JP7158227B2 - 化粧品サンプルと説明用冊子を包装する箱及びその使用方法 - Google Patents

化粧品サンプルと説明用冊子を包装する箱及びその使用方法 Download PDF

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Description

本発明は各種物品(例えば、化粧品のサンプル、伝票やパンフレット等)を運搬する際に用いられる箱に関し、より詳細には、例えば化粧品のサンプルと、その伝票やパンフレット等を別々な個所に収容して、(宅配便や郵便等で)配送するのに用いられる(例えば紙製の)箱に関する。
例えば化粧品のサンプルは、その伝票やパンフレット等(以下「伝票等」と記載する)と同一の容器で配送することが好都合である。その様な化粧品のサンプル及び伝票等を配送するための容器として、例えば紙製の箱が用いられる。
ここで、化粧品のサンプルと伝票等は同時に箱詰めされない場合が多く、予めサンプルを収容した後、発送直前に伝票等を箱詰めするという場合が多い。換言すれば、箱にサンプルを収容(セット)して、その後、ユーザーに都合の良いタイミングで(例えば、発送直前に)伝票等を容易に箱詰めしたい、という要請が存在する。
従来は、サンプルを収容する際に、伝票等をサンプルに重ねる態様で箱詰めしていた。そのため箱内ではサンプルが伝票等の下層に位置してしまい、箱を開けた時には、伝票等を取り除かないとサンプルが見えない状態となってしまうという問題が存在する。
また、係る方法では、箱にサンプルを収容(箱詰め)した後、ユーザーの都合の良いタイミングで、伝票等を容易に箱内に収容(箱詰め)することは出来ない。
その他の従来技術としては、カセットテープと小冊子を簡単に体裁よく収容する紙箱が提案されているが(特許文献1参照)、何れか一方を箱内に収容した後に、ユーザーの都合の良いタイミングで他方を箱内に容易に収容することは出来ない。
また、電子機器と説明冊子をそれぞれ独立して収容することが出来る紙箱も提案されているが(特許文献2参照)、やはり、何れか一方を箱内に収容した後に、ユーザーの都合の良いタイミングで他方を箱内に容易に収容することは出来ない。
実公昭63-33799号公報 特許第2514562号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、複数種類の物品を収容する箱であって、一方の物品を収容した後にユーザーの都合の良いタイミングで他方の物品を収容することが出来、さらに、できるだけ薄くなるような設計とすることで大量に一時保管出来る箱の提供を目的としている。
本発明の箱(100)は、箱本体(10)と、第1の収容部(20)と、第2の収容部(30)を有し、
箱本体(10)は直方体に形成され、その頂面(1)及び連続する1側面(5)に亘って(切断可能な)切断線(CTL)が形成された箱本体開放部(OP)を備え、他の1側面(4)は開閉可能に構成されており、
箱本体(10)の底面(2)の縁部は前面(5)、後部内面(6)、2箇所の側面と隣接しており、当該2箇所の縁部は縁部長手方向長さが長い第1の側面(11b)と第1の側面(11b)よりも外方に突出している第2の側面(11c)を有しており、
箱本体(10)は第1の収容部保持面(3)を有し、第1の収容部保持面(3)は後部内面(6)を介して底面(2)と接続しており、
第1の収容部(20)及び第2の収容部(30)は箱本体(10)の底面(2)と頂面(1)、前面、後部内面前記第1及び第2の側面11b、11c)で囲まれ、当該頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)、第1の収容部保持面(3)は展開した状態では単一の平板状部材で構成されており、組み立てた状態では、第1の収容部(20)及び第2の収容部(30)は箱本体(10)の底面(2)頂面と前面と後部内面と2箇所の側面11b)で囲まれ、
第1の収容部保持面(3)の外方縁部には箱内仕切り部材(7)及び支持面(8)が設けられており、組み立てた状態では後部内面(6)と底面(2)の境界の折り曲げ線(2RL)が折り曲げられて第1の収容部保持面(3)と底面(2)が平行になり、支持面(8)が底面(2)に接触して箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がり、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲された空間内に第1の収容部(20)が収容され、第1の収容部(20)は開口部(25、26、27)を有し、当該開口部(25、26、27)に収容するべき物品(サンプル等)を保持する様に構成されており、
箱本体(10)の底面(2)の第1の側面(11b)が形成されている領域であって、組み立てた状態で箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がっている位置よりも前面(5)側の領域には、第2の収容部(30)を配置する領域が設けられ、
第2の収容部(30)は平面部(31)と3つの側面(32、33、33)で構成され、平面部(31)の前記3つの側面(32、33、33)が形成されていない縁部には切欠き(34)が形成されており、相対する2箇所の側面(33、3)と平面部(31)の境界は折り曲げ線(33L)が形成され以て2箇所の側面(33、33)が折り曲げられて開放可能に構成されており、組み立てられた状態では前記切欠き(34)は箱本体(10)の箱本体開放部(OP)と重畳し、2箇所の側面(33、33)の一方は箱本体(10)の前記第1の側面(11a)と重畳することを特徴としている。
また、本発明の箱(100A)は、箱本体(10)と、第1の収容部(20)と、第2の収容部(30A)を有し、
箱本体(10)は直方体に形成され、その頂面(1)及び連続する1側面(5)に亘って(切断可能な)切断線(CTL)が形成された箱本体開放部(OP)を備え、他の1側面(4)は開閉可能に構成されており、
箱本体(10)の底面(2)の縁部は前面(5)、後部内面(6)、2箇所の側面と隣接しており、当該2箇所の縁部は縁部長手方向長さが長い第1の側面(11b)と第1の側面(11b)よりも外方に突出している第2の側面(11c)を有しており、
箱本体(10)は第1の収容部保持面(3)を有し、第1の収容部保持面(3)は後部内面(6)を介して底面(2)と接続しており、
第1の収容部(20)及び第2の収容部(30A)は箱本体(10)の底面(2)と頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)で囲まれ、当該頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)、第1の収容部保持面(3)は展開した状態では単一の平板状部材で構成されており、組み立てた状態では、第1の収容部(20)及び第2の収容部(30A)は箱本体(10)の底面(2)と頂面(1)と前面(5)と後部内面(6)と2箇所の側面(11b)で囲まれ、
第1の収容部保持面(3)の外方縁部には箱内仕切り部材(7)及び支持面(8)が設けられており、組み立てた状態では後部内面(6)と底面(2)の境界の折り曲げ線(2RL)が折り曲げられて第1の収容部保持面(3)と底面(2)が平行になり、支持面(8)が底面(2)に接触して箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がり、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲された空間内に第1の収容部(20)が収容され、第1の収容部(20)は開口部(25、26、27)を有し、当該開口部(25、26、27)に収容するべき物品(サンプル等)を保持する様に構成されており、
箱本体(10)の底面(2)の第1の側面(11b)が形成されている領域であって、組み立てた状態で箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がっている位置よりも前面(5)側の領域には、第2の収容部(30A)を配置する領域が設けられ、
第2の収容部(30A)は矩形の平面部(31A)と3つの側面(32、33、33)で構成され、平面部(31A)の前記3つの側面(32、33、33)が形成されていない縁部にはフランジ状の潰れ防止用補強材(35)が形成され、当該潰れ防止用補強材(35)は第2の収容部(30A)及び箱本体(10)が潰れる方向の荷重(Yp)を支持する機能を有しており、その端部及び縁部の各々には曲率半径の異なる円弧状の切欠き(大きな切欠き36及び小さな切欠き37)が形成され、曲率半径の異なる2個の円弧状の切欠き(36、37)はフランジ状の潰れ防止用補強材(35)を把持して引き起こし易くする機能を有しており、
相対する2箇所の側面(33、33)と平面部(31)の境界は折り曲げ線(33L)が形成され以て2箇所の側面(33、33)が折り曲げられて開放可能に構成されており、組み立てられた状態では前記切欠き(36、37)が形成された潰れ防止用補強材(35)は箱本体(10)の箱本体開放部(OP)と重畳し、他方は箱本体(10)の前記第1の側面(11a)と重畳することを特徴としている。
そして本発明の箱(100)は、箱本体(10A)と、第1の収容部(20)と、第2の収容部(30D)を有し、
箱本体(10A)は直方体に形成され、その頂面(1)及び連続する1側面(5)に亘って(切断可能な)切断線(CTL)が形成された箱本体開放部(OP)を備え、他の1側面(4)は開閉可能に構成されており、
箱本体(10A)の底面(2)の縁部は前面(5)、後部内面(6)、2箇所の側面と隣接しており、当該2箇所の縁部は縁部長手方向長さが長い第1の側面(11b)と第1の側面(11b)よりも外方に突出している第2の側面(11c)を有しており、
箱本体(10A)は第1の収容部保持面(3)を有し、第1の収容部保持面(3)は後部内面(6)を介して底面(2)と接続しており、
第1の収容部(20)及び第2の収容部(30D)は箱本体(10A)の底面(2)と頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)で囲まれ、当該頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)、第1の収容部保持面(3)は展開した状態では単一の平板状部材で構成されており、組み立てた状態では、第1の収容部(20)及び第2の収容部(30D)は箱本体(10A)の底面(2)と頂面(1)と前面(5)と後部内面(6)と2箇所の側面(11b)で囲まれ、
第1の収容部保持面(3)の外方縁部には箱内仕切り部材(7)及び支持面(8)が設けられており、組み立てた状態では後部内面(6)と底面(2)の境界の折り曲げ線(2RL)が折り曲げられて第1の収容部保持面(3)と底面(2)が平行になり、支持面(8)が底面(2)に接触して箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がり、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲された空間内に第1の収容部(20)が収容され、第1の収容部(20)は開口部(25、26、27)を有し、当該開口部(25、26、27)に収容するべき物品(サンプル等)を保持する様に構成されており、
箱本体(10)の底面(2)の第1及び第2の側面(11b、11c)が設けられている一方の縁部(図17の上方の縁部)における第1の縁部(11bA)には第2の収容部(30D)が接続されており、第1の縁部(11bA)と第2の収容部(30D)の境界は折り曲げ線(11bAL)を構成しており、当該折り曲げ線(11bAL)を折り曲げて第2の収容部(30D)を底面(2)と平行に位置せしめることにより、箱本体(10A)内で、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲されて前記第1の収容部(20)を収容する空間に隣接して第2の収容部(30D)が配置され、
第2の収容部(30D)が配置される領域は、箱本体(10A)の底面(2)の第1及び第2の側面(11b、11bA、11c)が形成されている領域であって、組み立てた状態で箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がっている位置よりも前面(5)側の領域であり、
第2の収容部(30D)は平面部(31)と2つの側面(32、33)を有しており、平面部(31)の前記第1の縁部(11bA)とは接続されておらず且つ前記2つの側面(32、33、33)が形成されていない縁部には切欠き(34)が形成されており、外方側の側面(33)と平面部(31)の境界は折り曲げ線(33L)が形成され以て外方側の側面(33)が折り曲げられて開放可能に構成されており、組み立てられた状態では前記切欠き(34)は箱本体(10)の箱本体開放部(OP)と重畳し、前記外方側の側面(33)の一方は箱本体(10)の前記第1の側面(11a)と重畳することを特徴としている。
或いは本発明の箱(100A)は、箱本体(10B)と、第1の収容部(20)と、第2の収容部(30E)を有し、
箱本体(10B)は直方体に形成され、その頂面(1)及び連続する1側面(5)に亘って(切断可能な)切断線(CTL)が形成された箱本体開放部(OP)を備え、他の1側面(4)は開閉可能に構成されており、
箱本体(10B)の底面(2)の縁部は前面(5)、後部内面(6)、2箇所の側面と隣接しており、当該2箇所の縁部は縁部長手方向長さが長い第1の側面(11b)と第1の側面(11b)よりも外方に突出している第2の側面(11c)を有しており、
箱本体(10B)は第1の収容部保持面(3)を有し、第1の収容部保持面(3)は後部内面(6)を介して底面(2)と接続しており、
第1の収容部(20)及び第2の収容部(30E)は箱本体(10B)の底面(2)と頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)で囲まれ、当該頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)、第1の収容部保持面(3)は展開した状態では単一の平板状部材で構成されており、組み立てた状態では、第1の収容部(20)及び第2の収容部(30E)は箱本体(10B)の底面(2)と頂面(1)と前面(5)と後部内面(6)と2箇所の側面(11b)で囲まれ、
第1の収容部保持面(3)の外方縁部には箱内仕切り部材(7)及び支持面(8)が設けられており、組み立てた状態では後部内面(6)と底面(2)の境界の折り曲げ線(2RL)が折り曲げられて第1の収容部保持面(3)と底面(2)が平行になり、支持面(8)が底面(2)に接触して箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がり、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲された空間内に第1の収容部(20)が収容され、第1の収容部(20)は開口部(25、26、27)を有し、当該開口部(25、26、27)に収容するべき物品(サンプル等)を保持する様に構成されており、
