JPS6126177Y2 - - Google Patents

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JPS6126177Y2
JPS6126177Y2 JP10746681U JP10746681U JPS6126177Y2 JP S6126177 Y2 JPS6126177 Y2 JP S6126177Y2 JP 10746681 U JP10746681 U JP 10746681U JP 10746681 U JP10746681 U JP 10746681U JP S6126177 Y2 JPS6126177 Y2 JP S6126177Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえば包装箱の内側底部にセツト
し、複写機の付属品であるカセツト、トレイ等を
収容する包装用緩衝体に関する。
(従来の技術) 通常、複写機を梱包する場合には、比較的強度
が有る複写機の付属品であるカセツト、トレイ等
は、包装用緩衝体に収容したのち包装箱に複写機
本体とともに収納している。
しかしながら、この種の包装用緩衝体は複写機
本体の重量がかなり重いため、従来においては、
段ボールや合板からなる基板を包装箱の内底面と
同形に形成し、この基板の隅部に発泡スチロー
ル、発泡ポリエチレン、あるいはゴム材料からな
る複数の緩衝材を針金止め、あるいは接着剤で接
着することにより構成しているが、次のような欠
点があつた。
すなわち、前者の針金止めのものは、(a)寸法の
ばらつきが大きい、(b)作業性が悪い、(c)作業に熟
練を要す、(d)加工費が高いといつた欠点がある。
また、後者の接着剤を用いるものは上記(a)〜(d)に
加え、(e)接着剤の悪臭や煙が発生し、作業環境を
損ねる、(f)身体に接着剤が付着してかぶれをおこ
す、(g)貼付品がはがれ易く不良品の発生率が高い
等の欠点がある。
(考案が解決しようとする問題点) このように、従来の包装用緩衝体は、針金止
め、あるいは接着剤で接着するものであり、種々
の欠点がある。
本考案は、上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、比較的簡単な構成
でありながら、接着剤や針金を用いることなく組
立てることができ、尚且つ2種類以上の被包装物
の仕分けおよび摺れ防止等が行なえる包装用緩衝
体を提供しようとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 基板の両端部をそれぞれ複数回折込んで互いに
離間する一対の角筒状の被包装物支持部と、これ
らの被包装物支持部間に対向するように上記基板
の両側端部に連設され折曲げられることにより被
包装物支持部間に収納部を形成する側壁と、これ
ら側壁の両端部に連設された帯状部を折曲げ成形
し、上記被包装物支持部の両端内部に介在された
補強筒と、上記被包装物支持部間に側壁と平行に
切り起されて上記収納部を複数に区隔するととも
にこの両端部に形成された突片部を上記被包装物
支持部の相互対向面部に形成された差込孔にそれ
ぞれ差込んで固定した仕切片とを具備してなる構
成としたものである。
(作 用) すなわち、本発明は、上記した構成とすること
によつて接着剤や針金を用いることなく組立てる
ことができ、尚且つ2種類以上の被包装物の仕分
けおよび摺れ防止等が可能となり、また、補強筒
を被包装物支持部の両端内部に介在させるように
したから、充分な支持強度を得ることが可能とな
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面の第1図乃
至第10図を参照して説明する。第1図は本考案
の包装用緩衝体の使用状態を示すもので、カセツ
ト、トレイ等の被包装物A,Bを並べて収容した
包装用緩衝体1を包装箱2内に収納し、この上に
複写機本体等の被包装物Cを載置する状態で収納
することになる。
包装用緩衝体1は第2図に示すように被包装物
A,Bを収容する第1、第2の収容部3,4と、
被包装物Cを支承する互いに離間する一対の角筒
状の被包装物支持部5,5とを有した構成となつ
ている。
また、包装用緩衝体1は第3図に展開して示す
ように1枚の基板6からなり、この基板6は段ボ
ール、厚紙、あるいはプラスチツクシート等の長
方形状の板状体から形成されている。この基板6
は長手方向に沿う両側縁部の中央部にそれぞれ収
容部3,4の一側壁7,7を形成する帯状板部7
a,7aが、また、これらの両端側に被包装物支
