JPH05213336A - キーボード等用の梱包材 - Google Patents

キーボード等用の梱包材

Info

Publication number
JPH05213336A
JPH05213336A JP3457692A JP3457692A JPH05213336A JP H05213336 A JPH05213336 A JP H05213336A JP 3457692 A JP3457692 A JP 3457692A JP 3457692 A JP3457692 A JP 3457692A JP H05213336 A JPH05213336 A JP H05213336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
folds
keyboard
side walls
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3457692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0725382B2 (ja
Inventor
Hachiro Kataoka
八郎 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUO SHIKI KOGYO KK
Original Assignee
CHUO SHIKI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHUO SHIKI KOGYO KK filed Critical CHUO SHIKI KOGYO KK
Priority to JP3457692A priority Critical patent/JPH0725382B2/ja
Publication of JPH05213336A publication Critical patent/JPH05213336A/ja
Publication of JPH0725382B2 publication Critical patent/JPH0725382B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 唯一枚の段ボールを折曲させるだけで、梱包
箱の形態に折上げると共に、その一部分を折曲して、発
泡スチロール製パッキンの代用となるパッキンを形成さ
せられる様にした、キーボード等用の梱包材を提供す
る。 【構成】 前記段ボール100は、梱包箱の側壁を形成
させる周壁面1と、一方の対向側壁3,5の各下縁に折
り目を介して順次連設した一半側底面7,8、及び衝接
片9,10と、側壁3,5の各上縁に折り目を介して順
次連設した一半側蓋面11,12及び挿込片13,14
と、他方の対向側壁2,4の各下縁及び各上縁に折り目
を介して連設されて梱包物品を緩衝支持する下側及び上
側パッキン201及び202を折曲形成させる為の下側
及び上側パッキン形成面15〜18を備える。各パッキ
ン形成面15〜18は、夫々コ字状折曲片20及び21
の形態を備え、梱包物品に略直角に当接される各荷重支
承面20e,20f,21eには、緩衝用切欠部Yを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、唯一枚の段ボールを折
り曲げるだけで、梱包物品、例えばコンピュータのキー
ボード等の梱包箱を折り上げ、更に、その一部分を折り
曲げて、梱包物品を緩衝支持するパッキンを簡単・迅速
に折曲形成させられる様に構成したキーボード等用の梱
包材に関する。
【0002】
【従来の技術】拡大の一途をたどる先進諸国の浪費生活
と、発展途上諸国の人口の急増とが相俟って、都市ゴミ
の処理問題は、益々深刻の度を深めるばかりである。様
々な生活廃棄物の中でも、殊に、便利さと体裁性に優れ
た発泡スチロール製の梱包用パッキンや使捨容器の類い
は顕著に急増している。そして、例えば、コンピュータ
のキーボードを段ボール箱に納めて梱包する場合にも、
キーボードの両端を発泡スチロール製パッキンで緩衝支
持する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】処が、発泡スチロール
の廃棄物は、嵩張るうえに、燃やすと高温を発して焼却
炉を痛める等の為に処分費用が嵩むばかりでなく、有限
で貴重な石油資源から作られるので、その使用は極力避
けることが望ましい。そこで本発明の目的は、所定の複
数箇所に折り目や切れ目を設けた唯一枚の段ボールを、
その折り目に沿って折曲させるだけで、梱包箱の形態に
折り上げられると共に、この梱包箱の一部分を折り曲げ
ることによって、従来の発泡スチロール製パッキンに代
わる役割を果すパッキンを簡単に形成させられる様にし
た、キーボード等用の梱包材を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の本発明よるキーボード等用の梱包材は、所定の複数箇
所に折り目や切れ目を設けた一枚の段ボールを折曲させ
ることにより、梱包箱の形態に折り上げ、且つ、キーボ
ード等の梱包物品を緩衝支持するパッキンを折曲形成さ
せられる様に構成したものであって、前記段ボール10
0は、前記梱包箱の周壁を折曲形成させる各側壁2〜5
及び糊代6を,順次折り目A〜Dを介して連設した周壁
面1と、前記側壁3,5の各下縁に、折り目E,Fを介
して連設した各一半側底面7,8、及び該一半側底面
7,8の夫々の縁端に折り目G,Hを介して連設した衝
接片9,10と、前記側壁3,5の各上縁に、折り目
I,Jを介して連設した各一半側蓋面11,12、及び
該一半側蓋面11,12の夫々の縁端に折り目K,Lを
介して連設した挿込片13,14と、前記側壁2,4の
各下縁に、折り目M,Nを介して夫々連設されて、梱包
物品を緩衝支持する下側パッキン201を折曲形成させ
る、下側パッキン形成面15,16と、前記側壁2,4
の各上縁に、折り目O,Pを介して夫々連設されて、梱
包物品の上面に緩衝的に宛てがう上側パッキン202を
折曲形成させる、上側パッキン形成面17,18とを備
える構成とした。そして、前記下側パッキン形成面1
5,16は、前記側壁2,4の各下縁に前記折り目M,
Nを介して夫々連設した所定長さの補強用底片19の縁
端に、2条の折り目Q,Rが設けられて下向コ字状に折
曲されるコ字状折曲片20を、折り目Sを介して夫々連
設した形態とし、前記上側パッキン形成面17,18
は、前記側壁2,4の各上縁に、2条の折り目T,Uが
設けられてコ字状に折曲されるコ字状折曲片21を、折
り目O,Pを介して夫々連設し、且つ、各コ字状折曲片
21の先端側を下向きに折曲して段差面を形成させる段
差面形成用折り目fを夫々設けた形態とし、前記コ字状
折曲片20,21には、梱包物品の表面に対して略直角
に当接される荷重支承面20e,20f,21eの夫々
に、緩衝用切欠部Yを設けるとよい。前記緩衝用切欠部
Yは、コ字乃至U字形をなして、その両端は夫々前記コ
字形に折曲させる為の折り目Q,Rに連なる緩衝用切れ
目Xを、前記荷重支承面20e,20fに設け、且つこ
の両端間に於いて前記折り目Q,Rを欠如させることに
より、前記コ字状折曲片20をコ字状に折曲させると、
緩衝用切欠部Yが自ずから形成される様にするとよい。
又、前記下側パッキン形成面15,16、及び上側パッ
キン形成面17,18には、梱包物品の側面に緩衝的に
当接させる折曲片20c,21cを設けるとよい。
【0005】
【作用】保管・輸送時には、嵩張らない一枚の段ボール
100に展開されている本発明の梱包材を使って、例え
ば、コンピュータのキーボードを梱包するには、先ず、
周壁面1を糊代6部分によって角筒状に組上げる。尤
も、この組上げは梱包材の製造工程で行ったうえ、偏平
に折り畳んで出荷してもよい。次いで、下側パッキン形
成面15,16を対向状に直角に折曲させたうえ、各一
半側底面7,8及び衝接片9,10を折り目に沿って対
向状に直角に折曲させると、箱底面が形成されると共
に、底面上に突き合わせ状に立ち上がった衝接片9,1
0によって箱底面が補強される。そこで、下側パッキン
形成面15及び16を、夫々下側パッキン201の形態
に折曲させたうえ、箱の底部両側端に形成された両パッ
キンの上にキーボードの両端を架け渡して緩衝支持させ
る。続いて、上側パッキン形成面17及び18を、上側
パッキン202の形態に折曲させて、その段差面をキー
ボードの両端部上面に夫々緩衝的に宛てがう。この状態
でキーボードの両端部の三方の側面には、上下両側パッ
キン形成面15〜18に設けた折曲片20c,21c、
及び上側パッキン形成面17,18の一部が緩衝的に当
接される。最後に、各一半側蓋片11,12及び挿込片
13,14を対向状に夫々直角に折曲させれば、箱の蓋
閉じが完了して、キーボードは、その両端を段ボール製
の上下両側パッキン201,202によって緩衝支持さ
れた状態のもとに、折り上がった段ボール箱で梱包され
る。輸送途中に、万一、想定レベルを上回る過大な衝撃
力が及ぼされた場合には、両パッキン201,202の
荷重支承面20e,20f,21eに設けた緩衝用切欠
部Yの存在によって、此等の支承面が座屈変形して過度
の衝撃力を有効に減衰させ、梱包物品が防護される。
【0006】
【実施例】以下に、図面を参照しながら本発明の一実施
例を説明する。この実施例の梱包材はコンピュータのキ
ーボードを梱包する為に作られており、保管・輸送時に
は、図1に示した様に、一枚の段ボール100に展開さ
れている。尤も、この組上げは梱包材の製造工程で行っ
たうえ、出荷時には偏平に折り畳んで置く様にしてもよ
い。そして、使用時にその折り目に沿って折曲させて梱
包箱の形態に折り上げ、且つ、従来の発泡スチロール製
パッキンに代わる役割を果す下側パッキン201、及び
上側パッキン202を形成させながら、キーボード30
0を収容し、蓋閉じすれば、図7〜9に示した状態の梱
包が簡単・迅速、且つ確実に完了する。
【0007】段ボール100には、図1に示した様に梱
包箱の周壁を折曲形成させる為の、側壁2,3,4,5
及び糊代6を,順次折り目A〜Dを介して連設した周壁
面1を、その長手方向の全長にわたって、中央部に帯状
に設けている。そして、一方の対向側壁3,5の各下縁
には、各一半側底面7,8を折り目E,Fを介して連設
し、各一半側底面7,8の夫々の縁端には、衝接片9,
10を折り目G,Hを介して夫々連設している。又、側
壁3,5の各上縁には、各一半側蓋面11,12を折り
目I,Jを介して夫々連設し、各一半側蓋面11,12
の夫々の縁端には、挿込片13,14を折り目K,Lを
介して連設している。各衝接片9,10及び挿込片1
3,14の夫々の縁端の両側端部には、梱包物品の受止
位置決め用の係止突片a及びbを設けている。
【0008】他方の対向側壁2,4の各下縁及び上縁に
は、図6に示した様にキーボード300を、折上げた梱
包箱内の中央部に緩衝状態で支持する役割を果す下側パ
ッキン201及び上側パッキン202を夫々折曲形成さ
せる為の、下側パッキン形成面15,16及び上側パッ
キン形成面17,18を、折り目M,N及び折り目O,
Pを介して夫々連設している。
【0009】下側パッキン形成面15及び16は同じ形
状をしており、図2に示した様に側壁2及び4の各下縁
に、周壁面1の高さ寸法と略同じ長さの補強用底片19
を折り目M,Nを介して夫々連設し、更に、各補強用底
片19の縁端には、2条の折り目Q,Rが設けられて下
向コ字状に折曲されるコ字状折曲片20を,折り目Sを
介して夫々連設した形態を備えている。そして、横幅が
側壁2,4と略同じで、長さは周壁面1の高さと略等し
いコ字状折曲片20には、両側端寄りの2箇所に、折り
目Qに達する平行切れ目20aを設けて、各平行切れ目
20aの両外側の帯片状部分に於いて、折り目Q,Rを
夫々欠如させている。又、上記両帯片状部分の縁端に
は、帯状片20bを折り目cを介して夫々連設してい
る。更に、両帯状片20b,20bの互いに対向する側
辺には、折曲片20cを折り目dを介して夫々連設して
いる。
【0010】両コ字状折曲片20,20を図6,9に示
した様に下向コ字形に折曲した状態で、キーボード30
0はその両側端部を、2条の折り目Q,R間に形成され
た当接面20d,20dに載せ架けられるが、キーボー
ドの表面に垂直に当接される荷重支承面20e,20f
(上記コ字の両脚部に相当)には、各2箇所に、コ字状
をした緩衝用切れ目Xを、コ字の両端が夫々折り目Q,
Rに接する様に設け、且つ、コ字の両端の間は、折り目
Q,Rを欠如させている。その為、コ字状折曲片20を
図6に示した様に下側パッキン201の形態に折曲させ
ると、荷重支承面20e,20fの各2箇所に、矩形状
をした緩衝用切欠部Yが形成される様になっている。
【0011】上側パッキン形成面17及び18は左右に
対称の形状を備えており、夫々の横幅は側壁2,4と略
等しく、長さは各一半側蓋面11,12のそれに略等し
い。この上側パッキン形成面17,18は、その下辺に
略平行させてコ字形に折曲させる為の2条の折り目T,
Uを設けてあるので、以下の説明の便宜の為に、上側パ
ッキン形成面17,18は、コ字状折曲片21と重複し
た呼び名を付け、以後この呼び名によることにする。
尚、キーボード300の上面は前下がりに傾斜している
ので、上側の折り目Uもそれに合わせて傾斜させてい
る。コ字状折曲片21の左右両側端近くには、その上縁
から折り目Uに達する平行切れ目21aを夫々設け、各
平行切れ目21aの各外側に形成された帯状片21bに
は折り目Uを欠如させている。この両帯状片21b,2
1bの対向する側端部分には、折曲片21cを形成させ
る折り目eを設けている。
【0012】更に、両平行切れ目21a,21a間に挟
まれた部分には、その底辺をなす折り目Uから所定距離
隔てた上方に段差形成用折り目fを、折り目Uと平行に
設けて、段差形成用折り目fから先の部分を下向きに折
曲させる様にしている。図9に示したこの折曲状態に於
いて、両折り目U,f間の水平な段差面は、キーボード
300の上面に当接される当接面21dとなる。
【0013】又、図6に示した様、隣接する両折り目
T,U間に挟まれて、キーボード300の上面に垂直に
当接され荷重支承面21eには、その2箇所に上記と同
様な緩衝用切欠部Yを設けている。
【0014】そして、上下両パッキンを折曲形成させる
時に、上下両側パッキン形成面15〜18と、衝接片
9,10及び挿込片13,14とが互いに干渉する夫々
の箇所には、図1に示した様に嵌合用スリットg及び嵌
合用切欠h,iを設けている。又、一半側蓋面12に
は、折り目Lに接して半円弧形の指掛用切れ目jを設