箱本体(10)の底面(2)の第1及び第2の側面(11b、11c)が設けられている一方の縁部(図17の上方の縁部)における第1の縁部(11bA)には第2の収容部(30E)が接続されており、第1の縁部(11bA)と第2の収容部(30E)の境界は折り曲げ線(11bAL)を構成しており、当該折り曲げ線(11bAL)を折り曲げて第2の収容部(30E)を底面(2)と平行に位置せしめることにより、箱本体(10B)内で、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲されて前記第1の収容部(20)を収容する空間に隣接して第2の収容部(30E)が配置され、
第2の収容部(30E)が配置される領域は、箱本体(10B)の底面(2)の第1及び第2の側面(11b、11bA、11c)が形成されている領域であって、組み立てた状態で箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がっている位置よりも前面(5)側の領域であり、
第2の収容部(30E)は平面部(31)と2つの側面(32、33)を有しており、平面部(31)の前記第1の縁部(11bA)とは接続されておらず且つ前記2つの側面(32、33)が形成されていない縁部にはフランジ状の潰れ防止用補強材(35)が形成され、当該潰れ防止用補強材(35)は第2の収容部(30E)及び箱本体(10B)が潰れる方向の荷重(Yp)を支持する機能を有しており、その端部及び縁部の各々には曲率半径の異なる円弧状の切欠き(大きな切欠き36及び小さな切欠き37)が形成され、曲率半径の異なる2個の円弧状の切欠き(36、37)はフランジ状の潰れ防止用補強材(35)を把持して引き起こし易くする機能を有しており、
外方側の側面(33)と平面部(31)の境界は折り曲げ線(33L)が形成され以て外方側の側面(33)が折り曲げられて開放可能に構成されており、組み立てられた状態では、前記切欠き(36、37)が形成された潰れ防止用補強材(35)は箱本体(10)の箱本体開放部(OP)と重畳し、前記外方側の側面(33)の一方は箱本体(10)の前記第1の側面(11a)と重畳することを特徴としている。
本発明の箱の使用方法は、上述した本発明の箱(請求項1~4の何れかに1項に記載の箱)の使用方法において、
第1の収容部(20)の開口部(25、26、27)に収容するべき第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)を保持する工程と、
収容するべき第2の物品(B:例えば、化粧品の伝票やパンフレット等)を第2の収容部(30)に収納せずに第1の収容部(20)、第2の収容部(30)、箱本体(10)を組み立てる工程と、
第1の収容部(20)、第2の収容部(30)、箱本体(10)を組み立てた後、(例えば、第1の物品を収容した箱100を発送する直前に)、箱本体(10)の前記箱本体開放部(OP)ではない側の開閉可能な側面(11a)及び第2の収容部(30)の前記箱本体開放部(OP)と重畳しない開放可能な側面(33)を介して、収容するべき第2の物品(B)を第2の収容部に収容する工程を含むことを特徴としている。
また、本発明の箱の使用方法において、
箱本体(10)の切断線(CTL)を切断し、切断線(CTL)で囲まれた箱本体開放部(OP)を開放する工程と、
箱本体開放部(OP)及び第2の収容部の前記箱本体開放部(OP)と重畳する側面(34)を介して、前記第2の物品(B)を取り出す工程を含むのが好ましい。
上述の構成を具備する本発明の箱によれば、第1の収容部(20)の開口部(25、26、27)に収容するべき第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)を保持し、箱本体(10)の前記箱本体開放部(OP)ではない側の開閉可能な側面(11a、11b)及び第2の収容部の前記箱本体開放部(OP)と重畳しない開放可能な側面(33)を介して、収容するべき第2の物品(B:例えば伝票等)を第2の収容部(30)に収容するので、収容するべき第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)と、収容するべき第2の物品(B:例えば伝票等)を箱内の別個の箇所に収容することが出来る。
そして、第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)を第1の収容部(20)の開口部(25、26、27)に保持し、収容するべき第2の物品(B:例えば伝票等)を第2の収容部(30)に収容するので、第1の物品が第2の物品の下層に位置することはなく(第2の物品を第1の物品情報に積み重ねることがなく)、箱開放時には直ちに第1の物品を視認することが出来る。
また本発明の箱によれば、第1の収容部(20)の開口部(25、26、27)に収容するべき第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)を保持し、収容するべき第2の物品(B:例えば化粧品の伝票等)を第2の収容部(30)に収納せずに、第1の収容部(20)、第2の収容部(30)、箱本体(10)を組み立て、その後、例えば、箱(100)を発送する直前に、箱本体(10)の開放部(OP)ではない側の開閉可能な側面(11a、11b)及び第2の収容部の前記箱本体開放部(OP)と重畳しない開放可能な側面(33)を介して、収容するべき第2の物品(B)を第2の収容部(30)に収容することが出来るので、箱本体(10)の組立後に、ユーザーにとって都合の良いタイミングで、収容するべき第2の物品(B)を第2の収容部(30)に収容することが出来る。
第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)及び第2の物品(B:例えば、化粧品の伝票等)を収容した箱(100)を発送した後、箱本体(10)の切断線(CTL)を切断し、切断線(CTL)で囲まれた箱本体開放部(OP)を開放すれば、第1の物品を視認できる状態であるため、直ちに第1の収容部(20)の開口部から取り出すことが出来る。
一方、第2の物品については、箱本体開放部(OP)を開放すれば、箱本体開放部(OP)及び第2の収容部(30)の前記箱本体開放部(OP)と重畳する側面(34)を介して、取り出すことが出来る。
本発明において、第2の収容部(30)の前記他の側面は3面(32、33、33)あり、当該3側面(32、33、33)が箱本体の底面(2)に垂直に延在して配置され、箱本体開放部(OP)と重畳する領域における残り1側面に相当する部分(34)は開口となっていれば、箱本体開放部(OP)を開放した際に、当該開口(34)を介して第2の物品を容易に取り出すことが出来る。
ここで、前記残り1側面に相当する部分(34)を開口とした場合には、第2の収容部(30)の第2の物品を収容しない状態で箱(100)を組み立て、当該組み立てられた箱(100)を積層すると、その重量により、当該残り1面の部分(開口)に相当する箇所(34)が潰れてしまう可能性がある。
