JP2002234241A - トルククラッチ装置及びプリンタ装置 - Google Patents

トルククラッチ装置及びプリンタ装置

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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

Abstract

(57)【要約】 【課題】トルクを自在に可変できる簡易かつ軽量なトル
ククラッチ装置及びインクリボンのテンション制御を簡
易な構成で安定して行い得るプリンタ装置を提案する。 【解決手段】トルククラッチ装置において、シャフト
に、第1のギアを回動自在の第1のギアと、これを挟み
込みかつシャフトと一体に回動する第1及び第2の挟み
部材とを嵌め込み、さらにこのシャフトに回動自在に螺
合された第2のギアと、当該第2のギアと対峙する第1
又は第2の挟み部材間にばねを配設するようにした。ま
たプリンタ装置において、インクリボンの供給リールに
可変自在の負荷トルクを発生させる第1のトルク発生手
段と、巻取りリールに可変自在の回転トルクを発生させ
る第2のトルク発生手段と、供給リール及び又は巻取り
リールに巻回されたインクリボンの巻径に応じた負荷ト
ルク又は回転トルクを発生させるように、第1及び又は
上記第2のトルク発生手段を制御する制御手段とを設け
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトルククラッチ装置
及びプリンタ装置に関し、例えばカラーロールプリンタ
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】インクリボンを用いるプリンタ装置で
は、印画時にインクリボンが弛んでいると当該インクリ
ボンにしわが発生して、印画画像が劣化する問題があ
る。
【0003】このため従来のかかるプリンタ装置では、
例えばフェルトクラッチ等のトルククラッチを介してイ
ンクリボンの巻取りリール及び又は供給リールを保持す
ることにより、インクリボンに一定のテンションを与え
るようになされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる方法に
よると、印画によって供給リールに巻回されたインクリ
ボンの巻径や巻取りリールに巻き取られたインクリボン
の巻径にが徐々に変化するため、常に一定のテンション
をインクリボンに与えることができない問題があった。
【0005】かかる問題点を解決するための手法として
は、モータの出力をコントロールする第1の方法と、出
力トルクを可変できるパウダークラッチやヒステリシス
クラッチ等のトルククラッチを用いる第2の方法とが考
えられえるが、第1の方法によると、ギアやベルトの送
りムラが発生してインクリボンの走行安定性を損なう問
題があり、また第2の方法によると、パウダークラッチ
やヒステリシスクラッチが非常に高価でサイズ及び重量
が大きいことから、コストが増加したり、プリンタ装置
全体のサイズ及び重量が大きくなる問題があった。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、トルクを自在に可変できる簡易かつ軽量なトルクク
ラッチ装置及びインクリボンのテンション制御を簡易な
構成で安定して行い得るプリンタ装置を提案しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、トルククラッチ装置において、回
動自在に枢支され、周側面にねじ山が形成されたシャフ
トと、シャフトに回動自在に嵌め込まれた第1のギア
と、第1のギアを挟み込むように、かつシャフトと一体
に回動するように当該シャフトに嵌め込まれた第1及び
第2の挟み部材と、シャフトに回動自在に螺合された第
2のギアと、第2のギア及び当該第2のギアと対峙する
第1又は第2の挟み部材間に配設されたばねとを設ける
ようにした。従ってこのトルククラッチ装置は、構成が
簡易であり、また第2のギアを回転させることによって
出力トルクを自在に可変することができる。
【0008】また本発明においては、プリンタ装置にお
いて、回転自在に保持されたインクリボンの供給リール
に可変自在の負荷トルクを発生させる第1のトルク発生
手段と、回転自在に保持されたインクリボンの巻取りリ
ールに可変自在の回転トルクを発生させる第2のトルク
発生手段と、供給リール及び又は巻取りリールに巻回さ
れたインクリボンの巻径に応じた負荷トルク又は回転ト
ルクを発生させるように、第1及び又は上記第2のトル
ク発生手段を制御する制御手段とを設けるようにした。
この結果このプリンタ装置では、インクリボンのテンシ
ョンを常に一定に保つことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0010】(1)本実施の形態によるカラーロールプ
リンタの全体構成 図1及び図2において、1は全体として本発明を適用し
たカラーロールプリンタを示し、筐体2の前面にドア部
3、パワースイッチ4及び排紙トレー5が配設され、筐
体2の後面側に外部接続用の複数のコネクタからなるコ
ネクタ接続部(図示せず)が配設されている。
【0011】この場合ドア部3においては、その下端部
を中心として回動自在に配設されたドアシャーシ6の前
面側にドアパネル7が取り付けられることにより構成さ
れ、当該ドアパネル7の前面に各種スイッチを有する操
作パネル8と、各種メッセージを表示するための液晶パ
ネル9とがそれぞれ配設されると共に、下端部に排紙口
7Aが形成されている。
【0012】これによりこのカラーロールプリンタ1に
おいては、各種のスイッチ操作や各種メッセージの確認
