JP3350755B2 - ファックス用包装部材 - Google Patents
ファックス用包装部材Info
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- JP3350755B2 JP3350755B2 JP24398898A JP24398898A JP3350755B2 JP 3350755 B2 JP3350755 B2 JP 3350755B2 JP 24398898 A JP24398898 A JP 24398898A JP 24398898 A JP24398898 A JP 24398898A JP 3350755 B2 JP3350755 B2 JP 3350755B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファックス用包装
部材に関するものである。
部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型ファックスを箱詰めする場合
には、保管時や輸送時における外部からの衝撃で損傷し
ないように、発泡スチロール、空気封入クッションシー
ト等の緩衝性のある合成樹脂材料が使用されている。特
に発泡スチロールは、複雑な立体形状の成形が可能であ
り、緩衝性に優れ、軽量であり製造コストも安い等の利
点から、緩衝材として広く使用されている。しかし、こ
れらの合成樹脂製の緩衝材は、燃焼処理する場合には高
熱を発するため焼却炉を損傷し、又、そのまま廃棄処分
する場合にはゴミ処理公害を招くことになる。そこで、
再生利用ができると共に、これらの公害を招くことなく
燃焼処理のできる段ボールが見直されて使用されるよう
になっている。
には、保管時や輸送時における外部からの衝撃で損傷し
ないように、発泡スチロール、空気封入クッションシー
ト等の緩衝性のある合成樹脂材料が使用されている。特
に発泡スチロールは、複雑な立体形状の成形が可能であ
り、緩衝性に優れ、軽量であり製造コストも安い等の利
点から、緩衝材として広く使用されている。しかし、こ
れらの合成樹脂製の緩衝材は、燃焼処理する場合には高
熱を発するため焼却炉を損傷し、又、そのまま廃棄処分
する場合にはゴミ処理公害を招くことになる。そこで、
再生利用ができると共に、これらの公害を招くことなく
燃焼処理のできる段ボールが見直されて使用されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、段ボール製包装
材は、段ボールシートを打ち抜き、折曲し、所定の部位
をステプラー、接着剤、テープ等により、接着して組み
立てられている。このため、ステプラーを施す空間の確
保や接着用の部位の確保が必要となるだけでなく、接着
の手間がかかるものであった。
材は、段ボールシートを打ち抜き、折曲し、所定の部位
をステプラー、接着剤、テープ等により、接着して組み
立てられている。このため、ステプラーを施す空間の確
保や接着用の部位の確保が必要となるだけでなく、接着
の手間がかかるものであった。
【0004】本発明は、前記従来技術に鑑み、再生利用
ができると共に、焼却処理可能な段ボールを使用して、
テプラー、接着剤、テープ等の接着部材を用いることな
く、組み立てられ、しかも、段ボールだけで十分な緩衝
効果が得られるファックス用包装部材を提供することを
課題とする。
ができると共に、焼却処理可能な段ボールを使用して、
テプラー、接着剤、テープ等の接着部材を用いることな
く、組み立てられ、しかも、段ボールだけで十分な緩衝
効果が得られるファックス用包装部材を提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ファックス(F) の側部を少許挿
通して保持する左枠部材(B) 及び右枠部材(A) と、これ
らを収納する外装ケース(E) とからなり、右枠部材(A)
は、中央構成部(20)の左方に前筒構成部(1) を、右方に
後筒構成部(50)をそれぞれ折目を介して連設してなり、
前筒構成部(1) は、前重板(2) 、内側板(3) 、中板(4)
、外側板(5) 、前板(6) を折目を介して連設してな
り、前重板(2) は、差込片(8) を左端中央に形成してな
り、内側板(3) 及び中板(4) は、折目(12)(13)、切込線
(10)及び横長孔(11)に囲まれてなる中重板(14)及び中折
板(15)をそれぞれ形成し、中板(4) に差込孔(17)を穿設
してなり、中央構成部(20)は、中央板(22)の上辺左方に
折込片(36)を連設し、この折込片(36)の右方に内折込片
(40)を連設し、中央板(22)の上辺右方に折込片(41)を連
設し、この折込片(41)の左方に内折込片(45)を連設して
なり、中央板は(22)は、縦長孔(24)と後板(51)近傍に設
けた縦切込線(25)との間に、ファックスの右側と略同形
になるように切込線(46)、打抜孔(26)、折目(27)、切込
線(47)及び折目(30)を設けて保持部(21)を形成し、載置
板(31)の上辺の左右両側に差込溝(32)(33)を形成してな
り、後筒構成部(50)は、後板(51)、外側板(52)、差込孔
(56)を有する中板(53)、内側板(54)、後重板(55)を折目
を介して連設してなり、中板(53)及び内側板(54)は、中
板(53)の中央より内側板(54)の中央にかけて、上方には
切込線(58)を、下方には打抜孔(59)を設け、この打抜孔
(59)と切込線(58)の両端間に折目(57)(61)を設け、折目
(57)、切込線(58)、折目(61)、打抜孔(59)に囲まれた中
折板(62)及び中重板(63)を形成してなり、後重板(55)
は、左端略中央から鉤状の差込重片(69)を形成し、この
差込重片(69)の右端に略同形の差込重片(72)を連設し、
この差込重片(72)の下方に略同形の差込重片(74)を連設
してなり、左枠部材(B) は、前記右枠部材(A) と左右対
称に形成し、中央構成部(110) の左方に後筒構成部(80)
を、右方に前筒構成部(140) を連設してなる構成であ
る。
め、請求項1の発明は、ファックス(F) の側部を少許挿
通して保持する左枠部材(B) 及び右枠部材(A) と、これ
らを収納する外装ケース(E) とからなり、右枠部材(A)
は、中央構成部(20)の左方に前筒構成部(1) を、右方に
後筒構成部(50)をそれぞれ折目を介して連設してなり、
前筒構成部(1) は、前重板(2) 、内側板(3) 、中板(4)
、外側板(5) 、前板(6) を折目を介して連設してな
り、前重板(2) は、差込片(8) を左端中央に形成してな
り、内側板(3) 及び中板(4) は、折目(12)(13)、切込線
(10)及び横長孔(11)に囲まれてなる中重板(14)及び中折
板(15)をそれぞれ形成し、中板(4) に差込孔(17)を穿設
してなり、中央構成部(20)は、中央板(22)の上辺左方に
折込片(36)を連設し、この折込片(36)の右方に内折込片
(40)を連設し、中央板(22)の上辺右方に折込片(41)を連
設し、この折込片(41)の左方に内折込片(45)を連設して
なり、中央板は(22)は、縦長孔(24)と後板(51)近傍に設
けた縦切込線(25)との間に、ファックスの右側と略同形
になるように切込線(46)、打抜孔(26)、折目(27)、切込
線(47)及び折目(30)を設けて保持部(21)を形成し、載置
板(31)の上辺の左右両側に差込溝(32)(33)を形成してな
り、後筒構成部(50)は、後板(51)、外側板(52)、差込孔
(56)を有する中板(53)、内側板(54)、後重板(55)を折目
を介して連設してなり、中板(53)及び内側板(54)は、中
板(53)の中央より内側板(54)の中央にかけて、上方には
切込線(58)を、下方には打抜孔(59)を設け、この打抜孔
(59)と切込線(58)の両端間に折目(57)(61)を設け、折目
(57)、切込線(58)、折目(61)、打抜孔(59)に囲まれた中
折板(62)及び中重板(63)を形成してなり、後重板(55)
は、左端略中央から鉤状の差込重片(69)を形成し、この
差込重片(69)の右端に略同形の差込重片(72)を連設し、
この差込重片(72)の下方に略同形の差込重片(74)を連設
してなり、左枠部材(B) は、前記右枠部材(A) と左右対
称に形成し、中央構成部(110) の左方に後筒構成部(80)
を、右方に前筒構成部(140) を連設してなる構成であ
る。
【0006】この構成によれば、前筒構成部(1) (140)
や後筒構成部(50)(80)を差込溝(32)(33)(121) (122) に
差し込んでいるため、両載置板(31)(120) がしっかりと
固定され、この載置板(31)(120) に載置されるファック
スを確実に保持するすることができる。前筒構成部(1)
(140) や後筒構成部(50)(80)に差込片(8) (156) や差込
重片(69)(72)(74)(90)(91)(95)を設けているため、当該
筒部の強度を増強し、緩衝効果の向上を図ることができ
