JP2014118085A - コネクタ用バックル及びその組付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のコネクタ用バックル1は、ベース部材10と、ラッチ部材20と、係合解除部材30と、ラッチスプリング35と、イジェクタ40と、イジェクタスプリング45と、各部を収容するカバー部材60a,60bとを有し、トング101を係脱可能に支持するコネクタ用バックルであって、ベース部材10が、第1プレート13と、第2プレート15とを有し、イジェクタ40が2本のアーム41a,41bと、両アーム41a,41b間に掛渡され、トング101に押動されるトング101の押動面とラッチ部材20を支持する支持部とイジェクタスプリング45の押圧面とが形成された胴部とを有し、各アーム41a,41bの先端にトング101が挿入される側を始端としてベース部材10のの終端側の開口部と係合する爪部が形成されることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
腰ベルトの引出し元の構造は、腰ベルトの一端を座席又はその周辺部材に直接的に固定する構造と、腰ベルトの一端をバックルを介して座席又はその周辺部材に係脱可能に固定する構造とがある。後者のバックルは、コネクタバックルと呼ばれ、腰ベルトの一端側に配されるコネクタバックル用タングを係合させて用いられる。このコネクタバックルは、車両整備を行う場合などを除き、通常、コネクタバックル用タングとの係合状態が維持され、シートベルト用タングとシートベルトバックルの係合により、常時シートベルトの装着が可能な状態とされる。この種のバックル構造については、例えば、特許文献1に開示されている。
従来のコネクタバックル100は、ベース部材110、ラッチ部材120、係合解除部材130、板バネ135、イジェクタ140、コイルバネ145、ストッパ部材150及びカバー部材160a,160bで構成される。
ここで、各部に関し、ベース部材110は、挿入方向Iの側部に係合溝102が形成されたトング101を挿入可能な内部領域111と、上下に対向する面のそれぞれに形成されるスライド溝112を有する。また、ラッチ部材120は、ベース部材110のスライド溝112に挿通されるとともにその両端がベース部材110の外方に突出するように配される。また、係合解除部材130は、コ字状の部材としてその開口側からベース部材110の側面に外挿され、ベース部材110の外方に突出するラッチ部材120の両端と係合して外挿状態が支持される係合支持部131a,131bを有する。また、板バネ135は、ベース部材110−係合解除部材130間に介挿され、係合解除部材130をラッチ部材120の第1スライド方向X1にスライドするように付勢される。また、イジェクタ140は、ベース部材110の内部領域111に配される。また、コイルバネ145は、イジェクタ140−ストッパ部150間に配され、イジェクタ140をトング101の挿入方向Iと反対方向の挿脱方向Eに押出すように付勢される。ストッパ部材150は、平面視凹状の部材からなり、端部側に形成される係合部151a,151bがベース部材110の爪部113a,113bに係合されてベース部材110に配される。上下2つのカバー部材160a,160bは、このように各部が配されたベース部材110を内部に挟み込むように収容し、収容した状態でネジ161により固定される。
一方、コネクタバックル100とトング101の係合を解除する場合には、カバー部材160bに形成された切欠き部162から車両のキーなどの部材を差し込み、係合解除部材130をラッチ部材120が第2スライド方向X2にスライドするように押動操作してトング101の係合溝102からラッチ部材120が外れるようにする。このように押動操作すると、イジェクタ140がコイルバネ145の付勢により、トング101を挿脱方向Eに押出し、コネクタバックル100からトング101が挿脱される。
先ず、ベース部材110では、対向する面を係合解除部材130が外挿される側面を折り返し位置として折り返し形成することとしている。具体的には、内部領域111に相当する大きさの板金を介挿部材として用いた板金加工を行うことで、平板状の部材を板金の形状に沿って折り曲げ、対向する面が折り返し形成されたベース部材110が形成される。
しかしながら、このように形成されるベース部材110では、内部領域111の高さを板金の厚みより低くすることができず、ベース部材110の厚みが大きくなってしまう問題がある。この問題を解消するために、厚みが薄い板金を用いることも考えられるが、板金の厚みを薄くすると、機械強度が低下し、加工中に板金の破損を招くこととなる。
次に、ベース部材110にイジェクタ140を組付ける際、予めイジェクタ140とコイルバネ145とストッパ部材150とを連結させた状態で、ベース部材110の内部領域111内に挿入していくことになるが、内部領域111の高さに対して、ストッパ部材150の高さの方が高くなるため、ストッパ部材150側に比べイジェクタ140側を下げながら、内部領域111に対して斜め方向から組付けていく必要がある。即ち、ストッパ部材150は、トング101の挿入に抗してイジェクタ140を支持するため、ベース部材110に形成された係合孔114に凸部153を挿入してベース部材110に固定されるが、この凸部153の高さの分、ストッパ部材150の高さが内部領域111の高さに対して高くなり、斜め方向での組付を行うこととなる。このような斜め方向の組付は、機械的に行うことが難しく、コネクタバックル100の生産効率を低下させる原因となる。
したがって、小型で簡易な構造を有し、生産効率が良好なコネクタ用バックルとしては、満足できるものが存在しないというのが現状である。
<1> 挿入方向の側部に係合溝が形成されたトングを挿入可能な内部領域及び対向する面のそれぞれに形成されるスライド溝を有する金属製のベース部材と、前記ベース部材の前記各スライド溝に挿通されるとともにその両端が前記ベース部材の外方に突出するように配され、挿入される前記トングの前記係合溝の位置で該係合溝の溝内方向に沿う第1スライド方向にスライドして前記トングの前記係合溝と係合される柱状のラッチ部材と、コ字状の部材としてその開口側から前記ベース部材に外挿され、対向する面のそれぞれに前記ベース部材の外方に突出する前記ラッチ部材の両端と係合して外挿状態が支持される係合支持部を有し、外部からの押圧操作により前記ラッチ部材を前記第1スライド方向と反対方向の第2スライド方向にスライドさせて前記トングの前記ラッチ部材との係合を解除する係合解除部材と、前記ベース部材−前記係合解除部材間に介挿され、前記係合解除部材を前記第1スライド方向に付勢し、前記トングと前記ラッチ部材の係合状態を支持するラッチスプリングと、前記ベース部材の内部領域に配され、挿入された前記トングの前記ラッチ部材との係合解除時に前記トングを前記挿入方向と反対方向の挿脱方向に押出し、その押出位置で前記ラッチ部材を支持するとともに、挿入される前記トングに押動されて前記ラッチ部材の支持が解除され、前記トングと前記ラッチ部材との係合を可能とするイジェクタと、前記トングの挿入方向の最深部で前記内部領域を画成する部をストッパ部とし、該ストッパ部と前記イジェクタ間に介挿されて前記イジェクタを前記トングの挿脱方向に付勢するイジェクタスプリングと、各部を収容するカバー部材とを有し、前記トングを係脱可能に支持するコネクタ用バックルであって、前記ベース部材が、前記挿入方向に沿って両側壁が形成され、平面が開口された凹状の第1プレートと、前記挿入方向に開口部を形成しつつ前記第1プレートの平面開口を塞ぐように配される平板状の第2プレートとを有し、前記イジェクタが、それぞれが前記挿入方向に延設され、外部から前記各側壁に摺動させて前記ベース部材に内挿される2本のアームと、前記両アーム間に掛渡され、前記トングに押動される前記トングの押動面と前記第2スライド方向にスライドされた前記ラッチ部材を支持する支持部と前記イジェクタスプリングに押圧される押圧面とが形成された胴部とを有し、前記各アームの先端に前記トングが挿入される側を始端として前記ベース部材の終端側の前記開口部と係合する爪部が形成されることを特徴とするコネクタ用バックル。
<2> 各アームの爪部のそれぞれが、第1プレートの各側壁終端と係合する前記<1>に記載のコネクタ用バックル。
<3> 第2プレートの終端側にストッパ部が一体形成される前記<1>から<2>のいずれかに記載のコネクタ用バックル。
<4> ラッチスプリングがコイルバネであり、第1プレートの係合解除部材が外挿される側の側面に前記コイルバネの一端を係止させる位置決め溝が形成される前記<1>から<3>のいずれかに記載のコネクタ用バックル。
<5> ベース部材が、第1プレートの係合解除部材が外挿される側の側面と対向して、挿入されたトングの各スライド方向における移動を規制する位置規制部を有する前記<1>から<4>のいずれかに記載のコネクタ用バックル。
<6> 位置規制部が、第1プレート及び第2プレートの少なくともいずれかを対向するプレート平面に向かって部分的に屈曲させることで形成される前記<5>に記載のコネクタ用バックル。
<7> イジェクタが、2本のアームのうち、係合解除部材が外挿される側の側面と反対側の側面に摺動させてベース部材に内挿されるアームの基端側から挿脱方向に延設される柱状の把持部を有する前記<1>から<6>のいずれかに記載のコネクタ用バックル。
<8> 前記<1>から<7>のいずれかに記載のコネクタ用バックルの組付方法であって、イジェクタスプリングの一端を支持するようにイジェクタをベース部材の始端側から終端側に向けて略水平方向に内挿するイジェクタ組付工程と、ベース部材の各スライド溝にラッチ部材を挿通して配するラッチ部材組付工程と、前記ベース部材に対してラッチスプリングを介して係合解除部材を外挿するとともに、該係合解除部材の係合支持部に前記ラッチ部材を係合させて配する係合解除部材組付工程と、前記係合解除部材が外挿された前記ベース部材が内部に収容されるようにカバー部材を配するカバー部材組付工程と、を有することを特徴とするコネクタ用バックルの組付方法。
図2(a)は、本発明の一実施形態に係るコネクタ用バックルの平面図であり、図2(b)は、その側面図である。また、図2(c)は、タングと係合された状態のコネクタ用バックルの平面図であり、図2(d)は、その側面図である。
これらの図に示すようにコネクタ用バックル1は、バックル構造が上カバー60aと下カバー60bで構成されるカバー部材内に収容されて構成され、タング101と係脱自在とされる。なお、上カバー60aと下カバー60bには、任意の車両部材から延設されるウェビングを掛け回すためのリング部61a,61bが形成される。
コネクタ用バックル1は、第1プレート13と第2プレート15で形成されるベース部材10と、ラッチ部材20と、係合解除部材30と、ラッチスプリング35と、イジェクタ40と、イジェクタスプリング45と、前述の上カバー60a及び下カバー60bとで構成される。
また、第1プレート13には、任意の車両部材から延設されるウェビングを掛け回すためのリング部19が形成される。
また、第2プレート15には、トング101の挿入方向Iの最深部で内部領域11を画成するストッパ部50が一体形成される。ストッパ部50には、イジェクタスプリング45の一端側が外挿される凸部52が形成される。このようなストッパ部50が第2プレート15に一体形成されることで、コネクタ用バックルの組付を容易に行うことが可能となるとともに、部品点数を減らしてより簡易な構造とすることができる。
また、ベース部材10の側面と対向する面には、ラッチスプリング35の一端を支持する凸部32が形成される(後述の図7(d)参照)。
イジェクタ40は、それぞれが挿入方向Iに延設され、外部から第1プレート13の各側壁に摺動させてベース部材13に内挿される2本のアーム41a,41bと、両アーム41a−41b間に掛渡され、トング101に押動される押動面43aと第2スライド方向X2(図3参照)にスライドされたラッチ部材20を支持する支持部43bとイジェクタスプリング45の押圧面43cとが形成された胴部42を有する。アーム41a,41bの先端には、トング101が挿入される側を始端として、第1プレート13の両側壁の終端と係合する爪部が形成される。イジェクタ40をこのような形状とすることで、ベース部材10に対する組付が容易となることに加え、一旦、組付されるとイジェクタスプリング45の付勢に対して、爪部が第1プレート13の両側壁の終端に係合されるため、組付状態を維持することができる。
なお、押圧面43cには、イジェクタスプリング45の一端を支持する凸部43dが形成される。
ただし、本発明は、その効果が損なわれない限り、本実施形態の例に限定されず、爪部の構造を変え、ベース部材の任意の終端側の開口部と係合させてもよい。例えば、アーム41aの爪部が第2プレート15の終端に係合され、アーム41bの爪部が第1プレート13の側壁終端に係合されるように構成されてもよく、或いは、アーム41aの爪部が第1プレート13の側壁終端に係合され、アーム41bの爪部が第2プレート15の終端に係合されるように構成されてもよい。
図6(a)は、図2(a)におけるA−A線断面図であり、図6(b)は、カバー部材を外した状態の図2(b)におけるB−B線断面図であり、図6(c)は、図2(c)におけるC−C線断面図であり、図6(d)は、カバー部材を外した状態の図2(d)におけるD−D線断面図である。
初期状態において、ラッチ部材20は、ラッチスプリング35に付勢された係合解除部材30によりスライド溝12bにおける第1スライド方向X1に付勢された状態で、イジェクタ40の支持部43bにより支持される。この状態のラッチ部材20の位置をラッチ部材20の初期位置とする。
また、イジェクタ40は、イジェクタスプリング45によりトング101の挿脱方向Eに付勢された状態で、アーム41a,41bの爪部と第1プレート13の側壁終端との係合により支持される。この状態のイジェクタ40の位置をイジェクタ40の初期位置とする。
イジェクタ40がストッパ部50側に進むと、イジェクタ40の支持部43bのラッチ部材20に対する支持が解除され、ラッチ部材20が初期位置よりも第1スライド方向X1側に進むことが可能となり、挿入されるトング101の係合溝102の位置で溝内方向(スライド方向X1方向に沿う方向)にスライドし、係合溝102と係合する。
ラッチ部材20が第2スライド方向X2にスライドされると、トング101の係合溝102との係合が解除される。
ラッチ部材20とトング101の係合が解除されると、イジェクタスプリング45に付勢されたイジェクタ40により、トング101が挿脱方向Eに押出されるとともに、その押出位置(イジェクタ40の初期位置)で、ラッチ部材20がイジェクタ40の支持部43bに支持されることとなる。
以上により、トング101とコネクタ用バックル1の係合が解除され、コネクタ用バックル1が前述の初期状態に戻る。
10,110 ベース部材
11,111 内部領域
12a,12b,112 スライド溝
13 第1プレート
15 第2プレート
16 潰し部
17 位置決め溝
18 ガイド部
19,61a,61b リング部
20,120 ラッチ部材
30,130 係合解除部材
31a,31b,131a,131b 係合支持部
32,43d,52 凸部
40,140 イジェクタ
45 イジェクタスプリング
41a,41b アーム
42 胴部
43a 押動面
43b 支持部
43c 押圧部
44 把持部
45 イジェクタスプリング
50,150 ストッパ部
60a,160a 上カバー
60b,160b 下カバー
62,162 操作孔
100 コネクタバックル
135 板バネ
145 コイルバネ
161 ネジ
X1 第1スライド方向
X2 第2スライド方向
I 挿入方向
E 挿脱方向
Claims (8)
- 挿入方向の側部に係合溝が形成されたトングを挿入可能な内部領域及び対向する面のそれぞれに形成されるスライド溝を有する金属製のベース部材と、前記ベース部材の前記各スライド溝に挿通されるとともにその両端が前記ベース部材の外方に突出するように配され、挿入される前記トングの前記係合溝の位置で該係合溝の溝内方向に沿う第1スライド方向にスライドして前記トングの前記係合溝と係合される柱状のラッチ部材と、コ字状の部材としてその開口側から前記ベース部材に外挿され、対向する面のそれぞれに前記ベース部材の外方に突出する前記ラッチ部材の両端と係合して外挿状態が支持される係合支持部を有し、外部からの押圧操作により前記ラッチ部材を前記第1スライド方向と反対方向の第2スライド方向にスライドさせて前記トングの前記ラッチ部材との係合を解除する係合解除部材と、前記ベース部材−前記係合解除部材間に介挿され、前記係合解除部材を前記第1スライド方向に付勢し、前記トングと前記ラッチ部材の係合状態を支持するラッチスプリングと、前記ベース部材の内部領域に配され、挿入された前記トングの前記ラッチ部材との係合解除時に前記トングを前記挿入方向と反対方向の挿脱方向に押出し、その押出位置で前記ラッチ部材を支持するとともに、挿入される前記トングに押動されて前記ラッチ部材の支持が解除され、前記トングと前記ラッチ部材との係合を可能とするイジェクタと、前記トングの挿入方向の最深部で前記内部領域を画成する部をストッパ部とし、該ストッパ部と前記イジェクタ間に介挿されて前記イジェクタを前記トングの挿脱方向に付勢するイジェクタスプリングと、各部を収容するカバー部材とを有し、前記トングを係脱可能に支持するコネクタ用バックルであって、
前記ベース部材が、前記挿入方向に沿って両側壁が形成され、平面が開口された凹状の第1プレートと、前記挿入方向に開口部を形成しつつ前記第1プレートの平面開口を塞ぐように配される平板状の第2プレートとを有し、
前記イジェクタが、それぞれが前記挿入方向に延設され、外部から前記各側壁に摺動させて前記ベース部材に内挿される2本のアームと、前記両アーム間に掛渡され、前記トングに押動される前記トングの押動面と前記第2スライド方向にスライドされた前記ラッチ部材を支持する支持部と前記イジェクタスプリングに押圧される押圧面とが形成された胴部とを有し、前記各アームの先端に前記トングが挿入される側を始端として前記ベース部材の終端側の前記開口部と係合する爪部が形成されることを特徴とするコネクタ用バックル。 - 各アームの爪部のそれぞれが、第1プレートの各側壁終端と係合する請求項1に記載のコネクタ用バックル。
- 第2プレートの終端側にストッパ部が一体形成される請求項1から2のいずれかに記載のコネクタ用バックル。
- ラッチスプリングがコイルバネであり、第1プレートの係合解除部材が外挿される側の側面に前記コイルバネの一端を係止させる位置決め溝が形成される請求項1から3のいずれかに記載のコネクタ用バックル。
- ベース部材が、第1プレートの係合解除部材が外挿される側の側面と対向して、挿入されたトングの各スライド方向における移動を規制する位置規制部を有する請求項1から4のいずれかに記載のコネクタ用バックル。
- 位置規制部が、第1プレート及び第2プレートの少なくともいずれかを対向するプレート平面に向かって部分的に屈曲させることで形成される請求項5に記載のコネクタ用バックル。
- イジェクタが、2本のアームのうち、係合解除部材が外挿される側の側面と反対側の側面に摺動させてベース部材に内挿されるアームの基端側から挿脱方向に延設される柱状の把持部を有する請求項1から6のいずれかに記載のコネクタ用バックル。
- 請求項1から7のいずれかに記載のコネクタ用バックルの組付方法であって、
イジェクタスプリングの一端を支持するようにイジェクタをベース部材の始端側から終端側に向けて略水平方向に内挿するイジェクタ組付工程と、
ベース部材の各スライド溝にラッチ部材を挿通して配するラッチ部材組付工程と、
前記ベース部材に対してラッチスプリングを介して係合解除部材を外挿するとともに、該係合解除部材の係合支持部に前記ラッチ部材を係合させて配する係合解除部材組付工程と、
前記係合解除部材が外挿された前記ベース部材が内部に収容されるようにカバー部材を配するカバー部材組付工程と、を有することを特徴とするコネクタ用バックルの組付方法。
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