持部5,5の端部に嵌入して補強する補強筒8,
8を形成する矩形板部8a〜8eが幅方向に沿う
5本の折目線(筋押し部)a〜eを境として連設
されている。
また、基板6の長手方向両端部かつ上記帯状部
8a〜8eを除く部分には被包装物支持部5,5
を形成する帯状板部5a〜5dが幅方向に沿う4
本の折目線f〜iを境として連設されている。
また、収容部3,4の一側壁7,7を形成する
帯状板部7a,7aの折目線j,jと、上記被包
装物支持部5,5の外側板面を形成する帯状板部
5d,5dの折目線f,fとによつて囲まれ、上
記収容室3,4の底部9を形成する矩形板部9a
の中央部には上記被包装物支持部5,5を形成す
る帯状板部5a〜5dの折目線f〜iと直交する
折目線kと切込線l験で収容室3,4を区画する
仕切片10を形成する切起し片10aが形成され
ている。この切起し片10aの両端上部には突片
部10b,10bがそれぞれ一体成形されてい
る。
一方、被包装物支持部5,5の内側板面を形成
する帯状板部5b,5bには上記仕切片10の突
片部10b,10bが差込まれる差込孔11,1
1が形成されている。
また、上記補強筒8…を形成する矩形板部8a
〜8eのうち、上記収容部3,4の一側壁7,7
を形成する帯状板部7a,7aの内壁面と重合す
る矩形板部8b…には八の字状の切込み12a…
が入れられていて、自略端側の幅寸法が付根部の
幅寸法より大きい係止舌片12…が形成されてい
る。一方、矩形板部8d…が重合される帯状板部
7a,7aには同様に八の字状の切込み13a…
が入れられていて、係止舌片13…が形成されて
いる。
なお、図中14,14は収容室3,4の一側壁
7,7を形成する帯状板部7a,7aに形成され
た手指差込み用切欠部であり、15は仕切片10
の起立を容易ならしめるため切込線1の中途部を
彎曲させてなる手指押込舌片である。
また、m…は被包装物支持部5,5を形成する
帯状板部5a〜5dと補強筒8…を形成する矩形
板部8a〜8eとの境に形成された切込み線であ
る。
つぎに、このように構成された1枚の基板6か
ら包装用緩衝体1を組立てる手段を説明する。ま
ず、矩形板部8a〜8eをそれぞれ順次折れ目線
a〜eを境に折曲げて角筒状にして補強筒8…を
形成するとともに帯状板部7a,7aを折目線
j,jを境に起立させて第4図に示す状態とす
る。
このとき、第5図に示すように矩形板部8a〜
8eを順次折曲げたのち第6図および第7図に示
すように補強筒8…の矩形板部8bを収容室3,
4の一側壁7を形成する帯状板部7aに確実に重
合して、係止舌片12,13を一括して折曲げる
ことにより、これら板体相互を予め固定する。
つぎに、第8図に示すように帯状板部5a〜5
dを折目線f〜iを介して同一方向に順次折曲げ
ることにより互いに離間する一対の角筒状の被包
装物支持部5,5を形成するとともにこれら被包
装物支持部5,5間に形成した切起し片10aを
起立させて仕切片10を形成する。このとき、被
包装物支持部5,5内には補強筒8…が包み込ま
れる。ついで、この仕切片10の両端上部に形成
し突片部10b,10bを上記被包装物支持部
5,5の相互対向板面部に形成された差込孔1
1,11に差込み、第9図および第10図に示す
ように被包装物支持部5,5の浮上りと仕切片1
0の倒れを防止する。
そして、第2図に示すような包装用緩衝体1が
接着剤や針金を用いることなく組立てられること
になる。このように組立てられた包装用緩衝体1
…はそのまま積重ねて保管、運搬もできる。
なお、上述の一実施例において、包装箱の底部
に収納する場合について説明したが、これに限る
ものではなく、包装箱の上部や側部に収納しても
よい。また、収納室を2つとしたが、仕切片の数
を増やすことによりその数を増やすようにしても
よい。
また、重合板体相互の固定方法として係止片を
一括して折曲げるようにしたが、第11図および
第12図に示すように一方の板体に係止片12を
設け、他方の板体の台形孔16に折曲げて差込む
ことにより固定するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように、基板の両端部
をそれぞれ複数回折込んで互いに離間する一対の
角筒状の被包装物支持部と、これら被包装物支持
部間に対向するように上記基板の両側端部に連設
され折曲げられることにより被包装物支持部間に
収納部を形成する側壁と、これら側壁の両端部に
連設された帯状部を折曲げ成形し、上記被包装物
支持部の両端内部に介在された補強筒と、上記被
包装物支持部間に側壁と平行に切り起されて上記
収納部を複数に区隔するとともにこの両端部に形
成された突片部を上記被包装物支持部の相互対向
面部に形成された差込孔にそれぞれ差込んで固定
した仕切片とを具備してなることを特徴とする包
装用緩衝体にある。
したがつて、比較的簡単な構成でありながら、
接着剤や針金を用いることなく組立てることがで
き、尚且つ2種類以上の被包装物の仕分けおよび
摺れ防止等が行なえるといつた効果を奏する。
また、補強筒を被包装物支持部の両端内部に介
在させるようにしたから、充分な支持強度が得ら
れるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の包装用緩衝体の使用状態を示
す概略的縦断側面図、第2図は包装用緩衝体の斜
視図、第3図はその展開図、第4図は一部組立て
た状態を示す斜視図、第5図は補強筒部の組立途
中の状態を示す斜視図、第6図は同じく組立完了
状態を示す斜視図、第7図は第6図−線に沿
う断面図、第8図は被包装物支持部の組立途中の
状態を示す斜視図、第9図は同じく組立完了状態
を示す斜視図、第10図は第9図−線に沿う
断面図、第11図は補強部の変形例を示す斜視
図、第12図は同じく固定完了状態の縦断面図で
ある。 A……被包装物、B……被包装物、C……被包
装物、1……包装用緩衝体、3……第1の収容
部、4……第2の収容部、5……被包装物支持
部、6……基板、10……仕切片、10b……突
片部、11……差込孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板の両端部をそれぞれ複数回折込んで互いに
    離間する一対の角筒状の被包装物支持部と、これ
    らの被包装物支持部間に対応するように上記基板
    の両側端部に連設され折曲げられることにより被
    包装物支持部間に収納部を形成する側壁と、これ
    ら側壁の両端部に連設された帯状部を折曲げ成形
    し、上記被包装物支持部の両端内部に介在された
    補強筒と、上記被包装物支持部間に側壁と平行に
    切り起されて上記収納部を複数に区隔するととも
    にこの両端部に形成された突片部を上記被包装物
    支持部の相互対向面部に形成された差込孔にそれ
    ぞれ差込んで固定した仕切片とを具備してなるこ
    とを特徴とする包装用緩衝体。
JP10746681U 1981-07-20 1981-07-20 包装用緩衝体 Granted JPS5814317U (ja)

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JP10746681U JPS5814317U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 包装用緩衝体

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JP10746681U JPS5814317U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 包装用緩衝体

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Publication Number Publication Date
JPS5814317U JPS5814317U (ja) 1983-01-28
JPS6126177Y2 true JPS6126177Y2 (ja) 1986-08-06

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JP10746681U Granted JPS5814317U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 包装用緩衝体

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6035974B2 (ja) * 2012-08-07 2016-11-30 凸版印刷株式会社 包装箱
JP7413686B2 (ja) * 2019-09-05 2024-01-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 包装体

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JPS5814317U (ja) 1983-01-28

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