JPS607295Y2 - 食事用外装箱 - Google Patents

食事用外装箱

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JPS607295Y2
JPS607295Y2 JP4268682U JP4268682U JPS607295Y2 JP S607295 Y2 JPS607295 Y2 JP S607295Y2 JP 4268682 U JP4268682 U JP 4268682U JP 4268682 U JP4268682 U JP 4268682U JP S607295 Y2 JPS607295 Y2 JP S607295Y2
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Japan
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side plate
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folds
folded
container
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JP4268682U
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JPS58145810U (ja
Inventor
綽英 安藤
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として機内食や車内食等の食事用外装箱に
関し、弁当その他の主食、副食等の料理の入った内容器
を簡単にしてかつ体裁よく包装できるとともに、食事の
際には蓋体を飲物のコツプ等の食器類の保持台として利
用できるような腰さらに内容器収納までは嵩低く折畳ん
でおけるようにしたものである。
例えば、機内食として主食や副食等の料理を容器内に収
納した弁当型式のものがある。
この場合、分配や回収等の取扱い上の便や体裁等の点か
ら料理の入った内容器を片開き式の蓋の付いた紙製の外
装箱に収納することが行なわれているが、前記外装箱の
蓋はあくまで蓋としての役目を果すものでしかなく、食
事の際に邪魔になっていた。
また食事の際、飲物のコツプ等の食器類を組立式あるい
は引出し式のテーブルや棚に載置するのは不安定で倒れ
易いものであるが、前記外装箱や内容器にはこれを保持
する手段が設けられていないものであった。
さらに外装箱が当初から箱状に組立てられたものである
と、嵩高で内容器収納までの保管や輸送に不便であった
本考案は、上記に鑑みて、外装箱の蓋を食事の際に角状
に折曲して食器類の保持台として利用できるとともに、
内容器収納までは嵩低く折畳んでおけるように考案した
ものであり、その実施例を図面に基き以下に説明する。
Aは厚紙等を素材にして構成した本考案に係る外装箱を
示し、1は底板2の四周に側板3a、3b? 3ct
3dを有してなる容体、4は容体1の後部側の側板
3Cの上縁に折目5を介して連設した折曲開閉自在な蓋
体である。
前記容体1は各側板3 a、 3 b−3c、3 dを
底板2に折目6a。
6b、6C,6dを介して連成するとともに、各側板3
a、3b、3ct 3dの相隣る同士を隅角部となる折
目を介して連接している。
図示する実施例の場合、一方の相対向する側板、例えば
前後の側板3a、3cの両端部にそれぞれ折目3′a。
3′a、3′c、3′Cを介して連接片7a、7a、7
C,7cを形成し、該連接片7 a、 7 a。
7c、7cを他方の相対向する側板3b、3dの両端部
内側に接着し連接している。
さらに相対向する左右の両側板3b、3dの上縁には折
目3′b、3’dを介して支え片8b、8dが連成され
、閉蓋時に蓋体4の左右側端部を受支できるようになっ
ている。
しかして上記の容体1は、蓋体連接側の側板3Cを挟ん
で対向せる両側板3b、3dのそれぞれ両端部に下端隅
角部から内方上縁に達する折込み用の斜状折目線9b、
9b、9d、9dが設けられており、内容器嵌合までは
第5図のごとく扁平に折畳んでおけるようになっている
側板3b。3dの上縁に支え片8b、8dが連成されて
いる場合、斜状折目線9b、9b、9d、9dは図のご
とく支え片8b、8dの部分まで延長形成される。
前記斜状折目線9b、9b、9d、9dに沿って一部に
断続的な切目10b、10b、10dflOdを入れて
おくと折込みが一層容易になる。
また上記蓋体4は、連接側の側板3Cの外側へ当該側板
3cを含めて断面略四角形状に折返せるように連接側折
目5と端縁との中間部に側板の高さに略相当する間隔で
平行な2条の折目11,12が形成され、三部分4a、
4b、4cに区分されている。
