JP4776062B2 - 電子機器用バッテリパック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外付バッテリに起因する薄型化の阻害要因を全て解消し、かつ本体に対して表示部を180度以上の回転範囲に渡って開閉することができる電子機器に用いられるバッテリパックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノート型パーソナルコンピュータ、またはモバイルコンピュータ等と呼ばれる、CPU(中央処理装置)を搭載した携帯型の電子機器が数多く製品化されている。このような電子機器においては、CPUを高いクロック周波数で駆動するため、このCPUで集中的に多くの電力が消費され、CPU等で発生した熱を効率的に外部へ放熱する必要がある。
一般的に、ノート型パーソナルコンピュータ等の、携帯型の電子機器においては、本体とその表示部を備えており、この表示部は本体に対してヒンジを介して、開閉できるようになっている。
【0003】
従来、この種の携帯型のパーソナルコンピュータにおいて、本体に対する表示部を開閉自在に支持する開閉構造としては、例えば、図19および図20に示すものが知られている。これらは、特開平8−76887号公報に開示されている。
まず、図19に示す従来例においては、本体1000に対して液晶ディスプレイ1002がヒンジ1001を介して開閉自在に取り付けられている。そして内蔵型の電池パック1003が本体1000の内部に格納されている。
図19に示すように、ヒンジ1001は液晶ディスプレイ1002の下端縁部1004に取り付けられており、電池パック1003は本体1000の後端部の内部に格納されている。
一方、図20に示す従来例においては、本体2000に対してディスプレイ2001がヒンジ機構2002を介して開閉自在に取り付けられている。さらに、本体2000に対して電源を供給する外付型の電池パック2003が本体2000の後端部に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図19のような構造を採用すると、次のような問題が生じる。すなわち、ヒンジ1001の軸が、薄型パネル状の液晶ディスプレイ1002の下端縁部1004内に配置されるので、ヒンジ1001の直径を液晶ディスプレイ1002の厚さ寸法以下に収めなければならない。したがって、このような構造では、ヒンジ1001の機械的耐久強度が充分に得られないと言った問題が生じる。さらに、本体1000から液晶ディスプレイ1002側へ信号線を通す隙間が小さいため、この信号線として、高価なフレキシブルケーブルを採用しなければならない。
さらに、別の問題としては、複数個のバッテリ1003Aを並列に並べて配置してなる電池パック1003の上方に、液晶ディスプレイ1002の後端部1004を重ねて配置する構造であるため、このような重層的な配置構造では、全体の厚さ寸法を薄くすることができないと言った点が挙げられる。
【0005】
一方、図20のように、外付型の電池パック2003に対する構造を採用すると、次のような問題がある。ヒンジ機構2002の軸線が、電池パック2003とは同軸上に配置されていないため、その構造上、ディスプレイ2001とヒンジ2002を連結する連結部分の肉厚寸法R1が必要不可欠となる。したがって、この連結部分の肉厚寸法R1と、外付型電池パック2003の外形の厚み寸法R2とを合計した寸法が、携帯型パーソナルコンピュータ全体の厚み寸法となるので、この連結部分の肉厚寸法R1が全体の薄型化を図る上での阻害要因となっていた。
さらに、図20に示す構造では、ディスプレイ2001を開く際に、電池パック2003の存在により、その開閉範囲が180度以内に制限されてしまい、したがって、ディスプレイ2001を閉じた状態から180度以上開くことができなかった。
そこで本発明は上記課題を解消し、外付バッテリに起因する薄型化の阻害要因を全て解消し、バッテリの着脱の際のスライド操作が容易で、かつ本体に対して表示部を180度以上の回転範囲に渡って開閉することができる電子機器用バッテリを提供することを目的としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記目的は、本発明にあっては、本体に対して表示部を開閉可能に支持する少なくとも一対の開閉機構部の間に配置され、本体へ駆動電源を供給する電子機器用バッテリパックであって、バッテリパックの両端には本体に前記バッテリパックを挿入、抜去するための凹又は凸状の第1のガイド機構が設けられており、バッテリパックの第1のガイド機構は、一対の開閉機構部の本体側の部分に設けられた第2のガイド機構に案内され、バッテリパックの第1のガイド機構と、一対の開閉機構部に設けられた第2のガイド機構とが篏合されることで、バッテリパックが本体の厚さ方向の中心線に沿う仮想平面と平行な方向へ案内されて前記本体に対して着脱自在に装着される。そして、バッテリパックは、一対の開閉機構部を構成する円柱形状のヒンジ機構の直径と同じ直径の円柱形状に形成され、本体に対して装着した状態で、中心軸線とヒンジ機構の回転中心とが一致することを特徴とする電子機器用バッテリ(バッテリパック)により、達成される。
【0007】
本発明においては、バッテリを、ヒンジ機構の直径とほぼ同じ直径の円柱形状に形成し、ヒンジ機構の回転中心を、バッテリの軸線の延長線上に位置するようにする。
【0008】
これにより、バッテリを外付けしても電子機器の薄型化が図れ、外観的に見栄えがよい。
【0009】
しかもバッテリとヒンジの外形寸法を、電子機器全体の厚み寸法と同じ値とすることができる。
【0010】
電子機器全体の薄型化とバッテリとヒンジの大型化という相反する設計仕様要求を満足することができる。
【0011】
バッテリを着脱する際に、バッテリの挿入および抜去の移動方向を案内するガイド機構部を設ける。
【0012】
これにより、バッテリを本体に対して着脱する際のスライド操作が容易になる。
【0013】
バッテリを着脱する際に、その脱着操作に伴う電気接続端子等への過大な応力発生による損傷を未然に防止する事ができる。
【0014】
本発明は、前記本体に対して装着した状態で固定するバッテリ側固定機構部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器用バッテリである。
【0015】
本発明においては、バッテリを、本体に対して装着した状態で固定するバッテリ側固定機構部を設ける。
【0016】
これにより、バッテリを本体に確実に位置決めして固定できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本発明の電子機器用バッテリを有する電子機器の一例を示しており、図1の電子機器は、携帯型のコンピュータ100である。携帯型のコンピュータ100は、本体2、表示部3、キーボード4、A領域とB領域で囲むヒンジ1A,1B、バッテリパック(バッテリ)200等を備えている。
【0018】
本体2は、上述したキーボード4やその他のポインティングディバイス5等を有しており、表示部3は、例えば液晶表示装置(LCD)を採用することができる。表示部3は、本体2に対してヒンジ1A,1B(第1開閉機構部と第2開閉機構部)を用いて、矢印R方向に開閉(折り畳み)可能に取り付けられている。また、図1においては示していないが、本体2に対しては、外部のポインティング手段であるマウス等を外付けする機器等を設定することもできる。本体には電源ランプPL、電池ランプBL、そしてメッセージランプMLを有し、電池ランプBLはバッテリパック200の電池残量の程度を示す。
【0019】
図2は、図1の電子機器の表示部3を本体2に対して中心軸CLCを中心にして折り畳んだ状態でしかも矢印SDから見た図である。図2において、本体2の側面2Sには、電源スイッチ40、その他のスイッチ41,42等が配置されている。また側面2Sには電子カード(PCカード)を挿入するためのスロット43が設けられている。
図2に示す本体2の先端部分の厚みと表示部3の先端部分の厚みは符号でt1〜t4で示しており、例えば厚みt1は1.2mm、厚みt2は1.0mm、厚みt3は1.0mm、厚みt4は1.2mm等と非常に薄く設定されている。
【0020】
図1〜図3に示すように、特徴的なのはバッテリパック200がヒンジ1Aとヒンジ1Bの間に配置されていることである。そして、これらのヒンジ1A,1Bの回転中心に相当する中心軸CLCが、バッテリパック200の軸線の延長線上に位置している。すなわちバッテリパック200の中心軸とヒンジ1A,1Bの中心軸が一致している。さらに、このバッテリパック200は、本体2に対して着脱可能に装着されるとともに、装着時に電気的に接続されるようになっている。
【0021】
バッテリパック200は、図2と図3に示すように本体2の後端部2Fと、表示部3の後端部3Fの付近に位置しているが、そのバッテリパック200とヒンジ1A,1Bの直径はほぼ同じに設定されており、しかもその直径Kは本体2に対して表示部3を折り畳んだ状態の厚みMとほぼ同じ位に大きく設定されている。これにより、電池パック200の容量を、携帯型のコンピュータ100の大きさ(厚みM)をできるだけ小さくしつつ大きくでき、しかもヒンジ1A,1Bの直径Kも出来る限り大きく取ることができるので、ヒンジ1A,1Bの機械的耐久強度を充分に確保することができる。
【0022】
図4、5及び図6に示すように、上述したようにバッテリパック200は本体2の後端部2Fにおいて、しかもヒンジ1A,1Bの間に以下に説明するような接続機構部を用いて着脱可能に配置されている。この接続機構部は本体側接続機構部とバッテリ側接続機構部を有する。そして、バッテリパック200は図7〜図13に示すような形状を有している。このバッテリパック200は、例えばリチウムイオン2次電池等の2次電池を用いることができ、バッテリパック200はケース201を有している。このケース201は例えばプラスチック成型により作られており、ケース201の中には1つ又は複数の電池セルが配置されている。ケース201は機械的な取付部202,202、溝203,203及び電気接続端子204を有している。
【0023】
ケース201は、図8と図10に示すように、2つの接地部205,205を備えており、この接地部205,205はバッテリパック200を机等の支持面に滑らないように支持するためのもので、例えばゴムにより作られている。
溝203,203は、ケース201の左端と右端にそれぞれ図7において水平方向Nに沿って形成されている。また取付部202,202は、ケース201の当接面209側において、突出して設けられている。また取付部202,202の間には、オス型の電気接続端子204が当接面209に設けられている。
これに対して、本体2の後端部2Fには、取付部202,202に対応する凹部302,302が形成されている。本体2は電気接続端子204を電気的にはめ込むための電気接続端子304を有している。
【0024】
ヒンジ1A,1Bの本体側の部分には、ガイド用の突出部303,303が設けられている。これらの突出部303,303はバッテリパック200の両端部の溝203,203に挿入されることにより、バッテリパック200は矢印N1方向に案内して嵌め込むことができる。これらの溝203,203と突出部303,303は、バッテリパック200を挿入、抜去するための移動方向を案内するかみ合い部あるいはガイド機構部を構成している。バッテリパック200の取付部202,202は本体2の凹部302,302に嵌め込む。これにより、バッテリパック200は、溝203,203及び取付部202,202そして電気接続端子204を用いて、確実に本体2側に電気的にかつ機械的に着脱可能に固定される。このように、バッテリパック200が本体2に装着された状態で、バッテリパック200から本体2へ電気接続端子204を介して駆動電源が供給される。
つまり、取付部202,202は本体2の凹部302に機械的に嵌め込まれて、電気接続端子204は本体2の電気接続端子304に電気的に接続される。
しかも溝203,203と突出部303,303により、バッテリパック200を案内できるので、バッテリパック200の電気接続端子204を電気接続端子304へ装着する、あるいは取り外す際の応力による電気接続端子204,304の破損が防止できる。
ここで、上述したガイド機構部は、バッテリパック200の両端部に各々形成された溝203,203と、ヒンジ(開閉機構部)1A,1Bのバッテリパック200の両端部と対向する各面に各々形成され、各溝203,203に案内されてスライドする突出部303,303との組み合わせによって構成したが、これら各溝203,203と突出部303,303との位置関係は、逆に配置しても勿論構わない。
すなわち、ヒンジ(開閉機構部)1A,1Bのバッテリパック200の両端部と対向する各面に溝203と同様の溝を各々形成し、バッテリパック200の両端部に、上記の各溝に案内されてスライドする突出部303と同様の突出部を各々形成してもよい。
【0025】
上述したような配置構造によれば、一対の開閉機構部であるヒンジ1A,1Bの間に、バッテリパック200が設けられているので、表示部3を本体2に対して180度以上開くことができる。すなわち、バッテリパック200が表示部3の開閉動作を一切邪魔しないように配置されているため、図18に示すように、本体2に対して表示部3を180度以上開くことができる。例えば、使用者が椅子に座った状態で足を組み、本体2を膝の上に載せた状態で、キー入力操作などを行う状況を想定する。このような状況下においても、表示部3を180度以上開くことで、表示部3の表示面を常に視線方向と直角に保つことができ、利用者が自由な姿勢で良好な視界を確保しつつ操作に専念することができる。また、使用者が、誤って表示部3を180度以上開くようなことがあっても、本体2と表示部3の連結部分の破損やバッテリパック200に破損が生じることがない。
【0026】
図4と図5と図16は、本発明の電子機器における熱発生源としての中央処理装置(CPU)35、本体2のケース(筐体)2B、一方のヒンジ1B及び表示部3のケース(筐体)3A等を示している。図4においては、熱発生源である中央処理装置35が駆動することにより発生する熱を、中央処理装置35が搭載されている基板36からヒンジ1B等を介して表示部3のケース3A側に放熱もしくは分散する過程の一例を示している。
詳細には、図14のケース2Bの中には基板36が配置されており、基板36には中央処理装置35が搭載されている。一方、ケース(筐体)3Aとケース(筐体)2Bは、ヒンジ1A,1B(ヒンジ1Aは図示を省略)により開閉可能に機械的に連結されていると共に、中央処理装置35の熱をケース2Bと基板36側からケース3A側に熱的な伝導を図るようになっている。
【0027】
図4と図5の例では、中央処理装置35が基板36のほぼ中央に配置されているので、一方のヒンジ1Bとの間には間隔がある。そこで、中央処理装置35側には中央処理装置35の熱を受ける受熱板37とヒートパイプ38及びコネクタ39を、ヒンジ1Bと中央処理装置35の間に配置する。受熱板37は、中央処理装置35の上部に例えば所定の間隔を開けて配置される。受熱板37とコネクタ39はヒートパイプ38により接続されている。このヒートパイプ38と受熱板37は、熱伝導性の良好な金属、例えば銅により作ることができる。受熱板37の大きさは、中央処理装置35の大きさに比べて大きく設定されている。
【0028】
コネクタ39も、熱伝導性の良好な材料、例えば銅により作られており、しかもヒンジ1Bの固定片11側に対してネジ31を用いて、本体2のケース2B側に固定できる。
一方ヒンジ1Bの可動片17側がネジ32によりケース3Aの内側に固定されている。
このヒンジ1Bは、後で説明するが固定片11側から可動片17側へ熱を効率よく伝導できる機能を有している。
【0029】
ここで、図14を参照して、中央処理装置35が発生する熱をどのようにしてケース3A側に伝えるかを説明する。
中央処理装置35が駆動されて発熱すると、受熱板37は矢印AL1に沿って中央処理装置35の熱を受ける。受熱板37は受けた熱をヒートパイプ38とコネクタ39を介してヒンジ1Bの固定片11側に矢印AL2,AL3及びAL4に沿って伝える。
これによりヒンジ1Bの固定片11側から可動片17側へ熱がAL5に沿って伝わり、その後この熱はケース3A側に矢印AL6のように伝わる。この結果、伝わった熱は、矢印AL7に沿って、ケース3Aに放熱もしくは拡散される。
【0030】
以上のようにして、比較的発熱割合の大きい本体2側から比較的発熱量の少ない表示部3側へ熱を伝えることにより、電子機器1であるコンピュータ100における本体2内における熱の籠もりを防いで、熱を表示部3側へ拡散もしくは分散することが簡単に行える。このように、特別なヒートシンクや伝導ファン等を設けなくても、ヒンジを用いるだけで簡単に熱の分散を行える。
【0031】
図14の例では一方のヒンジ1Bを用いて熱の伝導を行っているが、両方のヒンジ1A,1Bを用いて熱の伝導を行うようにしても勿論構わない。
なお、本体2のケース2Bは、底キャビネットとも呼び、基板36はメイン基板とも呼び、そして表示部3のケース3Aは、外キャビネットとも呼んでいる。
【0032】
次に、ヒンジ1A,1Bの具体的構造例を図15〜図17により説明する。
図1のヒンジ1A,1Bは、表示部3を本体2の後端部6に対して、機械的に連結し、かつ熱的な伝導及び放熱を図るための機能を有している。
ヒンジ1A,1Bは、左右対称形状となっているが、実質的に同じ構造である。そこで、ヒンジ1Aを代表して図15乃至図17を参照してその構造及び特徴について説明する。
ヒンジ1Aは、図15と図16に示すように、固定片11、可動片17及び結合部30を有している。図17に示す結合部30は、固定片11と可動片17を機械的にかつ熱伝導を行うことができるように結合する部分である。
【0033】
固定片11は、機械的な強度を保持する強度保持部11aと、熱伝導を行うための熱伝導部12から構成されている。強度保持部11aは、図1の表示部3を開閉するときに、その開閉時の強度及びその開閉動作を保つために、機械的な強度の大きい材料、例えば鉄系の材料であるステンレス(SUS)等を採用するのが好ましい。強度保持部11aは、機械的強度の大きい板状の材質のものを、断面で見て略L字型に形成されている。
【0034】
熱伝導部12は、熱伝導を行うのに好ましい材質、例えば銅系やアルミニウム系の材質を採用するのが望ましく、熱伝導部12は板状のものであり、強度保持部11aに密着して接着又は固定或いは設定するために略L字型に形成されている。
この固定片11の強度保持部11aと熱伝導部12は、密着して用いられるが、この固定片11は、本体2の取り付け面側(本体に接する側)に対して、例えばネジ31により固定するようになっている。
図17には、固定片11の強度保持部11aと熱伝導部12の形状の一例を斜視図で示している。強度保持部11aの立ち上げ部11bと、熱伝導部12の立ち上げ部12bには、それぞれ長方形状の穴11c,12cが形成されている。
【0035】
次に、可動片17について説明する。この可動片17は、図15と図16に示すように、強度保持部17aと熱伝導部13を有している。強度保持部17aは、機械的な強度を保持する部分であり、熱伝導部13は熱伝導を行う部分である。強度保持部17aは、表示部の開閉時の強度及びその強度を保持するために、機械的に強度の大きい材料、例えば鉄系の材料であるステンレス(SUS)等を採用することが好ましい。
熱伝導部13は、熱伝導の良好な材料、銅系やアルミニウム等の材質を採用することができる。強度保持部17aは、略L字型に形成されているが、熱伝導部13も略L字型に形成されている。ただし、熱伝導部13の部分13aが、強度保持部17aに密着するようになっており、熱伝導部13の立ち上げ部13bは、強度保持部17aの立ち上げ部17bとは離れるようにして用いられる。
【0036】
図17では、可動片17の強度保持部17aと熱伝導部13を立体的に示している。強度保持部17aの立ち上げ部17bと熱伝導部13の立ち上げ部13bには、それぞれ円形の穴17cと13cが形成されている。ただし、穴17cの直径は、穴13cの直径よりも小さく設定されている。
【0037】
次に、図15と図16の係合部30について説明する。
この係合部30は、固定片11の熱伝導部12と、可動片17の熱伝導部13との間の熱伝導を行いながら、しかも固定片11と可動片17を機械的に結合する機能を有している。
【0038】
図17は、この係合部(結合部ともいう)30の構成メンバーを示しており、バネワッシャ14、シャフト15、ワッシャ16,18、バネワッシャ19、ストッパー20を有している。
シャフト15は、例えば機械的強度を保持するために鉄等により作られており、シャフト15の本体15cに対しては、突出部15aと反対側の突出部15bを有している。突出部15aは、バネワッシャ14の穴14aを通り、熱伝導部13の穴13c、熱伝導部12の穴12c、強度保持部11aの穴11cを通る。この突出部15aの形状は、熱伝導部12の穴12cと強度保持部11aの穴11cに確実に嵌め込まれて動かないようにするような端面15e,15eを有している。従って、シャフト15の突出部15aは、熱伝導部12aの穴12cと強度保持部11aの穴11cに対して嵌め込むことで、外れないように確実に固定することができる。
【0039】
バネワッシャ14は、固定片11の熱伝導部12と可動片17の熱伝導部13を確実に密着して押さえるためのバネ部材であり、例えば鉄のような金属で作られている。
ワッシャ16は、シャフト15と可動片17の強度保持部17aの間に配置されるワッシャである。ワッシャ16の穴16cは、シャフト15の突出部15bが嵌まり込むような矩形の穴である。シャフト15の突出部15bも、平端面15f,15fを有している。強度保持部17aの穴17cには、突出部15bが通り、この突出部15bはワッシャ18の穴18cと、バネワッシャ19の穴19cを通り、ストッパー20の穴20cに確実に嵌まり込むようになっている。つまり、ストッパー20の穴20cにおいて、シャフト15の突出部15bが外れないように確実に固定することができる。
【0040】
このようにして、固定片11と可動片17は、シャフト15の突出部15aと強度保持部11aの穴11cの噛み合い結合と、シャフト15の突出部15bとストッパー20の穴20cの噛み合い結合を用いて、一体的に結合することができ、このシャフト15を用いて、固定片11に対して可動片17が図16のR方向に回転することができる。
【0041】
シャフト15、ワッシャ16,18とバネワッシャ14,19とストッパー20等は、機械的に強度の大きい材料、例えば鉄系の材料を用いることができる。固定片11の熱伝導部12は、図1におけるコンピュータ100の本体2の取り付け面側(本体に接する側)に位置して、図15と図16のように、ネジ32を用いて固定することができる。一方、可動片17の熱伝導部13aは、図1のコンピュータ100の表示部3の取り付け面側(表示部に取り付け面)に位置して、ネジ32を用いて固定することができる。
【0042】
図15と図16のように、ヒンジ1A或いは1Bが組み立てられた状態では、固定片11の熱伝導部12の立ち上げ部12bと、可動片17の熱伝導部13の立ち上げ部13bが密着されていると共に、バネワッシャ14がこれらの立ち上げ部12b,13bをバネ押さえ力で密着させているので、これらの熱伝導部12,13の立ち上げ部12b,13bにおける接触部の熱抵抗をできる限り小さくすることができる。
【0043】
このようなヒンジ1A或いは1Bは、機械的な強度を保つと共に熱伝導及び放熱機能を有しているので、例えばコンピュータ100の本体2、表示部3において、お互いに行き交う熱伝導を改善して熱量の多い側、例えば本体2側から熱量の少ない側、例えば表示部3に対して熱の移動を容易に行うことができる。
このような熱的な伝導性を改善することにより、発熱の多い本体部2から発熱の少ない表示部3への熱を伝導することが改善され、放熱のための場所が確保でき、又ヒートシンク等の放熱手段を新たにこの熱伝導部12と熱伝導部13に対して、設けることも可能であり、放熱効率も上げることができる。
【0044】
例えば、図14の本体2と表示部3のケース2A,3Aを、マグネシウム等の軽金属で作れば、外装はそのままヒートシンクとしても利用でき、このヒートシンクとして用いられるケース2A,3Aを、図17の熱伝導部12と熱伝導部13に対して熱的に接続することで、より放熱効果を改善できる。
また、一般的に熱伝導率の高い材料は、電気抵抗が低いという物理的特性を有しているので、ヒンジ1A,1Bを介して、ヒンジ1A,1Bの固定片11と可動片17側をより低い電気抵抗部分を介して結合することができる。
【0045】
伝達された熱は、例えば図14のケース3Aの全体が熱伝導性の良好な金属により作られておれば、ケース3A全体でその熱を外部に放熱することができる。この場合のケース3Aを形成する材質としては、好ましくはマグネシウム合金を採用することができる。このマグネシウム合金としては、AZ91D等のマグネシウム金属材料を用いることができる。このマグネシウムの熱伝導率は157W/mKである。このケース3Aの板厚は、例えば1.2mmを採用することができる。そしてケース3Aの縦/横/厚さ寸法は、例えば259mm×208.6mm×23.9mmに設定することができる。搭載される中央処理装置は、例えばインテル社製の商品名ペンティアムプロセッサー133MHzのようなものを採用でき、この場合の単位時間当たりの発熱量は約6Wである。
【0046】
本発明の実施の形態は上記のような、放熱に係わる発明で放熱するためのヒートシンクとなる部分の表面積を得るために、ヒンジを用いて折畳み式構造になっている電子機器等において、ヒンジを介して電子機器の異なるブロック、例えば携帯用パソコンの本体部(キーボードが付いている側)と表示部の、お互いに行きかう熱伝導を改善して、熱量の多い側から少ない側に熱の移動を容易にさせるための方法である。熱的に伝導性がよくなることにより、発熱の多い本体部より発熱の少ない表示部へ熱を伝導することが改善されて、放熱するための場所が確保でき、またヒートシンクなどの放熱手段が可能となり、放熱効率を上げることができる。
【0047】
以上説明したように本発明の電子機器では、本体2と表示部3の後端部2F,3Fに渡ってヒンジ1A,1Bを設けて、ヒンジ1A,1Bの間にバッテリパック200を配置し、これによりバッテリパック200が本体2と表示部3の外側に位置している。本体1と表示部3を重ね合わせた厚みは、バッテリパックの直径の大きさ程度に合わせることができるために、携帯型コンピュータの全体の厚みを薄くすることができる。しかもこの薄くした範囲内においてバッテリパック200の直径とヒンジ1A,1Bの直径を最大限に取ることができるので、ヒンジの耐久性を向上でき、バッテリパック200の容量を拡大することができる。
また、熱伝導効果と機械的強度を備えたヒンジ1A,1Bが、本体2と蓋である表示部3の間に渡って配置されており、これらのヒンジ1A,1Bにより相互の筐体間の熱伝導を行うことができるので、携帯型コンピュータの薄型化を図っても、放熱効果を得ることができることから、薄型化をしても発熱に伴う問題が生じない。
【0048】
またバッテリパック200は着脱可能に本体2に対して取り付けることができるので、バッテリパック200の交換は容易に行える。バッテリパック200は、通常本体側から常時充電することができる。ヒンジ1A,1Bの直径が少くともバッテリパックと同じサイズにできるために、本体2の中の回路部分から、表示部3の液晶表示装置への電気信号を伝送するための信号線配置用の空間を充分に確保でき、それにより、その信号線としては通常の安価なケーブルを用いることができる。
ところでバッテリパック(電池パックともいう)は、断面で見てほぼ円形状のものに限らず、他の形状のものも勿論使用することができる。また第1開閉機構部と第2開閉機構部は、図示したヒンジ形状のものに限らず他の形状のものも勿論採用することができる。
【0049】
ところで、本発明は上記実施の形態に限定されない。
図示の実施の形態では、本発明のヒンジが適用される電子機器として、携帯型のパーソナルコンピュータを一例にしているが、これに限らず他の種類の電子機器であっても勿論構わない。本発明の電子機器としては、携帯型の情報端末や携帯電話、無線機のような各種発熱を伴うような電子機器に採用することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表示部を本体に対して開閉可能に支持するために、一対の開閉機構部を設けており、これら開閉機構部の間に、バッテリを配置している。
これにより、外付バッテリに起因する薄型化の阻害要因を全て解消し、かつ本体に対して表示部を180度以上の回転範囲に渡って開閉することが可能となる。
すなわち、上述した配置構成によれば、バッテリを外付けしても電子機器の薄型化を図ることができ、各々の開閉機構部はバッテリと同程度の外形寸法とすることができるので、これら開閉機構部の機械的耐久強度を高めることができる。
また、上述した配置構造によれば、バッテリの存在が表示部の開閉動作を一切邪魔しないため、本体に対して表示部を180度以上開くことができる。また、使用者が誤って表示部を180度以上開くようなことがあっても、本体や表示部、バッテリに破損が生じることがない。
一方、本発明を、バッテリを除く本体単体の発明と捉えると、本体に対して表示部を開閉可能に支持する少なくとも一対の開閉機構部と、一対の開閉機構部の間に配置され、本体へ駆動電源を供給するバッテリを着脱自在に装着する本体側接続機構部とを設けている。
これにより、一対の開閉機構部の間に納まるという物理的制約の下に、種々の形状、種々の外形寸法のバッテリを装着することができ、本体の形状の制約を受けることなく、バッテリ自体の外形設計上の自由度を充分に確保することができる。
さらに、本発明を、バッテリ自体の発明と捉えると、本体に対して表示部を開閉可能に支持する少なくとも一対の開閉機構部の間に設けられた本体側接続機構部に装着される電子機器用バッテリに、本体側接続機構部と着脱自在に嵌め込まれるバッテリ側接続機構部を設けている。
これにより、電子機器用バッテリの外形設計上の自由度を充分に確保することができ、本体の形状の制約を受けることなく、自由に設計することができる。例えば、電子機器用バッテリを円柱形状とすることで、突出部分がなく持ちやすく、デザイン的にも優れた形状とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器用バッテリを有する電子機器の実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1の電子機器であるコンピュータの側面図。
【図3】本発明の電子機器の本体に対して表示部を閉じた状態を示す平面図。
【図4】本体及びバッテリパックを示す平面図。
【図5】本体及びバッテリパックを示し、表示部が外された状態を示す図。
【図6】本体と表示部及び電池パックを示す一部省略した斜視図。
【図7】バッテリパックと本体の接続関係を示す斜視図。
【図8】バッテリパックの正面図。
【図9】バッテリパックの平面図。
【図10】図9におけるC−C線における断面図。
【図11】図9におけるB−B線における断面図。
【図12】図9におけるD−D線における断面図。
【図13】図9のE方向から見たバッテリパックの側面図。
【図14】図1の本体の筐体と、表示部の筐体と熱伝導用及び機械的な連結用のヒンジ等を示す斜視図。
【図15】ヒンジの一例を示す平面図。
【図16】ヒンジの一例を示す側面図。
【図17】ヒンジの構造を示す分解斜視図。
【図18】本発明の電子機器の使用状況の一例を示す斜視図。
【図19】従来の携帯型コンピュータの構造を示す図。
【図20】従来の別の携帯型コンピュータの構造を示す図。
【符号の説明】
1A・・・ヒンジ(第1の開閉機構部)、1B・・・ヒンジ(第2の開閉機構部)、2・・・本体、3・・・表示部、100・・・携帯型のコンピュータ(電子機器)、200・・・バッテリパック、202・・・取付部、203・・・溝、302・・・凹部、303・・・突出部

Claims (2)

  1. 本体に対して表示部を開閉可能に支持する少なくとも一対の開閉機構部の間に配置され、前記本体へ駆動電源を供給する電子機器用バッテリパックであって、
    前記バッテリパックの両端には前記本体に前記バッテリパックを挿入、抜去するための凹又は凸状の第1のガイド機構が設けられており、
    前記バッテリパックの前記第1のガイド機構は、前記一対の開閉機構部の前記本体側の部分に設けられた第2のガイド機構に案内され、
    前記バッテリパックの前記第1のガイド機構と、前記一対の開閉機構部に設けられた前記第2のガイド機構とが篏合されることで、前記バッテリパックが前記本体の厚さ方向の中心線に沿う仮想平面と平行な方向へ案内されて前記本体に対して着脱自在に装着され、
    前記一対の開閉機構部を構成する円柱形状のヒンジ機構の直径と同じ直径の円柱形状に形成され、前記本体に対して装着した状態で、中心軸線と前記ヒンジ機構の回転中心とが一致する
    ことを特徴とする電子機器用バッテリパック。
  2. 前記本体に対して装着した状態で固定するバッテリ側固定機構部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器用バッテリパック。
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