及びプリント出力の取り出しをその前面において行うこ
とができるようになされている。
【0013】またドアパネル7により覆われるドアシャ
ーシ6の前面側には、ドアパネル7の排紙口7Aと対応
させてロール紙切断用のカッタ機構部10が配設される
と共に、ドアシャーシ6の内側には、ヘッド支持機構部
11により保持されたライン型のサーマルヘッド12が
配設されている。
【0014】一方、ドア部3により覆い隠される筐体2
内部の前部には、サーマルヘッド12に対応させて、矢
印y方向と平行にプラテン13が回動自在に配置される
と共に、当該プラテン13の近傍には、ロール紙14を
走行駆動するためのグリップローラ15及びピンチロー
ラ16が配設されている。
【0015】また筐体2の内部前部には、左内側面の上
段位置及び中段位置に第1の巻取りリール用係合部17
A及び第1の供給リール用係合部18Aがそれぞれ回動
自在に配設されると共に、これらと対応させて右内側面
の上段位置及び中段位置に第2の巻取りリール用係合部
17B及び第2の供給リール用係合部18Bがそれぞれ
配設されている。
【0016】これによりこのカラーロールプリンタ1に
おいては、これら第1及び第2の巻取りリール用係合部
17A、17B並びに第1及び第2の供給用リール用係
合部18A、18Bによって、インクリボン19の巻取
りリール20及び供給リール21を、プラテン13を高
さ方向の間に挟んで当該プラテン13と平行にかつ回動
自在に保持し得るようになされている。
【0017】さらにプラテン13の下側位置には、その
上端部を回動中心として開閉自在に内部ドア22が配設
され、当該内部ドア22の奥部には、図3に示すよう
に、下部及び上部にそれぞれ所定径の曲部を有するペー
パホルダ23が配設されている。
【0018】そしてこのペーパホルダ23の内側底面近
傍の左右両内側面にはそれぞれ一対の支持ローラ24が
回動自在に配設されており、かくしてこれら支持ローラ
24によって図3のようにロール紙14のロール体(以
下、これをロール紙体14Aと呼ぶ)を回動自在に支持
するように保持し得るようになされている。
【0019】また図3からも明らかなように、ペーパホ
ルダ23の外周側には、それぞれペーパホルダ23の下
部前端から下部後端部までと、ペーパホルダ23の背面
部と、ペーパホルダ23の上部後部から上部前端までと
をそれぞれ覆い隠すように下部固定ガイド26、可動ガ
イド27及び上部固定ガイド28がそれぞれ間隙を介し
て配置されると共に、内部ドア22上には、当該内部ド
ア22の上端近傍から下端近傍までを覆い隠すように排
紙ガイド32が間隙を介して取り付けられている。
【0020】これによりこのカラーロールプリンタ1に
おいては、ロール紙体14Aから引き出されたロール紙
14を、ペーパホルダ23並びに下部固定ガイド26、
可動ガイド27及び上部固定ガイド28によって、当該
ロール紙体14Aの後側を通ってグリップローラ15及
びピンチローラ16間を介してプラテン13及びサーマ
ルヘッド12により挟まれる印画位置にまでガイドする
一方、印画位置からさらに送り出されたロール紙14を
カッタ機構部10を介してドアパネル7(図1)の排紙
口7A(図1)に向けて走行するようにガイドし得るよ
うになされている。
【0021】このためペーパホルダ23の内側の下部前
端部には、ロール紙体14Aから引き出されたロール紙
14をペーパホルダ23及び下部固定ガイド26間の隙
間の前部開口端(以下、これをロール紙挿入口29と呼
ぶ)にガイドするためのガイドローラ30が回動自在に
配設されると共に、ペーパホルダ23の外周面並びに下
部固定ガイド26及び上部固定ガイド28における各ペ
ーパホルダ23との対向面と、排紙ガイド32の内部ド
ア22との対向面とには、それぞれ矢印y方向と平行な
回転軸を有する複数のガイドローラ31、33が回動自
在に配設されており、かくしてロール紙14がロール紙
挿入口29の端部やペーパホルダ23の外周面等と擦れ
ることによってロール紙14の走行に余計な負荷を生じ
させたり、ロール紙14の印画面に傷を生じさせるのを
これらガイドローラ30、31、33によって未然に防
止し得るようになされている。
【0022】かくするにつきこのカラーロールプリンタ
1では、図4のようにドア部3を開き、内部ドア22を
開いてロール紙体14Aを筐体2内部のペーパホルダ2
3内に置き、この後図5のように、このロール紙体14
Aから引き出したロール紙14をその先端部が内部ドア
22に当接するまでロール紙挿入口29に押し込むよう
にしてロール紙14をセットすることができる。
【0023】またこの後図6のように、内部ドア22を
閉じてインクリボン19の巻取りリール20及び供給リ
ール21をそれぞれ第1及び第2の巻取りリール用係合
部17A、17B又は第1及び第2の供給リール用係合
部18A、18Bに所定状態に係合させるようにしてイ
ンクリボン19をセットすることができる。このように
してこのカラーロールプリンタ1では、ロール紙14や
インクリボン19の装填を行うことができるようになさ
れている。
【0024】なおこのカラーロールプリンタ1の場合、
後述のようにロール紙14を引き戻しながら印画を行う
ように構成されている。
【0025】このためカラーロールプリンタ1において
は、可動ガイド27がその下端部に矢印y方向と平行に
配設されたシャフト34を中心として回動自在となって
おり、印画動作時には可動ガイド27が例えば図5のよ
うにシャフト34を中心としてペーパホルダ23から離
反する方向に回転して、ペーパホルダ23及び可動ガイ
ド27間に空間35(図5)を形成することにより、印
画動作時に引き戻したロール紙14をこの空間35内に
弛ませておくことができるようになされている。
【0026】また可動ガイド27の下端部とドアシャー
シ6の下端部とはリンク機構部36を介して連結されて
おり、かくしてドア部3(図1)の開動作に連動させ
て、可動ガイド27を図5のように倒れた状態(以下、
この状態を開状態と呼ぶ)から図3のようにペーパホル
ダ23と間隙を介して対峙した状態(以下、この状態を
閉状態と呼ぶ)に戻すことができるようになされてい
る。
【0027】これによりこのカラーロールプリンタ1に
おいては、ロール紙14をセットする際に、可動ガイド
27におけるペーパホルダ23との対向面をロール紙1
4の走行方向のガイドとして機能させ得るようになされ
ている。
【0028】他方、図7に示すように、筐体2の内部に
は、かかるペーパホルダ23に加えて、上述したカッタ
機構部10、ヘッド支持機構部11及びリンク機構部3
6と共にメカ機構37を構成する、ドア部3用のドア開
閉緩衝機構部38と、可動ガイド27を閉状態にロック
する可動ガイドロック機構部39と、グリップローラ1
5を回転駆動するグリップローラ駆動機構部40と、ピ
ンチローラ16をグリップローラ15に圧着又は離反す
る方向に移動させるピンチローラ移動機構部41と、イ
ンクリボン19を一定のテンションをもたせながら巻き
取るための巻取りリール駆動機構部42及び供給リール
保持機構部43と、ロール紙14をその幅方向の両側か
ら挟むように配置された第1及び第2のガイド板44
A、44Bを有する斜行補正機構部(図示せず)とがそ
れぞれメインシャーシ47の所定位置に配設されるよう
にして収納されている。また筐体2内部の後部下側に
は、このカラーロールプリンタ1全体の動作制御を司る
制御部130(図16)が配設されている。
【0029】そしてかかる制御部130は、予め与えら
れた制御プログラム等に基づいてメカ機構37の各機構
部を制御することにより、このカラーロールプリンタ1
全体として各種動作を実行させるようになされている。
【0030】実際上、制御部130は、図4及び図5に
ついて上述したようにロール紙体14Aがその先端を内
部ドア22に当接させた状態にセットされた後、ドア部
3が閉じられると、まずピンチローラ移動機構部41を
駆動することによりピンチローラ16をロール紙14を
介してグリップローラ15に圧着させ、この後可動ガイ
ドロック機構部39を駆動することにより可動ガイド2
7(図3)のロックを解除させて可動ガイド27を開状
態にさせる。
【0031】なお、このようにピンチローラ16をグリ
ップローラ15に圧着させてから可動ガイド27を閉状
態にさせるのは、ピンチローラ16及びグリップローラ
15によりロール紙14を挟持する前に可動ガイド27
を閉状態とすると、ロール紙14の先端部が自重により
ペーパホルダ23及び開状態の可動ガイド27間の空間
35内に垂れてくるおそれがあるので、これを防止する
ためである。
【0032】そして制御部130は、この後グリップロ
ーラ駆動機構部40を駆動してロール紙14を排紙方向
に走行させることにより、図8のようにロール紙14の
先端部を所定長さ分だけドアパネルの排紙口7Aを介し
て外部に排出させ、この後カッタ機構部10を駆動する
ことにより、図9のようにかかる排紙口7Aから排出さ
れたロール紙14の先端部を切り離させる。
【0033】このようにして制御部130は、ロール紙
14をセットする際に汚れるおそれのある先端部を切り
捨てさせる。そしてこのカラーロールプリンタ1では、
このようにロール紙14の先端部分をカッタ機構部10
により切り離した直後の図9に示す状態が印画動作の初
期状態となる。
【0034】一方、制御部130は、この後ドア部3前
面の操作パネル8(図1)に配設された印画開始ボタン
が押圧操作されると、まず斜行補正機構部45を駆動す
ることにより、ローラ紙14をその幅方向から挟むよう
に第1及び第2のガイド板44A、44Bを移動させる
と共に、ピンチローラ移動機構部41を駆動することに
よりピンチローラ16をロール紙14を介してグリップ
ローラ13に圧着させる。
【0035】また制御部130は、この後グリップロー
ラ駆動機構部40を駆動することにより図10のように
ロール紙14をその先端部が印画位置から印画画像の大
きさに応じた長さ分だけ送り出された状態にまで引き戻
させると共に、巻取りリール駆動機構部42を駆動する
ことによりインクリボン19を巻取りリール20に巻き
取らせてインクリボン19の頭出しを行わせる。
【0036】続いて制御部130は、ヘッド支持機構部
11を駆動することによりサーマルヘッド12をインク
リボン19及びロール紙14を順次介してプラテン13
に圧着させ、この後グリップローラ駆動機構部40及び
巻取りリール駆動機構部42を駆動することにより、ロ
ール紙14の引き戻しとインクリボン19の巻き取りと
を同期させて行わせながら、供給された印画データ基づ
く画像を1ライン分ずつサーマルヘッドにより順次印画
させる。
【0037】そして制御部130は、このようにして1
色分のインクの熱転写処理を終えると、ヘッド支持機構
部11を駆動してサーマルヘッド12をプラテン13か
ら離反させると共に、巻取りリール駆動機構部42を駆
動してインクリボン19の次の色の頭出しを行わせる。
【0038】さらに制御部130は、グリップローラ駆
動機構部40を駆動させてロール紙14を再び印画開始
位置にまで引き戻させた後、ヘッド支持機構部11を駆
動してサーマルヘッド12をインクリボン19及びロー
ル紙14を順次介してプラテン13に圧着させ、この後
上述と同様にして残る各色のインク及びラミネートの熱
転写処理を行わせる。
【0039】そして制御部130は、このようにして1
