JP3991395B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば携帯型のコンピュータのような電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯型の電子機器が多く発売されており、CPU(中央処理装置)を搭載した高度な電子機器が出現している。このような電子機器を駆動するために、多くの電力が消費されるので、それらの電力消費による熱を外部に放熱する必要がある。
携帯型の電子機器のうちの、例えば携帯型のコンピュータは、本体とその表示部を備えており、この表示部は本体に対してヒンジを介して、開閉できるようになっている。このような携帯型のコンピュータとしては、例えばA4型サイズのノート型のパーソナルコンピュータやセミノート型のコンピュータ(例えばB5型サイズ)と呼ばれるコンピュータが代表的なものである。
【0003】
従来のこの種の機械的なヒンジは、ヒンジの固定片及び可動片を機械的に結合させて、固定片と可動片をあるトルクにより回転結合できるようになっている。このような固定片や可動片等は、機械的な強度を満たすような材質を採用しているが、放熱のための熱の伝導は考慮していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このために、従来の携帯型の電子機器における放熱対策としては、大型のヒートシンクを別途設けて、自然放熱させるか、或いはファン等を用いて強制的に空冷させている。
しかし、自然放熱の場合には、ヒートシンクを設定する場所に制限があるために、大きな熱量を放熱するには限界がある。また、ファン等を用いる強制空冷の場合には、ファン音が発生したり、或いはファンを動かすための大きな電力が必要となる。
そこで本発明は上記課題を解消し、大型化を図る必要がなく放熱を行うことができる電子機器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明にあっては、熱発生源が配置された第1部分と、第1部分連結される第2部分と、第1部分に対して前記第2部分を折り畳み可能に連結するヒンジと、ヒンジを介して熱発生源の熱を第2部分に伝達する熱伝達部材と、を備え、ヒンジは、機械的強度を保持する第1の強度保持部と熱伝導を行う第1の熱伝導部を有し、第1の熱伝導部が第1部分に当接するように第1の強度保持部と重ねて固定される固定片と、機械的強度を保持する第2の強度保持部と熱伝導を行う第2の熱伝導部を有し、第2の熱伝導部が第2部分に当接するように第2の強度保持部と重ねて固定される可動片と、固定片の第1の熱伝導部と可動片の第2の熱伝導部との間の熱伝導を行いながら、固定片と可動片を結合する係合部と、を有することを特徴とする電子機器により、達成される。
【0006】
本発明では、第1部分と第2部分を有し、開閉連結手段としてのヒンジは、第1部分に対して第2部分を折り畳み可能に連結しており、かつ第1部分に配置される熱発生源からの熱を第2部分に伝えるようになっている。これにより、第1部分の熱発生源の熱を、第2部分側へ放熱することができるので、電子機器の熱の分散化が、電子機器の大型化を図らずに行われる。本発明では、好ましくはヒートパイプにより熱発生源の熱を開閉連結手段に伝導するようにすれば、熱発生源と開閉連結手段が離れていた場合であっても簡単にヒートパイプを介して熱発生源の熱を開閉連結手段に伝えることができる。本発明において好ましくは熱発生源が開閉連結手段の近傍に配置されていれば、ヒートパイプを用いずに直接熱発生源の熱を開閉連結手段に伝えることができる。
【0007】
本発明では、第2部分が、開閉連結手段に熱的に接続される熱拡散部材を有しておれば、第1部分から開閉連結手段を介して伝えられた熱を第2部分の熱拡散部材を用いて熱を拡散もしくは放散することができる。
本発明において好ましくは、熱拡散部材を第2部分のケースの中に配置しておけば熱拡散を容易に行える。
本発明において好ましくは熱拡散部材が、第2部分の金属製のケース自体とすれば、第2部分において熱の拡散或いは放散を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本発明の電子機器用のヒンジを備える電子機器の一例を示しており、図1の電子機器は、携帯型のコンピュータ100である。携帯型のコンピュータ100は、本体2、表示部3、キーボード4、A領域とB領域で囲むヒンジ1A,1B等を備えている。
【0009】
本体2は、上述したキーボード4やその他のポインティングディバイス5等を有しており、表示部3は、例えば液晶表示装置(LCD)を採用することができる。表示部3は、本体2に対してヒンジ1A,1Bを用いて、矢印R方向に開閉(折り畳み)可能に取り付けられている。また、図1においては示していないが、本体2に対しては、外部のポインティング手段であるマウス等を外付けする機器や外付けのバッテリパックBA等を設定することもできる。
【0010】
図2は、図1の電子機器の表示部3を本体2に対して折り畳んだ状態でしかも矢印SDから見た図である。図2において、本体2の側面2Aには、電源スイッチ40、その他のスイッチ41,42等が配置されている。また側面2Aには電子カード(PCカードのような拡張用の付属機器)を挿入するためのスロット43が設けられている。
【0011】
図3と図4は、本発明の電子機器における熱発生源としての中央処理装置(CPU)35、本体2のケース(筐体)2B、一方のヒンジ1B及び表示部3のケース(筐体)3A等を示している。そして図3においては、熱発生源である中央処理装置35が駆動することにより発生する熱を、中央処理装置35が搭載されている基板36から例えばヒンジ1B等を介して、表示部3のケース3A側に放熱もしくは分散する過程の一例を示している。
詳細には、ケース2Bの中には基板36が配置されており、基板36には中央処理装置35が搭載されている。一方、ケース3Aとケース2Bは、ヒンジ1A,1B(ヒンジ1Aは図示を省略)により開閉可能に機械的に連結されていると共に、中央処理装置35の熱をケース2Bと基板36側からケース3A側に熱的な伝導を図るようになっている。
【0012】
図3と図4の例では、中央処理装置35が基板36のほぼ中央に配置されているので、一方のヒンジ1Bとの間には間隔がある。そこで、中央処理装置35側には中央処理装置35の熱を受ける受熱板37とヒートパイプ38及びコネクタ39を、熱伝達部材としてヒンジ1Bと中央処理装置35の間に配置する。受熱板37は、中央処理装置35の上部に例えば所定の間隔を開けて配置される。受熱板37とコネクタ39はヒートパイプ38により接続されている。このヒートパイプ38と受熱板37は、熱伝導性の良好な金属、例えば銅やアルミニウム等により作ることができる。受熱板37の大きさは、中央処理装置35の大きさに比べて大きく設定されている。コネクタ39も、熱伝導性の良好な材料、例えば銅やアルミニウム等により作られており、しかもヒンジ1Bの固定片11側に対してネジ31を用いて、本体2のケース2B側に固定できる。一方、ヒンジ1Bの可動片17側が、ネジ32によりケース3Aの内側に固定されている。このヒンジ1Bは、後で説明するが固定片11側から可動片17側へ熱を効率よく伝導できる機能を有している。
【0013】
図4を参照すると、本体2のケース2Bの中には基板36が配置されており、この基板36の中央部には中央処理装置35が搭載されている。この中央処理装置35とコネクタ39の間には受熱板37とヒートパイプ38が接続されている。
【0014】
ここで、図3を参照して、中央処理装置35が発生する熱をどのようにしてケース3A側に伝えるかを説明する。
中央処理装置35が駆動されて発熱すると、受熱板37は矢印AL1に沿って中央処理装置35の熱を受ける。受熱板37は受けた熱をヒートパイプ38とコネクタ39を介してヒンジ1Bの固定片11側に矢印AL2,AL3及びAL4に沿って伝える。
これによりヒンジ1Bの固定片11側から可動片17側へ熱がAL5に沿って伝わり、その後この熱はケース3A側に矢印AL6のように伝わる。この結果、伝わった熱は、矢印AL7に沿って、ケース3Aに放熱もしくは拡散される。
【0015】
以上のようにして、比較的発熱割合の大きい本体2側から比較的発熱量の少ない表示部3側へ熱を伝えることにより、電子機器1であるコンピュータ100における本体2内における熱の籠もりを防いで、熱を表示部3側へ拡散もしくは分散することが簡単に行える。特別なヒートシンクや伝導ファン等を設けなくても、ヒンジを用いるだけで簡単に熱の分散を行える。
【0016】
図3の例では一方のヒンジ1Bを用いて熱の伝導を行っているが、両方のヒンジ1A,1Bを用いて熱の伝導を行うようにしても勿論構わない。
なお、本体2のケース2Bは、底キャビネットとも呼び、基板36はメイン基板とも呼び、そして表示部3のケース3Aは、外キャビネットとも呼んでいる。
【0017】
次に、ヒンジ1A,1Bの具体的構造例を説明する。
図1のヒンジ1A,1Bは、表示部3を本体2の後端部6に対して、機械的に連結し、かつ熱的な伝導及び放熱を図るための機能を有している。
ヒンジ1A,1Bは、左右対称形状となっているが、実質的に同じ構造である。そこで、ヒンジ1Aを代表して図5乃至図9を参照してその構造及び特徴について説明する。
ヒンジ1Aは、図5と図6に示すように、固定片11、可動片17及び結合部30を有している。図7乃至図9に示す結合部30は、固定片11と可動片17を機械的にかつ熱伝導を行うことができるように結合する部分である。
【0018】
固定片11は、機械的な強度を保持する強度保持部11aと、熱伝導を行うための熱伝導部12から構成されている。強度保持部11aは、図1の表示部3を開閉するときに、その開閉時の強度及びその開閉動作を保つために、機械的な強度の大きい材料、例えば鉄系の材料であるステンレス(SUS)等を採用するのが好ましい。強度保持部11aは、機械的強度の大きい板状の材質のものを、図5と図6に示すように、断面で見て略L字型に形成されている。
【0019】
熱伝導部12は、熱伝導を行うのに好ましい材質、例えば銅系やアルミニウム系の材質を採用するのが望ましく、熱伝導部12は板状のものであり、強度保持部11aに密着して接着又は固定或いは設定するために略L字型に形成されている。図6において、断面L字型に形成されている。
この固定片11の強度保持部11aと熱伝導部12は、図5と図6に示すように、密着して用いられるが、この固定片11は、本体2の取り付け面側(本体に接する側)に対して、例えばネジ31により固定するようになっている。
図7には、固定片11の強度保持部11aと熱伝導部12の形状の一例を分解斜視図で示している。強度保持部11aの立ち上げ部11bと、熱伝導部12の立ち上げ部12bには、それぞれ長方形状の穴11c,12cが形成されている。
【0020】
次に、可動片17について説明する。この可動片17は、図5と図6に示すように、強度保持部17aと熱伝導部13を有している。強度保持部17aは、機械的な強度を保持する部分であり、熱伝導部13は熱伝導を行う部分である。強度保持部17aは、表示部の開閉時の強度及びその強度を保持するために、機械的に強度の大きい材料、例えば鉄系の材料であるステンレス(SUS)等を採用することが好ましい。
熱伝導部13は、熱伝導の良好な材料、銅系やアルミニウム等の材質を採用することができる。強度保持部17aは、略L字型に形成されているが、熱伝導部13も略L字型に形成されている。ただし、熱伝導部13の部分13aが、強度保持部17aに密着するようになっており、熱伝導部13の立ち上げ部13bは、強度保持部17aの立ち上げ部17bとは離れるようにして用いられる。
【0021】
図7では、可動片17の強度保持部17aと熱伝導部13を立体的に示している。強度保持部17aの立ち上げ部17bと熱伝導部13の立ち上げ部13bには、それぞれ円形の穴17cと13cが形成されている。ただし、穴17cの直径は、穴13cの直径よりも小さく設定されている。
【0022】
次に、図5と図6の係合部30について説明する。
この係合部30は、固定片11の熱伝導部12と、可動片17の熱伝導部13との間の熱伝導を行いながら、しかも固定片11と可動片17を機械的に結合する機能を有している。
【0023】
図7は、この係合部30の構成メンバーを示しており、バネワッシャ14、シャフト15、ワッシャ16,18、バネワッシャ19、ストッパー20を有している。
シャフト15は、例えば機械的強度を保持するために鉄等により作られており、シャフト15の本体15cに対しては、突出15aと反対側の突出部15bを有している。突出部15aは、バネワッシャ14の穴14aを通り、熱伝導部13の穴13c、熱伝導部12の穴12c、強度保持部11aの穴11cを通る。この突出部15aの形状は、熱伝導部12の穴12cと強度保持部11aの穴11cにしっかりと嵌め込まれて動かないようにするような端面15e,15eを有している。従って、シャフト15の突出部15aは、熱伝導部12aの穴12cと強度保持部11aの穴11cに対して嵌め込むことで、外れないようにしっかりと固定することができる。
