JP2653896B2 - バツクル装置 - Google Patents

バツクル装置

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JP2653896B2
JP2653896B2 JP2103994A JP10399490A JP2653896B2 JP 2653896 B2 JP2653896 B2 JP 2653896B2 JP 2103994 A JP2103994 A JP 2103994A JP 10399490 A JP10399490 A JP 10399490A JP 2653896 B2 JP2653896 B2 JP 2653896B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシートベルト装置に用いられてタングプレー
トが挿入係合されるバツクル装置に関する。
[従来の技術] シートベルト装置に用いられるバツクル装置の中に
は、レリーズボタンでロツク部材をロツク状態に保持す
るとともに、このレリーズボタンをタングプレートの抜
差方向に摺動可能に配設し、レリーズボタンを押圧操作
することによって、タングプレートのロツク状態が解除
される、所謂直接ロツク機構のバツクル装置が知られて
いる。
しかしながらこのバツクル装置においては、レリーズ
ボタンの操作方向に慣性力が作用した場合には、レリー
ズボタンがこの慣性力で移動し、タングプレートのロツ
ク状態が解除される恐れがある。
また、シートベルト装置に用いられるバツクル装置の
中には、ロツク部材をピン等のロツク補助部材によりロ
ツク状態に保持するとともに、レリーズボタンを押圧操
作した場合に、このロツク補助部材が移動しタングプレ
ートのロツク状態を解除する、所謂間接ロツク機構のバ
ツクル装置が知られている。
しかしながらこのバツクル装置においても、レリーズ
ボタンの操作方向に慣性力が作用し、レリーズボタンが
この慣性力で移動した場合には、タングプレートのロツ
ク状態が解除される恐れがある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記事実を考慮し、ロツク解除手段のロツク
解除方向に慣性力が作用した場合にもタングプレートの
ロツク状態を保持することができるバツクル装置を得る
ことが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る請求項(1)記載のバツクル装置では、
シートベルト装置に用いられてタングプレートが挿入係
合されるバツクル装置であって、前記タングプレートと
係合し前記タングプレートをロツク状態に保持するロツ
ク部材と、乗員の操作により前記ロツク部材のロツク状
態を解除するロツク解除手段と、前記ロツク部材をタン
グプレート係合状態に保持する保持位置へ移動可能とさ
れ前記ロツク解除手段のロツク解除方向へ慣性力が作用
した場合に前記保持位置へ移動する非常ロツク手段と、
を有することを特徴としている。
また、本発明に係る請求項(2)記載にバツクル装置
では、前記ロツク部材と前記ロツク解除手段とを連動す
る解除力伝達手段を有することを特徴としている。
また、本発明に係る請求項(3)記載にバツクル装置
では、前記ロツク部材をタングプレート係合状態に保持
するロツク位置及び前記ロツク部材をタングプレート係
合状態から解離可能とするレリーズ位置に移動可能に設
けられたロツク補助部材を有することを特徴としてい
る。
[作用] 上記請求項(1)記載の構成によれば、ロツク部材が
タングプレートをロツク状態に保持している状態で、ロ
ツク解除手段のロツク解除方向へ慣性力が作用した場合
には、非常ロツク手段が保持位置へ移動し、ロツク部材
をタングプレート係合状態に保持する。従って、ロツク
解除手段のロツク解除方向に慣性力が作用した場合にも
タングプレートのロツク状態を保持することができる。
一方、乗員によりロツク解除手段が操作された場合に
は、ロツク部材のロツク状態が解除され、タングプレー
トが取外し可能となる。
なお、前記非常ロツク手段はロツク解除手段のロツク
解除方向に慣性力が作用した場合に、タングプレートの
ロツク状態を保持する保持位置へ移動すればよく、バツ
クル装置のどの部分に配置してもよい。
また、上記請求項(2)記載の構成によれば、ロツク
部材がタングプレートをロツク状態に保持している状態
で、ロツク解除手段のロツク解除方向へ慣性力が作用し
た場合には、非常ロツク手段がロツク部材又は解除力伝
達手段の少なくとも一方をタングプレート係合状態に保
持する。従って、ロツク解除手段のロツク解除方向に慣
性力が作用した場合にもタングプレートのロツク状態を
保持することができる。
一方、乗員によりロツク解除手段が操作された場合に
は、解除力伝達手段を介してロツク部材のロツク状態が
解除され、タングプレートが取外し可能となる。
また、上記請求項(3)記載の構成によれば、ロツク
補助部材によりロツク部材がロツク位置にある状態で、
ロツク解除手段のロツク解除方向へ慣性力が作用した場
合には、非常ロツク手段がロツク補助部材に代わってロ
ツク部材をタングプレート係合状態に保持する。従っ
て、ロツク解除手段のロツク解除方向に慣性力が作用し
た場合にもタングプレートのロツク状態を保持すること
ができる。
一方、乗員によりロツク解除手段が操作された場合に
は、ロツク補助部材がレリーズ位置に移動することによ
って、ロツク部材のロツク状態が解除され、タングプレ
ートが取外し可能となる。
[実施例] 本発明の第1実施例を第1図及び第2図に従って説明
する。
第1図に示される如く、バツクル装置10では、アツパ
カバー14とロアカバー16との間にバツクル本体17が配置
されている。このバツクル本体17には、アツパカバー14
方向へ向けて側板17Aが立設されている。この側板17Aの
中央部には、ピン18によって解除力伝達手段としてのレ
バー19が第1図の時計方向(第1図の矢印C方向)及び
第1図の反時計方向(第1図の矢印D方向)へ揺動可能
に軸支されている。
このレバー19はL字状に屈曲されおり、中央屈曲部が
ピン18に軸支されいる。レバー19の一方の端部19Aに
は、アツパカバー14方向へ向けて凸部が立設されてい
る。この凸部には、ロツク部材としてのロツクプレート
22の一方の端部22Aがアツパカバー14方向から係合され
ている。このロツクプレート22は、バツクル本体17の側
板17Aに穿設された穴17Bに係合されており、第1図の矢
印C方向及び第1図の矢印D方向へ揺動可能とされてい
る。
またロツクプレート22の中央部のロアカバー16側の面
には、爪22Cが突出されており、この爪部22Cは、タング
プレート12の係合孔26に係合されいる。
従って、レバー19が第1図の矢印C方向へ揺動された
場合には、ロツクプレート22が第1図の矢印D方向へ揺
動し、ロツクプレート22の爪22Cがタングプレート12の
係合孔26から解除されるようになっている。
一方、レバー19の他方の端部19Bには第1図の右方向
(第1図の矢印A方向)からロツク解除手段としてのレ
リーズボタン28の側面の第1図右側端部に形成された凸
部28Aが当接している。このレリーズボタン28は第1図
の矢印A方向及び第1図の左方向(第1図の矢印B方
向)へ摺動可能とされている。またレリーズボタン28の
第1図における右側端部28Cとアツパカバー14の内壁14A
との間には、コイルスプリング30が挿入されており、レ
リーズボタン28を第1図の矢印B方向へ付勢している。
従って、レリーズボタン28が、コイルスプリング30の付
勢力に抗して第1図の矢印A方向へ押圧操作された場合
には、レバー19が第1図の矢印C方向へ揺動するように
なっている。またレリーズボタン28はレバー19の端部19
Bがレリーズボタン28の凸部28Aの第1図における右側に
平行に形成された凸部28Bに当接することによって、第
1図の実線の位置に保持されるようになっている。
レリーズボタン28の端部28Cのロアカバー16側には、
ロツクプレート22の端部22Aと対向する位置に凸部32が
形成されており、この凸部32によって、ロツクプレート
22が第1図矢印D方向へ揺動し、ロツクプレート22の爪
22Cがタングプレート12の係合孔26から外れるのを防止
している。またレリーズボタン28が第1図の矢印A方向
へ摺動し、第1図の仮想線の状態となった場合には、ロ
ツクプレート22が第1図矢印D方向へ揺動可能となるよ
うになっている。
レリーズボタン28の内部には、第1図の矢印A方向に
沿って空洞34が形成されている。この空洞34内には、ブ
ロツク36が空洞34に沿って摺動可能に配置されている。
このブロツク36と空洞34の第1図の左右側面34A、34Bと
の間には、それぞれコイルスプリング38、39が挿入され
ており、ブロツク36を空洞34の略中央に保持している。
従って、第1図の矢印A方向又は矢印B方向への急激な
加速度がレリーズボタン28又はブロツク34の少なくとも
一方に作用した場合には、レリーズボタン28に対してブ
ロツク36が空洞34内を第1図の矢印A方向又は矢印B方
向に摺動するようになっている。
レリーズボタン28の第1図の手前側面には、非常ロツ
ク手段の一部としての爪40の一方の端部40Aがピン42に
よって軸支されている。この爪40の他方の端部40Bはア
ツパカバー14近傍まで延設されており、アツパカバー14
に形成された鋸歯状の係合部14Bに係合可能な状態に配
置されている。また爪40には切欠40Cが形成されてお
り、この切欠40Cには、ブロツク36に立設されたピン44
が係合されている。従って、レリーズボタン28に対して
ブロツク36が第1図の矢印B方向へ摺動した場合には、
爪40が第1図の矢印D方向へ揺動し、爪40の端部40Bが
係合部14Bに係合するようになっている。
また、爪40には、非常ロツク手段の他の一部としての
爪46の一方の端部46Aが当接している。この爪46は、中
央部においてピン48によってレリーズボタン28に、第1
図の時計回転方向(第1図の矢印C方向)及び反時計回
転方向(第1図の矢印D方向)へ揺動可能に軸支されて
いる。爪46とレリーズボタン28には、両端部がそれぞれ
爪46とレリーズボタン28に係合されたコイルスプリング
50が連結されており、コイルスプリング50の付勢力に抗
して、爪46が第1図の反時計回転方向へ揺動した場合に
は、爪46の他方の端部46Bがアツパカバー14の係合部14B
に係合するようになっている。
従って、レリーズボタン28に対してブロツク36が第1
図の矢印A方向へ移動した場合には、爪40が第1図の時
計回転方向へ揺動し、爪46が第1図の反時計回転方向へ
揺動して、爪46の端部46Bが係合部14Bに係合するように
なっている。
なお、第1図及び第2図における符号72は、イジエク
タを示しており、符号68はイジエクタ72を第1図矢印B
方向へ付勢するコイルスプリングを示している。
次に本実施例の作用を説明する。
乗員の操作によりレリーズボタン28が第1図矢印A方
向へ摺動された場合には、ブロツク36はレリーズボタン
28と一体的に第1図の矢印A方向へ移動する。従って、
爪40及び爪46はそれぞれ、アツパカバー14の係合部14B
に係合せず(第1図の実線の状態)、レリーズボタン28
は第1図の矢印A方向へ摺動する。これにより、レバー
19は第1図の矢印C方向へ揺動され、ロツクプレート22
が第1図の矢印D方向へ揺動し、爪22Cがタングプレー
ト12の係合孔26から外れる。
一方、第1図の矢印A方向の急激な加速度がレリーズ
ボタン28とブロツク36とに同時に作用した場合には、レ
リーズボタン28に対してブロツク36が第1図の矢印A方
向へ移動し、爪40が第1図の矢印C方向へ揺動し、爪46
が第1図の矢印D方向へ揺動して爪46の端部46Bが係合
部14Bに係合する。このため、レリーズボタン28の第1
図の矢印A方向の摺動が阻止されタングプレート12のロ
ツク状態を保持することができる。
また、第1図の矢印B方向の急激な加速度が作用した
場合には、レリーズボタン28はレバー19に抑止され、ブ
ロツク36だけが矢印B方向に移動して爪40が矢印D方向
に揺動し、爪40が係合部14Bに係合する。
なお、上記実施例においては、爪46の一方の端部46A
を爪40に当接させたが、これに代えて第3図に示される
如く、爪52の一方の端部に設けられた孔52Aをブロツク3
6に立設されたピン44に係合させ、ブロツク36がレリー
ズボタン28に対して第2図の矢印A方向へ摺動した場合
に、爪52が第2図の矢印D方向へ揺動し、アツパカバー
14の係合部14Bに係合するようにしてもよい。
本発明の第2実施例を第4A図、第4B図及び第4C図に従
って説明する。
第4A図及び第4C図に示される如く、バツクル装置54で
は、アツパカバー56とロアカバー58との間にバツクル本
体60が配置されている。このバツクル本体60の第4A図に
おける紙面手前側端部及び紙面奥側端部には、第4A図の
左右側方向(第4A図の矢印B方向及び矢印A方向)に沿
ってそれぞれ側壁60A、60Bが立設されている。
またバツクル本体60の第4A図の右側下端部には、第4B
図に示される如く、切欠61が形成されており、この切欠
61にロツク手段としてのロツクプレート62が第4A図の時
計方向(第4A図の矢印C方向)及び第4A図の反時計方向
(第4A図の矢印D方向)へ揺動可能に係合されている。
第4C図に示される如く、このロツクプレート62はコ字
状の板材により構成されており、一方の脚部62Aはバツ
クル本体60に穿設されたガイド孔73をアツパカバー56か
らロアカバー58方向へ向けて貫通している。またこの脚
部62Aの先端部の第4A図の左側面には、凸部66が立設さ
れており、この凸部66にはコイルスプリング68の一方の
端部68Aが係合されている。このコイルスプリング68の
他方の端部68Bは、コイルスプリング68の第4A図の矢印
B方向側に配置されたイジエクタ72の第4A図の右側面に
立設された凸部72Aに係合されている。このイジエクタ7
2はバツクル本体60に穿設されたガイド孔73に沿って第4
A図の矢印A方向及び矢印B方向へ摺動可能とされてい
る。
従って、タングプレート70によってイジエクタ72が第
4A図の矢印A方向へ押圧操作された場合には、コイルス
プリング68の付勢力によりロツクプレート62が第4A図の
矢印D方向へ付勢されるようになっている。
ロツクプレート62の他方の脚部62Bはタングプレート7
0のガイド孔73をアツパカバー56からロアカバー58方向
へ向けて貫通している。この脚部62Bの上端部の両側に
は第4A図の左側へ向けて延設部62C、62Dが形成されてい
る。この延設部62C、62Dの先端部は第4A図の上側方向へ
屈曲されており、ロツク解除手段としてのレリーズボタ
ン76の第4A図の右側端部の傾斜面76Aと当接している。
従って、レリーズボタン76が第4A図の矢印A方向へ摺
動された場合には、延設部62C、62Dの先端部がレリーズ
ボタン76の傾斜面76A上を摺動し、ロツクプレート62が
第4A図の矢印C方向へ揺動し、タングプレート70のロツ
クが解除されるようになっている。
ロツクプレート62の基部62Eには、第4A図の矢印A方
向に沿った貫通孔78が形成されており、この貫通孔78に
は、ロツクバーホルダー80が第4A図の矢印A方向及び矢
印B方向へ摺動可能に挿入されている。このロツクバー
ホルダー80と、貫通孔78の第4A図の左右方向両端部78
A、78Bとのそれぞれの間には、コイルスプリング82、84
がそれぞれ挿入されており、ロツクバーホルダー80を貫
通孔78の略中央部に保持している。
ロツクバーホルダー80には、第4A図の紙面手前側から
紙面奥側は向けて、ロツクバー86が貫通されている。こ
のロツクバー86の長手方向両端部86A、86Bはそれぞれ、
バツクル本体60の両側壁60A、60Bに形成された切欠88を
貫通している。この切欠88は、第4A図の左右方向へ向け
て広幅とされており、ロツクバー86の長手方向両端部86
A、86Bは切欠88に沿って第4A図の矢印A方向及び矢印B
方向へ摺動可能とされている。また切欠88は第4A図の上
側が開口部88Aとされており、この開口部88Aは切欠88の
中央部に略ロツクバー86の大きさに形成されている。
従って、ロツクバー86が切欠88の中央部に位置してい
る場合には、ロツクプレート62が第4A図の矢印C方向へ
揺動可能となり、ロツクバー86が切欠88の中央部から第
4A図の矢印A方向及び矢印B方向へ移動した場合には、
ロツクバー86がバツクル本体60の両側壁60A、60Bに当接
し、ロツクプレート62は第4A図の矢印C方向へ揺動不可
能とされるようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
乗員の操作によりレリーズボタン76が第4A図矢印A方
向へ摺動された場合には、ロツクバー86は切欠88の中央
部に位置しているため、レリーズボタン76により、ロツ
クプレート62が第4A図の矢印C方向へ揺動される。この
ため、ロツクプレート62の脚部62Bがタングプレート70
の係合孔74から外れる。
一方、第4A図の矢印A方向に急激な加速度が作用した
場合には、レリーズボタン76に対してロツクバー86が先
に第4A図の矢印A方向へ移動し、ロツクバー86の両端部
86A、86Bがバツクル本体60の両側壁60A、60Bに当接す
る。このため、ロツクプレート62が第4A図の矢印C方向
へ揺動不可能とされるため、レリーズボタン76が第4A図
の矢印A方向へ移動しても、タングプレート70のロツク
状態を保持することがでる。
本発明の第3実施例を第5図〜第7図に従って説明す
る。
第5図に示される如く、バツクル装置110では、アツ
パカバー114とロアカバー116との間にバツクル本体118
が配置されている。このバツクル本体118には、第7図
に示される如く、平板部122の幅方向両側に一対の脚板
部124が屈曲形成されており、これらの一対の脚板部124
間へアツパカバー114とロアカバー116との間に形成され
た開口125を通して、タングプレート112が挿入されるよ
うになっている。
このバツクル本体118の一対の脚板部124間には、第5
図に示される如くイジエクタ126及びロツクプレート128
が設けられている。
イジエクタ126はバツクル本体118の平板部122に形成
された案内孔130に挿入配置され、タングプレート挿入
抜出方向(第5図、第6図の矢印A、B方向)へ移動可
能とされている。このイジエクタ126には、タングプレ
ート挿入方向(第4図、第5図の矢印A方向)側の端部
に一端がバツクル本体118に係止されるコイルスプリン
グ132(第7図に図示)の他端が嵌合され、このコイル
スプリング132によってタングプレート抜出方向(第5
図、第6図の矢印B方向)へ付勢されている。
このイジエクタ126には、タングプレート112の挿入時
にタングプレート112の先端部が当接されるようになっ
ており、タングプレート112は第5図に示されるタング
プレート抜出状態からイジエクタ126をタングプレート
挿入方向(第5図の矢印A方向)へ移動しながら第6図
に示される如く挿入されるようになっている。
ロツクプレート128はタングプレート挿入抜出方向
(第5図、第6図の矢印A、B方向)に、長手方向とさ
れ、タングプレート挿入方向(第5図、第6図の矢印A
方向)側の端部に先端が下方へ略直角に折れ曲るような
コ字状部134が形成されている。このコ字状部134は先端
部がタングプレート112の係合孔136への係合部138とさ
れており、この係合部138が先端からタングプレート112
の係合孔136へ第6図に示される如く嵌入されてタング
プレート112と係合されるようになっている。このロツ
クプレート128のコ字状部134と反対側のタングプレート
抜出方向(第5図、第6図の矢印B方向)側の端部に
は、上方への立上部140が形成されている。
第7図に示される如く、立上部140はロツクプレート
幅方向へ広幅とされており、ロツクプレート128はバツ
クル本体118の一対の脚板部124へ立上部140のロツクプ
レート幅方向両端部が支持されて脚板部124間に掛け渡
されている。脚板部124にはタングプレート挿入方向
(第5図、第6図の矢印A方向)側の端部に略三角形状
の切欠142が形成され、ロツクプレート128はこの切欠14
2内へ立上部140のロツクプレート幅方向両端部が挿入さ
れて切欠142の頂部142Aを中心にタングプレート係合解
離方向(第5図、第6図の矢印C、D方向)へ揺動可能
とされている。
また、切欠142の頂部142Aはロツクプレート128の立上
部140の肉厚より大きくなっており、ロツクプレート128
は矢印A方向又は矢印B方向へ、若干量移動するように
なっている。
このロツクプレート128はタングプレート抜出状態で
第5図に示される如く係合部138の先端がイジエクタ126
の上面に当接されてタングプレート解離方向(第5図の
矢印C方向)へ揺動された状態とされる。
このロツクプレート128は第7図に示される如くコ字
状部134と立上部140との間の長手方向中間部に下方への
折曲部144が形成され、第5図に示されるタングプレー
ト抜出状態からこの折曲部144をタングプレート挿入方
向(第5図の矢印A方向)へ押圧された時にタングプレ
ート係合方向(第5図の矢印D方向)へ揺動されるよう
になっている。この折曲部144はイジエクタ126の上面に
一体に設けられたブロツク146のタングプレート挿入方
向(第5図、第6図の矢印A方向)側の端部と対応さ
れ、イジエクタ126は第5図に示されるタングプレート
抜出状態からタングプレート112が挿入された時に折曲
部144をタングプレート挿入方向(第5図矢印のA方
向)へ押圧してロツクプレート128をタングプレート係
合方向(第5図の矢印D方向)へ揺動させつつ第6図に
示される如くタングプレート挿入方向へ移動されるよう
になっている。ロツクプレート128はこの時の揺動によ
り係合部138の先端が第6図に示される如くタングプレ
ート112の係合孔136へ嵌入されてタングプレート112と
係合されるようになっている。
このロツクプレート128には、立上部140に係止されて
スプリングホルダ148が取り付けられている。このスプ
リングホルダ148には12個のコイルスプリング150、152
(第7図に図示)の一端が嵌合される。これらの2個の
コイルスプリング150、152(第7図に図示)の他端はそ
れぞれスプリングホルダ148よりもタングプレート抜出
方向(第5図、第6図の矢印B方向)寄りで、レリーズ
ボタン154、ロツクピンホルダ156に嵌合され、レリーズ
ボタン154、ロツクピンホルダ156はそれぞれコイルスプ
リング150、152によってタングプレート抜出力方向(第
5図、第6図の矢印B方向)に付勢されている。
レリーズボタン154はロツクピンホルダ156よりもタン
グプレート抜出方向(第5図、第6図の矢印B方向)寄
りにタングプレート挿入抜出方向(第5図、第6図の矢
印A、B方向)へ移動可能に設けられ、コイルスプリン
グ150(第7図に図示)の付勢力に抗してタングプレー
ト挿入方向(第5図、第6図の矢印A方向)へ移動可能
とされている。このレリーズボタン154のタングプレー
ト挿入方向(第5図、第6図の矢印A方向)側の端部に
は、ブロツク158がタングプレート挿入方向(第5図、
第6図の矢印A方向)へ突設されている。ブロツク158
はロツクピンホルダ156の上端部に設けられた矩形孔160
(第7図に図示)を軸方向へ移動可能に貫通されてロツ
クプレート128の立上部140の上端部に対応されている。
このブロツク158は第6図に示されるタングプレート係
合状態からレリーズボタン154がコイルスプリング150
(第7図に図示)の付勢力に抗してタングプレート挿入
方向(第6図の矢印A方向)へ移動された時にこの移動
の途中でロツクプレート128の立上部140の上端部に当接
され、ロツクプレート128の立上部140を押圧してロツク
プレート128をタングプレート解離方向(第6図の矢印
C方向)へ揺動させつつタングプレート挿入方向へ移動
されるようになっている。ロツクプレート128はこの時
の揺動により第6図に示されるタングプレート係合状態
から係合部138をタングプレート112の係合孔136から抜
き出されるようになっている。
ロツクピンホルダ156はコイルスプリング152(第7図
に図示)に付勢されており、タングプレート係合状態で
バツクル本体118の脚板部124の外側で、第6図に示され
る如くレリーズボタン154との間にロツク補助部材であ
るロツクピン162を挟持するようにされている。ロツク
ピン162はバツクル本体118の脚板部124に設けられた軸
受孔164に軸方向両端部を嵌入されてバツクル本体118に
支持されている。軸受孔164はタングプレート挿入抜出
方向(第5図、第6図の矢印A、B方向)に長手方向と
された長孔とされてロツクピン162をタングプレート挿
入抜出方向に移動可能に支持している。
このロツクピン162はロツクプレート128に設けられた
位置決め板部166と対応されている。位置決め板部166は
第7図に示される如くコ字状部134の係合部138と略直角
な中間部からロツクプレート幅方向へ延出され、タング
プレート係合状態では第6図に示される如く上面にロツ
クピン162が対応され、タングプレート抜出状態では第
5図に示される如くタングプレート挿入方向(第5図の
矢印A方向)側の周縁部端面にロツクピン162が対応さ
れるようになっている。詳しく説明すると、ロツクピン
162はタングプレート係合状態では、第6図に示される
如くロツクピンホルダ156とレリーズボタン154との間に
挟持されて位置決め板部166の上面に対応される。ロツ
クピン162が位置決め板部166の上面に対応された状態
(ロツク位置)ではロツクプレート128がロツクピン162
によってタングプレート解離方向(第6図の矢印C方
向)への揺動を阻止される。このタングプレート係合状
態からロツクピン162がタングプレート挿入方向(第6
図の矢印A方向)へ移動されて位置決め板部166のタン
グプレート挿入方向側の周縁部端面よりもタングプレー
ト挿入方向側(レリーズ位置)に位置された時にはロツ
クプレート128がタングプレート解離方向(第6図の矢
印C方向)へ揺動可能とされる。
またロアカバー116の底部116Aには、係合補助手段と
しての突出部168が立設されており、この突出部168の先
端部は、タングプレート112の挿入方向(矢印B方向)
へ向けて直角に屈曲され係止爪168Aとされている。
一方、ロツクプレート128の係合部138の先端部には係
止穴170が穿設されており、慣性力等により、ロツクプ
レート128が矢印A方向へ移動した場合には、この係止
穴170にロアカバー116の突出部168の係止爪168Aが嵌入
し係合するようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
第5図に示されているのは、バツクル装置110にタン
グプレート112が係合されていない状態である。この状
態のバツクル装置110へタングプレート112が挿入される
と、タングプレート112の先端がイジエクタ126に当接し
てイジエクタ126をコイルスプリング132の付勢力に抗し
てタングプレート挿入方向(第5図の矢印A方向)へ押
圧する。タングプレート112はイジエクタ126をタングプ
レート挿入方向(第1図の矢印A方向)へ移動させつつ
タングプレート挿入方向へ移動される。
イジエクタ126はこの移動の途中でロツクプレート128
の折曲部144に当接してロツクプレート128の折曲部144
をタングプレート挿入方向(第5図の矢印A方向)へ押
圧する。イジエクタ126はロツクプレート128をタングプ
レート係合方向(第5図の矢印D方向)へ揺動しつつタ
ングプレート挿入方向(第5図の矢印A方向)へ移動さ
れ、タングプレート112はタングプレート挿入方向への
移動時に係合孔136内へロツクプレート128の係合部138
が嵌入される。
この際、ロツクプレート128の揺動によってロツクピ
ン162はタングプレート抜出方向(第5図の矢印B方
向)へ移動可能とされて、ロツクピンホルダ156を介し
てコイルスプリング152に付勢されてタングプレート抜
出方向へ移動される。このため、ロツクプレート128の
係合部138がタングプレート112の係合孔136に嵌入した
状態では、ロツクピンホルダ156とレリーズボタン154と
の間に挟持されて位置決め板部166の上面(ロツク位
置)に対応される。この状態が第6図に示されるタング
プレート係合状態である。
従って、第6図に示されるタングプレート係合状態で
は、ロツクピン162によってロツクプレート128のタング
プレート解離方向(第6図の矢印C方向)への揺動が阻
止されてロツクプレート128の係合部138がタングプレー
ト112の係合孔136から抜け出すことがなく、タングプレ
ート112がバツクル装置110から不用意に外れることがな
い。
また、第6図に示されるタングプレート係合状態で矢
印A方向へ慣性力が作用した場合には、ロツクピン162
はコイルスプリング152の付勢力に抗して矢印A方向
(レリーズ位置方向)へ移動される。この場合ロツクプ
レート128も慣性力により矢印A方向移動されるため、
ロツクプレート128の係合部138に穿設された係止穴170
にロアカバー116に立設された突出部168の係止爪168が
嵌入され係合する。このため、ロツクプレート128はタ
ングプレート係合状態に保持され、慣性力によってロツ
クプレート128とタングプレート112との係合状態が解除
されることはない。
一方、ロツクピン162は矢印B方向、矢印C方向及び
矢印D方向には移動不可能な構成となっており、ロツク
ピン162の軸線方向についても、移動不可能な構成とな
っている。従って、本実施例のバツクル装置においては
どの方向の慣性力が作用した場合にも、ロツクプレート
128をタングプレート係合状態に保持することができ
る。
タングプレート112をバツクル装置110から解離する場
合には、第6図の状態から乗員によってレリーズボタン
154がコイルスプリング150の付勢力に抗してタングプレ
ート挿入方向(第6図の矢印A方向)へ移動される。レ
リーズボタン154はロツクピン162をロツクピンホルダ15
6との間に挟持した状態でロツクピン162及びロツクピン
ホルダ156をコイルスプリング152(第7図に図示)の付
勢力に抗してタングプレート挿入方向(第6図の矢印A
方向)へ移動させつつタングプレート挿入方向へ移動さ
れる。
この移動によりロツクピン162がロツクプレート128の
位置決め板部166よりもタングプレート挿入方向(第6
図の矢印A方向)寄りに位置された後にレリーズボタン
154のブロツク158がロツクプレート128の立上部140の上
端部に当接され、レリーズボタン154はロツクプレート1
28の立上部140をタングプレート挿入方向へ押圧してロ
ツクプレート128をタングプレート解離方向(第6図の
矢印C方向)へ揺動させつつさらにタングプレート挿入
方向へ移動される。
ロツクプレート128はこの時の揺動により係合部138が
タングプレート112の係合孔136から抜け出される。これ
と同時にイジエクタ126がコイルスプリング132に付勢さ
れてタングプレート抜出方向(第6図の矢印B方向)へ
移動し、このイジエクタ126に押圧されてタングプレー
ト112がバツクル装置110から外側へ弾き出され、第5図
の状態に戻る。
次に、本発明の第4実施例を第8図及び第9図に従っ
て説明する。
なお、第3実施例と同一部材に付いては、同一符号を
付して説明を省略する。
第8図及び第9図に示される如く、ロツクプレート12
8のコ字状部134と折曲部144の間には、それぞれロツク
プレート幅方向へ非常ロツク手段の一部としての係止突
起172が形成されている。この係止突起172と対応するバ
ツクル本体118の脚板部124の位置の矢印A方向側には、
それぞれ非常ロツク手段の他の一部としての係止突起17
4が形成されており、ロツクプレート128が慣性力等によ
り、矢印A方向へ移動した場合に、ロツクプレート128
の係止突起172がバツクル本体118の係止突起174の矢印
D方向側に進入し、ロツクプレート128をタングプレー
ト係合状態に保持するようになっている。
従って、この第4実施例においても第3実施例と同一
の効果が得られる。
次に、本発明の第5実施例を第10図及び第11図に従っ
て説明する。
なお、第3実施例と同一部材に付いては、同一符号を
付して説明を省略する。
第10図及び第11図に示される如く、バツクル本体118
の軸受孔164には、ロツクピン162の矢印B方向側に非常
にロツク手段としての補助ロツクピン176が平行配置さ
れており、補助ロツクピン176の軸方向両端部は軸受孔1
64に嵌入され軸受孔164の第10図上側内周面に当接して
いる。この補助ロツクピン176の軸径はロツクピン162の
軸径より若干量(第10図の寸法E)短くなっている。ま
た、この補助ロツクピン176の両端部近傍には、コイル
スプリング178の一方の端部がそれぞれ固着されてお
り、このコイルスプリング178の他方の端部はそれぞれ
バツクル本体118の脚板部124に軸方向両端部が固着され
たシヤフト180に係止されている。
従って、矢印A方向へ慣性力が作用した場合には、補
助ロツクピン176がコイルスプリング178の付勢力に抗し
て、ロツクプレート128のコ字状部134の矢印C方向側、
すなわちロツクピン162のロツク位置へ移動する。この
ためロツクプレート128はロツクピン162に代わって補助
ロツクピン176によってタングプレート係合状態に保持
される。このため、慣性力によってロツクプレート128
とタングプレート112との係合状態が解除されることは
ない。
さらに、コイルスプリング178の弾性係数は小さく設
定されている。また、補助ロツクピン176の軸径がロツ
クピン162の軸径より短く、ロツクピン162がロツク位置
にある場合には、補助ロツクピン176とロツクプレート1
28のコ字状部134との間には、隙間Eが形成される。こ
のため、矢印A方向へ慣性力が作用した場合に、補助ロ
ツクピン176はロツクピン162の移動より早く、ロツク位
置へ移動することができる。
次に、本発明の第6実施例を第12図及び第13図に従っ
て説明する。
なお、第3実施例と同一部材に付いては、同一符号を
付して説明を省略する。
第12図及び第13図に示される如く、バツクル本体118
の軸受孔164は、矢印B方向側端部が第12図上側へ若干
量(第12図の寸法F)平行移動し段部164Aとされてい
る。この段部164Aには、ロツクピン162の矢印B方向側
に非常ロツク手段としての補助ロツクピン182が平行配
置されており、この補助ロツクピン182の軸方向両端部
は軸受孔164に嵌入され、軸受孔164の段部164Aの内周面
に当接している。またこの補助ロツクピン182の軸径は
ロツクピン162の軸径と同一とされている。
補助ロツクピン182の軸方向両端部近傍には、コイル
スプリング184の一方の端部がそれぞれ固着されてお
り、このコイルスプリング184の他方の端部はそれぞれ
バツクル本体118の脚板部124に軸方向両端部が固着され
たシヤフト186に係止されている。
従って、矢印A方向へ慣性力が作用した場合には、補
助ロツクピン182がコイルスプリング184の付勢力に抗し
てロツクプレート128のコ字状部134の矢印C方向側、す
なわちロツク位置へ移動する。このためロツクプレート
128はロツクピン162に代わって補助ロツクピン182によ
ってタングプレート係合状態に保持される。このため、
慣性力によってロツクプレート128とタングプレート112
との係合状態が解除されることはない。
さらに、コイルスプリング184の弾性係数は小さく設
定されている。また、軸受孔164の段部164Aは、軸受孔1
64のロツクピン162の当接部より第12図の上側へ寸法F
ずれているため、ロツクピン162がロツク位置にある場
合には、補助ロツクピン182とロツクプレート128のコ字
状部134との間には、隙間Fが形成される。このため、
矢印A方向へ慣性力が作用した場合には、補助ロツクピ
ン182はロツクピン162の移動より早く、ロツク位置へ移
動することができる。
次に、本発明の第7実施例を第14図及び第15図に従っ
て説明する。
なお、第3実施例と同一部材に付いては、同一符号を
付して説明を省略する。
第14図及び第15図に示される如く、ロツクプレート12
8の矢印B方向側には、非常ロツク手段としてのサブロ
ツクプレート188が配置されている。このサブロツクプ
レート188はL字状に屈曲された板材からなり、一方の
屈曲片の先端部からは、突起部188Aがそれぞれ幅方向へ
延設されている。これらの突起部188Aはそれぞれバツク
ル本体118の脚板部124に穿設された貫通孔191に嵌入さ
れており、サブロツクプレート188は突起部188Aを回転
中心として、矢印A方向及び矢印B方向へ揺動可能とな
っている。
サブロツクプレート188の屈曲線上中央部には、貫通
孔192が第14図の上下方向へ穿設されており、この貫通
孔192には、線スプリング194の中央屈曲部194Aが挿入さ
れている。この線スプリング194の両端部194BはL字状
に屈曲され、それぞれバツクル本体118の脚板部124に穿
設された貫通孔196に係合されている。
またサブロツクプレート188の他方の屈曲片188Bは矢
印A方向へ向いており、サブロツクプレート188が矢印
A方向へ揺動した場合には、屈曲片188Bの先端部がロツ
クプレート1128のコ字状部134の矢印C方向側に位置す
るようになっている。
従って、矢印A方向へ慣性力が作用した場合には、サ
ブロツクプレート188が線スプリング194の付勢力に抗し
て矢印A方向へ揺動し、屈曲片188Bがロツクピン126の
ロツク位置へ移動する。このためロツクプレート128は
ロツクピン162に代わって、サブロツクプレート188によ
ってタングプレート係合状態に保持される。このため、
慣性力によってロツクプレート128とタングプレート112
との係合状態が解除されることはない。
さらに、線スプリング194の弾性係数は小さく設定さ
れている。またサブロツクプレート188の屈曲片188B
は、ロツクピン162とロツクプレート128のコ字状部134
との当接面より第14図上側へ若干量ずれている。このた
め、ロツクピン162がロツク位置にある場合には、サブ
ロツクプレート188の屈曲片188Bとロツクプレート128の
コ字状部134との間には、隙間が形成される。
従って、矢印A方向へ慣性力が作用した場合には、サ
ブロツクプレート188の屈曲片188Bはロツクピン162の移
動より早く、ロツクピン162のロツク位置へ移動するこ
とができる。
次に、本発明の第8実施例を第16図〜第18図に従って
説明する。
第18図に示される如く、バツクル装置220の主要部は
バツクルボデー222へ収容されている。バツクルボデー2
22は所定の強度を有する板材を加工して形成され、一端
には接続部226が形成されている。接続部226には開口22
8が形成され、この開口228へプロテクタ230を介してス
トラップ232(第16図参照)の一端が連結される。スト
ラップ232の他端のアンカプレート等を介して車体に固
定される構成となっている。
バツクルボデー222には、接続部226と連続する基底と
なる基板部234に、開口236が形成されている。またバツ
クルボデー222には、基板部234の両側から互いに平行に
立上った脚板部240、240の中間部上側に略矩形状の切欠
242、242が形勢されている。また脚板部240、240の前方
側には前記切欠242、242に隣接して互いに離間する方向
へ屈曲して張り出したガイドフランジ244、244が形成さ
れている。このガイドフランジの下方側にはタングプレ
ート296(第16図参照)の上方への移動を規制してその
位置決めを行なう突起245、245が脚板部240、240の内方
に向って打ち出されている。さらに脚板部240、240の後
方側には切欠246、246が形成されている。
ロツクプレート248には、中央平板部250の前端中央部
に下方へ屈曲する爪部252と、中央平板部250の後端に下
方へ屈曲するヒンジ部254とが形成されている。中央平
板部250には前方側に幅方向両側へ延出した突出部256、
256が形成され、中央部に長手方向へ延びヒンジ部254に
連続する切り抜き肉抜部250が形成されている。この肉
抜部250は爪部252の近くが幅広でヒンジ部54近くが幅狭
になるように形成されている。ヒンジ部254には中間部
の両側に切欠260、260が形成されている。爪部252は、
その側面が第16図に示されるように、切欠260を中心と
する円弧状に形成されている。またヒンジ部254には先
端部に突出部238が爪部252側へ向けて形成されている。
ロツクプレート248はヒンジ部254が接続部226に形成
された開口228へ挿入され、ヒンジ部254に形成された切
欠260、260が接続部226に係止されてバツクルボデー222
に対し揺動自在となっている。前記プロテクタ230はロ
ツクプレート248が前記のように挿入された後に開口228
へ嵌合され、ロツクプレート248の抜け止め防止用とし
ても機能している。またロツクプレート248は、突出部2
56、256を含む前方側の裏面がバツクルボデー脚板部24
0、240に形成された切欠242、242の底辺面242A、242Aに
当接可能となっている。ロツクプレート248が底辺面242
A、242Aに当接した状態では、爪部252先端はバツクルボ
デー基板部234に形成された開口236内に位置している。
ロツクプレート248の突出部238にはイジエクタ270に
よって一端が支持された圧縮コイルばね276の他端が係
止されている。ロツクプレート248は圧縮コイルばね276
に付勢されて、ヒンジ部254に形成された切欠260、260
を支点として第16図反時計方向(矢印D方向)へ回転力
を付与されている。
また中央平板部250の突出部256、256の後部には、突
出部256、256と平行に非常ロツク手段の一部としての突
出部257、257が形成されている。これらの突出部257、2
57の前端部は下方へ屈曲され、さらに前方に屈曲された
おり、L字状のフツク部257A、257Aとされている。
イジエクタ270は、上部がバツクルボデー基板部234に
形成された開口236より広幅の偏平な略直方体形状で、
その下部後方には開口236に摺動自在に嵌合した案内部2
72が形成されている。イジエクタ270の後方にはばね支
持部274が突出形成されていて、このばね支持部274とロ
ツクプレート248のヒンジ部254の突出部238との間には
圧縮コイルばね276が配設されてイジエクタ270を第16図
左方(第16図矢印B方向)へ付勢している。また、イジ
エクタ270の幅方向両端部からは上方へ向けて、非常ロ
ツク手段の他の一部としてのフツク部273、273が突出形
成されている。このフツク部273、273の先端部273A、27
3Aは後方向へ向けて屈曲されており、その先端部273A、
273Aはイジエクタ270が第16図右方(第16図矢印A方
向)へ移動した場合に、ロツクプレート248のフツク部2
57A、257Aに係合する(第19図の状態)ようになってい
る。
ホルダ262は切欠266、266がバツクルボデー脚板部24
0、240に形成された切欠246、246に嵌合して、バツクル
ボデー222に係止されている。
レリーズボタン278は第16図に示されるように、操作
部280の内側にくさび状の傾斜案内部282、282(図では
一方のみが示されている。)が形成されている。この傾
斜案内部282、282はロツクプレート248の裏面に当接す
るようになっている。レリーズボタン278はレール溝
(図示省略)がバツクルボデー脚板部240、240に形成さ
れたガイドフランジ244、244と嵌合し、このガイドフラ
ンジに案内されて、第16図矢印A方向へ移動可能となっ
ている。
レリーズボタン278にはばね支持部285が形成されてい
て、このばね支持部285と前記ホルダ262に形成されたば
ね支持部286との間には圧縮コイルばね288が配設されて
いる。これによりレリーズボタン278は第16図矢印B方
向へ付勢されている。レリーズボタン278の両側には先
端部が鉤形に屈曲した押えアーム289、289が形成されて
いて、この押えアーム289、289はバツクルボデー脚板部
240、240を両側から挟むように位置している。
バツクルカバー290はアツパカバー292とロアカバー29
4とからなり、バツクルボデー222の基板部234および脚
板部240、240を覆ってバツクルボデー222に固定されて
いる。
第16図に示される如く、タングプレート296は先端側
に矩形状の開口298が形成されており、この開口298の第
16図左右方向の長さは、爪部252の肉厚より長くされて
おり、タングプレート296は第6図の矢印A方向及び矢
印B方向へ移動可能とされている。また、タングプレー
ト296は後端側(第16図左側)に図示しないウエビング
の一端が取り付けられている。ウエビングの他端はアン
カプレート等を介して車体に固定される構成となってい
る。
次に本実施例の作用を説明する。
第17図に示されるのはバツクル装置220へタングプレ
ート296が係合される前の状態である。この状態ではイ
ジエクタ270は圧縮コイルばね276に付勢されて前進限に
位置し、案内部272がバツクルボデー基板部234に形成さ
れた開口236の端面に当接している。イジエクタ270の上
面にはロツクプレート248の爪部252が当接している。ロ
ツクプレート248は圧縮コイルばね276に付勢されて第17
図反時計方向(第17図矢印D方向)への回転力が付与さ
れているので爪部252はイジエクタ270の上面を押圧して
いる。レリーズボタン278は圧縮コイルばね288により第
1図矢印B方向に付勢されているが、押えアーム289、2
89の先端部がロツクプレート248の突出部256、256に係
止されていて前進限には至っていない。
この状態のバツクル装置220の基板部234と突起245と
の間へ図面左方からタングプレート296が挿入される
と、タングプレート296の先端がイジエクタ270を第17図
矢印A方向へ押圧する。イジエクタ270が圧縮コイルば
ね276の付勢力に抗して第17図矢印A方向へ移動する
と、ロツクプレート248の爪部252先端の下方にタングプ
レート296の先端が位置する。タングプレート296がさら
に第17図矢印A方向へ押し込まれるとタングプレート29
6の開口298上にロツクプレート248の爪部252先端が位置
し、爪部先端はロツクプレート248が第17図の矢印D方
向へ付勢されているので瞬時に開口298内へ回転進入す
る。ロツクプレート248は回転して爪部252の先端がタン
グプレート296の開口298を貫通し、バツクルボデー基板
部234に形成された開口236内へ位置する。
ロツクプレート248は突出部256を含む前方側の裏面が
バツクルボデー脚板部240、240に形成された切欠242、2
42の底辺面242A、242Aに当接して回転を停止する。レリ
ーズボタン278はロツクプレート248が回動すると、押え
アーム289、289がロツクプレート248の突出部256、256
による係止を解除されるので、圧縮コイルばね288に付
勢されて左方の前進限に至る。
この状態が第16図に示されており、この状態では、タ
ングプレート296は圧縮コイルばね276に付勢されたイジ
エクタ270に押圧されているのでロツクプレート248との
間にがたつきを生じることはない。
また、乗員が操作部280を押圧してレリーズボタン278
を圧縮コイルばね288の付勢力に抗して第16図矢印A方
向へ移動すると、レリーズボタン278の傾斜案内部282、
282がロツクプレート248へ押圧当接する。レリーズボタ
ン278の移動により押えアーム289、289の先端部がロツ
クプレート248の突出部256、256の上方から移動し、同
時にロツクプレート248は傾斜案内部282、282に沿って
上方へ移動するので、ロツクプレート248はヒンジ部254
のバツクルボデー222との当接部を軸として第16図矢印
C方向へ揺動する。ロツクプレート248が揺動して爪部2
52の先端がタングプレート296の開口298から離脱すると
同時に、イジエクタ270が圧縮コイルばね276に付勢され
て第16図矢印B方向へ瞬時に移動してタングプレート29
6をバツクル装置220外へはじき出す。
ロツクプレート248とタングプレート296との係合が解
離されて、さらにレリーズボタン278が解放されるとレ
リーズボタン278が圧縮コイルばね288に付勢されて第16
図矢印B方向へ移動する。
一方、第16図のタングプレート296の係合状態におい
て、第16図矢印A方向に急激な加速度が作用した場合に
は、イジエクタ270がタングプレート296と一体的に第16
図矢印A方向へ移動し、フツク部273、273の先端部273
A、273Aがロツクプレート248のフツク部257A、257Aに係
合する(第19図の状態)。このため、ロツクプレート24
8はヒンジ部254のバツクルボデー222との当接部を軸と
して、第16図矢印C方向へ揺動するのを阻止される。
従って、第16図矢印A方向に急激な加速度が作用した
場合に、タングプレート296のロツク状態を保持するこ
とができる。また本実施例は第1実施例〜第6実施例と
比べ、急激な加速度が作用した場合の、タングプレート
96のロツク状態を保持する構成が簡単で生産性に優れて
いる。
なお、上記実施例においては、イジエクタ270の幅方
向両端部から上方へ向けて、フツク部273、273が突出形
成されており、このフツク部273、273の先端部273A、27
3Aがイジエクタ270が第16図右方(第16図矢印A方向)
へ移動した場合に、ロツクプレート248の中央平板部250
の突出部256、256の後部に形成された突出部257、257の
フツク部257A、257Aに係合する(第19図の状態)ように
なっているが、これに代えて、第20図〜第22図に示され
る如く、ヒンジ部254の先端部を爪部252側へ向けて屈曲
し、圧縮コイルばね277の一方の端部を支持するばね支
持部を兼ねたフツク部254Aとし、加速度作用時にこのフ
ツク部254Aに、イジエクタ270の後方に形成され、圧縮
コイルばね277の他方の端部を支持するばね支持部を兼
ねたフツク部275の先端部275Aが係合する(第21図の状
態)ようにしてもよい。この場合には、イジエクタ270
及びロツクプレート248の構造をさらに簡単にできる。
なお、上記実施例においては、イジエクタ270がロツ
クプレート248に係合する構成としたが、これに代え
て、第23図及び第24図に示される如く、タングプレート
296の開口298の後端側に突出部298Aを形成し、第24図の
右方向(第24図の矢印A方向)に急激な加速度が作用し
た場合には、この突出部298Aがロツクプレート248の爪
部252に穿設された、長孔252Aに係合する構成としても
よい。
また、第25図及び第26図に示される如く、タングプレ
ート296の開口298の後端側298Bの幅(L2)を、開口298
の前端側298Cの幅(L4)より狭くすると共に、ロツクプ
レート248の爪部252の下端に広幅部252Bを設け、この広
幅部252Bの幅(L3)と、爪部252上部の幅(L1)との関
係をL1<L2<L3<L4とすることで、第25図の右方向(第
25の図矢印A方向)に急激な加速度が作用した場合に
は、タングプレート296が矢印A方向へ移動し、想像線
の状態となり、ロツクプレート248の広幅部252Bがタン
グプレート296の開口298の後端側298Bに係合する構成と
してもよい。この場合には、ロツクプレート248の強度
を向上させることができる。
[発明の効果] 本発明は上記の構成としたため、ロツク解除手段のロ
ツク解除方向に慣性力が作用した場合にも非常ロツク手
段が移動し、タングプレートのロツク状態を保持するこ
とができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のバツクル装置のタングプ
レート係合状態を示す概略断面図、第2図は本発明の第
1実施例のバツクル装置の分解斜視図、第3図は本発明
の第1実施例のバツクル装置の他の例のタングプレート
係合状態を示す概略断面図、第4A図は本発明の第2実施
例のバツクル装置のタングプレート係合状態を示す概略
断面図、第4B図は第4A図IVB−IVB線断面図、第4C図は本
発明の第2実施例のバツクル装置の分解斜視図、第5図
は本発明の第3実施例のバツクル装置のタングプレート
抜出状態を示す概略断面図、第6図は本発明の第3実施
例のバツクル装置のタングプレート係合状態を示す概略
断面図、第7図は本発明の第3実施例のバツクル装置の
分解斜視図、第8図は本発明の第4実施例のバツクル装
置のタングプレート係合状態を示す概略断面図、第9図
は本発明の第4実施例のバツクル装置の分解斜視図、第
10図は本発明の第5実施例のバツクル装置のタングプレ
ート係合状態を示す概略断面図、第11図は本発明の第5
実施例のバツクル装置の分解斜視図、第12図は本発明の
第6実施例のバツクル装置のタングプレート係合状態を
示す概略断面図、第13図は本発明の第6実施例のバツク
ル装置の分解斜視図、第14図は本発明の第7実施例のバ
ツクル装置のタングプレート係合状態を示す概略断面
図、第15図は本発明の第7実施例のバツクル装置の分解
斜視図、第16図は本発明の第8実施例のバツクル装置の
タングプレート係合状態を示す概略断面図、第17図は本
発明の第8実施例のバツクル装置のタングプレート抜出
状態を示す概略断面図、第18図は本発明の第8実施例の
バツクル装置の分解斜視図、第19図は本発明の第8実施
例のバツクル装置の加速度作用時の状態を示す概略断面
図、第20図は本発明の第8実施例の他の例のバツクル装
置のタングプレート係合状態を示す概略断面図、第21図
は本発明の第8実施例の他の例のバツクル装置の加速度
作用時の状態を示す概略断面図、第22図は本発明の第8
実施例の他の例のバツクル装置の分解斜視図、第23図は
本発明の第8実施例の他の例のバツクル装置のタングプ
レート係合部を示す分解斜視図、第24図は第23図XXIV−
XXIV線断面図、第25図は本発明の第8実施例の他の例の
バツクル装置のタングプレート係合部を示す分解斜視
図、第26図は第25図XXVI−XXVI線断面図である。 10、110、220……バツクル装置、12、112、296……タン
グプレート、19……レバー、22、62、128、248……ロツ
クプレート、28、76、154、278……レリーズボタン、4
0、46……爪、162……ロツクピン、168……突出部、168
A……係止爪、170……係止穴、172、174……係止突起、
176、182……補助ロツクピン、178……コイルスプリン
グ、188……サブロツクプレート、194……線スプリン
グ、252……爪部、252A……長孔、252B……広幅部、257
……突出部、254A、257A……フツク部、273、275……フ
ツク部、298A……突出部、298B……後端側。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートベルト装置に用いられてタングプレ
    ートが挿入係合されるバツクル装置であって、前記タン
    グプレートと係合し前記タングプレートをロツク状態に
    保持するロツク部材と、乗員の操作により前記ロツク部
    材のロツク状態を解除するロツク解除手段と、前記ロツ
    ク部材をタングプレート係合状態に保持する保持位置へ
    移動可能とされ前記ロツク解除手段のロツク解除方向へ
    慣性力が作用した場合に前記保持位置へ移動する非常ロ
    ツク手段と、を有することを特徴とするバツクル装置。
  2. 【請求項2】前記ロツク部材と前記ロツク解除手段とを
    連動する解除力伝達手段を有することを特徴とする請求
    項(1)記載のバツクル装置。
  3. 【請求項3】前記ロツク部材をタングプレート係合状態
    に保持するロツク位置及び前記ロツク部材をタングプレ
    ート係合状態から解離可能とするレリーズ位置に移動可
    能に設けられたロツク補助部材を有することを特徴とす
    る請求項(1)記載のバツクル装置。
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JPS63106159A (ja) * 1986-09-16 1988-05-11 アライド・エンジニアリング・カンパニー・エス・エイ シートベルトのバツクル

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