JP2002249019A - シートベルトのためのクロージャ - Google Patents

シートベルトのためのクロージャ

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JP2002249019A
JP2002249019A JP2002009450A JP2002009450A JP2002249019A JP 2002249019 A JP2002249019 A JP 2002249019A JP 2002009450 A JP2002009450 A JP 2002009450A JP 2002009450 A JP2002009450 A JP 2002009450A JP 2002249019 A JP2002249019 A JP 2002249019A
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JP
Japan
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closure
latch
ejector
block
release button
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JP2002009450A
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English (en)
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Martin Roehrle
マルティン・レールレ
Bob Mcfalls
ボブ・マクフォールズ
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TRW Occupant Restraint Systems GmbH
ZF Passive Safety Systems US Inc
Original Assignee
TRW Occupant Restraint Systems GmbH
TRW Vehicle Safety Systems Inc
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Publication date
Application filed by TRW Occupant Restraint Systems GmbH, TRW Vehicle Safety Systems Inc filed Critical TRW Occupant Restraint Systems GmbH
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    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/2503Safety buckles
    • A44B11/2507Safety buckles actuated by a push-button
    • A44B11/2523Safety buckles actuated by a push-button acting parallel to the main plane of the buckle and in the same direction as the fastening action
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 フレーム(14、16)上に動作可能に取り付けら
れ、ラッチ(18)を備えたリリース・ボタン(24)
を含む、シートベルトのためのクロージャを提供する。
ラッチは、旋回軸線(AS)の回りをロック位置と開放
位置との間に旋回されるように構成される。クロージャ
は、ブロック要素(20)がラッチをそのロック位置に
ブロックするブロック位置をとることができるブロック
要素を含む。ブロック要素(20)が、その重心を通過
する軸線(AB)の回りにフレームに枢動可能に取り付
けられ、ブロック要素が、リリース・ボタン(24)に
よって、そのブロック位置を外れてリリース位置に旋回
されることができることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム上に動作
可能に取り付けられ、かつ旋回軸線の回りをロック位置
と開放位置の間で旋回するよう適合されたラッチを備え
たリリース・ボタンを含み、また、そのロック位置にお
いてラッチをブロックするブロック位置をとることがで
きるブロック要素を含む、シートベルトのための封止具
すなわちクロージャ(closure)に関する。
【0002】
【従来の技術】そのようなクロージャは、例えばDE4
427011から知られている。このクロージャを使用
