JP3211016B2 - チャック付袋体 - Google Patents
チャック付袋体Info
- Publication number
- JP3211016B2 JP3211016B2 JP02181594A JP2181594A JP3211016B2 JP 3211016 B2 JP3211016 B2 JP 3211016B2 JP 02181594 A JP02181594 A JP 02181594A JP 2181594 A JP2181594 A JP 2181594A JP 3211016 B2 JP3211016 B2 JP 3211016B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- line
- longitudinal direction
- horizontal
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
のチャックを備えた合成樹脂製の袋体に関するものであ
る。
ルムの周辺をシール22し、開口部の内側面に互いに咬
合する雌雄爪型のチャック21を設けた合成樹脂製のチ
ャック付袋体は周知である。
ク付袋体に商品を包装し、段ボール箱詰めして出荷する
場合、袋体の大きさに比較して包装した商品の占める割
合が少なく、いわゆる揚げ底のような状態となる傾向が
ある。従って、見掛けの割りには少量しか収納すること
ができず、輸送コストが嵩むなどの弊害をきたす。
同様な状況理由により、陳列スペースを大きくとってし
まうという問題があり、殊に積み重ねには崩れ易い傾向
があり、外観も好ましいものとはいえない。
包装した後、段ボール箱詰めして出荷したり、店頭にお
いて陳列販売する際に、チャック部が邪魔にならない
で、コンパクトに収納あるいは安定した陳列ができ、外
観を向上したことである。
めの本発明の構成要旨は、合成樹脂よりなる筒状フィル
ムの長手方向に沿った上面中央部にチャックを備えた開
口部を有し、このチャックの長手方向の両側部に前記チ
ャックの軸線と直交する縦接着線とチャックの軸線と平
行する横幅Bの横接着線との直角の切欠接着部を設け、
この切欠接着部の横接着線から筒状フィルムの下端まで
の筒状フィルムの長手方向両側中央を折り込み中心基線
にして前記横接着線の横幅Bと同一幅D1,D2で内側
に折り込み、前記折り込まれた筒状フィルムの長手方向
の両端を筒状フィルムの長手方向と直交する方向に接着
したものである。
に沿った上面中央部にチャックを備えた開口部を有し、
このチャックの長手方向の両側部に前記チャックの軸線
に対し内側に傾斜角度を持たせた傾斜接着線とチャック
の軸線と平行する横幅Bの横接着線との鈍角の切欠接着
部を設け、この切欠接着部の横接着線から筒状フィルム
の下端までの筒状フィルムの長手方向両側中央を折り込
み中心基線にして前記横接着線の横幅Bと同一幅D1,
D2で内側に折り込み、前記折り込まれた筒状フィルム
の長手方向の両端を筒状フィルムの長手方向と直交する
方向に接着したものである。
入することにより、筒状フィルムが拡開し、筒状フィル
ムの長手方向の両端面は、切欠接着部の横接着線が直角
下方に折り曲げられて縦接着線又は傾斜接着線と同一線
となり、この切欠接着部の横接着線の横幅Bと同一幅D
1,D2で内側に折り込まれた折り込みが拡開して四角
形状になり、袋の胴部が前記四角形状の両端面に基づい
た箱型に形成され、段ボール箱内にコンパクトに収納あ
るいは店頭に安定した陳列を可能とする。
る。図1乃至図4は本発明の第1実施例であり、図1は
チャック付袋体を拡開して箱型に形成した状態を示すも
のである。すなわち、1は箱型袋体であり、2は開口部
に設けられたチャック、3aは後述する直角な切欠接着
部3の縦接着線、3bは横接着線、4は幅D1,D2よ
りなる側胴部、5aは幅E1よりなる天片、6は筒状フ
ィルム長手方向の両端の接着部である。
の具体的な構造を図2乃至図4に基づいて説明する。図
2で示すように、合成樹脂よりなる筒状フィルム1fの
長手方向に沿った上面中央部にチャック2を備えた幅A
開口部を設け、このチャック2の長手方向の両側部にチ
ャック2の軸線と直交する縦接着線3aと、チャック2
の軸線と平行する横接着線3bとの直角の切欠接着部3
を設ける。
記筒状フィルム長手方向の両端の接着部6の接着代6
a,6bが所要の幅Fで延在されている。
フィルム1fの下端までの筒状フィルム1fの直径C内
に、その長手方向の中心線0−0を基線にして前記切欠
接着部3の横接着線3bの横幅Bと同一幅D1,D2で
前記側胴部4となる折り込み片4a,4bと、この折り
込み片4aに隣接する幅E1の天片5aと、前記折り込
み片4bに隣接する底片5bを存在させる。
は同一幅であり、この幅E1,E2は筒状フィルム1f
の前記直径Cの任意の長さ内において側胴部4となる幅
D1,D2の折り込み片4a,4bを中心線0−0を基
線にして設定することにより必然的に決定される。
4bを中心線0−0を基線にして内側に折り込む。この
折り込み片4a,4bを中心線0−0を基線にして内側
に折り込むことにより図4で示すように、筒状フィルム
1fの長手方向の両端は筒状フィルム1fの長手方向と
直交する方向に扁平に折り畳まれ、前記接着代6a,6
