JP2002241005A - プリンタ装置、斜行補正装置及び切断装置 - Google Patents

プリンタ装置、斜行補正装置及び切断装置

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JP2002241005A JP2001077220A JP2001077220A JP2002241005A JP 2002241005 A JP2002241005 A JP 2002241005A JP 2001077220 A JP2001077220 A JP 2001077220A JP 2001077220 A JP2001077220 A JP 2001077220A JP 2002241005 A JP2002241005 A JP 2002241005A
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信行 神谷
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Hitoshi Kamoda
仁 鴨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手を格段的に向上させ、構成を簡易化さ
せ得るプリンタ装置、斜行補正装置及び切断装置を提案
する。 【解決手段】プリンタ装置において、帯状印画媒体を、
ロール体の周りを回ってドア部の排紙口に向けて走行す
るようにガイドするガイド手段を設けるようにした。ま
たガイドの一部を可動とした。さらに斜行補正装置にお
いて、回動中心を中心として点対称のガイド面を有する
カムを設けるようにした。さらに切断装置において、切
断手段が、所定の基準位置に位置するときにのみ保持手
段と係合して、押え手段を押付け面から離反させた状態
に切断手段を支持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ装置、斜行
補正装置及び切断装置に関し、例えば印画紙としてロー
ル紙を用いるカラープリンタに適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーロールプリンタの特徴とし
て、以下の4つを挙げることができる。なお以下におい
ては、帯状の印画紙をロール紙と呼び、ロール紙を巻回
したロール体をロール紙体と呼ぶものとする。
【0003】すなわち従来のカラーロールプリンタにお
いては、第1に、ロール紙体が大きいことからその装填
部が筐体内部の後部や下部に設けられており、このため
ロール紙体やインクリボンを筐体内部に装填するための
開閉ドアが筐体の前面側又は後面側に設けられていた。
【0004】また従来のカラーロールプリンタでは、第
2に、印画の際にロール紙体から引き出したロール紙の
先端部を、例えばサーマルヘッド及びプラテンにより挟
まれる印画位置よりも印画画像大きさに応じた長さ分だ
け排紙方向に送り出し、この後当該ロール紙の先端部を
引き戻しながら印画を行う構成が一般的であった。
【0005】さらに従来のカラーロールプリンタでは、
第3に、印画が行われたロール紙の先端部を切断するた
めのカッタ機構が筐体の排紙口の内側に配設されるが、
かかるカッタ機構において、ロール紙切断時に当該ロー
ル紙が動かないように押えるための押えローラの昇降駆
動源として、それ専用のモータを用意したり又は別の機
構系のモータを併用していた。
【0006】さらに従来のカラーロールプリンタでは、
第4に、走行するロール紙の斜行を補正する手法とし
て、当該ロール紙の走行路の途中に基準面を設け、当該
基準面にロール紙の幅方向の一端側を押し付ける方法が
一般的であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる第1の
特徴のように、ロール紙体やインクリボンを装填するた
めの開閉ドアが筐体の前面側又は後面側に設けられてい
ると、カラーロールプリンタが例えば上方に空間がない
棚内に設置されている場合などに、ロール紙体やインク
リボンを交換するためにカラーロールプリンタを棚内か
ら引き出す等しなければならず、ロール紙やインクリボ
ンの交換作業が煩雑である問題があった。
【0008】またかかる第2の特徴のように、ロール紙
を引き戻しながら印画を行う構成とした場合、引き戻し
たロール紙を巻き戻す機構を必要とし、さらにこのとき
に巻き戻し速度を印画速度と合わせる必要があるために
巻き戻しの制御も複雑となり、メカ機構及び回路共にか
なりのコストを要する問題があった。
【0009】さらにかかる第3の特徴のように、カッタ
機構における押えローラの昇降駆動源として専用のモー
タを用意したり又は別の機構系のモータを併用するよう
にした場合、著しくコストが上昇したり、又は押えロー
ラを切断位置の近傍に配置することができないためにロ
ール紙をしっかりと押えることができず、ロール紙をま
っすぐに切断することができない問題があった。
【0010】さらにかかる第4の特徴のように、基準面
にロール紙の幅方向の一端側を押し付けることによりロ
ール紙の斜行を補正する方法では、幅の違うロール紙が
使用された場合にロール紙のセンタ位置が変わってしま
う問題があった。そしてこのような場合、ロール紙に印
画される画像の印画位置が変わるため、その調整が煩雑
な問題があった。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、第1に、使い勝手を格段的に向上させ、第2に、構
成を簡易化させ得るプリンタ装置、斜行補正装置及び切
断装置を提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、プリンタ装置において、ドア部を
開けて筐体の前面部側から装填される帯状印画媒体のロ
ール体を保持する保持手段と、保持手段により保持され
たロール体から引き出された帯状印画媒体を、当該ロー
ル体の周りを回ってドア部の排紙口に向けて走行するよ
うにガイドするガイド手段とを設けるようにした。この
結果このプリンタ装置では、ロール紙の装填や、プリン
ト出力の取り出しを筐体の前面側において行うことがで
きる。
【0013】また本発明においては、帯状印画媒体を引
き戻しながら印画を行うプリンタ装置において、装填さ
れたロール体から引き出された上記帯状印画媒体を印画
位置までガイドすると共に、印画動作時にはその一部が
上記帯状印画媒体が弛む空間を形成するように所定のタ
イミングで動作するガイド手段を設けるようにした。こ
