JPH04128214U - 即席汁物用カツプ梱包箱 - Google Patents

即席汁物用カツプ梱包箱

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JPH04128214U
JPH04128214U JP3503891U JP3503891U JPH04128214U JP H04128214 U JPH04128214 U JP H04128214U JP 3503891 U JP3503891 U JP 3503891U JP 3503891 U JP3503891 U JP 3503891U JP H04128214 U JPH04128214 U JP H04128214U
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JP
Japan
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packaging box
instant soup
center
top plate
plate surface
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Application number
JP3503891U
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English (en)
Inventor
功 原
Original Assignee
ハナマルキ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 所定個数の即席汁物用カップを梱包して流通
に供し、即席汁物用カップの販売時にカップ内に注湯し
て食せるようにした湯入りカップの運搬具として使用す
ることができるようにした即席汁物用カップ梱包箱を提
供する。 【構成】 即席汁物用カップ2,2…を整列して収納す
る梱包箱であって、この梱包箱の上面を封止する天板の
その長手方向中央で開く左右のフラップ9,9の長手方
向中央位置に手提げ孔10,10を対称に設けるように
し、開梱後両フラップ9,9の手提げ孔10,10によ
り梱包箱を手提げ可能としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、即席味噌汁等の即席汁物用カップを所定個数収納して梱包する梱包 箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
カップ入りの即席味噌汁やスープ等は、それらの調味料や具を内部に納めて密 封された複数個のカップを段ボールあるいは板紙で形成された梱包箱に整列状態 に収納して流通に供され、コンビニエンスストア等の販売店において開梱し、カ ップを取出して販売するようになされている。
【0003】 一方、このような販売店において、オフィスや各種建築、建設現場等における 昼食時にカップに湯を注いで販売するケースが多くなっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで上記のようにカップ内に注湯して販売する場合、湯を注入したカップ を食事場所まで持ち帰るとき持ちにくゝ、しかも片手に1個のカップしか持てな いため一人で2個のカップを持つのが限度であり、他に弁当等を同時に購入した 場合にはそれも不可となる。したがって多人数分を購入する場合には何度か往復 するか、あるいは予じめ運搬に適する用具を持参しなければならないという不便 があった。
【0005】 本考案はこれに鑑み、即席汁物用カップの梱包箱を注湯後の湯入りカップの運 搬具として使用するようにした即席汁物用カップ梱包箱を提供することを目的と してなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の技術が有する問題点を解決するため、本考案は、即席汁物用カップ を整列して収納する梱包箱において、前記梱包箱の上面を封止する天板のその長 手方向中央で開く左右のフラップの長手方向中央位置に手提げ孔を対称に設けた ことを特徴とするものであり、これをさらに効果的にするため、梱包箱の上面を 封止する天板面を全閉構造とし、この天板面の両端の短辺にそってこれと平行に 端辺破断線をそれぞれ設け、これら破断線の中央部間にわたって天板面の巾方向 中央部に中央破断線を設け、この中央破断線の長手方向中央部に近い位置の両側 に手提げ孔を切抜くミシン目等の切取り線を形成してなり、前記中央破断線およ び端辺破断線を破断することにより形成されるフラップの手提げ孔を切抜いて両 フラップの手提げ孔により梱包箱を手提げ可能としたものである。
【0007】
【作用】
梱包箱の天板面の中央破断線から端辺破断線を破断すると、天板面の長手方向 にそって左右にフラップが形成され、各フラップの切取り線を切抜いて手提げ孔 を作ることにより、梱包箱に湯入りのカップを収納して左右のフラップの手提げ 孔に手指を掛けて持つことができ、多数の湯入りカップを安定した状態で運ぶこ とができる。この場合、梱包されていたカップ数と同数の湯入りカップを運ぶこ とが可能である。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
【0009】 図示の梱包箱1は、段ボール等により形成され、内部に所定数(例えば6個、 8個等)の即席汁物用カップ2,2…が立った姿勢で整列状態に収納されるよう になっており、したがって梱包箱1は扁平角箱状をなしている。
【0010】 この梱包箱1の上面を構成する天板面3は全閉構造とされ、この天板面3の短 辺に近い位置でこれと平行して端辺破断線4,4が設けられ、これら端辺破断線 4,4の中央部間にわたって天板面3の巾方向中央部に中央破断線5が設けられ ている。これら破断線4,5は、図3に示すように一方が直線状に、他方が台形 の断続する異形に施された2条のミシン目6,7により破断片8が帯状に区画さ れ、この破断片8を一方向に引上げることにより破断されるようになっている。 そしてこれら中央破断線5および端辺破断線4,4の切離により図2に示すよう に天板面3の左右にフラップ9,9が形成される。
【0011】 前記中央破断線5の長手方向中央部に近い位置の両側に横長形状の手提げ孔1 0,10が切抜けるようミシン目11,11(切取り線)で区画された切抜き片 12,12を切除するか、あるいは図4のようにフラップ9,9となったのちに その端縁側が切離されずに連なった状態におかれるようにされる。いずれにして もミシン目11,11部分を切離すことにより手提げ孔10,10が形成される 。
【0012】 この梱包箱1の持ち運び形態を多様化するため、図5に示すように梱包箱1の 長手方向両側の側板面13,13にも前記の手提げ孔10,10の場合と同様に して手掛け孔14(図5では1個を切抜いた状態として示している)を形成する ためのミシン目15,15を入れ、必要によりこのミシン目15,15で区画さ れた部分を切取って手掛け孔14,14を作ることにより梱包箱1を両手で持ち やすくすることができる。この場合、好ましくは梱包箱1内に納められる即席汁 物用カップ2,2…の中間の位置に手掛け孔14,14が位置するようにすれば 、手掛け孔14,14に手指を挿入したときカップ2,2…に指が当らないので 持ちやすくすることができる。
【0013】 図6は上記図5の梱包箱1の展開図を示すもので、天板面3の長手方向両側に 即席汁物用カップ2の高さよりやゝ大きい寸法の巾を有する側板面13,13が 折曲線を介して連設され、一方の側板面13の他側に天板面3と同大の底板面1 6が折曲線を介して連設され、この底板面16の他側には接着片17が連設され ている。前記天板面3および底板面16の各端縁には前記側板面13,13の略 半巾の端板面18,18および19,19が折曲線を介して連設され、また側板 面13,13の各端縁には折込み片20,20…が折曲線を介して連設されてい る。そして前記各破断線5,4,4,、手提げ孔10,10、手掛け孔14,1 4のミシン目は梱包箱素材の裁断時に施される。
【0014】 したがって図6のものから梱包箱1とするには、天板面3に対し側板面13, 13を折立て、底板面16を折曲げてその接着片17を側板面13の内面に接着 するとともに、折込み片20,20…を内側に折曲げ、その外面に端板面18, 19を折重ねて接着することにより図5に示す形態の梱包箱1が得られる。この 場合、一端側の端板面18,19は即席汁物用カップ2,2…を詰納したあと接 着することになる。
【0015】 即席汁物用カップ2,2…が詰納された梱包箱1を開梱するには、梱包箱1の 天板面3の中央破断線5から端辺破断線4,4を破断すると、天板面3の長手方 向にそって図2のようにフラップ9,9が形成され、上面の大半が開口して内部 に詰納されている即席汁物用カップ2,2…を取出して販売に供することができ る。
【0016】 販売店において即席汁物用カップ2を開封して湯を注ぎ、食することができる 状態として販売するとき、その個数が多い場合には、空になった梱包箱1のフラ ップ9,9の切抜き片12,12のミシン目11,11を切離して手提げ孔10 ,10を形成し、梱包箱1内に湯入りカップを納めて手提げ孔10,10に手指 を掛けることにより梱包箱1を吊持することができ、多数の湯入りカップを安定 した状態で安全に持ち運ぶことができる。また両手で持つ場合は、側板面13, 13の手掛け孔14,14のミシン目15,15を打抜いて手掛け孔14,14 を作ることにより両側の手掛け孔14,14に両手を掛けて持つことができる。
【0017】 なお図示実施例では上面を全閉構造とした場合の段ボール箱について説明した が、上面に左右のフラップを有し、そのフラップを閉じて衝き合せ部をテープで 止めて封止する構造であっても本考案を適用し得ることはもちろんである。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、所定個数の即席汁物用カップを梱包して流通に 供するための梱包箱を、販売店での販売時に湯を注入したカップの運搬具として 使用することができるので、一度に多数の湯入りカップを販売する際に安定した 状態で安全に持ち帰ってもらうことができ、カップ入りの即席汁物の販売量の増 加につながり、販売の促進を図ることができる。
【0019】 また請求項2によれば、流通段階や格納段階では梱包箱に手提げ孔が開口され ていず、内部が密封構造となるので梱包されている即席汁物用カップが全く露出 することがなく、保安上安全であり、即席汁物用カップに直射日光が当ることも なく、空箱となったのち必要時に手提げ可能な形態とすることができるので、余 分な付帯物を設けることなく運搬具として使用することができる。さらに梱包箱 は梱包状態時に孔等が全くないのでその外面への印刷面に制約を与えることがな いなどの種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による即席汁物用カップ梱包箱の一実施
例を示す斜視図
【図2】図1の梱包箱を開梱し手提げ孔を開口した状態
を示す斜視図
【図3】図1における破断線の一例を示す一部の拡大図
【図4】図2における手提げ孔の切抜き片を切離さない
場合の使用状態を示す断面図
【図5】図1の変形例を示す斜視図
【図6】図5の梱包箱の展開図
【符号の説明】
1 梱包箱 2 即席汁物用カップ 3 天板面 4 端辺破断線 5 中央破断線 9 フラップ 10 手提げ孔 13 側板面 14 手掛け孔 16 底板面 18 端板面 19 端板面 20 折込み片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】即席汁物用カップを整列して収納する梱包
    箱において、前記梱包箱の上面を封止する天板のその長
    手方向中央で開く左右のフラップの長手方向中央位置に
    手提げ孔を対称に設けたことを特徴とする即席汁物用カ
    ップ梱包箱。
  2. 【請求項2】即席汁物用カップを整列して収納する梱包
    箱において、前記梱包箱の上面を封止する天板面を全閉
    構造とし、この天板面の両端の短辺にそってこれと平行
    に端辺破断線をそれぞれ設け、これら破断線の中央部間
    にわたって天板面の巾方向中央部に中央破断線を設け、
    この中央破断線の長手方向中央部に近い位置の両側に手
    提げ孔を切抜くミシン目等の切取り線を形成してなり、
    前記中央破断線および端辺破断線を破断することにより
    形成されるフラップの手提げ孔を切抜いて両フラップの
    手提げ孔により梱包箱を手提げ可能とした請求項1記載
    の即席汁物用カップ梱包箱。
  3. 【請求項3】前記梱包箱の長手方向両側面板に手掛け孔
    を切抜くミシン目等の切取り線を形成した請求項1また
    は2記載の即席汁物用カップ梱包箱。
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