して、ブロック要素は、シートベルト・テンショナによ
る加速もまた発生する方向に移動できるように取り付け
られる。したがって、クロージャが、テンショナの加速
時に発生する力に確実に耐えることができるためには、
加速値の高い場合に、そのブロック位置からブロック要
素の移動を防ぐような、同様な方式で動作可能に取り付
けられたロック要素がさらに必要である。しかしなが
ら、使用される多くの構成部品を考慮すると、この構成
は比較的複雑であり、動作可能に取り付けられた構成部
品、すなわちロック部材及びブロック要素のため、長期
間にわたっては故障しやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
トベルト・テンショナが作動したときに発生する高い加
速度でも、意図しない開放に対して確実に固定されるシ
ートベルトのための単純構造の封止具すなわちクロージ
ャを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的のために、上述
のタイプのクロージャとともに、ブロック要素が、その
重心を通過する軸線の周りにフレーム上に枢動可能に取
り付けられ、それによってリリース・ボタンによって、
ブロック要素がそのブロック位置から外れて開放位置へ
旋回されることが提供される。ブロック要素が、その重
心に取り付けられているので、クロージャの加速中にい
かなるトルクも受けず、そのブロック位置に留まり、ラ
ッチは確実にブロックされている。さらに、枢動される
構成部品は、動作可能に取り付けられた構成部品より故
障する傾向が少ない。なぜなら、動作可能に取り付けら
れた構成部品があると、ベアリングは、時間が経過する
うちに容易に汚れることがあり、そのためにより大きな
摩擦をもたらすからである。
【0005】本発明の有利なさらなる実施形態は、従属
する請求項から明らかになろう。本発明は、好ましい実
施形態によって以下に説明され、添付の図面が参照され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、挿入された挿入舌状部1
2を備え、上部シェル14及び下部シェル16からなる
フレームと、ラッチ18と、ラッチ18のためのブロッ
ク要素20、及びフレーム上に動作可能に取り付けられ
たリリース・ボタン24とを有する、本発明による封止
具すなわちクロージャ10を示す。フレームは、ハウジ
ング11(図10から図16を参照)によって囲まれ、
ハウジング11は、機能部品を見ることができるよう
に、図1から図9において取り外されている。
【0007】封止具すなわちクロージャ10は、リリー
ス・ボタン24が位置する前方端部と、軸線ASの回り
で枢動するようにラッチ18が上部シェル14に取り付
けられた後方端部とを有する。図1の表示では、ラッチ
が、ロック位置にあり、その位置で、クロージャの前方
端部に挿入された従来の挿入舌状部12を係止する。
【0008】フレームの上部シェル14及び下部シェル
16は、それぞれ図5及び図7に示されている。各フレ
ームの上部シェル14及び下部シェル16は、好ましく
は、ベース25または27、及びベースに対して垂直に
延びる2つの平行な脚部26及び28をそれぞれ有す
る、U字形状の曲がったシートの金属板からなる。上部
シェル14及び下部シェル16は、細長いスリット32
を通して、上部シェル14のベース25と係合する、下
部シェル16の脚部28上のフック形状の突出部30に
よって、互いに接続され、上部シェル14のベース25
は、下部シェル16の脚部28の端部29上に載ってい
る。その結果として、中空空間が、上部シェル14と下
部シェル16との間に形成され、その中空空間内に挿入
舌状部12を挿入でき、そこにおいて、挿入舌状部12
のためのエジェクタ34が動作可能に取り付けられる
(図8及び図9)。上部シェル14のベース内に、クロ
ージャの長手方向軸線に平行に延びる、エジェクタ34
のための開口部36がある。クロージャ10の前方近く
に開口部36に並んでラッチ開口部38があり、ラッチ
開口部38を通して、ラッチ18が挿入舌状部12と係
合することができる。下部シェル16のベースには、長
手方向軸線に平行に、エジェクタ・スプリング35を受
容するための細長いスリット40がある。下部シェル1
6のベースには、ラッチ開口部38に対応する位置に、
クロージャの後方端部に向かってわずかにオフセットし
て、ほぼ同じサイズの第2のラッチ開口部42がある。
フレームの後方端部の領域において、上部シェル14の
脚部上にフック44が形成され、フックはラッチ18の
ための支持部を形成する。
【0009】この実施形態において、ラッチ18は、板
金からなる打ち抜き部品であり、支持部分46、ならび
に2つの平行な長手方向ウエブ50によって互いに接続
されたT字形状ラッチ部分48を有する。T字形状ラッ
チ部分48は横断方向ウエブ52を有し、横断方向ウエ
ブ52の端部は2つの突出部54を形成し、その底部中
央からフット部56が伸長し、そのフット部は、挿入舌
状部12をクロージャ10内にラッチするために、ラッ
チ開口部38、42を通して及び開口部13を通して、
挿入舌状部12と係合できる。長手方向ウエブ50は、
フット部56の両側で、横断方向ウエブ52の底部から
同様に延び、横断方向ウエブ52に接続される長手方向
ウエブ50の端部は、長手方向ウエブ及びフット部56
が90°よりわずかに小さい角度を成すように(図10
から図16)、曲げられる。長手方向ウエブ50の反対
側の端部は、クランク状に曲げられ、支持部分46に続
く。クロージャ10の長手方向側に面する支持部分46
の各端部に、凹部58が設けられ、支持部分46の各端
部を、支持ピン60及び保持ピン62に分割する。図2
に見られるように、フック44は、支持ピン60を部分
的に囲む凹部58を通して上部シェル14の脚部と係合
し、その支持部分46を有するラッチ18は、上部シェ
ル14上に取り付けられ、ラッチ18は枢動できる。こ
の構成で、保持ピン62は、ラッチ18が後方に向かっ
て開く支持部から外れてスリップすることを防ぐ。
【0010】図3は、本質的に矩形プレートからなるブ
ロック要素20を示す。各短辺側の中央に、枢動ピン7
0が形成され、その枢動ピンでブロック要素20は、軸
線Aの回りで枢動するように取り付けられる。この目的
にために、ボア71が、ピン70によって係合される上
部シェル14の脚部の中央に設けられる(図2及び図
5)。ブロック要素20は、ブロック位置(図1)へス
プリング22によって押圧され、ブロック位置で、ブロ
ック要素はそのロック位置にラッチ18を封止する。こ
こで、ブロック要素は、上部シェル14の脚部上に同様
に形成されるストップ64に対して位置する。ブロック
要素がブロック位置にあるときにフレームに面する、ブ
ロック要素20の長手方向側部は、接触表面72を形
成、その接触表面で、ブロック要素がブロック位置にあ
るときにラッチ18の長手方向ウエブ50においてラッ
チ18が乗る。ブロック要素20の短辺側に、突出部の
形態のキャリア・ピン74がある。キャリア・ピン74
は、枢動ピン70、すなわち接触表面72に最も近い短
辺側の端部から、平行に延びる。キャリア・ピン74
は、枢動ピン70より短く、キャリア・ピン74は、上
部シェル14の脚部に接触しない。ボア76によって、
ブロック要素20は、その重心が枢動ピン70の回転軸
線ABに位置するように釣り合わせられる。
【0011】エジェクタ34は、本質的に矩形プレート
からなり、矩形プレートは非常に厚く、エジェクタ34
が上部シェル14と下部シェル16との間を滑らかに移
動できる。そのような動作で、エジェクタ34は、上部
シェル14のベース25によって、ならびに下部シェル
16のベース27及び脚部28によって案内される。上
部シェル14に向くエジェクタ34の頂部に、上部シェ
ル14内の開口部36を通して突出する矩形の突出部8
0が形成される。クロージャ10の前方端部に向くエジ
ェクタ34の端部に、挿入舌状部12の先端を受容する
ことができる、丸められた角部を有する凹部84が形成
される。エジェクタ34の反対側の後方端部に、その長
手方向軸線に平行に凹部86が伸びており、凹部86
は、長手方向軸線に対して横断する方向の断面でほぼ半
円形であり、エジェクタ・スプリング35の一方の端部
がその中に延びる。上述したように、エジェクタ・スプ
リング35は、長手方向スリット40内に保持されかつ
フレームに支持され、エジェクタ・スプリング35は、
図9に示されるように排出位置にエジェクタ34を押圧
する。エジェクタ34の頂部に、エジェクタ34の主面
に平行であり、凹部84を超えて延びるスライド壁88
が設けられる。
【0012】リリース・ボタン24は、クロージャ10
の前方に向く作動表面90、ならびにクロージャ10の
作動表面90に垂直に長手方向に延びる2つの平行な支
持壁92を有する。作動表面90から反対側の端部にあ
る各支持壁92の狭い側に、リリース・ボタン24が作
動したときにブロック要素20のキャリア・ピン74と
係合するキャリア表面94が形成される。キャリア表面
94と直角に、ラッチ18がロック位置にあるときラッ
チ18の突出部54が置かれる静止表面96が続く。静
止表面96は、静止表面96と鈍角を成す斜面98が続
き、その機能は、以下のラッチ解除手順の説明から明ら
かになる。
【0013】以下、クロージャ10の機能を、図10か
ら図15に連続的な状態で示される挿入舌状部12の挿
入手順及びクロージャのラッチ解除を参照しながら説明
する。
【0014】基本状態、すなわち挿入舌状部が挿入され
ていないとき(図10)には、エジェクタ34が排出位
置にある。ラッチ18は開放位置にあり、そのフット部
56は、エジェクタ34のスライド壁88に対して位置
している。ブロック要素20は、スプリング22によっ
て上方へ作動される(矢印)結果として、接触表面72
を介してラッチ18にモーメントを及ぼす。
【0015】挿入舌状部12が挿入されたとき、挿入舌
状部の先端は、凹部84(図11)と係合し、その排出
位置を外れてエジェクタ34を移動させる。エジェクタ
34が移動したとき、ラッチ18のフット部56は、ス
ライド壁88上を滑動する。スライド壁88は、挿入舌
状部内の開口部の縁部に向かって凹部84を超えて突出
するので、ラッチ18は、挿入舌状部12上を滑動する
こと、及び可能性のある摩損痕をそこに残すことを防止
される。挿入舌状部12内の開口部13がフレーム内の
ラッチ開口部38の下方に位置するまで、挿入舌状部1
2が挿入されるとすぐに、ラッチ18のフット部56
が、挿入舌状部12内の開口部内を滑ることができる。
ブロック要素20によって及ぼされるトルクのため、ラ
ッチ18はそのロック位置内で旋回する(図12)。そ
のような動作で、ブロック要素20は、上部シェル14
の脚部上のストップ64によって停止され、その結果そ
のブロック位置に到達するまで、ラッチの長手方向ウエ
ブ50に垂直である位置を越えて、図においては反時計
回り方向に回転する。
【0016】このブロック位置において、エジェクタ3
4は、挿入舌状部12を介してエジェクタ・スプリング
35によって作用される結果、ラッチ18のフット部5
6に力FSを及ぼす。力FSは、レバー・アームL(図1
6参照)を介して、そのロック位置を外れてラッチ18
を旋回させるトルクをラッチ18に発生させる。しかし
ながら、そのブロック位置は、ラッチ18がロック位置
を外れて旋回するとき接触表面72を介してブロック要
素20に作用する力Fが、スプリング22によって及ぼ
されるトルクと同じ方向に作用する点で区別される。し
たがって、力Fは、ストップ64に対してより強くブロ
ック要素20を押圧し、ラッチ18の旋回が防止され
る。したがって、ラッチ18の回転軸線ABからわかる
ように、長手方向ウエブ50に垂直に作用する力Fの作
用線が、ブロック要素20の回転軸線ABの後ろを通過
するとき、ブロック要素20がブロック位置に到達す
る。
【0017】この幾何構成により、ラッチ18の信頼性
あるブロックが得られ、ブロック要素20に外側から加
えられるトルクによってだけ開放することができる。し
かしながら上述したように、ブロック要素20の重心は
その回転軸線ABに位置するので、ブロック要素20の
慣性質量は、例えば、シートベルト・テンショナが作動
したときに発生するなどのクロージャ10の強い加速の
場合でも、そのようなトルクを発生しない。
【0018】リリース・ボタン24が、加速力によって
引き起こされる意図しない動きに対してさらに固定され
るなら、説明されたクロージャ10は、あらゆる方向に
おける加速の場合に意図しない開放に対して固定され
る。リリース・ボタン24の特に有利な固定は、以下に
説明される本発明の第2の実施形態で達成される。しか
しながらこの目的のため、従来技術から知られている固
定手段を使用することができる。
【0019】上述のようにクロージャを開放するため
に、スプリング22のモーメントに打ち勝つことができ
るトルクがブロック要素に作用しなければならない。こ
の目的のため、図13から図15に単に示されるリリー
ス・ボタン24は、図において左に向かって移動する。
ここで、キャリア表面94は、ブロック要素20のキャ
リア・ピン74と係合し、それを回転してそのブロック
位置から外す(図13)。リリース・ボタン24がさら
に移動するとき、斜面98が、ラッチ18の突出部54
(図14)と係合し、そのロック位置の外に突出部54
を旋回し、その結果、挿入舌状部12が開放され、エジ
ェクタ34がエジェクタ・スプリングの力によって(図
15)挿入舌状部を排出する。
【0020】以下に説明されるように、幾何構成及びス
プリング力が適切に寸法設定されると、リリース・ボタ
ン24がさらに押される必要なく、クロージャ10が、
図14に示される位置にすでに開くことが達成される。
上述したように、エジェクタ・スプリングは、エジェク
タ34及び挿入舌状部12を介して、フット部56を有
する接触縁部B’でラッチ18に力FS(図16)を及
ぼし、したがってトルクFS×Lを発生する。これは、
ブロック要素20上の圧力によってほぼもたらされる力
bによって、接触点Bに引き起こされるトルクFb×K
に対抗する。エジェクタ・スプリング35、ブロック・
スプリング22、ならびにレバー・アームK及びLの適
切な寸法設定により、トルクFS×Lが支配的であり、
エジェクタ34は、そのロック位置を外れてラッチ18
を旋回することができる。有利には、フット部56の傾
斜した位置のため(フット部56と長手方向ウエブ50
との間の角度が90°よりわずかに小さい)、フット部
56が、旋回中に沿って移動する円弧に対してほぼ接線
方向に整列することが達成され、その旋回空間が低減さ
れる。さらに、フット部56は、レバー・アームLの長
さが最大化される結果として、その低い縁部B’上で挿
入舌状部内の開口部の縁部にのみ接触する。
【0021】有利には、汚れによってブロック要素20
とラッチ18の間の摩擦が増加した場合にも、クロージ
ャ10の信頼性あるラッチ解除が確実になるように、斜
面98を設けることがなおも可能である。しかしながら
どのような場合でも、説明された構成では、エジェクタ
・スプリング35によって及ぼされるトルクにラッチ1
8がさらされ、クロージャを開放するために必要なリリ
ース・ボタンの作動力を低減して、クロージャの開放を
容易にする。
【0022】図に見られるように、ラッチ18のフット
部56は、フレームに接触することなく、ラッチ開口部
38及び42内を自由に動くことができる。したがっ
て、他のラッチの主材によって、例えば動作可能に案内
されたラッチによって発生する摩擦が取り除かれ、その
結果より信頼性のある機能が確実になる。それにもかか
わらず、挿入舌状部の非常に大きい引っ張り応力に耐え
ることができるように、上部シェル14上のラッチ18
のベアリングすなわち支持部は変形されることができ、
衝突した場合に、ラッチ18全体が、ラッチ開口部の縁
部100(図14を参照)によって形成されるストップ
によって停止されるまで、クロージャの前方に向かって
ラッチ開口部38及び42内を移動することができる。
変形可能なベアリングすなわち支持部は、有利には、こ
の場合に塑性変形で開いて曲がることができる、上部シ
ェル14上のフック44の設計によって達成される。
【0023】図17から図28は、100ずつ増大され
た参照符号が既に知られている構成部品について使用さ
れる、本発明の第2の実施形態を示す。封止具すなわち
クロージャ110の機能に関して、特にラッチ118及
びブロック要素120の動作モードは、第1の実施形態
と同じであり、そのため機能の包括的な説明は本明細書
には提供されない。したがって、以下の説明は第1の実
施形態との違いを中心に述べる。
【0024】図17に示されるクロージャ110は、ベ
ース125を有するU字形状の曲がった板金プレート
と、図において背景に見ることができる右手脚部127
と、左手脚部127とからなる一体フレーム115を有
する。ベース125において(図19)、エジェクタ開
口部136が、エジェクタ134及びエジェクタ・スプ
リング135を受容するために設けられる。エジェクタ
開口部136は、より狭い前方セクション136aと、
より広い後方セクション136bとからなる。後方セク
ション内に延長して、エジェクタ・スプリング135の
一方の端部が取り付けられた(図18及び図25)マン
ドレル117がある。
【0025】第1の実施形態と同様に、フック144の
形態の支持部すなわちベアリングが、脚部126及び1
27の後方端部に形成される。各脚部126及び127
のほぼ中央に、ブロック要素118が動作可能に取り付
けられるボア171が設けられる。スリットが、各ボア
171から脚部126及び127の縁部へ伸び、ブロッ
ク要素118の支持ピン170は、脚部126及び12
7を曲げることなく、ボア171内に挿入されることが
できる。
【0026】さらに、各脚部126及び127内に、支
持穴119が、その機能が以下に説明されるトグル・レ
バー121で枢動するために設けられる。これらの支持
穴119は、フレーム115の前方端部の近くに位置
し、トグル・レバー121の簡単な組み立てを可能とす
るために、同様にスリットによって脚部126及び12
7の縁部に接続される。
【0027】この実施形態におけるフレームは、単一部
品で作られ、したがって挿入舌状部12が挿入されるこ
とができる中空空間を有さないため、脚部126及び1
27の各内側に、支持穴119の下に、挿入舌状部12
を案内するための突出部123が設けられる。
【0028】図23に詳細が示されるエジェクタ134
は、以下の2つの特徴に関して、本質的に第1の実施形
態のエジェクタ34と異なる。まず、そのベース125
に面する底部上に、T字形状の断面(図25)を有する
ガイド部品133がある。したがって、平行な溝が、エ
ジェクタ134の底部とガイド部品133との間に形成
され、エジェクタ開口部の前方セクション136aの縁
部が溝と係合し、エジェクタ134は、ベース125に
動作可能に案内される。次に、くさび形状のストップ突
出部131は、エジェクタ134の頂部に形成される。
このストップ突出部131を使用して、例えば、シート
ベルト・テンショナが作動した後で、クロージャ110
全体が突然制動されたために挿入舌状部がフレーム11
5内に深く挿入されすぎた場合、エジェクタ134をラ
ッチ118(図18)上で支持することができる。この
目的のため、ラッチ118上に、支持部分146で始ま
り、2つの長手方向ウエブ150間で伸び、フット部1
56と同じ方向に曲がるストップ137が設けられる。
【0029】第1の実施形態のブロック要素20と同様
にブロック要素120(図22)は、接触表面172を
有する矩形プレートと、2つの枢動ピン170とを含
む。枢動ピン170は、矩形断面及び角を落とされた縁
部を有する。その結果、ブロック要素120の画定され
た角度位置において、それらは、簡単な方法でボア17
1内にスリットを通して挿入されることができる。接触
表面172の延長部において、脚部126、127を超
えて延長する(図25)キャリア・ピン174がある。
枢動ピン170の一方が、延長されその自由端部で曲げ
られる。枢動ピン170の一方は、ブロック要素120
をそのブロック位置に押圧するスプリング122を保持
し、スプリング122の一方の端部が隣接するキャリア
・ピン174と係合し、他方の端部が右手脚部126と
係合する。凹部176が、接触表面172からブロック
要素120の中央に伸長し、ブロック要素120の重心
がその回転軸線Aに位置するように、その寸法が、ブロ
ック要素の質量分布を決定する。
【0030】リリース・ボタン124が、図20に詳細
に示されている。フレーム115から離れて面するリリ
ース・ボタン124の前方に、作動表面190がある。
2つの支持壁192が、リリース・ボタン124の後部
から脚部126、127に平行に延びる。支持壁192
の一方の自由端部に突出部193が設けられ、その突出
部は、脚部126、127で支持壁を案内するために、
細長いスリット195(図17)を通って脚部126及
び127と係合する。支持壁192の外側に、支持壁1
92を安定化する硬化リブ(stiffening r
ib)197がある。これらの硬化リブ197は、自由
端部からそれらの上部縁部に沿って支持壁192のほぼ
中央まで延びる。一つの部分セグメントにおいて、硬化
リブ197は、作動表面190にほぼ垂直に延びるキャ
リア表面194を形成し、これらのキャリア表面194
は、リリース・ボタン124が作動されたとき、ブロッ
ク要素120をそのブロック位置の外へ旋回するため
に、ブロック要素120のキャリア・ピン174と係合
することができる。それらのさらなる行程にわたって、
各硬化リブ197は、トグル・レバー121によって係
合され、その機能が以下に詳細に説明されるU字形状の
凹部199を形成する。
【0031】リリース・ボタンの後方と同様に、ベース
125の中央に平行に伸長するガイド壁201が、挿入
されたとき挿入舌状部12の案内を行う。ガイド壁20
1と支持壁192との間に、ガイド・ウエブ202が支
持壁に平行に延び、組み立てられた状態で、一方のガイ
ド・ウエブ202及び一方の支持壁192が、各場合に
おいて脚部126及び127の一方を囲む。ここで、ガ
イド壁201は、フレーム115によって形成されたU
字形状の内側に位置する。ガイド・ウエブ202の上部
の狭い側は、リリース・ボタン124がフィンガ203
に対して案内されるガイド表面を形成し、フィンガ20
3は、脚部126、127の前方端部からフレーム11
5の内側に突出する。ガイド・ウエブ202の自由端部
は、ベース125に向かってくさび形状に先細りにな
り、斜面198が、その短辺側に形成され、第1の実施
形態に関連して既に説明したように、リリース・ボタン
は、そのロック位置の外に突出部154を介して、ラッ
チ118を短辺側で旋回することができる。
【0032】クロージャ110は、図21に別々に示さ
れたトグル・レバー121も有する。トグル・レバー1
21は、慣性質量体209によって互いに一方の端部で
それぞれ接続された2つの平行な側方部品205及び2
07から成る。それぞれ側方部品205、207は、外
側表面及び内側表面を有し、それぞれ内側表面は他方の
側方部品に面する。
【0033】各側方部品205、207の内側の中央
に、円筒形枢動ピン211が設けられ、トグル・レバー
121が、軸線AKの回りで枢動するように支持穴11
9内に取り付けられる。枢動ピン211の円筒形形状
は、2つの平行な側方表面によって平坦にされ、枢動ピ
ン211は、支持穴119内にスリットを通って挿入さ
れることができる。中央において、側方部品205及び
207の自由端部は、外側に向かって直角に曲げられ
る。自由端部の内側表面で、内側表面で硬化リブ215
によってさらに支持される円筒形キャリア213が形成
される。キャリア213は、硬化リブ197によって形
成される凹部199と係合し、トグル・レバー121
は、リリース・ボタン124が移動したときに旋回し、
また逆も同様である(図27及び図28)。
【0034】一方の側方部品207の外側表面におい
て、慣性質量体209と接続された一方の端部で、復帰
スプリング219のための保持ピン217があり、復帰
スプリング219の他方の端部は、フレーム115の左
手脚部127上のフック221内に引っ掛けられる(図
17及び図27)。復帰スプリング219は、リリース
・ボタン124が押圧されたとき、トグル・レバー12
1を介して引っ張られる。したがって、リリース・ボタ
ン124は、開放された後、リリース・ボタンを移動し
てその開始位置に戻す復帰力を受ける。
【0035】トグル・レバー121の他の重要な機能
は、加速力による意図しない動きに対してリリース・ボ
タン124を固定することである。この目的のため、そ
の重心SKが回転軸線AKに位置しないように、トグル・
レバーが設計される。図28において、トグル・レバー
121上の力及びレバー・アームが、長手方向のクロー
ジャ110の加速aV中で概略的に示されている。慣性
質量のために、慣性力FKが、トグル・レバー121の
重心SKに加わり、レバー・アームLk1を介して、トル
クFK×Lk1をもたらす。しかしながら質量慣性のた
め、同様にリリース・ボタン124は、トグル・レバー
121に、すなわち凹部199に係合する突出部195
を介して、力FLを及ぼす。この力FLは、トルクFK×
k1に対抗するトルクFL×Lk2を引き起こす。本発明
によれば、レバー・アームLk1及びLk2と、トグル・レ
バー121の質量とは、トルクが互いを相殺するように
選択される。このように、リリース・ボタン124は、
意図しない動きに対して保護され、したがってクロージ
ャ110は、加速中の意図しない開放に対して確実に固
定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による挿入された挿入
舌状部を有するクロージャの斜視図である。
【図2】図1のクロージャの第2の斜視図である。
【図3】図1のクロージャに使用されるブロック要素の
斜視図である。
【図4】図1のクロージャに使用されるラッチの斜視図
である。
【図5】図1のクロージャに使用される上部シェルの斜
視図である。
【図6】図1のクロージャに使用されるエジェクタの斜
視図である。
【図7】図1のクロージャに使用される下部シェルの斜
視図である。
【図8】図1のクロージャの部分セクションの斜視図で
ある。
【図9】図1のクロージャの長手方向セクションであ
る。
【図10】基本状態における図1のクロージャを通る長
手方向セクションである。
【図11】挿入舌状部の挿入中の図1のクロージャを通
る長手方向セクションである。
【図12】挿入舌状部が挿入された図1のクロージャを
通る長手方向セクションである。
【図13】リリース・ボタンが押された図1のクロージ
ャを通る長手方向セクションである。
【図14】挿入舌状部の排出中の図1のクロージャを通
る長手方向セクションである。
【図15】挿入舌状部が開放された図1のクロージャを
通る長手方向セクションである。
【図16】図14のクロージャの力の状態を示す。
【図17】本発明の第2の実施形態による挿入された挿
入舌状部を有するクロージャの斜視図である。
【図18】図17のクロージャの部分セクションの斜視
図である。
【図19】図17のクロージャに使用されるフレームの
斜視図である。
【図20】図17のクロージャに使用されるリリース・
ボタンの斜視図である。
【図21】図17のクロージャに使用されるトグル・レ
バーの斜視図である。
【図22】図17のクロージャに使用されるブロック要
素の斜視図である。
【図23】図17のクロージャに使用されるエジェクタ
の斜視図である。
【図24】図17のクロージャに使用されるラッチの斜
視図である。
【図25】図19のフレーム及び図23のエジェクタの
部分セクションの斜視図である。
【図26】挿入舌状部が排出された図17のクロージャ
の部分セクションの斜視図である。
【図27】挿入舌状部が挿入された図17のクロージャ
を通る長手方向セクションである。
【図28】力の指示及びトグル・レバー上のレバー・ア
ームを有する、図17のラッチを通る概略の長手方向セ
クションである。
【符号の説明】
10、110 クロージャ 11 ハウジン
グ 12 挿入舌状部 13、36 開
口部 14 上部シェル 16 下部シェ
ル 18、118 ラッチ 20、120
ブロック要素 24 リリース・ボタン 25、27、1
25 ベース 26、28 脚部 29 端部 30、54、80、123、154、193 突出部 32、40、195 スリット 34、134
エジェクタ 35、135 エジェクタ・スプリング 38、42 ラッチ開口部 44、144、
221 フック 46、146 支持部分 48 ラッチ部
分 50 長手方向ウエブ 52 横断方向
ウエブ 56、156 フット部 58、84、8
6 凹部 60 ベアリング・ピン 62、217
保持ピン 64、137 ストップ 70、170、
211 枢動ピン 71、76、171 ボア 72、172
接触表面 74、174 キャリア・ピン 88 スライド
壁 90、190 作動表面 92、192
支持壁 94、194 キャリア表面 96 静止表面 98、198 斜面 115 フレー
ム 117 マンドレル 119 支持穴 121 トグル・レバー 22、122
スプリング 126 右手脚部 127 左手脚
部 131 ストップ突出部 133 ガイド
部品 136 エジェクタ開口部 136a 前方
セクション 136b 後方セクション 170 枢動ピ
ン 176、199 凹部 197、215
硬化リブ 201 ガイド壁 202 ガイド
・ウエブ 203 フィンガ 205、207
側方部品 209 慣性質量 213 キャリ
ア 219 復帰スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591067705 ティーアールダブリュー・ヴィークル・セ ーフティ・システムズ・インコーポレーテ ッド TRW VEHICLE SAFETY SYSTEMS INCORPORATE D アメリカ合衆国オハイオ州44124,リンド ハースト,リッチモンド・ロード 1900 (72)発明者 マルティン・レールレ ドイツ連邦共和国73557 ムトランゲン, シュプライトバッヒャー・シュトラーセ 37 (72)発明者 ボブ・マクフォールズ アメリカ合衆国ミシガン州48317,シェル ビー・タウンシップ,ムイアフィールド・ ドライブ 6892 Fターム(参考) 3D018 BA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトのためのクロージャ(1
    0;110)であって、フレーム(14、16;11
    5)に動作可能に取り付けられかつラッチ(18;11
    8)のために設けられたリリース・ボタン(24;12
    4)を含み、前記ラッチが旋回軸線(AS)の回りをロ
    ック位置と開放位置との間で旋回するようにされ、かつ
    前記ラッチをそのロック位置にブロックするブロック位
    置をとることができるブロック要素(20;120)を
    含むクロージャにおいて、 ブロック要素(20;120)が、その重心を通過する
    軸線(AB)の回りで枢動可能にフレーム上に取り付け
    られ、それによってブロック要素が、リリース・ボタン
    (24;124)によって、そのブロック位置から外れ
    てリリース位置に旋回することができることを特徴とす
    るクロージャ。
  2. 【請求項2】 斜面(98;198)が、リリース・ボ
    タン(24;124)上に設けられ、斜面が、ラッチを
    そのロック位置から外れてその開放位置に旋回させるた
    めに、前記ラッチ(18;118)上の突出部(54;
    154)に係合するようにされることを特徴とする請求
    項1に記載のクロージャ。
  3. 【請求項3】 キャリア表面(94;194)が、リリ
    ース・ボタン(24;124)上に設けられ、キャリア
    表面が、ブロック要素をそのブロック位置から外れてそ
    のリリース位置に旋回させるために、ブロック要素(2
    0;120)上の突出部(74;174)と係合するよ
    うにされることを特徴とする請求項1または2に記載の
    クロージャ。
  4. 【請求項4】 挿入舌状部(12)のためのエジェクタ
    (34;134)が設けられ、エジェクタがエジェクタ
    ・スプリング(35;135)によってバイアスされ、
    ラッチ(18;118)が、挿入舌状部が排出されたと
    きそのロック位置からその開放位置に旋回することを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載のクロージ
    ャ。
  5. 【請求項5】 ブロック要素(20;120)がスプリ
    ング(22;122)によってそのブロック位置に偏倚
    されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載のクロージャ。
  6. 【請求項6】 ラッチ(18;118)が弾性的に取り
    付けられ、ストップ(100)に到達するまで、その旋
    回軸線(AS)に対して半径方向に移動できることを特
    徴とする請求項1から5のいずれかに記載のクロージ
    ャ。
  7. 【請求項7】 クロージャ(110)の加速中に、前記
    リリース・ボタン(124)の移動に対抗するトグル・
    レバー(121)が設けられることを特徴とする請求項
    1から6のいずれかに記載のクロージャ。
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