JP3042561B2 - 包装箱 - Google Patents
包装箱Info
- Publication number
- JP3042561B2 JP3042561B2 JP4086468A JP8646892A JP3042561B2 JP 3042561 B2 JP3042561 B2 JP 3042561B2 JP 4086468 A JP4086468 A JP 4086468A JP 8646892 A JP8646892 A JP 8646892A JP 3042561 B2 JP3042561 B2 JP 3042561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- hanging
- locking piece
- packaging box
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/4208—Means facilitating suspending, lifting, handling, or the like of containers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は包装箱に係り、とくに上
部開口の一辺に形成されている蓋板によって上部開口を
閉塞し、蓋板の先端部に形成されている係止片を一辺と
対向する他の一辺を形成する側板の内側に挿入して係止
するようにした包装箱に関する。
部開口の一辺に形成されている蓋板によって上部開口を
閉塞し、蓋板の先端部に形成されている係止片を一辺と
対向する他の一辺を形成する側板の内側に挿入して係止
するようにした包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば小型の電子機器を物流に供すると
ともに、そのままの状態で販売のための展示を行なうた
めの包装箱として、従来より図7に示すような包装箱が
用いられている。この包装箱は蓋板1によって上部開口
2を開閉可能に閉じるようになっている。そしてこの包
装箱の背面板の上端には吊下げ片3が一体に連設されて
おり、この吊下げ片3に形成されている吊下げ孔4によ
ってこの包装箱を吊下げて展示した状態で販売を行なう
ようにしている。
ともに、そのままの状態で販売のための展示を行なうた
めの包装箱として、従来より図7に示すような包装箱が
用いられている。この包装箱は蓋板1によって上部開口
2を開閉可能に閉じるようになっている。そしてこの包
装箱の背面板の上端には吊下げ片3が一体に連設されて
おり、この吊下げ片3に形成されている吊下げ孔4によ
ってこの包装箱を吊下げて展示した状態で販売を行なう
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の包装
箱は、展示しておくための吊下げ片3が上方へ突出して
いるために、何段にも積上げたり、集合包装を行なう際
に上記吊下げ片3が邪魔になるという問題がある。また
吊下げ展示を行なわない販売店等においては、上記吊下
げ片3が無用の長物になり、これによって販売店等での
保管スペースに問題を生ずる。また予め設けられた吊下
げ片3が包装箱にグラフィックデザインを施す際の妨げ
になる。
箱は、展示しておくための吊下げ片3が上方へ突出して
いるために、何段にも積上げたり、集合包装を行なう際
に上記吊下げ片3が邪魔になるという問題がある。また
吊下げ展示を行なわない販売店等においては、上記吊下
げ片3が無用の長物になり、これによって販売店等での
保管スペースに問題を生ずる。また予め設けられた吊下
げ片3が包装箱にグラフィックデザインを施す際の妨げ
になる。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、通常は吊下げ片が外部に露出すること
がなく、しかも展示販売を行なう場合には必要に応じて
吊下げ片を外部に突出させ得るようにした包装箱を提供
することを目的とするものである。
たものであって、通常は吊下げ片が外部に露出すること
がなく、しかも展示販売を行なう場合には必要に応じて
吊下げ片を外部に突出させ得るようにした包装箱を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部開口の一
辺に形成されている蓋板によって上部開口を閉塞し、前
記蓋板の先端部に形成されている係止片を前記一辺と対