それに対して、前記残り1面(34:開口を構成する部分)を補強用部材(例えばフランジ状の潰れ防止用補強材35)で構成すれば、組み立てられた箱を積層しても、その重量を補強用部材(35)が支持するので、前記残り1面(34)の部分に相当する箇所が潰れてしまうことが防止される。
さらに本発明において、第2の収容部(30D、30E)が展開した状態で箱本体(10A、10B)に接続されていれば、箱組立前の段階における部品点数を減少して、管理の労力を大幅に軽減することが出来る。
本発明の第1実施形態に係る箱本体の展開図である。 第1実施形態における第1の収容部の展開図である。 図2の展開状態を立体状態に組み立てた状態を示す斜視図である。 第1実施形態における第2の収容部の展開図である。 第1実施形態において、箱本体の組み立て初期の状態を示す工程図である。 箱本体の組み立てにおいて、図5の次の工程を示す工程図である。 箱本体の組み立てにおいて、図6の次の工程を示す工程図である。 図7の次の工程であって、箱本体に第1の収容部を組み込む工程を示した工程図である。 図8の次の工程を示す工程図である。 図9の次の工程を示す工程図である。 第1実施形態において、組み立てた箱に第2の収容物を収容する以前の状態を示す説明図である。 組み立てた箱に第2の収容物を収容する様子を示す説明図である。 箱本体の組み立て最終工程を示す工程図である。 第1実施形態において、箱の切断線を破り、開放部を開いた状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態における第2の収容部の展開図である。 本発明の第3実施形態における箱本体の展開図である。 本発明の第4実施形態における箱本体の展開図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1~図11を参照して、第1実施形態について説明する。
図9~図11において、第1実施形態に係る箱は、全体に符号100を付して示されている。
図9、図10で示す様に、箱100は、箱本体10と、第1の収容部20(図2、図3参照)と、第2の収容部30(図4参照)を有している。
箱本体10の展開状態を示す図1において、箱本体10は、中心線Cに対して概略対称形である。明確には図示されていないが、箱本体10の材料として厚紙が使用されている。
図1においては、図示の簡略化のため、中心線Cに対して上下双方に設けられている部位の符号(上下共通の部位の符号)は、上下の何れかのみ示されている。
図1において、破線は折り曲げ線を示しており、折り曲げ線を示す符号の末尾に大文字の「L」が付されている。ここで、折り曲げ線8Lのみが山折の折り曲げ線(紙面の裏側に折り曲げられる折り曲げ線)であり、残りの折り曲げ線は谷折の折り曲げ線(紙面の表側に折り曲げられる折り曲げ線)である。
図1において、箱本体10は矩形の頂面1と、矩形の底面2と、矩形の第1の収容部保持面3を有しており、第1の収容部保持面3は、第1の収容部20を保持する様に構成されている。図1で示す様に、第1の収容部保持面3には、図1の上下方向に延在して、大きな開口部9が形成されている。
矩形の頂面1と矩形の底面2との間には、箱100として組み上がった際に前面となる前面5が設けられている。
矩形の頂面2と第1の収容部保持面3との間には、組み上がった際に後面4と重畳する後部内面6が形成されている。後面4は、頂面1の底面2から離隔する側(図1では左方)において、折り曲げ線11LLを介して形成されており、頂面1と同一の幅寸法(図1における上下寸法)を有している。
頂面1の側縁(図1における上下方向縁部の2箇所)には、折り曲げ線11sLを介して、側面11aが形成されている。
図1では、図1における下側の側面11aには切断線11aaが形成されており、切断線11aaにより2つの領域に二分されている。
頂面1には、切断線CTL(例えばミシン目で構成)が形成されている。切断線CTLは、頂面1において、前面5との境界に設けられた折り曲げ線11RLから、後面4との境界に至る領域に形成されている。そして、折り曲げ線11RLと切断線CTLで囲まれた領域および前面5は、箱本体開口部OPを構成している。
箱100が組み立てられた状態において、箱本体開口部OPは、折り曲げ線11RLを回動軸として、図1における紙面の後方(裏面側)に開口し、折り曲げ線2LLを回動軸としてさらに大きく開口する。
後面4には、縁部から突出する様に2箇所の舌状部4tが形成されている。
側面11aの各々における縁部においても、それぞれ2箇所ずつ、舌状部11at、11aTが形成されている。舌状部11at、11aTは、その長手方向寸法(図1における左右方向寸法)が異なっている。
舌状部4tと後面4との間には折り曲げ線4tLが形成されており、舌状部11atと側面11aとの間には折り曲げ線11atLが形成されており、舌状部11aTと側面11aとの間には折り曲げ線11aTLが形成されている。
前面5と底部2の境界には、折り曲げ線2LLが形成されている。
底面2の図1における上下端部は、折り曲げ線2sLを介して側面11bおよび側面11cと連続している。側面11bおよび側面11cは、切断線11bcによって分断されている。側面11cにおいて、隣接する側面11bよりも突出した部分は、折り曲げ線11cLを介して舌状部11ctを構成している。換言すれば、側面11cの図1における上下方向に突出した領域は、舌状部11ctを構成している。
折り曲げ線2sLにおいて、側面11bの領域にはスリット12bが形成され、側面11cの領域にはスリット12aが形成されている。箱100を組み立てる際には、図1の矢印Y11Tで示す様に、スリット12bには舌状部11aTが挿入される。そして図1の矢印Y11tで示す様に、スリット12aには舌状部11atが挿入される。
底面2と後部内面6との境界には、折り曲げ線2RLが形成されている。折り曲げ線2RL上の2箇所にはスリット14、14が形成され、箱100を組み立てる際には、図1の矢印Y4で示す様に、スリット14、14には舌状部4t、4tが挿入される。
後部内面6の縁部(図1における上下方向両縁部)には、折り曲げ線13Lを介して、矩形部材13が連続している。そして後部内面6と第1の収容部保持面3の間には、折り曲げ線6Lが形成されている。
第1の収容部保持面3において、後部内面6から離隔する側(図1の右側)には、折り曲げ線7Lを介して箱内仕切り部材7が隣接している。箱内仕切り部材7において、第1の収容部保持面3から離隔する側(図1の右側)には、折り曲げ線8Lを介して支持面8が隣接している。支持面8は、箱100を組み立てた際に底面2と面接触して、第1の収容部20を安定して支持する。なお、箱内仕切り部材7は、箱100を組み立てた際に、図1の長手方向について、箱内の第1の収容部20と第2の収容部30を仕切る機能を奏する。
次に、図2、図3を参照して第1の収容部20を説明する。
第1の収容部20が展開した状態を示す図2において、点線で示す折り曲げ線は全て同一方向に平行に延在しており、当該折り曲げ線により、第1の収容部20は7つの領域21、22a、22b、23a、23b、24a、24bに区画されている。