【0024】
バネワッシャ14は、固定片11の熱伝導部12と可動片17の熱伝導部13をしっかりと密着して押さえるためのバネ部材であり、例えば鉄のような金属で作られている。
ワッシャ16は、シャフト15と可動片17の強度保持部17aの間に配置されるワッシャである。ワッシャ16の穴16cは、シャフト15の突出部15bが嵌まり込むような矩形の穴である。シャフト15の突出部15bも、平端面15f,15fを有している。強度保持部17aの穴17cには、突出部15bが通り、この突出部15bはワッシャ18の穴18cと、バネワッシャ19の穴19cを通り、ストッパー20の穴20cにしっかりと嵌まり込むようになっている。つまり、ストッパー20の穴20cにおいて、シャフト15の突出部15bが外れないようにしっかりと固定することができる。
【0025】
このようにして、固定片11と可動片17は、シャフト15の突出部15aと強度保持部11aの穴11cの噛み合い結合と、シャフト15の突出部15bとストッパー20の穴20cの噛み合い結合を用いて、図5と図6に示すように、体的に結合することができ、このシャフト15を用いて、固定片11に対して可動片17が図3のR方向に回転することができる。
【0026】
シャフト15、ワッシャ16,18とバネワッシャ14,19とストッパー20等は、機械的に強度の大きい材料、例えば鉄系の材料を用いることができる。固定片11の熱伝導部12は、図1のコンピュータ100の本体2の取り付け面側(本体に接する側)に位置して、図5と図6のように、ネジ31を用いて固定することができる。一方、可動片17の熱伝導部13aは、図1のコンピュータ100の表示部3の取り付け面側(表示部に取り付け面)に位置して、ネジ32を用いて固定することができる。
【0027】
図5と図6のように、ヒンジ1A或いは1Bが組み立てられた状態では、固定片11の熱伝導部12の立ち上げ部12bと、可動片17の熱伝導部13の立ち上げ部13bが密着されていると共に、バネワッシャ14がこれらの立ち上げ部12b,13bをバネ押さえ力で密着させているので、これらの熱伝導部12,13の立ち上げ部12b,13bにおける接触部の熱抵抗をできる限り小さくすることができる。
【0028】
このようなヒンジ1A或いは1Bは、機械的な強度を保つと共に熱伝導及び放熱機能を有しているので、例えばコンピュータ100の本体2、表示部3において、お互いに行き交う熱伝導を改善して熱量の多い側、例えば本体2側から熱量の少ない側、例えば表示部3に対して熱の移動を容易に行うことができる。
このような熱的な伝導性を改善することにより、発熱の多い本体部2から発熱の少ない表示部3への熱を伝導することが改善され、放熱のための場所が確保でき、又ヒートシンク等の放熱手段を新たにこの熱伝導部12と熱伝導部13に対して、設けることも可能であり、放熱効率も上げることができる。
【0029】
例えば、図3に示す本体2と表示部3のケース2B,3Aを、マグネシウム等の軽金属で作れば、外装はそのままヒートシンクとしても利用でき、このヒートシンクとして用いられる外装を、図6の熱伝導部12と熱伝導部13に対して熱的に接続することで、より放熱効果を改善できる。
また、一般的に熱伝導率の良い材料は、電気抵抗も低いという法則があるので、ヒンジ1A,1Bを介して、ヒンジ1A,1Bの固定片11と可動片17側をより低い電気抵抗で結合することができる。
【0030】
次に、本発明のヒンジの別の実施の形態について説明する。
図10に示すヒンジ201A,201Bは、図1のヒンジ1A,1Bに代わるものであり、これらのヒンジ201A,201Bは、図1に示すようなコンピュータ100のヒンジとして用いることができる。
ヒンジ201A(201B)は、固定片111、可動片117及び結合部130を備えている。
【0031】
固定片111は、本体2側に固定される部分であり、可動片117は表示部3側に固定される部分である。
結合部130は、固定片111と可動片117を機械的強度を保ちながら、固定片111と可動片117の間の熱的伝導を図る機能を有している。
固定片111は、強度保持部111aと熱伝導部112を有しており、強度保持部111aは、例えば機械的に強度の大きい材料、例えば鉄系の材料であるステンレス等を用いることができる。熱伝導部112は、熱伝導度の良い材料、例えば銅系やアルミニウム系等の材料である。強度保持部111aと熱伝導部112は、断面から見てそれぞれ略L字型に形成されており、熱伝導部112は強度保持部111aに密着して設けられている。
強度保持部111aの立ち上げ部111bには、穴111cが形成されており、熱伝導部112の立ち上げ部112bには、穴112cが形成されている。
【0032】
可動片117は、やはり強度保持部117aと熱伝導部113を有している。強度保持部117aは、断面略L字型に形成されており、機械的に強度の大きい材料、例えば鉄系の材料であるステンレス等を用いることができる。熱伝導部113は、やはり断面略L字型に形成されており、熱伝導度の良い材料、例えば銅系やアルミニウム系の材料が採用されている。
強度保持部117aと熱伝導部113は、密着して用いられている。強度保持部117aの立ち上げ部117bには、穴117cが形成されており、熱伝導部113の立ち上げ部113bには、穴113cが形成されている。
【0033】
次に、結合部130を説明する。結合部130は、シャフト160と、熱伝導リング170及びトルクブッシュ180を有している。シャフト160の一端側161はストッパーになっており、強度保持部117aの穴117cの径よりも大きく設定されており、抜け止めになっている。シャフト160の他端162には、Eリング163が嵌め込まれており、しかもこのEリング163と立ち上げ部111bの間には、ワッシャ164が配置されている。これにより、シャフト160は、強度保持部117aに対して抜けないようになっており、しかも強度保持部111aに対しても抜けないようになっている。
【0034】
熱伝導部112,113の間には、トルクブッシュ180と熱伝導リング170が配置されている。つまり、これらトルクブッシュ180と熱伝導リング170は、シャフト160を中心として同軸に配置されている。熱伝導リング170は、熱伝導部117と熱伝導部113の間の熱伝導を行うためのリング(別の部材)であり、例えば熱伝導度の良い材料、例えば銅系やアルミニウム系等の材質で作られているリングである。
【0035】
トルクブッシュ180は、樹脂等により作られており、固定片111と可動片117の間の回転を助けるための部材である。
固定片111の熱伝導部112は、本体2の取り付け面側(本体に接する側)に位置して、例えばネジ等により固定されている。可動片117の熱伝導部113は、表示部の取り付け面側(表示部2の取り付け面に接する面)に位置しており、可動片117は例えば、ネジ等により表示部3側に固定されている。
図7のヒンジ201A,201Bの構造においても、上述した図5乃至図9のヒンジ1A,1Bと同様に、機械的な強度保持及び熱伝導機能を有している。
【0036】
図5乃至図9のヒンジ1A,1Bでは、固定片11の熱伝導部12と可動片17の熱伝導部13が、直接接触することで両者の熱伝導を行っている。これに対して、図10のヒンジ201A,201Bでは、固定片111の熱伝導部112と可動片117の熱伝導部113は、別の熱伝導リング170を用いて、両熱伝導部間の熱伝導を行っている。つまり、ヒンジ201A,201Bにおいては、一方の熱伝導部112は、他方の熱伝導部113の近傍に配置されているが、直接は接触されていない。
【0037】
ここで、図11に示す本発明の実施の形態のヒンジにおける実験データと、図12に示す通常のヒンジの実験のデータを比較して簡単に説明する。
図11と図12を参照すると、ヒンジの固定片及び可動片にそれぞれアルミニウム金属製の熱伝導部を固定し、固定片側の熱伝導部を加熱させたときに、固定片と可動片の温度を時間の経過に沿って測定した。図11に示す本発明の実施の形態と図12に示す通常のヒンジを比較して明らかのように、図11の本発明の実施の形態のヒンジでは、固定片と可動片との温度差は少なくなっている。尚、本発明の実施の形態のヒンジで、固定片側の温度が上がらないのは、熱がヒンジを伝わって可動片側に伝導しているためである。
図13は、本発明の熱伝導部で使用する熱伝導材料の0℃での物理係数の一例を示している。
【0038】
次に、図14を参照する。図14に示す実施の形態は、図3に示す実施の形態の変形例であり、図3に比べるとヒートパイプや受熱板が省略されている。このようにヒートパイプや受熱板を省略できるのは、熱発生源である中央処理装置35がヒンジ1Bの近傍もしくは直近に配置されているためである。
このようにすればより効率よく中央処理装置の発生する熱をヒンジ1Bを介して表示部3のケース3A側に伝えることができる。
伝えられた熱は、例えばケース3Aの全体が熱伝導性の良好な金属により作られておれば、ケース3A全体でその熱を外部に放熱することができる。この場合のケース3Aを形成する材質としては、好ましくはマグネシウム合金を採用することができる。
このマグネシウム合金としては、AZ91D等のマグネシウム金属材料を用いることができる。このマグネシウムの熱伝導率は157W/mKである。このケース3Aの板厚は、例えば1.2mmを採用することができる。そしてケース3Aの縦/横/厚さ寸法は、例えば259mm×208.6mm×23.9mmに設定することができる。搭載される中央処理装置は、例えばインテル社製の商品名ペンティアムプロセッサー133MHzのようなものを採用でき、この場合の単位時間当たりの発熱量は約6Wである。
【0039】
図15は、本発明のさらに別の実施の形態を示しており、図15のケース3Aの内側には熱拡散部材50が配置されておりこの熱拡散部材50はヒンジ1Bの可動片17側に熱的に結合されている。このようにすることで、ケース3Aは上述したような放熱性の優れた金属材料を用いてもよいし、金属に比べて放熱性に劣るプラスチックにより作ることもできる。
【0040】
本発明の実施の形態は上記のような、放熱に係わる発明で放熱するためのヒートシンクとなる部分の表面積を得るために、ヒンジを用いて折畳み式構造になっている電子機器等において、ヒンジを介して電子機器の異なるブロック、例えば携帯用パソコンの本体部(キーボードが付いている側)と表示部の、お互いに行きかう熱伝導を改善して、熱量の多い側から少ない側に熱の移動を容易にさせる。熱的に伝導性がよくなることにより、発熱の多い本体部より発熱の少ない表示部へ熱を伝導することが改善されて、放熱するための場所が確保でき、またヒートシンクなどの放熱手段が可能となり、放熱効率を上げることができる。
【0041】
折畳み式部の構造はヒンジを用いて、メカ的な保持と同時にある力をもって開閉できるようになっている。本発明は、そのヒンジへ発熱した熱の伝導もおこない、またはヒンジから熱を放熱させるために熱伝導するための方法である。
ヒンジの機構は、固定片と可動片と双方の片を接続する結合部よりなり、折畳み式の携帯用パソコンの固定側(パソコンの本体側)と可動側(表示部が取付けてある側)を開閉する機構と同時に双方を機械的強度をもって支持している。
固定側(パソコンの本体側)は発熱量が多く、主にCPUからの発熱が大きい。その集中して発熱した熱はヒートパイプの吸熱部によって熱が吸熱されて、前記のヒンジ近傍まで運ばれ、ヒートパイプの放熱部で熱が放熱される構造となっている。またヒートパイプの放熱部と結合している銅などの放熱板により、放熱された熱は放熱板を通してヒンジに熱が伝導される。銅板とヒンジは合わせてネジで止められているために、熱的に充分な結合がなされている。
【0042】
可動側(表示部が取付けてある側)において、ヒンジには銅などの放熱板を合わせてネジで止められているために、熱的に充分な結合がなされている。よって、ヒンジからの熱は放熱板に熱伝導されかつ熱分散され、放熱される。
放熱効果と強度を備えた材質で本体と蓋の筐体を各々一体に構成し、かつ相互に回動自在に結合するヒンジ機構の接触面積を最大限確保する構造で、蓋側の放熱効果を最大限利用し、これにより、全体の薄型化を達成する。
また上述した実施の形態では、熱発生源として中央処理装置を一例として挙げているが、これに限らず本体側の電源部或いはその他の部分であっても勿論構わない。
【0043】
図示の実施の形態では、本発明のヒンジが適用される電子機器として、所謂携帯型のコンピュータを一例にしているが、これに限らず他の種類の電子機器であっても勿論構わない。本発明の電子機器としては、携帯型の情報端末や携帯電話、無線機のような各種発熱を伴うような電子機器に採用することができる。
