JPH03277301A - バックル装置 - Google Patents

バックル装置

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JPH03277301A
JPH03277301A JP2117899A JP11789990A JPH03277301A JP H03277301 A JPH03277301 A JP H03277301A JP 2117899 A JP2117899 A JP 2117899A JP 11789990 A JP11789990 A JP 11789990A JP H03277301 A JPH03277301 A JP H03277301A
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buckle
tongue piece
locking
latch
lock
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Yuichi Nanbu
勇一 南部
Hiroshi Usuda
弘 臼田
Katsumi Inoue
井上 嘉津美
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Takata Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/2503Safety buckles
    • A44B11/2507Safety buckles actuated by a push-button
    • A44B11/2523Safety buckles actuated by a push-button acting parallel to the main plane of the buckle and in the same direction as the fastening action

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  • Buckles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車その他の交通機関の座席に装備される
シートベルト用のバックル装置に関するものである。
[従来の技術] 現在 自動車を始めとする各種交通機関の座席には、衝
突等から乗員を保護するためにシートベルトが取付けら
れている。この種のシートベルトを簡易に着脱するため
に1通常はバックル装置が設けられており、一般にこの
バックル装置は舌片を係止する爪部を備えたラッチ部材
を舌片への係止方向にばね付勢するようにして構成され
ている。
その場合、解除時の操作力を軽減しようとしてラッチ部
材に対するばね付勢力を低下させると、舌片とラッチ部
材との係止力が弱くなり車両衝突時等のような大きな衝
撃を受けた場合、ラッチ部材が慣性により変位し、舌片
がバックルから抜脱する現象、所謂慣性抜けを生じるお
それがある。
したがって、この慣性抜けを防止するためにラッチ部材
に対するばね付勢力を強くしていた そのため、前記バ
ックルの保合解除に必要な操作力が増大してしまい、そ
の操作力の軽減が望まれてい九 このようなwR題に対処するために、バックル側のラッ
チ部材に対し、舌片係止時の変位を阻止するロック部材
を摺動可能に取付け、ラッチ部材が高衝撃に伴う慣性力
等により不意に舌片解離方向に移動しないようにしたバ
ックル装置が実公昭64−87号公慨 実開昭63−8
8108号公獣 実開昭60−139560号公報等に
おいて提案されている。
−例として、実開昭60−139560号公報のバック
ル装置を第15図及び第16図に示す。
これら各図において、 1は舌片で1通常の如く、一方
の端部にベルト連結孔2を、又 他方の舌部先端に係止
孔3を有している。一方、4は前記舌片1を挿脱するバ
ックル本体へのフレームであり、バックル本体Aは該フ
レーム4をベースとして組み立てられている。
上記バックル本体Aii Mu記フレーム4と、該フレ
ーム4をベースとして結合されるラッチ部材5と、該ラ
ッチ部材5の揺動を制御するロック部材6と、摺動可能
な操作部材7と1錠止解放された舌片1をフレーム4よ
りスプリング8により弾出するエジェクター9と、並び
に前記各部材からなるバックル部分を被覆して被着する
カバ一部材10とから構成されている。
フレーム4は、底板4aとこの底板4aの両側辺より立
ち上がる両側壁4b、4cを備えたコ字形状に形成さ札
 その両側壁4b、4cにおいて舌片1挿入側に近い側
より順次後方に、ラッチ部材5の両側から横方向に延設
された延設部11゜11′が貫挿される扇形窓12.1
2’とラッチ部材5の側方に突出した支軸13.13’
が挿通支持される支点孔14.14’ とが、それぞれ
穿設されている。更に1両側壁4b、4cの後方の上辺
には、底板4aの透孔15と協働してスプリング支持板
16が支持される切欠17,17’が設けられている。
扇形窓12.12’にはその上辺から下方に向かってM
股部11.11’に穿設された透孔18゜18′に嵌入
可能な突起19.19’が突設されていると共に、扇形
窓12.12’の舌片1挿入側の端面12a、12a’
がラッチ部材5の延設部11,11’の肩部11a、l
la’ とわずかな隙間をおいて対向しており、車両衝
突時等の入力時に、ラッチ部材5に加わる引張荷重をフ
レーム4に直接伝達するよう構成されている。
また、フレーム底板4aの中心部には両側縁によってエ
ジェクター9を舌片1の挿入・離脱方向に沿って移動自
在に案内する開口20が透孔15と連続的に形成されて
いる。この開口20は、その前端部にエジェクター9の
案内孔9aに挿通されるガイドロッド20aが舌片1挿
入方向から突設されていると共に、このガイドロッド2
0aと対向する位置のスプリング支持板16には、エジ
ェクター9を付勢するスプリング8の固定端を支持する
ばね受は部21が形成されている。更に底板4aには、
透孔15の後方にベルト連結孔22が穿設されている。
ラッチ部材5は支軸13.13’の軸線を境にL字状に
屈曲した形状をなし、フレーム底板4aと平行なうッチ
部5aの下面中央に舌片1の係止孔3と結合する爪部2
3を有していると共に、支軸13.13’から垂直に立
ち」二がったレバ一部5bの背面とスプリング支持板1
6との間に圧縮スプリング24の付勢力により常時ラッ
チ部5aが支軸13.13’を中心にフレーム底板4a
に近接する方向、すなわち第16図に示す矢印X方向に
付勢されている。
ロック部材6は、その両側部にラッチ部材5の透孔18
,1B’を閉鎖し得る大きさの揺動阻止片25.25’
を一体に有し、かつラッチ部材5のラッチ部5aの上面
において舌片1の挿入・離脱方向に沿い所定のストロー
クで摺動自在に添設されている。また、ロック部I6の
中央部から−1−方に折曲形成したフック26とラッチ
部445の前端に形成したフック27との間に介設した
引張ばね28により、ロック部材6は常時ラッチ部材5
に対し舌片離脱方向、すなわち第16図に示す矢印U方
向に付勢されている。
一方、操作部材7は、その前端面が外部より抑圧操作可
能な抑圧面7aとなっていると共に、後端面がラッチ部
材5のレバ一部5b前面と当接するレバー当接面7bと
なっており、更に上面の垂直面がロック部材6の当接部
29と当接可能なロック部材当接面7Cとなっている。
また、操作部材7はスプリング支持板16から水平に突
設された2本のガイド棒30,30’に案内さ江 舌片
1の挿入・離脱方向に沿って摺動自在とされている。更
に、操作部材7はスプリング支持板16のガイド棒30
.30’の外周に挿通された2本のスプリング31.3
1’により當時矢印U方向に付勢されている。
レバー当接面7bとロック部材当接面7Cとの位置関係
は、押圧操作時においてロック部材当接面7Cがロック
部材6と先に当接してこのロック部材6を第16図に示
す矢印V方向に摺動させ。
ロック部材6の揺動阻止片25.25’がラッチ部材5
の透孔18,1B’を解放した時点でレバー当接面7b
がラッチ部材5のレバ一部5bに当接してラッチ部材5
を傾動し始めるよう、その位相のずれが決定されている
操作部材7の抑圧面7aは、その周縁部が、これとほぼ
同一・面となるようカバ一部110で囲繞されており、
これにより乗員の肘等が操作部材7に当たることにより
、バックルの係合が不意に解除されないようになってい
る。
更に、フレーム底板4aに設けられるエジェクター9は
、舌片1の挿入・離脱により所定の摺動範囲で変位し得
るようになっているが、その011端側の摺動範囲は、
舌片1の押出動作の終端において少なくともその一部が
ラッチ部材5の爪部23とフレーム底板4aとの間に介
在して、ラッチ部材5が舌片1係止方向へ回動するのを
阻止するよう設定されている。
更に、ラッチ部材5の上面の011端部には、一対の突
起32.32’が立設されており、これらの突起32.
32’により、ロック部材6の前方への移動が制限され
るようになっている。
スプリング支持板16に突設されたスプリングガイド棒
33は、その先端側が縦長偏平形状とさ札 その先端部
より中心に沿ってスリット34が形成されている。また
、先端部の外面にj上軸コイルスプリング24の自由端
24a側を係止するための抜は止め突起35.35が突
設されており、このガイド棒33の先端部がラッチ部材
5のレバ一部5aに設けた縦長の切欠き部36内に挿通
されている。
一方、エジェクター9は、その端面にスプリング8の−
・端を係入する穴39が穿設されており。
また、この穴39の開口部近傍に穴39と直交する方向
にビン37が挿通されるビン孔38が穿設されている。
そして、スプリング8を圧縮して穴39内に収容し、ビ
ン孔38に挿通したビン37により、この圧縮状態のス
プリング8を抜は止めを施す、この状態で、スプリング
支持板16のばね受は部21の先端にスプリング8の固
定端を当てがった後、ビン37を取外くことによりスプ
リング8を伸張させ、スプリング8の固定端をばね受は
部21に嵌着し得るようになっている。
このような構成をしたバックル装置においては、第16
図に示すような舌片lの挿入準備状態において、舌片1
を矢印W方向に示すようにバックル本体Aに仲人すると
、エジェクター9が舌片1の先端に押されて後退し、ラ
ッチ部材5の爪部23の下部から退避する。このため、
ラッチ部材5は圧縮コイルスプリング24の作用により
支軸13゜13′を中心として矢印X方向に回動し、爪
s23が進入してきた舌片1の係止孔3に係入する。
これにより、第17図に示すように舌片1はバックル本
体Aに保合・連結される。
このとき、ロック部材6の揺動阻止片25,25′はラ
ッチ部材5の回動変位に伴って突起19゜19′の後面
から外れると共に引張ばね28の作用によって矢印U方
向に移動する。これにより。
揺動阻止片25.25’はラッチ部材5の透孔1g、1
8’をvR#するようになるので、これらの透孔1B、
18’への突起19.19’の侵入が阻止される。した
がって、例えば車両衝突等の異常衝撃を受けた場合にお
いても、揺動阻止片25゜25′の上面と突起19.1
9’の下端とが当接しているので、ラッチ部材5の矢印
Y方向の回動が規制さね ラッチ部材5は下方位置に保
持される。この結果 舌片1とバックル本体Aとの解離
が防止されることになる。
次いで、舌片1をバックル本体Aから離脱させる場合は
、まず、操作部材7の抑圧面7aを指で矢印V方向に抑
圧する。すると、操作部447のロック部ヰ]当接面7
cがロック部材6の当接部29と係合して、このロック
部材6を引張ばね28の弾発力に抗して矢印V方向に変
位させる。このため、揺動阻止片25.25’がラッチ
部材5の透孔1g、18’の上方から移動してこの透孔
18゜18′への突起19.19’の侵入を可能ならし
め、その後、レバー当接面7bがラッチ部+45のレバ
一部材5bを押圧し、圧縮コイルスプリング24の弾発
力に抗して矢印Y方向へ回動させる。
したがって、ラッチ部材5は、その爪部23が上方に変
位して舌片1の係止孔3から抜脱すると共に、舌片1が
エジェクター9に押されてバックル本体Aから解離する
。そして、エジェクター9がラッチ部$45の爪部23
丁面に当接して、再び舌片1が挿入されるまでラッチ部
材5を上方の退避位置に保持する。また、操作部材7に
対する押圧力を解除すれば、操作部材7はスプリング3
1゜31′の力によって矢印U方向に移動し、第16図
に示すように元の位置に復帰する。
こうして、舌片1をバックル本体Aと容易に保合または
離脱させることができる。
r本発明が解決しようとする課題〕 ところで、衝突等によって生じる衝撃力の方向は、その
衝突等の態様によって異なり、衝撃力がバックルの舌片
挿入方向に作用する場合もある。
そこで、この舌片挿入方向の衝撃力に対処する必要があ
り、そのため、操作部材7を付勢するスプリング31.
31’およびロック部$46を付勢する引張ばね28の
ばね力を大きくしている。これにより、舌片挿入方向に
衝撃力が作用する場合であっても、スプリング31.3
1’及び引張ばね28のばね力が充分に大きいため、操
作部材7及びロック部材6が慣性によって移動すること
がなく、したがって、舌片がバックルから抜脱する現象
 所謂慣性抜けが生じることはない。
しかしながら、引張ばね28およびスプリング31.3
1’のばね力を大きくするために、操作タッチが重くな
ってしまい、操(j:フィーリングの改善を充分に図る
ことができないという+4f+述の従来技術によるバッ
クルと同様の問題が残る。また。
前述の従来技術によるバックルはどではないが強いばね
力が必要となるので、引張ばね28およびスプリング3
1.31’のコストが高くなるという問題も生じる。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって
、その目的は、操作フィーリングが良く、かつあらゆる
方向からの衝撃に確実に対処して慣性抜けを防止できる
と共に、コストを低減することのできるバックル装置を
提供することである。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するために、本発明は。
バックル本体と、このバックル本体に挿入係止される舌
片と、この舌片が前記バックル本体内に挿入されたとき
前記舌片を係止することにより前記舌片と前記バックル
本体とを連結するラッチ部材と、前記舌片と前記ラッチ
部材との係止を解除するための操作部材と、前記ラッチ
部材を前記係止位置に保持すると共に、前記ラッチ部材
と前記舌片との係止を解除可能にする位置に前記操作部
材によって移動されるようになっているロック部材とを
備えているバックル装置において、前記操作部材の通常
の操作時には、前記ロック部材が前記ラッチ部材と前記
舌片との係止を解除可能にする位置に移動することを可
能にすると共に、衝撃力が加えられたときには、前記ロ
ック部材が前記ラッチ部+4と前記舌片との停止を解除
可能にする位置に移動することを阻止する制御手段が設
けられていることを特徴としている。
[作用] このように構成された本発明に係るバックル装置におい
ては、通當時にバックル本体と舌片との連結を解除する
場合には、操作部材を操作することによりロック部材を
舌片とラッチ部材との係止を解除可能にする位置に移動
させる。その場合、制御手段により、ロック部材が舌片
とラッチ部材との係止を解除可能にする位置へ移動0T
能になっているので、ロック部材は操作部材により8片
とラッチ部材との係1hを解除づ能にする位置へ確実に
移動することができる。
また、バックル装置に衝撃が加えられたときには2 制
御手段は、ロック部材が舌片とラッチ部材との係止を解
除可能にする位置へ移動することを阻止する。このため
、舌片とラッチ部材との係止が解除されることはなく、
バックル本体と舌片との連結状態が確実に保持されるよ
うになる。
[実施例] 以下1図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は本発明に係るバックル装置の一実
施例の要部を示す図である。なお、本実施例のバックル
装置は前述の・バックル装置とほとんど同じ構成要素を
備えているので、第1図および第2図に示す以外の構成
要素は省略すると共に、第1図および第2図においても
前述のバックル装置と同じ構成要素には同じ符号を付す
ことにより、その詳細な説明は省略する。
第1図(a)および同図(c)に示すように。
操作部材7の後端部下面にはブラケット7dを介してロ
ック部材6の移動制御m目イ40が揺動可能に支持され
ている。一方、ラッチ部材5には延設部11′の後端に
上方へ突出する突起41が設けられている。そして、第
2図に示すようにフレーム4に、ラッチ部材5.ロック
部祠6.操(1部材7、エジェクター9およびスプリン
グ支持板16を組み付けてバックル装置を組み立て、そ
のバックル装置に舌片1を挿入してラッチ部材5の爪部
23が舌片1の係止孔3に嵌入係止した状態では。
移動制御部材40の先端がロック部材6の揺動阻止片2
5′の移動軌跡領域に位置し、かつ移動制御部材40の
先端部後面がラッチ部材5の突起41の前面に当接した
状態となっている。そして。
舌片1とバックル装置との連結を解除するために、操作
部材7を押すことによりこの操作部材7とロック部材6
とを共にV方向に移動させたとき、移動制御部材40は
突起41によって助計り向に回動させら札 ロック部材
6の揺動阻止片25′が移動制御部材40の先端部に当
接する前に、この移動制御部材40の先煽が揺動阻止8
25′の移動軌跡領域から脱出するようになっている。
また、引張ばね28および一対のスプリング31.31
’は、操作タッチが軽くなるようにそれらのばね力が比
較的小さく設定されている。その場合、引張ばね28お
よび一対のスプリング31゜31′のそれぞれのばね力
は、バックル装置にV方向に衝撃が加えられたときに、
慣性によりロック部材6が操作部祠7よりも早く移動す
ると共に。
移動制御部材40の先端が揺動阻止片25′の移動軌跡
領域から脱出する前にロック部材6の揺動阻止片25′
が移動制御部材40の先端部に当接するように設定され
ている。しかもこの当接した状態では、まだ揺動阻止)
’、25.25’が延設部11.11’の透孔18,1
g’ をほとんど覆っていて、突起19.19’が透孔
18,18’内に嵌入できない状態になるようにされて
いる。
このように構成された本実施例においては、第3図(a
)に示すように舌片1がバックル本体Aに挿入連結され
ている状態から、この連結を解除するために操作部月7
の通常のブツシュ操作を行うと、同図(b)に示すよう
に操作部材7がV方向に移動すると共に移動制御部材4
0が突起41により矢印α方向に回動する。操作部材7
のロック部材当接面7Cがロック部材6の当接部29に
当接した後、操作部材7が更にV方向に移動すると、ロ
ック部+46も一緒にV方向に移動すると共に、移動制
御部材40が更に大きく矢印α方向に回動する。そして
、ロック部II6の揺動阻止片25′が移動制御部材4
0に当接する前に、移動制御部材40の先端が揺動阻止
片25′の移動軌跡領域から脱出し、同図(C)に示す
ようにロック部材6は揺動阻止片25′が延設部11,
11’の透孔18,18’をほぼ完全に開く位置まで移
動するようになる。したがって、前述の従来のバックル
装置と同様に、透孔18.18’への突起19.19’
の侵入が可能となり、レバー当接面7bがラッチ部材5
のレバ一部材5bを押圧し、圧縮コイルスプリング24
の弾発力に抗してラッチ部I45を矢印YH向へ回動さ
せる。したがって、ラッチ部材5は、その爪部23が」
二方に変位して舌片1の係止孔3から脱出すると共に、
舌片1がエジェクター9に押されてバックル本体Aから
解離する。
また、同図(a)に示す状態において、衝突等によりバ
ックル本体Aに所定大きさ以上の衝撃がV方向に加えら
れると、その衝撃の慣性により、ロック部材6および操
作部材7が共にV方向に移動する。その場合、設定され
た引張ばね28とスプリング31.31’ との各ばね
力の関係から、ロック部材6が操作部材7より早くv方
向に移動するようになる。そして、操作部材7の移動に
より移動制御部材40が若干回動するが、移動制御部材
40の先端部がまだ揺動阻止片25′の移動軌跡領域内
にあるうちに揺動阻止片25′の後端面に移動制御部材
40の先端部前面が当接する。
このため、ロック部材6の慣性によるそれ以上のV方向
の移動が阻止される。このロック部材6の移動が阻止さ
れた位置では、揺動阻止片25.25′が延設部11.
11’の透孔1g、18’ をほとんど閉じた状態とな
っている。したがって。
透孔1B、18’への突起19.19’の侵入が不能と
なり、ラッチ部材5は爪部23と舌片1との係止解除方
向への回動が阻止される。この結果、そのような大きな
衝撃がバックル装置Aに加えられても、舌片1とバック
ル本体Aとは連結状態を確実に保持される。そして、こ
のように衝・撃時にも舌片1とバックル本体Aとの連結
状態が保持されるので、引張ばね28およびスプリング
31゜31′はばね力が比較的小さいもので済むように
なる。
なお1本実施例においては、衝撃がV方向に作用した場
合について説明したが、衝撃がV方向以外の他の方向に
作用した場合においても、舌片1とバックル本体Aとの
連結状態が保持されることは言うまでもない。
また、この実施例では移動制御部材40を操作部材7側
に設けるものとしているが、この移動制御部材40をラ
ッチ部材5あるいはバックル本体Aの他の適当な部分側
に設け、例えば操作部材7の後端で移動制御部材40を
回動するようにすることもできる。更に、この実施例で
は、突起41なラッチ部材5に設けているが、この突起
41をバックル本体への適当な場所に設けてもよい。
更に、この実施例では舌片1のバックル装置Aへの連結
時に、移動制御部材40の後面と突起41の前面とを当
接状態にしているが、移動制御部材40の後面と突起4
1の前面との間に所定の隙間を設けて1作動応答を適宜
調節することもできる。
第5図は本発明の他の実施例を概略的に示す第2図に対
応した図である。なお、前述した従来例および実施例の
構成要素と対応する構成要素には同じ符号を付すことに
より、その説明を省略する。
また、本実施例のバックル装置の図示されない他の構成
要素も前述の従来例または実施例と同じであるので省略
する。
同図(a)に示すように、この実施例は、バックル本体
Aと舌片1との連結状態においてラッチ部材5がロック
部t−16により係止解除方向への移動を規制さね 同
図(b)に示すように操作部材7の操作によりロック部
$46をラッチ部材5の凹部5dに位置させてラッチ部
材5の係止解除方向への移動を可能にするタイプのバッ
クル装置に本発明を適用した例である。
ロック部材6には移動制御部材40に当接−r能なガイ
ド部6aが一体に形成されており、これらロック部材6
とガイド部6aとによりロックユニットが構成されてい
る。このロックユニットが操作部材7の解除方向への移
動と共に、ラッチ部材5が舌片1との係止解除可能な位
置へ移動されるようになっている。
また、前述の実施例と同様の移動規制部材40が操作部
It7の後端に回動自在に設けられると共に、ラッチ部
材5の後端にこの移動規制部材40に当接する突起41
が設けられている。そして、第5図(a)に示すように
ラッチ部材5と舌片1とが係止状態にあるときは、前述
と同様に移動規制部材40の先端部がロックユニットの
ガイド部6aの移動軌跡領域内に位置しており、同図(
b)に示すようにロックユニットがラッチ部材5の係止
解除ii)能な位置にくる前に、移動規制部材40は回
動して、ガイド部6aの移動軌跡領域外へ脱出するよう
になっている。これにより、ロックユニットがラッチ部
材5の係止解除可能な位置に移動することが可能となる
図示しないロックユニットを付勢する引張ばね(前述の
例では符号28で示されている)および操作部材を付勢
するスプリング(前述の例では符号31.31’で示さ
れている)は、前述と同様に操作タッチが軽くなるよう
にそれらのばね力が比較的小さく設定されている。その
場合、それらのばね力は、同図(C)に示すようにバッ
クル装置に係止解除方向の衝撃が加えられたときに、慣
性によりロックユニットが操作部材7よりも早く移動す
ると共に、移動制御部材40の先端部がガイド部6aの
移動軌跡の領域から脱出する前にこのガイド部6aが移
動制御部+A 40の先端部に当接するように設定され
ている。ガイド部6aが制御部材40の先端部に当接し
た状態では、ロック部材6はラッチ部材5の解除方向へ
の移動を阻止する位置に維持されるようになっている。
この実施例の作用は前述の実施例と同様なので、省略す
る。
第6図は本発明の更に他の実施例を概略的に示す第2図
に対応した図である。同様に、前述の各実施例または従
来例と異なる構成要素についてのみ説明し、他の構成要
素は省略する。
第6図に示すように、この実施例は、ロック部材6がフ
レーム4に形成されたガイド孔4dに案内されて同図(
a)に示すラッチ部$45を係止位置に保持する位置と
同図(b)に示すガイド孔4dの凹嵌部4eの位i〃、
すなわちラッチ部材5が係止解除可能な位置との間で移
動できるようになっているタイプのバックル装置に1本
発明を適用した例である。
ロック部材6は図示しない引張ばね(前述の例では符号
28で示されている)によって、ラッチ部材5を停止位
置に保持する(1/置の方へ常時付勢されていると共に
、操作部材7によりラッチ部材5が係止解除可能な位置
へ移動されるようになっている。
この操作部材7にも前述と同様の移動制御部材40が回
動自在に取り付けられていると共GQ  ラッチ部材5
に移動制御部材40が当接する突起41が設けられてい
る。
そして、この実施例においても、ロック部材6に一体の
ガイド部6bが移動制御部材40に対向して設けられて
おり、操作部材7の通常操作時には、移動制御部材40
がガイド部6bの移動軌跡領域から脱出するので、ガイ
ド部6bが移動制御部材40に当接することはなく、ロ
ック部材6はラッチ部材5が係止解除可能な位置に移動
できる。
また1間図(C)に示すように、バックル装置に係止解
除方向の衝撃が加えられたときには、ロック部材6の方
が早く移動するので、移動制御部材40がガイド部6b
の移動軌跡外に脱出する前に、ガイド部6bが移動制御
部材40に当接する。これにより、ロック部材6がラッ
チ部材5を舌片1との係止状態に保持する位置に維持さ
れるようになる。
第7図〜第10図は、本発明の更に他の実施例を示す図
である。同様に、前述の各実施例または従来例と同じ構
成要素には同じ符号を付すことにより、その説明は省略
し、異なる構成要素についてのみ説明する。
第7図(a)及び第8図に示すように、操作部材7の抑
圧面7aと反対側の端部中火には、移動制御部材40’
が揺動自在に取り付けられている。
この移動制御部材40′は、通常時にはその自由端40
′ aがロック部材6の移動軌跡領域に位置するように
して設けられている。また、この自由端40′aは、ラ
ッチ部材5の直立部5Cとスリップ支持板16に設けら
れた突出部41′との間に位置するようにされている。
そして、移動制御部材40′及び突出部41′は前述の
第1図に示す実施例の場合の移動制御部材40及び突起
41と同様の機能を有している。
したがって、ラッチ部Jf45には第1図(b)に示す
ような突起41が設けられない。
次に、このように構成されたこの実施例の作用について
説明する。なお、本実施例の作用は第1図に示す実施例
とほぼ同じであるので、ここでは、異なる部分のみ説明
し、他は省略する。
衝突等により大きな衝撃が生じたとき、バックル本体A
が、第9図に示すように、バックル本体Aが第8図にお
けるバックル本体Aの左側が下方となるような姿勢とな
ることが考えられる。このとき移動制御部材40′が回
動しようとするが。
移動制御部材40′は直立部5Cに当接し、それ以上は
回動することがないようになっている。このように移動
制御部材40′が直立部5Cに当接°した状態で11 
 移動制御部材40′の自由端408′が未だロック部
$46の移動軌跡領域内に位置するようになっている。
したがって、バックル本体AにV方向の強い衝撃が加え
られてロック部材6が慣性により早く移動したとき、ロ
ック部材6の一端が移動制御部材40′に当接する。ロ
ック部材6の一端が当接することにより、移動制御部材
40′は若干回動して突出部41′に当接し、それ以上
回動することはない、この結策 ロック部材6もそれ以
上V方向には移動しなくなる。この状態では、揺動阻止
片25.25’が延設部1i、11’の透孔18,18
’をほとんど閉じており、透孔18,18’への突起1
9.19’の侵入が不能となっている。したがって、ラ
ッチ部材5は爪部23と舌片1との係止解除方向への回
動が阻止される。この結果、第9図に示すような姿勢と
なっているバックル本体Aに大きな衝撃が加えられても
、舌片1とバックル本体Aとは連結状態を確実に保持さ
れる。
また第10図に示すように、バックル本体Aが第8図に
おけるバックル本体Aの右側が下方となるような姿勢と
なった場合、移動制御部材40′が回動しようとするが
、移動制御部材40’は突出部41′に当接し、それ以
上は同動することがないようになっている。前述の第9
図に示す実施例と同様に、この実施例の場合にも、第1
0図に示すような姿勢となっているバックル本体Aに大
きな衝撃が加えられても、舌片1とバックル本体Aとは
連結状態を確実に保持される。
第11図〜第14図は、本発明の更に他の実施例を示す
図である。同様に、この実施例においても前述の各側と
同じ構成要素には同じ符号を付すことによりその説明を
省略し、異なる部分のみを説明する。
第11図に示すように、操作部材7の両側部にはブラケ
ット7eを介して円柱状の突起42が設けられている(
図では、突起42は一側のみが示されている)、一方、
移動規制部材43は第12図に示すように平面形状がほ
ぼコ字形に形成されている。すなわち、本体43aの両
端からアーム43b、43bが下方に傾斜して延設され
ており、これらのアーム43b、43bにはストッパ4
3c、43cが設けられている。更に、これらストッパ
43c、43cには、案内ガイド43d、43dが上方
に傾斜して設けられている。また、本体43a中夫には
取付部43eが設けられている。
この移動制御部材43のアーム43bは弾性を有してい
る。
このように構成された移動規制部材43は、第13図に
示すように本体43aがスプリング支持部材16上端に
支持された状態で取付部43eがスプリング支持部材1
6に固定される。このように 移動制御部材43が支持
部材16に組み付けられた状態では、両アーム43b、
43bがフレーム4の両側壁4b、4cのの外側に位置
するようになると共に、舌片1をバックル本体Aに嵌入
係合させた状態ではストッパ43cがラッチ部材5の延
設部11,11’上に当接するようになる。
その場合、アーム43bの弾性力により、ストッパ43
cが延設部11,11’上に付勢されている。更にガイ
ド43dのガイド面が操作部材7に設けた円柱状突起4
2に当接するようになっている。そして、操作部材7を
V方向に操作すると、突起42がガイド43dにこのガ
イド43dを上方に押し上げるように作用するので、ガ
イド43b、ストッパ43c及びガイド43dがそれぞ
れアーム43bの本体43aとの接続部を中心にα方向
に回動するようになっている。その場合、操作部材7を
V方向に操作する際、ガイド43dの傾斜角及びアーム
43bの弾性力は、それほど抵抗となることのないよう
な大きさに設定されている。
また、移動制御部材43が支持部材16に組み付けられ
た状態では、ストッパ43cがロック部材6の揺動阻止
片25.25’ と所定間隔を置いて対向するようにな
っている。
このように構成された本実施例は、前述の各実施例の場
合と基本的にはほぼ回し作用を行うが、その作用を簡単
に説明すると、舌片1がバックル本体Aに挿入さ托 両
者が係合した通常状態では第14図(a)に示すように
なっている。そして。
舌片1とバックル本体Aとの保合を解除するために操作
部材7をV方向に操作すると、突起42がガイド43d
を上方に押し上げるので、ストッパ43cが上動し、そ
のストッパ43cはロック部材6の揺動阻止片25.2
5’がそのストッパ43cに当接する前に揺動阻止片2
5.25’の移動軌跡領域から脱出する。このため、同
図(b)に示すようにロック部材6は揺動阻止片25′
が延設部11.11’の透孔18,18’をほぼ完全に
開く位置まで移動することができるようになり、透孔1
8,18’への突起19.19’の侵入が可能となって
、前述の各側と同様に舌片1がバックル本体Aから解離
可能となる。
操作部材7の操作力は、ガイド43dの傾斜角及びアー
ム43bの弾性力がそれほど大きな抵抗とならないよう
に設定されているので、比較的小さな力で十分であり、
操作タッチが重くなるようなことはない。
また同図(a)に示す状態において、衝突等によりバッ
クル本体Aに所定大きさ以上の衝撃がV方向に加えられ
ると、前述の各実施例と同様にロック部材6が操作部材
7より早くv方向に移動し、同図(c)に示すように、
ストッパ43cがまだ揺動阻止片25.25’の移動軌
跡領域内にあるうちに、揺動阻止片25′がストッパ4
3cに当接する。このため、ロック部$46の移動が阻
止さね 揺動阻止片25.25’が延設部11.11’
の透孔18,18’をほとんど閉じた状態に保持される
。したがって、透孔1g、18’への突起19.19’
の侵入が不能となり、大きな衝撃がバックル装置Aに加
えられても、舌片1とバックル本体Aとは連結状態を確
実に保持される。この実施例においては、ストッパ43
cが弾性付勢力により揺動阻止片25.25’ との保
合位置に確実に保持されるので、バックル本体Aがどの
ような姿勢状態であっても衝撃が加えられたときは、舌
片lとバックル本体Aとの連結解除を確実に阻止するこ
とができる。
なおこの実施例においては、移動制御部材43のアーム
43b、ストッパ43c及びガイド43dをバックル本
体Aの側壁4b、4cの外側にそれぞれ二組設けるよう
にしているが、アーム43b、ストッパ43c及びガイ
ド43dはバックル本体Aの側M4b、4cの内側に一
組または適宜数組設けるようにすることもできる。その
場合には、操作部材7に設けられる突起42もそれらに
対応して適宜設けられる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、制御
手段が、操作部材の通常の操作時には。
ロック部材が舌片とラッチ部材との係止を解除可能にす
る位置に移動可能にし、また衝撃力がバックル装置に加
えられたときには、ロック部材が舌片とラッチ部材との
係止を解除可能にする位置に移動することを阻止するよ
うにしているので1通常時にはバックル装置の連結解除
を確実に行うことができ、また衝撃時にはバックル装置
の連結解除を確実に阻止することができるようになる。
また、このように衝撃時におけるバックル装置の連結解
除を阻止できることから、操作部祠やロック部材を付勢
する付勢力を比較的弱くすることができる。したがって
、操作タッチが軽くなって操作フィーリングが良好にな
り、バックル装置の操作性が向上する。しかも、比較的
弱い付勢力でよいので、安価な付勢手段で済むようにな
り、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るバックル装置の一実施例の一部を
示し、 (a)は操作部材の斜視図、 (b)はラッチ
部材の斜視図、 (C)は(a)におけるI C−I 
C線に沿う断面図、 (d)は(b)におけるI D 
−I D線に沿う断面図、第2図はこの実施例における
舌片とバックル本体との連結状態を示す断面図、第3図
はこの実施例における操作部材の操作による係止解除を
説明し、 (a)は操作前の状態を示す@ (b)は操
作途中の状態を示す図、 (c)は解除位置まで操fj
した状態を示す図、第4図はこの実施例における係止解
除方向の衝撃が加えられたときの作動を説明する図、第
5図は本発明の他の実施例を示す図、第6図は本発明の
更に他の実施例を示す図、第7図は本発明の更に他の実
施例の一部を示し、 (a)は操ず1部材の斜視図、 
(b)はラッチ部材の斜視図、第8図はこの実施例にお
ける舌片とバックル本体との連結状態を示す第2図と同
様の断面図、第9図及び第10図はこの実施例における
バックル本体が傾いたときの状態を説明する図、第11
図は本発明の更に他の実施例の一部を示す操作部材の斜
視図、第12図はこの実施例に用いられる移動制御部材
の斜視図、第13図はこの実施例における舌片とバック
ル本体との連結状態を示す側面図、第14図はこの実施
例における操作部伺の操作による係止解除を説明し、 
(a)は操作前の状態を示す図。 (b)は操作途中の状態を示す図、 (c)は解除位置
まで操作した状態を示す図、第15図は従来のバックル
装置の一例を示す分解斜視図、第16図はこの従来のバ
ックル装置における舌片挿入前の断面図、第17図はこ
の従来のバックル装置における舌片挿入後の断面図であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バックル本体と、このバックル本体に挿入係止さ
    れる舌片と、この舌片が前記バックル本体内に挿入され
    たとき前記舌片を係止することにより前記舌片と前記バ
    ックル本体とを連結するラッチ部材と、前記舌片と前記
    ラッチ部材との係止を解除するための操作部材と、前記
    ラッチ部材を前記係止位置に保持すると共に、前記ラッ
    チ部材と前記舌片との係止を解除可能にする位置に前記
    操作部材によって移動されるようになっているロック部
    材とを備えているバックル装置において、前記操作部材
    の通常の操作時には、前記ロック部材が前記ラッチ部材
    と前記舌片との係止を解除可能にする位置に移動するこ
    とを可能にすると共に、衝撃力が加えられたときには、
    前記ロック部材が前記ラッチ部材と前記舌片との係止を
    解除可能にする位置に移動することを阻止する制御手段
    が設けられていることを特徴とするバックル装置。
  2. (2)前記制御手段は、解除する方向と反対の方向に前
    記操作部材を付勢する操作部材付勢手段と、前記ラッチ
    部材を前記係止位置に保持する方向へ前記ロック部材を
    付勢するロック部材付勢手段と、前記操作部材または前
    記バックル装置本体内の他の部材のいずれかに設けられ
    、前記舌片とバックル本体との連結時には、前記ロック
    部材が前記ラッチ部材と前記舌片との係止を解除可能に
    する位置である前記ロック部材の移動軌跡領域内に少な
    くともその一部があり、前記操作部材の係止解除方向へ
    の移動にともない、前記移動軌跡領域から脱出する移動
    制御部材とから構成され、前記操作部材付勢手段および
    前記ロック部材付勢手段のそれぞれの付勢力は、衝撃発
    生時に前記ロック部材を前記操作部材よりも早く移動さ
    せるような大きさに設定されていることを特徴とする請
    求項1記載のバックル装置。
  3. (3)前記移動制御部材は前記操作部材に揺動自在に取
    り付けられ、前記操作部材の係止解除方向への移動にと
    もない、この移動制御部材を前記移動軌跡領域から脱出
    させる手段が前記バックル本体に設けられていることを
    特徴とする請求項2記載のバックル装置。
  4. (4)前記移動制御部材は、前記舌片と前記バックル本
    体との連結、時には前記移動軌跡領域内に位置するスト
    ッパと、バックル本体に弾性変位可能に取り付けられ、
    前記ストッパを前記移動軌跡領域内に位置するように付
    勢するアームと、前記操作部材の係止解除方向への移動
    にともない、このストッパを前記移動軌跡領域から脱出
    させるガイドとから構成されていることを特徴とする請
    求項2記載のバックル装置。
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