JP2001270568A - 段ボール製緩衝材 - Google Patents

段ボール製緩衝材

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JP2001270568A
JP2001270568A JP2000082676A JP2000082676A JP2001270568A JP 2001270568 A JP2001270568 A JP 2001270568A JP 2000082676 A JP2000082676 A JP 2000082676A JP 2000082676 A JP2000082676 A JP 2000082676A JP 2001270568 A JP2001270568 A JP 2001270568A
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JP
Japan
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plate
boards
folded
cushioning material
folding
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JP2000082676A
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Inventor
Atsuo Ishikawa
淳生 石川
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Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変形しにくく、扁平な状態から容易に組み立
てられる段ボール製緩衝材を提供する。 【解決手段】 底板1の両側縁に側板2を、両端縁に端
板3を連設し、端板3の両側に折曲片4を設け、底板1
から側板2及び端板3を起立させると、折曲片4が端板
3に対して外側へ折れ曲がるようにし、側板2の上端縁
に頂板8及び折返板9を順次連設し、頂板8を切目を介
して複数に分割し、その切目を境に各頂板8と側板2及
び折返板9の稜線を互い違いにずらし、頂板8及び折返
板9を外側へ折り返して各頂板8を交互に逆方向に傾斜
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家電製品や精密
機器等の梱包に使用する段ボール製緩衝材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオデッキ等の家電製品の
梱包用緩衝材として、発泡スチロールの成形品が使用さ
れてきたが、近年では、廃棄しても環境を汚染しない段
ボール製の緩衝材を使用する場合が多くなっている。こ
のような緩衝材は、一般に、段ボールシートを角筒状に
折り曲げた壁体を組み合わせて形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
段ボール製緩衝材は、折目沿いに変形しやすく、緩衝距
離が確保できなくなることがあった。また、組み立てに
手間を要し、輸送時や保管時に嵩張るという問題があっ
た。
【0004】そこで、この発明は、変形しにくく、扁平
な状態から容易に組み立てられる段ボール製緩衝材を提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る段ボール製緩衝材は、底板の両側縁
に側板を、両端縁に端板を連設し、端板の両側に折曲片
を設け、底板から側板及び端板を起立させると、折曲片
が端板に対して外側へ折れ曲がるようにし、側板の端縁
に頂板及び折返板を順次連設し、頂板を切目を介して複
数に分割し、その切目を境に各頂板と側板及び折返板の
稜線を互い違いにずらし、頂板及び折返板を外側へ折り
返して各頂板を交互に逆方向に傾斜させたのである。
【0006】このように構成すると、交互に傾斜した頂
板により変形が防止され、側板及び端板の外側の緩衝距
離が確保される。また、扁平に展開でき、その状態から
容易に組み立てられる。
【0007】さらに、前記側板の下端に底板から切り起
こした脚片を延設し、前記折返板と脚片とを底板から下
方へ突出させると、底板の下方にも緩衝空間を確保でき
る。
【0008】また、段目を45°傾斜させると、各方向
の強度が均一になり、保形性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0010】図1に示すブランクでは、段ボールの段目
が縦横方向に対して45°傾けられている。そして、底
板1の両側縁には側板2が、両端縁には端板3がそれぞ
れ連設され、端板3の基端は側板2の両端よりも内側に
位置している。
【0011】側板2と端板3とは折曲片4を介して繋が
れ、折曲片4と側板2の境界の内折罫線5は、折曲片4
と端板3の境界の外折罫線6に交わるように傾斜してい
る。内折罫線5と外折罫線6の交点には、組み立て時の
折り曲げを容易にする逃げ孔7が設けられている。
【0012】側板2の外縁には、頂板8及び折返板9が
順次連設されている。頂板8は切目を介して複数に分割
され、その切目を境に各頂板8と側板2及び折返板9の
稜線は互い違いにずらされている。側板2の内縁には、
底板1を切り込んで脚片10が突設されている。
【0013】いま、このブランクの組み立てに際し、図
2に示すように、底板1から側板2及び端板3を起立さ
せると、折曲片4が端板3に対し外側へ折れ曲がる。次
に、頂板8及び折返板9を外側へ折り返すと、図3に示
すように、各頂板8が交互に逆方向に傾斜した緩衝材P
が形成される。この状態において、折返板9及び脚片1
0が底板1から下方へ突出する。
【0014】このように組み立てた緩衝材Pを用いて商
品を梱包する際には、図4に示すように、外箱Bの底部
に緩衝材Pを挿入し、各一対の側板2及び端板3で囲ま
れた枠内に商品を収納し、その上方に付属品類を収納す
る上箱Sを載せ、外箱Bを閉じる。
【0015】このような緩衝材Pでは、交互に傾斜した
頂板8により変形が防止され、側板2及び端板3の外側
の緩衝距離が確保されると共に、折返板9及び脚片10
により底板1の下方にも緩衝空間が確保されるので、優
れた緩衝性が得られる。
【0016】さらに、段目が45°傾斜していることか
ら、各方向の強度が均一になり、保形性が向上し、商品
が確実に保護される。
【0017】また、緩衝材Pは、図1に示すブランク状
態で保管しておくと嵩張らず、その状態から図2に示す
状態を経て、図3に示す状態に迅速に組み立てられ、糊
貼りの必要もなく、安価に供給できる。
【0018】なお、内折罫線5の位置で側板2と折曲片
4とが切り離されていても、上記と同様の効果を得るこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る段ボール
製緩衝材は、底板から側板及び端板を起立させると、折
曲片が端板に対して外側へ折れ曲がるようにしたので、
扁平な状態から容易に組み立てることができ、交互に傾
斜した頂板や段目の傾斜により変形が防止され、確実な
緩衝性が得られるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のブランクを示す図
【図2】同上の組立過程を示す斜視図
【図3】同上の組立状態を示す斜視図
【図4】同上の梱包状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 底板 2 側板 3 端板 4 折曲片 5 内折罫線 6 外折罫線 8 頂板 9 折返板 10 脚片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板1の両側縁に側板2を、両端縁に端
    板3を連設し、端板3の両側に折曲片4を設け、底板1
    から側板2及び端板3を起立させると、折曲片4が端板
    3に対して外側へ折れ曲がるようにし、側板2の上端縁
    に頂板8及び折返板9を順次連設し、頂板8を切目を介
    して複数に分割し、その切目を境に各頂板8と側板2及
    び折返板9の稜線を互い違いにずらし、頂板8及び折返
    板9を外側へ折り返して各頂板8を交互に逆方向に傾斜
    させた段ボール製緩衝材。
  2. 【請求項2】 前記側板2の下端に底板1から切り起こ
    した脚片10を延設し、前記折返板9と脚片10とを底
    板1から下方へ突出させたことを特徴とする請求項1に
    記載の段ボール製緩衝材。
  3. 【請求項3】 段目を45°傾斜させたことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の段ボール製緩衝材。
JP2000082676A 2000-03-23 2000-03-23 段ボール製緩衝材 Pending JP2001270568A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003128147A (ja) * 2001-10-29 2003-05-08 Rengo Co Ltd 段ボール紙製緩衝材
JP2018008730A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 レンゴー株式会社 段ボール製緩衝材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003128147A (ja) * 2001-10-29 2003-05-08 Rengo Co Ltd 段ボール紙製緩衝材
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