JPH08192584A - 熱転写印字用インクリボンおよびそれを使用する熱転写 印字装置 - Google Patents

熱転写印字用インクリボンおよびそれを使用する熱転写 印字装置

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JPH08192584A
JPH08192584A JP7007085A JP708595A JPH08192584A JP H08192584 A JPH08192584 A JP H08192584A JP 7007085 A JP7007085 A JP 7007085A JP 708595 A JP708595 A JP 708595A JP H08192584 A JPH08192584 A JP H08192584A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
core
ribbon
film
ink ribbon
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Pending
Application number
JP7007085A
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English (en)
Inventor
Takahiro Hosoya
高弘 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP7007085A priority Critical patent/JPH08192584A/ja
Publication of JPH08192584A publication Critical patent/JPH08192584A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インクリボンの装置へのセット操作を容易にす
る。 【構成】この熱転写印字用インクリボンおよびそれを使
用する熱転写印字装置は、1つのコアに巻かれたインク
フィルム10とインクフィルム10より幅の広い左右に
スプロケット孔があるフィルム案内部11とから成るイ
ンクリボン22を巻き取られコア挿入部7にセットし、
偏心カム16によってプラテン1から離れたサーマルヘ
ッド2とプラテン1との間と通し、スプロケット孔を巻
き取りコア5のスプロケット凸部4にかけて、モータ2
1で回転させてインクリボン22を巻き取ることでイン
クリボンの装置へのセットが容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写印字用インクリボ
ンおよびそれを使用する熱転写印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱転写印字装置のインク
リボンのセット機構は、リボンカセットにインクリボン
を装填し、さらに装置へカセットごとセットする機構と
なっている(例えば、特開平2−88274号公報)。
つまり、インクリボンの巻き取り側をリボンカセットの
巻き取りコアに装填し、非常に薄いインクフィルムをリ
ボンカセット内のガイドローラに沿わせて、リボンカセ
ットのもう一方の巻き取られコアにインクリボンの巻き
取られ側を装填する。さらにその後、インクリボンが装
填されたリボンカセットを装置へセットする際はサーマ
ルヘッドをプラテンからリトラクト機構を用いて離し、
その間をリボンカセットに装填されたインクリボンの一
部リボンカセットから露出した部分をすり抜けさせてセ
ットさせる機構となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の熱転写印字
装置のインクリボンのセット機構は、インクリボンの巻
き取り側をリボンカセットの巻き取りコアに装填し、さ
らにインクフィルムをガイドローラに沿わせて、リボン
カセットのもう一方の巻き取られコアにインクリボンの
巻き取られ側を装填する機構となっており、インクフィ
ルムの厚さが非常に薄いため、装填の際インクリボンが
ジャムし易く、操作性が悪い。また、リボンカセットを
装置にセットする際、リボンカセットから一部露出した
インクフィルムをリトラクトされたサーマルヘッドとプ
ラテンとの間を通す必要があり、その際、インクフィル
ムがサーマルヘッドやプラテンと接触しインクフィルム
がジャムまたは破損する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写印字用イ
ンクリボンは、1つのコアと、このコアに巻かれインク
が塗布されているインクフィルムと、このインクフィル
ム端部にこのインクフィルム幅より広くかつ左右両端に
スプロケット孔を持ちこのインクフィルムより破れ難い
別材質のインクフィルム案内部を備える。
【0005】また、本発明の熱転写印字装置は、発熱素
子を持つサーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対向
するプラテンと、前記熱転写印字用インクリボンと、こ
のインクリボン交換時に前記サーマルヘッドおよび前記
プラテン間に間隙を設けるスライド機構と、前記インク
リボンを前記間隙に通し、さらに前記インクフィルム案
内部の前記スプロケット孔を巻き取りコアの前記スプロ
ケット孔に対応した凸部にはめ込んで巻き取る巻き取り
機構とを備える。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す構成要素図である。
プラテン1と、このプラテン1に対向して配置されるサ
ーマルヘッド2と、インクの塗布されたインクフィルム
10を巻き取る巻き取りコア挿入部3、スプロケット凸
部4、巻き取りコア5およびコアホルダ6と、印字使用
前のインクフィルム10を巻き取りながら保持する巻き
取られコア挿入部7、コアホルダ8およびトルクリミッ
タ9と、インクフィルム10の最先端にスプロケット孔
部を持つフィルム案内部11と、プラテン1を駆動する
プラテンモータ12と、巻き取りコア5の回転駆動とサ
ーマルヘッド2の上下移動との駆動源モータ21と、巻
き取りコア5への駆動伝動を行うワンウェイクラッチ内
蔵プーリ13と、サーマルヘッド2を保持するヘッドホ
ルダ14と、サーマルヘッド2を上下させるスライドロ
ーラ15および偏心カム16と、サーマルヘッド2の位
置を検知する為のセンサプレート17および光学センサ
18と、サーマルヘッド2にプラテン1方向に押圧を与
えるスプリング19と、モータ21の駆動を偏心カム1
6に伝動するワンウェイクラッチ内蔵プーリ20と、イ
ンクフィルム10のうちロール状に巻いてあるインクリ
ボン22と、巻き取りコア挿入部3と巻き取りコア5と
の回転滑り止めピン23とにより構成される。
【0007】図2はこの実施例のプラテン1とサーマル
ヘッド2とを離す機構を示す図、図3はこの実施例のイ
ンクリボン22を装置に実装する状態を示す図、図4は
この実施例の巻き取りコア5を装置に実装する状態を示
す図、図5はこの実施例のフィルム案内部11のスプロ
ケット孔部を巻き取りコア5のスプロケット凸部4には
め込む状態を示す図、図6はこの実施例のモータ21が
インクフィルム10を巻き取る状態を示す図、図7はこ
の実施例のサーマルヘッド2がプラテン1に押圧を受け
て接する状態を示す図および図8はこの実施例の紙葉類
24に熱転写印字を施す状態を示す図である。
【0008】次に動作について、図2〜図8を参照して
説明する。図2に示すように、サーマルヘッド2はヘッ
ドホルダ14によって保持されており、ヘッドホルダ1
4にはスライドローラ15が取り付けてある。また、ス
ライドローラ15と接してモータ21からワンウェイク
ラッチ内蔵プーリ20を介して回転する偏心カム16が
ある。インクリボン22を装置にセットする前にモータ
21を駆動させ偏心カム16上のセンサプレート17が
光学センサ18によって検知された時点でモータ21の
駆動を停止させる。この状態でプラテン1とサーマルヘ
ッド2との間に間隙が生じる。
【0009】次に、図3に示すように、インクリボン2
2を巻き取られコア挿入部7にセットしコアホルダ8を
挿入して抜け防止とする。また、図4に示すように、ス
プロケット凸部4を持つ巻き取りコア5を、巻き取りコ
ア挿入部3のシャフトに取り付けてあるピン23を通し
て差し込み、さらにコアホルダ6を挿入して抜け防止と
する。次に、図5に示すように、インクフィルム10端
辺に設けられたスプロケット孔を有するフィルム案内部
11をプラテン1とサーマルヘッド2との間隙を通し、
最も先端のスプロケット孔をスプロケット凸部4にはめ
込む。
【0010】さらに、図6に示すように、モータ21を
A印方向に駆動させ、巻き取りコア5を約1回転させて
フィルム案内部11が巻き取りコア5から外れない様に
する。この時偏心カム16はワンウェイクラッチ内蔵プ
ーリ20のワンウェイクラッチの作用で回転せず、よっ
てサーマルヘッド2が下がることはない。次に、図1お
よび図7に示すように、モータ21を矢印B方向に駆動
させ、偏心カム16を半周させる。すると偏心カム16
が半周する以前にはサーマルヘッド2とプラテン1とが
離れていたが(図2)、偏心カム16が半周するとサー
マルヘッド2とプラテン1とは接触する。ここで、ヘッ
ドホルダ14に取り付けられている左右2組のスプリン
グ19によって下方に押圧を受けており、よってサーマ
ルヘッド2はプラテン1に対して押圧を持って接してい
る。
【0011】次に、図8に示すように、モータ21をA
方向に、プラテンモータ12をC方向に駆動してインク
フィルム10を巻き取りコア5側に巻き取る。ここで、
インクフィルム10はフィルム案内部11のスプロケッ
ト孔部よりも幅が狭いのでインクフィルム10の巻き取
り動作にスプロケット凸部4は防げとはならない。ここ
で、印字を施す紙葉類24をプラテン1とインクフィル
ム10との間に搬送させ、サーマルヘッド2に所定の電
圧を駆動させれば、紙葉類24に熱転写印字が施され
る。また、巻き取られコア挿入部7の同軸上にはトルク
リミッタ9を設け、これによりインクフィルム10は常
に張られた状態にあり、シワ・たるみ等が生じることは
なく、安定した印字を行うことが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つのコアに巻かれインクが塗布されているインクフィ
ルムと、このインクフィルム端部にこのインクフィルム
幅より広くかつ左右両端にスプロケット孔を持ちこのイ
ンクフィルムより破れ難い別材質のインクフィルム案内
部を備える熱転写印字用インクリボンを使用することに
より、インクリボンの装置へのセットの際、インクフィ
ルムがサーマルヘッドやプラテン等に引っかかって破損
したりすることがない。また、インクリボンを直接装置
にセットする構造である為、インクリボンの交換作業が
装置からインクリボンを外すだけで済み、操作性の向上
・交換作業時間の短縮となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】この実施例のプラテンとサーマルヘッドとを離
す機構を示す図である。
【図3】この実施例のインクリボンを装置に実装する状
態を示す図である。
【図4】この実施例の巻き取りコアを装置に実装する状
態を示す図である。
【図5】この実施例のフィルム案内部のスプロケット孔
部を巻き取りコアのスプロケット凸部にはめ込む状態を
示す図である。
【図6】この実施例のモータがインクフィルムを巻き取
る状態を示す図である。
【図7】この実施例のサーマルヘッドがプラテンに押圧
を受けて接する状態を示す図である。
【図8】この実施例の紙葉類に熱転写印字を施す状態を
示す図である。
【符号の説明】
1 プラテン 2 サーマルヘッド 3 巻き取りコア挿入部 4 スプロケット凸部 5 巻き取りコア 6 コアホルダ 7 巻き取られコア挿入部 8 コアホルダ 9 トルクリミッタ 10 インクフィルム 11 フィルム案内部 12 プラテンモータ 13 ワンウェイクラッチ内蔵プーリ 14 ヘッドホルダ 15 スライドローラ 16 偏心カム 17 センサプレート 18 光学センサ 19 スプリング 20 ワンウェイクラッチ内蔵プーリ 21 モータ 22 インクリボン 23 ピン 24 紙葉類

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのコアと、このコアに巻かれインク
    が塗布されているインクフィルムと、このインクフィル
    ム端部にこのインクフィルム幅より広くかつ左右両端に
    スプロケット孔を持ちこのインクフィルムより破れ難い
    別材質のインクフィルム案内部を備えることを特徴とす
    る熱転写印字用インクリボン。
  2. 【請求項2】 発熱素子を持つサーマルヘッドと、この
    サーマルヘッドに対向するプラテンと、前記熱転写印字
    用インクリボンと、このインクリボン交換時に前記サー
    マルヘッドおよび前記プラテン間に間隙を設けるスライ
    ド機構と、前記インクリボンを前記間隙に通し、さらに
    前記インクフィルム案内部の前記スプロケット孔を巻き
    取りコアの前記スプロケット孔に対応した凸部にはめ込
    んで巻き取る巻き取り機構とを備えることを特徴とする
    熱転写印字装置。
JP7007085A 1995-01-20 1995-01-20 熱転写印字用インクリボンおよびそれを使用する熱転写 印字装置 Pending JPH08192584A (ja)

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JP7007085A JPH08192584A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 熱転写印字用インクリボンおよびそれを使用する熱転写 印字装置

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JP7007085A Pending JPH08192584A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 熱転写印字用インクリボンおよびそれを使用する熱転写 印字装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106938718A (zh) * 2017-04-27 2017-07-11 苏州市厚宏智能科技有限公司 包装袋成型印刷设备及药品分包机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04173371A (ja) * 1990-11-07 1992-06-22 Ricoh Co Ltd 熱転写式記録装置
JPH0679939A (ja) * 1992-08-31 1994-03-22 Canon Inc 記録媒体及び記録装置
JPH06106828A (ja) * 1992-09-29 1994-04-19 Murata Mach Ltd インクリボン及び印字装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970729