JPH0712311Y2 - 束状乾麺の箱詰用台紙 - Google Patents

束状乾麺の箱詰用台紙

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JPH0712311Y2
JPH0712311Y2 JP9227792U JP9227792U JPH0712311Y2 JP H0712311 Y2 JPH0712311 Y2 JP H0712311Y2 JP 9227792 U JP9227792 U JP 9227792U JP 9227792 U JP9227792 U JP 9227792U JP H0712311 Y2 JPH0712311 Y2 JP H0712311Y2
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JP
Japan
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noodles
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noodle
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JP9227792U
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Inventor
精三 稲垣
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精三 稲垣
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、束状に結束した素麺な
どの乾麺を箱詰めする際に用いる保持用の台紙に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、所定量宛に束ねられた素麺等の乾
麺を箱詰めする際は、麺がばらけたり、折れたりするこ
とを防止する為に、収納箱の底部に図3に示すような略
半円筒形の凹所7aを連設した樹脂製のトレー7を装填
し、該トレー7の各凹所7a内にそれぞれ麺束5を収納
することとしたり、或いは図4に示すように所定位置に
断面略コ字状の仕切壁8’を折立てた台紙8を収納箱
(図示せず)内に装填し、該仕切壁8’で収納した麺束
5の片寄りを防止することとしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の麺束の
箱詰めでは、まず前者は、トレーの凹所内に個々の麺束
を収納するので、麺束の保持は確実であるが、トレーを
所定形成に形成する為、合成樹脂で一体成形しており、
この為、消費者の手元に渡った後は、処理の困難な不燃
ゴミとして廃棄されることとなり、環境破壊の一因にな
るという問題点を有していた。
【0004】又、後者は台紙が紙製の為、環境への悪影
響は少ないが、複数の麺束を隔壁で分離しているだけな
ので、各麺束は隔壁間である程度自由に動き得ることと
なり、このことから輸送などの際の乾燥麺の損傷が激し
く、商品価値を著しく損なう恐れが有り、又、該隔壁の
上面が表面に露呈することから展示の際の見栄えも悪い
という問題点を有していた。
【0005】本考案は、これら従来の問題点の解決を課
題とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本考案では、上記従来の問
題点を解決する為に、中程に多数の略楕円形の保持孔を
列設すると共に、該保持孔の両端にそれぞれ、隣接した
各保持孔の先端に接する第一の折目線を設け、該両折目
線の内方には、それぞれ該折目線と平行な第二の折目線
を所定寸法離間して設けた箱詰用台紙を折り立て、素麺
などの箱詰の際に予め収納箱内に装填することとした。
【0007】
【作用】第一の折目線と第二の折目線は、それぞれ台紙
を外折り、内折りし、保持孔を穿設した箇所を立ち上が
らせるように作用する。又、略楕円形の該保持孔は、立
体的に折り立てられることにより、両端の弧状部が、束
ねられた麺の下方周囲に当接し、直線部が麺束の側面に
当接することにより、該麺束を不動に位置決め保持する
ように作用するものである。
【0008】
【実施例】図1は、本考案の実施例を示す組立前の平面
図である。図示したように本考案の箱詰用台紙は、矩形
の厚紙で形成された台紙1の中程に、両端に弧状部2
a,2aを有する略楕円形の保持孔2を多数並列形成
し、該保持孔2の両端にそれぞれ、隣接した各保持孔
2,2…の先端に接する第一の折目線3,3を設け、該
両折目線3,3の内方には、それぞれ該折目線3,3と
平行な第二の折目線4,4を所定寸法離間して設けたも
のである。ここにおいて、上記台紙1の外形寸法は、一
辺1aが装填される収納箱(図示せず)の内寸より大き
く、他辺1bが収納箱の内寸とほぼ同寸とする。尚、符
号2bは上記保持孔2の直線部を示す。
【0009】このようにして成る本考案の箱詰用台紙
は、外側の両折目線3,3を内折りすると共に、内側の
折目線4を外折りすることにより、図2に示すように組
み立てられ、図示しない収納箱内に装填されることによ
り、この形状を保つものである。そして折り立て形成さ
れた保持部2’には、結束帯6で所定量宛結束された素
麺などの乾麺の束5が位置ずれ不可に載置されるもので
ある。この時、該保持部2’両端の弧状部2aは、麺束
5の下方周囲に当接し、両側の直線部2bは麺束5の側
面に当接し、更に、保持部2’から突出した麺束5の下
面は、台紙1上に接しているので、保持された麺束5に
は輸送などに際しても無理な力が作用せず、麺の損傷が
最少限にくい止められるものである。
【0010】以上のように本考案の箱詰用台紙は、4カ
所の折目線を折り立てるだけで容易に組み立てられ、し
かも個々の麺束を不動に保持できるものである。
【0011】尚、図示していないが、収納箱内に素麺束
などを複数段にして収納する場合は、下段の台紙上に規
定数量の麺束を載置した後、同様の台紙を積み重ね、同
様に麺束を収納すれば良い。又、最上段に収納された麺
束の上部は、図示しない上蓋や透明シートを貼着した中
蓋などで押さえることとする。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案の束状乾麺の箱詰用
台紙は、4カ所の折目線から台紙を折り立てるだけで麺
束を1つづつ位置決め保持できる多数の保持部が形成さ
れるので、組み立てが極めて容易であるにも拘わらず、
麺束の保持が確実で、輸送等の際の麺の損傷が効果的に
防止される。又、箱詰めした際に台紙が表面に殆ど露呈
しない為、展示した際の見栄えが良く、商品性を損なう
ことがない。更に、台紙は、所定間隔毎に保持孔を形成
した紙材で形成されているので、通気性が良く、収納し
た乾麺の品質劣化を効果的に防止できると共に、消費者
に渡った後、不燃ゴミ等として廃棄され、環境汚染を引
き起こす恐れもないという多くの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の展開状態平面図である。
【図2】同上、使用状態斜視図である。
【図3】従来例の使用状態斜視図である。
【図4】他の従来例の使用状態斜視図である。
【符号の説明】
1 台紙 2 保持孔 2a 弧状部 2b 直線部 3 第一の折目線 4 第二の折目線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一辺が収納箱の内寸と略同寸で、他辺が
    該収納箱の内寸よりやや大きい矩形の紙材の中程に、両
    端を弧状部とした略楕円形の保持孔を前者辺方向に沿っ
    て並列形成すると共に、該保持孔の両端にそれぞれ、隣
    接した各保持孔の先端に接する第一の折目線を設け、該
    両折目線の内方には、それぞれ該折目線と平行な第二の
    折目線を所定寸法離間して設けたことを特徴とする束状
    乾麺の箱詰用台紙。
JP9227792U 1992-12-21 1992-12-21 束状乾麺の箱詰用台紙 Expired - Lifetime JPH0712311Y2 (ja)

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JPH0651174U JPH0651174U (ja) 1994-07-12
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