JP3129939U - 手提げ型可能化粧箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】出荷時に箱状に組み立てた化粧箱に物品を詰めたプラスチック製のパックの詰め込みをし、多数の化粧箱を段ボール箱に梱包し、搬送先で顧客等に渡す際手提げ型にすることができるもので物品に一切触れることの無い手提げ型可能化粧箱を提供すること。
【解決手段】一枚の展開形状のシートa1,a2を折り曲げて上方に開口できる直方体箱型に組み立て、さらに手提げ箱型に形成しうる手提げ型可能化粧箱Aにおいて、対向する一対の蓋面板8は、それぞれ、開口を覆う蓋部8aと、中央で拝み合わせにした際に、フック係止部8bが形成される手提げ部8cとを有し、いずれか一方の蓋面板8の蓋部8aには、他方の蓋面板9のフック係止部8bと係合して直方体箱型状態を維持するスリット8dを形成し、他の対向する一対の蓋面板9は、それぞれ、フック係止部8bに係止して手提げ部8cの拝み合わせが離れないようにする細長い鍵穴9dを有している。
【選択図】図4

Description

本考案は、一枚の展開形状のシートを折り曲げて箱状に組み立て、この箱の空間に物品、例えば、サクランボを入れてパックし、そのパックをそのまま持ち帰りできる容器になる折り畳み式手提げ型可能化粧箱に係り、特に大型の梱包容器、例えば段ボールに物品を詰めた本化粧箱を複数個収納、梱包し、出荷時の詰め状態のまま搬送し、配送先で開梱後、取り出して簡単に手提げ型可能に組み立てて、持ち運び可能にし詰め換による物品の損傷も無く持ち運びに便利な手提げ型可能化粧箱に関するものである。
この種化粧箱としては、例えば洋菓子ケーキの持ち帰り箱として多用されている。
例えば、登録実用新案公報第3031603号(特許文献1参照)、特開2004―338799号(特許文献2参照)、及び特開2005―119715号(特許文献3参照)等多数が知られている。
これらの手提げ型可能化粧箱は、いずれも持ち帰りなどの使用の際に組み立て、箱内にケーキやお菓子、果実等を収納後、蓋部材で施蓋し、吊り下げ部の蓋押えの通し孔に手提げ部の両端の鍵部を嵌合させて施蓋し、手提げ部を組み立てた状態で持ち帰る構造であった。
例えば、輸送時、または容器に詰め込む際に損傷を受けやすいためプラスチック製のパックに収納された「さくらんぼ」を多数個、仕切りを着けたダンボール等の輸送資材に収納して輸送し、最終受け取り先で、ダンボールに同時に梱包され、或いは別に用意されていた折り畳んだままの化粧箱を取り出し、組み立てた後、パックをそれに入れ替えて持ち運ぶようにしていた。
登録実用新案公報第3031603号公報 特開2004−338799号公報 特開2005−119715号公報
しかしながら、高価で損傷し易いサクランボなどを入れ替える等は、配送先の素人が行う作業として適当でなく、収納のサクランボを損傷するおそれがあり、また手提げ部の無い化粧箱は持ち運びに不便であった。そこで、本考案はこれらの欠点を排除して出荷時に箱状に組み立てた化粧箱に物品を詰めたプラスチック製のパックの詰め込みをし、多数の化粧箱を段ボール箱に梱包し、搬送先で顧客等に渡す際手提げ型にすることができるもので物品に一切触れることの無い手提げ型可能化粧箱を提供するものである。
本考案は、このような課題を解決するために、直方体箱型の対向する一対の蓋面板の一方には他方の蓋面板のフック係止部あるいはその両外側の部位と係合して直方体箱型状態を維持するスリットを形成し、他の対向する一対の蓋面板のそれぞれに前記フック係止部に係止して前記手提げ部の拝み合わせが離れないようにする細長い鍵穴を有している手提げ型可能化粧箱としている。
本考案に係る手提げ型可能化粧箱によれば、例えば、プラスチック製パックに収納したサクランボなどの物品を直方体形状の箱内に収納し、他の対向する蓋面板で蓋をするとともに対向する一対の蓋面板を重ね、蓋部が緩衝材、補強材とすることができる。またフック係止部あるいはその両外側の部位とスリットを係合させて直方体の箱型状態を維持させ、大型の梱包資材、例えばダンボールに詰め込み、搬送先での開梱時に直ちに係合を解除させて手提げ型にしてそのまま顧客に渡せる手提げ型可能化粧箱を提供することが出来る。特に、高価で傷つきやすいサクランボ等の収納物に詰め替えなどによる損傷を与えること無く、出荷搬送し、搬送先で手提げ型にして新鮮な物品を持ち運びしうることに効果がある。
本考案に係る手提げ型可能化粧箱の一実施例を示し図面を用いて詳細に説明する。図1は物品入りパック、例えば痛みやすいサクランボを収納する手提げ型可能化粧箱A(以下、単に化粧箱という。)の段ボール箱への詰込み、輸送時の荷姿を示す斜視図である。図2は図1の化粧箱Aの上端部拡大右側面図である。図4,図5に示すように紙製、或いはその他の自立性が得られる素材から成る(一枚の展開形状の)シートを折り曲げて上方に開口できる直方体箱型に組み立て、さらに手提げ箱型に形成しうる化粧箱Aにしている。
図4は、底を組み付けて形成する化粧箱Aの一展開形状のシートa1を示している。
1は前面板、2は一対の側面板、3は背面板、4は(前面板1の側縁に設けられる)継手舌片である。これらは一点鎖線で示す折り曲げ線に沿って折り曲げられ継手舌片4が接着剤等で側面板2の内壁面に固着されて組み立てられ箱状物が構成される。底面は前面板1及び背面板3の下縁に設けられた底面舌片5、両側面板2の下縁に設けられた底面舌片6を互い違いに折り重ねて形成されている。或いは図4に示すように切り込み7同士を差し込み底面が組み合わせて形成されるものである。
前面板1及び背面板3の底面舌片5と反対側には、それぞれ組み立てた際に対向することとなる一対の蓋面板8が形成されている。この蓋面板8のそれぞれは、上方にできる開口を半分ずつ両側から覆う蓋部8aと、中央で折り曲げ拝み合わせにした際に、上端両端部にフック係止部8bが形成される手提げ部8cとを有している。