け、梱包を解き易い様にしている。
【0015】次に、上記構成の作用を説明する。一枚の
段ボール100の状態に展開されている梱包材を、梱包
箱の形態に折り上げると共に段ボール製パッキンを折曲
形成させて、キーボード300を梱包するには、先ず、
糊代6部分によって周壁面1を角筒状に組上げ図3の様
に角筒状に組上げる。次いで、下側パッキン形成面1
5,16を対向状に直角に折曲させたうえ、各一半側底
面7,8を対向状に直角に折曲させながら、衝接片9,
10も対向状に直角に折曲させると、箱底面が形成させ
ると共に、底面から突合わせ状に立ち上がった衝接片
9,10によって底面が補強される。
【0016】次いで、下側のコ字状折曲片20を図5,
6,9に示した様に下向コ字状に折り曲げると、梱包箱
の底面に起立された衝接片9,10と干渉する夫々の箇
所に設けた嵌合用スリットg及び嵌合用切欠h,iが互
いに噛み合って、支障なく折曲を行えると共に、折曲形
成された下側パッキン201の形状が固定される。そこ
で、キーボード300を両下側パッキン201,201
間に架け渡した状態で載置する。この時、係止突片a,
bによって載置の位置決めがされる。この時、各帯状片
20bに設けた折曲片20cは、キーボード300の前
後の側面に当接される様に夫々直角に折曲させる(図
5)。
【0017】続いて、上側のコ字状折曲片(上側パッキ
ン形成面)21を、図6,9の様にコ字形に折曲させる
と共に、段差面形成用折り目fから先の部分を下向きに
直角に折曲させて形成させた水平な当接面21dを、キ
ーボード300の両側端部上面に当接させる。この時、
各帯状片21bに設けた折曲片21cは、キーボード3
00の前後の側面に当接される様に夫々直角に折曲させ
る。この折曲の際に、箱底面に起立された衝接片9,1
0と干渉する夫々の箇所に設けた嵌合用スリットg及び
嵌合用切欠h,iが互いに噛み合って、折曲が支障なく
行われると共に、折曲形成された上側パッキン202の
形状が固定される。
【0018】そこで最後に、各一半側蓋面11,12及
び各挿込片13,14を夫々下向きに直角に折曲させれ
ば、梱包箱は図7の様に蓋閉じされると共に閉じた状態
を固定される。かくして、キーボード300の梱包作業
は、一連のいささか込み入った組立方の説明とは異なっ
て、簡単・迅速且つ確実に完了する。この梱包状態に於
いて、キーボード300は、図8,9の様にその両側端
部の上下を、従来の発泡スチロール製パッキンに匹敵す
る緩衝性能を備えた上下両側パッキン202,201の
夫々の当接面20d,21d間に挟持された状態で緩衝
支持され、又、その両側端面は上側パッキン202の下
向折曲面に緩衝状態で当接され、更に、両側端部の前後
両側面には各折曲片20c,21cが緩衝状態で当接さ
れるので、上下両側パッキン202,201によるキー
ボード300の緩衝保持状態は万全となる。
【0019】そして、輸送途中で、万一、その緩衝能力
を上回る衝撃力が及ぼされた時には、各荷重支承面20
e,20,21eに形成された緩衝用切欠部Yの存在に
よって、此等の荷重支承面が座屈変形し、過大な衝撃力
は有効に減衰されるので、キーホード300は確実に損
壊を免れることが出来る。
【0020】尚、上記構成に於いて、荷重支承面20
e,20fに設ける緩衝用切れ目Xの形状は、コ字形に
限られず、要は、此等の荷重支承面に想定レベルを上回
る過大な衝撃力が及ぼされた場合には、荷重支承面が座
屈変形する様な形状と配置を備えている限り、例えば、
U字形や半円弧形等であってもよく、その配置箇所や数
も適宜に決めればよい。荷重支承面21eに設ける緩衝
用切欠部Yに就いても同様である。そして、梱包物品
は、勿論キーボードに限られない。
【0021】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明によるキーボード等用の梱包材は、以下に列挙した如
き実用上の様々の優れた効果を奏する。 a) 所要の複数箇所に折り目や切れ目等を設けた、唯
一枚の段ボールで構成されており、その折り目に沿って
折曲させるだけで、梱包箱の形態に折り上げられると共
に、従来の発泡スチロール製パッキンに代わる段ボール
製パッキンを、梱包箱と一体をなして簡単・迅速に折曲
形成させることが出来る。 b) その為、従来のものに比べてより安価に提供出
来、梱包作業も能率的に行える。 c) 有限で貴重な石油資源の浪費を伴い、然も廃棄処
理が厄介な発泡スチロール製パッキンを使わなくて済む
ので、貴重な地球資源の節約と、深刻の度が深まりつつ
あるゴミ処理問題の軽減に寄与出来る。 d) 梱包材は平坦に展開した1枚の段ボールの状態で
保管・輸送出来るので、保管・輸送費や在庫管理費を節
減出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をコンピュータのキーボードの梱包に適
用した一実施例を示す、梱包材を一枚の段ボールに展開