bを接着することにより筒状フィルム1fの長手方向と
直交する方向に接着6される。
り、図5はチャック付袋体を拡開して箱型に形成した状
態を示すものである。すなわち、1は箱型袋体であり、
2は開口部に設けられたチャック、30aは後述する鈍
角の切欠接着部30の傾斜接着線、30bは横接着線、
4は幅D1,D2よりなる側胴部、5aは幅E1よりな
る天片、6は筒状フィルム長手方向の両端の接着部であ
る。
点は、チャック2の長手方向の両側部に設けられる前記
鈍角の切欠接着部30であり、その他は第1実施例と同
じである。
図7で示すように、チャック2の長手方向の両側部に前
記チャック2の軸線に対し内側に傾斜角度を持たせた傾
斜接着線30aとチャック2の軸線と平行する横幅Bの
横接着線30bとによって形成されている。
ィルム1fは、継ぎ目のないチューブでもよいし、図9
および図10で示すように、フラットな2枚のシートの
端縁を長手方向に接着7した筒状のものでもよい。
1実施例および第2実施例においても袋体内に物品(例
えば、ティッシュ、カット綿等)を包入する場合は、例
えば図4および図8で示すように、筒状フィルム1fの
長手方向の一端を接着6し、他端を開口した状態とし、
この開口した他端から自動包入装置等で包入してもよい
し、筒状フィルム1fの長手方向の両端を接着6した状
態で、チャック2の咬合を解除して開口部から包入す
る。
品のかさばりによって筒状フィルム1fが拡開し、筒状
フィルム1fの長手方向の両端面は、切欠接着部3の横
接着線3bが直角下方に折り曲げられて縦接着線3aと
同一線となり、この切欠接着部3の横接着線3bの幅B
と同一幅D1,D2で内側に折り込まれた折り込み片4
a,4bが拡開して四角形状になり、図1および図5で
示すように、幅D1,D2よりなる高さの側胴部4と、
幅E1の2倍の天片5aからなる天部と幅E2の2倍の
底片5bとからなる底部による箱型に形成される。
ャック2の長手方向の両側部にチャック2の軸線と直交
する縦接着線3aとチャック2の軸線と平行する横幅B
の横接着線3bとの直角の切欠接着部3を設けた第1実
施例では図1で示すように、チャック2の長手方向の両
側部の縦接着線3aは横接着線3bと同一直線となり、
四角形状の両端面と面一な形態の開口部に形成される。
ャック2の軸線に対し内側に傾斜角度を持たせた傾斜接
着線30aとチャック2の軸線と平行する横幅Bの横接
着線30bとの鈍角の切欠接着部30を設けた第2実施
例では図5で示すように、チャック2の長手方向の両側
部の傾斜接着線30aは横接着線30bに対し傾斜角度
で連続し、第1実施例の四角形状とは形態が異なる台形
状の開口部に形成され、箱型袋体の形態を変化する。
おいても物品を包入することにより箱型に形成される袋
体によって、これを段ボール箱詰めして出荷するときに
はコンパクトに収納され、店頭において陳列販売する場
合には、安定した陳列が得られると共に、従来の扁平状
の袋体に比較して外観を向上する。
よりなる筒状フィルムの長手方向に沿った上面中央部に
チャックを備えた開口部を有し、このチャックの長手方
向の両側部に前記チャックの軸線と直交する縦接着線と
チャックの軸線と平行する横幅Bの横接着線との直角の
切欠接着部あるいはチャックの長手方向の両側部に前記
チャックの軸線に対し内側に傾斜角度を持たせた傾斜接
着線とチャックの軸線と平行する横幅Bの横接着線との
鈍角の切欠接着部を設け、この切欠接着部の横接着線か
ら筒状フィルムの下端までの筒状フィルムの長手方向両
側中央を折り込み中心基線にして前記横接着線の横幅B
と同一幅D1,D2で内側に折り込み、前記折り込まれ
た筒状フィルムの長手方向の両端を筒状フィルムの長手
方向と直交する方向に接着した構成であるから、この袋
体内に物品を包入することにより箱型の袋体に形成さ
れ、物品を包入した袋体を段ボール箱詰めして出荷する
ときには隙間の発生を減少し、また店頭においては安定
した陳列状態と外観を向上する利点を有している。
箱型に形成した斜視図
面図
だ状態の側面図
態の斜視図
箱型に形成した斜視図
面図
だ状態の側面図
態の斜視図
だ状態の側面図
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂よりなる筒状フィルムの長手方
向に沿った上面中央部にチャックを備えた開口部を有
し、このチャックの長手方向の両側部に前記チャックの
軸線と直交する縦接着線とチャックの軸線と平行する横
幅Bの横接着線との直角の切欠接着部を設け、この切欠
接着部の横接着線から筒状フィルムの下端までの筒状フ
ィルムの長手方向両側中央を折り込み中心基線にして前
記横接着線の横幅Bと同一幅D1,D2で内側に折り込
み、前記折り込まれた筒状フィルムの長手方向の両端を
筒状フィルムの長手方向と直交する方向に接着したこと
を特徴とするチャック付袋体。 - 【請求項2】 合成樹脂よりなる筒状フィルムの長手方
向に沿った上面中央部にチャックを備えた開口部を有
し、このチャックの長手方向の両側部に前記チャックの
軸線に対し内側に傾斜角度を持たせた傾斜接着線とチャ
ックの軸線と平行する横幅Bの横接着線との鈍角の切欠
接着部を設け、この切欠接着部の横接着線から筒状フィ
ルムの下端までの筒状フィルムの長手方向両側中央を折
り込み中心基線にして前記横接着線の横幅Bと同一幅D
