JP2002229680A - 電子機器システムおよび携帯形電子機器に用いる冷却装置 - Google Patents

電子機器システムおよび携帯形電子機器に用いる冷却装置

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JP2002229680A JP2001029902A JP2001029902A JP2002229680A JP 2002229680 A JP2002229680 A JP 2002229680A JP 2001029902 A JP2001029902 A JP 2001029902A JP 2001029902 A JP2001029902 A JP 2001029902A JP 2002229680 A JP2002229680 A JP 2002229680A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、携帯性を犠牲とすることなく所望の
冷却性能を得ることができる電子機器システムの提供を
目的としている。 【解決手段】電子機器システムは、発熱する半導体パッ
ケ−ジ23を内蔵するとともに、電源供給用の第1のコネ
クタ36を有するポータブルコンピュータ1と、このコン
ピュータを冷却するための冷却装置2とを備えている。
冷却装置は、電動ファン72を有するとともに、ポータブ
ルコンピュータを連結した時に半導体パッケージに熱的
に接続される第1の冷却モジュール70と、電動ファンに
電気的に接続され、電子機器を連結した時に、第1のコ
ネクタに接続されて電動ファンに電源電圧を供給する第
2のコネクタ83とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルコンピ
ュータのような発熱する電子機器と、この電子機器に連
結して使用する冷却装置とを備えた電子機器システムに
係り、特に冷却装置に組み込まれた冷却モジュールを制
御するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ノート形のポータブルコンピュー
タに代表される携帯形の電子機器は、マイクロプロセッ
サの処理速度の高速化や多機能化に伴って消費電力が増
加の一途を辿り、これに比例してマイクロプロセッサの
発熱量が急速に増大する傾向にある。そのため、ポータ
ブルコンピュータの安定した動作を保障するためには、
マイクロプロセッサの放熱性を高める必要が生じてく
る。
【0003】この対策として、従来のポータブルコンピ
ュータでは、筐体の内部にマイクロプロセッサに熱的に
接続されたヒートシンクと、このヒートシンクに冷却風
を送風する電動ファンとを収容し、発熱するマイクロプ
ロセッサを強制的に冷却することが行なわれている。
【0004】この従来の冷却方式の場合、電動ファンか
ら送風される空気がマイクロプロセッサの熱を奪う冷却
媒体となるので、マイクロプロセッサの冷却能力の多く
は、電動ファンの送風能力に依存することになる。この
ため、マイクロプロセッサの冷却能力を高めることを意
図して冷却風の流量を増大させると、電動ファンが大型
化し、筐体の内部に大きな電動ファンを設置するための
広いスペースが必要となる。
【0005】一般にポータブルコンピュータは、携帯性
に優れることがその商品価値を高める大きな要素となっ
ているので、筐体が薄くコンパクトに設計されている。
そのため、筐体の内部に送風能力の大きな電動ファンを
収容するスペースや理想的な冷却風の送風経路を確保す
ることができず、それ故、従来の冷却方式では、マイク
ロプロセッサの冷却能力が不足したり限界に達すること
が懸念される。
【0006】一方、この種のポータブルコンピュータで
は、筐体の薄形化に伴って例えば入出力機器を接続する
コネクタの設置場所やCD−ROM駆動装置を収容するスペ
ースを確保することが困難となる。このため、最近のポ
ータブルコンピュータは、専用の拡張コネクタを装備し
ており、この拡張コネクタをドッキングステーションと
称する拡張装置に接続することで、デスクトップ形のコ
ンピュータと比較しても遜色のない拡張性を確保し得る
ようになっている。
【0007】従来の拡張装置は、例えばCD−ROM駆動装
置やDVD駆動装置のような機能拡張用の機器を内蔵した
箱状の装置本体を備えている。装置本体は、ポータブル
コンピュータの筐体が載置される上面を有し、この上面
に中継コネクタが配置されている。中継コネクタは、載
置部に筐体を置いた時に、この筐体の拡張コネクタに嵌
合し、これらコネクタ相互の嵌合により、ポータブルコ
ンピュータおよび拡張装置の相互のロジックのアドレス
やデータバスのような各種の制御信号の信号経路が電気
的に導通されるようになっている。
【0008】そして、この種の拡張装置において、従
来、装置本体の内部にヒートシンクを設置するととも
に、このヒートシンクを電動ファンによって強制的に空
冷するようにしたものが知られている。
【0009】この冷却装置によると、装置本体の上面に
ポータブルコンピュータの筐体を載置した時に、この筐
体にヒートシンクが接触する。そのため、マイクロプロ
セッサから筐体に伝えられた熱は、ヒートシンクへの熱
伝導により拡散されるとともに、冷却風の流れに乗じて
外方に放出される。よって、拡張装置を利用してポータ
ブルコンピュータを外方から強制的に冷却することがで
き、ポータブルコンピュータの冷却性能を高めることが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、薄形化や軽
量化が強化されたノート形のポータブルコンピュータ
は、本来、外出先からのデータの受信・送信あるいは客
先に持ち込んでのプレゼンテーション利用というよう
に、携帯しながら使用することを前提としている。
【0011】そのため、拡張装置を利用してマイクロプ
ロセッサの冷却を補助する従来の構成では、常に重く大
きな拡張装置をポータブルコンピュータと共に持ち運ば
なくてはならない。よって、ポータブルコンピュータを
バッグ等に収納して手軽に持ち運ぶことができなくな
り、本来の携帯性が犠牲となってしまう。
【0012】また、携帯性のことを考慮してポータブル
コンピュータを単独で持ち運んだ場合には、マイクロプ
ロセッサの冷却能力が不足するので、特にマイクロプロ
セッサに複雑な演算処理を実行させた時に、このマイク
ロプロセッサの温度が動作保障温度を上回ることが懸念
される。このマイクロプロセッサの温度が高くなり過ぎ
ると、処理速度が遅くなったり動作不能に陥ることがあ
り、マイクロプロセッサの本来の性能を充分に発揮させ
ることができなくなる。
【0013】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、携帯性を犠牲とすることなく所望の冷却
性能を得ることができる電子機器システムおよび携帯形
電子機器に用いる冷却装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る本発明の電子機器システムは、発熱
体を内蔵するとともに、電源供給用の第1の接続手段を
有する携帯形電子機器と、この電子機器に取り外し可能
に連結され、上記発熱体を冷却するための冷却装置とを
備えている。この冷却装置は、電動ファンを有するとと
もに、上記電子機器を連結した時に、上記発熱体に熱的
に接続される冷却モジュールと、上記電動ファンに電気
的に接続され、上記電子機器を連結した時に、上記第1
の接続端子に接続されて上記電動ファンに電源電圧を供
給する第2の接続手段とを備えていることを特徴として
いる。
【0015】また、請求項14に係る本発明の冷却装置
は、発熱体および電源供給用の第1の接続手段を有する
携帯形電子機器に取り外し可能に連結され、上記発熱体
の冷却を促進させるためのものであって、この冷却装置
は、電動ファンを有するとともに、上記電子機器を連結
した時に上記発熱体に熱的に接続される冷却モジュール
と、上記電動ファンに電気的に接続され、上記電子機器
を連結した時に、上記第1の接続手段に接続されて上記
電動ファンに電源電圧を供給する第2の接続手段とを備
えていることを特徴としている。
【0016】このような構成において、電子機器に冷却
装置を連結すると、発熱体と冷却モジュールとが熱的に
接続され、この発熱体の熱が冷却モジュールに伝えられ
る。それとともに、第1および第2の接続手段を介して
電子機器と冷却モジュールの電動ファンとが電気的に導
通され、電子機器から電動ファンに電源電圧が供給され
る。これにより電動ファンが駆動され、この電動ファン
からの送風により冷却モジュールが強制的に冷却され
る。このため、発熱体の熱は、冷却モジュールへの熱伝
導により拡散されるとともに、冷却風の流れに乗じて冷
却装置の外方に放出されることになり、発熱体の冷却性
能が向上する。
【0017】また、冷却装置に内蔵された電動ファン
は、電子機器からの電源供給により駆動されるので、冷
却装置から冷却モジュールの電源および制御用の回路部
品を排除することができ、その分、冷却装置の小型・軽
量化を強化することができる。このため、特に電子機器
の携帯性を重要視する場合に、上記冷却装置を併用する
ことにより、電子機器の能力を充分に発揮させるだけの
冷却性能を維持しつつ手軽に持ち運ぶことができ、使い
勝手が良好となる。
【0018】上記目的を達成するため、請求項6に係る
本発明の電子機器システムは、発熱体に熱的に接続され
た第1のヒートシンクと、この第1のヒートシンクに支
持された電源供給用の第1のコネクタとを有する携帯形
電子機器と、この電子機器に取り外し可能に連結され、
上記発熱体を冷却するための冷却装置とを備えている。
上記冷却装置は、上記電子機器を連結した時に、上記発
熱体に熱的に接続される第2のヒートシンクおよびこの
第2のヒートシンクに冷却風を送風する電動ファンを有
する冷却モジュールと、上記第2のヒートシンクに支持
され、上記電子機器を連結した時に、上記第1のコネク
タに接続されて上記電動ファンに電源電圧を供給する第
2のコネクタと、を備えていることを特徴としている。
【0019】このような構成において、電子機器に冷却
装置を連結すると、発熱体の熱が第2のヒートシンクに
伝えられる。それとともに、第1および第2のコネクタ
を介して電子機器と冷却モジュールの電動ファンとが電
気的に導通され、電子機器から電動ファンに電源電圧が
供給される。これにより電動ファンが駆動され、この電
動ファンからの送風により冷却モジュールが強制的に冷
却される。
【0020】このため、発熱体の熱は、第2のヒートシ
ンクへの熱伝導により拡散されるとともに、冷却風の流
れに乗じて冷却装置の外方に放出されることになり、発
熱体から第2のヒートシンクに至る放熱経路の熱容量が
大きくなることと合わせて、発熱体を効率良く冷却する
ことができる。
【0021】また、冷却装置に内蔵された電動ファン
は、電子機器から電源電圧を受けるので、この電動ファ
ンを電子機器によって制御することができ、冷却装置か
ら冷却モジュールの電源および制御用の回路部品を排除
することができる。このため、冷却装置の小型・軽量化
を強化することができ、特に電子機器の携帯性を重要視
する場合に、上記冷却装置を併用することにより、電子
機器の能力を充分に発揮させるだけの冷却性能を維持し
つつ手軽に持ち運ぶことができる。
【0022】上記目的を達成するため、請求項12に係
る本発明の電子機器システムは、発熱体を内蔵するとと
もに、機能拡張用の第1の拡張コネクタおよび電源供給
用の第1のコネクタを有する携帯形電子機器と、上記電
子機器に取り外し可能に連結され、上記発熱体を冷却す
るための冷却装置と、上記冷却装置と交換して上記電子
機器に取り外し可能に連結され、この電子機器の機能を
拡張するための拡張装置とを備えている。上記冷却装置
は、電動ファンを有するとともに、上記電子機器を連結
した時に、上記発熱体に熱的に接続される第1の冷却モ
ジュールと、上記電動ファンに電気的に接続され、上記
電子機器を連結した時に、上記第1のコネクタに接続さ
れる第2のコネクタとを含んでおり、また、上記拡張装
置は、上記電子機器の機能を拡張する少なくとも一つの
機能部品と、電動ファンを有するとともに、上記電子機
器を連結した時に、上記発熱体に熱的に接続される第2
の冷却モジュールと、上記機能部品および上記電動ファ
ンに電気的に接続され、上記電子機器を連結した時に、
上記第1の拡張コネクタに接続される第2の拡張コネク
タとをんでいることを特徴としている。
【0023】このような構成において、電子機器に拡張
装置を連結すると、第1の拡張コネクタと第2の拡張コ
ネクタとが接続され、これらコネクタを介して電子機器
と機能部品とが電気的に導通される。このため、電子機
器と機能部品との間で各種の信号のやり取りが実行さ
れ、電子機器の機能が拡張される。
【0024】また、これと同時に発熱体と第2の冷却モ
ジュールとが熱的に接続され、発熱体の熱が第2の冷却
モジュールに伝えられる。それとともに、第1および第
2の拡張コネクタは、電子機器と拡張装置の電動ファン
とを電気的に接続するので、電子機器から電動ファンに
電源電圧が供給される。これにより電動ファンが駆動さ
れ、この電動ファンからの送風により発熱体の熱を受け
る第2の冷却モジュールが強制的に冷却される。
【0025】したがって、発熱体の熱は、第2の冷却モ
ジュールへの熱伝導により拡散されるとともに、冷却風
の流れに乗じて拡張装置の外方に放出されることにな
り、電子機器の機能を拡張するための拡張装置を利用し
て発熱体の冷却性能を高めることができる。
【0026】一方、電子機器に冷却装置を連結すると、
発熱体と第1の冷却モジュールとが熱的に接続され、発
熱体の熱が第1の冷却モジュールに伝えられる。それと
ともに、第1および第2のコネクタを介して電子機器と
第1の冷却モジュールの電動ファンとが電気的に導通さ
れ、電子機器から電動ファンに電源電圧が供給される。
これにより電動ファンが駆動され、この電動ファンから
の送風により第1の冷却モジュールが強制的に冷却され
る。
【0027】このため、発熱体の熱は、第1の冷却モジ
ュールへの熱伝導により拡散されるとともに、冷却風の
流れに乗じて冷却装置の外方に放出されることになり、
この発熱体を効率良く冷却することができる。
【0028】また、冷却装置に内蔵された電動ファン
は、電子機器から電源電圧を受けるので、この電動ファ
ンを電子機器によって制御することができる。このた
め、冷却装置から第1の冷却モジュールの電源および制
御用の回路部品を排除することができ、その分、冷却装
置の小型・軽量化を強化して、電子機器と共に手軽に持
ち運ぶことができる。
【0029】さらに、上記構成によると、電子機器を利
用して拡張装置の電動ファンおよび冷却装置の電動ファ
ンの双方の駆動を制御できるので、一つの電子機器で拡
張装置と冷却装置とをサポートすることができ、電子機
器の使用形態に応じて拡張装置と冷却装置とを自由に使
い分けることができる。
【0030】上記目的を達成するため、請求項5に係る
本発明の電子機器システムは、発熱体を内蔵するととも
に、電源供給用の第1の接続手段を有する携帯形電子機
器と、この電子機器に取り外し可能に連結され、上記発
熱体を冷却するための冷却装置とを備えている。この冷
却装置は、電気的に駆動される冷却手段を有するととも
に、上記電子機器を連結した時に、上記発熱体に熱的に
接続される冷却モジュールと、上記冷却手段に電気的に
接続され、上記電子機器を連結した時に、上記第1の接
続手段に連結されて上記冷却手段に電源電圧を供給する
第2の接続手段とを備えていることを特徴としている。
【0031】また、請求項16に係る本発明の冷却装置
は、発熱体および電源供給用の第1の接続手段を有する
携帯形電子機器に取り外し可能に連結され、上記発熱体
を冷却を促進させるためのものであって、この冷却装置
は、電気的に駆動される冷却手段を有するとともに、上
記電子機器を連結した時に、上記発熱体に熱的に接続さ
れる冷却モジュールと、上記冷却手段に電気的に接続さ
れ、上記電子機器を連結した時に、上記第1の接続手段
に接続されて上記冷却手段に電源電圧を供給する第2の
接続手段と、を備えていることを特徴としている。
【0032】このような構成において、電子機器に冷却
装置を連結すると、発熱体と冷却モジュールとが熱的に
接続され、この発熱体の熱が冷却モジュールに伝えられ
る。それとともに、第1および第2の接続手段を介して
電子機器と冷却モジュールの冷却手段とが電気的に導通
され、電子機器から冷却手段に電源電圧が供給される。
これにより冷却手段が駆動され、冷却モジュールが強制
的に冷却される。このため、発熱体の熱は、冷却モジュ
ールへの熱伝導により拡散されて冷却装置の外方に放出
されることになり、発熱体の冷却性能が向上する。
【0033】また、冷却装置に内蔵された冷却手段は、
電子機器からの電源供給により駆動されるので、冷却装
置から冷却手段の電源および制御用の回路部品を排除す
ることができ、その分、冷却装置の小型・軽量化を強化
することができる。このため、特に電子機器の携帯性を
重要視する場合に、上記冷却装置を併用することによ
り、電子機器の能力を充分に発揮させるだけの冷却性能
を維持しつつ手軽に持ち運ぶことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をポータ
ブルコンピュータに適用した図面にもとづいて説明す
る。
【0035】図1に示すように、電子機器システムは、
電子機器としてのポータブルコンピュータ1と、このポ
ータブルコンピュータ1を冷却する冷却装置2と、ポー
タブルコンピュータ1の機能を拡張する際に用いる拡張
装置3とを備えている。
【0036】図2に示すように、ポータブルコンピュー
タ1は、コンピュータ本体5と、このコンピュータ本体
5に支持されたディスプレイユニット6とで構成されて
いる。コンピュータ本体5は、筐体7を備えている。こ
の筐体7は、底壁7a、上壁7b、前壁7c、左右の側
壁7dおよび後壁7eを有する偏平な箱状をなしてい
る。
【0037】筐体7の上壁7bは、パームレスト8、キ
ーボード取り付け部9および一対のディスプレイ支持部
10a,10bを有している。パームレスト8は、筐体
7の前半部において、この筐体7の幅方向に延びてい
る。キーボード取り付け部9は、パームレスト8の後方
に位置されており、このキーボード取り付け部9にキー
ボード11が設置されている。ディスプレイ支持部10
a,10bは、上壁7bの後端部において上向きに張り
出すとともに、筐体7の幅方向に互いに離間して配置さ
れている。
【0038】ディスプレイユニット6は、ディスプレイ
ハウジング12と、このディスプレイハウジング12に
収容された液晶表示パネル13とを備えている。液晶表
示パネル13は、ディスプレイハウジング12の前面の
開口部14を通じて外方に露出されている。
【0039】ディスプレイハウジング12は、その一端
部に一対の凹部15a,15bを有し、これら凹部15
a,15bにディスプレイ支持部10a,10bが導か
れている。そして、ディスプレイハウジング12は、凹
部15a,15bの位置において、図示しないヒンジ装
置を介して筐体7に連結されている。
【0040】そのため、ディスプレイユニット6は、パ
ームレスト8やキーボード11を上方から覆うように倒
される閉じ位置と、パームレスト8、キーボード11お
よび液晶表示パネル13を露出させるように起立される
開き位置とに亘って回動可能に筐体7の後端部に支持さ
れている。
【0041】図3に示すように、筐体7の内部には、回
路基板16が収容されている。回路基板16は、底壁7
aと向かい合う下面を有し、この回路基板16の下面の
後端部に第1の拡張コネクタ17が実装されている。第
1の拡張コネクタ17は、底壁7に開口されたコネクタ
接続口18(図4に示す)と向かい合っており、このコ
ネクタ接続口18は、開閉可能なシャッタ19によって
覆われている。
【0042】図4に示すように、筐体7の後壁7eの右
端部には、電源コード(図示せず)を接続するための電
源コネクタ21が配置されている。電源コネクタ21
は、回路基板16に実装されて、この回路基板16上の
電源回路に電気的に接続されている。また、筐体7の後
壁7eの中央部には、携帯時の電源となるバッテリパッ
ク22が取り外し可能に支持されている。バッテリパッ
ク22は、回路基板16上の電源回路に電気的に接続さ
れている。
【0043】回路基板16の下面には、発熱体としての
半導体パッケージ23が実装されている。半導体パッケ
ージ23は、ポータブルコンピュータ1の中枢となるマ
イクロプロセッサを構成するものであり、動作中に発熱
するICチップ24を有している。このICチップ24は、
文字、音声および画像のようなマルチメディア情報を高
速で処理するため、動作中の発熱量が非常に大きくなっ
ており、安定した動作を維持するために冷却を必要とし
ている。
【0044】図3および図8に示すように、筐体7の内
部には、冷却ユニット25が収容されている。冷却ユニ
ット25は、第1のヒートシンク26と電動ファン27
とを備えている。第1のヒートシンク26は、例えばア
ルミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて
構成され、受熱部28および熱交換部29を有する平坦
な板状をなしている。この第1のヒートシンク26は、
筐体7の底壁7aに沿って配置されており、その複数箇
所が底壁7aおよび回路基板16にねじ30を介して固
定されている。
【0045】第1のヒートシンク26の受熱部28は、
半導体パッケージ23と向かい合っている。受熱部28
は、熱拡散板31やグリース32を介して半導体パッケ
ージ23のICチップ24に熱的に接続されている。この
受熱部28は、半導体パッケージ23とは反対側に平坦
な熱接続面34を有している。熱接続面34は、筐体7
の底壁7aに隣接されているとともに、熱接続部として
の柔軟な熱伝導シート35によって覆われている。
【0046】図5に示すように、第1のヒートシンク2
6の受熱部28には、第1の接続手段としての第1のコ
ネクタ36が組み込まれている。第1のコネクタ36
は、電源端子、グランド端子、ファン制御用の信号端子
および冷却装置2の連結を認識する信号端子を含む複数
の接続端子37を有している。これら接続端子37は、
熱接続面34に隣接した位置において一列に並べて配置
されている。そして、この第1のコネクタ36は、ケー
ブル38(図12に示す)を介して回路基板16に電気
的に接続されており、この回路基板16から電源や各種
の信号が供給される。
【0047】図8に示すように、熱交換部29は、受熱
部28と一体化されてこの受熱部28に熱的に接続され
ている。熱交換部29は、冷却風通路40を有してい
る。この冷却風通路40は、筐体7の左側の側壁7dに
開口された冷却風出口41に連なっている。
【0048】図3に見られるように、上記電動ファン2
7は、第1のヒートシンク26の前方に位置されてい
る。電動ファン27は、第1のヒートシンク26と一体
化されたファンケーシング45と、このファンケーシン
グ45に収容された遠心式の羽根車46とを備えてい
る。
【0049】ファンケーシング45は、第1の吸入口4
7、第2の吸入口48および吐出口49を有している。
第1の吸入口47は、筐体7の底壁7aに開口された複
数の第1の空気取り入れ口51と向かい合っている。第
2の吸入口48の一部は、パームレスト8に開口された
複数の第2の空気取り入れ口52と向かい合っている。
吐出口49は、第1のヒートシンク26や半導体パッケ
ージ23に向けて開口されており、その一部が冷却風通
路40の上流端と向かい合っている。
【0050】羽根車46は、偏平モータ53を介してフ
ァンケーシング45に支持され、上記第1の吸入口47
と第2の吸入口48との間に位置されている。偏平モー
タ53は、回路基板16に電気的に接続されており、半
導体パッケージ23の温度が予め決められた値に達した
時に、回路基板16から供給される信号に基づいて回転
駆動されるようになっている。
【0051】偏平モータ53を介して羽根車46が回転
駆動されると、第1および第2の吸入口47,48から
羽根車46に向けて空気が吸い込まれる。この空気は、
羽根車46の外周部から吐き出されるとともに、吐出口
49を通じて冷却風通路40や半導体パッケージ23に
送風されるようになっている。
【0052】図3ないし図5に見られるように、筐体7
の底壁7aは、第1のヒートシンク26の熱接続面34
に対応する位置に開口部55を有している。開口部55
は、熱接続面34よりも一回り大きな開口形状を有し、
底壁7aの後半部に位置されている。この開口部55
は、カバー56によって覆われている。カバー56は、
開口部55にきっちりと嵌まり込むような平坦な板状を
なしており、ねじ57を介して底壁7aに固定されてい
る。
【0053】カバー56は、複数の貫通孔58とコネク
タ導出口59とを有している。貫通孔58は、例えば碁
盤の目のように並べて配置されており、これら貫通孔5
8を介して熱伝導シート35が筐体7の底壁7aに露出
されている。また、コネクタ導出口59は、第1のコネ
クタ36と向かい合っており、このコネクタ導出口59
を通じて第1のコネクタ36の接続端子37が筐体7の
底壁7aに露出されている。
【0054】図2、図3および図6に示すように、ポー
タブルコンピュータ1の冷却を補助する冷却装置2は、
偏平な箱状の装置本体61を有している。装置本体61
は、底壁61a、上壁61b、前壁61c、左右の側壁
61dおよび後壁61eを含み、上記筐体7の後半部に
対応するような大きさを有している。このため、装置本
体61は、筐体7の略半分の大きさに設定され、その上
壁61bの平面形状が筐体7の幅方向に延びる長方形状
をなしている。
【0055】装置本体61は、平坦な載置部62を備え
ている。載置部62は、筐体7の後半部が取り外し可能
に載置されるもので、装置本体61の上壁61bにて構
成されている。載置部62は、装置本体61を例えば机
の天板のような水平な設置面63に置いた時に、その後
端から前端に進むに従い下向きに傾斜されている。その
ため、筐体7を載置部62の上に置くと、図7に見られ
るように、パームレスト8やキーボード11の手元側が
低くなるような姿勢にポータブルコンピュータ1が傾
き、入力操作時の操作性が高められている。
【0056】載置部62の後端部には、一対の固定フッ
ク64a,64bが配置されている。固定フック64
a,64bは、載置部62の幅方向に互いに離れてお
り、これら固定フック64a,64bに筐体7の底壁7
aの後端部が取り外し可能に引っ掛かるようになってい
る。
【0057】載置部62の前端部には、一対の可動フッ
ク65a,65bが配置されている。可動フック65
a,65bは、載置部62の幅方向に互いに離れてお
り、夫々筐体7の底壁7aに引っ掛かるロック位置と、
この底壁7aから離脱するロック解除位置とに亘って前
後方向にスライド可能に装置本体61に支持されてい
る。
【0058】さらに、載置部62の幅方向に沿う中央部
には、連携フック66が配置されている。連携フック6
6は、装置本体61の底壁61aに沿うアーム部67
(図10や図11に示す)を有し、このアーム部67の
連携フック66とは反対側の端部が装置本体61の底壁
61aに回動可能に連結されている。そのため、連携フ
ック66は、筐体7の底壁7aに引っ掛かるロック位置
(図11に示す)と、底壁7aから離脱するロック解除
位置(図10に示す)とに亘って前後方向に回動可能に
装置本体61に支持されている。
【0059】図3、図8および図9に示すように、装置
本体61の内部には、第1の冷却モジュール70が収容
されている。第1の冷却モジュール70は、ポータブル
コンピュータ1の冷却ユニット25と協働して半導体パ
ッケージ23を冷却するためのものであり、第2のヒー
トシンク71と電気的に駆動される冷却手段としての電
動ファン72とを備えている。
【0060】第2のヒートシンク71は、例えばアルミ
ニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構成
され、受熱部73および熱交換部74を有する平坦な板
状をなしている。第2のヒートシンク71は、装置本体
61の幅方向に沿う中央部よりも左側にずれた位置にお
いて、この装置本体61の載置部62と並行に配置され
ている。
【0061】受熱部73と熱交換部74とは、装置本体
61の奥行き方向に並べて配置され、互いに同一面上に
位置されている。受熱部73は、装置本体61の上壁6
1bに開けた四角い開口部75と向かい合っており、こ
の載置部62の上に筐体7を置いた時に、上記第1のヒ
ートシンク26の熱接続面34の下方に位置するように
なっている。
【0062】受熱部73の上面には、複数の受熱凸部7
7が一体に形成されている。受熱凸部77は、夫々カバ
ー56の貫通孔58に挿通可能な角柱状をなしている。
これら受熱凸部77は、受熱部73の上面から垂直に突
出されているとともに、この受熱部73の上面におい
て、碁盤の目のように並べて配置されている。そして、
各受熱凸部77の先端は、平坦な接触面77aをなして
おり、これら接触面77aは同一面上に位置されてい
る。
【0063】熱交換部74は、受熱部73の後方に位置
されている。熱交換部74の後端部には、冷却風通路7
8が形成されている。この冷却風通路78は、装置本体
61の幅方向に沿って延びており、図8に示すような冷
却風取り入れ口79と冷却風吐出口80とを有してい
る。冷却風取り入れ口79は、装置本体61の内部に開
口されている。冷却風吐出口80は、冷却風取り入れ口
79の反対側に位置され、装置本体61の左側の側壁6
1dに開口された冷却風出口81と向かい合っている。
【0064】図3や図9に示すように、第2のヒートシ
ンク71の受熱部73には、第2の接続手段としての第
2のコネクタ83が組み込まれている。第2のコネクタ
83は、電源端子、グランド端子、ファン制御用の信号
端子および冷却装置2の連結を認識する信号端子を含む
複数のピン状の接続端子84を有している。これら接続
端子84は、受熱部73の前端部に一列に並べて配置さ
れており、上記載置部62に筐体7を置いた時に、第1
のコネクタ36の接続端子37と向かい合うようになっ
ている。
【0065】また、図10に示すように、第2のコネク
タ83に接続されたケーブル85は、中継基板86に電
気的に接続されている。この中継基板86は、装置本体
61の底壁61aの右端部に固定されている。
【0066】上記電動ファン72は、第2のヒートシン
ク71とは独立した別部品となっており、装置本体61
の幅方向に沿う中央部に位置されている。電動ファン7
2は、ファンケーシング88と、このファンケーシング
88に収容された遠心式の羽根車89とを備えている。
【0067】ファンケーシング88は、第2のヒートシ
ンク71の右隣りにおいて、装置本体61の底壁61a
に固定されている。このファンケーシング88は、第1
の吸入口90、第2の吸入口91および吐出口92とを
有している。
【0068】第1の吸入口90は、装置本体61の底壁
61aに開口された第1の通風孔93と向かい合ってい
る。第1の通風孔93は、ファンケーシング88よりも
大きな開口形状を有するとともに、網状のファンカバー
94によって覆われている。第2の吸入口91は、載置
部62に開口された複数の第2の通風孔95と向かい合
っている。第2の通風孔95は、載置部62にポータブ
ルコンピュータ1の筐体7を載置した時に、この筐体7
の底壁7aと向かい合うようになっている。また、吐出
口92は、冷却風通路78の冷却風取り入れ口79に向
けて開口されている。
【0069】羽根車89は、偏平モータ96を介してフ
ァンケーシング88に支持され、第1および第2の吸入
口90,91の間に位置されている。偏平モータ96
は、ファンケーシング88の外方に引き出されたケーブ
ル97(図10および図11に示す)を有し、このケー
ブル97は、中継基板86に接続されている。
【0070】中継基板86には、スイッチ100が実装
されている。スイッチ100は、ケーブル85,97を
電気的に接続する回路を開閉するための操作レバー10
1を有している。そのため、操作レバー101を介して
中継基板86上の回路が閉じられると、第2のコネクタ
83と偏平モータ96とが電気的に導通され、この偏平
モータ96に第2のコネクタ83から電源電圧や各種の
制御信号が供給されるようになっている。
【0071】図9に示すように、装置本体61の底壁6
1aは、上向きに突出する四つのボス部103a〜10
3dを有している。これらボス部103a〜103d
は、第2のヒートシンク71に開けた四つのガイド孔1
04a〜104dに摺動可能に挿入されている。このた
め、第2のヒートシンク71は、ボス部103a〜10
3dをガイドとして装置本体61の底壁61aの上に昇
降動可能に保持されている。
【0072】ボス部103a〜103dの上端には、複
数のねじ105を介してカバープレート106が固定さ
れている。カバープレート106は、受熱部73および
熱交換部74の一部を上方から覆うとともに、上記開口
部75を通じて載置部62に露出されており、このカバ
ープレート106に受熱凸部77や第2のコネクタ83
を避ける開口部107が形成されている。
【0073】このため、第2のヒートシンク71は、装
置本体61の底壁61aとカバープレート106との間
に介在されており、常に圧縮コイルばね108によりカ
バープレート106に向けて押し上げられている。
【0074】図3に示すように、第2のヒートシンク7
1が圧縮コイルばね108によって押し上げられた状態
では、受熱凸部77が開口部107から突出されてお
り、これら受熱凸部77の先端の接触面77aが載置部
62の上に張り出している。この受熱凸部77を下向き
に押圧すると、第2のヒートシンク71が底壁61aに
近づくように沈み込み、圧縮コイルばね108が圧縮さ
れる。
【0075】このことから、第2のヒートシンク71
は、受熱凸部77の接触面77aが載置部62の上に突
出する熱接続位置と、受熱凸部77の接触面77が載置
部62の上面と略同一面上に位置するまで沈み込む格納
位置とに亘って昇降動可能に装置本体61に支持されて
いる。
【0076】図9ないし図11に示すように、装置本体
61の内部には、第2のヒートシンク71を熱接続位置
又は格納位置に昇降動させる操作機構110が収容され
ている。操作機構110は、第1ないし第3の歯車11
1a〜111cと、これら歯車111a〜111cを回
転させるスライダ112とを備えている。
【0077】第1ないし第3の歯車111a〜111c
は、底壁61aから突出する三つのボス部113に軸回
り方向に回転自在に支持されている。第1の歯車111
aは、第2のヒートシンク71の熱交換部74に位置さ
れている。第2の歯車111bおよび第3の歯車111
cは、第2のヒートシンク71の受熱部73に位置され
ており、その受熱凸部77を間に挟んで装置本体61の
幅方向に互いに離れている。そして、第1ないし第3の
歯車111a〜111cは、夫々その上端にフランジ部
114を有し、このフランジ部114の下面に端面カム
115が形成されている。
【0078】第2のヒートシンク71は、第1ないし第
3の歯車111a〜111cに対応する位置に、三つの
円形の挿通孔117を有している。挿通孔117は、第
1ないし第3の歯車111a〜111cのフランジ部1
14よりも大きな口径を有し、各挿通孔117の内周面
には、径方向内側に張り出すカム受け部118が形成さ
れている。カム受け部118は、フランジ部114の端
面カム115に摺動可能に接している。
【0079】スライダ112は、装置本体61の幅方向
にスライド可能に底壁61aに支持されている。このス
ライダ112は、装置本体61の幅方向に延びる帯板状
をなしており、その右端部に装置本体61の底壁61a
上に露出された指掛け部119を有している。
【0080】スライダ112の左端部には、ラック部1
21が形成されている。ラック部121は、第2のヒー
トシンク71の下方に入り込むとともに、第1ないし第
3の歯車111a〜111cの間に導かれている。この
ラック部121は、第1ないし第3のラック歯122a
〜122cを有している。第1ないし第3のラック歯1
22a〜122cは、第1ないし第3の歯車111a〜
111cと噛み合っている。そのため、スライダ112
をスライドさせると、このスライダ112の直線運動が
回転運動に変換されて第1ないし第3の歯車111a〜
111cに伝わり、これら歯車111a〜111cが互
いに連動して軸回り方向に所定の角度範囲に亘って回転
するようになっている。
【0081】第1ないし第3の歯車111a〜111c
が回転すると、端面カム115と第2のヒートシンク7
1のカム受け部118との相対的な位置関係が変化す
る。すなわち、端面カム115は、フランジ部114の
下方に張り出すように周方向に連続して傾斜されている
ので、この端面カム115のうち、下方への張り出し量
が最も小さな部分にカム受け部118が接触すると、第
2のヒートシンク71は、圧縮コイルばね108の付勢
力により熱接続位置まで押し上げられる。逆に、端面カ
ム115のうち下方への張り出し量が最も大きな部分に
カム受け部118が接触すると、第2のヒートシンク7
1は、圧縮コイルばね108の付勢力に抗して底壁61
aに向けて押圧するような力を受け、この第2のヒート
シンク71が格納位置に沈み込む。
【0082】このことから、スライダ112は、第2の
ヒートシンク71を熱接続位置に押し上げる第1の位置
(図11に示す)と、第2のヒートシンク71を格納位
置に沈み込ませる第2の位置(図10に示す)とに亘っ
て直線的にスライド可能に装置本体61に支持されてい
る。
【0083】スライダ112は、連携フック66のアー
ム部67の上を横切っている。そして、スライダ112
は、アーム部67に対応する位置にスリット状のカム孔
123を有し、このカム孔123にアーム部67から上
向きに突出するガイド突起124が摺動可能に挿入され
ている。
【0084】そのため、連携フック66のアーム部67
は、スライダ112をスライドさせた時に、カム孔12
3の形状に基づいて強制的に回動されるようになってい
る。これにより、連携フック66は、スライダ112が
第1の位置にスライドされた時に、図11に示すロック
位置に移動し、このスライダ112が第2の位置にスラ
イドされた時に、図10に示すロック解除位置に移動す
る。
【0085】また、スライダ112の右端部は、上記中
継基板86の直前に位置されている。スライダ112の
右端部には、押圧部126が一体に形成されている。押
圧部126は、スライダ112が図11に示す第1の位
置にスライドされた時に、上記スイッチ100の操作レ
バー101を押圧する。この押圧により、操作レバー1
01を介してスイッチ100が閉じ、電動ファン72の
偏平モータ96と第2のコネクタ83とが電気的に接続
される。
【0086】また、押圧部126は、スライダ112が
図10に示す第2の位置にスライドされた時に、スイッ
チ100の操作レバー101から離脱する。これによ
り、操作レバー101が元の位置に復帰してスイッチ1
00が開き、電動ファン72の偏平モータ96と第2の
コネクタ83との電気的な接続が遮断される一方、ポー
タブルコンピュータ1の機能を拡張するための拡張装置
3は、上記冷却装置2と交換してポータブルコンピュー
タ1に取り外し可能に連結される。この拡張装置3は、
図13および図14に示すような偏平な箱状のベース1
50を有している。ベース150は、底壁150a、上
壁150b、前壁150c、左右の側壁150dおよび
後壁150eを含み、ポータブルコンピュータ1の筐体
7に対応するような大きさに定められている。
【0087】ベース150は、筐体7が取り外し可能に
載置される載置部151を備えている。載置部151
は、ベース150の上壁150bにて構成され、筐体7
の底壁7aと略同じ大きさを有している。
【0088】ベース150の内部には、DVD駆動装置1
52や回路基板153(図18や図19に示す)が収容
されている。DVD駆動装置152は、ポータブルコンピ
ュータ1の機能を拡張するための部品であり、回路基板
153に電気的に接続されている。回路基板153は、
ベース150の後部において底壁150aと平行に配置
されており、この回路基板150の上面に第2の拡張コ
ネクタ155が実装されている。第2の拡張コネクタ1
55は、載置部151に突出されている。
【0089】このため、ポータブルコンピュータ1の筐
体7を載置部151に載置すると、図19に模式的に示
すように、第1の拡張コネクタ17と第2の拡張コネク
タ155とが互いに嵌まり合う。これにより、第1およ
び第2の拡張コネクタ17,155を介してポータブル
コンピュータ1と拡張装置3とが電気的に接続され、こ
れら両者のロジックのアドレスやデータバスのような各
種の制御信号の信号経路が電気的に導通されるようにな
っている。
【0090】なお、ベース150の後壁150eには、
電源コードを接続する図示しない電源コネクタが配置さ
れており、この電源コネクタは、回路基板153上の電
源回路に電気的に接続されている。
【0091】図14に示すように、載置部151の前端
部には、筐体7の前壁7cの両端部に取り外し可能に引
っ掛かるガイド突起156a,156bが配置されてい
る。また、載置部151の後部には、一対のロックレバ
ー157a,157bが配置されている。ロックレバー
157a,157bは、ポータブルコンピュータ1を載
置部151の上にロックするためのものであり、このポ
ータブルコンピュータ1の筐体7の底壁7aに引っ掛か
るロック位置と、底壁7aから離脱するロック解除位置
とに亘って移動可能にベース150に支持されている。
【0092】図15ないし図17に示すように、ベース
150の内部には、第2の冷却モジュール161が収容
されている。第2の冷却モジュール161は、ポータブ
ルコンピュータ1の冷却を補助するためのものであり、
第3のヒートシンク162と電動ファン163とを備え
ている。
【0093】第3のヒートシンク162は、例えばアル
ミニウム合金のような熱伝導性に優れた金属材料にて構
成され、平坦な板状をなしている。第3のヒートシンク
162は、ベース150の底壁150aに沿って配置さ
れており、その上面に上向きに張り出す台座部164が
一体に形成されている。台座部164は、上壁150b
に開けた開口部165を通じて載置部151に露出され
ており、この載置部151にポータブルコンピュータ1
を置いた時に、上記第1のヒートシンク26の熱接続面
34の下方に位置するようになっている。
【0094】台座部164は、複数の受熱凸部166を
一体に備えている。受熱凸部166は、夫々上記カバー
56の貫通孔58に挿通可能な角柱状をなしている。受
熱凸部166は、台座部164の上面から垂直に突出さ
れているとともに、碁盤の目のように並べて配置されて
いる。そして、各受熱凸部166の先端は、平坦な接触
面166aに仕上げられており、これら接触面166a
は同一面上に位置されている。
【0095】図15および図16に示すように、第3の
ヒートシンク162は、冷却風通路167を有してい
る。冷却風通路167は、受熱凸部166の下方に位置
されている。この冷却風通路167は、ベース150の
左側の側壁150dに向けて開放された冷却風出口16
8を有し、この冷却風出口168は、左側の側壁150
dに開口された排気口169に連なっている。
【0096】また、第3のヒートシンク162には、複
数のスライドガイド171が昇降動可能に支持されてい
る。スライドガイド171は、台座部164の周囲に位
置されているとともに、底壁150aから上向きに突出
された複数のボス部172にねじ173を介して固定さ
れている。そして、スライドガイド171の下端と第3
のヒートシンク162の下面との間には、複数の圧縮コ
イルばね174が介在されており、これら圧縮コイルば
ね174は、常に第3のヒートシンク162を載置部1
51に向けて押し上げている。
【0097】このため、第3のヒートシンク162の受
熱凸部166を下向きに押圧すると、圧縮コイルばね1
74が圧縮され、この第3のヒートシンク162がスラ
イドガイド171に沿ってベース150の底壁150a
に近づくように沈み込む。このことから、第3のヒート
シンク162は、受熱凸部166が載置部151の上に
突出する熱接続位置と、台座部164がベース150の
内部に沈み込む格納位置とに亘って昇降動可能にベース
150に支持されており、常に上記熱接続位置に保持さ
れている。
【0098】図16に示すように、上記電動ファン16
3は、上記冷却風出口168に対し冷却風通路167を
間に挟んだ反対側に位置されている。電動ファン163
は、第3のヒートシンク162と一体化されたファンケ
ーシング176と、このファンケーシング176に収容
された遠心式の羽根車177とを備えている。
【0099】ファンケーシング176は、第1の吸入口
178、第2の吸入口179および吐出口180を有し
ている。第1の吸入口178は、底壁150aに開口さ
れた複数の第1の空気取り入れ口181と向かい合って
いる。第2の吸入口179は、上壁150bに開口され
た複数の第2の空気取り入れ口182と向かい合ってい
る。吐出口180は、冷却風通路167の上流端に連な
っている。
【0100】羽根車177は、偏平モータ183を介し
てファンケーシング176に支持されている。偏平モー
タ183は、ファンケーシング176の外方に引き出さ
れたケーブル185(図18および図19に示す)を有
している。ケーブル185は、電源電圧を供給する信号
線の他に、羽根車177の回転数制御用の信号を取り扱
う信号線を含み、このケーブル185は、上記回路基板
153に電気的に接続されている。
【0101】偏平モータ183は、半導体パッケージ2
3の温度が予め決められた値に達した時に、上記電動フ
ァン27の偏平モータ53に連動して回転駆動されるよ
うになっている。この偏平モータ183によって羽根車
177が回転駆動されると、第1および第2の吸入口1
78,179から羽根車177に向けて空気が吸い込ま
れる。この空気は、羽根車177の外周部から吐き出さ
れるとともに、吐出口180を通じて冷却風通路167
に送風されるようになっている。
【0102】このような構成の電子機器システムにおい
て、ポータブルコンピュータ1に冷却装置2を連結して
使用する手順について説明する。
【0103】冷却装置2を連結するに当っては、予め冷
却装置2のスライダ112を第2の位置にスライドさせ
ておく。このスライダ112が第2の位置にある限り、
第2のヒートシンク71が格納位置に沈み込むととも
に、連携フック66がロック解除位置に保持されてい
る。
【0104】この状態で、載置部62の後端に位置する
固定フック64a,64bを筐体7の底壁7aに引っ掛
け、この固定フック64a,64bと底壁7aとの係止
部を支点として冷却装置2と筐体7とを相対的に近づく
方向に回動させる。この回動により、可動フック65
a,65bが底壁7aに引っ掛かり、冷却装置2の載置
部62にポータブルコンピュータ1の筐体7が連結され
る。
【0105】次に、スライダ112を第2の位置から第
1の位置にスライドさせる。すると、連携フック66が
ロック解除位置からロック位置に強制的に回動されて筐
体7の底壁7aに引っ掛かり、この筐体7が載置部62
に取り外し不能にロックされる。
【0106】それとともに、ラック歯122a〜122
cによって第1ないし第3の歯車111a〜111cが
回転駆動され、その端面カム115の形状に応じて第2
のヒートシンク71が格納位置から熱接続位置に押し上
げられる。これにより、受熱凸部77の接触面77aが
貫通孔58を通じて筐体7の内部に入り込み、熱伝導シ
ート35に接触する。熱伝導シート35は、熱接続面3
4や接触面77aの形状に追従してこれら両者に密着
し、第1のヒートシンク26と第2のヒートシンク71
とを熱的に接続する。
【0107】さらに、第2のヒートシンク71が熱接続
位置に押し上げられると、図7に示すように、第2のコ
ネクタ83の接続端子84がコネクタ導出口59を通じ
て筐体7の内部に入り込み、第1のコネクタ36の接続
端子37に接触する。これと同時に、スライダ112の
押圧部126によってスイッチ100の操作レバー10
1が押圧され、このスイッチ100が閉じる。
【0108】この結果、図12に模式的に示すように、
ポータブルコンピュータ1の回路基板16と第1の冷却
モジュール70の電動ファン72とが電気的に接続さ
れ、これら電動ファン72と回路基板16との間で電
源、グランド、羽根車89の回転数を予め決められた一
定値に保つ回転数制御信号および冷却装置2の連結状態
を見極める認識信号の送受信が行なわれる。この認識信
号は、ポータブルコンピュータ1が冷却装置2の載置部
62に正しく連結されたことを認識するための信号であ
り、この認識信号の送受信によりポータブルコンピュー
タ1が冷却装置2との連結完了を認識すると、偏平モー
タ96に電源電圧が供給され、電動ファン72がスタン
バイ状態に移行する。
【0109】ポータブルコンピュータ1を冷却装置2に
連結して使用している時に、半導体パッケージ23のIC
チップ24が発熱すると、このICチップ24の熱は、熱
拡散板31やグリース32を介して第1のヒートシンク
26の受熱部28に伝えられる。この受熱部28の熱
は、熱伝導シート35から冷却装置2の第2のヒートシ
ンク71に伝えられ、ここから放出される。
【0110】半導体パッケージ23の温度が予め決めら
れた値に達すると、回路基板16からの信号により冷却
ユニット25の電動ファン27および冷却装置2の電動
ファン72が駆動を開始する。筐体7に内蔵された電動
ファン27は、第1および第2の吸入口47,48から
吸い込んだ空気を、吐出口49を通じて第1のヒートシ
ンク26の冷却風通路40や半導体パッケージ23に冷
却風として送風する。この冷却風は、半導体パッケージ
23を強制的に冷却するとともに、冷却風通路40を流
れる過程で第1のヒートシンク26の熱交換部29を強
制的に冷却し、その多くが冷却風出口41から筐体7の
外方に排出される。
【0111】冷却装置2に内蔵された電動ファン72
は、第1および第2の吸入口90,91から吸い込んだ
空気を、第2のヒートシンク71の冷却風通路78に冷
却風として送風する。この冷却風は、冷却風通路78を
流れる過程で熱交換部74を強制的に冷却し、冷却風吐
出口80から冷却風出口81を通じて装置本体61の外
方に排出される。
【0112】このため、第2のヒートシンク71に伝え
られた半導体パッケージ23の熱は、冷却風の流れの乗
じて冷却装置2の外方に放出され、この半導体パッケー
ジ23から第2のヒートシンク71に至る放熱経路の熱
容量が大きくなることと合わせて、半導体パッケージ2
3を効率良く冷却できる。
【0113】以上のことから、ポータブルコンピュータ
1を冷却装置2に連結して使用する過程においては、こ
の冷却装置2に内蔵された第1の冷却モジュール70を
利用して半導体パッケージ23の冷却を補助することが
できる。そのため、半導体パッケージ23の冷却性能を
高めて、その動作環境温度を適正に保つことができ、ポ
ータブルコンピュータ1をフルパワーで動作させた時の
信頼性が向上する。
【0114】次に、拡張装置3を用いてポータブルコン
ピュータ1の機能を拡張する手順について説明する。
【0115】ポータブルコンピュータ1に拡張装置3を
連結するに際して、このポータブルコンピュータ1に冷
却装置2が連結されている場合には、まず、スライダ1
12を第1の位置から第2の位置にスライドさせる。こ
のスライドにより、連携フック66がロック位置からロ
ック解除位置に回動し、筐体7の底壁7aから離脱す
る。それとともに、第2のヒートシンク71が格納位置
に沈み込み、第1のヒートシンク26との熱接続が解除
されるとともに、第2のコネクタ83の接続端子84が
第1のコネクタ36の接続端子37から離脱する。
【0116】そのため、可動フック65a,65bをロ
ック位置からロック解除位置に移動させることで、冷却
装置2をポータブルコンピュータ1から取り外すことが
できる。
【0117】このようにして冷却装置2の取り外しが完
了したならば、ポータブルコンピュータ1の筐体7をベ
ース150の載置部151の上に導き、この筐体7の前
壁7cを載置部151の前端のガイド突起156a,1
56bに引っ掛ける。そして、前壁7cとガイド突起1
56a,156bとの係止部を支点として筐体7を下向
きに回動させ、この筐体7を載置部151に重ね合わせ
る。これにより、筐体7の底壁7aにロックレバー15
7a,157bが引っ掛かり、ポータブルコンピュータ
1が載置部151にロックされるとともに、シャッタ1
9が開いて第1の拡張コネクタ17と第2の拡張コネク
タ155とが互いに嵌合し合う。
【0118】これら拡張コネクタ17,155の嵌合に
より、図19に模式的に示すように、ポータブルコンピ
ュータ1と拡張装置3とが電気的に接続されて、これら
両者間での制御信号のやり取りが可能となり、DVD駆動
装置152のようなポータブルコンピュータ1の拡張要
素のサポートが可能となる。
【0119】また、第2の拡張コネクタ155は、回路
基板153およびケーブル185を介して電動ファン1
63に電気的に接続され、このケーブル185は、羽根
車177の回転数を一定値に保つ回転数制御用の信号線
を有するので、ポータブルコンピュータ1の回路基板1
6と電動ファン163との間で電源、グランドおよび回
転数制御信号の送受信が行なわれ、電動ファン163が
スタンバイ状態に移行する。
【0120】一方、ポータブルコンピュータ1の筐体7
が載置部151にロックされると、第3のヒートシンク
162の受熱凸部166がカバー56の貫通孔58を貫
通して筐体7の内部に入り込み、熱伝導シート35に接
触する。そして、受熱凸部166は、熱伝導シート35
との接触に伴い下向きに押圧され、この押圧により第2
の冷却モジュール161が圧縮コイルばね174の付勢
力に抗して沈み込む。そのため、受熱凸部166の接触
面166aは、圧縮コイルばね174によって熱伝導シ
ート35に弾性的に押し付けられる。
【0121】この結果、熱伝導シート35は、熱接続面
34や接触面166aの形状に追従してこれら両者に密
着し、第1のヒートシンク26と第3のヒートシンク1
62とを熱的に接続する。
【0122】ポータブルコンピュータ1を拡張装置3に
連結して使用している時に、半導体パッケージ23のIC
チップ24が発熱すると、このICチップ24の熱は、熱
拡散板31やグリース32を介して第1のヒートシンク
26の受熱部28に伝えられる。この受熱部28の熱
は、熱伝導シート35から拡張装置3の第3のヒートシ
ンク162に伝えられ、ここから放出される。
【0123】半導体パッケージ23の温度が予め決めら
れた値に達すると、回路基板16からの信号により冷却
ユニット25の電動ファン27および拡張装置3の電動
ファン163が駆動を開始する。電動ファン27は、第
1のヒートシンク26の冷却風通路40や半導体パッケ
ージ23に冷却風を送風し、これら両者を強制的に冷却
する。
【0124】また、拡張装置3の電動ファン163は、
第1および第2の吸入口178,179から吸い込んだ
空気を第3のヒートシンク162の冷却風通路167に
冷却風として送風する。この冷却風は、冷却風通路16
7を流れる過程で第3のヒートシンク162を強制的に
冷却した後、冷却風出口168から排気口169を通じ
てベース150の外方に排出される。
【0125】このため、第3のヒートシンク162に伝
えられた半導体パッケージ23の熱は、冷却風の流れの
乗じて拡張装置3の外方に放出され、半導体パッケージ
23から第3のヒートシンク162に至る放熱経路の熱
容量が大きくなることと合わせて、半導体パッケージ2
3を効率良く冷却できる。
【0126】以上のように、ポータブルコンピュータ1
を拡張装置3に連結して使用する過程においては、この
拡張装置3に内蔵された第2の冷却モジュール161を
利用して半導体パッケージ23の冷却を補助することが
できる。よって、半導体パッケージ23の冷却性能を高
めて、その動作環境温度を適正に保つことができ、ポー
タブルコンピュータ1をフルパワーで動作させた時の信
頼性が向上する。
【0127】ところで、上記構成の電子機器システムに
よると、ポータブルコンピュータ1を冷却装置2又は拡
張装置3のいずれに連結した状態においても、このポー
タブルコンピュータ1によって冷却装置2の第1の冷却
モジュール70又は拡張装置3のDVD駆動装置152や
第2の冷却モジュール161の駆動を制御することがで
きる。このため、一つのポータブルコンピュータ1で冷
却装置2と拡張装置3との双方をサポートすることがで
き、このポータブルコンピュータ1の使用形態に応じて
冷却装置2と拡張装置3とを自由に使い分けることがで
きる。
【0128】しかも、冷却装置2に内蔵された電動ファ
ン72は、ポータブルコンピュータ1から電源電圧や各
種の制御信号を受けるので、この電動ファン72をポー
タブルコンピュータ1によって制御することができる。
このため、冷却装置2の装置本体61の内部に電動ファ
ン72の駆動用電源や制御用の回路部品を配置する必要
はなく、この装置本体61をポータブルコンピュータ1
の筐体7よりも軽くコンパクトに形成することができ
る。
【0129】よって、特にポータブルコンピュータ1の
携帯性を重要視する場合に、冷却装置2を併用すること
により、半導体パッケージ23の能力を充分に発揮させ
るだけの冷却性能を維持しつつ、手軽に持ち運ぶことが
可能となり、使い勝手が格段に向上するといった利点が
ある。
【0130】また、冷却装置2の電動ファン72および
拡張装置3の電動ファン163は、いずれもポータブル
コンピュータ1から回転数制御信号を受けるので、運転
時間の経過に伴う電動ファン72,163の回転数の上
昇が抑制される。すなわち、この種の電動ファン72,
163は、一般に運転時間の経過に伴いその回転部分を
潤滑するグリスが馴染んでくるため、駆動電圧が一定に
保たれていても、羽根車89,177の回転数が上昇す
る傾向にある。そのため、羽根車89,177の回転数
が適正値を上回ることがあり、騒音の原因となる。
【0131】しかるに、上記構成によれば、回転数制御
信号により羽根車89,177の回転数が適正値に保た
れ、電動ファン72,163の運転音を軽減することが
できる。
【0132】なお、本発明は、上記実施の形態に特定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施可能である。
【0133】例えば上記実施の形態では、第1および第
2のヒートシンクに夫々第1および第2のコネクタを一
体的に組み込むようにしたが、これら第1および第2の
コネクタを筐体および装置本体の底壁に夫々取り付ける
ようにしても良い。
【0134】また、第2および第3のヒートシンクにし
ても昇降動可能とする必要はなく、冷却装置および拡張
装置の載置部に夫々リジッドに固定しても良い。
【0135】加えて、上記実施の形態では、電気的に駆
動される冷却手段として電動ファンを適用したが、例え
ば冷却装置に液状の冷媒を循環させる電動式の冷媒循環
手段を付設し、この冷媒駆動手段に電子機器から駆動電
源を供給することにより、冷媒を循環させて第1の冷却
モジュールを強制的に冷却するようにしても良い。
【0136】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、冷却装置
に電動ファンのような冷却手段の駆動用電源や制御用回
路部品を内蔵する必要はなく、この冷却装置を電子機器
よりも軽くコンパクトに形成することができる。そのた
め、特に電子機器の携帯性を重要視する場合に、上記冷
却装置を併用することで電子機器の能力を充分に発揮さ
せるに足りる冷却性能を維持しつつ、手軽に持ち運ぶこ
とが可能となり、使い勝手が格段に向上する。
【0137】また、電子機器を冷却装置又は拡張装置の
いずれに連結した状態においても、この電子機器によっ
て冷却装置に内蔵された第1の冷却モジュール又は拡張
装置に内蔵された第2の冷却モジュールの駆動を制御す
ることができる。このため、一つの電子機器で冷却装置
と拡張装置との双方をサポートすることができ、電子機
器の使用形態に応じて冷却装置と拡張装置とを自由に使
い分けることができるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態において、ポータブルコ
ンピュータ、冷却装置および拡張装置からなる電子機器
システムの斜視図。
【図2】ポータブルコンピュータと冷却装置とを互いに
分離した状態を示す電子機器システムの斜視図。
【図3】ポータブルコンピュータと冷却装置とを互いに
分離した状態を示す電子機器システムの断面図。
【図4】筐体の底壁にカバーを取り付けた状態を示すポ
ータブルコンピュータの斜視図。
【図5】筐体の底壁からカバーを取り外し、熱伝導シー
トと第1のヒートシンクの熱接続面との位置関係を示す
ポータブルコンピュータの斜視図。
【図6】冷却装置の斜視図。
【図7】ポータブルコンピュータと冷却装置とを互いに
連結した状態を示す電子機器システムの断面図。
【図8】ポータブルコンピュータに冷却装置を連結した
状態において、この冷却装置内の第2の冷却モジュール
と筐体内の第1の冷却モジュールとの位置関係を示す電
子機器システムの断面図。
【図9】第2のヒートシンクと操作機構との位置関係を
分解して示す冷却装置の斜視図。
【図10】第2の位置にスライドされたスライダと第1
の冷却モジュールおよびスイッチの操作レバーとの位置
関係を示す冷却装置の平面図。
【図11】第1の位置にスライドされたスライダと第1
の冷却モジュールおよびスイッチの操作レバーとの位置
関係を示す冷却装置の平面図。
【図12】ポータブルコンピュータと冷却装置とを互い
に連結した状態を模式的に示す電子機器システムの側面
図。
【図13】ポータブルコンピュータを拡張装置に連結し
た状態を示す電子機器システムの斜視図。
【図14】ポータブルコンピュータと拡張装置とを互い
に分離した状態を示す電子機器システムの斜視図。
【図15】ポータブルコンピュータと拡張装置とを互い
に分離した状態を示す電子機器システムの断面図。
【図16】ポータブルコンピュータの冷却ユニットと拡
張装置の第2の冷却モジュールとの位置関係を示す電子
機器システムの断面図。
【図17】ポータブルコンピュータを拡張装置に連結し
た状態を示す電子機器システムの断面図。
【図18】ベースの内部に収容された第3の冷却モジュ
ールの平面図。
【図19】ポータブルコンピュータと拡張装置とを互い
に連結した状態を模式的示す電子機器システムの側面
図。
【符号の説明】
1…携帯形電子機器(ポータブルコンピュータ) 2…冷却装置 3…拡張装置 17…第1の拡張コネクタ 23…発熱体(半導体パッケージ) 26…第1のヒートシンク 36…第1のコネクタ 70…第1の冷却モジュール 71…第2のヒートシンク 72,163…電動ファン(冷却手段) 83…第2のコネクタ 152…機能部品(DVD駆動装置) 155…第2の拡張コネクタ 161…第2の冷却モジュール

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を内蔵するとともに、電源供給用
    の第1の接続手段を有する携帯形電子機器と、 この電子機器に取り外し可能に連結され、上記発熱体を
    冷却するための冷却装置と、を具備し、 上記冷却装置は、電動ファンを有するとともに、上記電
    子機器を連結した時に、上記発熱体に熱的に接続される
    冷却モジュールと、上記電動ファンに電気的に接続さ
    れ、上記電子機器を連結した時に、上記第1の接続手段
    に接続されて上記電動ファンに電源電圧を供給する第2
    の接続手段と、を備えていることを特徴とする電子機器
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記第1およ
    び第2の接続手段は、夫々上記電動ファンの回転数を制
    御するための信号が供給される端子を有することを特徴
    とする電子機器システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の記載において、
    上記第1および第2の接続手段は、夫々上記電子機器と
    冷却装置とが互いに連結されたことを認識する信号が供
    給される端子を有することを特徴とする電子機器システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかの記
    載において、上記電子機器は、上記発熱体の熱を受ける
    熱接続部を有し、また、上記冷却装置の冷却モジュール
    は、上記熱接続部に熱的に接続されるとともに、上記電
    動ファンによって強制的に冷却されるヒートシンクを含
    んでいることを特徴とする電子機器システム。
  5. 【請求項5】 発熱体を内蔵するとともに、電源供給用
    の第1の接続手段を有する携帯形電子機器と、 この電子機器に取り外し可能に連結され、上記発熱体を
    冷却するための冷却装置と、を具備し、 上記冷却装置は、電気的に駆動される冷却手段を有する
    とともに、上記電子機器を連結した時に、上記発熱体に
    熱的に接続される冷却モジュールと、上記冷却手段に電
    気的に接続され、上記電子機器を連結した時に、上記第
    1の接続手段に連結されて上記冷却手段に電源電圧を供
    給する第2の接続手段と、を備えていることを特徴とす
    る電子機器システム。
  6. 【請求項6】 発熱体に熱的に接続された第1のヒート
    シンクと、この第1のヒートシンクに支持された電源供
    給用の第1のコネクタとを有する携帯形電子機器と、 この電子機器に取り外し可能に連結され、上記発熱体を
    冷却するための冷却装置と、を具備し、 上記冷却装置は、上記電子機器を連結した時に、上記発
    熱体に熱的に接続される第2のヒートシンクおよびこの
    第2のヒートシンクに冷却風を送風する電動ファンを有
    する冷却モジュールと、上記第2のヒートシンクに支持
    され、上記電子機器を連結した時に、上記第1のコネク
    タに接続されて上記電動ファンに電源電圧を供給する第
    2のコネクタと、を備えていることを特徴とする電子機
    器システム。
  7. 【請求項7】 請求項6の記載において、上記第2のヒ
    ートシンクは、上記第1のヒートシンクを介して上記発
    熱体に熱的に接続されることを特徴とする電子機器シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項7の記載において、上記冷却装置
    は、上記電子機器が載置される装置本体を有し、また、
    上記第2のヒートシンクは、上記装置本体から突出され
    て上記第1のヒートシンクに熱的に接続される熱接続位
    置と、上記装置本体に格納される格納位置とに亘って移
    動可能に上記装置本体に支持されており、上記第2のヒ
    ートシンクが熱接続位置に移動された時に、上記第2の
    コネクタが上記第1のコネクタに電気的に接続されると
    ともに、上記第2のヒートシンクが格納位置に移動され
    た時に、上記第2のコネクタと上記第1のコネクタとの
    電気的な接続が解除されることを特徴とする電子機器シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項8の記載において、上記冷却装置
    は、上記第2のヒートシンクを上記熱接続位置又は上記
    格納位置のいずれかに選択的に移動させる操作機構と、
    上記第2のヒートシンクが上記熱接続位置に移動された
    時に、上記第2のコネクタと上記電動ファンとを電気的
    に接続する回路を閉じるとともに、上記第2のヒートシ
    ンクが上記格納位置に移動された時に、上記回路を開く
    スイッチとを備え、このスイッチは、上記操作機構によ
    って開閉操作されることを特徴とする電子機器システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし請求項9のいずれかの
    記載において、上記第1および第2のコネクタは、夫々
    上記電動ファンの回転数を制御する信号が供給される端
    子を含んでいることを特徴とする電子機器システム。
  11. 【請求項11】 請求項6ないし請求項10のいずれか
    の記載において、上記第1および第2のコネクタは、夫
    々上記電子機器と冷却装置とが互いに連結されたことを
    認識する信号が供給される端子を含んでいることを特徴
    とする電子機器システム。
  12. 【請求項12】 発熱体を内蔵するとともに、機能拡張
    用の第1の拡張コネクタおよび電源供給用の第1のコネ
    クタを有する携帯形電子機器と、 上記電子機器に取り外し可能に連結され、上記発熱体を
    冷却するための冷却装置と、 上記冷却装置と交換して上記電子機器に取り外し可能に
    連結され、この電子機器の機能を拡張するための拡張装
    置と、を具備し、 上記冷却装置は、電動ファンを有するとともに、上記電
    子機器を連結した時に、上記発熱体に熱的に接続される
    第1の冷却モジュールと、上記電動ファンに電気的に接
    続され、上記電子機器を連結した時に、上記第1のコネ
    クタに接続される第2のコネクタとを含み、 また、上記拡張装置は、上記電子機器の機能を拡張する
    少なくとも一つの機能部品と、電動ファンを有するとと
    もに、上記電子機器を連結した時に、上記発熱体に熱的
    に接続される第2の冷却モジュールと、上記機能部品お
    よび上記電動ファンに電気的に接続され、上記電子機器
    を連結した時に、上記第1の拡張コネクタに接続される
    第2の拡張コネクタとを含んでいることを特徴とする電
    子機器システム。
  13. 【請求項13】 請求項12の記載において、上記第1
    および第2の冷却モジュールは、夫々上記電動ファンに
    よって強制的に冷却されるとともに、上記発熱体に熱的
    に接続されるヒートシンクを備えていることを特徴とす
    る電子機器システム。
  14. 【請求項14】 発熱体および電源供給用の第1の接続
    手段を有する携帯形電子機器に取り外し可能に連結さ
    れ、上記発熱体を冷却するための冷却装置であって、 電動ファンを有するとともに、上記電子機器を連結した
    時に、上記発熱体に熱的に接続される冷却モジュール
    と、上記電動ファンに電気的に接続され、上記電子機器
    を連結した時に、上記第1の接続手段に接続されて上記
    電動ファンに電源電圧を供給する第2の接続手段と、を
    備えていることを特徴とする冷却装置。
  15. 【請求項15】 請求項14の記載において、上記冷却
    モジュールは、上記電子機器を連結した時に、上記発熱
    体に熱的に接続されるとともに、上記電動ファンによっ
    て強制的に冷却されるヒートシンクを含み、上記第2の
    接続手段は、上記ヒートシンクに支持されて外方に露出
    されていることを特徴とする冷却装置。
  16. 【請求項16】 発熱体および電源供給用の第1の接続
    手段を有する携帯形電子機器に取り外し可能に連結さ
    れ、上記発熱体を冷却するための冷却装置であって、 電気的に駆動される冷却手段を有するとともに、上記電
    子機器を連結した時に、上記発熱体に熱的に接続される
    冷却モジュールと、上記冷却手段に電気的に接続され、
    上記電子機器を連結した時に、上記第1の接続手段に接
    続されて上記冷却手段に電源電圧を供給する第2の接続
    手段と、を備えていることを特徴とする冷却装置。
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