した状態の平面図である。
【図2】同上、図1の部分拡大図である。
【図3】同上、段ボールを角筒状に組上げた状態の斜視
図である。
【図4】同上、下側パッキンを折上げた状態を示す部分
斜視図である。
【図5】同上、1組の下側パッキンを折り上げたうえ、
その上にキーボードを架け渡して載置しつつある状態の
斜視図である。
【図6】同上、上下両側パッキンを夫々折上げた状態を
示す部分斜視図である。
【図7】同上、梱包し終えた梱包箱の外観斜視図であ
る。
【図8】同上、図7のa−a線に沿う断面図である。
【図9】同上、図7のb−b線に沿う断面図である。
【符号の説明】
100 段ボール 201 下側パッキン 202 上側パッキン 300 キーボード(梱包物品) A〜S 折り目 X 緩衝用切れ目 Y 緩衝用切欠部 a,b 係止突片 c〜e,k,m,n 折り目 f 段差面形成用折り目 g 嵌合用スリット h,i 嵌合用切欠 j 指掛用切れ目 l 平行切れ目 1 周壁面 2〜5 側壁 6 糊代 7,8 一半側底面 9,10 衝接面 11,12 一半側蓋面 13,14 挿込片 15,16 下側パッキン形成面 17,18 上側パッキン形成面 19 補強用底片 20,21 コ字状折曲片 20a,21a 平行切れ目 20b,21b 帯状片 20c,21c 折曲片 20d,21d 当接面 20e,20f,21e 荷重支承面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の複数箇所に折り目や切れ目を設け
    た一枚の段ボールを折曲させることにより、梱包箱の形
    態に折り上げ、且つ、キーボード等の梱包物品を緩衝支
    持するパッキンを折曲形成させられる様に構成したもの
    であって、 前記段ボール100は、 前記梱包箱の周壁を折曲形成させる各側壁2〜5及び糊
    代6を,順次折り目A〜Dを介して連設した周壁面1
    と、 前記側壁3,5の各下縁に、折り目E,Fを介して連設
    した各一半側底面7,8、及び該一半側底面7,8の夫
    々の縁端に折り目G,Hを介して連設した衝接片9,1
    0と、 前記側壁3,5の各上縁に、折り目I,Jを介して連設
    した各一半側蓋面11,12、及び該一半側蓋面11,
    12の夫々の縁端に折り目K,Lを介して連設した挿込
    片13,14と、 前記側壁2,4の各下縁に、折り目M,Nを介して夫々
    連設されて、梱包物品を緩衝支持する下側パッキン20
    1を折曲形成させる、下側パッキン形成面15,16
    と、 前記側壁2,4の各上縁に、折り目O,Pを介して夫々
    連設されて、梱包物品の上面に緩衝的に宛てがう上側パ
    ッキン202を折曲形成させる、上側パッキン形成面1
    7,18とを備えることを特徴とするキーボード等用の
    梱包材。
  2. 【請求項2】前記下側パッキン形成面15,16は、前
    記側壁2,4の各下縁に前記折り目M,Nを介して夫々
    連設した所定長さの補強用底片19の縁端に、2条の折
    り目Q,Rが設けられて下向コ字状に折曲されるコ字状
    折曲片20を、折り目Sを介して夫々連設した形態を備
    え、 前記上側パッキン形成面17,18は、前記側壁2,4
    の各上縁に、2条の折り目T,Uが設けられてコ字状に
    折曲されるコ字状折曲片21を、折り目O,Pを介して
    夫々連設し、且つ、各コ字状折曲片21の先端側を下向
    きに折曲して段差面を形成させる段差面形成用折り目f
    を夫々設けた形態を備え、 前記コ字状折曲片20,21には、梱包物品の表面に対
    して略直角に当接される荷重支承面20e,20f,2
    1eの夫々に、緩衝用切欠部Yを設けたことを特徴とす
    る請求項1項記載のキーボード等用の梱包材。
  3. 【請求項3】 前記緩衝用切欠部Yは、コ字乃至U字形
    をなして、その両端は夫々前記コ字形に折曲させる為の
    折り目Q,Rに連なる緩衝用切れ目Xを、前記荷重支承
    面20e,20fに設け、且つこの両端間に於いて前記
    折り目Q,Rを欠如させることにより、前記コ字状折曲
    片20をコ字状に折曲させると、緩衝用切欠部Yが自ず
    から形成される様にしたことを特徴とする請求項2項記
    載のキーボード等用の梱包材。
  4. 【請求項4】 前記下側パッキン形成面15,16、及
    び上側パッキン形成面17,18には、梱包物品の側面
    に緩衝的に当接させる折曲片20c,21cを設けこと
    を特徴とする請求項2項又は3項記載のキーボード等用
    の梱包材。
