は、上端支持板部23の先端(内側端)から下方に延在するようになるので、側壁11の内側で二重壁構造が形成される。なお、内側壁板部24は、その下端が側壁11の内側面に当接するように、上端支持板部23と内側壁板部24とのなす角度が鋭角になるように折り曲げる。ここで形成された上端支持板部23,23間の内法寸法L4は、蓋兼用内フラップ22の先端の幅寸法L3より大きい。
次に、図5に示すように、蓋兼用内フラップ22を折り曲げる。まず、図5の(a)に示すように、横罫3cを折目として、蓋兼用内フラップ22を端壁12に対して水平方向に倒す。蓋兼用内フラップ22の側縁部22aの先端部(図5の(a)でドットハッチングにて図示した部分)は、蓋兼用外フラップ21の上端支持板部23上に位置させる。
その後、図5の(b)に示すように、第二境界線(横罫3d)を折目として、蓋兼用内フラップ22を折り曲げる。このとき、内側壁板部27は、対向する内側壁板部24,24間に押し込まれ、先端部が曲がった状態となる。つまり、側縁部22aに変形を生じさせつつ内側壁板部27を折り込むと、下方に向かって延在するようになる。第二境界線の端部(切欠部29の頂点P)は、製函状態の平面視で第一境界線の上方に位置し、蓋兼用外フラップ21の上端支持板部23の先端部上方で蓋兼用内フラップ22が折り曲げられることになる。したがって、蓋兼用内フラップ22は、第二境界線に沿って正確に折り曲げられ、外観を美しくすることができる。
図5の(c)に示すように、内側壁板部27を、その下端が端壁12の内側面に当接するまで押し込む。すると、先端角部22bは面取りによって形成された空間に入り込んで、先端部の曲がりが解消される。そして、先端角部22bが面取部28に係止され、蓋兼用外フラップ21の側縁部22aと蓋兼用内フラップ22の側縁部22aとが互いに固定される。このとき、内側壁板部24,27はともに内側に戻ろうと反発するので、先端角部22bと面取部28とが押し合って確実に係止される。
以上の作業手順によって、図6に示すようなスタッキングトレー兼用箱1が完成する。
以上のようなスタッキングトレー兼用箱1によれば、蓋兼用外フラップ21と蓋兼用内フラップ22を平板状の状態で側壁および端壁に対して折り畳むと蓋が形成され、上側開閉部を閉鎖できる。したがって、別途に蓋を設ける必要はなく、作業手間や製造コストを低減できる。蓋部20は、般的な段ボール箱の内フラップおよび外フラップと同様の折り曲げ作業だけで容易に形成できる。さらに、本実施形態に係るスタッキングトレー兼用箱1は、一枚のブランクシート1aから容易に形成することができる。
一方、蓋兼用外フラップ21を第一境界線で折り曲げるとともに蓋兼用内フラップ22を第二境界線で折り曲げると、枠状の支持面25が形成され、その上に他のスタッキングトレー兼用箱(図示せず)を積み上げることができる。このとき、蓋兼用内フラップ22の先端角部22bが、蓋兼用外フラップ21の面取部28に入り込む。そして、蓋兼用外フラップ21の側縁部21aと蓋兼用内フラップ22の側縁部22aとが係止される。また、係止状態から、蓋兼用内フラップ22の展開する作業も容易に行える。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。例えば、前記実施形態では、蓋兼用外フラップ21に面取部28が形成されて、蓋兼用内フラップ22に切欠部29が形成されているが、これに限定されるものではない。蓋兼用外フラップに切欠部を形成し、蓋兼用内フラップに面取部を形成してもよい。また、互いに対向する蓋兼用外フラップの側縁部および蓋兼用内フラップの側縁部のうち、左側(または右側)に位置する側縁部に切欠部を形成し、右側(または左側)に位置する側縁部に面取部を形成してもよい。つまり、面取部が形成された側縁部と、切欠部が形成された側縁部が対向していればよい。そして、前記実施形態では、蓋兼用外フラップ21に面取部28が形成されているので、蓋兼用外フラップ21を先に折り曲げたが、蓋兼用内フラップに面取部を形成した場合には、蓋兼用内フラップを先に折り曲げる。
また、前記実施形態では、底部30の形状としてA式タイプを採用しているが、これ以外にも、底部の封鎖に粘着テープ等を用いる必要のない、ワンタッチ底やアメリカンロックなど、その他の公知の形状を採用することも可能である。
1 スタッキングトレー兼用箱
3b 横罫(第一境界線)
3d 横罫(第二境界線)
10 筒状胴部
11 側壁
12 端壁
21 蓋兼用外フラップ
21a 側縁部
22 蓋兼用内フラップ
22b 先端角部
21a 側縁部
23 上端支持板部
24 内側壁板部
26 上端支持板部
27 内側壁板部
28 面取部
29 切欠部

Claims (2)

  1. 一対の側壁および一対の端壁を有する筒状の胴部と、前記両側壁に連設された一対の蓋兼用外フラップと、前記両端壁に連設された一対の蓋兼用内フラップと、を備え、
    前記蓋兼用外フラップは、前記側壁に連設された上端支持板部と、当該上端支持板部に連設された内側壁板部とを備え、
    前記蓋兼用外フラップの前記上端支持板部と前記内側壁板部とを区画する第一境界線は、前記側壁の上端と平行であり、箱が組み立てられた状態において前記上端支持板部は前記側壁の上端から内側に延在し、前記内側壁板部は前記上端支持板部の先端から下方に延在しているとともに、前記蓋兼用外フラップの前記内側壁板部は前記側壁に対して傾斜し、前記内側壁板部の下端は前記側壁の内側面に当接しており、
    前記蓋兼用内フラップは、前記端壁に連設された上端支持板部と、当該上端支持板部に連設された内側壁板部とを備え、
    前記蓋兼用内フラップの前記上端支持板部と前記内側壁板部とを区画する第二境界線は、前記端壁の上端と平行であり、箱が組み立てられた状態において前記上端支持板部は前記端壁の上端から内側に延在し、前記内側壁板部は前記上端支持板部の先端から下方に延在しているとともに、前記蓋兼用内フラップの前記内側壁板部は前記端壁に対して傾斜し、前記内側壁板部の下端は前記端壁の内側面に当接しており、
    前記蓋兼用外フラップの側縁部および前記蓋兼用内フラップの側縁部のうち、一方の側縁部の先端には面取部が形成され、他方の側縁部には先端角部を残して切欠部が形成されており、
    前記先端角部が前記面取部に係止されている
    ことを特徴とするスタッキングトレー兼用箱。
  2. 前記第二境界線の端部は、製函状態で前記第一境界線の上方に位置している
    ことを特徴とする請求項1に記載のスタッキングトレー兼用箱。
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