の結果このプリンタ装置では、印画動作時に引き戻され
た帯状印画媒体を巻き戻すための機構を省略することが
できる。
【0014】さらに本発明においては、帯状印画媒体の
斜行を補正する斜行補正装置において、回動自在に設け
られ、その回動中心を中心として点対称のガイド面を有
するカムと、帯状印画媒体の走行方向をガイドするガイ
ド面を有するスライド自在の第1及び第2のガイド手段
と、第1及び第2のガイド手段に設けられ、第1のガイ
ド手段のガイド面までの距離と第2のガイド手段のガイ
ド面までの距離とが等しくなるように、カムのガイド面
と当接係合する係合部と、第1及び第2のガイド手段を
それぞれ互いに近接する方向に付勢する付勢手段とを設
けるようにした。この結果この斜行補正装置では、帯状
印画媒体をその幅に関わりなく常に同じセンタ位置とな
るように斜行補正することができる。
【0015】さらに本発明においては、切断装置におい
て、押えローラを押え面に圧着又は離反する方向に移動
自在に保持する保持手段と、押えローラを押え面に圧着
する方向に付勢する付勢手段と、帯状印画媒体の幅方向
と平行な切断方向に移動しながら帯状印画媒体を切断す
る切断手段とを設け、切断手段が、所定の基準位置に位
置するときにのみ保持手段と係合して、押え手段を押付
け面から離反させた状態に切断手段を支持するようにし
た。この結果この切断装置では、押えローラを押え面に
圧着又は離反する方向に移動するための駆動源を別途設
ける必要がなく、また押えローラを帯状印画媒体の切断
位置近傍に配置することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0017】(1)本実施の形態によるカラーロールプ
リンタの構成 図1及び図2において、1は全体として本実施の形態に
よるカラーロールプリンタを示し、筐体2の前面にドア
部3、パワースイッチ4及び排紙トレー5が配設され、
筐体2の後面側に外部接続用の複数のコネクタからなる
コネクタ接続部(図示せず)が配設されている。
【0018】この場合ドア部3においては、その下端部
を中心として回動自在に配設されたドアシャーシ6の前
面側にドアパネル7が取り付けられることにより構成さ
れ、当該ドアパネル7の前面に各種スイッチを有する操
作パネル8と、各種メッセージを表示するための液晶パ
ネル9とがそれぞれ配設されると共に、下端部に排紙口
7Aが形成されている。
【0019】これによりこのカラーロールプリンタ1に
おいては、各種のスイッチ操作や各種メッセージの確認
及びプリント出力の取り出しをその前面において行うこ
とができるようになされている。
【0020】またドアパネル7により覆われるドアシャ
ーシ6の前面側には、ドアパネル7の排紙口7Aと対応
させてロール紙切断用のカッタ機構部10が配設される
と共に、ドアシャーシ6の内側には、ヘッド支持機構部
11により保持されたライン型のサーマルヘッド12が
配設されている。
【0021】一方、ドア部3により覆い隠される筐体2
内部の前部には、サーマルヘッド12に対応させて、矢
印y方向と平行にプラテン13が回動自在に配置される
と共に、当該プラテン13の近傍には、ロール紙14を
走行駆動するためのグリップローラ15及びピンチロー
ラ16が配設されている。
【0022】また筐体2の内部前部には、左内側面の上
段位置及び中段位置に第1の巻取りリール用係合部17
A及び第1の供給リール用係合部18Aがそれぞれ回動
自在に配設されると共に、これらと対応させて右内側面
の上段位置及び中段位置に第2の巻取りリール用係合部
17B及び第2の供給リール用係合部18Bがそれぞれ
配設されている。
【0023】これによりこのカラーロールプリンタ1に
おいては、これら第1及び第2の巻取りリール用係合部
17A、17B並びに第1及び第2の供給用リール用係
合部18A、18Bによって、インクリボン19の巻取
りリール20及び供給リール21を、プラテン13を高
さ方向の間に挟んで当該プラテン13と平行にかつ回動
自在に保持し得るようになされている。
【0024】さらにプラテン13の下側位置には、その
上端部を回動中心として開閉自在に内部ドア22が配設
され、当該内部ドア22の奥部には、図3に示すよう
に、下部及び上部にそれぞれ所定径の曲部を有するペー
パホルダ23が配設されている。
【0025】そしてこのペーパホルダ23の内側底面近
傍の左右両内側面にはそれぞれ一対の支持ローラ24が
回動自在に配設されており、かくしてこれら支持ローラ
24によって図3のようにロール紙14のロール体(以
下、これをロール紙体14Aと呼ぶ)を回動自在に支持
するように保持し得るようになされている。
【0026】また図3からも明らかなように、ペーパホ
ルダ23の外周側には、それぞれペーパホルダ23の下
部前端から下部後端部までと、ペーパホルダ23の背面
部と、ペーパホルダ23の上部後部から上部前端までと
をそれぞれ覆い隠すように下部固定ガイド26、可動ガ
イド27及び上部固定ガイド28がそれぞれ間隙を介し
て配置されると共に、内部ドア22上には、当該内部ド
ア22の上端近傍から下端近傍までを覆い隠すように排
紙ガイド32が間隙を介して取り付けられている。
【0027】これによりこのカラーロールプリンタ1に
おいては、ロール紙体14Aから引き出されたロール紙
14を、ペーパホルダ23並びに下部固定ガイド26、
可動ガイド27及び上部固定ガイド28によって、当該
ロール紙体14Aの後側を通ってグリップローラ15及
びピンチローラ16間を介してプラテン13及びサーマ
ルヘッド12により挟まれる印画位置にまでガイドする
一方、印画位置からさらに送り出されたロール紙14を
カッタ機構部10を介してドアパネル7(図1)の排紙
口7A(図1)に向けて走行するようにガイドし得るよ
うになされている。
【0028】このためペーパホルダ23の内側の下部前
端部には、ロール紙体14Aから引き出されたロール紙
14をペーパホルダ23及び下部固定ガイド26間の隙
間の前部開口端(以下、これをロール紙挿入口29と呼
ぶ)にガイドするためのガイドローラ30が回動自在に
配設されると共に、ペーパホルダ23の外周面並びに下
部固定ガイド26及び上部固定ガイド28における各ペ
ーパホルダ23との対向面と、排紙ガイド32の内部ド
ア22との対向面とには、それぞれ矢印y方向と平行な
回転軸を有する複数のガイドローラ31、33が回動自
在に配設されており、かくしてロール紙14がロール紙
挿入口29の端部やペーパホルダ23の外周面等と擦れ
ることによってロール紙14の走行に余計な負荷を生じ