1,D2で内側に折り込み、前記折り込まれた筒状フィ
ルムの長手方向の両端を筒状フィルムの長手方向と直交
する方向に接着したことを特徴とするチャック付袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02181594A JP3211016B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | チャック付袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02181594A JP3211016B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | チャック付袋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07206008A JPH07206008A (ja) | 1995-08-08 |
JP3211016B2 true JP3211016B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=12065566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02181594A Expired - Fee Related JP3211016B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | チャック付袋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211016B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4582895B2 (ja) * | 2000-11-17 | 2010-11-17 | 株式会社丸義製作所 | 立体ケースの製造方法及び立体ケース |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP02181594A patent/JP3211016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07206008A (ja) | 1995-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6302274B1 (en) | Suspension and retention packaging structures and methods for forming same | |
US6394336B1 (en) | Adjustable container and a method for forming an adjustable container | |
JP3211016B2 (ja) | チャック付袋体 | |
GB1603429A (en) | Containers | |
US4520922A (en) | Container for flat articles | |
JPH07137752A (ja) | 包装用袋 | |
US10611536B2 (en) | Dual end-cap bundle of stacked consumer products | |
US20070108260A1 (en) | Folded boxes and methods of making the same | |
JP3388906B2 (ja) | チャック付袋体 | |
JP7476023B2 (ja) | 収容箱 | |
JP2003341660A (ja) | 単一の段ボール紙から成る陳列用開口を開き得る包装箱 | |
JPH0140867Y2 (ja) | ||
JPH0739832Y2 (ja) | 生花の輸送用包装箱 | |
JPH08169436A (ja) | ボトムロック式紙箱 | |
JP2537284Y2 (ja) | 商品陳列台 | |
JP4419277B2 (ja) | 紙製包装用箱 | |
JPH088987Y2 (ja) | 箱の構造 | |
JPH07257603A (ja) | チャック付袋体 | |
JP2534657Y2 (ja) | 包装箱における商品保持装置 | |
JPH0937902A (ja) | 同梱ディスプレイ | |
JP3064784U (ja) | 耐圧仕切板付包装箱 | |
JPH07257604A (ja) | チャック付袋体 | |
JP3054867U (ja) | 内体及び内体付きカートン | |
JPH0219377Y2 (ja) | ||
JPH0723374Y2 (ja) | 包装用紙器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719 Year of fee payment: 12 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130719 Year of fee payment: 12 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |