JP4693931B1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体の内部の部品を露出させた開口部が形成された壁部の外側から、筐体の内部の配線の配線作業を比較的容易に行うことができる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器1は、第1の部品12と、この第1の部品12の近傍に位置した第2の部品とを含む複数の部品を収容した筐体11と、筐体11の内部で第2の部品の周辺に設けられた配線H1と、第2の部品の周辺で筐体11に設けられ、配線H1を保持した配線保持部31と、壁部23dと、備える、壁部23dは、第2の部品を覆う覆部23eと、第1の部品12を露出させた第1の領域23k及び覆部23eの周辺に形成されて第1の領域23kに連続して配線保持部31の周辺を露出させた第2の領域23mを有する開口部23fと、が設けられた。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器に関する。
従来、筐体の内部にメモリやファン等の部品を収容するとともに、筐体の上面にキーボードを配置した例えばパーソナルコンピュータ等の電子機器がある。
このような電子機器では、筐体の底壁に蓋によって閉塞されるメモリアクセス用の底壁開口部が設けられたものがある。このメモリアクセス用の開口部は、筐体の内部への部品の取り付け作業の際などに、メモリに対する筐体の外部からのアクセスを可能としている。また、このような電子機器では、筐体の上壁部にキーボードによって閉塞される上壁部開口部が形成されており、この上壁部開口部を用いてメモリが実装された基板へアクセス可能となっている。
また、上記の筐体の内部には複数の配線が配線されており、それらの配線の中には、筐体の底壁の近傍でファン等の比較的大型の部品の外面に沿って配線されるものがある。筐体の底壁には、その配線を保持した配線保持部が設けられている。そして、その配線保持部への配線の取り付け作業(配線作業)は、例えば、筐体の上壁部に形成された上壁部開口部を利用して行われる。ここで、配線保持部としては、例えば、特許文献1に爪部が開示されている。
特開2007−299883号公報
しかしながら、このように、筐体の内部で底壁近傍に位置させる配線の配線作業を筐体の上壁部から行ったのでは、配線作業がやり難い。そこで、例えば、配線専用の開口部を底壁に設けることが考えられるが、この場合には、筐体内の部品の配置条件や筐体の剛性の低下を抑えるために十分な大きさの開口面積を確保することができず、作業性が良くないという問題が発生することが考えられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、筐体の内部の部品を露出させた開口部が形成された壁部の外側から、筐体の内部の配線の配線作業を比較的容易に行うことができる電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の電子機器は、第1の部品と、この第1の部品の近傍に位置した第2の部品とを含む複数の部品収容された筐体と、前記筐体の内部で前記第2の部品の周辺に設けられ、前記複数の部品のいずれかに接続され配線と、前記第2の部品の周辺で前記筐体に設けられ、前記配線を保持した配線保持部と、前記第2の部品を覆う覆部と、前記第1の部品露出さた第1の領域及び前記覆部の周辺に位置されて前記第1の領域に連続して前記配線保持部の周辺露出さた第2の領域を含む開口部と、が設けられた壁部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の電子機器は、開口部が設けられた壁部を有した筐体と、前記筐体に収容され、前記開口部から露出された第1の部品と、前記筐体に収容され、前記第1の部品の近傍に位置された第2の部品と、前記筐体の内部で前記第2の部品の周辺に沿って設けられた配線と、前記第2の部品の周辺で前記筐体に設けられ、前記配線を保持した配線保持部と、を備え、前記壁部は、前記第2の部品を覆う覆部を有し、前記壁部の開口部は、前記第1の部品の外縁寸法よりも大きな寸法を有し前記第1の部品が露出された矩形形状の第1の領域と、前記覆部の周辺に位置されて前記第1の領域から前記第2の部品の外縁に沿って延び前記配線保持部の周辺が露出された第2の領域とを有し、前記配線は、前記第2の部品の外縁に沿って配線されて前記第2の領域から露出した部分を有することを特徴とする。
また、本発明の電子機器は、収容部品と、前記収納部品の近傍に位置したファンケースと、前記収容部品と前記ファンケースとが収容された筐体と、前記筐体の底壁の一部であって、前記収容部品露出さるとともに前記ファンケースの外縁部に沿った形状の縁部を有する開口部が設けられた壁部と、前記筐体の内部で前記ファンケースの前記外縁部に沿って配線され、前記開口部から一部が露出された配線と、前記ファンケースの周辺で前記筐体に設けられ、前記配線を保持した配線保持部と、を備え、前記壁部は、前記ファンケースを覆う覆部を有し、前記壁部の開口部は、前記収納部品が露出された第1の領域及び前記覆部の周辺に位置されて前記第1の領域に連続して前記配線保持部の周辺が露出された第2の領域を有することを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、筐体の内部の部品を露出させた開口部が形成された壁部の外側から筐体の内部の配線の配線作業を比較的容易に行うことができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電子機器を示す斜視図である。 図2は、キーボードが外された状態の第1の本体部を示す平面図である。 図3は、第1の本体部の内部の一部を示す平面図である。 図4は、第1の本体部を示す底面図である。 図5は、蓋が外された状態の第1の本体部を示す底面図である。 図6は、蓋を示す底面図である。 図7は、蓋が外された状態の第1の本体部における底壁の開口部の部分を拡大して示す底面図である。 図8は、筐体の上方から筐体の底壁の一部を見て示す斜視図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態の配線保持部を底面側の下方から見て示す斜視図である。 図10は、底壁における配線保持部が設けられた部分を示す底面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の複数の実施の形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
<第1の実施の形態>
まずは、図1〜図8を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電子機器について説明する。
図1に示すように、本実施の形態にかかる電子機器1は、所謂ノート型のパーソナルコンピュータとして構成されており、矩形状の扁平な第1の本体部2と、矩形状の扁平な第2の本体部3と、を備えている。これら第1の本体部2及び第2の本体部3は、連結部としてのヒンジ機構4によって、回動軸Ax回りに、少なくとも折り畳み状態(図示せず)と展開状態(図1)との間で相対回動可能に連結されている。
第1の本体部2の筐体11の内部には、図2や図3、図5に示すように、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、第1の部品12としての複数のメモリ12A(図5参照)、第1の部品12としての無線モジュール12B(図5参照)等の複数の電子部品を搭載した基板14や第2の部品としてのファン装置15、ハードディスク等の複数の部品が収容されている。また、第1の本体部2の表面2aには、図1に示すように、入力操作部としてのキーボード16が配置されている。一方、第2の本体部3の表面3aには、表示部としての表示器(例えばLCD(Liquid Crystal Display)等)17が配置されている。折り畳み状態では、第1の本体部2の表面2aと、第2の本体部3の表面3aとが相互に対向するとともに、キーボード16及び表示器17が相互に対向する。一方、展開状態では、図1に示すように、表面2a,3a、ならびにキーボード16及び表示器17の双方が露出する。この展開状態で、ユーザが使用可能となる。なお、キーボード16ならびに表示器17も電子部品に相当する。なお、第1の部品12としてのメモリ12Aと無線モジュール12Bとを区別しせずに第1の部品12として説明する場合には、第1の部品に符号12を用いることとする。
ファン装置15は、図3に示すように、通風口15aが形成されたファンケース15bと、ファンケース15bに収容された羽根車15cと、ファンケース15bに収容され羽根車15cを回転させるモータと、を有している。
第1の本体部2の筐体11は、図1に示すように、ベース部材21と、このベース部材21の上部に取り付けられたカバー部材22と、を有している。
カバー部材22は、図2に示すように、キーボード16を支持したキーボード支持部22aを有する。このキーボード支持部22aには、筐体11の内部を露出させたカバー開口部22bが設けられた。
ベース部材21は、図1に示すように、矩形板状の底壁23と、この底壁23の周縁部に立設された側壁24と、を有しており、上面が開口している。ベース部材21は、上記各種の部品(メモリ12A及び無線モジュール12Bが実装された基板14やファン装置15等)を収容しており、このうち、ファン装置15は、第1のメモリ12A及び無線モジュール12Bの近傍に位置した。ファン装置15は、底壁23の4つの角部のうち一つの角部23a(図3)に寄せて配置された。より具体的には、ファン装置15は、底壁23の4つの角部のうち、第1の本体部2における第2の本体部3との連結側に位置した一対の角部のうちの一方の角部23aに寄せて配置された。また、図3ないし図5に示すように、ベース部材21の底壁23には、バッテリを保持したバッテリ保持部23bが設けられた。バッテリ保持部23bは、ベース部材21の一辺部23cに寄せて配置された。この一辺部23cは、第1の本体部2における第2の本体部3との連結側の部分である。そして、このバッテリ保持部23bにおける一辺部23c側とは逆側に、第1の部品12とファン装置15とが配置されている。ここで、底壁23からファン装置15の高さは、底壁23からの第1の部品12の高さ以上である。
底壁23の一部である壁部23dには、図4及び図5に示すように、ファン装置15を覆う覆部23eと、覆部23eの周囲に位置した開口部23fと、が設けられた。覆部23eには、ファン装置15がネジ等の固定手段によって固定された。この覆部23eには、通風口23gが形成されており、この通風口23gを用いてファン装置が15、排気又は吸気を行う。ここで、ベース部材21には、別の通風口21cが形成さており、ファン装置15が動作することで、それらの通風口23g,21c及び後述する蓋26の通風口26cを介して筐体11内の空気が換気され、これにより、筐体11内の部品の熱が筐体11の外部へ放出される。
開口部23fは、図4に示すように、蓋26によって閉塞される。開口部23fの縁部23hには、係止部23iと、蓋26を受ける受部23jが形成された。受部23jは、段差状に形成されている。一方、蓋26には、図6に示すように、蓋爪部26aが設けられた。そして、蓋爪部26aが係止部23iによって係止された状態で、底壁23に対して蓋26がネジ26bによってネジに止めされることで、蓋26が底壁23に固定される。この状態から、ネジ止めを解除して、蓋爪部26aを係止部23iから離脱させることで、蓋26を底壁23から取り外すことができる。
また、筐体11の内部には、図5及び図8に示すように、筐体11の内部のいずれかの部品に接続される配線H1がファン装置15の周辺に配線された。この配線H1は、ファン装置15の周辺で筐体11に設けられた配線保持部31によって保持される。配線H1は、第1の本体部2と第2の本体部3とに亘って配線されており、その配線経路の途中部分ではヒンジ機構4に沿って配線された。この配線H1は、例えば、第1の本体部2の無線モジュール12Bと第2の本体部3に内蔵されたアンテナとを接続する配線である。
配線保持部31は、配線H1を挟んで保持した一対の爪部材31aを有している。これらの一対の爪部材31aは、配線H1の配線経路に沿って相互に間隔をあけて配置された。爪部材31aは、図7及び図8に示すように、先端部が折り曲げられており、これにより、爪部材31aに引っ掛け部31bが形成されている。一対の爪部材31aは、引っ掛け部31bの折り曲げ向きが相互に逆にとなる位置に配置された。そして、これらの一対の爪部材31aは、底壁23の壁部23dに対する開口部23fの貫通方向で開口部23fと対向する位置に、開口部23fの縁部23hから延出した。
次に、底壁23の壁部23dにおける開口部23fについてより詳細に説明する。
開口部23fは、図5及び図7に示すように、第1の部品12を露出させた第1の領域23kと、覆部23eの周辺に形成されて第1の領域23kに連続して配線保持部31の周辺を露出させた第2の領域23mと、を有する。ここで、図5及び図7では、第1の領域23kと第2の領域23mとの境界を二点鎖線で示してある。
第1の領域23kは、第1の部品12の外縁寸法よりも大きな寸法を有する矩形形状に形成された。また、この開口部23fの一部の領域に対向した補強部材32が筐体11の内部に設けられた。補強部材32は、底壁23に固定された。
第2の領域23mは、第1の領域23kからファン装置15の外縁に沿って延びた。詳しくは、第2の領域23mは、図5、図7及び図8に示すように、第1の領域23kに対して突出形状に設けられた一対の突出部23nを有する。ここで、図5及び図7では、一対の突出部23n間の境界を一点鎖線で示してある。これらの一対の突出部23nの間に、覆部23eの一部が位置した。一方の突出部23nは、覆部23eの周辺に形成されて第1の領域23kに連続して配線保持部31の周辺を露出させた。他方の突出部23nは、配線H2を露出させた。この配線H2も無線モジュール12Bに接続される。一方の突出部23nの面積は、他方の突出部23nの面積よりも大きい。第2の領域23mの縁部である一方の突出部23nの縁部には、相互に対向する一対の対向縁部23qと、これらの一対の対向縁部23qを接続した接続縁部23rとが設けられた。そして、一対の対向縁部23qの一方に、配線保持部31が設けられ、一対の対向縁部23qの他方に、係止部23iが設けられた。
また、底壁23の内面には、開口部23fの第2の領域23mの縁部に、第1のボス33が設けられた。この第1のボス33は、基板14を支持するボスであり、具体的には、第1のボス33に基板14がネジ止めされた。第1のボス33は、一対の対向縁部23qの他方に設けられた。
また、底壁23の内面には、第2のボス34が設けられた。この第2のボス34は、カバーを支持した。具体的には、カバー部材22の裏面に形成されたピンが第2のボス34に嵌合した。この第2のボス34は、開口部23fの第2の領域23mにおける一方の突出部23nの突出頂部23sの周辺に位置した。また、他方の突出部23nよりも一方の突出部23nの方が、第1の本体部2における第2の本体部3との結合側の端部に近く配置された。
また、第2の部品とファン装置15との間は、開口部23fの第2の領域23mに連通した。
このような構成において、第2の本体部3から第1の本体部2と第2の本体部3との連結部を通って第1の本体部2へ延出した配線H1は、図8に示すように、ヒンジ機構4の脇を通り、第2のボス34のファン装置15側とは反対側を通り、さらに、配線保持部31に保持されて、無線モジュール12Bに接続して(接続部は図示せず)配線された。このように、配線H1は、第1の本体部2と第2の本体部3とに亘っており、その配線経路の途中部分では、連結部であるヒンジ機構4に沿って配線された。ここで、配線H1は、図5に示すように、ファン装置15の外縁に沿って配線されて第2の領域23mから露出した部分を有する。配線H1は、配線保持部31に保持されることで、ファン装置15との干渉が阻止される。また、本実施の形態では、第2のボス34も配線H1がファン装置15と干渉するのを阻止する。なお、図8中の符号36は、配線H1と図示しない他の配線との摺動を抑制するシートである。
ここで、上記の電子機器1の構成を別の言い方ですると、電子機器1は、収容部品(例えばメモリ12Aや無線モジュール12B)と、ファンケース15bと、収容部品とファンケース15bとが収容された筐体11と、筐体11の底壁23の一部であって、収容部品を露出させるとともにファンケース15bの外縁部に沿った形状の縁部23hを有する開口部23fが設けられた壁部23dと、ファンケース15bの外縁部に沿って配線され、開口部23fから一部が露出された配線H1,H2と、を有する。
以上説明したように、本実施の形態では、開口部23fに、配線保持部31の周辺を露出させた第2の領域23mが設けられたので、この第2の領域23mを介して、筐体11の底壁23の外側から配線保持部31への配線H1の取付作業(配線作業)を行うことができる。そして、第2の領域23mは、第1の部品12を露出させた第1の領域23kに連続しているので、この第1の領域23kも配線保持部31への配線H1の取付作業用の領域として用いることができる。即ち、配線H1の取付作業用の領域が、第2の領域23mに加えて第1の領域23k分だけ増えるので、底壁23の外側から筐体11の内部の配線H1の配線作業を比較的容易に行うことができる。
また、本実施の形態では、第1の部品12と第2の部品であるファン装置15との間は、開口部23fの第2の領域23mに連通した。したがって、第1の部品12とファン装置15との間も配線H1の配線作業に用いることができるので、底壁23の外側から筐体11の内部の配線H1の配線作業をより容易に行うことができる。
また、本実施の形態では、電子機器1は、開口部23fを閉塞する蓋26と、第2の領域23mの縁部23hに設けられ蓋26を係止した係止部23iと、を備える。そして、底壁23の壁部23dには、第2の領域23mの縁部23hであって相互に対向する一対の対向縁部23qが設けられた。配線保持部31は、一対の対向縁部23qの一方に形成され、係止部23iは、一対の対向縁部23qの他方に設けられた。したがって、係止部23iが配線保持部31から離れた位置に位置するので、配線作業中に係止部23iが作業者の手などに引っ掛かることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、電子機器1は、第2の領域23mの縁部23hに設けられた第1のボス33を備える。そして、配線保持部31は、一対の対向縁部23qの一方に形成され、第1のボス33は、一対の対向縁部23qの他方に設けられた。したがって、第1のボス33が配線保持部31から離れた位置に位置するので、配線作業中に第1のボス33が作業者の手などに引っ掛かることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、電子機器1は、第2のボス34を備える。また、第2の領域23mは、第1の領域23kに対して突出形状に設けられた。そして、第2のボス34は、第2の領域23mの突出頂部23sの周辺に位置して壁部23dに設けられた。即ち、第2のボス34が、第1の領域23kから見て第2の領域23mよりも奥に位置するので、配線作業中に第2のボス34作業者の手などに引っ掛かることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、電子機器1は、筐体11を有する第1の本体部2と、表示器17を有して第1の本体部2に連結された第2の本体部3と、を備え、配線H1は、第1の本体部2と第2の本体部3とに亘った。したがって、第1の本体部2と第2の本体部3に亘って配線される配線H1の配線作業を第1の領域23k及び第2の領域23mを利用して容易に行うことができる。
また、本実施の形態では、配線保持部31は、配線H1を挟んで保持した一対の爪部材31aを有している。そして、一対の爪部材31aは、壁部23dに対する開口部23fの貫通方向で開口部23fと対向する位置に、開口部23fの縁部23hから延出した。したがって、作業者は開口部23fを介して一対の爪部材31aを容易に目視することができるので、配線H1の配線作業をより容易に行うことができる。
また、本実施の形態では、開口部23fの第2の領域23mが配線H2を露出したので、この配線H2の配線作業も容易に行うことができる。
<第2の実施の形態>
次に、図9及び図10を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる電子機器について説明する。
図9及び図10に示すように、本実施の形態は、配線保持部31の一対の爪部材31aが第1の実施の形態に対して異なる。本実施の形態の一対の爪部材31aは、壁部23dに対する開口部23fの貫通方向に沿って開口部23fの縁部23hに立設された。このような構成によれば、例えばユーザなどが爪部材31aに触れることを抑制することができる。
また、上記各実施の形態に開示した技術的思想は、適宜に組み合わせて実施することが可能である。
1…電子機器
2…第1の本体部
3…第2の本体部
4…ヒンジ機構(連結部)
11…筐体
12…第1の部品
12A…メモリ(第1の部品、部品、収納部品)
12B…無線モジュール(第1の部品、部品、収納部品)
15…ファン装置(第2の部品、部品)
15b…ファンケース
23e…覆部
23k…第1の領域
23m…第2の領域
23f…開口部
23d…壁部
23h…縁部
23i…係止部
23q…対向縁部
23n…突出部
26…蓋
31…配線保持部
31a…爪部材
33…第1のボス
34…第2のボス
H1,H2…配線

Claims (14)

  1. 第1の部品と、この第1の部品の近傍に位置した第2の部品とを含む複数の部品収容された筐体と、
    前記筐体の内部で前記第2の部品の周辺に設けられ、前記複数の部品のいずれかに接続され配線と、
    前記第2の部品の周辺で前記筐体に設けられ、前記配線を保持した配線保持部と、
    前記第2の部品を覆う覆部と、前記第1の部品露出さた第1の領域及び前記覆部の周辺に位置されて前記第1の領域に連続して前記配線保持部の周辺露出さた第2の領域を含む開口部と、が設けられた壁部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の部品と前記第2の部品との間は、前記第2の領域に連通したことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記開口部を閉塞する蓋と、
    前記第2の領域の縁部に設けられ前記蓋を係止した係止部と、
    を備え、
    前記壁部には、前記第2の領域の縁部であって相互に対向する一対の対向縁部が設けられ、
    前記配線保持部は、前記一対の対向縁部の一方に設けられ、前記係止部は、前記一対の対向縁部の他方に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記第2の領域の縁部に設けられた第1のボスを備え、