させたり、ロール紙14の印画面に傷を生じさせるのを
これらガイドローラ30、31、33によって未然に防
止し得るようになされている。
【0029】かくするにつきこのカラーロールプリンタ
1では、図4のようにドア部3を開き、内部ドア22を
開いてロール紙体14Aを筐体2内部のペーパホルダ2
3内に置き、この後図5のように、このロール紙体14
Aから引き出したロール紙14をその先端部が内部ドア
22に当接するまでロール紙挿入口29に押し込むよう
にしてロール紙14をセットすることができる。
【0030】またこの後図6のように、内部ドア22を
閉じてインクリボン19の巻取りリール20及び供給リ
ール21をそれぞれ第1及び第2の巻取りリール用係合
部17A、17B又は第1及び第2の供給リール用係合
部18A、18Bに所定状態に係合させるようにしてイ
ンクリボン19をセットすることができる。このように
してこのカラーロールプリンタ1では、ロール紙14や
インクリボン19の装填を行うことができるようになさ
れている。
【0031】なおこのカラーロールプリンタ1の場合、
後述のようにロール紙14を引き戻しながら印画を行う
ように構成されている。
【0032】このためカラーロールプリンタ1において
は、可動ガイド27がその下端部に矢印y方向と平行に
配設されたシャフト34を中心として回動自在となって
おり、印画動作時には可動ガイド27が例えば図5のよ
うにシャフト34を中心としてペーパホルダ23から離
反する方向に回転して、ペーパホルダ23及び可動ガイ
ド27間に空間35(図5)を形成することにより、印
画動作時に引き戻したロール紙14をこの空間35内に
弛ませておくことができるようになされている。
【0033】また可動ガイド27の下端部とドアシャー
シ6の下端部とはリンク機構部36を介して連結されて
おり、かくしてドア部3(図1)の開動作に連動させ
て、可動ガイド27を図5のように倒れた状態(以下、
この状態を開状態と呼ぶ)から図3のようにペーパホル
ダ23と間隙を介して対峙した状態(以下、この状態を
閉状態と呼ぶ)に戻すことができるようになされてい
る。
【0034】これによりこのカラーロールプリンタ1に
おいては、ロール紙14をセットする際に、可動ガイド
27におけるペーパホルダ23との対向面をロール紙1
4の走行方向のガイドとして機能させ得るようになされ
ている。
【0035】他方、図7に示すように、筐体2の内部に
は、かかるペーパホルダ23に加えて、上述したカッタ
機構部10、ヘッド支持機構部11及びリンク機構部3
6と共にメカ機構を構成する、ドア部3用のドア開閉緩
衝機構部38と、可動ガイド27を閉状態にロックする
可動ガイドロック機構部39と、グリップローラ15を
回転駆動するグリップローラ駆動機構部40と、ピンチ
ローラ16をグリップローラ15に圧着又は離反する方
向に移動させるピンチローラ移動機構部41と、インク
リボン19を一定のテンションをもたせながら巻き送り
する巻取りリール駆動機構部42及び供給リール駆動機
構部43と、ロール紙14をその幅方向の両側から挟む
ように配置された第1及び第2のガイド板44A、44
Bを有する斜行補正機構部45(図16〜図18)とが
それぞれメインシャーシ47の所定位置に配設されるよ
うにして収納されている。また筐体2内部の後部下側に
は、このカラーロールプリンタ1全体の動作制御を司る
図示しない制御部が配設されている。
【0036】そしてかかる制御部は、予め与えられた制
御プログラムに従ってメカ機構の各機構部を制御するこ
とにより、このカラーロールプリンタ1全体として各種
動作を実行させるようになされている。
【0037】実際上、制御部は、図4及び図5について
上述したようにロール紙体14Aがその先端を内部ドア
22に当接させた状態にセットされた後、ドア部3が閉
じられると、まずピンチローラ移動機構部41を駆動す
ることによりピンチローラ16をロール紙14を介して
グリップローラ15に圧着させ、この後可動ガイドロッ
ク機構部39を駆動することにより可動ガイド27(図
3)のロックを解除させて可動ガイド27を開状態にさ
せる。
【0038】なお、このようにピンチローラ16をグリ
ップローラ15に圧着させてから可動ガイド27を閉状
態にさせるのは、ピンチローラ16及びグリップローラ
15によりロール紙14を挟持する前に可動ガイド27
を閉状態とすると、ロール紙14の先端部が自重により
ペーパホルダ23及び開状態の可動ガイド27間の空間
35内に垂れてくるおそれがあるので、これを防止する
ためである。
【0039】そして制御部は、この後グリップローラ駆
動機構部40を駆動してロール紙14を排紙方向に走行
させることにより、図8のようにロール紙14の先端部
を所定長さ分だけドアパネルの排紙口7Aを介して外部
に排出させ、この後カッタ機構部10を駆動することに
より、図9のようにかかる排紙口7Aから排出されたロ
ール紙14の先端部を切り離させる。
【0040】このようにして制御部は、ロール紙14を
セットする際に汚れるおそれのある先端部を切り捨てさ
せる。そしてこのカラーロールプリンタ1では、このよ
うにロール紙14の先端部分をカッタ機構部10により
切り離した直後の図9に示す状態が印画動作の初期状態
となる。
【0041】一方、制御部は、この後ドア部3前面の操
作パネル8(図1)に配設された印画開始ボタンが押圧
操作されると、まず斜行補正機構部45を駆動すること
により、ローラ紙14をその幅方向から挟むように第1
及び第2のガイド板44A、44Bを移動させると共
に、ピンチローラ移動機構部41を駆動することにより
ピンチローラ16をロール紙14を介してグリップロー
ラ13に圧着させる。
【0042】また制御部は、この後グリップローラ駆動
機構部40を駆動することにより図10のようにロール
紙14をその先端部が印画位置から印画画像の大きさに
応じた長さ分だけ送り出された状態にまで引き戻させる
と共に、巻取りリール駆動機構部42を駆動することに
よりインクリボン19を巻取りリール20に巻き取らせ
てインクリボン19の頭出しを行わせる。
【0043】続いて制御部は、ヘッド支持機構部11を
駆動することによりサーマルヘッド12をインクリボン
19及びロール紙14を順次介してプラテン13に圧着
させ、この後グリップローラ駆動機構部40及び巻取り
リール駆動機構部42を駆動することにより、ロール紙
14の引き戻しとインクリボン19の巻き取りとを同期
させて行わせながら、供給された印画データ基づく画像
を1ライン分ずつサーマルヘッドにより順次印画させ
る。
【0044】そして制御部は、このようにして1色分の
印画処理を終えると、ヘッド支持機構部11を駆動して
サーマルヘッド12をプラテン13から離反させると共
に、巻取りリール駆動機構部42を駆動してインクリボ
ン19の次の色の頭出しを行わせる。
【0045】さらに制御部は、グリップローラ駆動機構
部40を駆動させてロール紙14を再び印画開始位置に
まで引き戻させた後、ヘッド支持機構部11を駆動して
サーマルヘッド12をインクリボン19及びロール紙1
4を順次介してプラテン13に圧着させ、この後上述と
同様にして残る各色の印画処理を行わせる。
【0046】そして制御部は、このようにして1枚分の
カラー印画処理を終了すると、ヘッド支持機構部11を
駆動することによりサーマルヘッド12をプラテン13
から離反させた後、グリップローラ駆動機構部40を駆
動することによりロール紙14を送らせ、この後図11
のように所定のタイミングでグリップローラ駆動機構部
40及びカッタ機構部10を制御することによりロール
紙14の印画が行われた先端部を切り離させる。
【0047】そして制御部は、この後供給された印画デ
ータに基づく全画像を順次ロール紙14し終えるまで上
述の制御処理を繰り返す。
【0048】このようにしてこのカラーロールプリンタ
1においては供給される印画データに基づく画像を順次
ロール紙14に印画する。
【0049】(2)メカ機構における主要機構部の詳細
構成 (2−1)ドア開閉緩衝機構部38及びリンク機構部3
6の構成 ドア開閉緩衝機構部38においては、図12に示すよう
に、ドアシャーシ6の回動軸50の端側に一体に固定さ
れた扇部材51を有している。そしてこの扇部材51の
外周部にはギア部51Aが形成されると共に、当該ギア
部51Aは、ギア52及び当該ギア52と一体形成され
たギア53を順次介してトルクリミッタ54の出力軸に
取り付けられたギア55と歯合されている。
【0050】これによりドア開閉緩衝機構部38におい
ては、トルクリミッタ54が発生させる負荷トルクに基
づいて扇部材51の回動を抑制することができ、かくし
てドア部3の自重による開動作時の勢いを緩和し得るよ
うになされている。
【0051】一方、リンク機構部36においては、一対
の長穴60A、60Bが形成された第1のレバー60
と、これら長穴60A、60Bにそれぞれ対応させて軸
体61A、61Bが植立された第2のレバー61とを有
し、第1のレバー60の各長穴60A、60Bに第2の
レバー61の対応する軸体61A、61Bをそれぞれ嵌
め込んだ後にこれら各軸体61A、61Bの先端部にそ
れぞれワッシャを嵌合すると共に、第1及び第2のレバ
ー60、61にそれぞれ形成された各突起部60C、6
1C間に圧縮コイルばね62を掛け渡すことにより構成
されている。
【0052】そしてこのリンク機構部36は、第1のレ
バー60の先端部が軸体63を介してドア開閉緩衝機構
部38の扇部材51に取り付けられると共に、第2のレ
バー61の後端部に形成された長穴61Dに可動ガイド
27に植設された軸体64が嵌め込まれるようにして筐
体2内部に配設されている。
【0053】これによりリンク機構部36においては、
ドア部3の開動作時に当該ドア部3と一体に回転するド
ア開閉緩衝機構部38の扇部材51から前方向(矢印x
方向)の推進力を受けて、これをシャフト34を中心と
する可動ガイド27のペーパホルダ23に近接する方向
の回転力として伝達し得るようになされている。
【0054】(2−2)可動ガイドロック機構部39の
構成 可動ガイドロック機構部39においては、図13(A)
に示すように、メインシャーシ47(図7)の所定位置
に軸70を中心として回動自在に取り付けられたロック
アーム71と、可動ガイド27の側面の対応位置に設け
られた係合突起27Aとを有している。
【0055】この場合ロックアーム71の一端部には可
動ガイドの係合突起と対応させて係合凹部が形成される
と共に、ロックアーム71の他端部にはメインシャーシ
に固定されたプランジャ72の出力軸72Aが連結され
ている。またロックアーム71は図示しないトーション
ばねにより矢印aで示す回転方向に付勢されている。
【0056】これにより可動ガイドロック機構部39に
おいては、可動ガイド27が閉状態のときには図13
(B)のように可動ガイド27の係合突起27Aがロッ
クアーム71の係合凹部71Aに嵌り込むことにより可
動ガイド27をその状態にロックすることができ、この
状態からプランジャ72を駆動することにより、ロック
アーム71を矢印aと逆方向に回転させてロックを解除
することができるようになされている。
【0057】(2−3)グリップローラ駆動機構部40
の構成 グリップローラ駆動機構部40は、図14に示すよう
に、メインシャーシ47(図7)に固定されたパルスモ
ータ80を有し、当該パルスモータ80の出力軸に固定
されたギア81がタイミングベルト82を介してグリッ
プローラ15の一端側に固定されたギア83と連結され
ることにより構成されている。
【0058】これによりグリップローラ駆動機構部にお
いては、パルスモータ80の回転出力をギア81、タイ
ミングベルト82及びギア83を順次介してグリップロ
ーラ15に伝達でき、かくしてこの回転出力に基づいて
グリップローラ15を回転駆動することができるように
なされている。
【0059】なおこのカラーロールプリンタ1の場合、
グリップローラ15は金属材から形成されており、その
表面の所定位置には滑止め用の微小な凹凸が1周に亘っ
て形成された凹凸部15A、15Bが設けられている。
【0060】これは、従来ではロール紙14の走行駆動
用ローラとしてゴムローラを多用していたために滑り等
が発生して紙詰まりなどの信頼性低下の原因や高速化の
妨げとなっていたことを考慮したものであり、かくして
このカラーロールプリンタ1においては、上述のように
ロール紙14を1本の金属性のグリップローラ15だけ
で走行駆動するようにしたことにより、ロール紙14の
走行駆動時における当該ロール紙14とグリップローラ
15との間に滑りが発生するのを未然に防止して、極め
て信頼性の高い、高速なロール紙14の走行駆動を行い
得るようになされている。
【0061】(2−4)ピンチローラ移動機構部41の
構成 ピンチローラ移動機構部41は、図15に示すように、
メインシャーシ47(図7)に固定されたモータ90を
有し、このモータ90の出力軸に固定されたギア91が
複数のギアからなるギア列92を介してギア93と歯合
されている。
【0062】この場合ギア93は、メインシャーシ47
によって矢印y方向と平行にかつ回転自在に支持された
シャフト94の一端部に固定されると共に、当該シャフ
ト94には長手方向の両端部にそれぞれカム95A、9
5Bが固定されている。
【0063】またこれらカム95A、95Bの周側面に
は、それぞれシャフト96を中心として回動自在に配設
されたL字アーム97A、97Bの一端部に設けられて
いるローラ98A、98Bが図示しない圧縮コイルばね
の弾性力によって圧接されている。そしてこれらL字ア
ーム97A、97Bによって矢印y方向と平行にかつ回
動自在に支持されるようにして上述のピンチローラ16
が配設されている。
【0064】これによりピンチローラ移動機構部41に
おいては、モータ41を駆動してカム95A、95Bを
回転させることによってL字アーム97A、97Bをシ
ャフト96を中心として回転駆動することができ、かく
してこれに伴ってピンチローラ16をグリップローラ1
5に圧着又は離反する方向に移動させることができるよ
うになされている。
【0065】(2−5)斜行補正機構部45の構成 斜行補正機構部45においては、図16〜図18に示す
ように、ペーパホルダ23の内側上部において矢印Z方
向と垂直に設けられた台部100上に固定されたモータ
101を有している。なお図17及び図18において
は、便宜上モータ101が省略されている。
【0066】そしてモータ101の出力軸にはウォーム
ギア102が取り付けられると共に、このウォームギア
102と歯合するようにカム103が回動自在にかつそ
の回動中心がロール紙14の走行路の中心線上に位置す
るように配置されている。なおこの実施の形態の場合、
カム103は、上面にその回動中心を中心として点対称
となるように「S」字形状のガイド突起103Aが形成
されたギアとして形成されている。
【0067】さらに台部100上には、カム103を挟
んで矢印y方向の両側にそれぞれ複数の第1又は第2の
支柱104、105が植設されており、これら第1及第
2の支柱104、105に支持されるようにして上述の
第1又は第2のガイド板44A、44Bが矢印y方向に
スライド自在に配設されている。
【0068】実際上、第1及び第2のガイド板44A、
44Bは、矢印y方向と垂直な内側面を有する斜行補正
部44AX、44BXと、これらの下端にそれぞれ互い
に向い合う方向に垂直に屈曲形成された屈曲部44A
Y、44BYとを有しており、これら各屈曲部に各第1
又は第2の支柱104、105とそれぞれ対応させて、
それぞれ矢印y方向と平行に複数の長穴44AYX、4
4BYXが形成されている。
【0069】そして第1及び第2のガイド板44A、4
4Bは、図19に示すように、それぞれ屈曲部44A
Y、44BYの各長穴44AYX、44BYXがそれぞ
れ対応する第1又は第2の支柱104、105の先端部
に形成された小径部104A、105Aに嵌め込まれた
後、各第1及び第2の支柱104、105の上端にワッ
シャ106を嵌合するようにして配置されており、これ
により屈曲部44AY、44BYの各長穴44AYX、
44BYXに沿って矢印y方向に自在にスライドし得る
ようになされている。
【0070】さらに第1及び第2のガイド板44A、4
4Bの各屈曲部44AY、44BYの互いに対向する先
端部には、それぞれカム103のガイド突起103Aの
側面と当接するように軸体107A、107Bが矢印z
方向と平行に固定されると共に、第1及び第2のガイド
板44A、44B間には圧縮コイルばね108が掛け渡
されている。
【0071】これにより斜行補正機構部45において
は、第1及び第2のガイド板44A、44Bの軸体10
7A、107Bを、常にカム103の回動中心からの距
離を同じに保たせながら、カム103のガイド突起10
3Aの側面でなるガイド面に沿わせて矢印y方向又はこ
れと逆方向に移動させることができ、かくしてこれに伴
って各第1及び第2のガイド板44A、44Bの斜行補
正部44AX、44BXの内則面でなるロール紙14の
走行方向をガイドするガイド面の位置を、常にカム10
3の回動中心からの距離を同じに保たせながら、互いに
近接又は離反する方向に移動させることから、ロール紙
14を、その幅に関わりなく常にそのセンタ位置がカム
103の回動中心を通るように斜行補正し得るようにな
されている。
【0072】(2−6)カッタ機構部10の構成 カッタ機構部においては、図20〜図22に示すよう
に、L字状の固定刃110が固定されたホルダ111を
有し、当該ホルダ111の長手方向の一端部にモータ1
12が固定されている。そしてこのモータ112の出力
軸にはギア(図示せず)取り付けられ、当該ギアと歯合
するようにギア113が回動自在に配設されている。
【0073】またギア113には一体にタイミングスプ
ール114が形成されると共に、当該タイミングスプー
ル114とホルダ111の他端部に回動自在に配設され
たタイミングスプール115との間にはタイミングベル
ト116が掛け渡されている。なお図22では、便宜
上、モータ112、ギア113、タイミングスプール1
14、115及びタイミングベルト116は省略してい
る。
【0074】さらにタイミングベルト116にはキャリ
ッジ117が固定されると共に、当該キャリッジ117
には、その一面側を固定刃110の先端面と当接させる
ようにして回転刃118が回転自在に取り付けられてい
る。
【0075】そして回転刃118における固定刃110
との当接面側には、例えばゴム材等の摩擦係数の大きい
材料からなる環状部材が回転刃118と同軸にかつその
周側面が固定刃110の上面と当接するように固定され
ている。
【0076】これによりこのカッタ機構部10において
は、モータ112を正転又は逆転駆動することによっ
て、回転刃118を固定刃110の先端面に沿って矢印
y方向又はこれと逆方向に回転させながら移動させるこ
とができ、かくしてこの回転刃118によって、後述の
押えローラ124A、124B及び固定刃118間を通
して矢印x方向に送られてくるロール紙114を切断す
ることができるようになされている。
【0077】またホルダ111には、軸体120A、1
20Bを介して当該軸体120A、120Bを中心とし
て回動自在にかつトーションばね121により矢印bで
示す回転方向に付勢されるようにしてローラアーム12
2が取り付けられると共に、当該ローラアーム122の
前端下部にはシャフト123を介して押えローラ124
A、124Bが回動自在に配設されている。
【0078】これによりこのカッタ機構部10において
は、回転刃118により切断しようとするロール紙11
4における切断位置の直前位置を、この押えローラ12
4A、124Bによりトーションばね121の弾性力に
応じた圧力で固定刃110上に押え付けることができる
ようになされている。
【0079】このためローラアーム122には、キャリ
ッジ117が図21のようにその可動範囲の一端である
ホームポジションに位置したときに、当該キャリッジ1
17の上面最上部に上方向から接触するように突出部1
22Aが形成されると共に、キャリッジ117の上部に
は矢印y方向に行くに従って低くなるテーパ面117A
がかかる上面最上部と連続するように形成されている。
【0080】これによりこのカッタ機構部10において
は、キャリッジ117がホームポジションに位置した状
態のときには当該キャリッジ117によって押えローラ
124A、124Bが固定刃110の上面から浮き上が
った状態にローラアーム122を支持し、この後キャリ
ッジ117がロール紙切断のために矢印y方向と逆方向
に移動するときには、当該キャリッジ117の移動に伴
ってローラアーム122の突出部122Aがキャリッジ
117のテーパ面117Aを摺動してこれに応じてロー
ラアーム122が矢印b(図22)で示す回転方向に回
転することにより、押えローラ124A、124Bを固
定刃110上のローラ紙114に押し付けさせて、当該
ローラ紙114を押えローラ124A、124Bにより
押えることができるようになされている。
【0081】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このカラーロールプリンタ1で
は、ドア部3を開き、内部ドア22を開いてロール紙体
14Aを筐体2内部のペーパホルダ23内に置き、この
このロール紙体14Aから引き出したロール紙14をそ
の先端部が内部ドア22に当接するまでロール紙挿入口
29に押し込むようにしてロール紙14をセットする。
またこの後内部ドア22を閉じてインクリボン19の巻
取りリール20及び供給リール21をそれぞれ第1及び
第2の巻取りリール用係合部17A、17B又は第1及
び第2の供給リール用係合部18A、18Bに所定状態
に係合させるようにしてインクリボン19をセットす
る。
【0082】従ってこのカラーロールプリンタ1では、
上述のようにロール紙14がロール紙体14Aの周囲を
通ってフロントパネル7の排紙効7Aに向けて走行する
ようにロール紙14の走行路を設定したことで、各種ス
イッチ操作、メッセージの確認及びプリント出力の取り
出しに加えてロール紙14やインクリボン19の装填を
も前面側においてできるため、その設置場所に関わりな
くロール紙14やインクリボン19の交換やこの他の各
種メンテナンスを容易に行うことができる。
【0083】またこのカラーロールプリンタでは、上述
のように印画動作時に可動ガイド27が開いてペーパホ
ルダ23及び可動ガイド27間に空間35を形成し、印
画の際に引き戻されたロール紙14をこの空間内35に
弛ませておくようにしているため、例えば従来のプリン
タのように引き戻されたロール紙14を巻きなおすため
の機構を必要とせず構成を簡易化させることができる。
【0084】さらにこのカラーロールプリンタ1では、
図16〜図18について上述したように、斜行補正機構
部45の第1及び第2のガイド板44A、44Bを、ロ
ール紙14の走行路の中心線上に回動中心を有すると共
に、当該回動中心を中心として点対称形状のガイド面
(ガイド突起103Aの側面)を有するカム103によ
り開閉駆動する。
【0085】従ってこのカラーロールプリンタ1では、
ロール紙14の紙幅に関わりなく常に同じセンタ位置を
保ちながらロール紙14の斜行を補正し得るようにする
ことができる。
【0086】またカラーロールプリンタ1では、かかる
斜行補正機構部45をロール紙14の走行路のうちの最
も径が小さい円弧を描く部位、すなわち走行するロール
紙14がその幅方向の外力に最も強い個所に設けている
ため、斜行補正機構部45による斜行補正によってロー
ル紙14を傷めることを有効に防止できる。
【0087】さらにこのカラーロールプリンタ1では、
図20〜図22について上述したように、キャリッジ1
17の移動に伴って押えローラ124A、124Bを保
持するローラホルダ122の係合部122Aが当該キャ
リッジ117のテーパ面117A上を摺動するようにし
て押えローラ124A、124Bを昇降駆動する。
【0088】従ってこのカラーロールプリンタ1では、
押えローラ124A、124Bを昇降駆動するための駆
動源をキャリッジ117の駆動源(モータ112)と別
個に設ける必要がない分構成を簡易化することができ、
また押えローラ124A、124Bをロール紙14の切
断位置の直近傍に容易に配置することができる。
【0089】以上の構成によれば、装填されたロール紙
体14Aの周囲を囲むようにロール紙14の走行路を設
定するようにしたことにより、ロール紙14及びインク
リボン19の交換や各種メンテナンスを前面から行うこ
とができるようにカラーロールプリンタ1を構築するこ
とができ、かくして使い勝手を格段的に向上させ得るカ
ラーロールプリンタを実現できる。
【0090】またかかるカラーロールプリンタ1におい
て、可動ガイド27を開閉自在とし、印画時には当該可
動ガイド27を開状態とするようにしたことにより、ロ
ール紙14の巻きなおしのための機構を不要とすること
ができ、かくして構成を簡易化し得るカラーロールプリ
ンタを実現できる。
【0091】さらに斜行補正機構部45の第1及び第2
のガイド板44A、44Bを、ロール紙14の走行路の
中心線上に回動中心を有すると共に、当該回動中心を中
心として点対称形状のカム103により開閉駆動するよ
うにしたことにより、ロール紙14の紙幅に関わりなく
常に同じセンタ位置を保ちながらロール紙14の斜行を
補正し得るようにすることができる。かくするにつきロ
ール紙14のセンタ位置が変化することに起因する画質
の劣化を未然かつ有効に防止することができ、かくして
性能を向上させ得るカラーロールプリンタを実現でき
る。
【0092】さらにキャリッジ117の移動に伴って押
えローラ124A、124Bを昇降駆動するようにした
ことにより、押えローラ124A、124Bを昇降駆動
するための駆動源をキャリッジ117の駆動源(モータ
112)と別個に設ける必要がない分構成を簡易化する
ことができ、また押えローラ124A、124Bをロー
ル紙14の切断位置の直近傍に容易に配置することがで
き、かくして構成を簡易化させ得るカラーロールプリン
タを実現できる。
【0093】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明をカラーロー
ルプリンタ1に適用した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、この他種々のプリンタ装置に広く適用
できる。
【0094】また上述の実施の形態においては、ロール
紙14をロール体14Aの周りを回ってドア部3の排紙
口7Aに向けて走行するようにガイドするガイド手段を
図3のように形成されたペーパガイド23、下部固定ガ
イド26可動ガイド27、上部固定ガイド28、内部ド
ア22及び排紙ガイド32により構成するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種
々の構成を広く適用することができる。
【0095】さらに上述の実施の形態においては、可動
ガイド27がその下端部を回転中心として回転するよう
にして移動するようにした場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、要は、印画動作時に引き戻されたロ
ール紙14が弛む空間を形成するように移動するのであ
れば、可動ガイド27の動き方としてはこの他種々の動
きを適用することができる。
【0096】さらに上述の実施の形態においては、斜行
補正装置45のカム103を図16のように形成するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、要は、回動中心を中心として点対称のガイド面を有
するようにカム103を形成するようにするのであれ
ば、カム103自体の形状及び構成やガイド面の形状と
してはこの他種々の構成や形状を広く適用することがで
きる。
【0097】さらに上述の実施の形態においては、カッ
タ機構部10のキャリッジ117を図20〜図22のよ
うに構成するようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば図23のように切断したロール
紙14を排紙口7Aの方向に弾くための突起部130を
設けたり、又は図24のように切断により生じてロール
紙14に付着した紙紛を擦り取るためのブラシ131を
設けるようにしても良い。
【0098】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、プリンタ
装置において、ドア部を開けて筐体の前面部側から装填
される帯状印画媒体のロール体を保持する保持手段と、
保持手段により保持されたロール体から引き出された帯
状印画媒体を、当該ロール体の周りを回ってドア部の排
紙口に向けて走行するようにガイドするガイド手段とを
設けるようにしたことにより、ロール紙の装填や、プリ
ント出力の取り出しを筐体の前面側において行い得るよ
うにすることができ、かくして使い勝手を格段的に向上
し得るプリンタ装置を実現できる。
【0099】また帯状印画媒体を引き戻しながら印画を
行うプリンタ装置において、装填されたロール体から引
き出された帯状印画媒体を印画位置までガイドすると共
に、印画動作時にはその一部が帯状印画媒体が弛む空間
を形成するように所定のタイミングで動作するガイド手
段を設けるようにしたことにより、印画動作時に引き戻
された帯状印画媒体を巻き戻すための機構を省略するこ
とができ、かくして構成を簡易化し得るプリンタ装置を
実現できる。
【0100】さらにプリンタの内部において帯状印画媒
体の斜行を補正する斜行補正装置において、回動自在に
設けられ、その回動中心を中心として点対称のガイド面
を有するカムと、帯状印画媒体の走行方向をガイドする
ガイド面を有するスライド自在の第1及び第2のガイド
手段と、第1及び第2のガイド手段に設けられ、第1の
ガイド手段のガイド面までの距離と第2のガイド手段の
ガイド面までの距離とが等しくなるように、カムのガイ
ド面と当接係合する係合部と、第1及び第2のガイド手
段をそれぞれ互いに近接する方向に付勢する付勢手段と
を設けるようにしたことにより、帯状印画媒体をその幅
に関わりなく常に同じセンタ位置となるように斜行補正
することができる。かくするにつき帯状印画媒体を幅の
異なるものに交換する際の煩雑な調整作業を省略させる
ことができ、かくしてプリンタ装置の使い勝手を格段的
に向上させ得る斜行補正装置を実現できる。
【0101】さらに切断装置において、押えローラを押
え面に圧着又は離反する方向に移動自在に保持する保持
手段と、押えローラを押え面に圧着する方向に付勢する
付勢手段と、帯状印画媒体の幅方向と平行な切断方向に
移動しながら帯状印画媒体を切断する切断手段とを設
け、切断手段が、所定の基準位置に位置するときにのみ
保持手段と係合して、押え手段を押付け面から離反させ
た状態に切断手段を支持するようにしたことにより、押
えローラを押え面に圧着又は離反する方向に移動するた
めの駆動源を別途設ける必要がなく、また押えローラを
帯状印画媒体の切断位置近傍に配置することができ、か
くして構成を簡易化し得る切断装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるカラーロールプリンタの構
成を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態によるカラーロールプリンタの構
成を示す斜視図である。
【図3】ロール紙の走行路の説明に供する略線図であ
る。
【図4】ロール紙及びインクリボンのセットの仕方の説
明に供する略線図である。
【図5】ロール紙及びインクリボンのセットの仕方の説
明に供する略線図である。
【図6】ロール紙及びインクリボンのセットの仕方の説
明に供する略線図である。
【図7】カラーロールプリンタの内部構成を示す斜視図
である。
【図8】カラーロールプリンタの初期動作の説明に供す
る略線図である。
【図9】印画時における初期状態の説明に供する略線図
である。
【図10】印画開始状態の説明に供する略線図である。
【図11】切断動作の説明に供する略線図である。
【図12】ドア開閉緩衝機構部及びリンク機構部の構成
を示す側面図である。
【図13】可動ガイドロック機構部の構成を示す側面図
である。
【図14】クリップローラ駆動機構部の構成を示す斜視
図である。
【図15】ピンチローラ移動機構部の構成を示す斜視図
である。
【図16】斜行補正機構部の構成を示す平面図である。
【図17】斜行補正機構部の構成を示す平面図である。
【図18】斜行補正機構部の構成を示す平面図である。
【図19】支柱に対するガイド板の取り付け状態の説明
に供する断面図である。
【図20】カッタ機構部の構成を示す斜視図である。
【図21】カッタ機構部の構成を示す斜視図である。
【図22】カッタ機構部の構成を示す斜視図である。
【図23】他の実施の形態を示す側面図及び正面図であ
る。
【図24】他の実施の形態を示す側面図及び正面図であ
る。
【符号の説明】
1……カラーロールプリンタ、2……筐体、3……ドア
部、8……操作パネル、9……液晶パネル、10……カ
ッタ機構、11……ヘッド支持機構部、12……サーマ
ルヘッド、13……プラテン、14……ロール紙、14
A……ロール紙体、15……グリップローラ、16……
ピンチローラ、17A、17B……巻取りリール用係合
部、18A、18B……供給リール用係合部、19……
インクリボン、20……巻取りリール、21……供給リ
ール、22……内部ドア、23……ペーパホルダ、26
……下部固定ガイド、27……可動ガイド、28……上
部固定ガイド、29……ロール紙挿入口、32……排紙
ガイド、34……シャフト、36……リンク機構部、3
9……可動ガイドロック機構部、40……グリップロー
ラ駆動機構部、41……ピンチローラ移動機構部、44
A、44B……ガイド板、45……斜行補正機構部、1
03……カム、108……圧縮コイルばね、110……
固定刃、112……モータ、117……キャリッジ、1
17A……テーパ面、118……回転刃、122……ロ
ーラアーム、122A……係合部、124A、124B
……押えローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 35/08 B65H 35/08 (72)発明者 神谷 信行 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 村田 和美 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 鴨田 仁 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 上原 将浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB12 AC06 AE04 AF06 AF38 AF51 LA03 LA11 LA24 LB10 LB17 LB36 LC11 2C060 BA04 BC02 BC03 BC12 BC15 BC42 BC47 BC55 BC84 3F052 AA01 AB05 BA02 BA14 DA01 3F104 AA02 CA03 CA27 FA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印画媒体として帯状印画媒体を用いるプリ
    ンタ装置において、 筐体の前部に開閉自在に配設されたドア部と、 上記ドア部の前面部に形成された排紙口と、 上記ドア部を開けて上記筐体の前面部側から装填される
    上記帯状印画媒体を巻回してなるロール体を保持する保
    持手段と、 上記保持手段により保持された上記ロール体から引き出
    された上記帯状印画媒体を、当該ロール体の周りを回っ
    て上記ドア部の上記排紙口に向けて走行するようにガイ
    ドするガイド手段とを具えることを特徴とするプリンタ
    装置。
  2. 【請求項2】上記ガイド手段における上記帯状印画媒体
    との接触面に回動自在に設けられたガイドローラを具え
    ることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】上記帯状印画媒体の斜行を補正する斜行補
    正手段を具え、 上記ガイド手段は、 印画位置の近傍において円弧を描くように上記帯状印画
    媒体をガイドし、 上記斜行補正手段は、 上記帯状印画媒体が上記円弧を描く個所に設けられたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】帯状印画媒体を引き戻しながら印画を行う
    プリンタ装置において、 装填されたロール体から引き出された上記帯状印画媒体
    を印画位置までガイドすると共に、印画動作時にはその
    一部が上記帯状印画媒体が弛む空間を形成するように所
    定のタイミングで動作するガイド手段を具えることを特
    徴とするプリンタ装置。
  5. 【請求項5】印画媒体として帯状印画媒体を用いるプリ
    ンタに設けられ、上記帯状印画媒体の斜行を補正する斜
    行補正装置において、 回動自在に設けられ、その回動中心を中心として点対称
    のガイド面を有するカムと、 上記帯状印画媒体を間に挟んで当該帯状印画媒体の走行
    方向と垂直な方向にスライド自在に配設された、それぞ
    れ上記帯状印画媒体の走行方向をガイドするガイド面を
    有する第1及び第2のガイド手段と、 上記第1及び第2のガイド手段に設けられ、上記第1の
    ガイド手段の上記ガイド面までの距離と上記第2のガイ
    ド手段の上記ガイド面までの距離とが等しくなるよう
    に、上記カムの上記ガイド面と当接係合する係合部と、 上記第1及び第2のガイド手段をそれぞれ互いに近接す
    る方向に付勢する付勢手段とを具えることを特徴とする
    斜行補正装置。
  6. 【請求項6】上記カムの上記ガイド面は、ギアの一面に
    形成されたガイド突起の側面でなることを特徴とする請
    求項5に記載の斜行補正装置。
  7. 【請求項7】印画媒体として帯状印画媒体を用いるプリ
    ンタに設けられ、上記帯状印画媒体をその幅方向に切断
    する切断装置において、 上記帯状印画媒体を、所定の押え面上に押し付けるよう
    にして押える押えローラと、 上記押えローラを上記押え面に圧着又は離反する方向に
    移動自在に保持する保持手段と、 上記押えローラを上記押え面に圧着する方向に付勢する
    付勢手段と、上記帯状印画媒体の上記幅方向と平行な切
    断方向に移動しながら上記帯状印画媒体を切断する切断
    手段とを具え、 上記切断手段は、所定の基準位置に位置するときにのみ
    上記保持手段と係合して、上記押え手段を上記押付け面
    から離反させた状態に上記切断手段を支持することを特
    徴とする切断装置。
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