JP2002224283A - 遊技システム - Google Patents

遊技システム

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JP2002224283A
JP2002224283A JP2001021859A JP2001021859A JP2002224283A JP 2002224283 A JP2002224283 A JP 2002224283A JP 2001021859 A JP2001021859 A JP 2001021859A JP 2001021859 A JP2001021859 A JP 2001021859A JP 2002224283 A JP2002224283 A JP 2002224283A
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Japan
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data
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gaming machine
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JP2001021859A
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Kazuo Okada
和生 岡田
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Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般的な賞の付与とは異なる特典を与えるこ
とにより、遊技の面白さを高めることが可能であるとと
もに、公平な賞付与が可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 有価価値(遊技メダル)の投入を条件と
して遊技を行わせ、所定の賞付与条件が満足された場合
に遊技者に対して前記賞として有価価値(遊技メダル)
を付与する。入賞判定を行うメイン制御手段60と、メ
イン制御手段60からの制御信号に基づいて種々の演出
を実行するサブ制御手段70とを備える。サブ制御手段
70は、遊技情報を記憶する遊技情報記憶手段72と、
前記賞とは異なる特典を付与する特典付与手段(データ
記憶手段74およびデータ出力手段75)と、特典を付
与するか否かを判定する特典付与判定手段73とを含
む。メイン制御手段60からサブ制御手段70に向かっ
て一方向の通信のみを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技システムに関
し、特に、有価価値を投入して遊技を行わせるととも
に、遊技の結果として遊技者に有価価値を付与する遊技
機を有する遊技システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊技の結果として遊技者に有
価価値を付与する遊技機として、スロットマシン、パチ
スロ遊技機、パチンコ機等が知られている。
【0003】例えば、従来のスロットマシンやパチスロ
遊技機は、有価価値として遊技メダルを使用する。そし
て、所定枚数の遊技メダルを投入することにより遊技を
開始することができ、遊技者がスタートスイッチを操作
すると、複数のリールが回転してリールの表面に描かれ
た複数の図柄が高速で移動する。その後、遊技者が各リ
ールに対応したストップスイッチを操作すると、各リー
ルの回転が停止し、リールの表面に描かれた複数の図柄
が停止表示される。
【0004】ここで、停止表示された図柄の組み合わせ
が所定の組み合わせとなった場合には、賞としての遊技
メダルが払い出されたり、いわゆるビッグボーナスやレ
ギュラーボーナスと称される特別遊技を行うことができ
る。
【0005】また、従来のパチンコ機は、有価価値とし
てパチンコ球を使用する。そして、遊技部内に弾発した
パチンコ球がいずれかの入賞口に入賞すると、賞として
のパチンコ球が払い出されたり、大入賞口が所定時間開
放される等の特別遊技を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の遊技機では、遊技の結果として、有価価値を有
する遊技メダルやパチンコ球を獲得できるのみであっ
た。
【0007】したがって、遊技者は、遊技の結果として
より多くの遊技メダルやパチンコ球を獲得することのみ
を目的に遊技を行っていたが、獲得した遊技メダルやパ
チンコ球を景品と交換する以外に、遊技機における遊技
の結果を楽しむことができなかった。
【0008】また、たとえ大量の遊技メダルやパチンコ
球を獲得できたとしても、長時間の遊技に飽きてしまう
等、遊技の面白さを十分に味わうことができない場合も
あった。
【0009】ところで、遊技者に対して賞として有価価
値を付与する場合に、賞付与を制御するための制御手段
を外部からアクセス可能な状態にしておくと、制御手段
に対して不正なアクセスが発生する可能性がある。この
ように、賞付与を制御するための制御手段に対して不正
なアクセスが発生すると、賞付与の公平性が保てなくな
るとともに、遊技店に不測の損害を与えるおそれもあ
る。
【0010】本発明は、上述した事情に鑑み提案された
もので、遊技の結果として、遊技に使用される有価価値
を賞として付与するのみではなく、さらに、この賞とは
異なる特典を付与することにより、遊技の面白さを高め
ることが可能とするとともに、公平な賞付与を行うこと
が可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遊技システ
ムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備
えている。
【0012】すなわち、本発明に係る遊技システムは、
有価価値の投入を条件として遊技を行わせ、所定の賞付
与条件が満足された場合に遊技者に対して賞として有価
価値を付与する遊技機において、該遊技機を電気的に制
御するための制御手段は、入賞判定を行うためのメイン
制御手段と、該メイン制御手段からの制御信号に基づい
て種々の演出を実行するためのサブ制御手段とからな
り、前記サブ制御手段は、当該遊技機における遊技情報
を記憶するための遊技情報記憶手段と、遊技者に対し