    前記壁部には、前記第2の領域の縁部であって相互に対向する一対の対向縁部が設けられ、
    前記配線保持部は、前記一対の対向縁部の一方に形成され、前記第1のボスは、前記一対の対向縁部の他方に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  5. 第2のボスを備え、
    前記第2の領域は、前記第1の領域に対して突出形状に設けられ、
    前記第2のボスは、前記第2の領域の突出頂部の周辺に位置して前記壁部に設けられたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記第2の領域は、前記第1の領域に対して突出形状に設けられた一対の突出部を有し、
    前記一対の突出部の間に前記覆部の一部が位置したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記一対の突出部のうちの一方の面積は、前記一対の突出部のうちの他方の面積よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記筐体を有する第1の本体部と、
    表示器を有して前記第1の本体部に連結された第2の本体部と、
    を備え、
    前記配線は、前記第1の本体部と前記第2の本体部とに亘り、
    前記他方の突出部よりも前記一方の突出部の方が、前記第1の本体部における第2の本体部との結合側の端部に近く配置されたことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記第1の本体部と前記第2の本体部とを回動可能に連結した連結部を備え、
    前記配線は、前記連結部に沿って設けられたことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記第2の部材の前記壁部からの高さは、前記第1の部材の前記壁部からの高さ以上であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の電子機器。
  11. 前記配線保持部は、前記配線を挟んで保持した一対の爪部材を有し、
    前記一対の爪部材は、前記壁部に対する前記開口部の貫通方向で前記開口部と対向する位置に、前記開口部の縁部から延出したことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の電子機器。
  12. 前記配線保持部は、前記配線を挟んで保持した一対の爪部材を有し、
    前記一対の爪部材は、前記壁部に対する前記開口部の貫通方向に沿って前記開口部の縁部に立設されたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の電子機器。
  13. 開口部が設けられた壁部を有した筐体と、
    前記筐体に収容され、前記開口部から露出された第1の部品と、
    前記筐体に収容され、前記第1の部品の近傍に位置された第2の部品と、
    前記筐体の内部で前記第2の部品の周辺に沿って設けられた配線と、
    前記第2の部品の周辺で前記筐体に設けられ、前記配線を保持した配線保持部と、
    を備え、
    前記壁部は、前記第2の部品を覆う覆部を有し、
    前記壁部の開口部は、前記第1の部品の外縁寸法よりも大きな寸法を有し前記第1の部品が露出された矩形形状の第1の領域と、前記覆部の周辺に位置されて前記第1の領域から前記第2の部品の外縁に沿って延び前記配線保持部の周辺が露出された第2の領域とを有し、
    前記配線は、前記第2の部品の外縁に沿って配線されて前記第2の領域から露出した部分を有することを特徴とする電子機器。
  14. 収容部品と、
    前記収納部品の近傍に位置したファンケースと、
    前記収容部品と前記ファンケースとが収容された筐体と、
    前記筐体の底壁の一部であって、前記収容部品露出さるとともに前記ファンケースの外縁部に沿った形状の縁部を有する開口部が設けられた壁部と、
    前記筐体の内部で前記ファンケースの前記外縁部に沿って配線され、前記開口部から一部が露出された配線と、
    前記ファンケースの周辺で前記筐体に設けられ、前記配線を保持した配線保持部と、
    を備え、
    前記壁部は、前記ファンケースを覆う覆部を有し、
    前記壁部の開口部は、前記収納部品が露出された第1の領域及び前記覆部の周辺に位置されて前記第1の領域に連続して前記配線保持部の周辺が露出された第2の領域を有することを特徴とする電子機器。
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