JP2002245642A - トラックジャンプ制御装置およびトラックジャンプ方法 - Google Patents

トラックジャンプ制御装置およびトラックジャンプ方法

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JP2002245642A
JP2002245642A JP2001043094A JP2001043094A JP2002245642A JP 2002245642 A JP2002245642 A JP 2002245642A JP 2001043094 A JP2001043094 A JP 2001043094A JP 2001043094 A JP2001043094 A JP 2001043094A JP 2002245642 A JP2002245642 A JP 2002245642A
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    • G11B7/08529Methods and circuits to control the velocity of the head as it traverses the tracks

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスク装置10はDSP36を含み、DS
P36はMCU44の指示の下、各回路コンポーネント
を制御する。ジャンプ終了時において、ブレーキパルス
がドライバ38bに印加されると、これに応じたトラッ
キングアクチュエータ制御電圧がトラッキングアクチュ
エータ16に与えられる。その後、DSPコア36a
は、TE信号のゼロクロス周期よりも短い所定期間に、
TE信号が所定値以下になるかどうかを判別する。そし
て、所定時間内にTE信号が所定値以下にならなかった
場合には、DSPコア36aは、ディスク22に対する
対物レンズ14の移動方向が反転し始めていると判断
し、ブレーキパルスとは逆極性の補正パルスを印加し、
対物レンズ14を加速させる。 【効果】 対物レンズの移動方向が反転するのを未然に
防止することができ、正常にトラックオンさせることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトラックジャンプ制御
装置およびトラックジャンプ方法に関し、特にたとえば
トラッキングアクチュエータドライバによってピックア
ップを目標トラック数だけトラック横断方向にジャンプ
させた後ブレーキパルスを印加してピックアップを停止
させる、トラックジャンプ制御装置およびトラックジャ
ンプ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトラックジャンプ装置の
一例が、平成9年4月15日付で出願公開された特開平
9−102135号公報[G11B 7/09,G11
B 7/085]に開示されている。この光ディスク装
置の制御回路では、シーク動作の終了時に、レンズが目
標トラックの1本手前のトラックに到達すると、ブレー
キパルスが出力される。そして、目標トラックの1/2
トラック手前になったとき、トラッキングエラー信号の
ゼロクロス周期を検出し、ブレーキパルスの大きさある
いは幅を補正して、目標のトラックにトラックオンさせ
ていた。
【0003】また、この種のトラックジャンプ装置の他
の一例が、平成12年12月19日付で出願公開された
特開2000−353324号公報[G11B 7/0
85]に開示されている。この光学式記録再生装置で
は、フォーカスジャンピング時に、ジャンピング中の光
ビームの或る地点までの移動時間を計測し、計測した時
間に応じて減速パルスの波形を変更し、トラッキングア
クチュエータを駆動していた。また、減速信号を出力し
た後では、トラッキングエラー信号のレベルが所定値以
下になるまで強制的に移動手段を駆動させていた。これ
によって、装置への振動や光ディスクの部分偏芯などに
よる外乱に対して安定したフォーカスジャンピング性能
を有し安定した高速再生、高速記録を実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
技術では、前者の場合には、ゼロクロス周期に対応した
ブレーキパルスの大きさ(レベル)あるいは幅のテーブ
ルを持っていなければならず、メモリ容量が大きくなっ
てしまっていた。また、ディスクの偏芯がある場合に
は、図10に示すように、ブレーキを終了してからトラ
ックオンするまでの間に、一時的にピックアップの移動
速度よりディスク速度が大きくなり、Pで示す時点にお
いて、ディスクに対するピックアップの移動方向が逆転
し、トラックすべりを生じていた。つまり、ピックアッ
プを制御することができなくなり、結果として、トラッ
クを引き込めないことがあった。このような不具合が発
生した場合には、始めからジャンプをやり直す必要があ
り、再生開始までに時間がかかっていた。
【0005】後者の場合には、加速時に移動時間を計測
したり、計測時間から減速パルスを算出したりするの
で、処理が複雑であった。また、減速信号を出力した直
後に、トラッキングエラー信号のレベルが所定値以下に
なるように、強制的に移動手段でピックアップを移動さ
せるようにしているため、ディスクに対するピックアッ
プの移動方向が同じである場合にまで、移動手段によっ
て強制的にピックアップを移動させていた。つまり、無
駄な制御を行っていた。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、偏
芯ディスクによるトラックすべりにも有効な、ディスク
装置のトラックジャンプ制御装置およびトラックジャン
プ方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、トラッキ
ングアクチュエータドライバによってピックアップを目
標トラック数だけトラック横断方向にジャンプさせた後
ブレーキパルスを印加してピックアップを停止させるデ
ィスク装置のトラックジャンプ制御装置において、ブレ
ーキパルスの後トラッキングエラー信号のゼロクロス周
期より短い所定時間内にトラッキングエラー信号が所定
値以下にならないとき、トラキングアクチュエータドラ
イバにブレーキパルスとは逆極性のキックパルスを印加
するようにしたことを特徴とする、トラックジャンプ制
御装置である。
【0008】第2の発明は、トラックジャンプ時にピッ
クアップをトラック横断方向に駆動するトラッキングア
クチュエータドライバ、目標トラック数ジャンプしたと
きブレーキパルスをトラッキングアクチュエータドライ
バに印加するブレーキパルス印加手段、ブレーキパルス
を印加した後所定時間内にトラッキングエラー信号が所
定値以下になったかどうかを判別する判別手段、および
判別手段によって所定値以下にならなかったことを判別
したときドライバにブレーキパルスとは逆極性のキック
パルスを印加するキックパルス印加手段を備える、トラ
ックジャンプ制御装置である。
【0009】第3の発明は、トラッキングアクチュエー
タドライバによってピックアップを目標トラック数だけ
トラック横断方向にジャンプさせた後ブレーキパルスを
印加してピックアップを停止させるディスク装置におけ
るトラックジャンプ方法であって、(a) 目標トラック数
をジャンプし、(b) ブレーキパルスを印加し、(c) ブレ
ーキを終了してから所定時間内にトラッキングエラー信
号が所定値以下になるかどうかを判別し、そして(d) ト
ラッキングエラー信号が所定値以下にならなかったとき
ブレーキパルスとは逆極性のキックパルスを出力する、
トラックジャンプ方法である。
【0010】
【作用】このトラックジャンプ制御装置では、DVDあ
るいはCD等のディスクの再生中に、早送り、巻き戻
し、選曲あるいは曲飛ばしなどのシークの指示が与えら
れると、現在位置と目標位置とに基づいてジャンプする
トラックの総本数を算出し、ジャンプを開始する。つま
り、トラッキングアクチュエータドライバによってピッ
クアップが目標トラック数(トラックの総本数)だけト
ラック横断方向にジャンプされた後、ブレーキパルスが
印加され、ピックアップが停止される。ブレーキパルス
の出力(印加)を終了した後では、トラッキングエラー
信号のゼロクロス周期より短い所定時間内にトラッキン
グエラー信号が所定値以下になるかどうかを判別する。
そして、トラッキングエラー信号が所定値以下にならな
かった場合には、ディスクに対するピックアップすなわ
ち対物レンズの移動方向が逆転(反転)し始めていると
判断し、トラキングアクチュエータドライバにブレーキ
パルスとは逆極性のキックパルスすなわちジャンプした
方向に加速するための補正のキックパルスを印加する。
したがって、ディスクに対する対物レンズの移動方向の
反転を未然に防止することができる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、ブレーキ終了後の所
定時間においてトラッキングエラー信号のレベルに基づ
いて補正のキックパルスを出力し、ディスクに対するピ
ックアップの移動方向が反転するのを未然に防止するの
で、正常にトラックオンすることができる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディスク装置
10は、DVDあるいはCD等の光ディスク(以下、単
に「ディスク」という。)22を再生することができ、
ピックアップ12を含む。このピックアップ12には、
対物レンズ14が設けられる。対物レンズ14は、たと
えば2焦点レンズ方式のレンズであり、トラッキングア
クチュエータ16およびフォーカスアクチュエータ18
によって支持される。また、ピックアップ12はレーザ
ダイオード(LD)20を含み、このLD20から放出
されたレーザ光は、対物レンズ14で収束されて、ディ
スク22の記録面に照射される。
【0014】具体的には、ディスク22がDVDの場合
には、対物レンズ14を透過した透過光(0次光)がD
VDの記録面に照射され、ディスク22がCDの場合に
は、対物レンズ14を回折した回折光(1次光)がCD
の記録面に照射される。したがって、ディスク22に記
録された信号が読み出される(再生される)。
【0015】また、ディスク22は、スピンドルモータ
24の回転軸24aに固定的に設けられたターンテーブ
ル26に装着され、スピンドルモータ24の回転に従っ
て回転される。この実施例では、ディスク22は、CL
V(線速度一定)方式のディスクであり、ディスク22
(スピンドルモータ24)の回転数はピックアップ12
がディスク22の内周から外周に移動するにつれて低下
する。
【0016】記録面からの反射光は、上述した対物レン
ズ14を通過して光検出器28に照射される。光検出器
28の出力は、フォーカスエラー(FE)信号検出回路
30およびトラッキングエラー(TE)信号検出回路3
2に入力される。
【0017】FE信号検出回路30ではFE信号が検出
され、TE信号検出回路32ではTE信号が検出され、
FE信号およびTE信号は、それぞれ、A/D変換器3
4aおよびA/D変換器34bを介してDSP36に入
力される。
【0018】DSP36は、システムコントロールマイ
コンとして働くマイクロコンピュータユニット(MC
U)44の指示の下、各回路コンポーネントを制御し、
たとえば、FE信号に基づいてフォーカスサーボ処理を
実行し、TE信号に基づいてトラッキングサーボ処理を
実行する。
【0019】具体的には、フォーカスサーボ処理によっ
て、フォーカスアクチュエータ18を制御するためのパ
ルス(フォーカス制御パルス)が生成され、このフォー
カス制御パルスがフォーカスアクチュエータドライバ
(以下、単に「ドライバ」という。)38aでフォーカ
スアクチュエータ制御電圧に変換され、フォーカスアク
チュエータ18に与えられる。
【0020】また、トラッキングサーボ処理によって、
トラッキングアクチュエータ16を制御するためのパル
ス(トラッキング制御パルス)が生成され、このトラッ
キング制御パルスがトラッキングアクチュエータドライ
バ(以下、単に「ドライバ」という。)38bでトラッ
キングアクチュエータ制御電圧に変換され、トラッキン
グアクチュエータ16に与えられる。
【0021】つまり、対物レンズ14の光軸方向(フォ
ーカス方向)の移動(位置)は、フォーカスアクチュエ
ータ制御電圧によって制御され、対物レンズ14の径方
向(ディスク22の径方向)の移動(位置)は、トラッ
キングアクチュエータ制御電圧によって制御される。
【0022】さらに、スレッドサーボ処理によって、ス
レッドモータ40を駆動するためのパルス(スレッド制
御パルス)が生成され、このスレッド制御パルスがスレ
ッドドライバ(ドライバ)38cでスレッド制御電圧に
変換され、スレッドモータ40に与えられる。また、ス
レッド制御パルスはPWM信号であり、このPWM信号
によって、スレッドモータ40の回転速度および回転方
向が制御され、ラックピニオン方式あるいはボールネジ
機構でスレッドモータ40の回転軸(図示せず)に連結
されたピックアップ12をディスク22の径方向(ラジ
アル方向)に移動させる。
【0023】さらにまた、回転サーボ処理によって、ス
ピンドルモータ24を回転するためのパルス(回転制御
パルス)が生成され、この回転制御パルスはスピンドル
ドライバ(ドライバ)38dで回転制御電圧に変換さ
れ、スピンドルモータ24に与えられる。回転制御パル
スもまた、PWM信号であり、このPWM信号によっ
て、スピンドルモータ24の回転速度が制御される。
【0024】また、スピンドルモータ24の近傍には、
周波数タコジェネレータ(FG)42が設けられてお
り、スピンドルモータ24の回転数に関連するパルス
(FGパルス)を発生する。FG42で発生されたFG
パルスは、DSP36に入力される。したがって、DS
P36は、スピンドルモータ24が回転を開始(起動)
すると、FG42からのFGパルスに基づいてスピンド
ルモータ24の回転数を検出し、検出した回転数をMC
U44に与えるとともに、所望の回転数でスピンドルモ
ータ24が回転するように回転制御パルスを生成する。
したがって、CLV方式のディスク22を正常に回転さ
せることができる。
【0025】たとえば、ディスク22の再生中に、ユー
ザが装置本体に設けられた操作パネル(図示せず)ある
いはリモコン(図示せず)を用いて、早送り,巻き戻
し,選曲あるいは曲飛ばし(スキップ)等のようなシー
クの指示を入力すると、このシークの指示がMCU44
に与えられる。MCU44はシークの指示に応答して、
現在位置と目標位置とに基づいて、目標トラック数すな
わちジャンプするトラック22aの総本数(トラック総
本数)を算出し、DSP36にジャンプの指示を与える
とともに、算出したトラック総本数を与える。
【0026】これに応じて、DSPコア36aは、トラ
ックジャンプの処理を開始し、まず、トラック総本数を
DSP36内に設けられたメモリ36bに記憶する。次
に、トラッキングサーボをオフ(不能化)して、メモリ
36bに記憶したトラック総本数に応じたトラッキング
制御パルス(キックパルス)すなわちジャンプパルスを
生成し、ドライバ38bに与える(印加する)。したが
って、そのジャンプパルスに応じたトラッキングアクチ
ュエータ制御電圧がドライバ38bからトラッキングア
クチュエータ16に与えられる。すると、対物レンズ1
4は、トラック22aを横断する方向すなわちディスク
22の内周(または外周)から外周(または内周)に向
けて移動を開始する。
【0027】対物レンズ14の移動中すなわちジャンプ
中では、TE信号検出回路30において、図2(A)に
示すようなTE信号が検出される。また、このTE信号
は、DSPコア36aによって、所定の閾値で2値化さ
れ、図2(B)に示すようなトラッキングゼロクロス
(TZC)信号が生成される。さらに、このようなTE
信号およびTZC信号に対応するディスク22の断面が
図2(C)のように示される。
【0028】なお、ディスク22には、ピットが形成さ
れるトラック22a(ランド)およびレーザ光を全反射
するミラー部22b(グルーブ)が形成される。
【0029】また、DSPコア36aは、同じくDSP
36内に設けられるカウンタ36cでジャンプしたトラ
ック22aの本数(トラック本数)をカウントする。具
体的には、DSPコア36aは、図2(B)に示すTZ
C信号の立ち上がりエッジを検出すると、カウンタ36
cをインクリメントして、トラック本数をカウントして
いる。このように、ジャンプしたトラック22aの本数
をカウントすることにより、ブレーキをかけるためのキ
ックパルス(ブレーキパルス)を出力するタイミングを
制御している。
【0030】ここで、上述したようなトラッキングアク
チュエータ制御電圧すなわちキックパルスは、対物レン
ズ14が一定時間(100μsec)間隔で隣接するト
ラック22a間を移動(ジャンプ)するように、設定さ
れる。したがって、図3(A)に示すように、隣接する
トラック22aが所定のピッチ(DVDは0.8μmで
あり、CDは1.6μmである。)で並んでいる場合に
は、対物レンズ14は略一定時間間隔で隣接するトラッ
ク22a間を移動される。
【0031】しかし、図3(B)および図3(C)に示
すように、ディスク22の偏芯により、あるいは装置本
体への振動のような外乱により、隣接するトラック22
a間のピッチ(トラックピッチ)が粗または密となる場
合には、対物レンズ14の移動速度を調整するためのキ
ックパルスをドライバ38bに印加して、対物レンズ1
4が隣接するトラック22a間を一定時間間隔で移動す
るように制御(補正)している。
【0032】なお、図3(B)および図3(C)では、
トラックピッチの疎密を分かり易くするために誇張して
示してあるが、この実施例では、トラックピッチが±5
%の間でずれた場合に、対物レンズ14の移動速度を制
御している。
【0033】具体的には、図3(B)に示すように、ト
ラックピッチが粗である場合には、対物レンズ14の移
動速度が遅れるため、対物レンズ14を移動方向に少し
加速させるための第1所定レベルのキックパルス(加速
パルス)が生成され、ドライバ38bに印加される。し
たがって、この第1所定レベルの加速パルスに応じたト
ラッキングアクチュエータ制御電圧がトラッキングアク
チュエータ16に与えられる。
【0034】また、図3(C)に示すように、トラック
ピッチが密である場合には、対物レンズ14の移動速度
が速くなるため、対物レンズ14を移動方向に少し減速
させるための第2所定レベルのキックパルス(減速パル
ス)が生成され、ドライバ38bに印加される。したが
って、この第2所定レベルの減速パルスに応じたトラッ
キングアクチュエータ制御電圧がトラッキングアクチュ
エータ16に与えられる。
【0035】ただし、この実施例では、第1所定レベル
の加速パルスおよび第2所定レベルの減速パルスは、上
述したように、最大で±5%のトラックピッチのずれを
吸収できるレベルおよび幅に設定され、互いに逆極性で
ある。
【0036】つまり、図4に示すように、トラック総本
数をジャンプするためのジャンプパルスを印加してから
ブレーキパルスを印加するまでの間では、適時第1所定
レベルの加速パルスあるいは第2所定レベルの減速パル
スをドライバ38bに印加し、対物レンズ14を移動方
向に対して加速あるいは減速させて、隣接するトラック
22a間を一定時間間隔で移動するように、速度制御し
ている。
【0037】しかし、図3(B)を用いて説明した場合
よりも、トラックピッチがさらに大きい(この実施例で
は、+50%以上である。)箇所を対物レンズ14aが
横断する場合には、ディスク22の速度がピックアップ
12すなわち対物レンズ14の移動速度より速くなる。
言い換えると、ディスク22に対して対物レンズ14の
移動速度がかなり遅くなる。このような場合に、上述し
たような第1所定レベルの加速パルスを印加したので
は、加速が不十分であり、図5(A)に示すように、Q
で示す位置において、ディスク22に対する対物レンズ
14の移動方向が逆転(反転)してしまう。このよう
に、相対的な移動方向が反転してしまうと、ピックアッ
プ12の制御をすることができなくなり、ピックアップ
12が暴走してしまうという恐れがある。
【0038】このため、DSPコア36aは、一定時間
間隔よりもかなり長い時間(この実施例では、150μ
sec以上)で対物レンズ14が隣接するトラック22
a間を移動していることを検出した場合には、ディスク
22に対する対物レンズ14の移動方向が反転し始めて
いると判断して、図5(B)に示すように、第1所定レ
ベルよりも大きな第3所定レベルのキックパルス(加速
パルス)を生成し、対物レンズ14を移動方向に大きく
加速し、相対的な移動方向が反転しないようにしてい
る。
【0039】この実施例では、第3所定レベルは、第1
所定レベルの2倍のレベル(大きさ)である。ただし、
第1所定レベルと同じレベルで、パルスの幅を2倍に
(大きく)するようにしてもよい。
【0040】逆に、トラック22aのピッチが図3
(C)で示したよりも、さらに小さくなる場合も考えら
れるが、この場合には、ディスク22に対する対物レン
ズ14の移動方向が反転することはないので、上述した
ような第2所定レベルの減速パルスを印加して、少し減
速すればよい。
【0041】このように、対物レンズ14が目標のトラ
ック22a(目標トラック)に向けて移動され、対物レ
ンズ14が目標トラックの1/2(半)トラック手前に
到達すると、DSPコア36aはブレーキパルスをドラ
イバ38bに印加して、対物レンズ14の径方向(ディ
スク22の内周方向あるいは外周方向)への移動を停止
させる。
【0042】この実施例では、ブレーキパルスは、対物
レンズ14が隣接するトラック22a間を一定時間で移
動するように制御した場合に、目標トラックの半トラッ
ク手前でブレーキを駆けて目標トラック近傍で対物レン
ズ14の移動を停止させることができるレベルおよび幅
に予め決定されている。
【0043】また、この実施例では、ブレーキパルスと
第2所定レベルの減速パルスとは、レベルおよび幅が同
じである。
【0044】ただし、このような、ジャンプパルス、加
速パルス、減速パルスおよびブレーキパルスは、対物レ
ンズ14が移動する方向(内周方向あるいは外周方向)
に応じて極性が決定され、ジャンプパルスおよび加速パ
ルスに対して、減速パルスおよびブレーキパルスが逆極
性である。
【0045】また、ジャンプ終了時に、対物レンズ14
がトラックオンしようとしている目標トラック近傍が、
ディスク22の偏芯あるいは外乱により、トラックピッ
チがかなり大きくなっている(例えば、+50%以上で
ある)箇所である場合には、ディスク22に対する対物
レンズ14の移動方向が逆転してしまう可能性がある。
すなわち、ジャンプ中と同様に、ディスク22の速度が
ピックアップ12すなわち対物レンズ14の移動速度よ
り速くなり、ディスク22に対する対物レンズ14の移
動方向が逆転してしまい、ピックアップ12が暴走して
しまう恐れがある。
【0046】これを回避するため、この実施例では、D
SPコア36aは、図6に示すように、ジャンプ終了時
にブレーキパルスを出力した後、0レベルのキックパル
ス(ホールド)を生成し、ドライバ38bに印加すると
ともに、所定時間(この実施例では、60μsec)だ
けTE信号のレベルを検出する。そして、TE信号のレ
ベルが所定の閾値(所定値)以下にならない場合には、
相対的な移動方向が反転し始めていると判断し、移動方
向を補正するためのキックパルス(補正パルス)を生成
し、ドライバ38bに印加する。この補正パルスは、ブ
レーキパルスとは逆極性であり、一定のレベルおよび一
定の幅に予め設定されている。
【0047】このように、移動方向の反転を防止し、ピ
ックアップ12(対物レンズ14)が目的トラックにト
ラックオンできるようにしてある。
【0048】なお、所定時間は、ゼロクロス周期より短
い時間で設定すればよく、この実施例では、ゼロクロス
周期の目標値を100μsecに設定してあるため、そ
れより短い時間つまり60μsecに設定される。
【0049】上述のような動作を、DSPコア36a
は、図7〜図9に示すフロー図に従って処理する。上述
したように、MCU44からジャンプの指示およびトラ
ック総本数が与えられると、DSPコア36aはトラッ
クジャンプの処理を開始し、図7に示すステップS1
で、トラック総本数をメモリ36bに記憶する。
【0050】続くステップS3では、同じくDSP36
内に設けられたカウンタ36cをリセットする。そし
て、ステップS5では、トラッキングサーボをオフ(不
能化)する。具体的には、TE信号検出回路32からの
出力信号を検出するだけで、検出したTE信号に基づい
てトラッキングアクチュエータ制御電圧を生成しないよ
うにする。つまり、TE信号に基づいて対物レンズ14
がトラック22aを引き込まないようにする。
【0051】続いて、ステップS7では、メモリ36b
に記憶されたトラック総本数をジャンプするためのジャ
ンプパルスを生成し、生成したジャンプパルスをドライ
バ38bに印加する。したがって、このジャンプパルス
に応じたトラッキングアクチュエータ制御電圧がトラッ
キングアクチュエータ16に与えられ、対物レンズ14
が所望の(目標)トラックに向けて移動される。
【0052】対物レンズ14の移動中では、DSP36
は、A/D変換器34bからの出力に基づいて、上述し
たようなTZC信号を生成する。そして、ステップS9
で、TZC信号の立ち上がりエッジを検出すると、ステ
ップS11でカウンタ36cをインクリメントする。一
方、TZC信号の立ち上がりエッジを検出しない場合に
は、そのまま同じステップS9に戻る。このように、ジ
ャンプしたトラック22aの本数(トラック本数)がカ
ウンタ36cを用いてカウントされる。
【0053】続くステップS13では、目標トラックの
半トラック手前かどうかを判断する。ここで、図2
(C)に示すように、ジャンプ直前にピックアップ12
(対物レンズ14)がトレースしていたトラック22a
(開始トラック)から目標トラックまでジャンプする場
合には、ジャンプするトラック総本数とカウントするT
ZC信号の立ち上がりエッジの数とが一致する。また、
トラック総本数とカウント値が一致するとき、対物レン
ズ14は目標トラックの手前のミラー部22bすなわち
半トラック手前に到達している。したがって、DSPコ
ア36は、メモリ36bに記憶されたトラック総本数と
カウンタ36cのカウント値とを比較し、カウンタ36
cのカウント値がトラック総本数と一致するかどうかを
判断する。
【0054】ステップS13で“NO”であれば、つま
りカウンタ36cのカウント値がトラック総本数と一致
しなければ、目標トラックの半トラック手前に到達して
いないと判断し、図8に示すステップS15でTZC信
号の周期(ゼロクロス周期)が目標周期の+50%以上
かどうかを判断する。つまり、TZC信号の立ち上がり
エッジを100μsec毎に検出するように、対物レン
ズ14を移動させているが、そのゼロクロス周期の目標
値(100μsec)の+50%(150μsec)以
上かどうかを判断する。
【0055】なお、ゼロクロス周期は、DSPコア36
aが図示しないタイマをTZC信号の立ち上がりエッジ
でリセットおよびスタートすることによって、監視され
る。
【0056】ステップS15で“YES”であれば、つ
まりゼロクロス周期が目標値の+50%以上であれば、
対物レンズ14の移動がディスク22(トラック22
a)に対して遅れ始めているすなわち相対方向の逆転が
起こり始めていると判断し、ステップS17で第3所定
レベルの加速パルスを生成し、ドライバ38bに印加し
てから図7で示したステップS9に戻る。
【0057】なお、第3所定レベルの加速パルスに応じ
たトラッキングアクチュエータ制御電圧がドライバ38
bからトラッキングアクチュエータ16に与えられ、対
物レンズ14は移動方向に大きく加速される。したがっ
て、図5(B)で示したように、相対方向が逆転するの
を未然に防止することができる。
【0058】一方、ステップS15で“NO”であれ
ば、つまりゼロクロス周期が目標値の+50%未満であ
れば、ステップS19でゼロクロス周期が目標値の+5
%(105μsec)以上かどうかを判断する。ステッ
プS19で“YES”であれば、つまりゼロクロス周期
が目標値の+5%以上であれば、ステップS21で第3
所定レベルよりも小さい第1所定レベルの加速パルスを
生成し、ドライバ38bに印加してからステップS9に
戻る。
【0059】なお、第1所定レベルの加速パルスに応じ
たトラッキングアクチュエータ電圧がドライバ38bか
らトラッキングアクチュエータ16に与えられ、対物レ
ンズ14は移動方向に少し加速される。
【0060】一方、ステップS19で“NO”であれ
ば、つまりゼロクロス周期が目標値の+5%未満であれ
ば、ステップS23でゼロクロス周期が目標値の−5%
(95μsec)以下かどうかを判断する。ステップS
23で“YES”であれば、つまりゼロクロス周期が目
標値の−5%以上であれば、ステップS25で第2所定
レベルの減速パルスを生成し、ドライバ38bに印加し
てからステップS9に戻る。
【0061】なお、第2所定レベルの減速パルスに応じ
たトラッキングアクチュエータ電圧がドライバ38bか
らトラッキングアクチュエータ16に与えられ、対物レ
ンズ14は移動方向に少し減速される。
【0062】一方、ステップS23で“NO”であれ
ば、つまりゼロクロス周期が目標値の−5%未満であれ
ば、ステップS27で0レベルのキックパルス(ホール
ド)を生成し、ドライバ38bに印加してから、すなわ
ち0Vのトラッキングアクチュエータ制御電圧を出力し
てからステップS9に戻る。
【0063】また、図7で示したステップS13で“Y
ES”であれば、つまりカウンタ36cのカウント値が
トラック総本数と一致すれば、対物レンズが目標トラッ
クの半トラック手前到達したと判断し、図9に示すステ
ップS29でブレーキパルスを生成し、ドライバ38b
に印加する。したがって、ブレーキパルスに応じたトラ
ッキングアクチュエータ制御電圧がドライバ38bから
トラッキングアクチュエータ16に与えられ、対物レン
ズ14は移動を停止される。続くステップS31では、
ホールドをドライバ38bに印加する。すなわち、0V
のトラッキングアクチュエータ制御電圧が出力される。
【0064】そして、ステップS33でDSP36内に
設けられるレジスタ36dをリセットし、ステップS3
5でTE信号のレベルが所定値以下かどうかを判断す
る。ステップS35で“YES”であれば、つまりTE
信号のレベルが所定値以下であれば、ステップS45で
トラッキングサーボをオン(能動化)してから処理を終
了する。
【0065】なお、トラッキングサーバがオンされる
と、TE信号に基づいて、対物レンズ14がトラックを
引き込み、目標トラックにトラックオンされる。
【0066】一方、ステップS35で“NO”であれ
ば、つまりTE信号のレベルが所定値より大きい場合に
は、ステップS37でレジスタ36dの値を参照して、
所定時間(60μsec)が経過したかどうかを判断す
る。ステップS37で“NO”でれば、つまり60μs
ecが経過してなければ、ステップS39でレジスタ3
6dに1加算してからステップS35に戻る。
【0067】つまり、この実施例では、TE信号のレベ
ルが所定値以下どうかは、1μsec毎の割り込みで検
出され、レジスタ36dを用いて時間をカウントし、6
0μsecが経過したかどうかを判断している。
【0068】一方、ステップS37で“YES”であれ
ば、つまりTE信号のレベルが所定値より大きい状態で
60μsecが経過すれば、ディスク22に対する対物
レンズ14の移動方向が逆転し始めていると判断し、ス
テップS41で補正パルスを生成し、ドライバ38bに
印加する。したがって、補正パルスに応じたトラッキン
グアクチュエータ制御電圧がドライバ38bからトラッ
キングアクチュエータ16に与えられ、対物レンズ14
がジャンプした時の移動方向に少し加速される。その
後、ステップS43でホールドを出力してから、ステッ
プS35に戻る。
【0069】つまり、補正パルスを出力した後に、TE
信号のレベルが所定値以下にならない場合には、再度補
正パルスを出力するようにしてある。
【0070】この実施例によれば、シーク(ジャンプ)
の終了時に所定時間だけTE信号を検出し、TE信号の
レベルが所定値以下にならない場合には、補正パルスを
印加して対物レンズの移動速度を加速するので、対物レ
ンズの移動方向がディスクに対して逆転することがな
い。つまり、偏芯によるトラックすべりを未然に防止
し、正常にトラックオンすることができる。このため、
短時間で再生を開始することができる。
【0071】なお、この実施例では、DSP36で生成
されたキックパルスすなわちジャンプパルス、加速パル
ス、減速パルス、ブレーキパルス、ホールドおよび補正
パルスをドライバ38bに印加し、各キックパルスに応
じたトラッキング制御電圧をトラッキングアクチュエー
タ16に与えるようにしたが、ディスク22の面振れ等
によってトラッキングアクチュエータにオフセットが生
じる場合があるため、トラッキングアクチュエータ制御
電圧をオフセット電圧で補正して、トラッキングアクチ
ュエータ16に与えるようにしてもよい。このオフセッ
ト電圧は、トラックジャンプを開始する直前のフォーカ
スアクチュエータ制御電圧であり、容易に取得すること
ができる。
【0072】また、この実施例では、補正パルスを出力
した後に、TE信号のレベルが所定値以下にならない場
合には、再度補正パルスを出力するようにしたが、補正
パルスの出力中にTE信号のレベルを検出し、TE信号
のレベルが所定値以下にならない場合には、補正パルス
のレベルを上げたり、補正パルスの幅を大きくしたり、
あるいはその両方を変更するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す図解図であ
る。
【図2】図1実施例に示すTE信号検出回路で検出され
るTE信号、TE信号に基づいて生成されるTZC信号
およびTE信号およびTZC信号に対するディスク断面
を示す図解図である。
【図3】図1実施例に示すディスクの一部の一例を示す
図解図である。
【図4】図1実施例に示すディスク装置を用いてトラッ
クジャンプした場合のTE信号およびトラッキング制御
パルスを示す波形図である。
【図5】図1実施例に示すディスク装置を用いてトラッ
クジャンプした場合のジャンプ中のTE信号およびトラ
ッキング制御パルスを示す波形図である。
【図6】この実施例のディスク装置を用いてトラックジ
ャンプした場合のトラックジャンプ終了時におけるTE
信号およびトラッキング制御パルスを示す波形図であ
る。
【図7】図1実施例に示すDSPコアのトラックジャン
プの処理の一部を示すフロー図である。
【図8】図1実施例に示すDSPコアのトラックジャン
プの処理の他の一部を示すフロー図である。
【図9】図1実施例に示すDSPコアのトラックジャン
プの処理のその他の一部を示すフロー図である。
【図10】従来のディスク装置でトラックジャンプした
場合のジャンプ終了時のTE信号およびトラッキング制
御パルスを示す波形図である。
【符号の説明】
10 …ディスク装置 12 …ピックアップ 14 …対物レンズ 22 …ディスク 24 …スピンドルモータ 30 …FE信号検出回路 32 …TE信号検出回路 36 …DSP 38a,38b,38c,38d …ドライバ 44 …MCU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラッキングアクチュエータドライバによ
    ってピックアップを目標トラック数だけトラック横断方
    向にジャンプさせた後ブレーキパルスを印加して前記ピ
    ックアップを停止させるディスク装置のトラックジャン
    プ制御装置において、 前記ブレーキパルスの後トラッキングエラー信号のゼロ
    クロス周期より短い所定時間内に前記トラッキングエラ
    ー信号が所定値以下にならないとき、前記トラキングア
    クチュエータドライバに前記ブレーキパルスとは逆極性
    のキックパルスを印加するようにしたことを特徴とす
    る、トラックジャンプ制御装置。
  2. 【請求項2】トラックジャンプ時にピックアップをトラ
    ック横断方向に駆動するトラッキングアクチュエータド
    ライバ、 目標トラック数ジャンプしたときブレーキパルスを前記
    トラッキングアクチュエータドライバに印加するブレー
    キパルス印加手段、 前記ブレーキパルスを印加した後所定時間内にトラッキ
    ングエラー信号が所定値以下になったかどうかを判別す
    る判別手段、および前記判別手段によって前記所定値以
    下にならなかったことを判別したとき前記ドライバに前
    記ブレーキパルスとは逆極性のキックパルスを印加する
    キックパルス印加手段を備える、トラックジャンプ制御
    装置。
  3. 【請求項3】前記所定時間は、前記トラッキングエラー
    信号のゼロクロス周期より短い時間である、請求項2記
    載のトラックジャンプ制御装置。
  4. 【請求項4】前記キックパルスは、一定レベルでありか
    つ一定幅である、請求項2または3記載のトラックジャ
    ンプ制御装置。
  5. 【請求項5】トラッキングアクチュエータドライバによ
    ってピックアップを目標トラック数だけトラック横断方
    向にジャンプさせた後ブレーキパルスを印加して前記ピ
    ックアップを停止させるディスク装置におけるトラック
    ジャンプ方法であって、 (a) 目標トラック数をジャンプし、 (b) 前記ブレーキパルスを印加し、 (c) ブレーキを終了してから所定時間内にトラッキング
    エラー信号が所定値以下になるかどうかを判別し、そし
    て (d) 前記トラッキングエラー信号が前記所定値以下にな
    らなかったとき前記ブレーキパルスとは逆極性のキック
    パルスを出力する、トラックジャンプ方法。
  6. 【請求項6】前記所定時間は、前記トラッキングエラー
    信号のゼロクロス周期より短い時間である、請求項5記
    載のトラックジャンプ方法。
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