図2において、2本の折り曲げ線21Lは谷折り(紙面の裏側に折り曲げられる折り曲げ線)であり、2本の折り曲げ線23aLおよび2本の折り曲げ線23bLは山折り(紙面の表側に折り曲げられる折り曲げ線)である。また、折り曲げ線23aL、23bLを山折りした際、紙面の表側に飛び出し部ができるようにスリット23aa、23bbが設けられている。この飛び出し部により、第1の収容部20を箱本体10に挿入した際、第1の収容部保持面3(図1)と領域23a、23bとの間に空間を作りつつ、第1の収容部保持面3が潰れるのを防ぐことができる。これにより、第1の商品(化粧品サンプル等)に厚みがある場合でも、大きな開口部9を通して第1の商品(化粧品サンプル等)が第1の収容部保持面3よりも高い位置に来ることを防ぐことができ、箱100の厚み(直方体に形成された箱100の各辺で最も短い辺の長さ:箱100を組み立てたときの頂面1と底面2の間の幅寸法)を抑えることができる。ここで、箱100の厚みは、5cm以下が好ましく、3cm以下がより好ましい。
図2における符号21は箱本体10の底部2に接する中央底部の領域を示している。符号22aおよび符号22bは、共に中央底部21に隣接する側壁部の領域であり、その幅寸法(図2における上下方向の幅寸法)が等しい。
2本の折り曲げ線21L、2本の折り曲げ線23aL、2本の折り曲げ線23bLの折り曲げ作業が完了した状態(図3)では、符号23aおよび符号23bで示す領域は、共に上面部となる。そして符号24aおよび符号24bで示す領域は最外方の側壁部となる。ここで、側壁部24a、24bの幅寸法(図2における上下方向幅寸法)は、側壁部22a、22bの幅寸法(図2における上下方向幅寸法)と等しい。
図2及び図3において、切抜き部25aと切抜き部25bは空間25を構成し、切抜き部26aと切抜き部26bは空間26を構成し、切抜き部27aと切抜き部27bは空間27を構成する。
空間25、26、27には、それぞれ形状の異なる三つのサンプルが、その外周が空間25、26、27に完全に密着するように収容される。
次に、図4を参照して第2の収容部30を説明する。
図4において、第2の収容部30は、1辺が平皿状の切欠きとして形成された矩形状の平面部31と、平面部31の図4における上下両縁に折り曲げ線33Lを介して隣接する側面33、33と、平面部31の前記切欠きの反対側(図4における右方)に折り曲げ線32Lを介して隣接する後面32を有している。
本明細書においては、平面部31における平皿状の切欠きを、第2の収容部30の1側面34と同一の符号で表記する場合がある。
第2の収容部30を箱本体10に組み込む際には、側面33、33は折り曲げ線33L、33Lにおいて、平面部31に対して山折で直角に折込まれ、後面32は折り曲げ線32Lで平面部31に対して山折で直角に折込まれる。
側面33、33の上下外方側中央部に切欠き39が形成されている。
側面33、33と、後面32の幅寸法は等しいため、折り曲げた場合(第2の収容部30を組み立てた場合)、側面33、33と、後面32の高さ寸法は等しくなる。
次に、図5~図13を参照して、第1実施形態に係る箱100を組み立てる手順について説明する。
箱本体10の第1の収容部20に相当する部分を示す図5において、第1の収容部保持面3を紙面に対して垂直に立ち上げるため、まず、折り曲げ線8Lで支持面8を山折りする(紙面の裏面側に折り込む)。
ついで、折り曲げ線7Lで紙面上方に谷折りする(紙面の表面側に折り込む)。
それに続いて、折り曲げ線6Lで谷折りする。
次に、折り曲げ線2RL(図5参照)を谷折りして、図6で示す様に、第1の収容部保持面3と底面2が平行となる様にせしめる。ここで、底面2と支持面8を貼り付ける場合、両者を貼り合わせられるものであれば何を用いてもよいが、接着材を添加して貼り合わせるのが好ましい。
ここで、展開状態(図4で示す状態)の第2の収容部30において、2箇所の側面33と後面32を、平面部31に対して直角となるように山折に折り込んでおく。
そして図7で示す様に、側面33、32が折り込まれた状態の第2の収容部30の後面32を、箱内仕切り部7に当接する様に配置させる。
ここで、図7における矢印Yoは、箱100を受領した顧客が、第2の物品B(例えば伝票等)を第2の収容部30から引き出す方向を示している。
また、矢印Ypについては第2実施形態に関連して後述するが、組み立てられた箱100が複数積み重ねられた際に、複数の箱100の重量が作用する方向である。
次に図8で示す様に、第1の収容部保持面3の内側に、図3で示す状態に組み立てられた第1の収容部20を挿入する。
次に図9で示す様に、箱本体10の折り曲げ線11RLを谷折する。そして図10において、折り曲げ線2LLを谷折する。
図5~図13において、山折り、谷折りという文言は、図1(展開図)で説明された定義に基づいて使用されている。
なお、図示は省略するが、第1の収容部20の開口部25、26、27には、対応する形状の第1の商品(化粧品サンプル等)が収容される。ここで、第1の商品(化粧品サンプル等)は、第1の収容部20を箱本体10に挿入する以前の段階で、開口部25、26、27に収容しても良いし、第1の収容部20を箱本体10に挿入した後に、大きな開口部9を通して開口部25、26、27に収容しても良い。
図10で示す折り曲げ線2LLにおける谷折りは、図11で示す様に、頂面1が底面2と平行になるまで折り曲げられる。その際に、舌状部4tが折り曲げ線4tLで谷折りされて、スリット14内に挿入される。
また図11で示す手順では、舌状部11atと片方の舌状部11aTが、それぞれ折り曲げ線11atL、11aTL(図1参照)で谷折りされて、それぞれスリット12a、12b内に挿入される。
図11の手順が完了した時点で、第1の物品(サンプル等)は第1の収容部20に収容されてはいるが、第2の物品B、例えば伝票や説明書は第2の収容部30には収容されていない。
第2の物品Bである伝票や説明書等における情報が、第1の物品であるサンプルを収容した時点における情報と異なっている場合が多いことに起因する。
図11の状態で、第1の物品(サンプル等)は第1の収容部20に収容され密封されており、この状態で箱100を保管しておくことが可能である。
図12で示す様に、スリット12b(図13参照)に挿入されていない舌状部11aTおよび該舌状部に隣接する側面11aを頂面1と概略面一となるように起こし、さらに、該側面11aと重畳する側面33(図4参照:第2の収容部30の側面)の切欠き39を作業者が係止して、第2の収容部30の側面33を側面11aおよび舌状部11aTと概略平行となる様に引き起こす。
これにより、箱100の側面11a及び第2の収容部30の側面33が開口し、第2の物品B(たとえばサンプルの伝票)を第2の収容部30内に収容することができる。
第2の物品Bを第2の収容部30内に収容した後は、上述した手順を逆に実行し、舌状部11aTを折り曲げ線11aTL(図1参照)で谷折りして、スリット12b内に挿入することで、図13で示す様に箱100の側面11aが閉鎖している状態となり、箱100の発送準備が完了する。
図14は、箱100の頂面1に設けた切断線CTLを破り、開口部OPを開放して、内部を確認可能な状態を示している。図14において、切断線CTLを切断して開口部OPを開口した後において、切断線CTLによって囲まれた領域を蓋体OPPとして表示している。
第2の物品B(伝票等)は第2の収容部30に収容されているが、切断した切断線CTLによって囲まれた領域である蓋体OPPを矢印Y方向へ回動して、開口部OPをさらに大きく開くことにより、第2の収容部30の切欠き34側から第2の物品Bを取り出すことが出来る。
一方、第1の収容部20に収容されている第1の物品(サンプル等)は、第2の収容部30と並列して配置されているため、開口部OPを開封するのと同時に視認が可能である。