いずれか一方の蓋面板8の蓋部8aには他方の蓋面板8のフック係止部8bあるいはその両外側の部位と係合して直方体箱型状態を維持するスリット8dを形成している。このスリット8dは、スリット自体の対向する少なくとも一辺を組み立てた際に手提げ部8cの対向する方向に対して直交させるか、傾斜させて形成されている。この例では、フック係止部8bの外側に位置する部位が入り込むようにスリット8dは、蓋部8aの両側縁から切り込みのように形成されている。他の例として、フック係止部8bの内側に位置する部位(フック係止部8b間)が入り込むスリット8dは、二点鎖線で図示するように対向する蓋部8aの中央部に形成される。この例においても、スリット8dに入り易くするため、対向する辺の一方を手提げ部8cの対向方向に対して傾斜させ、一方の側を太くすることも可能である。また、スリット8dの太さを一定にして手提げ部8cの対向方向に対して傾斜させて差し込みし易くしてもよい。
手提げ部8cは、蓋部8aとの境界8eから立ち上がる門型の切り込み線8fを有しており、切り込み線8fで囲まれた部分は、境界8eで折り曲げられても蓋部8aと同一面を形成し、折り曲げされない。したがって、この囲まれた部分は、化粧箱に組み立てられたときには重なり合うこととなる。そしてこの囲まれた部分が抜かれた穴は、何本(例えば4本)かの指が貫通する程の大きさである。
両側面板2の底面舌片6と反対側には、それぞれ組み立てた際に対向することとなる他の対向する一対の蓋面板9が形成されている。この蓋面板9のそれぞれには、台形状の切り込み線9cによって、曲げ分けられる吊り下げ部9aと内蓋部9bとを形成している。この吊り下げ部9aには、手提げ部8cの端部に差し込みフック係止部8bに係止して手提げ部8cの拝み合わせが離れないようにする細長い鍵穴9dが形成されている。
この吊り下げ部9aが切り込み線9cで曲げ分かれされた残部は内蓋部9bであり、この内蓋部9bが側面板2に対し、直角に曲げられ、蓋部8aの内側に位置している。したがって内蓋部9bは箱状にしたときの蓋部8aを内側から支持し、あるいは詰物の移動を阻止する。
図5は、図4の底面舌片6を組んで底面を作るのではなく、既成の底である底面部10を有する手提げ型可能化粧箱の他の展開形状シートa2を示している。その一例として、図のように底面部10を中心に八方に広がる展開形状となっており、前面板1、側面板2、背面板3との間に4分の1円のコーナー部11が形成されている。このコーナー部11には、組み立てた際に前面板1、側面板2及び背面板3が互いに直交するようにさせる折り曲げ線11aが形成されている。したがって、8分の1円同士が重なり合う。この重なり合ったものは、前面板1,側面板2または背面板3に沿うように曲げられる。このコーナー部11は、両側の前面板1または背面板3と側面板2とのいずれか一方の繋がりを切って組み立てた際に前面板1、側面板2、背面板3の内側に沿うようにしてもよい。勿論のこと、何分の1円かをカットして繋がりを切ってもよい。さらに、コーナー部11は、必ずしも円弧形状とする必要はない。
図5は、以上のような点が図4と違い、他の構成は同じであるので説明を省略する。ここに、図4、図5のような化粧箱Aの展開シートa2を折り曲げ、差し込みして図1、図2に示すようなものに組み立て、図6のように積み重ね、あるいは搬送のため段ボールなどに入れるようにしている。図1のような形体は、積み重ね、搬送に便利な形状になっており、購買客に渡す際などには、図1の形状から、スリット8dとフック係止部あるいはその両外側の部位との係合を解除し、蓋部8aを一旦開ける。蓋部8aを開けた後、蓋部8aの内側に位置していた他の対向する一対の蓋面板9の内、内蓋部9bをそのままに、吊り下げ部9aを立ち上げるように開く。対向する一対の蓋面板8の蓋部8aで開口を塞ぎ、手提げ部8c同士を拝み合わせにする。そして、吊り下げ部9aの細長い鍵穴9dを、手提げ部8cの端部に差し込みフック係止部8bに係止して手提げ部8cの拝み合わせが離れないようにし、図3の手提げ型可能化粧箱にして手で吊り下げて持ち運べるようにしている。
ようするに、従来は、物品を出荷するような場合には、物品を例えばパックなどに詰めて後、段ボール箱に収納し、その段ボール箱などに中詰めせずに、折りたたんだままの化粧箱を同梱しておき、ああるいは別に用意しておき、出荷先で化粧箱を組み立て中に物品を入れ、手提げ型にして渡す。これに対して、本願手提げ型可能化粧箱は、パックなどに詰めた物品を組み立てた化粧箱に詰め、図1に示すように手提げ部8cを立てない箱型にして図6のように段ボール箱などのような容器に積み重ね収納し、出荷する。出荷先では、梱包されていた箱型の化粧箱を取り出し、物品を入れ替えることなく図3のような手提げ型可能化粧箱に組み立てて持ち運びに便利なようにしている。
本考案に係る手提げ型可能化粧箱の積み重ねや段ボールの箱などへの詰め込み状態での組み立てた外観を示す全体斜視図である。 図1の化粧箱の矢視拡大部分側面図である。 本考案の手提げ型可能化粧箱の手提げ箱型に組み立てた外観を示す全体斜視図である。 底を組み付けて形成する化粧箱の一展開形状図である。 既成の底を有する化粧箱の他の展開形状図である。 図1に示す状態の化粧箱を輸送用のダンボール箱に詰め込んだ荷姿である。
符号の説明
1 前面板
2 側面板
3 背面板
4 継手舌片
5、6 底面舌片
7 切り込み
8、9 蓋面板
8a 蓋部
8b フック係止部
8c 手提げ部
8d スリット
8f、9c 切り込み線
9a 吊り下げ部
9b 内蓋部
9d 鍵穴
10 底面部
11 コーナー部
A 手提げ型可能化粧箱
a1 手提げ型可能化粧箱の一展開形状シート
a2 手提げ型可能化粧箱の他の展開形状シート

Claims (3)

  1. 一枚の展開形状のシートを折り曲げて上方に開口できる直方体箱型に組み立て、さらに手提げ箱型に形成しうる手提げ型可能化粧箱において、
    対向する一対の蓋面板は、それぞれ、前記開口を半分ずつ両側から覆う蓋部と、中央で拝み合わせにした際に、上端両端部にフック係止部が形成される手提げ部とを有し、いずれか一方の前記蓋面板の前記蓋部には、他方の蓋面板の前記フック係止部あるいはその両外側の部位と係合して直方体箱型状態を維持するスリットを形成し、
    他の対向する一対の蓋面板は、それぞれ、前記手提げ部の端部に差し込み前記フック係止部に係止して前記手提げ部の拝み合わせが離れないようにする細長い鍵穴を有していることを特徴とする手提げ型可能化粧箱。
  2. 請求項1において、前記スリット自体の対向する少なくとも一辺を前記手提げ部の対向方向に対して直交させるか、傾斜させて形成したことを特徴とする手提げ型可能化粧箱。
  3. 請求項1又は2において、他の対向する一対の前記蓋面板は、それぞれ、前記鍵穴を含む吊り下げ部と、前記手提げ箱型にした際に前記蓋部の内側に位置するように前記吊り下げ部と切り込み線で曲げ分かれる内蓋部とを有していることを特徴とする手提げ型可能化粧箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010215252A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Fuji Seal International Inc 吊下げ包装箱

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