JP2002242300A - 柱梁仕口部におけるプレキャストコンクリート梁同士の連結方法 - Google Patents

柱梁仕口部におけるプレキャストコンクリート梁同士の連結方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線的に相対向するプレキャストコンクリー
ト梁同士を連結するにあたり、無支保工工法を採用でき
るにもかかわらず、コンクリート部分の端面で周囲を拘
束され、多数の柱主筋が林立している狭小な柱梁仕口部
のスペース内での梁下端筋の連結作業が皆無となるた
め、施工性が非常に良く、プレキャストコンクリート梁
の吊り込みも容易になる連結方法を提供する。 【解決手段】 両プレキャストコンクリート梁1の相対
向する端部のコンクリート部分2に、当該コンクリート
部分の上面と端面とに開口した梁下端筋レベルに達する
深さで、且つ、端部に幅広部5aが形成されている複数
のスリット5を形成しておき、前記幅広部と係合するコ
ブ付き鉄筋8を相対向するスリットに落とし込み、両プ
レキャストコンクリート梁の上部に梁上端筋9を配筋し
た後、梁上部及び柱梁仕口部のコンクリート10を打設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱梁仕口部におけ
るプレキャストコンクリート梁同士の連結方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】直線的に相対向するプレキャストコンク
リート梁同士を連結する方法には、大別して、次の二つ
がある。その一つは、図8の(イ)に示すように、プレ
キャストコンクリート梁aのコンクリート部分bの端面
から梁下端筋cを突出させておき、柱コンクリートdの
上に、両プレキャストコンクリート梁a,aの端部を直
線的に相対向させて載置した後、柱梁仕口部において、
相対向する両側の梁下端筋c,cを、連結用下端筋eを
介して連結する方法である。他の一つは、図8の(ロ)
に示すように、柱コンクリートdの両側に相対向して配
置される二つのコンクリート部分b,bが梁下端筋cで
連結された形状のプレキャストコンクリート梁aを作製
し、各プレキャストコンクリート梁aの中央部を柱コン
クリートdの上に載置した後、スパン中央において、相
対向するコンクリート部分b,bの端面から突出してい
る梁下端筋c,cを、連結用下端筋eを介して連結する
ことにより、柱梁仕口部では梁下端筋cの連結作業を行
わずに済むようにした方法である。図示しないが、何れ
の方法においても、梁上端筋は、通常、プレキャストコ
ンクリート梁aの上に仮置きされ、プレキャストコンク
リートa梁を柱コンクリートdの上に載置した後、柱梁
仕口部側に引き出し、両側のコンクリート部分b,bに
跨って配筋される。
【0003】図8の(ロ)に示す方法は、スパン中央で
プレキャストコンクリート梁a,a同士の接合を行うの
で、接合作業が容易である反面、プレキャストコンクリ
ート梁aを柱コンクリートdの上に載置した際、両側の
コンクリート部分b,bを繋いでいる梁下端筋cだけで
はプレキャストコンクリート梁aを水平に維持できない
ので、スパン中央を支持する支保工fが必要不可欠であ
る。
【0004】この点、図8の(イ)に示す方法は、両側
の柱コンクリートd,dにわたってプレキャストコンク
リート梁aを架設するため、スパン中央を支持する必要
がなく、無支保工工法とすることができるという利点を
有している。しかし、その反面、コンクリート部分bの
端面で周囲を拘束され、且つ、多数の柱主筋が林立して
いる狭小な柱梁仕口部のスペース内で梁下端筋c,cの
連結作業を行わねばならないという問題点がある。
【0005】そのため、柱梁仕口部における梁下端筋
c,cの連結作業を簡略化することを目的として、従来
より、例えば、相対向する両側の梁下端筋と連結用下端
筋とをねじカップラーで接続したり、特許第29984
50号公報に見られるように、ナットとグラウトが併用
されたジョイント部材で接続したり、実用新案登録第2
506403号に見られるように、相対向する両側の梁
下端筋の先端に夫々ナットを螺着する一方、平面視矩形
状で長手方向両端板部の下縁に両側の梁下端筋と嵌合す
る切欠きが形成された箱状の連結金物を使用し、この連
結金物を両側の梁下端筋に嵌合させた状態で、前記ナッ
トを連結金物の内部で回転操作し、両側の梁下端筋を引
き寄せる方法など、様々な梁下端筋の継手が提案されて
いる。
【0006】しかしながら、これらの方法では、何れ
も、コンクリート部分の端面で周囲を拘束され、且つ、
多数の柱主筋が林立している狭小な柱梁仕口部のスペー
ス内でナットの操作を行わねばならず、溶接による連結
作業に比べると簡略化されているとはいえ、施工性が非
常に悪い。しかも、相対向するコンクリート部分の端面
から、夫々、梁下端筋を突出させてあるので、突出した
梁下端筋が邪魔になり、プレキャストコンクリート梁を
柱コンクリートの上に吊り込む作業が面倒である。ま
た、箱状の連結金物を使用する方法では、連結金物の上
下幅がナットの外径よりも広いので、プレキャストコン
クリート梁が十字状に交差した柱梁仕口部では、連結金
物が直交する方向の梁下端筋の障害物となり、適用が困
難である。
【0007】実開平5−58704号公報に見られるよ
うに、プレキャストコンクリート梁のコンクリート部分
の端面から突出する梁下端筋を上方に折り曲げておき、
柱コンクリートの上に、両側のプレキャストコンクリー
ト梁を、上方に折り曲げられた梁下端筋同士が互いにラ
ップした状態に載置し、このラップした部分に横筋を落
とし込む方法もあるが、コンクリート部分の端面から突
出する梁下端筋の突出長が長く、且つ、先端が上方に折
れ曲っているので、プレキャストコンクリート梁を柱コ
ンクリートの上に吊り込む作業が一層面倒である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の現状に鑑み、本
発明は、直線的に相対向するプレキャストコンクリート
梁同士を連結するにあたり、無支保工工法を採用できる
連結方法であるにもかかわらず、コンクリート部分の端
面で周囲を拘束され、且つ、多数の柱主筋が林立してい
る狭小な柱梁仕口部のスペース内での梁下端筋の連結作
業が皆無であるため、施工性が非常に良く、しかも、柱
コンクリートの上にプレキャストコンクリート梁を吊り
込む時点では、プレキャストコンクリート梁のコンクリ
ート部分端面から突出する梁下端筋が存在しないので、
プレキャストコンクリート梁の吊り込みも容易に行うこ
とができる連結方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明が講じた技術的手段は、次のとおりであ
る。即ち、本発明は、直線的に相対向するプレキャスト
コンクリート梁同士を連結するにあたり、予め、両プレ
キャストコンクリート梁の相対向する端部のコンクリー
ト部分に、当該コンクリート部分の上面と端面とに開口
した梁下端筋レベルに達する深さで、且つ、端部に幅広
部が形成されている複数のスリットを形成しておき、柱
コンクリートの上に、両プレキャストコンクリート梁の
端部を直線的に相対向させて載置した後、前記幅広部と
係合するコブ付き鉄筋を両プレキャストコンクリート梁
の相対向するスリットに落とし込み、両プレキャストコ
ンクリート梁の上部に梁上端筋を配筋した後、梁上部及
び柱梁仕口部のコンクリートを打設することを特徴とし
ている。
【0010】尚、梁上端筋の配筋後、梁上部及び柱梁仕
口部のコンクリートを打設するだけで、コンクリートの
一部がスリット内に流入・充填されて、コブ付き鉄筋が
柱梁のコンクリート部分と一体化するが、モルタル等の
固結性充填材をスリット内に充填した後、コンクリート
打設を行ってもよい。プレキャストコンクリート梁とし
ては、RC造の一般的なプレキャストコンクリート梁、
プレストレスが導入されたプレキャストコンクリート梁
の何れであってもよい。
【0011】上記の構成によれば、直線的に相対向する
プレキャストコンクリート梁同士を柱梁仕口部において
連結するので、柱コンクリートに架設したプレキャスト
コンクリート梁をスパン中央で支持しない無支保工工法
を採用でき、それでいて、梁下端筋に関しては、コブ付
き鉄筋を両プレキャストコンクリート梁のコンクリート
部分に形成された相対向するスリットに落とし込むだけ
で済み、柱梁仕口部内に梁下端筋の継手が存在せず、コ
ンクリート部分の端面で周囲を拘束され、且つ、多数の
柱主筋が林立している狭小な柱梁仕口部のスペース内で
の梁下端筋の連結作業が全く無くなるため、施工性が非
常に良い。
【0012】しかも、コブ付き鉄筋は、柱コンクリート
の上に、両プレキャストコンクリート梁の端部を直線的
に相対向させて載置した後で、スリットに落とし込むも
のであるから、柱コンクリートの上にプレキャストコン
クリート梁を吊り込む時点では、プレキャストコンクリ
ート梁のコンクリート部分端面から突出する梁下端筋が
全く存在せず、障害物になる虞がないので、プレキャス
トコンクリート梁の吊り込みも容易に行うことができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、1はRC造のプレ
キャストコンクリート梁である。このプレキャストコン
クリート梁1は、その上部に打設される現場打ちコンク
リートと一体化されて梁となるものであり、コンクリー
ト部分2には、両端側を除いて複数の梁下端筋3が埋設
され、且つ、スターラップ4が、その上端側をコンクリ
ート部分2の上面から突出させた状態に埋設されてい
る。コンクリート部分2の両端部には、予め、当該コン
クリート部分2の上面と端面とに開口した梁下端筋レベ
ルに達する深さで、且つ、端部に幅広部5aを有する複
数のスリット5が形成されている。これらのスリット5
は、夫々、柱コンクリート6の上面に林立する柱主筋7
の隙間と対向する位置に形成されている。8は、両端に
前記幅広部5aと係合するコブ8aを有するコブ8a付
き鉄筋である。
【0014】尚、鉄筋8の端部にコブ8aを設けるにあ
たっては、圧接バーナーによるコブ成形、支圧プレート
の溶接、ナットの螺着等々、任意の手段を採用できる。
コブ8aの形状は任意に設定できるが、幅広部5aに対
する係止機能に方向性がない点で、円板状や方形板状な
どが好ましい。
【0015】次に、直線的に相対向するプレキャストコ
ンクリート梁1同士を柱梁仕口部において連結する方法
に付いて説明する。
【0016】先ず、前記プレキャストコンクリート梁1
を、図2に示すように、揚重機で吊り込んで、プレキャ
ストコンクリート梁1を柱コンクリート6に架設する。
柱梁仕口部では、図1に示すように、両側のプレキャス
トコンクリート梁1の端部が直線的に相対向する状態に
柱コンクリート6に載置されており、スリット5同士も
相対向して位置している。
【0017】この状態で、図1に示すように、コブ付き
鉄筋8を両プレキャストコンクリート梁1の相対向する
スリット5に落とし込む。プレキャストコンクリート梁
1が十字状に交差する柱梁仕口部では、図1、図3、図
4、に示すように、一方向のプレキャストコンクリート
梁1の相対向するスリット5にコブ付き鉄筋8を落とし
込んだ後、直角方向のプレキャストコンクリート梁1の
相対向するスリット5にコブ付き鉄筋8を、先行して落
とし込んだ前記コブ付き鉄筋8の上に載るように、落と
し込む。
【0018】しかる後、相対向するプレキャストコンク
リート梁1の上部に、梁上端筋9を、例えば、一方の梁
上に仮置きした梁上端筋9を引き出したり、床型枠の上
に仮置きした梁上端筋を9を梁上にセットする等の在来
工法により、両側のプレキャストコンクリート梁1に跨
る状態に配筋し、且つ、図外の床配筋を行った後、図5
に示すように、梁上部及び柱梁仕口部のコンクリート1
0を打設する。これにより、コンクリート10の一部が
スリット5内に流入・充填されて、コブ付き鉄筋8が柱
梁のコンクリート部分と一体化し、連結を完了すること
になる。
【0019】図示しないが、三つのプレキャストコンク
リート梁1が平面視T形に交差する柱梁仕口部において
は、直線的に相対向するプレキャストコンクリート梁1
同士の連結に上記の方法が採用され、残りのプレキャス
トコンクリート梁1については、例えば、コンクリート
部分の端面に先端の折り曲げられた梁主筋を突出させて
おき、これを柱梁仕口部のコンクリートに定着すること
になる。
【0020】上記の構成によれば、直線的に相対向する
プレキャストコンクリート梁1同士を柱梁仕口部におい
て連結するので、図2に示すように、柱コンクリート6
に架設したプレキャストコンクリート梁1をスパン中央
で支持しない無支保工工法を採用でき、それでいて、梁
下端筋3に関しては、コブ付き鉄筋8を両プレキャスト
コンクリート梁1の相対向するスリット5に落とし込
み、梁の端部で応力を処理するので、柱梁仕口部内に梁
下端筋3の継手がなく、コンクリート部分2の端面で周
囲を拘束され、且つ、多数の柱主筋7が林立している狭
小な柱梁仕口部のスペース内での梁下端筋の連結作業が
皆無となるため、施工性が非常に良い。
【0021】コブ8a付き鉄筋8は、柱コンクリート6
の上に、両プレキャストコンクリート梁1の端部を直線
的に相対向させて載置した後で、スリット5に落とし込
むものであるから、柱コンクリート6の上にプレキャス
トコンクリート梁1を吊り込む時点では、プレキャスト
コンクリート梁1のコンクリート部分2端面から突出す
る梁下端筋が全く存在せず、障害物になる虞がないの
で、プレキャストコンクリート梁1の吊り込みも容易に
行うことができる。
【0022】図6、図7は、他の実施の形態を示す。こ
の実施形態は、梁下端筋3を上下2段に配筋する場合に
本発明を適用したものである。即ち、コブ8a付き鉄筋
8のうち、梁幅方向両端に配筋される2本の梁下端筋3
に対応する2本のコブ8a付き鉄筋8には、図6、図7
に示すように、両側のスリット5に挿入される部位に、
夫々、前記鉄筋8よりも細いスペーサー(例えば細径の
鉄筋が使用される。)8bを溶接等により固着してお
き、下段の梁下端筋3に対応するスペーサー8bなしの
コブ8a付き鉄筋8を梁幅方向両端のスリット5に落と
し込んだ後、当該スリット5に、スペーサー8b付きの
コブ8a付き鉄筋8を、当該スペーサー8bを下向きに
した状態で落とし込むか、あるいは、これと逆に、スペ
ーサー8b付きのコブ8a付き鉄筋8を、当該スペーサ
ー8bを上向きにして梁幅方向両端のスリット5に落と
し込んだ後、当該スリット5に、スペーサー8bなしの
コブ8a付き鉄筋8を落とし込むかして、コブ8a付き
鉄筋8を上下2段に配置した点に特徴がある。
【0023】この構成によれば、上段のコブ8a付き鉄
筋8と下段のコブ8a付き鉄筋8との間隔がスペーサー
8bで保持されるが、スペーサー8bが前記鉄筋8より
も細いため、スリット5の幅広部5a側へのコンクリー
ト10の注入・充填の妨げにならず、2段配筋に対応で
きることになる。その他の構成、施工手順は、図1〜図
5で説明した実施の形態と同じであるから、説明を省略
する。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、直線的に相対向するプ
レキャストコンクリート梁同士を柱梁仕口部において連
結するので、無支保工工法を採用できるにもかかわら
ず、柱梁仕口部内に梁下端筋の継手が存在せず、コンク
リート部分の端面で周囲を拘束され、且つ、多数の柱主
筋が林立している狭小な柱梁仕口部のスペース内での梁
下端筋の連結作業が無いため、施工性が非常に良く、し
かも、柱コンクリートの上にプレキャストコンクリート
梁を吊り込む時点では、プレキャストコンクリート梁の
コンクリート部分端面から突出する梁下端筋が存在しな
いので、プレキャストコンクリート梁の吊り込みも容易
に行うことができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の分解斜視図である。
【図2】概略側面図である。
【図3】一部を破断して示す要部の側面図である。
【図4】要部の平面図である。
【図5】連結完了後の状態を示す要部の縦断側面図であ
る。
【図6】他の実施の形態を示すコブ付き鉄筋の斜視図で
ある。
【図7】連結完了後の状態を示す要部の縦断側面図であ
る。
【図8】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1…プレキャストコンクリート梁、2…コンクリート部
分、3…梁下端筋、5…スリット、5a…幅広部、6…
柱コンクリート、8…コブ付き鉄筋、8a…コブ、9…
梁上端筋、10…コンクリート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線的に相対向するプレキャストコンク
    リート梁同士を連結するにあたり、予め、両プレキャス
    トコンクリート梁の相対向する端部のコンクリート部分
    に、当該コンクリート部分の上面と端面とに開口した梁
    下端筋レベルに達する深さで、且つ、端部に幅広部が形
    成されている複数のスリットを形成しておき、柱コンク
    リートの上に、両プレキャストコンクリート梁の端部を
    直線的に相対向させて載置した後、前記幅広部と係合す
    るコブ付き鉄筋を両プレキャストコンクリート梁の相対
    向するスリットに落とし込み、両プレキャストコンクリ
    ート梁の上部に梁上端筋を配筋した後、梁上部及び柱梁
    仕口部のコンクリートを打設することを特徴とする柱梁
    仕口部におけるプレキャストコンクリート梁同士の連結
    方法。
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