JP2002224478A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2002224478A JP2001023441A JP2001023441A JP2002224478A JP 2002224478 A JP2002224478 A JP 2002224478A JP 2001023441 A JP2001023441 A JP 2001023441A JP 2001023441 A JP2001023441 A JP 2001023441A JP 2002224478 A JP2002224478 A JP 2002224478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫製物が、規定の長さどおりに縫い付けられ
たかどうかの検査を自動で行なうことができるミシンを
提供する。 【解決手段】 テープ送り装置1は、テープTを挟持す
る一対のローラ5,6を有し、ローラ5をステッピング
モータ7で回転駆動してテープTを送り出す。ステッピ
ングモータ7へのパルス信号は、制御部30から与えら
れる。制御部30は、ステッピングモータ7へのパルス
数をカウントするテープ送りパルスカウンタを有し、こ
れによって送り出したテープTの長さを検出する。また
制御部30は、縫い付けられるべきテープの所定の長さ
を記憶しており、縫製作業終了後、この所定の長さと、
実際に送り出したテープの長さとの差を算出し、この差
が、許容誤差範囲を超える場合、警告を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンに関し、さ
らに詳しくは縫製後の検査に関する。
【0002】
【従来の技術】ショーツやガードルなどの裾レースゴ
ム、パンティストッキングやタイツなどの天ゴム、水着
やトランクスなどのゴム付けなど、帯状物(以下、テー
プ)を生地に縫い付ける場合、ミシンに取り付けられる
テープ送り装置からテープを送り出しながら生地に縫い
付ける。テープを生地に精度良く縫い付ける従来技術と
して、たとえば特公平7−44984号公報「ミシンに
おける長尺縫製物の送り制御装置」がある。
【0003】テープ付けに関してさらに詳細に説明する
と、生地は針板上にあり、テープ送り装置から生地の上
または下にテープが送り出される。オペレータは、生地
の縁にそってテープが縫い付けられるように生地を送り
出してテープを縫い付ける。生地の縫製終了端までテー
プを縫い付けると、カッタでテープを切断する。
【0004】ゴムテープなどのテープの縫い付けは、張
力を与えながら縫い付けることで、縫い上がったときに
生地が縮み、いわゆるギャザが入った縫い上がりとする
ことをできる。また、張力を与えずにテープを縫い付け
ることで、平坦なフラット縫いとすることができる。
【0005】縫製終了後、規定通りの寸法で仕上がった
かどうかを検査する必要がある。このとき、生地に縫い
付けられたテープが無負荷のときの長さを測る。つま
り、ギャザが入っている場合には、ギャザを伸ばさない
で測る。具体的には、たとえばテーブルに定規を取り付
けておき、オペレータが縫い上がった生地を無負荷状態
で定規に合わせて、縫い上がり長さを測る。この長さが
規定の長さに対して、許容内なら合格とし、許容外なら
不合格とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のゴ
ムテープの縫い付け作業では、オペレータが縫い上がっ
た生地を、毎回手作業で検査するといった区分を必要と
し、作業効率が悪いといった問題があった。このことか
ら、規定の長さで縫い付けられたかを自動で検査を行な
うことができるミシンが望まれている。また、前述した
特公平7−44984号公報にも、検査方法に関しては
記載されていない。
【0007】したがって本発明の目的は、規定の長さで
縫い付けられたかを自動で検査することができるミシン
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、縫製作業を行なうミシン本体と、送り出される縫製
物の送り出し長さを検出する送り出し長さ検出手段と、
予め定める縫製物の所定の送り出し長さを記憶する記憶
手段と、縫製作業終了時に、前記送り出し長さ検出手段
で検出した縫製物の送り出し長さと、記憶手段に記憶さ
れる縫製物の所定の送り出し長さとを比較する比較手段
とを有することを特徴とするミシンである。
【0009】本発明に従えば、縫製物の送り出し長さを
検出することによって、縫製された長さを検出すること
ができる。したがって、縫製終了時に、縫製物の送り出
し長さと、予め記憶する所定の送り出し長さとを比較す
ることで、規定通りに縫製されたかどうかを自動で検査
することができる。これによって、縫製終了時にオペレ
ータが、定規で仕上がり寸法を測るといった検査区分が
省かれ、作業効率を向上することができる。
【0010】請求項2記載の本発明の前記縫製物が帯状
物であり、この帯状物を送り出す帯状物送り出し手段を
有し、前記送り出し長さ検出手段は、帯状物送り出し手
段から送り出される帯状物の長さを検出し、前記ミシン
本体は、生地に帯状物を縫い付ける縫製作業を行い、前
記所定の送り出し長さは、生地に縫い付けられるべき帯
状物の長さであることを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、縫製物がゴムテープなど
の帯状物であり、帯状物を生地に縫い付ける場合におい
ても、縫製終了時に、送り出し長さと記憶手段に記憶さ
れる所定の長さとを比較することで、規定通りに縫製さ
れたか否かを自動で検査することが可能となる。
【0012】請求項3記載の本発明は、前記記憶手段に
記憶する所定の送り出し長さを、任意に設定することが
できる所定長さ設定手段を有することを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、前記所定の送り出し長さ
を任意に設定することができるので、縫製内容に応じ
て、設定する所定長さを任意に設定することができる。
【0014】請求項4記載の本発明は、送り出し長さ検
出手段で検出される送り出し長さと、前記記憶手段に記
憶される所定の送り出し長さとの差の許容量を、任意に
設定することができる許容量設定手段を有することを特
徴とする。
【0015】本発明に従えば、記憶手段に記憶する所定
の送り出し長さと、送り出し長さ検出手段で、縫製終了
時に検出した送り出し長さとの差の許容量を任意に設定
することができるので、要求される仕上がり精度に応じ
て、任意に許容量を設定することができる。
【0016】請求項5記載の本発明は、前記比較手段
で、送り出し長さ検出手段で検出した縫製物の送り出し
長さと、記憶手段に記憶される縫製物の所定の送り出し
長さとを比較した後、その結果を伝達する伝達手段を有
することを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、比較手段で比較した結果
を伝達する伝達手段を有するので、縫い付けられた縫製
物の長さが、所定長さに対して許容量を超える場合に、
音または光などでオペレータに警告を発して伝達するこ
とができる。
【0018】請求項6記載の本発明は、ミシンに取り付
けられ、生地に縫い付けられる帯状物を送り出す帯状物
送り出し手段と、前記帯状物送り出し手段から送り出さ
れる帯状物の長さを検出する送り出し長さ検出手段と、
予め定める帯状物の所定の送り出し長さを記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に、帯状物の前記所定の送り出し
長さを設定する所定長さ設定手段と、前記記憶手段に記
憶される所定の送り出し長さと、前記送り出し長さ検出
手段で検出した送り出し長さとを比較して長さの差を算
出する比較手段と、送り出し長さ検出手段で検出した送
り出し長さと、前記記憶手段に記憶される所定の送り出
し長さとの差の許容量を設定する許容量設定手段と、縫
製作業終了時に、前記比較手段で算出した長さの差と、
前記許容量設定手段に設定された許容量とを比較し、そ
の結果を伝達する伝達手段とを有することを特徴とする
帯状物送り出し装置である。
【0019】本発明に従えば、縫製終了時に、帯状物送
り出し手段から送り出された帯状物と、所定の送り出し
長さとを比較し、その長さの差が許容量を超える場合
に、そのことを伝達手段でオペレータに伝達する。この
ようにして、検査を自動で行うことができる。
【0020】請求項7記載の本発明は、予め定める所定
の送り出し長さを記憶し、送り出される縫製物の送り出
し長さを検出し、縫製作業終了時に、前記記憶される縫
製物の所定の送り出し長さと、検出した縫製物の送り出
し長さとの差が、予め定められた許容内にあるかどうか
を比較することを特徴とするミシンの制御方法である。
【0021】本発明に従えば、縫製終了時に、縫製物の
送り出し長さと、予め記憶する所定の送り出し長さとを
比較することで、自動で検査することができる。これに
よって、縫製終了時にオペレータが、手作業で仕上がり
寸法を測るといった検査区分が省かれ、作業効率が向上
する。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるテープ送り装置1の使用状態を示す斜視図である。
テープ送り装置1は、ミシン本体(図示略)に取り付け
られ、生地(図示略)にレースゴムやゴムテープなどの
テープ(帯状物)Tを縫い付ける場合に用いられ、送り
装置本体2と、制御ボックス(図2参照)3とから構成
される。
【0023】送り装置本体2は、テープTを挟持する大
ローラ5、小ローラ6と、大ローラ5を回転駆動するス
テッピングモータ7とを有する。ローラ5,6は、ロー
ラ取付台10に支持され、ローラ5,6が、ミシン本体
の布押え4の上に配置されるように、ローラ取付台10
がブラケット8を介してミシン本体に固定される。ロー
ラ5,6は外周面がローレット加工によって粗面に形成
され、互いに弾発的に当接する。これによって、テープ
Tが、ローラ5,6間を滑ることなく挟持することがで
き、また小ローラ6は、回転駆動する大ローラ5に確実
に従動回転することができる。また、テープの挟持力
は、テープ挟持力調整器13によって調整可能であり、
これによって、テープTの厚みなどに応じて、最適な挟
持力に設定することができる。
【0024】ステッピングモータ7は、カップリング
(図示略)を介して大ローラ5に連結され、入力パルス
ごとに所定の微小角度だけ大ローラ5を回転させる。こ
れによって、高精度にテープの送りを制御することがで
きる。
【0025】布押え4には、テープTを布押えの下面に
案内するテープ供給ガイド16が設けられる。また、ロ
ーラ5,6と布押え4との間には、テープガイドバー1
5が設けられる。テープガイドバー15は、先端のガイ
ド部19にテープTを通過させ、ローラ5,6から送り
出されたテープTを布押え4のテープ供給ガイド16に
導く。テープガイドバー15は、支軸17で角変位可能
に支持され、テープガイドストッパ18で、角度位置が
決定される。したがって、このテープガイドストッパ1
8の位置を調整することで、ガイド部19の位置を調整
することができる。この構成によって、テープ供給ガイ
ド16にスムーズに案内される位置に、テープガイドバ
ー15の位置決めを行なうことができる。
【0026】ミシン本体には、送り装置本体2の上にテ
ープガイド棒12が取り付けられ、このテープガイド棒
12を介してテープTがローラ5,6間に挿入される。
ローラ5,6の下から導出されたテープTは、テープガ
イドバー15のガイド部19を通過し、布押え4のテー
プ供給ガイド16に挿入され、布押え4の下面に導かれ
る。
【0027】布押え4は、針板(図示略)上にあり、針
板と布押え4の下面との間で生地を挟む。針板には、送
り歯(図示略)が設けられ、この送り歯が楕円運動する
ことで、針(図示略)の上下動に同期して生地を後方に
送り出す。テープ送り装置1は、ステッピングモータ7
によって大ローラ5を回転させることで、テープTを送
り出し、生地上に供給する。したがって、ミシン本体を
駆動しながら、テープTを送り出すことによって、生地
にテープTを縫い付けることができる。
【0028】テープTがゴムテープなどの場合、生地の
送り速度に対して、テープの送り速度を遅らすことで、
ゴムテープに張力をかけた状態で生地に縫い付けること
ができ、これによって、ギャザを入れることができる。
また、生地の送り速度とテープの送り速度とを同じにす
ることで、平らに縫うことができる。このようなテープ
Tの送り速度の調整は、制御ボックス3によって制御さ
れる。
【0029】図2は、テープ送り装置1の電気的な接続
関係を示す図である。送り装置本体2のステッピングモ
ータ7は、信号ケーブル20を介して制御ボックス3に
接続される。また、制御ボックス3には、膝スイッチ2
1および、ミシン本体9のミシンシャフトの回転を検出
するパルスエンコーダ22が接続される。さらに、制御
ボックス3には、設定値の入力および表示を行なうコン
トロールパネル(図示略)、および生地センサが接続さ
れる。生地センサは、針板を挟んで配置される発光素子
と受光素子とからなり、生地の有無に対応した信号を出
力する。制御ボックス3では、この生地センサからの信
号に基づいて、縫い始めと縫い終わりとを判断する。
【0030】次に、図3に示すレディスショーツの縫製
作業を例に、テープの縫い付けについて説明する。図3
では、生地31にレースゴムであるテープTを縫い付け
る場合を示す。前述したように、ゴム状のテープTを縫
い付ける場合、張力をかけて縫い付けることで、ギャザ
を入れ、張力をかけずに縫い付けることで平坦とするこ
とができる。テープTに張力を与えるとは、テープTの
送り速度を、生地の送り速度よりも遅くすることであ
る。これによって、生地が先に進み、テープTは、ロー
ラ5,6の挟持位置から縫製位置までの間で伸ばされて
張力が発生し、この状態で生地に縫い付けられることに
なる。したがって、縫製後、無負荷とすることでテープ
Tが縮み、生地にギャザがつけられることとなる。
【0031】図3の場合、生地31の両側にテープTを
縫い付けるが、一方のテープの縫い付けで、ギャザを入
れる範囲とギャザを入れず平坦とする範囲とがある。し
たがって、一方のテープ付け工程を複数の区分に分割す
る。
【0032】まず生地31の一方側の工程1において、
右上から右下に向けてテープ付けを行い、区分1では平
坦とし、区分2ではギャザを付け、区分3で再び平坦と
なるようにテープTを縫い付け、生地31の端部まで縫
い付けると、送り出し装置本体2のローラ5,6の下、
または布押え4の後方に配置されるカッタ(図示略)で
テープを切断して工程1が終了する。次に生地31の左
側の工程2において、左下から左上に向かって、区分4
で平坦とし、区分5でギャザを付け、区分6で平坦とな
るようにテープTを縫い付ける。
【0033】そして縫製終了後、それぞれのテープ付け
工程1,2が、規定の仕上がり寸法になっているかを検
査する。縫製中は、テープTに張力を与えて縫い付ける
が、検査時は、テープTを無負荷の状態としテープTに
沿う生地の長さを測定する。この長さが、所定の長さに
対して、許容内にあるか否かで、合格か不合格かを判定
する。
【0034】テープ送り装置1から送り出されるテープ
Tは、ローラ5を回転させて送り出され、張力は、ロー
ラ5,6の挟持位置から縫製位置までの間で発生する。
つまり、ローラ5の回転量からテープTの送り出し長さ
を検出すれば、それは無負荷でのテープの長さと実質同
等となる。したがって、テープTの送り出し長さを測る
ことで、縫製後の無負荷でのテープの長さを検出するこ
とが可能となる。本発明はこの点を利用し、縫製作業中
に、テープの送り出し長さをカウントし、縫製終了時で
のテープの送り出し長さと、所定のテープ長さとを比較
して検査を行なう。
【0035】次に、図4の制御ボックス3の制御ブロッ
ク図を参照して、制御ボックス3の構成について説明す
る。図3に示す例では、生地の両側に一本づつテープT
を縫い付け、各々一回の縫製工程で3つの区分を有して
いる。本実施形態では、右側のテープの縫い付け工程終
了時、つまり区分1〜区分3が終了した時点で検査を行
なうものとする。
【0036】制御部30には、制御プログラム、各種設
定値を記憶するメモリ、テープ送りパルスメモリ、およ
びテープ送りパルスカウンタが組み込まれる。各種設定
値としては、テープ送り量設定値S1〜Snおよびテー
プ送り長さ設定値L1〜Ln、がある。これらは、区分
ごとに設定される値であるので、図3に示す場合は、区
分1〜区分3に対応して3つずつ設定される。また設定
値として送り長さ誤差設定値Wが設定される。これらの
設定は、制御ボックス3に接続されるコントロールパネ
ルから行なう。
【0037】縫製時には、制御部30からステッピング
モータ7に一定の間隔で連続してパルスを出力してテー
プを一定速度で送り出す。テープ送り量とは、1パルス
当りのテープ送り出し長さである。つまり、このテープ
送り量を調整することで、テープの送り出し速度を調整
することができる。つまり、前述したようにテープの送
り速度を生地の送り速度よりも遅くなるように設定する
ことで、ギャザを入れることができ、テープの送り速度
と生地の送り速度とを同じとすることで、テープを平坦
に縫い付けることができる。この場合、区分1および区
分3では、平坦となるようにテープ送り量を設定し、区
分2では、ギャザが入るようにテープ送り量を設定す
る。
【0038】テープ送り長さとは、各区分で縫い付けら
れるべきテープの所定の長さである。このテープ送り長
さは、パルス数で設定する。たとえばテープ送り量が1
パルス当り0.2mmで、50mmテープを送る場合、
50/0.2=250であるので、250パルスを設定
する。このテープ送り長さの設定は、オペレータが計算
して設定してもよく、またはオペレータは、各区分での
テープ長さのみを設定し、制御部内部で上記計算を行な
ってパルス数を設定するようにしてもよい。
【0039】送り長さ誤差設定値Wは、テープ送り長さ
設定値と実際に縫製したときのテープの送り長さとの差
の許容値であり、パルス数で設定する。本実施形態で
は、区分1〜区分3におけるテープ送り長さと、実際の
テープ送り長さとの差の許容値を設定する。
【0040】制御部30には、上記設定値以外に、テー
プ送り切り替えスイッチ信号SW、縫い始め信号STお
よび縫い終わり信号SPが入力される。テープ送り切り
替えスイッチ信号SWは、本実施形態では前記膝スイッ
チ21から入力され、このテープ送り切り替え信号SW
が入力されると次の区分に移る。
【0041】縫い始め信号STは、縫製始まりを示す信
号であり、縫い終わり信号SPは、縫製終了を示す信号
であり、本実施形態ではこれらは前記生地センサから入
力される。また、他の形態として、たとえばペダルから
の信号を縫い始め、縫い終わりの信号としてもよい。
【0042】制御部30からの出力信号として、テープ
正送り信号パルスG、テープ逆送り信号パルスB、テー
プ送り長さ表示信号C、警告表示信号Aがある。テープ
正送り信号パルスGおよびテープ逆送り信号パルスB
は、ステッピングモータ7への入力信号であり、テープ
正送り信号パルスGがステッピングモータ7に入力され
ると、テープTが、モータ1パルス分正方向に送られ、
テープ逆送り信号パルスBが入力されると、テープT
が、モータ1パルス分逆方向に送られる。
【0043】たとえば平坦に縫う区分1から、ギャザを
入れる区分2に切り換わるとき、区分1ではテープTに
張力を発生させず、区分2から張力を発生させることに
なる。ギャザを入れるとは、前述したように、テープT
の送り速度を生地の送り速度に対して遅くして行なう。
張力は、ローラ5,6の挟持位置から縫製位置までの間
でテープTを伸ばすことで発生させるので、区分1から
区分2へ切り換わるときに、テープの送り速度をギャザ
用に遅く切り替えただけでは、切り換わり時点ではテー
プTに十分な張力が発生しない場合がある。つまり、区
分2の最初の位置では十分にギャザが形成されない恐れ
がある。本実施形態ではこの点に鑑み、区分1から区分
2への切り換わり時点で、ローラ5を一時的に逆転させ
てギャザを入れるのに十分な張力を発生させる。テープ
逆送り信号パルスGは、このような区分の切り換わり時
点に出力されるものである。
【0044】また、制御部30に内蔵されるテープ送り
パルスカウンタは、モータを1パルス正転するときは、
1加算し、モータを1パルス逆転するときは、1減算す
る。テープ送り長さ表示信号Cは、コントロールパネル
へ入力され、前記テープ送りパルスカウンタの値、つま
り縫製中の現在のテープ送り長さを表示する。また、警
告表示信号もコントロールパネルに入力され、検査結果
が不合格のときランプ、ブザーなどでオペレータに警告
する。
【0045】制御部30に内蔵されるテープ送りパルス
メモリは、一回の工程でテープを送るモータのパルス数
を合計した値が格納される。なお、テープ送り量設定値
が生地の送り方向に対して反対方向のときは減算する。
【0046】つぎに、制御部30に組み込まれる制御プ
ログラムの動作について、図5のフローチャートを参照
して説明する。
【0047】まずステップS1で、テープ送りパルスカ
ウンタ、テープ送りパルスカウンタ、およびテープ送り
長さ表示を0に設定する。つぎに、ステップS2で、縫
い始め信号STが入力されたか否かを判別し、入力され
ていなければ、入力されるまで判別を繰り返し、生地が
送り出され、縫い始め信号が入力されるとステップS3
に進む。
【0048】ステップS3では、まず制御部30内のメ
モリから、区分1のテープ送り量設定値S1、テープ送
り長さ設定値L1、および送り長さ誤差設定値Wを読み
込む。つぎのステップS4で、テープ送りパルスメモリ
に、現在のテープ送りパルスメモリの値と、読み込んだ
テープ送り長さ設定値とを加算した値を格納する。この
場合は、テープ送りパルスメモリが0であるので、区分
1でのテープ送り長さ設定値L1が格納される。
【0049】つぎに、出力する信号が、テープ正送り信
号パルスであるか否かを判断する。つまり、テープ送り
量設定が正であるか否かを判断し、正であればステップ
S6に進み、テープ送りパルスカウンタに1加え、ステ
ップS9に進む。ステップS5でテープ正送り信号パル
スでない場合は、ステップS7に進み、テープ逆送り信
号パルスであるか否か、つまりテープ送り量設定が負で
あるか否かを判断する。負でない場合は、ステップS9
に進み、負である場合は、ステップS8に進み、テープ
送りパルスカウンタを1減算してステップS9に進む。
【0050】ステップS9では、テープ送り切り替えス
イッチSWが入力されたか否かを判断し、入力されてい
ない場合は、ステップS10に進み、縫い終わり信号S
Pが入力されたか否かを判断し、入力されていなけれ
ば、再びステップS5に戻り、区分1の作業を継続す
る。
【0051】ステップS9において、テープ切り替えス
イッチSWが入力されたと判断した場合は、ステップS
3に戻り、次の区分、この場合は区分2に進む。つま
り、テープ送り量設定S2、テープ送り長さ設定L2を
読み込み、以下、ステップS4以降のステップを行な
う。
【0052】このようにして、区分1〜区分3の縫製作
業が行なわれ、ステップS10において、縫い終わり信
号SPが入力されると、ステップS11に進む。
【0053】ステップS11では、テープ送りパルスメ
モリとテープ送りパルスカウンタの差の絶対値が、送り
長さ誤差設定値よりも大きいか否かを判断して検査を行
なう。大きい場合は不合格であるので、警告表示信号A
を出力してオペレータに警告し、送り誤差設定値以下の
場合は、誤差が許容内であり、合格であるので、警告す
ることなく終了する。
【0054】このようにして、一回の縫製工程、この場
合は区分1〜区分3の工程1を終了した時点で、自動で
検査して合格か不合格かが判断され、不合格の場合に
は、オペレータに警告され、従来のようにオペレータが
手作業で仕上がり検査を行なう必要がなくなり、作業効
率が向上する。
【0055】上述した実施形態では、送り長さ誤差設定
値は、一本のテープを縫い付ける一回の縫製工程での許
容誤差を設定したが、これに限らず、送り長さ誤差設定
値を各区分ごとに設定しておき、一回の縫製工程での送
り長さ誤差設定値を、各区分での誤差設定値を合計する
ことで算出するようにしてもよい。
【0056】また、本実施形態では、合格か不合格かの
検査は、一回の縫製工程終了ごとに行なったが、これに
限らず、1つの区分終了ごとに検査するようにしてもよ
い。この場合には、送り長さ誤差設定値は、各区分ごと
に設定することになる。またこの場合、テープ送り切り
替えスイッチ信号が入力された区分終了時点で、警告を
行うことになる。
【0057】また本実施形態では、区分の切り替えは、
膝スイッチからのテープ切り替えスイッチ信号で切り替
えたが、これ以外のスイッチで切り替え信号を入力して
もよく、さらに、スイッチで区分の切り替えを行なうの
でなく、各区分の長さを運針数で設定しておき、ミシン
シャフトの回転数を検出するパルスエンコーダ22で運
針数をカウントし、カウントした運針数に基づいて区分
を切り替えるように制御してもよい。
【0058】また、本実施形態のテープ送り装置1は、
針板の上方に取り付けられ、生地の上からテープを供給
するように設けられるが、これに限らず、針板の下から
テープを供給し、生地の下側にテープを縫い付けるよう
に構成してもよい。
【0059】また、本実施形態では、テープはゴムテー
プとしたが、伸縮するゴムテープに限らず、伸縮しない
テープであってもよい。さらに、テープなどの帯状物を
生地に縫製する場合に限らず、たとえば2枚の縫製物を
縫い合わせる場合において、一方の生地の送り出し長さ
を検出し、縫製終了時に、所定の長さと比較して検査す
るように制御してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、縫製終了
時に、帯状物などの縫製物の送り出し長さと、予め記憶
する所定の送り出し長さとを比較することで、規定通り
に縫製されたかどうかの検査を自動で行なうことができ
る。これによって、縫製終了時にオペレータが、手作業
で検査するといった手間が省かれ、作業効率が向上す
る。
【0061】また本発明によれば、所定の長さを任意に
設定することができるので、縫製内容に応じて、所定長
さを任意に設定することができる。
【0062】また本発明によれば、所定の送り出し長さ
と、実際に送り出した長さとの差の許容量を任意に設定
することができるので、要求される仕上がり精度に応じ
て、任意に許容量を設定することができる。
【0063】また本発明によれば、比較手段で比較した
結果を伝達する伝達手段を有するので、縫い付けられた
縫製物の長さが、所定長さに対して許容量を超える場合
に、音または光などでオペレータに警告を発することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ送り装置1の送り装置本体2の使用状態
を示す斜視図である。
【図2】テープ送り装置1全体の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】縫製作業の一例を示す図である。
【図4】制御ボックス3の制御ブロック図である。
【図5】テープ送り装置1の制御フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 テープ送り装置 2 送り装置本体 3 制御ボックス 7 ステッピングモータ 30 制御部 T テープ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製作業を行なうミシン本体と、 送り出される縫製物の送り出し長さを検出する送り出し
    長さ検出手段と、 予め定める縫製物の所定の送り出し長さを記憶する記憶
    手段と、 縫製作業終了時に、前記送り出し長さ検出手段で検出し
    た縫製物の送り出し長さと、記憶手段に記憶される縫製
    物の所定の送り出し長さとを比較する比較手段とを有す
    ることを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 前記縫製物が帯状物であり、この帯状物
    を送り出す帯状物送り出し手段を有し、 前記送り出し長さ検出手段は、帯状物送り出し手段から
    送り出される帯状物の長さを検出し、 前記ミシン本体は、生地に帯状物を縫い付ける縫製作業
    を行い、 前記所定の送り出し長さは、生地に縫い付けられるべき
    帯状物の長さであることを特徴とする請求項1記載のミ
    シン。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶する所定の送り出し
    長さを、任意に設定することができる所定長さ設定手段
    を有することを特徴とする請求項1または2記載のミシ
    ン。
  4. 【請求項4】 送り出し長さ検出手段で検出される送り
    出し長さと、前記記憶手段に記憶される所定の送り出し
    長さとの差の許容量を、任意に設定することができる許
    容量設定手段を有することを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1つに記載のミシン。
  5. 【請求項5】 前記比較手段で、送り出し長さ検出手段
    で検出した縫製物の送り出し長さと、記憶手段に記憶さ
    れる縫製物の所定の送り出し長さとを比較した後、その
    結果を伝達する伝達手段を有することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1つに記載のミシン。
  6. 【請求項6】 ミシンに取り付けられ、生地に縫い付け
    られる帯状物を送り出す帯状物送り出し手段と、 前記帯状物送り出し手段から送り出される帯状物の長さ
    を検出する送り出し長さ検出手段と、 予め定める帯状物の所定の送り出し長さを記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段に、帯状物の前記所定の送り出し長さを設
    定する所定長さ設定手段と、 前記記憶手段に記憶される所定の送り出し長さと、前記
    送り出し長さ検出手段で検出した送り出し長さとを比較
    して長さの差を算出する比較手段と、 送り出し長さ検出手段で検出した送り出し長さと、前記
    記憶手段に記憶される所定の送り出し長さとの差の許容
    量を設定する許容量設定手段と、 縫製作業終了時に、前記比較手段で算出した長さの差
    と、前記許容量設定手段に設定された許容量とを比較
    し、その結果を伝達する伝達手段とを有することを特徴
    とする帯状物送り出し装置。
  7. 【請求項7】 予め定める所定の送り出し長さを記憶
    し、 送り出される縫製物の送り出し長さを検出し、 縫製作業終了時に、前記記憶される縫製物の所定の送り
    出し長さと、検出した縫製物の送り出し長さとの差が、
    予め定められた許容内にあるかどうかを比較することを
    特徴とするミシンの制御方法。
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