る。前筒構成部(1) (140) や後筒構成部(50)(80)を折込
片(36)(41)(126) (131) や差込溝(32)(33)(121) (122)
により中央構成部(20)(110) に固定でき、差込片(8) (1
56) や差込重片(69)(72)(74)(90)(91)(95)を設けて当該
筒部の強度を増強しているため、再生利用ができると共
に、焼却処理可能な段ボールを使用して、テプラー、接
着剤、テープ等の接着部材を用いることなく、組み立て
られ、しかも、段ボールだけで十分な緩衝効果が得られ
るファックス用包装部材を提供することができる。
や後筒構成部(50)(80)を差込溝(32)(33)(121) (122) に
差し込んでいるため、両載置板(31)(120) がしっかりと
固定され、この載置板(31)(120) に載置されるファック
スを確実に保持するすることができる。前筒構成部(1)
(140) や後筒構成部(50)(80)に差込片(8) (156) や差込
重片(69)(72)(74)(90)(91)(95)を設けているため、当該
筒部の強度を増強し、緩衝効果の向上を図ることができ
る。前筒構成部(1) (140) や後筒構成部(50)(80)を折込
片(36)(41)(126) (131) や差込溝(32)(33)(121) (122)
により中央構成部(20)(110) に固定でき、差込片(8) (1
56) や差込重片(69)(72)(74)(90)(91)(95)を設けて当該
筒部の強度を増強しているため、再生利用ができると共
に、焼却処理可能な段ボールを使用して、テプラー、接
着剤、テープ等の接着部材を用いることなく、組み立て
られ、しかも、段ボールだけで十分な緩衝効果が得られ
るファックス用包装部材を提供することができる。
【0007】請求項2の発明は、ファックス(F) の側部
を少許挿通して保持する左枠部材(B) 及び右枠部材(A)
と、所定の部品を収納する部品ケース(C) と、これらを
収納する外装ケース(E) とからなり、部品ケース(C)
は、蓋板(160) 、後板(161) 、底板(162) 、前外板(16
3) 、幅板(201) 、前内板(164) を折目(172) (174) (18
8) (209) を介して連設し、底板(162) の上下に側板(16
5) (166) を折目を介して連設してなり、蓋板(160)
は、折目(168) と連続する差込孔(167) を有する差込片
(169) を左端中央に設けてなり、後板(161) と底板(16
2) との境界の折目(174) 中央から二条の切込線(175)
(176) を右方向に設け、この上下切込線(175) (176) の
左方上下間にスリット(178) を設けて、後板(161) の右
方略中央に突出部(177) を形成してなり、底板(162)
は、前記上下切込線(175) (176) 及びスリット(178) に
より落込板部(180) を形成し、右方に切込線(181) を設
けて起立壁部(183) を形成し、上部右方から前外板(16
3) の上部中央にかけて立板部(185) 及び当板部(186)
を形成し、この当板部(186) の下方に折目(188) と連続
する係止孔(189) を穿設し、下方に立板部(192) 及び当
板部(193) を形成し、この下方に折目(188) と連続する
係止孔(195) を設けてなり、前外板(163) は、前内板(1
64) にかけて切込線(196) を中央に設けて差込基部(19
7) 及び差込片(198) を形成し、この切込線(196) の上
下に連続して打抜孔(200) をそれぞれ設けてなり、前内
板(164) は、右上角部に切欠部(202) を設け、これより
やや下方の右辺に係止突起部(203) を設け、下方に押片
(205) を形成し、この下方右辺に係止突起部(206) を形
成してなり、底板(162) の上方に連設した側板(165)
は、切欠部(211) を折目(212) と連続して設けた側重板
(213) 、内枠板(214) 、折曲片(229) を有する内枠板(2
15) 、後重板(216) を折目を介して左方から順に連設し
てなり、左方に重合片(223) を形成し、右端には折目(2
26) と連続する切欠部(227) を介して補強板(225) を連
設してなり、底板(162) の下部に連設した側板(166)
は、切欠部(231) を折目(232) と連続して設けた側重板
(233) 、内枠板(234) 、折曲片(249) を有する内枠板(2
35) 、後重板(236) を折目を介して左方から順に連設
し、左方に重合片(243) を形成し、右方には、右上端角
に切欠部(245) を有する補強板(244) を連設してなる構
成である。
を少許挿通して保持する左枠部材(B) 及び右枠部材(A)
と、所定の部品を収納する部品ケース(C) と、これらを
収納する外装ケース(E) とからなり、部品ケース(C)
は、蓋板(160) 、後板(161) 、底板(162) 、前外板(16
3) 、幅板(201) 、前内板(164) を折目(172) (174) (18
8) (209) を介して連設し、底板(162) の上下に側板(16
5) (166) を折目を介して連設してなり、蓋板(160)
は、折目(168) と連続する差込孔(167) を有する差込片
(169) を左端中央に設けてなり、後板(161) と底板(16
2) との境界の折目(174) 中央から二条の切込線(175)
(176) を右方向に設け、この上下切込線(175) (176) の
左方上下間にスリット(178) を設けて、後板(161) の右
方略中央に突出部(177) を形成してなり、底板(162)
は、前記上下切込線(175) (176) 及びスリット(178) に
より落込板部(180) を形成し、右方に切込線(181) を設
けて起立壁部(183) を形成し、上部右方から前外板(16
3) の上部中央にかけて立板部(185) 及び当板部(186)
を形成し、この当板部(186) の下方に折目(188) と連続
する係止孔(189) を穿設し、下方に立板部(192) 及び当
板部(193) を形成し、この下方に折目(188) と連続する
係止孔(195) を設けてなり、前外板(163) は、前内板(1
64) にかけて切込線(196) を中央に設けて差込基部(19
7) 及び差込片(198) を形成し、この切込線(196) の上
下に連続して打抜孔(200) をそれぞれ設けてなり、前内
板(164) は、右上角部に切欠部(202) を設け、これより
やや下方の右辺に係止突起部(203) を設け、下方に押片
(205) を形成し、この下方右辺に係止突起部(206) を形
成してなり、底板(162) の上方に連設した側板(165)
は、切欠部(211) を折目(212) と連続して設けた側重板
(213) 、内枠板(214) 、折曲片(229) を有する内枠板(2
15) 、後重板(216) を折目を介して左方から順に連設し
てなり、左方に重合片(223) を形成し、右端には折目(2
26) と連続する切欠部(227) を介して補強板(225) を連
設してなり、底板(162) の下部に連設した側板(166)
は、切欠部(231) を折目(232) と連続して設けた側重板
(233) 、内枠板(234) 、折曲片(249) を有する内枠板(2
35) 、後重板(236) を折目を介して左方から順に連設
し、左方に重合片(243) を形成し、右方には、右上端角
に切欠部(245) を有する補強板(244) を連設してなる構
成である。
【0008】この構成によれば、所定の部品が効率よ
く、がたつくことなく収納できるだけでなく、当該部品
ケース(C) により緩衝効果がより向上し、ファックスを
より確実に保護することができる。
く、がたつくことなく収納できるだけでなく、当該部品
ケース(C) により緩衝効果がより向上し、ファックスを
より確実に保護することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。本発明に係るファックス
用包装部材は、図1に示すように、ファックス(F) の左
右両側を少許挿通して保持する左枠部材(B) 及び右枠部
材(A) と、ファックス(F) の底部に配設する底板部材
(D) と、所定の部品を収納する部品ケース(C) とを、外
装ケース(E) 内に収納してなるものである。
づき図面を参照して説明する。本発明に係るファックス
用包装部材は、図1に示すように、ファックス(F) の左
右両側を少許挿通して保持する左枠部材(B) 及び右枠部
材(A) と、ファックス(F) の底部に配設する底板部材
(D) と、所定の部品を収納する部品ケース(C) とを、外
装ケース(E) 内に収納してなるものである。
【0010】右枠部材(A) は、図1に示すように、手前
に前筒構成部(1) を、中央に中央構成部(20)を、後方に
後筒構成部(50)を設けてなるものである。この右枠部材
(A) の展開図は、図2に示すように、中央構成部(20)の
左方に前筒構成部(1) を、右方に後筒構成部(50)をそれ
ぞれ折目(19)(23)を介して連設してなるものである。
に前筒構成部(1) を、中央に中央構成部(20)を、後方に
後筒構成部(50)を設けてなるものである。この右枠部材
(A) の展開図は、図2に示すように、中央構成部(20)の
左方に前筒構成部(1) を、右方に後筒構成部(50)をそれ
ぞれ折目(19)(23)を介して連設してなるものである。
【0011】前筒構成部(1) は、前重板(2) 、内側板
(3) 、中板(4) 、外側板(5) 、前板(6) を折目(18)(19)
を介して連設してなり、前重板(2) は、鉤状の切込線
(7) を設けて差込片(8) を左端中央に形成し、下方にス
リット(9) を横方向に設けてなる。内側板(3) 及び中板
(4) は、内側板(3) の左方中央から中板(4) の上方中央
にかけて切込線(10)を設け、内側板(3) の左方下部から
中板(4) の下部中央にかけて細長い横長孔(11)を設け、
前記切込線(10)の左端から下方の横長孔(11)にかけて折
目(12)を設け、同切込線(10)及び横長孔(11)の各右端間
に折目(13)を設け、この両折目(12)(13)、切込線(10)及
び横長孔(11)に囲まれてなる幅狭の中重板(14)及び幅広
の中折板(15)を折目(16)を介してそれぞれ形成し、中板
(4) の中央よりやや下方に差込孔(17)を横長に穿設して
なるものである。
(3) 、中板(4) 、外側板(5) 、前板(6) を折目(18)(19)
を介して連設してなり、前重板(2) は、鉤状の切込線
(7) を設けて差込片(8) を左端中央に形成し、下方にス
リット(9) を横方向に設けてなる。内側板(3) 及び中板
(4) は、内側板(3) の左方中央から中板(4) の上方中央
にかけて切込線(10)を設け、内側板(3) の左方下部から
中板(4) の下部中央にかけて細長い横長孔(11)を設け、
前記切込線(10)の左端から下方の横長孔(11)にかけて折
目(12)を設け、同切込線(10)及び横長孔(11)の各右端間
に折目(13)を設け、この両折目(12)(13)、切込線(10)及
び横長孔(11)に囲まれてなる幅狭の中重板(14)及び幅広
の中折板(15)を折目(16)を介してそれぞれ形成し、中板
(4) の中央よりやや下方に差込孔(17)を横長に穿設して
なるものである。
【0012】中央構成部(20)は、ファックス(F) の右側
面を挿通し、保持するための保持部(21)を、中央板(22)
の中央に形成し、中央板(22)の上辺左右両側に折込片(3
6)(41)をそれぞれ連設してなるものである。すなわち、
中央板(22)は、前記前筒構成部(1) の前板(6) との折目
(19)に連続して縦長の縦長孔(24)を下方に設け、この縦
長孔(24)の上端から後板(51)近傍に設けた縦切込線(25)
の上端との間に、ファックス(F) の右側上面と略同形に
なるように切込線(46)、打抜孔(26)、折目(27)及び切込
線(47)を設けて、二片の保護片(28)(29)を形成し、この
縦長孔(24)の下端から前記縦切込線(25)の下端まで折目
(30)を設けて載置板(31)を形成し、この載置板(31)の上
辺の左右両側に差込溝(32)(33)を縦に形成し、前記縦長
孔(24)の右方近傍に縦長の細長孔(34)及び打抜孔(35)を
それぞれ折目(30)を少許またぐように順次設け、ファッ
クス(F) の右側面を挿通し、保持するための保持部(21)
を、前記縦長孔(24)、切込線(46)、打抜孔(26)、折目(2
7)、切込線(47)、縦切込線(25)、折目(30)で形成してな
るものである。中央板(22)の上辺左方には、折込片(36)
を段ボールの厚さを考慮した幅板(37)及び折目(38)を介
して連設し、この折込片(36)の右方に折目(39)を介して
内折込片(40)を連設し、中央板(22)の上辺右方には、折
込片(41)を段ボールの厚さを考慮した幅板(42)及び折目
(43)を介して連設し、この折込片(41)の左方に折目(44)
を介して内折込片(45)を連設してなるものである。
面を挿通し、保持するための保持部(21)を、中央板(22)
の中央に形成し、中央板(22)の上辺左右両側に折込片(3
6)(41)をそれぞれ連設してなるものである。すなわち、
中央板(22)は、前記前筒構成部(1) の前板(6) との折目
(19)に連続して縦長の縦長孔(24)を下方に設け、この縦
長孔(24)の上端から後板(51)近傍に設けた縦切込線(25)
の上端との間に、ファックス(F) の右側上面と略同形に
なるように切込線(46)、打抜孔(26)、折目(27)及び切込
線(47)を設けて、二片の保護片(28)(29)を形成し、この
縦長孔(24)の下端から前記縦切込線(25)の下端まで折目
(30)を設けて載置板(31)を形成し、この載置板(31)の上
辺の左右両側に差込溝(32)(33)を縦に形成し、前記縦長
孔(24)の右方近傍に縦長の細長孔(34)及び打抜孔(35)を
それぞれ折目(30)を少許またぐように順次設け、ファッ
クス(F) の右側面を挿通し、保持するための保持部(21)
を、前記縦長孔(24)、切込線(46)、打抜孔(26)、折目(2
7)、切込線(47)、縦切込線(25)、折目(30)で形成してな
るものである。中央板(22)の上辺左方には、折込片(36)
を段ボールの厚さを考慮した幅板(37)及び折目(38)を介
して連設し、この折込片(36)の右方に折目(39)を介して
内折込片(40)を連設し、中央板(22)の上辺右方には、折
込片(41)を段ボールの厚さを考慮した幅板(42)及び折目
(43)を介して連設し、この折込片(41)の左方に折目(44)
を介して内折込片(45)を連設してなるものである。
【0013】後筒構成部(50)は、後板(51)、外側板(5
2)、中板(53)、内側板(54)、後重板(55)を折目(75)(76)
(77)(65)を介して連設してなるものである。中板(53)及
び内側板(54)は、中板(53)の中央よりやや下方に差込孔
(56)を横長に穿設し、この差込孔(56)の右端から上下方
向に折目(57)を形成し、この折目(57)の上端から右方に
切込線(58)を内側板(54)の幅方向の略中央まで設け、前
記折目(57)の下端から内側板(54)の略中央まで横に細長
で、右端付近で少許縦長にした打抜孔(59)を設け、この
打抜孔(59)と前記切込線(58)の両右端間に折目(61)を設
け、中板(53)と内側板(54)の中央に折目(57)、切込線(5
8)、折目(61)、打抜孔(59)に囲まれた中折板(62)及び中
重板(63)を折目(64)を介して形成してなるものである。
後重板(55)は、内側板(54)との折目(65)と連続する縦長
の打抜孔(66)を該折目(65)の中央に穿設し、この打抜孔
(66)の下端から右端まで折目(67)を設け、この打抜孔(6
6)の上端から階段状の切込線(68)を右端まで設けて鉤状
の差込重片(69)を形成し、この差込重片(69)の右端に略
同形の差込重片(72)を段ボールの厚さを考慮した幅板(7
0)及び折目(71)を介して連設し、この差込重片(72)の下
方に折目(73)を介して対称に略同形の差込重片(74)を連
設してなるものである。
2)、中板(53)、内側板(54)、後重板(55)を折目(75)(76)
(77)(65)を介して連設してなるものである。中板(53)及
び内側板(54)は、中板(53)の中央よりやや下方に差込孔
(56)を横長に穿設し、この差込孔(56)の右端から上下方
向に折目(57)を形成し、この折目(57)の上端から右方に
切込線(58)を内側板(54)の幅方向の略中央まで設け、前
記折目(57)の下端から内側板(54)の略中央まで横に細長
で、右端付近で少許縦長にした打抜孔(59)を設け、この
打抜孔(59)と前記切込線(58)の両右端間に折目(61)を設
け、中板(53)と内側板(54)の中央に折目(57)、切込線(5
8)、折目(61)、打抜孔(59)に囲まれた中折板(62)及び中
重板(63)を折目(64)を介して形成してなるものである。
後重板(55)は、内側板(54)との折目(65)と連続する縦長
の打抜孔(66)を該折目(65)の中央に穿設し、この打抜孔
(66)の下端から右端まで折目(67)を設け、この打抜孔(6
6)の上端から階段状の切込線(68)を右端まで設けて鉤状
の差込重片(69)を形成し、この差込重片(69)の右端に略
同形の差込重片(72)を段ボールの厚さを考慮した幅板(7
0)及び折目(71)を介して連設し、この差込重片(72)の下
方に折目(73)を介して対称に略同形の差込重片(74)を連
設してなるものである。
【0014】左枠部材(B) は、図1に示すように、手前
に前筒構成部(140) を、中央に中央板(110) を、後方に
後筒構成部(80)を設けてなるものである。この左枠部材
(B) の展開図は、図3に示すように、右枠部材(A) の展
開図と左右対称で、中央構成部(110)ノ左方に後筒構成部
(80)を、右方に前筒構成部(140)を折目(106) (107) を
介して連設してなるもので、前記右枠部材(A) とは、内
側板(82)及び中板(83)の下方に設けた打抜孔(96)が、右
方に縦長した部分を形成していないこと、中央構成部(1
10)ノ載置板 (120)に打抜孔(123)(124)を二カ所に設けて
いる点が、異なっている。
に前筒構成部(140) を、中央に中央板(110) を、後方に
後筒構成部(80)を設けてなるものである。この左枠部材
(B) の展開図は、図3に示すように、右枠部材(A) の展
開図と左右対称で、中央構成部(110)ノ左方に後筒構成部
(80)を、右方に前筒構成部(140)を折目(106) (107) を
介して連設してなるもので、前記右枠部材(A) とは、内
側板(82)及び中板(83)の下方に設けた打抜孔(96)が、右
方に縦長した部分を形成していないこと、中央構成部(1
10)ノ載置板 (120)に打抜孔(123)(124)を二カ所に設けて
いる点が、異なっている。
【0015】すなわち、後筒構成部(80)は、後重板(8
1)、内側板(82)、中板(82)、外側板(83)、後板(84)を折
目(86)(108) (104) (105) を介して連設してなるもので
ある。後重板(81)は、内側板(82)との折目(86)と連続す
る縦長の打抜孔(87)を該折目(86)の中央に穿設し、この
打抜孔(87)の下端から左端まで折目(88)を設け、この打
抜孔(87)の上端から階段状の切込線(89)を左端まで設け
て鉤状の差込重片(90)を形成し、この差込重片(90)の左
端に略同形の差込重片(91)を段ボールの厚さを考慮した
幅板(92)及び折目(93)を介して連設し、この差込重片(9
1)の下方に折目(94)を介して対称に略同形の差込重片(9
5)を連設してなるものである。内側板(82)及び中板(83)
は、内側板(82)の下方中央より中板(83)の下方中央にか
けて細長い打抜孔(96)を穿設し、この打抜孔(96)と並行
に切込線(97)を設けて、これら打抜孔(96)及び切込線(9
7)の左右両端間に折目(98)(99)を設けて、内側板(82)と
中板(83)の中央に折目(98)、切込線(97)、折目(99)、打
抜孔(96)に囲まれた中重板(100) 及び中折板(101) を折
目を介して形成し、中板(83)の中央よりやや下方に該折
目(99)の中央から横に差込孔(103) を設けてなるもので
ある。
1)、内側板(82)、中板(82)、外側板(83)、後板(84)を折
目(86)(108) (104) (105) を介して連設してなるもので
ある。後重板(81)は、内側板(82)との折目(86)と連続す
る縦長の打抜孔(87)を該折目(86)の中央に穿設し、この
打抜孔(87)の下端から左端まで折目(88)を設け、この打
抜孔(87)の上端から階段状の切込線(89)を左端まで設け
て鉤状の差込重片(90)を形成し、この差込重片(90)の左
端に略同形の差込重片(91)を段ボールの厚さを考慮した
幅板(92)及び折目(93)を介して連設し、この差込重片(9
1)の下方に折目(94)を介して対称に略同形の差込重片(9
5)を連設してなるものである。内側板(82)及び中板(83)
は、内側板(82)の下方中央より中板(83)の下方中央にか
けて細長い打抜孔(96)を穿設し、この打抜孔(96)と並行
に切込線(97)を設けて、これら打抜孔(96)及び切込線(9
7)の左右両端間に折目(98)(99)を設けて、内側板(82)と
中板(83)の中央に折目(98)、切込線(97)、折目(99)、打
抜孔(96)に囲まれた中重板(100) 及び中折板(101) を折
目を介して形成し、中板(83)の中央よりやや下方に該折
目(99)の中央から横に差込孔(103) を設けてなるもので
ある。
【0016】中央構成部(110) は、ファックス(F) の左
側面を挿通し、保持するための保持部(111) を、中央板
(112) の中央に形成し、中央板(112) の上辺左右両側に
折込片(126) (131) を連設してなるものである。すなわ
ち、中央板(112) は、左方縦方向に縦切込線(113) を設
け、この縦切込線(113) の上端から前板(141) との折目
(107) と連続して設けた縦長孔(114) の上端との間に、
ファックス(F) の左側上面と略同形になるように切込線
(137) 、打抜孔(115) 、折目(116) 及び切込線(138) を
設けて、二片の保護片(117) (118) を形成し、この縦切
込線(113) 及び縦長孔(114) の下端間に折目(119) を横
方向に設けて載置板(120) を形成し、この載置板(120)
の上辺の左右両側に差込溝(121) (122) を縦にそれぞれ
形成し、この折目(119) の左右両側に打抜孔(123)(124)
をそれぞれ設け、この右方の打抜孔(124) と縦長孔(11
4) との間に縦長の細長孔(125) を設け、ファックス(F)
の左側面を挿通し、保持するために、前記縦切込線(11
3) 、切込線(137) 、打抜孔(115) 、折目(116) 、縦長
孔(114) 、折目(119) 、切込線(138) で形成される保持
部(111) を中央に形成してなるものである。中央板(11
2) の上辺左方には、折込片(126) を段ボールの厚さを
考慮した幅板(127) 及び折目(128) を介して連設し、こ
の折込片(126) の右方に折目(129) を介して内折込片(1
30) を連設し、中央板(112) の上辺右方には、折込片(1
31) を段ボールの厚さを考慮した幅板(132) 及び折目(1
33) を介して連設し、この折込片(131) の左方に折目(1
34) を介して内折込片(135) を連設してなるものであ
る。
側面を挿通し、保持するための保持部(111) を、中央板
(112) の中央に形成し、中央板(112) の上辺左右両側に
折込片(126) (131) を連設してなるものである。すなわ
ち、中央板(112) は、左方縦方向に縦切込線(113) を設
け、この縦切込線(113) の上端から前板(141) との折目
(107) と連続して設けた縦長孔(114) の上端との間に、
ファックス(F) の左側上面と略同形になるように切込線
(137) 、打抜孔(115) 、折目(116) 及び切込線(138) を
設けて、二片の保護片(117) (118) を形成し、この縦切
込線(113) 及び縦長孔(114) の下端間に折目(119) を横
方向に設けて載置板(120) を形成し、この載置板(120)
の上辺の左右両側に差込溝(121) (122) を縦にそれぞれ
形成し、この折目(119) の左右両側に打抜孔(123)(124)
をそれぞれ設け、この右方の打抜孔(124) と縦長孔(11
4) との間に縦長の細長孔(125) を設け、ファックス(F)
の左側面を挿通し、保持するために、前記縦切込線(11
3) 、切込線(137) 、打抜孔(115) 、折目(116) 、縦長
孔(114) 、折目(119) 、切込線(138) で形成される保持
部(111) を中央に形成してなるものである。中央板(11
2) の上辺左方には、折込片(126) を段ボールの厚さを
考慮した幅板(127) 及び折目(128) を介して連設し、こ
の折込片(126) の右方に折目(129) を介して内折込片(1
30) を連設し、中央板(112) の上辺右方には、折込片(1
31) を段ボールの厚さを考慮した幅板(132) 及び折目(1
33) を介して連設し、この折込片(131) の左方に折目(1
34) を介して内折込片(135) を連設してなるものであ
る。
【0017】前筒構成部(140) は、前板(141) 、外側板
(142) 、中板(143) 、内側板(144)、前重板(145) を折
目(159) (150) (136) (158) を介して連設してなるもの
である。中板(143) 及び内側板(144) は、中板(143) の
中央よりやや下方に差込孔(146) を横長に穿設し、この
差込孔(146) の右端から上下方向に折目(147) を形成
し、この折目(147) の上端から右方に切込線(148) を内
側板(144) の前重板(145)近傍まで設け、前記折目
(147) の下端から前重板(145) の折目(158) まで
横に細長の横長孔(149) を設け、この横長孔(149) と前
記切込線(148) の両右端間に折目(151) を設け、中板(1
43) と内側板(144) の中央に折目(147) 、切込線(14
8)、折目(151) 、横長孔(149) に囲まれた中折板(152)
及び中重板(153) をそれぞれ折目(154) を介して形成し
てなるものである。前重板(145) は、鉤状の切込線(15
5) を設けて差込片(156) を左端中央に形成し、下方に
スリット(157) を横方向に設けてなる。
(142) 、中板(143) 、内側板(144)、前重板(145) を折
目(159) (150) (136) (158) を介して連設してなるもの
である。中板(143) 及び内側板(144) は、中板(143) の
中央よりやや下方に差込孔(146) を横長に穿設し、この
差込孔(146) の右端から上下方向に折目(147) を形成
し、この折目(147) の上端から右方に切込線(148) を内
側板(144) の前重板(145)近傍まで設け、前記折目
(147) の下端から前重板(145) の折目(158) まで
横に細長の横長孔(149) を設け、この横長孔(149) と前
記切込線(148) の両右端間に折目(151) を設け、中板(1
43) と内側板(144) の中央に折目(147) 、切込線(14
8)、折目(151) 、横長孔(149) に囲まれた中折板(152)
及び中重板(153) をそれぞれ折目(154) を介して形成し
てなるものである。前重板(145) は、鉤状の切込線(15
5) を設けて差込片(156) を左端中央に形成し、下方に
スリット(157) を横方向に設けてなる。
【0018】部品ケース(C) は、図4に示すように、蓋
板(160) 、後板(161) 、底板(162)、前外板(163) 、幅
板(201) 、前内板(164) を折目(172) (174) (188) (20
9) を介して連設し、底板(162) の上下に側板(165) (16
6) を折目(210) (230) を介して連設してなるものであ
る。
板(160) 、後板(161) 、底板(162)、前外板(163) 、幅
板(201) 、前内板(164) を折目(172) (174) (188) (20
9) を介して連設し、底板(162) の上下に側板(165) (16
6) を折目(210) (230) を介して連設してなるものであ
る。
【0019】蓋板(160) は、左端中央に差込孔(167) と
上下に連続する折目(168) を介して差込片(169) を設
け、円形の打抜孔(170) を隅近傍に複数個穿設し、横長
の打抜孔(171) を左方上方に穿設し、後板(161) との折
目(172) の中央に縦長の縦長孔(173) を穿設してなるも
のである。
上下に連続する折目(168) を介して差込片(169) を設
け、円形の打抜孔(170) を隅近傍に複数個穿設し、横長
の打抜孔(171) を左方上方に穿設し、後板(161) との折
目(172) の中央に縦長の縦長孔(173) を穿設してなるも
のである。
【0020】後板(161) は、底板(162) との境界の折目
(174) 中央から並行に二条の切込線(175) (176) を右方
向に設けて、右方略中央に突出部(177) を略横T字状に
形成してなるものである。
(174) 中央から並行に二条の切込線(175) (176) を右方
向に設けて、右方略中央に突出部(177) を略横T字状に
形成してなるものである。
【0021】底板(162) は、前記上下切込線(175) (17
6) の左方上下間にスリット(178) を設け、同右端間に
折目(179) を設けて落込板部(180) を形成し、右方に縦
長略コ字状の切込線(181) を設け、この切込線(181) の
左端間に折目(182) を設けて起立壁部(183) を形成し、
上部右方から前外板(163) の上部中央まで切込線(184)
を設けて矩形の立板部(185) 及び当板部(186) を折目(1
87) を介して形成し、この当板部(186) の下方に折目(1
88) と連続する縦長の係止孔(189) を穿設し、下方に二
条の切込線(190) (191) を並行に設けて立板部(192) 及
び当板部(193) を折目(194) を介して形成し、この下方
に折目(188) と連続する係止孔(195) を設けてなるもの
である。
6) の左方上下間にスリット(178) を設け、同右端間に
折目(179) を設けて落込板部(180) を形成し、右方に縦
長略コ字状の切込線(181) を設け、この切込線(181) の
左端間に折目(182) を設けて起立壁部(183) を形成し、
上部右方から前外板(163) の上部中央まで切込線(184)
を設けて矩形の立板部(185) 及び当板部(186) を折目(1
87) を介して形成し、この当板部(186) の下方に折目(1
88) と連続する縦長の係止孔(189) を穿設し、下方に二
条の切込線(190) (191) を並行に設けて立板部(192) 及
び当板部(193) を折目(194) を介して形成し、この下方
に折目(188) と連続する係止孔(195) を設けてなるもの
である。
【0022】前外板(163) は、前内板(164) にかけて略
コ字状の切込線(196) を中央に設けて差込基部(197) 及
び差込片(198) を折目(199) を介して形成し、この切込
線(196) の上下に略三角形の打抜孔(200) を幅板(201)
にかけてそれぞれ設けてなるものである。
コ字状の切込線(196) を中央に設けて差込基部(197) 及
び差込片(198) を折目(199) を介して形成し、この切込
線(196) の上下に略三角形の打抜孔(200) を幅板(201)
にかけてそれぞれ設けてなるものである。
【0023】前内板(164) は、右上角部に矩形の切欠部
(202) を設け、これよりやや下方の右辺に係止突起部(2
03) を設け、下方に鉤状の切込線(204) を設けて押片(2
05)を形成し、この下方右辺に係止突起部(206) を形成
してなるものである。
(202) を設け、これよりやや下方の右辺に係止突起部(2
03) を設け、下方に鉤状の切込線(204) を設けて押片(2
05)を形成し、この下方右辺に係止突起部(206) を形成
してなるものである。
【0024】底板(162) の上方に折目(210) を介して連
設してなる側板(165) は、矩形の切欠部(211) を折目(2
12) と連続して設けた側重板(213) 、内枠板(214) 、内
枠板(215) 、後重板(216) を折目(212)(218)(219)(217)
を介して左方から順に連設してなり、左方上辺に略し字
状の切込線(220) と一条の切込線(221) とを並行に設
け、切込線(220) の右端から横及び縦方向に折目(222)
を設けてなる重合片(223) を形成し、前記折目(210) の
右方に、当該折目(210) と連続するスリット(224) を設
けてなり、右方には補強板(225) を折目(226) と連続し
かつ前記スリット(224) と連続する切欠部(227) を介し
て連設してなるものである。内枠板(215) は、中央縦方
向に二条の切込線(228) を設けて折曲片(229) を形成し
てなる。
設してなる側板(165) は、矩形の切欠部(211) を折目(2
12) と連続して設けた側重板(213) 、内枠板(214) 、内
枠板(215) 、後重板(216) を折目(212)(218)(219)(217)
を介して左方から順に連設してなり、左方上辺に略し字
状の切込線(220) と一条の切込線(221) とを並行に設
け、切込線(220) の右端から横及び縦方向に折目(222)
を設けてなる重合片(223) を形成し、前記折目(210) の
右方に、当該折目(210) と連続するスリット(224) を設
けてなり、右方には補強板(225) を折目(226) と連続し
かつ前記スリット(224) と連続する切欠部(227) を介し
て連設してなるものである。内枠板(215) は、中央縦方
向に二条の切込線(228) を設けて折曲片(229) を形成し
てなる。
【0025】底板(162) の下部に折目(230) を介して連
設した側板(166) は、矩形の切欠部(231) を折目(232)
と連続して設けた側重板(233) 、内枠板(234) 、内枠板
(235) 、後重板(236) を折目(232) (239) (238) (237)
を介して左方から順に連設し、左方上辺に略逆し字状の
切込線(240) と一条の切込線(241) とを並行に設け、切
込線(240) の右端から横及び縦方向に折目(242) を設け
てなる重合片(243) を形成し、右方には、右上端角に切
欠部(245) を有する補強板(244) を折目(246)を介して
連設してなるものである。内枠板(235) は、折目(239)
と連続する切込線(247) と中央縦方向に切込線(248) を
設けて折曲片(249) を形成してなる。
設した側板(166) は、矩形の切欠部(231) を折目(232)
と連続して設けた側重板(233) 、内枠板(234) 、内枠板
(235) 、後重板(236) を折目(232) (239) (238) (237)
を介して左方から順に連設し、左方上辺に略逆し字状の
切込線(240) と一条の切込線(241) とを並行に設け、切
込線(240) の右端から横及び縦方向に折目(242) を設け
てなる重合片(243) を形成し、右方には、右上端角に切
欠部(245) を有する補強板(244) を折目(246)を介して
連設してなるものである。内枠板(235) は、折目(239)
と連続する切込線(247) と中央縦方向に切込線(248) を
設けて折曲片(249) を形成してなる。
【0026】底板部材(D) は、ファックス(F) の底部に
押し当てる矩形の板状体である。外装ケース(E) は、底
蓋と上蓋を有する通常使用されている段ボール製の矩形
のケースである。
押し当てる矩形の板状体である。外装ケース(E) は、底
蓋と上蓋を有する通常使用されている段ボール製の矩形
のケースである。
【0027】次に、左右枠部材(B) (A) の組立方法につ
いて、図面に基づき説明する。右枠部材(A) の組立方法
から説明すると、図5に示すように、後筒構成部(50)の
折目(73)を山折りして差込重片(72)(74)を互いに折り重
ね、さらに折目(71)を山折りして三枚の差込重片(69)(7
2)(74)を互いに重ね、折目(67)を谷折りしてこれらの差
込重片(69)(72)(74)を起立させる。この後、起立させた
前記三枚の差込重片(69)(72)(74)の先端部(78)を中板(5
3)の差込孔(56)に差し込みながら、折目(64)を山折りし
て、中重板(63)及び中折板(62)を内側に折り込んだ状態
で、各折目(65)(77)を谷折りして後重板(55)、内側板(5
4)、中板(53)、外側板(52)を、図6に示すように、筒状
にする。折目(27)(30)を谷折りして載置板(31)及び保護
片(28)(29)を起立させ、折目(75)を谷折りして当該筒部
の後重板(55)を後板(51)に重ね、中板(53)の打抜孔(59)
を載置板(31)の差込溝(33)に、保護片(29)を切込線(58)
にそれぞれはめ込んで、内側板(54)を中央板(22) に重
ね、図7に示した状態とする。この後、当該筒内に折込
片(41)及び内折込片(45)をそれぞれ折り込み、当該後筒
構成部(50)が中央構成部(20)の中央板(22)に固定され
る。
いて、図面に基づき説明する。右枠部材(A) の組立方法
から説明すると、図5に示すように、後筒構成部(50)の
折目(73)を山折りして差込重片(72)(74)を互いに折り重
ね、さらに折目(71)を山折りして三枚の差込重片(69)(7
2)(74)を互いに重ね、折目(67)を谷折りしてこれらの差
込重片(69)(72)(74)を起立させる。この後、起立させた
前記三枚の差込重片(69)(72)(74)の先端部(78)を中板(5
3)の差込孔(56)に差し込みながら、折目(64)を山折りし
て、中重板(63)及び中折板(62)を内側に折り込んだ状態
で、各折目(65)(77)を谷折りして後重板(55)、内側板(5
4)、中板(53)、外側板(52)を、図6に示すように、筒状
にする。折目(27)(30)を谷折りして載置板(31)及び保護
片(28)(29)を起立させ、折目(75)を谷折りして当該筒部
の後重板(55)を後板(51)に重ね、中板(53)の打抜孔(59)
を載置板(31)の差込溝(33)に、保護片(29)を切込線(58)
にそれぞれはめ込んで、内側板(54)を中央板(22) に重
ね、図7に示した状態とする。この後、当該筒内に折込
片(41)及び内折込片(45)をそれぞれ折り込み、当該後筒
構成部(50)が中央構成部(20)の中央板(22)に固定され
る。
【0028】同様にして、前筒構成部(1) の差込片(8)
の先端を中板(4) の差込孔(17)に差し込みながら、折目
(16)を山折りして、中重板(14)及び中折板(15)を内側に
折り込んだ状態で、各折目(18)を谷折りして前重板(2)
、内側板(3) 、中板(4) 、外側板(5) を筒状にする。
折目(18)を谷折りして当該筒部の前重板(2) を前板(6)
に重ね、中板(4) の横長孔(11)を載置板(31)の差込溝(3
2)にはめ込み、内側板(3) を中央板(22)に重ねて前筒構
成部(1) を形成し、当該筒内に折込片(36)及び内折込片
(40)を折り込み、当該前筒構成部(1) を中央構成部(20)
の中央板(22)に固定し、右枠部材(A) の組み立てが完了
する。左枠部材(B) も同様にして組み立てる。
の先端を中板(4) の差込孔(17)に差し込みながら、折目
(16)を山折りして、中重板(14)及び中折板(15)を内側に
折り込んだ状態で、各折目(18)を谷折りして前重板(2)
、内側板(3) 、中板(4) 、外側板(5) を筒状にする。
折目(18)を谷折りして当該筒部の前重板(2) を前板(6)
に重ね、中板(4) の横長孔(11)を載置板(31)の差込溝(3
2)にはめ込み、内側板(3) を中央板(22)に重ねて前筒構
成部(1) を形成し、当該筒内に折込片(36)及び内折込片
(40)を折り込み、当該前筒構成部(1) を中央構成部(20)
の中央板(22)に固定し、右枠部材(A) の組み立てが完了
する。左枠部材(B) も同様にして組み立てる。
【0029】部品ケース(C) は、図8に示すように、各
折目(212) (218) (219) (217) を谷折りして、側重板(2
13) を側板(165) に重ね、側板(165) の重合片(223) を
折目(207) (222) で谷折りして、側重板(213) の切欠部
(211) から側重板(213) の内側に重合片(223) を折り重
ねて当該筒状部を側板(165) に固定し、内枠板(215)の
折曲片(229) を内側に折曲し、筒状の内枠(251) を左上
部に形成する。同様に各折目(232) (239) (238) (237)
を谷折りして、左下部に内枠(252) を形成する。折目(2
10) (230) を谷折りして各側板(165) (166) を起立さ
せ、この各補強板(225) (244) を各折目(226) (246) で
谷折りする。各折目(209) を谷折りして、前記両補強板
(225) (244) を巻き込むように、両補強板(225) (244)
の外側に前外板(164) を接当させ、内側に前内板(163)
を接当させて、前内板(164) の各係止突起部(203) (20
6) を底板(162) の各係止孔(189) (195) に係止させ、
前外板(163) と前内板(164) との間に両補強板(225) (2
44) を巻き込み、各折目(187) (194) を山折りして立板
部(185) (192) 及び当板部(186) (194) を内側に折り込
むように起立させ、これらを前内板(164) の切欠部(20
2) で覆い、押片(205) を内側に押し広げた状態とす
る。折目(182) を谷折りして起立壁部(183) を起立さ
せ、折目(179) を山折りして落込板部(180) を少許外側
に広げる。各折目(172) (174) を谷折りして、後板(16
1) を起立させ、前記両内枠(251)(252) の後重板(216)
(236) に接当させ、蓋板(160) の差込片(169) を打抜孔
(200) から前外板(163) と前内板(164) との間に挿入
し、差込孔(167) に差込片(198) を挿入して、蓋板(16
0) で蓋をした状態に組み立てを完了する。
折目(212) (218) (219) (217) を谷折りして、側重板(2
13) を側板(165) に重ね、側板(165) の重合片(223) を
折目(207) (222) で谷折りして、側重板(213) の切欠部
(211) から側重板(213) の内側に重合片(223) を折り重
ねて当該筒状部を側板(165) に固定し、内枠板(215)の
折曲片(229) を内側に折曲し、筒状の内枠(251) を左上
部に形成する。同様に各折目(232) (239) (238) (237)
を谷折りして、左下部に内枠(252) を形成する。折目(2
10) (230) を谷折りして各側板(165) (166) を起立さ
せ、この各補強板(225) (244) を各折目(226) (246) で
谷折りする。各折目(209) を谷折りして、前記両補強板
(225) (244) を巻き込むように、両補強板(225) (244)
の外側に前外板(164) を接当させ、内側に前内板(163)
を接当させて、前内板(164) の各係止突起部(203) (20
6) を底板(162) の各係止孔(189) (195) に係止させ、
前外板(163) と前内板(164) との間に両補強板(225) (2
44) を巻き込み、各折目(187) (194) を山折りして立板
部(185) (192) 及び当板部(186) (194) を内側に折り込
むように起立させ、これらを前内板(164) の切欠部(20
2) で覆い、押片(205) を内側に押し広げた状態とす
る。折目(182) を谷折りして起立壁部(183) を起立さ
せ、折目(179) を山折りして落込板部(180) を少許外側
に広げる。各折目(172) (174) を谷折りして、後板(16
1) を起立させ、前記両内枠(251)(252) の後重板(216)
(236) に接当させ、蓋板(160) の差込片(169) を打抜孔
(200) から前外板(163) と前内板(164) との間に挿入
し、差込孔(167) に差込片(198) を挿入して、蓋板(16
0) で蓋をした状態に組み立てを完了する。
【0030】次に、本発明に係るファックス用包装部材
の使用方法について、図面に基づき説明する。ファック
ス(F) の左右両側部に、両左右枠部材(B) (A) の保持部
(111) (21)をそれぞれはめ込み、この左右枠部材(B)
(A) の間の底部に底板部材(D) を配設し、所定の部品を
収納た部品ケース(C) を前方に配して、外装ケース(E)
内に収納して、当該ファックス(F) の包装を完了する。
なお、部品ケース(C) には、図8に示すように、ロール
紙(G) を両当板部(186) (194) と前内板(164) と起立壁
部(183) の間に、受話器(H) を両立板部(185)(192) 、
両側板(165) (166) 、両内枠(251) (252) 及び起立壁部
(183) に囲まれた空間に、受話器置部(I) を両内枠(25
1) (252) と後板(161) に挟まれた空間に、それぞれ収
納され、コード(J) その他を適宜の空間部に収納するも
のである。
の使用方法について、図面に基づき説明する。ファック
ス(F) の左右両側部に、両左右枠部材(B) (A) の保持部
(111) (21)をそれぞれはめ込み、この左右枠部材(B)
(A) の間の底部に底板部材(D) を配設し、所定の部品を
収納た部品ケース(C) を前方に配して、外装ケース(E)
内に収納して、当該ファックス(F) の包装を完了する。
なお、部品ケース(C) には、図8に示すように、ロール
紙(G) を両当板部(186) (194) と前内板(164) と起立壁
部(183) の間に、受話器(H) を両立板部(185)(192) 、
両側板(165) (166) 、両内枠(251) (252) 及び起立壁部
(183) に囲まれた空間に、受話器置部(I) を両内枠(25
1) (252) と後板(161) に挟まれた空間に、それぞれ収
納され、コード(J) その他を適宜の空間部に収納するも
のである。
【0031】前記実施の形態例では、左右枠部材(B)
(A) の中央構成部(110) (20)に保護片(117) (118) (28)
(29)を二片づつ設けた例で説明したが、当該保護片の数
は、一片でも三片でもよく、その数は限定するものでは
ない。前記実施の形態例では、右枠部材(A) の中央構成
部(20)に打抜孔(35)を一カ所、左枠部材(B) の中央構成
部(110) に打抜孔(123) (124) を二カ所設けた例で説明
したが、これらの打抜孔は、ファックスの底部の脚部の
数及び位置により適宜調整して設ければよく、特に限定
するものではない。前記実施の形態例では、左右枠部材
(B) (A) の中央構成部(110) (20)に細長孔(125) (34)を
設けた例で説明したが、当該細長孔は、ファックスの前
部左右側の形状により適宜設ければよく、その数及び位
置は、特に限定するものではない。
(A) の中央構成部(110) (20)に保護片(117) (118) (28)
(29)を二片づつ設けた例で説明したが、当該保護片の数
は、一片でも三片でもよく、その数は限定するものでは
ない。前記実施の形態例では、右枠部材(A) の中央構成
部(20)に打抜孔(35)を一カ所、左枠部材(B) の中央構成
部(110) に打抜孔(123) (124) を二カ所設けた例で説明
したが、これらの打抜孔は、ファックスの底部の脚部の
数及び位置により適宜調整して設ければよく、特に限定
するものではない。前記実施の形態例では、左右枠部材
(B) (A) の中央構成部(110) (20)に細長孔(125) (34)を
設けた例で説明したが、当該細長孔は、ファックスの前
部左右側の形状により適宜設ければよく、その数及び位
置は、特に限定するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係るファックス用包装部材は、以下に列挙する実用上の
様々の優れた効果を有する。前筒構成部(1) (140) や後
筒構成部(50)(80)を差込溝(32)(33)(121) (122) に差し
込んでいるため、両載置板(31)(120) がしっかりと固定
され、この載置板(31)(120) に載置されるファックスを
確実に保持することができる。前筒構成部(1) (140) や
後筒構成部(50)(80)に差込片(8) (156) や差込重片(69)
(72)(74)(90)(91)(95)を設けているため、当該筒部の強
度を増強し、緩衝効果の向上を図ることができる。前筒
構成部(1) (140) や後筒構成部(50)(80)を折込片(36)(4
1)(126) (131) や差込溝(32)(33)(121) (122) により中
央構成部(20)(110) に固定でき、差込片(8) (156) や差
込重片(69)(72)(74)(90)(91)(95)を設けて当該筒部の強
度を増強しているため、再生利用ができると共に、焼却
処理可能な段ボールを使用して、テプラー、接着剤、テ
ープ等の接着部材を用いることなく、接着作業を省略し
て組み立てられ、しかも、段ボールだけで十分な緩衝効
果が得られるファックス用包装部材を提供することがで
きる。所定の部品が効率よく、がたつくことなく収納で
きるだけでなく、当該部品ケース(C) により緩衝効果が
より向上し、ファックスをより確実に保護することがで
きる。
係るファックス用包装部材は、以下に列挙する実用上の
様々の優れた効果を有する。前筒構成部(1) (140) や後
筒構成部(50)(80)を差込溝(32)(33)(121) (122) に差し
込んでいるため、両載置板(31)(120) がしっかりと固定
され、この載置板(31)(120) に載置されるファックスを
確実に保持することができる。前筒構成部(1) (140) や
後筒構成部(50)(80)に差込片(8) (156) や差込重片(69)
(72)(74)(90)(91)(95)を設けているため、当該筒部の強
度を増強し、緩衝効果の向上を図ることができる。前筒
構成部(1) (140) や後筒構成部(50)(80)を折込片(36)(4
1)(126) (131) や差込溝(32)(33)(121) (122) により中
央構成部(20)(110) に固定でき、差込片(8) (156) や差
込重片(69)(72)(74)(90)(91)(95)を設けて当該筒部の強
度を増強しているため、再生利用ができると共に、焼却
処理可能な段ボールを使用して、テプラー、接着剤、テ
ープ等の接着部材を用いることなく、接着作業を省略し
て組み立てられ、しかも、段ボールだけで十分な緩衝効
果が得られるファックス用包装部材を提供することがで
きる。所定の部品が効率よく、がたつくことなく収納で
きるだけでなく、当該部品ケース(C) により緩衝効果が
より向上し、ファックスをより確実に保護することがで
きる。
【図1】本発明の一実施形態例に係るファックス用包装
部材の使用方法を示す斜視図である。
部材の使用方法を示す斜視図である。
【図2】同ファックス用包装部材に係る右枠部材の展開
図である。
図である。
【図3】同ファックス用包装部材に係る左枠部材の展開
図である。
図である。
【図4】同ファックス用包装部材に係る部品ケースの展
開図である。
開図である。
【図5乃至7】前記右枠部材の組み立て順序を示す説明
図である。
図である。
【図8】本発明の一実施形態例に係るファックス用包装
部材の部品ケースの使用方法を示す斜視図である。
部材の部品ケースの使用方法を示す斜視図である。
(A) 右枠部材 (B) 左枠部材 (C) 部品ケース (E) 外装ケース (F) ファックス (1) 前筒構成部 (2) 前重板 (3) 内側板 (4) 中板 (5) 外側板 (6) 前板 (8) 差込片 (10) 切込線 (11) 横長孔 (12)(13) 折目 (14) 中重板 (15) 中折板 (17) 差込孔 (20) 中央構成部 (21) 保持部 (22) 中央板 (24) 縦長孔 (25) 縦切込線 (26) 打抜孔 (27)(30) 折目 (31) 載置板 (32)(33) 差込溝 (36)(41) 折込片 (40)(45) 内折込片 (50) 後筒構成部 (51) 後板 (52) 外側板 (53) 中板 (54) 内側板 (55) 後重板 (56) 差込孔 (57)(61) 折目 (58) 切込線 (59) 打抜孔 (62) 中折板 (63) 中重板 (69)(72)(74) 差込重片 (80) 後筒構成部 (110) 中央構成部 (140) 前筒構成部 (160) 蓋板 (161) 後板 (162) 底板 (163) 前外板 (164) 前内板 (165)(166) 側板 (167) 差込孔 (168) 折目 (169) 差込片 (174) 折目 (175)(176) 切込線 (177) 突出部 (178) スリット (180) 落込板部 (181) 切込線 (183) 起立壁部 (185) 立板部 (186) 当板部 (188) 折目 (189) 係止孔 (192) 立板部 (193) 当板部 (195) 係止孔 (196) 切込線 (197) 差込基部 (198) 差込片 (200) 打抜孔 (202) 切欠部 (203)(206) 係止突起部 (205) 押片 (211) 切欠部 (212) 折目 (213) 側重板 (214)(215) 内枠板 (216) 後重板 (223) 重合片 (225) 補強板 (226) 折目 (227) 切欠部 (229) 折曲片 (231) 切欠部 (232) 折目 (233) 側重板 (234)(235) 内枠板 (236) 後重板 (243) 重合片 (244) 補強板 (245) 切欠部 (249) 折曲片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 77/26 B65D 5/50 101 B65D 85/68
Claims (2)
- 【請求項1】 ファックス(F) の側部を少許挿通して保
持する左枠部材(B)及び右枠部材(A) と、これらを収納
する外装ケース(E) とからなり、 右枠部材(A) は、中央構成部(20)の左方に前筒構成部
(1) を、右方に後筒構成部(50)をそれぞれ連設してな
り、 前筒構成部(1) は、前重板(2) 、内側板(3) 、中板(4)
、外側板(5) 、前板(6) を折目を介して連設してな
り、前重板(2) は、差込片(8) を左端中央に形成してな
り、内側板(3) 及び中板(4) は、折目(12)(13)、切込線
(10)及び横長孔(11)に囲まれてなる中重板(14)及び中折
板(15)をそれぞれ形成し、中板(4) に差込孔(17)を穿設
してなり、 中央構成部(20)は、中央板(22)の上辺左方に折込片(36)
を連設し、この折込片(36)の右方に内折込片(40)を連設
し、中央板(22)の上辺右方に折込片(41)を連設し、この
折込片(41)の左方に内折込片(45)を連設してなり、中央
板は(22)は、縦長孔(24)と後板(51)近傍に設けた縦切込
線(25)との間に、ファックス(F) の右側と略同形になる
ように切込線(46)、打抜孔(26)、折目(27)、切込線(47)
及び折目(30)を設けて保持部(21)を形成し、載置板(31)
の上辺の左右両側に差込溝(32)(33)を形成してなり、 後筒構成部(50)は、後板(51)、外側板(52)、差込孔(56)
を有する中板(53)、内側板(54)、後重板(55)を折目を介
して連設してなり、中板(53)及び内側板(54)は、中板(5
3)の中央より内側板(54)の中央にかけて、上方には切込
線(58)を、下方には打抜孔(59)を設け、この打抜孔(59)
と切込線(58)の両端間に折目(57)(61)を設け、折目(5
7)、切込線(58)、折目(61)、打抜孔(59)に囲まれた中折
板(62)及び中重板(63)を形成してなり、後重板(55)は、
左端略中央から鉤状の差込重片(69)を形成し、この差込
重片(69)の右端に略同形の差込重片(72)を連設し、この
差込重片(72)の下方に略同形の差込重片(74)を連設して
なり、左枠部材(B) は、前記右枠部材(A) と左右対称に
形成し、中央構成部(110) の左方に後筒構成部(80)を、
右方に前筒構成部(140) を連設してなるファックス用包
装部材。 - 【請求項2】 ファックス(F) の側部を少許挿通して保
持する左枠部材(B)及び右枠部材(A) と、所定の部品を
収納する部品ケース(C) と、これらを収納する外装ケー
ス(E) とからなり、 部品ケース(C) は、蓋板(160) 、後板(161) 、底板(16
2) 、前外板(163) 、幅板(201) 、前内板(164) を折目
(172) (174) (188) (209) を介して連設し、底板(162)
の上下に側板(165) (166) を折目を介して連設してな
り、 蓋板(160) は、折目(168) と連続する差込孔(167) を有
する差込片(169) を左端中央に設けてなり、 後板(161) と底板(162) との境界の折目(174) 中央から
二条の切込線(175) (176) を右方向に設け、この上下切
込線(175) (176) の左方上下間にスリット(178) を設け
て、後板(161) の右方略中央に突出部(177) を形成して
なり、 底板(162) は、前記上下切込線(175) (176) 及びスリッ
ト(178) により落込板部(180) を形成し、右方に切込線
(181) を設けて起立壁部(183) を形成し、上部右方から
前外板(163) の上部中央にかけて立板部(185) 及び当板
部(186) を形成し、この当板部(186) の下方に折目(18
8) と連続する係止孔(189) を穿設し、下方に立板部(19
2) 及び当板部(193) を形成し、この下方に折目(188)
と連続する係止孔(195) を設けてなり、 前外板(163) は、前内板(164) にかけて切込線(196) を
中央に設けて差込基部(197) 及び差込片(198) を形成
し、この切込線(196) の上下に連続して打抜孔(200) を
それぞれ設けてなり、 前内板(164) は、右上角部に切欠部(202) を設け、これ
よりやや下方の右辺に係止突起部(203) を設け、下方に
押片(205) を形成し、この下方右辺に係止突起部(206)
を形成してなり、 底板(162) の上方に連設した側板(165) は、切欠部(21
1) を折目(212) と連続して設けた側重板(213) 、内枠
板(214) 、折曲片(229) を有する内枠板(215) 、後重板
(216) を折目を介して左方から順に連設してなり、左方
に重合片(223) を形成し、右端には折目(226) と連続す
る切欠部(227) を有する補強板(225) を連設してなり、 底板(162) の下部に連設した側板(166) は、切欠部(23
1) を折目(232) と連続して設けた側重板(233) 、内枠
板(234) 、折曲片(249) を有する内枠板(235) 、後重板
(236) を折目を介して左方から順に連設し、左方に重合
片(243) を形成し、右方には、右上端角に切欠部(245)
を有する補強板(244) を連設してなることを特徴とする
特許請求範囲第1項記載のファックス用包装部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24398898A JP3350755B2 (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | ファックス用包装部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24398898A JP3350755B2 (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | ファックス用包装部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000072180A JP2000072180A (ja) | 2000-03-07 |
JP3350755B2 true JP3350755B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=17112049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24398898A Expired - Fee Related JP3350755B2 (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | ファックス用包装部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3350755B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2479604B (en) * | 2010-08-17 | 2014-07-09 | Ww Uk Ltd | Improvements in or relating to furniture packaging |
JP5694224B2 (ja) * | 2012-04-04 | 2015-04-01 | 三菱電機株式会社 | 梱包装置 |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP24398898A patent/JP3350755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000072180A (ja) | 2000-03-07 |
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