枚分のカラー画像の印画処理を終了すると、ヘッド支持
機構部11を駆動することによりサーマルヘッド12を
プラテン13から離反させた後、グリップローラ駆動機
構部40を駆動することによりロール紙14を送らせ、
この後図11のように所定のタイミングでグリップロー
ラ駆動機構部40及びカッタ機構部10を制御すること
によりロール紙14の印画が行われた先端部を切り離さ
せる。
【0040】そして制御部130は、この後供給された
印画データに基づく全画像を順次ロール紙14し終える
まで上述の制御処理を繰り返す。
【0041】このようにしてこのカラーロールプリンタ
1においては供給される印画データに基づく画像を順次
ロール紙14に印画する。
【0042】(2)インクリボン駆動系の詳細構成及び
インクリボン駆動に関する制御部130の制御処理 次にこのカラーロールプリンタ1におけるインクリボン
駆動系(巻取りリール駆動機構部42及び供給リール保
持機構部43)の詳細構成及びインクリボン駆動に関す
る制御部130の制御処理について、以下に説明する。
【0043】(2−1)巻取りリール駆動部42の構成 巻取りリール駆動機構部42においては、図12及び図
13に示すように、ホルダ50に固定されたリボン駆動
モータ51を有し、当該リボン駆動モータ51の出力軸
に取り付けられたウォームギア52がギア53及び当該
ギア53と一体形成されたギア54を順次介してトルク
リミッタ55のトルクギア60と歯合している。
【0044】この場合トルクリミッタ55は、両側面に
フェルト61、62が貼着されたトルクギア60を、第
1の介挿板63及び両面にフェルト64、65が貼着さ
れた第2の介挿板66を一面側に介して第1及び第2の
挟み部材67、68により挟み込むと共に、このうち第
1及び第2の挟み部材67、68をその周側面にねじ山
が形成されたシャフト69と一体に回動するように、か
つトルクギア60並びに第1及び第2の介挿板63、6
6をシャフト69に対して回動自在に当該シャフト69
の一端部に嵌め込み、さらにシャフト69の他端側から
第2の挟み部材68との間に圧縮コイルばね70を挟ん
でばね圧縮ギア71を螺合することにより構成されてい
る。
【0045】またトルクリミッタ55においては、シャ
フト69がホルダ50に取り付けられた第1及び第2の
軸受72、73に回動自在に枢支されることにより、全
体としてシャフト69を軸として自在に回動し得るよう
になされている。そしてこのシャフト69の一端部に、
上述の第2の巻取りリール用係合部17Bが固定されて
いる。
【0046】これにより巻取りリール駆動機構部42に
おいては、リボン駆動モータ51の回転出力に基づいて
トルクリミッタ55及びこれと一体に第2の巻取りリー
ル係合部17Bを回転駆動することができ、かくして第
2の巻取りリール係合部17Bに係合保持された巻取り
リール20を回転させることができるようになされてい
る。
【0047】ここでこのように構成されたトルクリミッ
タ55においては、第2の巻取りリール係合部17Bに
生じる回転トルクは、第1及び第2の挟み部材67、6
8がトルクギア60を挟み込む圧力(以下、これを挟み
圧力と呼ぶ)によって決まり、この挟み圧力は、圧縮コ
イルばね70が第2の挟み部材68に与える付勢力によ
って決まるが、かかる付勢力は圧縮コイルばね70のば
ね長によって決定する。
【0048】従ってこのトルクリミッタ55では、ばね
圧縮ギア71を回転させて当該ばね圧縮ギア71をシャ
フト69に沿って矢印y方向又はこれと逆方向に移動さ
せることによって、第2の巻取りリール係合部17Bに
発生させる回転トルクを可変できる。
【0049】そこでこの巻取りリール駆動機構部42に
おいては、巻取りリール20の回転駆動時にはシャフト
69と一体に回転するばね圧縮ギア71の回転を妨げ
ず、第2の巻取りリール係合部17Bに生じさせるトル
クを調整するときにのみ当該ばね圧縮ギア71と係合し
てこれをシャフト69に沿って矢印y方向又はこれと逆
方向に移動させるように回転させる手段として、ばね圧
縮ギア回転駆動系80が設けられている。
【0050】実際上、ばね圧縮ギア回転駆動系80にお
いては、ホルダ50に固定されたトルク調整モータ81
と、当該トルク調整モータ81の出力軸に取り付けられ
たウォームギア82とギア83及びギア84を順次介し
て歯合する第1及び第2の振子ギア85A、85Bと、
ばね圧縮ギア71と歯合し、シャフト69におけるばね
圧縮ギア71の可動範囲とほぼ同じ大きさの厚みをもつ
エンコーダギア87とを有している。
【0051】この場合第1及び第2の振子ギア85A、
85Bは、ギア83及びギア84と同じ回転軸を中心と
して回動自在に配設された振子板88に回動自在に取り
付けられている。また振子板88は、通常時、図13の
ように軸90を中心として回動自在に配設されたロック
アーム91の一端部の爪91Aが当該振子板88の所定
位置に形成された切欠き88Aに嵌合することにより回
動が規制されており、これにより第1及び第2の振子ギ
ア85A、85Bをエンコーダギア87と歯合しないよ
うに保持し得るようになされている。
【0052】さらにロックアーム91の他端側にはホル
ダ50に固定されたプランジャ92の出力軸が固定され
ており、かくしてプランジャ92を駆動してロックアー
ム91を矢印c方向に回転させることにより、振子板8
8の回転規制を解除することができるようになされてい
る。
【0053】そしてこのように振子板88の回転規制を
解除した状態において、トルク調整モータ81を正転駆
動すると、ギア84が矢印d方向に回転してこれと一体
に第1及び第2の振子ギア85A、85Bが回転すると
共に、ギア84の回転の勢いによって振子板88が矢印
d方向に回転して第1の振子ギア85Aがエンコーダギ
ア87と歯合することにより、当該エンコーダギア87
を介してばね圧縮ギア71に対して矢印yと逆方向に進
む回転力を与えることができる。
【0054】一方、振子板88の回転規制を解除した状
態において、トルク調整モータ81を逆転駆動すると、
ギア84が矢印dと逆方向に回転してこれと一体に第1
及び第2の振子ギア85A、85Bが回転すると共に、
ギア84の回転の勢いによって振子板88が矢印dと逆
方向に回転して第2の振子ギア85Bがエンコーダギア
87と歯合することにより、当該エンコーダギア87を
介してばね圧縮ギア71に対して矢印d方向に進む回転
力を与えることができる。
【0055】これにより巻取りリール駆動機構部42に
おいては、リボン駆動モータ81の駆動を停止させてト
ルクギア60の回転を規制し、この状態でトルク調整モ
ータ81を正転駆動すると共にプランジャ92を駆動す
ることにより第2の巻取りリール係合部17Bに発生さ
せる回転トルクを増加させ、これに対して同様の条件で
トルク調整モータ81を逆転駆動することにより第2の
巻取りリール係合部17Bに発生させる回転トルクを減
少させることができるようになされている。
【0056】なお巻取りリール駆動機構部42において
は、ロックアーム91が図示しないトーションばねによ
り矢印cと逆方向に付勢されているため、トルク調整モ
ータ81を駆動させて第2の巻取りリール係合部17B
に発生させる回転トルクを調整した後、今度はこれと逆
方向にトルク調整モータ81を駆動させることによっ
て、再び振子板88により第1及び第2の振子ギア85
A、85Bをエンコーダギア87と歯合しないように保
持させ得るようになされている。
【0057】また巻取りリール駆動機構部42において
は、エンコーダギア87の周側面における厚み方向の一
端部に、1周に亘って所定ピッチでスリット87AXが
形成された薄肉のエンコーダ部87Aが形成されると共
に、ホルダ50には、当該エンコーダ部87Aに対応さ
せてインターラプタ型の回転検出センサ93(図13)
が取り付けられている。またホルダ50には、ばね圧縮
ギア71がシャフト69における矢印y方向の端部に設
定されたホームポジションに位置したときにこれを検出
する位置検出センサ94(図13)が配設されている。
【0058】これにより巻取りリール駆動機構部42に
おいては、これら回転検出センサ93及び位置検出セン
サ94の出力に基づいてシャフト69におけるばね圧縮
ギア71の位置を検出し得るようになされている。
【0059】(2−2)供給リール保持機構部43の構
成 一方、供給リール保持機構部43においては、図14及
び図15に示すように、両面にフェルト100、101
が貼着されたトルクギア102を直接第1及び第2の挟
み部材103、104により挟み込む点を除いて巻取り
リール駆動機構部42(図11及び図12)のトルクリ
ミッタ55(図11及び図12)と同様に構成されたト
ルクリミッタ107と、巻取りリール駆動機構部42の
ばね圧縮ギア回転駆動系80(図11及び図12)と同
様に構成されたばね圧縮ギア回転駆動系108とを有し
ている。そしてトルクリミッタ107のシャフト105
の先端部に上述の第2の供給リール用係合部18Bが固
定されている。
【0060】また供給リール保持機構部42には、 図
15に示すように、軸110を中心として回動自在にホ
ルダ111に取り付けられたロックアーム112と、当
該ロックアーム112の一端部にその出力軸が連結され
たプランジャ113と、トルクリミッタ107のトルク
ギア102と歯合するように取り付けられたアイドラギ
ア114とが設けられている。
【0061】この場合ロックアーム112には、トルク
ギア102及びアイドラギア114にそれぞれ対応させ
て第1及び第2のギア部112A、112Bが形成され
ると共に、当該ロックアーム112は図示しないトーシ
ョンばねにより矢印e方向に付勢されている。
【0062】これによりこの供給リール保持機構部43
においては、通常時、ロックアーム112の第1及び第
2のギア部112A、112Bがそれぞれトルクギア1
02及びアイドラギア114と歯合してトルクギア10
2を回動しないように固定(ロック)することにより、
ばね圧縮ギア回転駆動系108(図14)により設定さ
れた大きさの第1の負荷トルクを第2の供給リール用係
合部18Bに発生させることができ、さらにこの状態で
ばね圧縮ギア回転駆動系108のトルク調整モータ11
5を駆動することによって、第2の供給リール用係合部
18Bに発生させる負荷トルクを可変し得るようになさ
れている。
【0063】またアイドラギア114は、ホルダ111
に矢印y方向と平行に植立された軸体120の先端部に
回動自在に取り付けられると共に、軸体120に嵌め込
まれたばね受け121との間に配設された圧縮コイルば
ね122により矢印y方向の付勢力が与えられることに
より所定の回転負荷を有している。
【0064】これによりこの供給リール保持機構部43
においては、必要時には、プランジャ113を駆動させ
てロックアーム112によるトルクギア102のロック
を解除することによって、圧縮コイルばね120がアイ
ドラギア114に与える付勢力に応じた第1の負荷トル
クよりも小さい第2の負荷トルクを第2の供給リール用
係合部18Bに発生させることができるようになされて
いる。
【0065】このようにしてこの供給リール保持機構部
43においては、第2の供給リール用係合部18Bに発
生させる負荷トルクを2段階に切り換えることができる
ようになされている。
【0066】(2−3)インクリボン駆動に関する制御
部130の制御処理 制御部130においては、図16に示すように、CPU
(Central Processing Unit)
131、ROM(Read Only Memory)
132及びRAM(Random Access Me
mory)133を有し、ROM132に格納された各
種制御プログラム及びメカ機構37内の各種センサから
与えられるセンサ出力に基づいて、CPU131がメカ
機構制御部134を介してメカ機構37内の対応する各
モータやプランジャ等のアクチュエータを駆動制御する
ことにより、上述のような各種動作を行わせるようにな
されている。
【0067】実際上、CPU131は、例えば印画動作
時には、巻取りリール駆動機構部42のリボン駆動モー
タ51を駆動することにより、上述のようにインクリボ
ン19をロール紙14と同期させて1ライン分ずつ送ら
せたり、又はインクリボン19の頭出し等を行わさせ
る。
【0068】またCPU131は、インクリボン19の
頭出し動作時には、供給リール保持機構部43のプラン
ジャ113を駆動させて、第2の供給リール用係合部1
8Bに発生させる負荷トルクを印画時の第1の負荷トル
クよりも小さい第2の負荷トルクに切り換えさせること
により、供給リール21の負荷トルクを低減させてイン
クリボン19の高速巻取りを可能とさせる。
【0069】かかる制御処理に加えてCPU131は、
印画動作時、巻取りリール20に巻回されたインクリボ
ン19の巻径及び供給リール21に巻回されたインクリ
ボン19の巻径を推測し、推測結果に基づいてインクリ
ボン19のテンションが常に一定となるように、巻取り
リール駆動機構部42のトルク調整モータ81及び供給
リール保持機構部43のトルク調整モータ115を駆動
する。
【0070】すなわちCPU131は、印画動作時、巻
取りリール駆動機構部42に設けられたトルクリミッタ
55の回転を検出する回転検出センサ(図示せず)と、
供給リール保持機構部43に設けられたトルクリミッタ
107の回転を検出する回転検出センサ(図示せず)と
から、それぞれトルクリミッタ55、107が所定角度
回転する毎に立ち上がる第1及び第2のFG(Freq
uency Generator)パルスが与えられ
る。
【0071】そしてCPU131は、これら第1及び第
2のFGパルスに基づいて、まず巻取りリール20に巻
回されたインクリボン19の巻径及び供給リール21に
巻回されたインクリボン19の巻径を計算する。
【0072】実際上、この計算は、1色分のインクリボ
ン19の長さをL、このとき得られるFGパルス数をF
G、このときの巻取りリール20又は供給リール21に
巻回されたインクリボン19の巻径をR、このときのイ
ンクリボン19のテンションをF、巻取りリール20又
は供給リール21の1周分のFGパルス数をFG1とす
ると、次式
【0073】
【数1】
【0074】が成り立つことから、次式
【0075】
【数2】
【0076】のようにして算出することができる。
【0077】そしてCPU131は、この後インクリボ
ン19のテンションを一定に保つために巻取りリール駆
動機構部42のトルクリミッタ55のばね圧縮ギア71
又は供給リール保持機構部43のトルクリミッタ107
のばね圧縮ギア140をどのくらい回転させれば良い
か、すなわち上述した巻取りリール駆動機構部42又は
供給リール保持機構部43の回転検出センサ93(図1
3)から何個のFGパルスが与えられるまでトルク調整
モータ81、115を駆動させれば良いかを算出する。
【0078】実際上、第2の巻取りリール用係合部17
B又は第2の供給リール用係合部18Bの回転トルク又
は負荷トルクをTとすると、次式
【0079】
【数3】
【0080】が成り立つことから、インクリボン19の
テンションFを一定に保つ場合には、次式
【0081】
【数4】
【0082】を満足するように第2の巻取りリール用係
合部17B又は第2の供給リール用係合部18Bの回転
トルク又は負荷トルクTを発生させれば良いことにな
る。
【0083】またかかる第2の巻取りリール用係合部1
7B又は第2の供給リール用係合部18Bの回転トルク
又は負荷トルクTと、巻取りリール駆動機構部42又は
供給リール保持機構部43の回転検出センサ93(図1
3)からのFGパルス数との関係は予め実測により検出
でき、例えばこの実施例の場合には当該FGパルス数を
tFGとして、巻取り側は次式
【0084】
【数5】
【0085】また供給側は次式
【0086】
【数6】
【0087】となっている。
【0088】かくしてCPU131は、かかる演算処理
により、巻取り側及び供給側の各tFGを算出し、当該
算出結果に基づいて、例えば1色分又は1画像分の印画
を終了するごとに、巻取りリール駆動機構部42のリボ
ン調整モータ51の駆動を停止させた状態で巻取りリー
ル駆動機構部42又は供給リール保持機構部43のプラ
ンジャ92(図13)を駆動させると共に、巻取りリー
ル駆動機構部42又は供給リール保持機構部43のトル
ク調整モータ81、115(図12、図14)を駆動さ
せる。このようにしてCPU131は、インクリボン1
9のテンションを常に一定に保持させる。
【0089】なおCPU131は、電源投入時には、イ
ンクリボン19の残り枚数からとりあえずの回転トルク
及び負荷トルクを決めて制御を行い、その後の印画動作
により得られた巻取りリール駆動機構部42の回転検出
センサと、供給リール保持機構部43の回転検出センサ
とからのFGパルスに基づいて同様に処理することによ
り、インクリボン19のテンションが常に一定となるよ
うに制御する。
【0090】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、CPU131は、巻取りリール2
0に巻回されたインクリボン19の巻径及び供給リール
21に巻回されたインクリボン19の巻径を推測し、推
測結果に基づいてインクリボン19のテンションが常に
一定となるように、巻取りリール駆動機構部42及び供
給リール保持機構部43を制御する。
【0091】従ってこのカラーロールプリンタ1では、
巻取りリール20に巻回されたインクリボン19の巻径
及び供給リール21に巻回されたインクリボン19の巻
径に関わりなくインクリボン19を常に一定のテンショ
ンに保つことができる。
【0092】またこのカラーロールプリンタ1では、巻
取りリール駆動機構部42及び供給リール保持機構部4
3のトルクリミッタ55、107を図12〜図15のよ
うに形成したことからトルク調整を自在に行えるトルク
リミッタを簡易な構成で軽量かつ安価に構築でき、その
分カラーロールプリンタ1全体としての構成の簡易化や
軽量化及び低コスト化を図ることができる。
【0093】以上の構成によれば、巻取りリール20に
巻回されたインクリボン19の巻径及び供給リール21
に巻回されたインクリボン19の巻径を推測し、推測結
果に基づいてインクリボン19のテンションが常に一定
となるように、巻取りリール駆動機構部42及び供給リ
ール保持機構部43を制御するようにしたことにより、
インクリボン19を常に一定のテンションに保つことが
でき、かくしてインクリボンのテンション制御を簡易な
構成で安定して行い得るカラーロールプリンタを実現で
きる。
【0094】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のよう
に構成されたカラーロールプリンタ1にてきようするよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々の形態のプリンタ装置に適用することが
できる。
【0095】また上述の実施の形態においては、インク
リボン19の供給リール21に可変自在の負荷トルクを
発生させる第1のトルク発生手段としての供給リール保
持機構部43を図14及び図15のように形成するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
この他種々の構成を広く適用することができる。
【0096】さらに上述の実施の形態においては、イン
クリボン19の巻取りリール20に可変自在の回転トル
クを発生させる第2のトルク発生手段としての巻取りリ
ール駆動機構部42を図12及び図13のように構成す
るようにした場合についてのべたが、本発明はこれに限
らず、この他種々の構成を広く適用することができる。
【0097】さらに上述の実施の形態においては、供給
リール21及び又は巻取りリール20に巻回されたイン
クリボン19の巻径に応じた負荷トルク又は回転トルク
を発生させるように供給リール保持機構部43及び巻取
りリール駆動機構部42を制御する制御手段としての制
御部130を図16のように構成するようにした場合に
ついてのべたが、本発明はこれに限らず、この他種々の
構成を広く適用することができる。
【0098】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、トルクク
ラッチ装置において、回動自在に枢支され、周側面にね
じ山が形成されたシャフトと、シャフトに回動自在に嵌
め込まれた第1のギアと、第1のギアを挟み込むよう
に、かつシャフトと一体に回動するように当該シャフト
に嵌め込まれた第1及び第2の挟み部材と、シャフトに
回動自在に螺合された第2のギアと、第2のギア及び当
該第2のギアと対峙する第1又は第2の挟み部材間に配
設されたばねとを設けるようにしたことにより、トルク
を自在に可変できる簡易かつ軽量なトルククラッチ装置
を実現できる。
【0099】また本発明によれば、プリンタ装置におい
て、回転自在に保持されたインクリボンの供給リールに
可変自在の負荷トルクを発生させる第1のトルク発生手
段と、回転自在に保持されたインクリボンの巻取りリー
ルに可変自在の回転トルクを発生させる第2のトルク発
生手段と、供給リール及び又は巻取りリールに巻回され
たインクリボンの巻径に応じた負荷トルク又は回転トル
クを発生させるように、第1及び又は上記第2のトルク
発生手段を制御する制御手段とを設けるようにしたこと
により、インクリボンのテンションを常に一定に保つこ
とができ、かくしてインクリボンのテンション制御を簡
易な構成で安定して行い得るプリンタ装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるカラーロールプリンタの構
成を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態によるカラーロールプリンタの構
成を示す斜視図である。
【図3】ロール紙の走行路の説明に供する略線図であ
る。
【図4】ロール紙及びインクリボンのセットの仕方の説
明に供する略線図である。
【図5】ロール紙及びインクリボンのセットの仕方の説
明に供する略線図である。
【図6】ロール紙及びインクリボンのセットの仕方の説
明に供する略線図である。
【図7】カラーロールプリンタの内部構成を示す斜視図
である。
【図8】カラーロールプリンタの初期動作の説明に供す
る略線図である。
【図9】印画時における初期状態の説明に供する略線図
である。
【図10】印画開始状態の説明に供する略線図である。
【図11】切断動作の説明に供する略線図である。
【図12】巻取りリール駆動部の構成を示す略線的な平
面図である。
【図13】巻取りリール駆動部の構成を示す略線的な側
面図である。
【図14】供給リール保持部の構成を示す略線的な平面
図である。
【図15】供給リール保持の構成を示す略線的な側面図
である。
【図16】制御部の簡略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1……カラーロールプリンタ、17B……巻取りリール
係合部、18B……供給リール係合部、42……巻取り
リール駆動機構部、43……供給リール保持部、51…
…リボン駆動モータ、55、107……トルクリミッ
タ、60、102……トルクギア、67、68、10
3、104……挟み部材、69、105……シャフト、
70、106……圧縮コイルばね、71、140……ば
ね圧縮ギア、80、108……ばね圧縮ギア回転駆動
系、81、108A……トルク調整モータ、114……
アイドラギア、112……ロックアーム、113……プ
ランジャ、130……CPU。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動自在に枢支され、周側面にねじ山が形
    成されたシャフトと、 上記シャフトに回動自在に嵌め込まれた第1のギアと、 上記第1のギアを挟み込むように、かつ上記シャフトと
    一体に回動するように当該シャフトに嵌め込まれた第1
    及び第2の挟み部材と、 上記シャフトに回動自在に螺合された第2のギアと、 上記第2のギア及び当該第2のギアと対峙する上記第1
    又は第2の挟み部材間に配設されたばねとを具えること
    を特徴とするトルククラッチ装置。
  2. 【請求項2】上記第1のギアを回転駆動する第1の駆動
    手段を具えることを特徴とする請求項1に記載のトルク
    クラッチ装置。
  3. 【請求項3】上記第2のギアを上記シャフトに対して相
    対的に回転駆動する第2の駆動手段を具えることを特徴
    とする請求項1に記載のトルククラッチ装置。
  4. 【請求項4】上記第2のギアと歯合するように回転自在
    に配設された、所定の回転負荷を有する第3のギアと、 上記第1のギアを回動しないように固定すると共に、当
    該固定及びその解除が切換え自在の固定手段とを具える
    ことを特徴とする請求項1に記載のトルククラッチ装
    置。
  5. 【請求項5】ヘッドをインクリボンを介して印画紙に圧
    着させて印画を行うプリンタ装置において、 回転自在に保持された上記インクリボンの供給リールに
    可変自在の負荷トルクを発生させる第1のトルク発生手
    段と、 回転自在に保持された上記インクリボンの巻取りリール
    に可変自在の回転トルクを発生させる第2のトルク発生
    手段と、 上記供給リール及び又は上記巻取りリールに巻回された
    上記インクリボンの巻径に応じた上記負荷トルク又は上
    記回転トルクを発生させるように、上記第1及び又は上
    記第2のトルク発生手段を制御する制御手段とを具える
    ことを特徴とするプリンタ装置。
  6. 【請求項6】上記第1のトルク発生手段は、回動自在に
    枢支され、周側面にねじ山が形成されたシャフトと、 上記シャフトに回動自在に嵌め込まれた第1のギアと、 上記第1のギアを挟み込むように、かつ上記シャフトと
    一体に回動するように当該シャフトに嵌め込まれた第1
    及び第2の挟み部材と、 上記シャフトに回動自在に螺合された第2のギアと、 上記第2のギア及び当該第2のギアと対峙する上記第1
    又は第2の挟み部材間に配設されたばねと、 上記第2のギアを上記シャフトに対して相対的に回転駆
    動する駆動手段とを具え、 上記制御手段は、 上記駆動手段を介して上記シャフトにおける上記第2の
    ギアの位置を制御するようにして、上記供給リール及び
    又は上記巻取りリールに巻回された上記インクリボンの
    巻径に応じた上記負荷トルクを上記第1のトルク発生手
    段に発生させることを特徴とする請求項5に記載のプリ
    ンタ装置。
  7. 【請求項7】上記第2のギアと歯合するように回転自在
    に配設された、所定の回転負荷を有する第3のギアと、 上記第1のギアを回動しないように固定すると共に、当
    該固定及びその解除が切換え自在の固定手段とを具え、 上記制御手段は、 必要に応じて上記固定手段を駆動するようにして上記供
    給リールに発生させる上記負荷トルクを切換えさせるを
    具えることを特徴とする請求項5に記載のプリンタ装
    置。
  8. 【請求項8】上記第2のトルク発生手段は、 回動自在に枢支され、周側面にねじ山が形成されたシャ
    フトと、 上記シャフトに回動自在に嵌め込まれた第1のギアと、 上記第1のギアを挟み込むように、かつ上記シャフトと
    一体に回動するように当該シャフトに嵌め込まれた第1
    及び第2の挟み部材と、 上記シャフトに回動自在に螺合された第2のギアと、 上記第2のギア及び当該第2のギアと対峙する上記第1
    又は第2の挟み部材間に配設されたばねと、 上記第1のギアを回転駆動する第1の駆動手段と、上記
    第2のギアを上記シャフトに対して相対的に回転駆動す
    る第2の駆動手段と、 を具え、 上記制御手段は、 上記第2の駆動手段を介して上記シャフトにおける上記
    第2のギアの位置を制御するようにして、上記供給リー
    ル及び又は上記巻取りリールに巻回された上記インクリ
    ボンの巻径に応じた上記回転トルクを上記第2のトルク
    発生手段に発生させることを特徴とする請求項5に記載
    のプリンタ装置。
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