この場合、前記三部分4a、4b、4Cのうち側板3c
との連接側の部分4Cと端縁側の部分4aとが略同幅と
なるように前記2条の折目11.12の位置が定められ
ているもので、図のように蓋体4の端縁に容体1に対す
る閉蓋時に前部の側板3aの内側に挿入重合できる端部
片13が折目14を介して形成されている場合、該端部
片13を含めて連接側の部分4Cと同幅になるよう設定
される。
また前記区分された三部分4a、4b、4cのうち側板
3Cとの連接側の部分4cの−または複数の個所に開口
自在な食器嵌合部15が設けられている。
食器嵌合部15として、図示する実施例では、円形、多
角形等の略円形の折目線15aとその中心部から折目線
15aまでの放射状の切込み15bとにより、切込み1
5bによる分離多片15′を切離可能なミシン目状に形
成しておく場合もある。
もちろん他の手段により開口可能に構成して実施するこ
ともできる。
さらに蓋体4の前部側の端縁には端部片13の中央部等
の所要個所に挿込み片16が延設されている。
挿込み片16は、どのような形状であってもよいが、後
述するスリットとの係合作用上図のごとく先端側はど広
幅の略台形状に形成するのが望ましい。
他方容体1における蓋体連接側の側板3cの下端部には
前記挿込み片16との対応位置に蓋体4を外側へ四角形
状に折返したとき挿込み片16を挿込み係合できるスリ
ット17が挿込み片16の幅と略同長さに折目6Cに沿
って設けられており、蓋体4の四角形状に保持できるよ
うになっている。
本考案は上記のように構成されており、機内食や車内食
その他の給食システムにおいて、主食や副食等の料理を
収納した弁当型式の内容器Bに応じてこれを収納し包装
する外装箱として使用するものであり、料理の入った内
容器Bを収納使用するまでの取扱いにおいては、容体1
の左右側板3b、3dを内方へ倒すようにするとともに
、両端部の斜状折目線9b、9b、9d、9dを折込む
ようにして三角状端部3“b、 3“b、 3“d
3″dおよび前後両側板3a、3cを内方へ折曲重合さ
せて第5図のごとく扁平状に折畳んでおくもので、多数
を嵩低く積重ねることができ、保管、輸送等の取扱いに
至便なものである。
そしてその使用に際しては、第1図のように蓋体4を開
くとともに各側板3at 3b、3c、3dを起立さ
せて容体1を構成し、この容体1内に料理の入った内容
器Bを収納し、その上部を蓋体4で閉蓋して第6図のご
とき包装状態にすればよく、外装箱の組立てを含む包装
作業および運搬や分配等の取扱いが容易であるばかりか
、内容器Bに蓋がなくても外装箱Aの蓋体4によって料
理が保護され衛生的であるとともに体裁もきわめて良好
である。
また、食事の際は、外装箱Aの蓋体4を開いて第7図お
よび第8図のごとく連接側の側板3cの外側つまり後方
へ側板3c上縁の折目5および中間部の2条の折目11
.12によって角状に折返し、さらに端縁に有する挿込
み片16を側板3cの下端部に形成したスリット17に
挿込んで係合せしめ、側板3cと蓋体4の2条の折目1
1,12により区分された三部分4a、4b、4cとで
四角状に折曲形成するとともに、前記スリット17に挿
込んだ挿込み片16と側板3cとの係合により前記四角
形状を保持する。
なおスリット17は側板3cの下端部に設けられている
ので、容体1内に内容器Bが収納されていてもその挿込
み係合操作を問題なく行なえる。
そして前記のように四角状に折返された蓋体4の上面に
位置する部分、つまり2条の折目11.12によって区
分された三部分4av 4bt 4cのうち側板3c
との連接側の部分4cには例えば図示のような略円形の
折目線15aと放射状の切込み15bとによる開口可能
な食器嵌合部15が存するので、この食器嵌合部15を
開口させるようにしてこれに飲物のコツプ等の食器類C
を嵌合すればよく、前記蓋体4の四角形状の内部空間を
利用して食器類Cを食器嵌合部15に対し何等不都合な
く所定の嵌合位置まで嵌入させることができ、従って蓋
体4の側板3cとの連接側の部分4cにて食器類Cを確
実にかつ安定性よく保持できる。
以上のように本考案の外装箱Aは、内容器を収納使用す
るまでは容体の各側板および蓋体を重ねるように扁平に
折畳んでおくことができ、取扱い至便なものである。
殊に機内食等は、通常、給食業者が内容器に料理を盛付
け、これを機内に持ち込む際あるいは機内で分配する際
に外装箱に収納し包装するもので、外装箱が箱状に組立
てられたものであると、取扱い難く機内への持ち込み等
が困難なものであるが、本考案の外装箱であれば、扁平
に折畳んでおけるので機内への持ち込みにも何等問題は
なく、しかも容体の側板を簡単に立設させることができ
るので、容易にかつ体裁よく包装できる。
そして食事の際には、蓋体を外側へ折返して保持するこ
とにより、その四角の上面に位置する部分に設けた食器
嵌合部でもってコツプ等の食器類を安定性よく嵌合保持
でき、食事の際には不要な蓋体を食器類の保持台として
有効に利用できるものである。
その上蓋体を前記のように四角状に折返すことにより食
事の邪魔になることもない。
また開口可能な食器嵌合部はコツプ嵌合まで閉塞状態を
保持するので、閉蓋時における内部料理の保護上何等問
題はない。
従って、本考案は主に機内食や車内食等の給食システム
における弁当型式の給食容器の外装箱として、コツプ等
の食器類を保持し得て揺動や振動の伴なう機内や車内で
の食事が行ない易く、しかも内容器収納まで扁平に折畳
み得て機内、車内への持ち込み等の取扱いおよび包装作
業が行ない易いもので、使用上きわめて好適なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図は蓋体を
開いた斜視図、第2図は前図■−■線の断面図、第3図
は展開した平面図、第4図は扁平に折畳む途中の斜視図
、第5図は扁平に折畳んだ斜視図、第6図は包装状態の
斜視図、第7図は蓋体を開いて外側へ折返す途中の斜視
図、第8図は蓋体を四角状に折返した斜視図、第9図は
前回■−■線の断面図、第10図は食器類を嵌合保持し
た食器嵌合部付近の断面図である。 A・・・・・・外装箱、1・・・・・・容体、2・・・
・・・底板、3at 3bt 3c* 3d・・・・
・・側板、4・・・・・・蓋体、4a、 4b、 4c
・・・・・・三部分、5・・・・・・折目、6a。 6b、6C,6d・・・・・・折目、9b、9b、9d
、9d・・・・・・斜状折目線、11,12・・・・・
・2条の折目、15・・・・・・食器嵌合部、16・・
・・・・挿込み片、17・・・・・・スリット。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 厚紙等を素材とし、底板の四周に折目を介して側板
    を連成するとともに各側板の相隣る同士を折目を介して
    連接した容体と、該容体の−の側板上縁に折目を介して
    折曲開閉自在に連設した蓋体とからなる箱であって、前
    記容体は、蓋体連接側の側板を挟んで対向せる両側板の
    それぞれ両端部に下端隅角部から内方上縁に達する折込
    み用の斜状折目線が設けられて各側板が扁平に折畳み可
    能に構成され、また上記蓋体は、連接側の側板外側へ当
    該側板を含めて略四角形状に折返せるように前記連接側
    折目と端縁との中間部に側板の高さに略相当する間隔で
    平行な2条の折目が形成され、この2条の折目によって
    区分された三部分のうち側板との連接側の部分の適所に
    開口自在な食器嵌合部が設けられ、さらに蓋体の端縁の
    所要個所に挿込み片が連成されるとともに、蓋体連接側
    の側板の下端部には前記挿込み片との対応位置に挿込み
    片を挿込み係合できるスリットが設けられてなることを
    特徴とする食事用外装箱。 2 食器嵌合部は、略円形の折目線とその中心部から折
    目線までの放射状の切込みとにより、切込みによる分離
    多片が折曲可能に構成されてなる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の食事用外装箱。 3 挿込み片が、先端はど広幅の略台形状をなす実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載の食事用外装
    箱。
JP4268682U 1982-03-25 1982-03-25 食事用外装箱 Expired JPS607295Y2 (ja)

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JP4268682U JPS607295Y2 (ja) 1982-03-25 1982-03-25 食事用外装箱

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Publication Number Publication Date
JPS58145810U JPS58145810U (ja) 1983-09-30
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JP2015123983A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 凸版印刷株式会社 不正開封防止紙箱
JP6477189B2 (ja) * 2015-04-16 2019-03-06 凸版印刷株式会社 箱形状の容器に変形可能な投函物

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