固定片の熱伝導部と可動片の熱伝導部は、本体2や表示部3の放熱に寄与する面又は放熱面に接触する側又は両側に位置されていても良い。この放熱に寄与する面とは、例えば本体2や表示部3の回路基板の放熱用の部分であり、放熱面とは例えば本体2や表示部3の外装をマグネシウム等の軽金属のケーシング等である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、大型化を図る必要がなく放熱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1の電子機器であるコンピュータの側面図。
【図3】図1のコンピュータの本体、表示部のケースと熱伝導用及び機械的な連結用のヒンジ等を示す斜視図。
【図4】図1のコンピュータの本体を示す平面図。
【図5】図1の電子機器に適用されているヒンジの好ましい実施の形態を示す平面図。
【図6】図5のヒンジの側面図。
【図7】図5と図6のヒンジの分解斜視図。
【図8】図5のヒンジの側面図。
【図9】図5のヒンジの別の側面図。
【図10】本発明のヒンジの別の実施の形態を示す側面図。
【図11】本発明の実施の形態のヒンジにおける温度を時間の経過と共に測定したデータを示す図。
【図12】通常のヒンジにおける温度の時間の経過に沿って測定したデータを示す図。
【図13】本発明の固定片及び可動片に用いられる熱伝導部の材質の一例の物理係数を示す図。
【図14】本発明の熱伝導系統の別の実施の形態を示す図。
【図15】本発明の熱伝導系統の別の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
1A,1B・・・ヒンジ(開閉連結手段)、2・・・本体(第1部分)、2B・・・本体のケース、3・・・表示部(第2部分)、3A・・・表示部のケース(熱拡散部材)、11・・・固定片、11a・・・固定片の強度保持部、12・・・固定片の熱伝導部、13・・・可動片の熱伝導部、17・・・可動片、17a・・・可動片の強度保持部、30・・・結合部、35・・・中央処理装置(熱発生源)、37・・・・受熱板、38・・・ヒートパイプ、100・・・コンピュータ

Claims (6)

  1. 熱発生源が配置された第1部分と、
    前記第1部分連結される第2部分と、
    前記第1部分に対して前記第2部分を折り畳み可能に連結するヒンジと、
    前記ヒンジを介して前記熱発生源の熱を前記第2部分に伝達する熱伝達部材と、を備え
    前記ヒンジは、
    機械的強度を保持する第1の強度保持部と熱伝導を行う第1の熱伝導部を有し、前記第1の熱伝導部が前記第1部分に当接するように前記第1の強度保持部と重ねて固定される固定片と、
    機械的強度を保持する第2の強度保持部と熱伝導を行う第2の熱伝導部を有し、前記第2の熱伝導部が前記第2部分に当接するように前記第2の強度保持部と重ねて固定される可動片と、
    前記固定片の前記第1の熱伝導部と前記可動片の前記第2の熱伝導部との間の熱伝導を行いながら、前記固定片と前記可動片を結合する係合部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記熱伝達部材は、前記熱発生源の熱を受ける受熱板と、当該受熱板の熱を前記ヒンジの前記固定片に伝えるヒートパイプとを有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1部分は機器本体であり、前記第2部分は外装が金属で形成された表示部であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記係合部は、前記固定片の前記第1の熱伝導部と前記可動片の前記第2の熱伝導部を直接接触させることで前記固定片の前記第1の熱伝導部と前記可動片の前記第2の熱伝導部との間の熱伝導を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記係合部は、別の熱伝導部材を介して、前記固定片の前記第1の熱伝導部と前記可動片の前記第2の熱伝導部との間の熱伝導を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記係合部は、前記固定片の前記第1の熱伝導部を前記可動片の前記第2の熱伝導部の近傍に位置させて前記固定片の前記第1の熱伝導部と前記可動片の前記第2の熱伝導部との間の熱伝導を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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