JP3457692A 1992-01-24 1992-01-24 キーボード等用の梱包材 Expired - Fee Related JPH0725382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3457692A JPH0725382B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 キーボード等用の梱包材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3457692A JPH0725382B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 キーボード等用の梱包材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05213336A true JPH05213336A (ja) 1993-08-24
JPH0725382B2 JPH0725382B2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=12418155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3457692A Expired - Fee Related JPH0725382B2 (ja) 1992-01-24 1992-01-24 キーボード等用の梱包材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725382B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002249127A (ja) * 2001-02-19 2002-09-03 Kojima:Kk 緩衝構造を一体に備えた梱包箱
JP2006051978A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Kanae Co Ltd 包装箱
JP2009161246A (ja) * 2008-01-04 2009-07-23 Premier Image Technology China Ltd 包装箱

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002249127A (ja) * 2001-02-19 2002-09-03 Kojima:Kk 緩衝構造を一体に備えた梱包箱
JP2006051978A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Kanae Co Ltd 包装箱
JP2009161246A (ja) * 2008-01-04 2009-07-23 Premier Image Technology China Ltd 包装箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0725382B2 (ja) 1995-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1017026A (ja) 梱包用パッキン
JP2704242B2 (ja) 折畳式の段ボール製パッキン
JPH05213336A (ja) キーボード等用の梱包材
JPH07277371A (ja) 折畳式段ボール製パッキン
JP2844415B2 (ja) パソコン等用の梱包具
JPH05213335A (ja) キーボード等用の梱包材
JPH11100067A (ja) 機器梱包用のパッキング材
JP3118438B2 (ja) 緩衝構造を備えた折畳式梱包箱
JP2799673B2 (ja) 段ボール製パッキン
JP2691659B2 (ja) 折畳式の段ボール製パッキン
JP2678871B2 (ja) 折畳式段ボール製パッキン
JP3510064B2 (ja) 段ボール製梱包材及び梱包方法
JP2536580Y2 (ja) 緩衝機能を有する包装用紙箱
JP2646175B2 (ja) 折畳式の段ボール製パッキン
JP2646176B2 (ja) 段ボール製パッキンの折上方法及び折上用治具
JPH09301351A (ja) 包装箱
JP3350755B2 (ja) ファックス用包装部材
JP2698890B2 (ja) 折畳式の段ボール製パッキン
JP2691660B2 (ja) 折畳式の段ボール製パッキン
JP3591898B2 (ja) 包装装置
JP2639613B2 (ja) 折畳式の段ボール製パッキン
JPH11130053A (ja) 紙製の折畳式パッキン
JP2001002115A (ja) 太陽電池モジュール包装用スペーサ及び包装装置
JPH0551067A (ja) 梱包用の折畳式緩衝材
JPH0644860Y2 (ja) 段ボール製固定緩衝構造体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees