JP3397451B2 - 包装用緩衝材および包装装置 - Google Patents

包装用緩衝材および包装装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板状の段ボールを折
り曲げ成形した包装用緩衝材および包装用緩衝材と被包
装装置を枠体で囲んだ包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡スチロール製緩衝材は、軽くて衝撃
吸収性能にすぐれており、製品の外形に対応した形状に
成形できるものであることは分かっており、図15に示
すような空気調和機の包装装置として、発泡スチロール
製緩衝材を空気調和機の筐体の両端部に嵌合するように
配置し、空気調和機および発泡スチロール製緩衝材を段
ボール製枠体で囲み、これら全体を結束バンドで一体的
に結合したものは知られている。
【0003】一方、空気調和機の包装装置は、目的地に
搬送されて空気調和機を取り出した後においては、発泡
スチロール製緩衝材や段ボール製枠体は、再利用されず
にそのまま廃棄されるのが通常である。空気調和機の包
装装置のうちの段ボール製枠体は、段ボールで成形され
ているので、そのまま燃焼処理しても焼却炉に悪影響を
与えることはないが、使用済み発泡スチロール製緩衝材
は、そのまま燃焼処理しようとすると、燃焼時に高温を
発して燃焼するため、焼却炉を損傷させてしまうことが
ある。
【0004】また、使用済み発泡スチロール製緩衝材
は、そのまま廃棄した場合には、スチロール樹脂の特性
で長期間経過しても腐食されずにその形状を保つため、
環境保護および廃棄処理する上で問題がある。
【0005】上記問題点を解消するために、発泡スチロ
ール製緩衝材を段ボール素材を折り曲げ成形した箱形緩
衝材に代えた空気調和機の包装装置が開発された。
【0006】上記箱形緩衝材は、図8および図11に示
すように、ボール紙1a,1aの間に波形紙1bを設け
た段ボール1にレイアウトされた緩衝材素材を、実線で
示す切断線で裁断し、点線で示す折り曲げ線に沿って折
り曲げ成形することで成形されている。
【0007】上記緩衝材素材は、同一方向に延びる折り
曲げ線2,2,…を介して内側底部3、外側底部4、端
面部5、外側上部6、内側上部7を順に連設するととも
に、各部の両側に上記折り曲げ線2と直交する方向の折
り曲げ線8,8,…を介して支持片3a、係合片4a、
5a、6a、支持片7aを設けて構成される。図8にお
いてスポット線で示す部分は、段ボールから緩衝材素材
を打ち抜いた後の材料ロス部分である。
【0008】緩衝材素材に設けた折り曲げ線8は、図1
1に示すように、段ボール1の段ボール目方向9と平行
する方向に延び、折り曲げ線2は、段ボール1の段ボー
ル目方向9と直交する方向に延びている。
【0009】上記緩衝材素材を用いて箱形緩衝材を組み
立てるには、まず、緩衝材素材を図8の実線で囲む部分
を裁断し、図9に示すように、その緩衝材素材の支持片
3aの側辺部3b、底辺部3cを予め折り曲げてから内
側底部3を折り曲げ線2に沿って端面部5の方向に折り
曲げ、内側底部3を外側底部4に間隔を置いて対向する
ように位置させる。つぎに、図10に示すように、端面
部5の係合片5aを折り曲げ線8に沿って端面部5の方
向に折り曲げ、係合片5aの側壁部分5bとスリット5
cを設けた部分5dを端面部5の面に対して直角に位置
させる。これにより、係合片5aにより側壁部が形成さ
れる。この際、折り曲げ成形された係合片5aは内側底
部3の切欠き部分3aに係合する。ついで、外側底部4
の係合片4aを折り曲げ線8に沿って係合片5aのスリ
ット5cのある面5dの方向に折り曲げ、係合片4の先
端部4bを係合片5aに設けたスリット5cに挿入す
る。これにより、底部と側壁部が一体的に結合される。
【0010】同様に、支持片7aの側辺部7b、底辺部
7cを予め折り曲げてから内側上部7を折り曲げ線2に
沿って端面部5の方向に折り曲げ、内側上部7を外側上
部6に間隔を置いて対向するように位置させる。つい
で、外側上部6の係合片6aを折り曲げ線8に沿って係
合片5aのスリット5cのある面5dの方向に折り曲
げ、係合片6の先端部6bを係合片5aに設けたスリッ
ト5cに挿入する。これにより、上部と側壁部は一体的
に結合される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記空気調和機の包装
装置では、箱形緩衝材の折り曲げ線が、図11に示すよ
うに段ボール目方向と同じ方向に位置するので、箱形緩
衝材の寸法精度にばらつきが発生しやすく、しかも、箱
形緩衝材に設けた係合片は、折り曲げ線が段ボール目方
向にあるため、図12に示すように折り曲げ線に沿って
折り曲げる際に、所定の折り曲げ線以外の部分でも簡単
に折り曲がり、形崩れしやすく箱形緩衝材を組み立てる
際の組み立て作業性が悪くなるという問題がある。
【0012】また、上記空気調和機包装体は、箱形緩衝
材の側部内面が底面に対して直角でかつ互いに平行であ
るから、空気調和機の搬送に伴う位置ずれを防ぐために
は、図13に示すように、箱形緩衝材の上下面を空気調
和機の外面に接するようにしなければならない。そのた
め、箱形緩衝材の上面と空気調和機の間には、クリアラ
ンスがほとんどなく、図14に示すように、箱形緩衝材
の上面に加えられる衝撃で空気調和機の前面パネルが破
損したり、保管時の積み上げ荷重による箱形緩衝材の圧
縮変形により空気調和機の前面パネルが変形してしまう
ことがある。
【0013】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、寸法精度のばらつきが少なく組立作業性のよい包装
用緩衝材および包装用緩衝材と被包装装置を枠体で囲ん
だ包装装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の包装用緩
衝材は、平板状の段ボールを折り曲げ線に沿って折り曲
げ成形され、第1の方向に延びる複数の第1の折り曲げ
線を介して順に連設された底部、端面部、上部と、上記
第1の方向と直交する方向の第2の折り曲げ線を介して
形成された係合片とにより形成され、一面側に開口部を
有する箱形の包装用緩衝材において、緩衝材の前記第1
および第2の折り曲げ線を段ボール目方向に対して30
度ないし60度傾斜する方向としたことを特徴とする。
【0015】請求項2記載の包装装置は、平板状の段ボ
ールを折り曲げ線に沿って折り曲げ成形され、第1の方
向に延びる複数の第1の折り曲げ線を介して順に連設さ
れた底部、端面部、上部と、上記第1の方向と直交する
方向の第2の折り曲げ線を介して形成された係合片とに
より形成され、一面側に開口部を有する2組の箱形緩衝
材を備え、被包装装置の両端部を箱形緩衝材の開口部に
嵌合させ、被包装装置および箱形緩衝材を枠体で囲んだ
包装装置において、箱形緩衝材の前記第1および第2の
折り曲げ線を段ボール目方向に対して30度ないし60
度傾斜する方向としたことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1記載の包装用緩衝材では、緩衝材の折
り曲げ線を段ボール目方向に対して30度ないし60度
傾斜する方向としたので、寸法精度のばらつきがすくな
くなり、係合片が折り曲げ線以外の部分で折れ曲がるこ
とがないので組み立て作業性がよくなる。
【0017】請求項2記載の包装装置では、一側面に開
口部を形成するように平板状の段ボールを折り曲げ成形
した2組の箱形緩衝材で被包装装置の両端部を支持する
ことで、発泡スチロール製緩衝材を不要とし、緩衝材の
折り曲げ線を段ボール目方向に対して30度ないし60
度傾斜する方向としたので、緩衝材の組み立て作業性を
よくする。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を図面につき説明する。
なお、図4および図5において、図8および図11と同
一部材については同一符号を付す。
【0019】図1は本発明による包装装置を空気調和機
の室内ユニットに適用した包装装置20を示し、この包
装装置20は、段ボールから裁断された緩衝材素材を折
り曲げ成形した2つの箱形緩衝材21,21と、これら
箱形緩衝材21の内部空間に両側部分が嵌合するように
配置された空気調和機22と、空気調和機22および箱
形緩衝材21,21を囲む段ボール製枠体23と、これ
ら全体を一体的に結合する結束バンド24とから構成さ
れている。
【0020】上記空気調和機22は、前面に被冷却空気
を吸引するためのスリットを多数設けた吸入部と、前面
下端部に設けられ冷却空気を流出させるための開口部
と、この開口部に設けられ送風方向を調節するためのル
ーパーを設けたプラスチック製の化粧パネルを備え、側
面視して略半楕円形状の筐体となっており、化粧パネル
の方が円弧形状を帯びている。
【0021】箱形緩衝材21の緩衝材素材は、図4に示
すように、同一方向に延びる折り曲げ線2,2,…を介
して内側底部3、外側底部4、端面部5、外側上部6、
内側上部7を順に連設するとともに、各部の両側に上記
折り曲げ線2と直交する方向の折り曲げ線8,8,…を
介して支持片3a、係合片4a、5a、6a、支持片7
aを設けて構成されている。この内、内側底部3は、外
側底部4と並設され、緩衝材の開口側の前面の下側縁部
となる部分3eと、この部分3eに並設され組み立てた
ときに緩衝材の開口部の底面となるとともに支持片3a
が設けられた部分3fと、この部分3fに並設され組み
立てられたときに端面部5と当接する部分とからなる。
【0022】また、支持片3aは、内側から前記部分3
e、部分3dと同一寸法の側辺部3bと、この側辺部3
bに併設された底辺部3cとからなり、側辺部3bと底
辺部3cにより緩衝材の開口部の下端縁部3Aの厚みを
開口部底面の中央寄りの位置で補助的に支持するととも
に、内側底部3の両端に凹部3gを形成する。
【0023】また、係合片5aは、内側からスリット5
cを折り曲げ線2と同じ方向に形成した部分5dと、こ
の部分5dに並設され組み立てられたときにに緩衝材の
開口側前面の側壁部となる部分5eと、この部分5eに
併設され緩衝材の開口部の内側の側壁面となる部分5b
と、この部分5bに併設され緩衝材の側壁部の厚みを支
持するとともにスリット5cと同じ高さの位置に一端開
放の切欠き6gを設けた部分5fとからなる。
【0024】なお、係合片5aの部分5dの折り曲げ線
2方向の幅は、内側底部3、外側底部4、外側上部6、
内側上部7の折り曲げ線8方向の幅と同一に形成されて
いる。 また、係合片4aは、内側から係合片5aの部
分5dの折り曲げ線8方向の一端空スリット5cまでの
寸法と折り曲げ線2方向のe寸法が同一の連結部分4d
と、この連結部分4dに併設され、係合片5a側に係合
片5aの部分5dから部分5fの幅を引いた幅(折り曲
げ線8方向)に形成され、かつ、折り曲げ線2方向の寸
法が、係合片5aの部分5eおよび部分5fの幅よりも
大きい寸法に形成された部分4cと、係合片5aの部分
5eおよび部分5fの幅と同一寸法に形成された部分4
bとからなり、部分4cと部分4bの間に一端開放のス
リット4eが設けられている。
【0025】なお、内側上部7は、内側底部3と同様の
構造に形成され、支持片7aについても支持片3aと同
様の構造に形成される。また、外側上部6は、外側底部
4と同様の構造に形成され、係合片6aについても係合
片4aと同様の構造に形成される。さらに、端面部5に
は外側上部寄りに取手用の楕円孔5sが設けられてい
る。
【0026】緩衝材素材は、図5に示すように、折り曲
げ線8が段ボール1の段ボール目方向9と30度ないし
60度、好ましくは45度の角度の方向に延びるように
レイアウトされている。緩衝材素材に設けた折り曲げ線
2も、折り曲げ線8と同様に段ボール1の段ボール目方
向9と30度ないし60度、好ましくは45度の角度の
方向に延びている。
【0027】しかして、上記緩衝材素材を用いて箱形緩
衝材を組み立てるには、まず、緩衝材素材の内側底部3
の支持片3aの側辺部3bと底辺部3cを内側に折り曲
げて凹部3gを形成してから前記部分3d、3f、3
e、外側底部4を折り曲げ線2に沿って端面部5の方向
に折り曲げ、内側底部3を外側底部4に間隔を置いて対
向するように位置させ、端面部5の係合片5aの部分5
f、5b、5e、5dを折り曲げ線8に沿って端面部5
の方向に直角に折り曲げ、係合片5aの部分5bとスリ
ット5cを設けた部分5dを端面部5の面に対して直角
に位置させ、係合片5aにより側壁部5Aを形成する。
この際、側壁部5Aの上下端部と内側底部3の凹部3g
は互いに係合する。ついで、外側底部4の係合片4aの
先端部分4b、4cを側壁部5Aに設けたスリット5c
に挿入することで、底部と側壁部5Aを一体的に結合す
る。なお、このとき、短い方の先端部分4bは、係合片
5aの部分5bの内面に突き当たるように配置され、長
い方の先端部分4cは、図2に示すように、側壁部5A
から突き出るようなっており、これにより、空気調和機
の両側部分と端面部5との間に空間が形成され、緩衝作
用が得られる。また、係合片4のスリット4eと係合片
5aのスリット5gは互いに嵌合して強固に固定支持で
きるようになっている。
【0028】つぎに、内側上部7を内側底部3と同様に
折り曲げ線2に沿って端面部5の方向に折り曲げ、内側
上部7を外側上部6に間隔を置いて対向するように位置
させ、外側上部6の係合片6aを折り曲げ線8に沿って
係合片5aの方向に折り曲げ、係合片7aを側壁部に設
けたスリット5cに挿入することで、上部と側壁部を一
体的に結合する。このようにして作られた箱形緩衝材
は、図2に示すように一側面に開口部を有する構造をな
している。
【0029】箱形緩衝材に設けた係合片、たとえば、外
側底部4に設けた係合片4aは、端面部5に設けた係合
片5aのスリット5cに差し込まれるが、係合片4aの
折り曲げ線8は、図3に示すように、段ボール1の段ボ
ール目方向9に対して45度の角度の方向に延びてい
る。したがって、係合片4aに設けた折り曲げ線8は、
段ボール目方向9に対して傾斜した方向に位置している
ので、係合片4aが、折り曲げ線8を設けた部位以外で
折れ曲がることはない。すなわち、箱形緩衝材の組み立
て作業時に、箱形緩衝材に設けた係合片4aをスリット
に差し込む際に、係合片4aが折り曲げ線8以外で折り
曲がることがない。
【0030】上記緩衝材素材は、係合片の折り曲げ線8
が段ボール目方向9に対して45度の方向になるように
レイアウトされて裁断されるので、寸法精度が向上す
る。また、係合片の折り曲げ線8を段ボール目方向9に
対して45度の方向にすることで、緩衝材素材の内側に
組み込まれる係合片の隅部が切り落とされ、内側に隠れ
る係合片を斜め取りすることにより、段ボールのロス部
分を少なくできる。
【0031】なお、上記包装装置の被包装装置として
は、空気調和機の他にたとえば蛍光灯装置のような細長
い装置がある。また、上記箱形緩衝材は、単独で包装用
緩衝材として利用できる。
【0032】図6は本発明の他の実施例を示し、この実
施例では、空気調和機の包装装置の箱形緩衝材30は、
側端部5Aの開口側前面の両側部分31,31を内壁面
が上側に狭くなる斜め構造をなしている。箱形緩衝材3
0は、上面が2重構造となるように成形することで、空
気調和機の前面パネルの変形、破損をより確実に防止で
きる。
【0033】すなわち、箱形緩衝材の開口部は、空気調
和機の前面パネル側に向かって狭くなるよう開口部の縁
部を斜め構造とし、図7に示すように、箱形緩衝材30
を空気調和機12の筐体の両端部を嵌合するように配置
した際に、箱形緩衝材30の上面と空気調和機22の間
にクリアランス32が形成される。そのため、空気調和
機包装装置を積み上げ保管した場合に、保管時の積み上
げ荷重による箱形緩衝材の圧縮変形および箱形緩衝材上
面への衝撃が発生しても、空気調和機の前面パネルが変
形、破損を防止できる。
【0034】なお、上面を2重構造にする場合には、各
々の1枚目と2枚目の段ボールの目方向が互いに交差す
るようにすれば、より変形しにくくなり、前面パネルの
保護により効果的である。
【0035】
【発明の効果】請求項1の包装用緩衝材は、第1および
第2の折り曲げ線を段ボール目方向に対して30度ない
し60度傾斜する方向としたことで、箱形緩衝材の寸法
精度のばらつきがすくなく、係合片が折り曲げ線以外の
部分で折れ曲がらないので箱形緩衝材の組み立て作業性
がよくなる。
【0036】請求項2の包装装置は、一側面に開口部を
形成するように平板状の段ボールを折り曲げ成形した2
組の箱形緩衝材で被包装装置の両端部を支持し、箱形緩
衝材の第1および第2の折り曲げ線を段ボール目方向に
対して30度ないし60度傾斜する方向としたことで、
発泡スチロール製緩衝材を不要とし、緩衝材の組み立て
作業性をよくする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装装置の一部を破いて示す斜視
図。
【図2】図1の包装装置の箱形緩衝材の組み立て直前の
状態を示す図。
【図3】図2の箱形緩衝材の係合片の折り曲げ線と段ボ
ール目との関係を示す図。
【図4】緩衝材素材の段ボールへのレイアウトを示す
図。
【図5】箱形緩衝材の折り曲げ線と段ボール目との関係
を示す図。
【図6】本発明による空気調和機の包装装置の箱形緩衝
材を示す図。
【図7】図6の箱形緩衝材に空気調和機を配置した状態
を示す図。
【図8】従来の緩衝材素材の段ボールへのレイアウトを
示す図。
【図9】緩衝材の底部組立て段階を示す図。
【図10】緩衝材の底部と側壁の組立て段階を示す図。
【図11】従来の箱形緩衝材の折り曲げ線と段ボール目
との関係を示す図。
【図12】従来の箱形緩衝材の係合片の折り曲げ線と段
ボール目との関係を示す図。
【図13】従来の箱形緩衝材に空気調和機を配置した状
態を示す図。
【図14】従来の空気調和機の包装装置に配置された空
気調和機の破損状態を示す図。
【図15】一般的な空気調和機の斜視図。
【符号の説明】
1 段ボール 2 折り曲げ線 8 折り曲げ線 9 段ボール目 20 包装装置 21 箱形緩衝材 22 空気調和機 23 段ボール製枠体 24 結束バンド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−367466(JP,A) 特開 平6−144469(JP,A) 特開 平4−279470(JP,A) 実開 昭57−114684(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/113

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状の段ボールを折り曲げ線に沿って折
    り曲げ成形され、第1の方向に延びる複数の第1の折り
    曲げ線を介して順に連設された底部、端面部、上部と、
    上記第1の方向と直交する方向の第2の折り曲げ線を介
    して形成された係合片とにより形成され、一面側に開口
    部を有する箱形の包装用緩衝材において、包装用緩衝材
    の前記第1および第2の折り曲げ線を段ボール目方向に
    対して30度ないし60度傾斜する方向としたことを特
    徴とする包装用緩衝材。
  2. 【請求項2】平板状の段ボールを折り曲げ線に沿って折
    り曲げ成形され、第1の方向に延びる複数の第1の折り
    曲げ線を介して順に連設された底部、端面部、上部と、
    上記第1の方向と直交する方向の第2の折り曲げ線を介
    して形成された係合片とにより形成され、一面側に開口
    部を有する2組の箱形緩衝材を備え、被包装装置の両端
    部を箱形緩衝材の開口部に嵌合させ、被包装装置および
    箱形緩衝材を枠体で囲んだ包装装置において、箱形緩衝
    材の前記第1および第2の折り曲げ線を段ボール目方向
    に対して30度ないし60度傾斜する方向としたことを
    特徴とする包装装置。
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