向する他の一辺を形成する側板の内側に挿入して係止す
るようにした包装箱において、前記他の一辺の横方向の
ほぼ中央部に吊下げ板を連設するとともに、前記吊下げ
板を挿通させるスリットを前記係止片の根元部分におい
て前記蓋板に形成し、しかも前記係止片が前記吊下げ板
を逃げる逃げ手段を形成し、前記蓋板の内側に前記吊下
げ板が折込まれた状態で前記蓋板が上部開口を閉塞する
とともに、前記係止片が前記逃げ手段によって前記吊下
げ板を逃げた状態で前記他の一辺を形成する内側の側板
に挿入されて係止され、しかも前記蓋板のスリットを通
して前記吊下げ板を前記蓋板の外側に挿通させた状態で
前記蓋板が上部開口を閉塞するとともに、前記係止片が
前記逃げ手段によって前記吊下げ板を逃げた状態で前記
他の一辺を形成する側板の内側に挿入されて係止される
ようにしたことを特徴とする包装箱に関するものであ
る。ここで前記逃げ手段が前記係止片の先端部であって
前記吊下げ板と対応する位置に形成されている切込みま
たは切欠きであってよい。あるいはまた前記逃げ手段が
前記他の一辺の側板の前記吊下げ板の根元部分に形成さ
れている切込みであってよい。
辺に形成されている蓋板によって上部開口を閉塞し、前
記蓋板の先端部に形成されている係止片を前記一辺と対
向する他の一辺を形成する側板の内側に挿入して係止す
るようにした包装箱において、前記他の一辺の横方向の
ほぼ中央部に吊下げ板を連設するとともに、前記吊下げ
板を挿通させるスリットを前記係止片の根元部分におい
て前記蓋板に形成し、しかも前記係止片が前記吊下げ板
を逃げる逃げ手段を形成し、前記蓋板の内側に前記吊下
げ板が折込まれた状態で前記蓋板が上部開口を閉塞する
とともに、前記係止片が前記逃げ手段によって前記吊下
げ板を逃げた状態で前記他の一辺を形成する内側の側板
に挿入されて係止され、しかも前記蓋板のスリットを通
して前記吊下げ板を前記蓋板の外側に挿通させた状態で
前記蓋板が上部開口を閉塞するとともに、前記係止片が
前記逃げ手段によって前記吊下げ板を逃げた状態で前記
他の一辺を形成する側板の内側に挿入されて係止される
ようにしたことを特徴とする包装箱に関するものであ
る。ここで前記逃げ手段が前記係止片の先端部であって
前記吊下げ板と対応する位置に形成されている切込みま
たは切欠きであってよい。あるいはまた前記逃げ手段が
前記他の一辺の側板の前記吊下げ板の根元部分に形成さ
れている切込みであってよい。
【0006】
【作用】従って吊下げ板を蓋板の内側に折込んだ状態で
上部開口を閉塞するように蓋板を閉じ、係止片が逃げ手
段によって吊下げ板を逃げた状態で蓋板の先端部に形成
されている該係止片を他の一辺を形成する側板の内側に
挿入することによって上部開口が閉じられるようにな
る。
上部開口を閉塞するように蓋板を閉じ、係止片が逃げ手
段によって吊下げ板を逃げた状態で蓋板の先端部に形成
されている該係止片を他の一辺を形成する側板の内側に
挿入することによって上部開口が閉じられるようにな
る。
【0007】また蓋板のスリットを通して吊下げ板を蓋
板の外側に挿通させた状態で上部開口を閉塞するように
蓋板を閉じるとともに、この蓋板の先端部に形成されて
いる係止片を逃げ手段によって吊下げ板を逃げた状態で
他の一辺を形成する側板の内側に挿入することにより、
吊下げ板を蓋板から引出して露出した状態で蓋板を閉じ
ることが可能になる。
板の外側に挿通させた状態で上部開口を閉塞するように
蓋板を閉じるとともに、この蓋板の先端部に形成されて
いる係止片を逃げ手段によって吊下げ板を逃げた状態で
他の一辺を形成する側板の内側に挿入することにより、
吊下げ板を蓋板から引出して露出した状態で蓋板を閉じ
ることが可能になる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る包装箱を組立
てるための板紙原紙10を示すものであって、この板紙
原紙10は前面板11と背面板12と側面板13、14
とを備えており、これらを折曲げ線15を介して折曲げ
可能に連結するようにしている。そして図1において右
側の背面板12の右端には折曲げ線16を介して接合片
17が連設されている。
てるための板紙原紙10を示すものであって、この板紙
原紙10は前面板11と背面板12と側面板13、14
とを備えており、これらを折曲げ線15を介して折曲げ
可能に連結するようにしている。そして図1において右
側の背面板12の右端には折曲げ線16を介して接合片
17が連設されている。
【0009】前面板11および背面板12の下端部には
折曲げ線21を介して底板22が連設されている。これ
らの底板22は切欠き23を有するとともに、切欠き2
3の図1において左端側には3角形の突片24が斜めの
折曲げ線25を介して折曲げ可能に連設されている。こ
れらの突片24は側板13、14の下端に折曲げ線26
を介して連設されている補助底板27と糊付けされて連
結されるようになっている。
折曲げ線21を介して底板22が連設されている。これ
らの底板22は切欠き23を有するとともに、切欠き2
3の図1において左端側には3角形の突片24が斜めの
折曲げ線25を介して折曲げ可能に連設されている。こ
れらの突片24は側板13、14の下端に折曲げ線26
を介して連設されている補助底板27と糊付けされて連
結されるようになっている。
【0010】前面板11の上端には折曲げ線31を介し
て蓋板32が折曲げ可能に連設されている。そしてこの
蓋板32の先端部には折曲げ線33を介して係止片34
が連設されている。この係止片34はその横方向のほぼ
中央部に切欠き35を備えるとともに、切欠き35には
突出方向の寸法が短い横長の突片36が形成されるよう
になっている。また係止片34の根元部分であって蓋板
32の折曲げ線33に臨む位置にはスリット37が形成
されている。
て蓋板32が折曲げ可能に連設されている。そしてこの
蓋板32の先端部には折曲げ線33を介して係止片34
が連設されている。この係止片34はその横方向のほぼ
中央部に切欠き35を備えるとともに、切欠き35には
突出方向の寸法が短い横長の突片36が形成されるよう
になっている。また係止片34の根元部分であって蓋板
32の折曲げ線33に臨む位置にはスリット37が形成
されている。
【0011】両側面板13、14の上端には、折曲げ線
40を介してそれぞれ補助フラップ41が形成されてい
る。これらの補助フラップ41は蓋板32の両側に位置
するようになっている。
40を介してそれぞれ補助フラップ41が形成されてい
る。これらの補助フラップ41は蓋板32の両側に位置
するようになっている。
【0012】背面板12の上端には折曲げ線44を介し
て吊下げ板45が連設されている。そして吊下げ板45
の先端部には吊下げ板46が折曲げ線47を介して連設
されるようになっている。またこれらの吊下げ板45、
46には吊下げ用開口48が形成されるようになってい
る。さらに吊下げ板46の先端部には折曲げ線49を介
して折曲げ片50が連設されるようになっている。また
上記吊下げ板45の両側に対応して、背面板12の上端
には上下方向に延びる切込み51が形成されている。
て吊下げ板45が連設されている。そして吊下げ板45
の先端部には吊下げ板46が折曲げ線47を介して連設
されるようになっている。またこれらの吊下げ板45、
46には吊下げ用開口48が形成されるようになってい
る。さらに吊下げ板46の先端部には折曲げ線49を介
して折曲げ片50が連設されるようになっている。また
上記吊下げ板45の両側に対応して、背面板12の上端
には上下方向に延びる切込み51が形成されている。
【0013】つぎに以上のような構成になる板紙原紙1
0を用いて包装箱を組立てる動作について説明する。折
曲げ線15によって前面板11、背面板12、および一
対の側面板13、14を互いに折曲げて四角筒状にする
とともに、接合板17を反対側の側面板14に糊付けし
て四角筒状に組立てる。
0を用いて包装箱を組立てる動作について説明する。折
曲げ線15によって前面板11、背面板12、および一
対の側面板13、14を互いに折曲げて四角筒状にする
とともに、接合板17を反対側の側面板14に糊付けし
て四角筒状に組立てる。
【0014】また底板22に形成されている三角形の突
片24を隣接する補助底板27に糊付けする。この状態
において互いに対向する底板22の切欠き23を互いに
係合させることによって、折畳み可能に底板22および
補助底板27が組立てられるようになり、これらの底板
22、27によって底部開口が閉塞されることになる。
このようにして図2に示すように、底部開口が閉塞され
るとともに、偏平な四角筒状をなす包装箱が組立てられ
るようになる。
片24を隣接する補助底板27に糊付けする。この状態
において互いに対向する底板22の切欠き23を互いに
係合させることによって、折畳み可能に底板22および
補助底板27が組立てられるようになり、これらの底板
22、27によって底部開口が閉塞されることになる。
このようにして図2に示すように、底部開口が閉塞され
るとともに、偏平な四角筒状をなす包装箱が組立てられ
るようになる。
【0015】このような包装箱内には、小型の電子機器
等の所定の物品が収納されるようになっており、この状
態において蓋板32によって上部開口が閉塞されるよう
になっている。
等の所定の物品が収納されるようになっており、この状
態において蓋板32によって上部開口が閉塞されるよう
になっている。
【0016】電子機器をこのような包装箱によって包装
して物流に供する場合には、図2に示すように、折曲げ
線47のところで吊下げ板46を内側へ折曲げるととも
に、さらに折曲げ線44によって図3に示すように吊下
げ板45を内側へ折曲げる。同時に両側の補助フラップ
41を折曲げ線40のところで折曲げるようにする。こ
の状態において図4に示すように、蓋板32を折曲げ、
上部開口を閉塞する。
して物流に供する場合には、図2に示すように、折曲げ
線47のところで吊下げ板46を内側へ折曲げるととも
に、さらに折曲げ線44によって図3に示すように吊下
げ板45を内側へ折曲げる。同時に両側の補助フラップ
41を折曲げ線40のところで折曲げるようにする。こ
の状態において図4に示すように、蓋板32を折曲げ、
上部開口を閉塞する。
【0017】蓋板32によって上部開口を閉塞する場合
には、折曲げ線31によって蓋板32を回動させるとと
もに、先端部に形成されている係止片34を図3および
図4に示すように、背面板12の内側に挿入する。この
ときに係止片34のほぼ中央部に形成されている切欠き
35が吊下げ板45を逃げるようになり、しかも吊下げ
板45の根元部分を切欠き35に形成されている横長の
突片36が覆うようになる。すなわち横長の突片36が
蓋板32を閉塞する動作を円滑に導くようになる。
には、折曲げ線31によって蓋板32を回動させるとと
もに、先端部に形成されている係止片34を図3および
図4に示すように、背面板12の内側に挿入する。この
ときに係止片34のほぼ中央部に形成されている切欠き
35が吊下げ板45を逃げるようになり、しかも吊下げ
板45の根元部分を切欠き35に形成されている横長の
突片36が覆うようになる。すなわち横長の突片36が
蓋板32を閉塞する動作を円滑に導くようになる。
【0018】つぎにこのような電子機器を包装箱に入っ
たままの状態で展示販売を行なう場合には、吊下げ板4
5、46を引出して吊下げるようにする。すなわち図5
に示すように、一旦係止片34を外して蓋板32を開封
する。そしてこの後に折曲げ線44のところで一対の吊
下げ板45、46を直立するように回動させる。そして
これらの吊下げ板45、46を蓋板32のスリット37
内を図5に示すように通過させる。このような状態にお
いて再び蓋板32を閉じるようにする(図6参照)。
たままの状態で展示販売を行なう場合には、吊下げ板4
5、46を引出して吊下げるようにする。すなわち図5
に示すように、一旦係止片34を外して蓋板32を開封
する。そしてこの後に折曲げ線44のところで一対の吊
下げ板45、46を直立するように回動させる。そして
これらの吊下げ板45、46を蓋板32のスリット37
内を図5に示すように通過させる。このような状態にお
いて再び蓋板32を閉じるようにする(図6参照)。
【0019】この場合において蓋板32の先端部は背面
板12の内側に挿入される係止片34によって係止され
るようになり、しかもこのような係止片34のほぼ中央
部に形成されている横長の突片36が切込み51によっ
て背面板12の内側に突出するように組合わされること
になる。これによって図6に示すように、吊下げ板4
5、46が重合わされた状態で蓋板32の上端から突出
されるようになる。従ってこのような吊下げ板45、4
6によって、この包装箱を吊下げた状態で保持できるよ
うになる。
板12の内側に挿入される係止片34によって係止され
るようになり、しかもこのような係止片34のほぼ中央
部に形成されている横長の突片36が切込み51によっ
て背面板12の内側に突出するように組合わされること
になる。これによって図6に示すように、吊下げ板4
5、46が重合わされた状態で蓋板32の上端から突出
されるようになる。従ってこのような吊下げ板45、4
6によって、この包装箱を吊下げた状態で保持できるよ
うになる。
【0020】以上のように本実施例に係る包装箱は、前
面板11、背面板12、および側面板13、14から成
る四角筒状の包装箱の開口部の開閉構造において、背面
板12にその上端側の中央部に背面板12の上縁から切
込み51を入れた吊下げ用開口48を有する吊下げ板4
5、46を連設するとともに、前面板11には蓋板32
および係止片34を連設するようにし、蓋板32には吊
下げ板45、46を通すためのスリット37を設け、し
かも係止片34には背面板12に設けられた吊下げ板4
5、46の切込み51に挿入するための切欠き35を設
けるようにしたものである。
面板11、背面板12、および側面板13、14から成
る四角筒状の包装箱の開口部の開閉構造において、背面
板12にその上端側の中央部に背面板12の上縁から切
込み51を入れた吊下げ用開口48を有する吊下げ板4
5、46を連設するとともに、前面板11には蓋板32
および係止片34を連設するようにし、蓋板32には吊
下げ板45、46を通すためのスリット37を設け、し
かも係止片34には背面板12に設けられた吊下げ板4
5、46の切込み51に挿入するための切欠き35を設
けるようにしたものである。
【0021】従ってこのような包装箱は、内部に物品を
収納するとともに、図4に示すように吊下げ板45、4
6を蓋板32内に折曲げた状態で輸送および保管を行な
うことができ、従来に比べて輸送および保管の効率が改
善される。またこのような包装箱に収納された物品をさ
らに大きな包装箱に複数個収納する場合において、複数
の包装箱の内の1つの包装箱についてのみ吊下げ板4
5、46を上部へ突出させておくことによって、大きな
包装箱から小さなこの包装箱を最初に取出すときの取出
し操作が非常に容易になる。また吊下げて展示販売を行
なう場合には、蓋板32を開いて図6に示すように吊下
げ板45、46を上方へ突出させればよく、これによっ
て従来と同様の吊下げ販売が自由に行なわれることにな
る。しかも展示方法にとらわれることなくこの包装箱に
自由にグラフィックデザインを施すことができるように
なる。
収納するとともに、図4に示すように吊下げ板45、4
6を蓋板32内に折曲げた状態で輸送および保管を行な
うことができ、従来に比べて輸送および保管の効率が改
善される。またこのような包装箱に収納された物品をさ
らに大きな包装箱に複数個収納する場合において、複数
の包装箱の内の1つの包装箱についてのみ吊下げ板4
5、46を上部へ突出させておくことによって、大きな
包装箱から小さなこの包装箱を最初に取出すときの取出
し操作が非常に容易になる。また吊下げて展示販売を行
なう場合には、蓋板32を開いて図6に示すように吊下
げ板45、46を上方へ突出させればよく、これによっ
て従来と同様の吊下げ販売が自由に行なわれることにな
る。しかも展示方法にとらわれることなくこの包装箱に
自由にグラフィックデザインを施すことができるように
なる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、上部開口の他の
一辺の横方向のほぼ中央部に吊下げ板を連設するととも
に、吊下げ板を挿通させるスリットを係止片の根元部分
において蓋板に形成し、しかも係止片が吊下げ板を逃げ
る逃げ手段を形成し、蓋板の内側に吊下げ板が折込まれ
た状態で蓋板が上部開口を閉塞するとともに、係止片が
逃げ手段によって吊下げ板を逃げた状態で他の一辺を形
成する内側の側板に挿入されて係止され、しかも蓋板の
スリットを通して吊下げ板を蓋板の外側に挿通させた状
態で蓋板が上部開口を閉塞するとともに、係止片が逃げ
手段によって吊下げ板を逃げた状態で他の一辺を形成す
る側板の内側に挿入されて係止されるようにしたもので
ある。
一辺の横方向のほぼ中央部に吊下げ板を連設するととも
に、吊下げ板を挿通させるスリットを係止片の根元部分
において蓋板に形成し、しかも係止片が吊下げ板を逃げ
る逃げ手段を形成し、蓋板の内側に吊下げ板が折込まれ
た状態で蓋板が上部開口を閉塞するとともに、係止片が
逃げ手段によって吊下げ板を逃げた状態で他の一辺を形
成する内側の側板に挿入されて係止され、しかも蓋板の
スリットを通して吊下げ板を蓋板の外側に挿通させた状
態で蓋板が上部開口を閉塞するとともに、係止片が逃げ
手段によって吊下げ板を逃げた状態で他の一辺を形成す
る側板の内側に挿入されて係止されるようにしたもので
ある。
【0023】従って吊下げ板を必要としない場合には、
この吊下げ板を蓋板の内側になるように折込むととも
に、上部開口を閉塞するように蓋板を閉じ、この蓋板の
先端部の係止片が逃げ手段によって吊下げ板を逃げた状
態で他の一辺を形成する側板の内側に挿入されることに
よって係止されるようになる。従って蓋板によって上部
開口を閉塞することができるばかりでなく、吊下げ板が
外部に露出して邪魔になることがない。また吊下げ板が
必要な場合には、この吊下げ板を折曲げることなく蓋板
のスリットを通して外側に突出させるようにし、このよ
うな状態において上部開口を閉塞するように蓋板を閉
じ、この蓋板の先端側の係止片が逃げ手段によって吊下
げ板を逃げた状態で他の一辺を形成する側板の内側に挿
入され、これによって蓋板が係止される。従って蓋板か
ら外側に引出された吊下げ板を用いて展示販売を行なう
ことが可能になる。
この吊下げ板を蓋板の内側になるように折込むととも
に、上部開口を閉塞するように蓋板を閉じ、この蓋板の
先端部の係止片が逃げ手段によって吊下げ板を逃げた状
態で他の一辺を形成する側板の内側に挿入されることに
よって係止されるようになる。従って蓋板によって上部
開口を閉塞することができるばかりでなく、吊下げ板が
外部に露出して邪魔になることがない。また吊下げ板が
必要な場合には、この吊下げ板を折曲げることなく蓋板
のスリットを通して外側に突出させるようにし、このよ
うな状態において上部開口を閉塞するように蓋板を閉
じ、この蓋板の先端側の係止片が逃げ手段によって吊下
げ板を逃げた状態で他の一辺を形成する側板の内側に挿
入され、これによって蓋板が係止される。従って蓋板か
ら外側に引出された吊下げ板を用いて展示販売を行なう
ことが可能になる。
【図1】本発明の一実施例に係る包装箱の展開平面図で
ある。
ある。
【図2】組立てた状態の外観斜視図である。
【図3】吊下げ板を内側に折込んで閉じる動作を示す外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図4】蓋板が閉じられた状態の外観斜視図である。
【図5】吊下げ板を上方に突出させる動作を示す外観斜
視図である。
視図である。
【図6】吊下げ板が上方に突出された状態で閉じられた
包装箱の外観斜視図である。
包装箱の外観斜視図である。
【図7】従来の展示販売用の包装箱の外観斜視図であ
る。
る。
10 板紙原紙 11 前面板 12 背面板 13、14 側面板 15、16 折曲げ線 17 接合板 21 折曲げ線 22 底板 23 切欠き 24 三角形の突片 25、26 折曲げ線 27 補助底板 31 折曲げ線 32 蓋板 33 折曲げ線 34 係止片 35 切欠き 36 横長の突片 37 スリット 40 折曲げ線 41 補助フラップ 44 折曲げ線 45、46 吊下げ板 47 折曲げ線 48 吊下げ用開口 49 折曲げ線 50 折曲げ片 51 切込み
Claims (3)
- 【請求項1】 上部開口の一辺に形成されている蓋板に
よって上部開口を閉塞し、前記蓋板の先端部に形成され
ている係止片を前記一辺と対向する他の一辺を形成する
側板の内側に挿入して係止するようにした包装箱におい
て、 前記他の一辺の横方向のほぼ中央部に吊下げ板を連設す
るとともに、前記吊下げ板を挿通させるスリットを前記
係止片の根元部分において前記蓋板に形成し、 しかも前記係止片が前記吊下げ板を逃げる逃げ手段を形
成し、 前記蓋板の内側に前記吊下げ板が折込まれた状態で前記
蓋板が上部開口を閉塞するとともに、前記係止片が前記
逃げ手段によって前記吊下げ板を逃げた状態で前記他の
一辺を形成する内側の側板に挿入されて係止され、 しかも前記蓋板のスリットを通して前記吊下げ板を前記
蓋板の外側に挿通させた状態で前記蓋板が上部開口を閉
塞するとともに、前記係止片が前記逃げ手段によって前
記吊下げ板を逃げた状態で前記他の一辺を形成する側板
の内側に挿入されて係止されるようにしたことを特徴と
する包装箱。 - 【請求項2】 前記逃げ手段が前記係止片の先端部であ
って前記吊下げ板と対応する位置に形成されている切込
みまたは切欠きであることを特徴とする請求項1に記載
の包装箱。 - 【請求項3】 前記逃げ手段が前記他の一辺の側板の前
記吊下げ板の根元部分に形成されている切込みであるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装
箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086468A JP3042561B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086468A JP3042561B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05254539A JPH05254539A (ja) | 1993-10-05 |
JP3042561B2 true JP3042561B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=13887794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4086468A Expired - Fee Related JP3042561B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042561B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6145659A (en) * | 1999-08-06 | 2000-11-14 | Sara Lee Corporation | Fold package with integral hanging tab |
JP6410084B2 (ja) * | 2014-08-18 | 2018-10-24 | カシオ計算機株式会社 | 包装箱の組立方法 |
KR101994868B1 (ko) * | 2017-11-28 | 2019-08-01 | (주)아이미더뷰티 | 포장상자 |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4086468A patent/JP3042561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05254539A (ja) | 1993-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5664683A (en) | Packaging system | |
US5096055A (en) | Display container | |
US20070051662A1 (en) | Packaging for electrical extension cord | |
US3651928A (en) | Display container | |
JP2018535152A (ja) | 消費財用のパック | |
US20020175106A1 (en) | Packing box | |
US5762203A (en) | Container for shipping and displaying of product | |
JP3042561B2 (ja) | 包装箱 | |
EP3180255B1 (en) | Package assembly comprising inner and outer containers and method of storing products therewith | |
JP4202686B2 (ja) | ディスプレイ兼用カートン | |
JPH09118331A (ja) | 包装箱 | |
US20050051460A1 (en) | Storage and merchandising container | |
JP2000072133A (ja) | 飛び出し表示板付き箱 | |
CN209972997U (zh) | 包装 | |
JP3962578B2 (ja) | 包装箱 | |
JP6565519B2 (ja) | 紙箱 | |
JP3038933U (ja) | 展示箱兼輸送箱 | |
US20080083647A1 (en) | Display box for flexible contents | |
JP2022150842A (ja) | 包装箱 | |
JP3100049U (ja) | 紙製梱包箱 | |
JP2007161280A (ja) | 乾電池収納箱 | |
JP3201328U (ja) | 包装箱 | |
JPH0712253Y2 (ja) | 包装箱 | |
JP2006188238A (ja) | 包装箱 | |
JP2008105676A (ja) | 展示販売用吊り下げ箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |