JP2003081053A - シートベルト装置 - Google Patents
シートベルト装置Info
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- JP2003081053A JP2003081053A JP2001273848A JP2001273848A JP2003081053A JP 2003081053 A JP2003081053 A JP 2003081053A JP 2001273848 A JP2001273848 A JP 2001273848A JP 2001273848 A JP2001273848 A JP 2001273848A JP 2003081053 A JP2003081053 A JP 2003081053A
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Abstract
合であっても、部品を変形したり破損することなく、こ
の慣性力を十分に受け止めることが可能なバックル装置
を備えたシートベルト装置を提供する。 【解決手段】 タングプレート7と、挿入されたタング
プレート7を係脱可能にロックするバックル本体11と
を有し、バックル本体11は、タングプレート7を受容
するベース部材14に支持されて挿入されたタングプレ
ート7と係合するラッチ部材17と、ラッチ部材17と
タングプレート7との係合状態を保持する補助ロックピ
ン19と、前記係合状態を解除する解除ボタン21を備
え、ラッチ部材17とタングプレート7が係合した状態
で、タングプレート7がその挿入方向にさらに移動した
際に、タングプレート7の挿入方向先端に当接する当接
部27B及び27Cをベース部材14に設けた。
Description
の座席付近に装備されるウエビング(ベルト)を着脱可
能にロックするバックル装置を備えたシートベルト装置
に関する。
は、乗員の安全を図るために、シートベルト装置が取り
付けられている。このシートベルト装置には、乗員を拘
束するためのウエビングを着脱可能にロックするバック
ル装置が設けられている。このバックル装置は、タング
プレートと、当該タングプレートを係脱可能にロックす
るバックル本体を有しており、タングプレートがバック
ル本体に設けられたラッチ部材と係合状態(ロック状
態)にある際に、例えば、車両衝突などの緊急時に作動
するプリテンショナによってバックルが急激に引き込ま
れ、その後引込が急停止した時に、慣性力によりタング
プレートがバックル内へ押し込まれた場合でも、バック
ルの機能を損なうことがないよう、タングプレートをバ
ックル本体内の所定位置に保持することが必要であっ
た。
ば、特開平2−49605号公報に記載されたものがあ
る。このバックル装置は、タングプレートを受容するベ
ース部材と、当該ベース部材に回動可能に取り付けられ
たラッチ部材と、当該ラッチ部材に摺動可能に取り付け
られ、前記ラッチ部材とタングプレートとの係合状態を
保持可能なブロック部材と、前記ベース部材の幅方向
(タングプレートの挿脱方向に略垂直な方向)に張り渡
された固定棒と、前記ベース部材底面に、その長手方向
(タングプレートの挿脱方向)に摺動可能に組み付けら
れたイジェクタと、前記ラッチ部材とタングプレートと
の係合状態を解除する押しボタンと、を備えて構成され
ている。このバックル装置は、タングプレートをバック
ル挿入口から挿入すると、当該タングプレートによって
前記イジェクタが押し込まれ、このイジェクタの端部に
よって前記ラッチ部材が回動させられる。ラッチ部材が
所定の角度まで回動すると、前記ブロック部材がタング
プレート抜脱方向に移動して、前記ラッチ部材とタング
プレートとの係合状態を保持するようになっている。こ
のバックル装置の場合、タングプレートの挿入量は、ラ
ッチ部材がタングプレートと係合した時点でラッチ部材
の回動が停止するため、最大となり、その位置がタング
プレートの挿入規制位置となっている。この時、イジェ
クタがタングプレートとラッチ部材との間に挟まれて、
タングプレートがバックル本体内に完全にロック(ラッ
チ)された際に、タングプレートがバックル本体内で移
動することを防止し、これによって、タングプレートを
バックル本体内の所定位置に保持することが可能とな
る。
ングプレートのラッチ部材と係合する係止穴を小さく
し、当該係止穴のタングプレート挿入方向後端面と、ラ
ッチ部材とを当接させることで、タングプレートの挿入
規制を行う構成を備えたものもある。
2−49605号公報に記載されたバックル装置は、通
常、金属からなるタングプレートとラッチ部材との間
に、通常、樹脂からなるイジェクタが挟まれた状態で、
タングプレートの挿入規制が行われる。この構成では、
タングプレートに大きな押し荷重や衝撃が加わった際
に、イジェクタが変形したり、破損することを防止する
新たな工夫が必要となる。
材とを当接させる構造のバックル装置は、金属からなる
タングプレートとラッチ部材とで押し荷重や衝撃を受け
るため、樹脂部品によってこれらを受けるよりも大きな
押し荷重や衝撃に耐えることができる。しかしながら、
バックル本体にバックルプリテンショナを接続した構造
等、より大きな慣性力がバックル装置に加えられた場合
でも、ラッチ部材が変形したり、破損することがないよ
う、この慣性力を十分に受け止めることが可能な強度が
必要である。特に、ラッチ部材の前記係止穴と係合する
部分が折り曲げ加工によって形成された場合、この係止
穴と係合する部分の強度をより強化する必要がある。
を改良することを課題とするものであり、大きな慣性力
が加えられた場合であっても、部品を変形したり破損す
ることなく、この慣性力を十分に受け止めることが可能
なバックル装置を備えたシートベルト装置を提供するこ
とを目的とする。
め、本発明は、タングプレートと、当該タングプレート
を係脱可能にロックするバックル本体と、を有するバッ
クル装置を備えたシートベルト装置であって、前記バッ
クル本体は、前記タングプレートを受容するベース部材
と、前記ベース部材に支持されて、当該ベース部材に挿
入されたタングプレートと係合するラッチ部材と、前記
ラッチ部材とタングプレートとの係合状態を保持可能な
ブロック部材と、前記ラッチ部材とタングプレートとの
係合状態を解除するラッチ解除部材と、を備え、前記ラ
ッチ部材とタングプレートが係合した状態で、当該タン
グプレートがその挿入方向にさらに移動した際に、当該
タングプレートの挿入方向先端に当接する当接部を、前
記ベース部材に設けたシートベルト装置を提供するもの
である。
に前記当接部を設けた構成を備えているため、前記ラッ
チ部材とタングプレートが係合した状態で、当該タング
プレートがその挿入方向にさらに移動した場合、当該タ
ングプレートの挿入方向先端が前記当接部に当接するこ
とになる。したがって、タングプレートがこれ以上挿入
方向に移動することが防止され、タングプレートの挿入
規制を行うことができる。
該ベース部材の内側に向けて突出して構成することがで
きる。
材の底面に設けられ、かつ前記タングプレートの挿脱に
よって当該挿脱方向に移動可能なスライダを備え、前記
当接部は、当該スライダと干渉しない位置に設けられて
なることができる。
を回避可能な空間を備えてなることができる。
は、前記バックル本体に接続されたバックルプリテンシ
ョナをさらに備えることができる。
にかかるシートベルト装置について図面を参照して説明
する。
ト装置の概要図、図2は、図1に示すシートベルト装置
の構成要素であるバックル装置の平面図、図3は、図2
に示すIII−III線に沿った断面図、図4は、図1に示す
シートベルト装置の構成要素であるバックル装置の主要
部分を示す平面図、図5は、図4に示すV−V線に沿っ
た断面図、図6は、図4に示すVI−VI線に沿った断面
図、図7は、図6に示すバックル本体の一部拡大図、図
8は、図5に示す状態からタングプレートがバックル本
体内に挿入された状態を示す図、図9は、図8に示すバ
ックル装置の一部拡大図である。
2に着座する乗員3は、ウエビング4を装着できるよう
になっている。このウエビング4は、一端がアンカープ
レート5で車両側壁6の下部に取付られ、中間部は、タ
ングプレート7、車両側壁6の上方に取付られたスルー
リング8に、移動可能に巻きかけられて折り返され、他
端側が巻取り装置9に巻き取られている。タングプレー
ト7は、車両中央部に取付けられたバックルプリテンシ
ョナ10の先端に設けられたバックル本体11に係合す
るようになっている。
9に示すように、タングプレート7と、このタングプレ
ート7が挿脱されると共に、挿入されたタングプレート
7を係脱可能にロックするバックル本体11と、から構
成されている。
ベルト装置に用いられるものが使用でき、一方の先端
に、後に詳述するラッチ部材17のラッチ部41が係合
する係止穴12が、他方の先端にウエビング4を挿通さ
せるための連結穴13が形成されている。
するベース部材14と、タングプレート7の挿脱に応じ
て移動するスライダ15と、スライダ15をバックル本
体11開口側へ付勢するコイルスプリング16と、タン
グプレート7をロックするラッチ部材17と、ラッチ部
材17のロック状態を保持する補助ロックピン19と、
補助ロックピン19の位置を制御するホルダ部材20
と、ホルダ部材20を付勢するコイルスプリング18
と、タングプレート7のロックを解除する解除ボタン2
1と、解除ボタン21をタングプレート7の抜脱方向に
付勢するコイルスプリング22と、このコイルスプリン
グ22の一端を支持するスプリングホルダー23と、こ
れらの部材を収容するロアカバー24及びアッパーカバ
ー25と、を備えて構成されている。
両側に立設された一対の対向した側壁14B及び14C
とを備えた略コ字状を有している。底面14Aには、ス
ライダ15をタングプレート7の挿脱方向にスライド可
能にするための開口部29が設けられている。この開口
部29のタング挿入方向(図2〜図5の右側方向、以
下、この方向を「右」とする)端部の略中央部には、コ
イルスプリング16の右方向端部を係止する係止凸部2
6が形成されている。また、底面14Aの、開口部29
の左右方向(長手方向)略中央部両側には、開口部29
の開口端面に沿って、ベース部材14の内側に向けて突
出した当接部27B及び27Cが形成されている。この
当接部27B及び27Cは、後に詳述するが、ラッチ部
材17とタングプレート7とが係合した状態で、タング
プレート7がその挿入方向(右側)にさらに移動した際
に、タングプレート7の右側先端(挿入方向先端)に当
接可能となる位置に形成されている。
助ロックピン19の両端を、左右方向に移動可能に支持
する水平方向に長い窓33B及び33Cが開口されてい
る。また、窓33B及び33Cの下方には、後に詳述す
る解除ボタン21のアーム62B及び62Cの内側に形
成された爪63B及び63Cを移動可能に支持する支持
穴34B及び34Cが形成されている。さらにまた、窓
33B及び33Cの右側には、後に詳述するラッチ部材
17の右側端部の両側に形成された支持部46B及び4
6Cが揺動可能に挿入・支持される挿入穴36B及び3
6Cが形成されている。
り、略平板状の上板37と、上板37の下面に設けられ
た断面L字状の下部38との間に形成された凹部39
に、コイルスプリング16の左端を保持する構成となっ
ている。なお、コイルスプリング16の右端は、底面1
4Aの係止凸部26に固定される。また、下部38の左
側には、ラッチ部材17とタングプレート7とが係合
し、スライダ15が右側へ押し込まれた際に、当接部2
7B及び27Cに干渉しないよう当接部27B及び27
Cが収納される溝35B及び35C(図4、図6及び図
7参照)が形成されている。
材14の開口部29に嵌められて、左右方向(タングプ
レート7の抜脱方向)にスライド自在に支持される。そ
して、タングプレート7をバックル本体11に挿入した
際に、タングプレート7の先端に押され、コイルスプリ
ング16の付勢力に逆らって、右方向にスライドされ、
後に詳述するラッチ部材17の両端部下端に設けられた
脚44B及び44Cを押圧してラッチ部材17を反時計
回り(タングプレート7をロックする方向)に回転させ
る。一方、タングプレート7が抜脱された際には、コイ
ルスプリング16の付勢力によって、スライダ15は左
方向に戻される。
ト7がバックル本体11に挿入された際に、タングプレ
ート7のラッチ穴6に挿入されてタングプレート7をロ
ックするラッチ部41が、下方に向けて延出形成されて
いる。ラッチ部材17の右端部には、上方に向けて突出
した当接部43が形成されており、この当接部43の略
中央部には、後に詳述するシャフト47が貫通可能な開
口部49が形成されている。
詳述する補助ロックピン19に当接可能な支持面42が
形成されている。また、ラッチ部材17の右側端部の両
側には、側壁14B及び14Cの挿入穴36B及び36
Cに揺動(回転)自在に支持される支持部46B及び4
6Cが突設されている。すなわち、ラッチ部材17は、
支持部46B及び46Cを支点として揺動し、タングプ
レート7をロックするロック位置あるいはロックを解除
する非ロック位置への移動を行う。また、ラッチ部材1
7の右側端部の両側には、下方に向けて延出された脚4
4B及び44Cが設けられており、この脚44B及び4
4Cには、前述したように、スライダ15が押圧可能で
ある。
の右側端部の略中央部に形成されたシャフト47と、を
備えて構成されている。
り、本体51の右側幅方向両端面には、下方に向けて突
出した爪部58B及び58Cが、それぞれ形成されてい
る。そして、この両爪部58B及び58Cが、ラッチ部
材17の底面に摺動可能に係合するようになっている。
すなわち、ホルダ部材20は、この両爪部58B及び5
8Cによって、ラッチ部材17を抱え込むように配置さ
れている。この本体51は、下方が解放されており、両
側には、後に詳述する補助ロックピン19が移動可能に
挿入される支持穴57B及び57Cが開口されている。
この支持穴57B及び57Cを貫通した補助ロックピン
19の両端部は、窓33B及び33Cに、左右方向に移
動可能に挿入される。
グプレート7が挿入されていない段階では、ホルダ部材
20がコイルスプリング18によって左側に付勢されて
いるため、補助ロックピン19は、支持穴57B及び5
7Cと、窓33B及び33Cの右側端部に位置し、支持
穴57B及び57Cは、窓33B及び33Cに対し、傾
斜した状態、すなわち所定の角度を持って配置されるこ
とになる。
り径が細くなるよう構成されている。シャフト47に
は、コイルスプリング18が挿入され、このシャフト4
7の存在によって、コイルスプリング18は、伸縮する
際に、曲がったり、折れたりすることが防止される。シ
ャフト47の径が小さい部分は、ラッチ部材17の当接
部43に形成された開口部49を進退自在に貫通するこ
とができるようになっている。また、シャフト47の径
の大きい部分は、開口部49の径より大きい径を有して
いる。このように、ホルダ部材20は、シャフト47
が、ラッチ部材17の開口部49を進退可能に貫通し、
爪部58B及び58Cが、ラッチ部材17を抱え込むよ
うに摺動可能にラッチ部材17に係合しているため、ラ
ッチ部材17の移動に応じて、ラッチ部材17上を摺動
することができる。
14B及び14Cに固定され、その略中央部には、コイ
ルスプリング22の右側端部を固定する固定凸部28が
形成されている。
作部61と、操作部61の両側に右方向に向けて水平に
延出されたアーム62B及び62Cを備えている。この
解除ボタン21は、アーム62B及び62Cが、側壁1
4B及び14Cにスライド可能に支持されて、左右方向
に移動する。
央部には、コイルスプリング22を保持する保持部64
が形成されている。この保持部64に保持されたコイル
スプリング22の右端は、スプリングホルダ23の固定
凸部28に固定されているため、解除ボタン21は、コ
イルスプリング22によって、常に左方向に付勢されて
いる。
ト装置の構成要素であるバックル装置1の具体的動作に
ついて説明する。
入されておらず、ラッチ部材17が非ロック位置にある
際は、図2及び図3に示すように、スライダ15は、コ
イルスプリング16の付勢力により左側に置かれてい
る。
グ18により左側斜め上方向に付勢され、ホルダ部材2
0の支持穴57B及び57Cと、側壁14B及び14C
の窓33B及び33Cは、互いにある角度をもって配置
されている。
穴57B及び57Cの右側端、並びに窓33B及び33
Cの右側端に位置している。この時、ラッチ部材17
は、コイルスプリング18の付勢力により、ラッチ部4
1が上方に位置する状態を維持可能となっており、補助
ロックピン19は、ラッチ部材17には接触していな
い。
ックするには、先ず、タングプレート7をバックル本体
11内に挿入させる。この時、タングプレート7の先端
がスライダ15を右側に移動させ、コイルスプリング1
6を押し縮める。スライダ15がラッチ部材17の脚4
4B及び44Cに当接すると、ラッチ部材17は、支持
部46B及び46Cを支点としてロック位置方向(図に
示す反時計方向)に回転し始める。この動作に伴って、
ホルダ部材20は、コイルスプリング18の付勢力によ
って、左側に移動する。また、補助ロックピン19は、
支持穴57B及び57Cの上部面に押されて、側壁14
B及び14Cの窓33B及び33C内を左側に移動し始
める。すなわち、補助ロックピン19は、支持穴57B
及び57Cと、窓33B及び33Cとのカム作用によっ
て前記移動を行う。その後、補助ロックピン19は、ホ
ルダ部材20の支持穴57B及び57Cの左側端、並び
に窓33B及び33Cの左側端に移動し、ラッチ部材1
7はロック位置に移動してタングプレート7をロックす
る。(図8及び図9参照)この右側に移動したスライダ
15は、溝35B及び35Cの存在によって、当接部2
7B及び27Cに干渉することがない。
衝突などによって、衝撃が加えられると、バックルプリ
テンショナ10が作動し、バックル本体11を引き込
む。このバックル本体11の引込が停止した際に、バッ
クル装置1に慣性力が働き、タングプレート7がバック
ル本体11に対し相対的に移動してバックル本体11内
に押し込まれようとするが、タングプレート7の右側先
端が、ベース部材14に形成された当接部27B及び2
7Cに当接するため、タングプレート7がこれ以上、挿
入方向(右側)に挿入されることが阻止される。これに
より、タングプレート7の挿入規制を行うことができ
る。
ス部材14と同様に、金属部材から構成されており、変
形、破損することなく、安定したタングプレート7の挿
入規制を行うことができる。
ト7を抜き取る際には、解除ボタン21を右側に押し込
めば、ホルダ部材20が右側に移動し、このホルダ部材
20を介して補助ロックピン19が押されて右側に移動
する。これと同時に、ラッチ部材17は、コイルスプリ
ング18の付勢力によって、支持部46B及び46Cを
支点として、非ロック位置方向(時計方向)に回転し
て、非ロック位置に移動し、タングプレート7のロック
を解除する。
び27Cをベース部材14の底面14Aからベース部材
14の内側に向けて突出させて形成した場合について説
明したが、これに限らず、バックル装置としての機能に
支障がなく、かつラッチ部材17とタングプレート7が
係合した状態で、このタングプレート7がその挿入方向
にさらに移動した際に、タングプレート7の挿入方向先
端に当接して、タングプレート7の挿入規制を行うこと
が可能であれば、当接部は他の部分に設けてもよい。ま
た、その形状や突出状態等も任意に決定してよい。
1に接続されたバックルプリテンショナ10を備えたシ
ートベルト装置について説明したが、これに限らず、バ
ックルプリテンショナを備えていないシートベルト装置
にも適用可能であることは勿論である。
本発明は、例えば、特公昭63−59681号公報等に
記載されているような、形状の異なるラッチ部材を備え
たバックル装置等にも適用できることは勿論である。
ートベルト装置は、バックル装置において、ラッチ部材
とタングプレートが係合した状態で、当該タングプレー
トがその挿入方向にさらに移動した際に、当該タングプ
レートの挿入方向先端に当接する当接部をベース部材に
設けた構造を有している。このため、バックル装置に大
きな衝撃力や押し荷重等が加えられた場合であっても、
タングプレートがこれ以上挿入方向に移動することが防
止することができる。この結果、バックル装置としての
機能を損なうことなく、かつバックル装置構成部品の変
形や破損が生じることなく、タングプレートの挿入規制
を安定して行うことができる。
置の概要図である。
バックル装置の平面図である。
バックル装置の主要部分を示す平面図である。
本体内に挿入された状態を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 タングプレートと、当該タングプレート
を係脱可能にロックするバックル本体と、を有するバッ
クル装置を備えたシートベルト装置であって、 前記バックル本体は、 前記タングプレートを受容するベース部材と、 前記ベース部材に支持されて、当該ベース部材に挿入さ
れたタングプレートと係合するラッチ部材と、 前記ラッチ部材とタングプレートとの係合状態を保持可
能なブロック部材と、 前記ラッチ部材とタングプレートとの係合状態を解除す
るラッチ解除部材と、 を備え、前記ラッチ部材とタングプレートが係合した状
態で、当該タングプレートがその挿入方向にさらに移動
した際に、当該タングプレートの挿入方向先端に当接す
る当接部を、前記ベース部材に設けたシートベルト装
置。 - 【請求項2】 前記当接部は、前記ベース部材の底面か
ら該ベース部材の内側に向けて突出してなる請求項1記
載のシートベルト装置。 - 【請求項3】 前記バックル本体は、前記ベース部材の
底面に設けられ、かつ前記タングプレートの挿脱によっ
て当該挿脱方向に移動可能なスライダを備え、前記当接
部は、当該スライダと干渉しない位置に設けられてなる
請求項1または請求項2記載のシートベルト装置。 - 【請求項4】 前記スライダは、前記当接部を回避可能
な空間を備えてなる請求項3記載のシートベルト装置。 - 【請求項5】 前記バックル本体に接続されたバックル
プリテンショナをさらに備えた請求項1ないし請求項4
のいずれか一項に記載のシートベルト装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001273848A JP4593847B2 (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | シートベルト装置 |
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JP2001273848A JP4593847B2 (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | シートベルト装置 |
Publications (3)
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JP2003081053A5 JP2003081053A5 (ja) | 2008-06-19 |
JP4593847B2 JP4593847B2 (ja) | 2010-12-08 |
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Family Applications (1)
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