第1実施形態の箱100によれば、第1の収容部20の開口部25、26、27に収容するべき第1の物品(例えば、化粧品のサンプル等)を安定的に保持し、箱本体10の前記箱本体開放部OPではない側の開閉可能な側面11a及び第2の収容部30の箱本体開放部OPと重畳しない開放可能な側面33を介して、収容するべき第2の物品B(例えば、伝票等)を第2の収容部30に収容するので、収容するべき第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)と、収容するべき第2の物品B(例えば、伝票等)を箱内に収容することが出来る。
そして、第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)を第1の収容部20の開口部25、26、27に保持し、収容するべき第2の物品B(例えば、伝票等)を第2の収容部30に収容するので、第1の物品が第2の物品Bの下層に位置することはなく、箱100の開放時には直ちに第1の物品を視認することが出来る。
第1実施形態の箱100によれば、第1の収容部20の開口部25、26、27に収容するべき第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)を保持し、収容するべき第2の物品B(例えば、化粧品の伝票等)を第2の収容部30に収納せずに、第1の収容部20、第2の収容部30、箱本体10を組み立てる。その後、例えば、第1の物品と第2の物品Bを収容した箱100を発送する直前に、箱本体10の前記箱本体開放部OPではない側の開閉可能な側面11a及び第2の収容部の前記箱本体開放部OPと重畳しない開放可能な側面33を介して、収容するべき第2の物品Bを第2の収容部30に収容するので、箱本体10の組立後に、ユーザーにとって都合の良いタイミングで収容するべき第2の物品Bを第2の収容部30に収容することが出来る。さらに、箱100の厚みを薄くできる設計であるため、第1の物品(例えば、化粧品のサンプル)を収容し保管する際に、嵩張らないため大量に保管することが出来、配送時の労力も低減させることが出来る。
そして、箱本体の切断線CTLを切断し、切断線CTLで囲まれた箱本体開放部OPを開放すれば、第1の物品を視認できる状態であるため、直ちに第1の収容部の開口部から取り出すことが出来る。
一方、第2の物品Bについては、箱本体開放部OPを開放すれば、箱本体開放部OP及び第2の収容部30の前記箱本体開放部と重畳する側面34を介して、取り出すことが出来る。また、第2の収容部30の平面部31に各種情報を印刷しておくことにより、箱本体開放部OPを開放すれば該情報を視認できる状態であるため、直ちに該情報を確認することが出来る。
第1実施形態において、第2の収容部30の前記複数の側面は3面(32、33、33)有り、当該3側面(32、33、33)が箱本体の底面2に垂直に延在して配置され、箱本体開放部OPと重畳する領域における残り1側面に相当する部分(切欠き)34は開口となっていれば、箱本体開放部OPを開放した際に、当該開口34を介して第2の物品を容易に取り出すことが出来る。
次に、図15を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、第2の収容部30Aの構成のみが異なっている。なお、第2実施形態に係る箱全体の図示は省略されている。
第1実施形態の箱100における第2の収容部30では、側面(切欠き)34を開口としているため、第2の収容部30に第2の物品Bを収容しない状態で第1実施形態に係る箱100を組み立て、当該組み立てられた箱100を積層すると、積層された箱100の重量(図7において矢印Ypで示す外力)により、第2の収容部30の側面34(切欠き)における箇所が潰れてしまう可能性がある。
図15において、第2実施形態における第2の収容部30Aは、図15の左端(第1実施形態の開口34に対応する部分)に、折り曲げ線35Lで山折りすることにより、フランジ状の潰れ防止用補強材35を形成する。
補強用部材35の縁部には、大きな半円弧状の切欠き36と、小さな半円弧状の切欠き37が形成されている。係る切欠き36、37は、第2の物品Bを第2の収容部30A内から取り出す際に、フランジ状の潰れ防止用補強材35を引き起こし易くするために形成されている。
図示の第2実施形態によれば、第2の物品Bを収容しない状態で箱を組み立て、当該組み立てられた箱を複数積層した場合でも、フランジ状の潰れ防止用補強材35が積層された箱の重量(図7の矢印Yp参照)を支持するため、第2の収容部30A及び箱が潰れてしまうことが防止される。
第2実施形態のその他の構成及び作用効果は、第1実施形態の構成及び作用効果と概略同等である。
次に図16を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態(組み立てられた状態の図示を省略)では、図16で示す箱本体10Aを展開した状態で、箱本体10Aの側面11bAに、折り曲げ線11bALを介して第2の収容部30Dが接続されている。
箱本体10Aが展開した状態で、第2の収容部30Dが箱本体10Aに接続されているので、箱組立前の段階における部品点数を減少させて、部品管理の労力を大幅に軽減させることが出来る。
第3実施形態のその他の構成及び作用効果は、第1実施形態の構成及び作用効果と概略同等である。
次に図17を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
第4実施形態(組み立てられた状態の図示を省略)では、図17で示す箱本体10Bを展開した状態で、箱本体10Bの側面11bAに、折り曲げ線11bALを介して第2の収容部30Eが一体に接続されている。
ここで、第2の収容部30Eは、第2実施形態における第2の収容部30A(図15参照)と概略同様であり、第1実施形態の開口34に対応する部分にフランジ状の潰れ防止用補強材35を形成し、組み立てられた箱を複数積層した場合でも、積層された箱の重量(図7の矢印Yp参照)がフランジ状の潰れ防止用補強材35が支持して、第2の収容部30Eが潰れてしまうことを防止している。
そして第4実施形態では、第2の収容部30Eが展開した状態で箱本体10Bに接続されているので、箱組立前の段階における部品点数を減少させて、部品管理の労力を大幅に軽減させることが出来る。
第4実施形態のその他の構成及び作用効果は、第2実施形態の構成及び作用効果と概略同等である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
1・・・頂面
2・・・底面
3・・・第1の収容部保持面
4・・・後面
5・・・前面
6・・・後部内面
7・・・箱内仕切り部材
8・・・支持面
10、10A、10B・・・箱本体
11a、11b・・・スリット
11at、11aT・・・舌状部
20・・・第1の収容部
30、30A、30D、30E・・・第2の収容部
100・・・箱

Claims (6)

  1. 箱本体(10)と、第1の収容部(20)と、第2の収容部(30)を有し、
    箱本体(10)は直方体に形成され、その頂面(1)及び連続する1側面(5)に亘って切断線(CTL)が形成された箱本体開放部(OP)を備え、他の1側面(4)は開閉可能に構成されており、
    箱本体(10)の底面(2)の縁部は前面(5)、後部内面(6)、2箇所の側面と隣接しており、当該2箇所の縁部は縁部長手方向長さが長い第1の側面(11b)と第1の側面(11b)よりも外方に突出している第2の側面(11c)を有しており、
    箱本体(10)は第1の収容部保持面(3)を有し、第1の収容部保持面(3)は後部内面(6)を介して底面(2)と接続しており、
    第1の収容部(20)及び第2の収容部(30)は箱本体(10)の底面(2)と頂(1)、前面(5)、後部内面(6)前記第1及び第2の側面(11b、11c)で囲まれ、当該頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)、第1の収容部保持面(3)は展開した状態では単一の平板状部材で構成されており、組み立てた状態では、第1の収容部(20)及び第2の収容部(30)は箱本体(10)の底面(2)と頂面(1)と前面(5)と後部内面(6)と2箇所の側面(11b)で囲まれ、
    第1の収容部保持面(3)の外方縁部には箱内仕切り部材(7)及び支持面(8)が設けられており、組み立てた状態では後部内面(6)と底面(2)の境界の折り曲げ線(2RL)が折り曲げられて第1の収容部保持面(3)と底面(2)が平行になり、支持面(8)が底面(2)に接触して箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がり、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲された空間内に第1の収容部(20)が収容され、第1の収容部(20)は開口部(25、26、27)を有し、当該開口部(25、26、27)に収容するべき物品を保持する様に構成されており、
    箱本体(10)の底面(2)の第1の側面(11b)が形成されている領域であって、組み立てた状態で箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がっている位置よりも前面(5)側の領域には、第2の収容部(30)を配置する領域が設けられ、
    第2の収容部(30)は平面部(31)3つの側面(32、33、33)で構成され、平面部(31)の前記3つの側面(32、33、33)が形成されていない縁部には切欠き(34)が形成されており、相対する2箇所の側面(33、33)平面部(31)の境界は折り曲げ線(33L)が形成され以て2箇所の側面(33、33)が折り曲げられて開放可能に構成されており、組み立てられた状態では前記切欠き(34)は箱本体(10)の箱本体開放部(OP)と重畳し、2箇所の側面(33、33)の一方は箱本体(10)前記第1の側面(11a)と重畳することを特徴とする箱。
  2. 箱本体(10)と、第1の収容部(20)と、第2の収容部(30A)を有し、
    箱本体(10)は直方体に形成され、その頂面(1)及び連続する1側面(5)に亘って切断線(CTL)が形成された箱本体開放部(OP)を備え、他の1側面(4)は開閉可能に構成されており、
    箱本体(10)の底面(2)の縁部は前面(5)、後部内面(6)、2箇所の側面と隣接しており、当該2箇所の縁部は縁部長手方向長さが長い第1の側面(11b)と第1の側面(11b)よりも外方に突出している第2の側面(11c)を有しており、
    箱本体(10)は第1の収容部保持面(3)を有し、第1の収容部保持面(3)は後部内面(6)を介して底面(2)と接続しており、
    第1の収容部(20)及び第2の収容部(30A)は箱本体(10)の底面(2)と頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)で囲まれ、当該頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)、第1の収容部保持面(3)は展開した状態では単一の平板状部材で構成されており、組み立てた状態では、第1の収容部(20)及び第2の収容部(30A)は箱本体(10)の底面(2)と頂面(1)と前面(5)と後部内面(6)と2箇所の側面(11b)で囲まれ、
    第1の収容部保持面(3)の外方縁部には箱内仕切り部材(7)及び支持面(8)が設けられており、組み立てた状態では後部内面(6)と底面(2)の境界の折り曲げ線(2RL)が折り曲げられて第1の収容部保持面(3)と底面(2)が平行になり、支持面(8)が底面(2)に接触して箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がり、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲された空間内に第1の収容部(20)が収容され、第1の収容部(20)は開口部(25、26、27)を有し、当該開口部(25、26、27)に収容するべき物品を保持する様に構成されており、
    箱本体(10)の底面(2)の第1の側面(11b)が形成されている領域であって、組み立てた状態で箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がっている位置よりも前面(5)側の領域には、第2の収容部(30A)を配置する領域が設けられ、
    第2の収容部(30A)は矩形の平面部(31A)と3つの側面(32、33、33)で構成され、平面部(31A)の前記3つの側面(32、33、33)が形成されていない縁部にはフランジ状の潰れ防止用補強材(35)が形成され、当該潰れ防止用補強材(35)は第2の収容部(30A)及び箱本体(10)が潰れる方向の荷重(Yp)を支持する機能を有しており、その端部及び縁部の各々には曲率半径の異なる円弧状の切欠き(36、37)が形成され、曲率半径の異なる2個の円弧状の切欠き(36、37)はフランジ状の潰れ防止用補強材(35)を把持して引き起こし易くする機能を有しており、
    相対する2箇所の側面(33、33)と平面部(31)の境界は折り曲げ線(33L)が形成され以て2箇所の側面(33、33)が折り曲げられて開放可能に構成されており、組み立てられた状態では前記切欠き(36、37)が形成された潰れ防止用補強材(35)は箱本体(10)の箱本体開放部(OP)と重畳し、他方は箱本体(10)の前記第1の側面(11a)と重畳することを特徴とする箱。
  3. 箱本体(10A)と、第1の収容部(20)と、第2の収容部(30D)を有し、
    箱本体(10A)は直方体に形成され、その頂面(1)及び連続する1側面(5)に亘って切断線(CTL)が形成された箱本体開放部(OP)を備え、他の1側面(4)は開閉可能に構成されており、
    箱本体(10A)の底面(2)の縁部は前面(5)、後部内面(6)、2箇所の側面と隣接しており、当該2箇所の縁部は縁部長手方向長さが長い第1の側面(11b)と第1の側面(11b)よりも外方に突出している第2の側面(11c)を有しており、
    箱本体(10A)は第1の収容部保持面(3)を有し、第1の収容部保持面(3)は後部内面(6)を介して底面(2)と接続しており、
    第1の収容部(20)及び第2の収容部(30D)は箱本体(10A)の底面(2)と頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)で囲まれ、当該頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)、第1の収容部保持面(3)は展開した状態では単一の平板状部材で構成されており、組み立てた状態では、第1の収容部(20)及び第2の収容部(30D)は箱本体(10A)の底面(2)と頂面(1)と前面(5)と後部内面(6)と2箇所の側面(11b)で囲まれ、
    第1の収容部保持面(3)の外方縁部には箱内仕切り部材(7)及び支持面(8)が設けられており、組み立てた状態では後部内面(6)と底面(2)の境界の折り曲げ線(2RL)が折り曲げられて第1の収容部保持面(3)と底面(2)が平行になり、支持面(8)が底面(2)に接触して箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がり、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲された空間内に第1の収容部(20)が収容され、第1の収容部(20)は開口部(25、26、27)を有し、当該開口部(25、26、27)に収容するべき物品を保持する様に構成されており、
    箱本体(10)の底面(2)の第1及び第2の側面(11b、11c)が設けられている一方の縁部における第1の縁部(11bA)には第2の収容部(30D)が接続されており、第1の縁部(11bA)と第2の収容部(30D)の境界は折り曲げ線(11bAL)を構成しており、当該折り曲げ線(11bAL)を折り曲げて第2の収容部(30D)を底面(2)と平行に位置せしめることにより、箱本体(10A)内で、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲されて前記第1の収容部(20)を収容する空間に隣接して第2の収容部(30D)が配置され、
    第2の収容部(30D)が配置される領域は、箱本体(10A)の底面(2)の第1及び第2の側面(11b、11bA、11c)が形成されている領域であって、組み立てた状態で箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がっている位置よりも前面(5)側の領域であり、
    第2の収容部(30D)は平面部(31)と2つの側面(32、33)を有しており、平面部(31)の前記第1の縁部(11bA)とは接続されておらず且つ前記2つの側面(32、33、33)が形成されていない縁部には切欠き(34)が形成されており、外方側の側面(33)と平面部(31)の境界は折り曲げ線(33L)が形成され以て外方側の側面(33)が折り曲げられて開放可能に構成されており、組み立てられた状態では前記切欠き(34)は箱本体(10)の箱本体開放部(OP)と重畳し、前記外方側の側面(33)の一方は箱本体(10)の前記第1の側面(11a)と重畳することを特徴とする箱。
  4. 箱本体(10B)と、第1の収容部(20)と、第2の収容部(30E)を有し、
    箱本体(10B)は直方体に形成され、その頂面(1)及び連続する1側面(5)に亘って切断線(CTL)が形成された箱本体開放部(OP)を備え、他の1側面(4)は開閉可能に構成されており、
    箱本体(10B)の底面(2)の縁部は前面(5)、後部内面(6)、2箇所の側面と隣接しており、当該2箇所の縁部は縁部長手方向長さが長い第1の側面(11b)と第1の側面(11b)よりも外方に突出している第2の側面(11c)を有しており、
    箱本体(10B)は第1の収容部保持面(3)を有し、第1の収容部保持面(3)は後部内面(6)を介して底面(2)と接続しており、
    第1の収容部(20)及び第2の収容部(30E)は箱本体(10B)の底面(2)と頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)で囲まれ、当該頂面(1)、前面(5)、後部内面(6)、前記第1及び第2の側面(11b、11c)、第1の収容部保持面(3)は展開した状態では単一の平板状部材で構成されており、組み立てた状態では、第1の収容部(20)及び第2の収容部(30E)は箱本体(10B)の底面(2)と頂面(1)と前面(5)と後部内面(6)と2箇所の側面(11b)で囲まれ、
    第1の収容部保持面(3)の外方縁部には箱内仕切り部材(7)及び支持面(8)が設けられており、組み立てた状態では後部内面(6)と底面(2)の境界の折り曲げ線(2RL)が折り曲げられて第1の収容部保持面(3)と底面(2)が平行になり、支持面(8)が底面(2)に接触して箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がり、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲された空間内に第1の収容部(20)が収容され、第1の収容部(20)は開口部(25、26、27)を有し、当該開口部(25、26、27)に収容するべき物品を保持する様に構成されており、
    箱本体(10)の底面(2)の第1及び第2の側面(11b、11c)が設けられている一方の縁部における第1の縁部(11bA)には第2の収容部(30E)が接続されており、第1の縁部(11bA)と第2の収容部(30E)の境界は折り曲げ線(11bAL)を構成しており、当該折り曲げ線(11bAL)を折り曲げて第2の収容部(30E)を底面(2)と平行に位置せしめることにより、箱本体(10B)内で、第1の収容部保持面(3)と後部内面(6)と箱内仕切り部材(7)と底面(2)で包囲されて前記第1の収容部(20)を収容する空間に隣接して第2の収容部(30E)が配置され、
    第2の収容部(30E)が配置される領域は、箱本体(10B)の底面(2)の第1及び第2の側面(11b、11bA、11c)が形成されている領域であって、組み立てた状態で箱内仕切り部材(7)が底面(2)に対して垂直に立ち上がっている位置よりも前面(5)側の領域であり、
    第2の収容部(30E)は平面部(31)と2つの側面(32、33)を有しており、平面部(31)の前記第1の縁部(11bA)とは接続されておらず且つ前記2つの側面(32、33)が形成されていない縁部にはフランジ状の潰れ防止用補強材(35)が形成され、当該潰れ防止用補強材(35)は第2の収容部(30E)及び箱本体(10B)が潰れる方向の荷重(Yp)を支持する機能を有しており、その端部及び縁部の各々には曲率半径の異なる円弧状の切欠き(36、37)が形成され、曲率半径の異なる2個の円弧状の切欠き(36、37)はフランジ状の潰れ防止用補強材(35)を把持して引き起こし易くする機能を有しており、
    外方側の側面(33)と平面部(31)の境界は折り曲げ線(33L)が形成され以て外方側の側面(33)が折り曲げられて開放可能に構成されており、組み立てられた状態では、前記切欠き(36、37)が形成された潰れ防止用補強材(35)は箱本体(10)の箱本体開放部(OP)と重畳し、前記外方側の側面(33)の一方は箱本体(10)の前記第1の側面(11a)と重畳することを特徴とする箱。
  5. 請求項1~4の何れかに1項に記載の箱の使用方法において、
    第1の収容部の開口部に収容するべき第1の物品を保持する工程と、
    収容するべき第2の物品を第2の収容部に収納せずに第1の収容部、第2の収容部、箱本体を組み立てる工程と、
    第1の収容部、第2の収容部、箱本体を組み立てた後、箱本体の前記箱本体開放部ではない側の開閉可能な側面及び第2の収容部の前記箱本体開放部と重畳しない開放可能な側面を介して、収容するべき第2の物品を第2の収容部に収容する工程を含むことを特徴とする使用方法。
  6. 箱本体の切断線を切断し、切断線で囲まれた箱本体開放部を開放する工程と、
    箱本体開放部及び第2の収容部の前記箱本体開放部と重畳する側面を介して、前記第2の物品を取り出す工程を含む請求項5の使用方法。
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