て、前記賞とは異なる特典を付与するための特典付与手
段と、所定の条件に基づいて、遊技者に対して特典を付
与するか否かを判定するための特典付与判定手段とを含
み、前記メイン制御手段と前記サブ制御手段との間に
は、前記メイン制御手段から前記サブ制御手段に向かっ
て一方向の通信のみを行う信号送信手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0013】この場合、前記特典付与手段により付与す
る特典は、所定のデータとすることが可能である。
【0014】また、前記特典付与手段は、付与するデー
タを記憶するためのデータ記憶手段と、該データ記憶手
段に記憶されたデータを出力するためのデータ出力手段
とを含んで構成することが可能である。また、前記デー
タは、当該遊技機に関連するデータとすることが可能で
ある。また、前記データは、マルチメディアのコンテン
ツとすることが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る遊技システムの一実施形態を説明する。なお、以下
の説明では、代表的な遊技システムに用いられる遊技機
としてスロットマシンを例にとって説明を行う。
【0016】<スロットマシン>本発明の一実施形態に
係るスロットマシン1は、図3に示すように、前面に開
閉可能な前面扉2を有する筐体3を備えている。前面扉
2には、その前面のほぼ中央より上部に表示窓4を設
け、表示窓4には、筐体3の内部に配置した3個のリー
ル5a〜cの外周表面がそれぞれ臨んでいる。また、表
示窓4の周辺には、各表示窓4を横断して、有効となる
入賞ラインを表示するための入賞ライン表示6が施され
ている。この入賞ライン表示6は、横3本と、この横線
と交差する斜め2本の合計5本からなっている。また、
各入賞ライン表示6の左端側には、有効となる入賞ライ
ンを表示するための有効ライン表示ランプ7a〜eが設
けられている。
【0017】また、図3に示す実施形態では、1つの表
示窓4内に3個のリール5a〜cを配置しているが、各
リール5a〜cに対応してそれぞれ表示窓4を設けても
よい。また、有効となる入賞ラインを5本としている
が、有効となる入賞ラインは、7本、9本等の任意の数
であってもよい。
【0018】また、入賞ライン表示6の右端側には、再
遊技の入賞時に点灯する再遊技表示ランプ8、前回のリ
ール回転が開始してから次回のリール回転の開始を許可
するまでの待機時間を表示するための遊技停止表示ラン
プ9、入賞が発生した旨を表示するための入賞表示ラン
プ10、スタートスイッチ20が有効化されている旨を
表示するための遊技開始表示ランプ11、遊技メダルの
投入が許可されている旨を表示するための遊技メダル投
入ランプ12が設けられている。
【0019】上記した表示窓4a〜cの下方の前面扉2
の前面には、そのほぼ中央に、遊技情報を表示するため
の画像表示部13が設けられている。この画像表示部1
3は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレ
イ、ELディスプレイ、CRTディスプレイ、ドットマ
トリクス表示器等からなり、遊技演出等を静止画表示あ
るいは動画表示することができる。
【0020】また、画像表示部13の右側には、遊技に
供する遊技メダルを1数ずつ投入するためのメダル投入
口14が設けられており、メダル投入口14の右下方の
前面扉2には、前面扉2を開閉するための開閉キー15
が設けられている。また、画像表示部13の左側には、
クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを1
枚ずつ投入するための第1ベットスイッチ16と、クレ
ジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを2枚ず
つ投入するための第2ベットスイッチ17と、クレジッ
トされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを最大許容賭
け数(本実施形態では3枚)まで投入するためのマック
スベットスイッチ18が設けられている。
【0021】上記した画像表示部13等の下方に位置す
る前面扉2の前面には、遊技者が獲得した遊技メダルを
クレジットするか払い出すかを切り替えるためのC/P
スイッチ19と、遊技メダルの投入を条件として各リー
ル5a〜cの回転を開始させるためのスタートスイッチ
20と、各リール5a〜cに個別に対応して各リール5
a〜cの回転を停止させるための3個のストップスイッ
チ21a〜cが設けられている。
【0022】また、前面扉2の下部には、賞として払い
出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿22
が設けられており、メダル受皿22に臨むようにして、
メダル払出口23が設けられている。また、メダル受皿
22の上方に位置する前面扉2の前面には、透音孔24
が設けられており、筐体3の内部には透音孔24に臨む
ようにしてスピーカ25が設けられている。
【0023】また、筐体3の正面上部には、入賞に対し
て支払われる配当遊技メダルの枚数を表示した配当表示
部26が設けられており、配当表示部26の上方には、
複数の装飾ランプ(図示せず)を配置した装飾部27が
設けられている。この装飾部27は、左右方向に複数の
区画(例えば8個の区画)に区切られており、各区画内
にそれぞれ装飾ランプを配設してあり、遊技状態に合わ
せてこれらの装飾ランプを点灯したり点滅させることに
より、遊技の楽しさを高めることができるようになって
いる。
【0024】上記した筐体3の内部には、表示窓4に外
周表面を臨ませる位置に、それぞれリール5a〜cを回
転可能に配置し、メダル払出口23に連通する位置に、
賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパ(図示せ
ず)が配置されている。また、筐体3の内部には、スロ
ットマシン1を電気的に制御するための制御装置(図示
せず)が設けられている。
【0025】上記した各リール5a〜cの外周表面に
は、透光性を有するとともに、複数種類の図柄が所定間
隔で表示されたリールテープが貼り付けられている。図
柄の種類は、例えば、「7」、「チェリー」、「ダイ
ヤ」、「ドラゴン」、「ボール」等であり、各リール5
a〜c毎にそれぞれ21個の図柄が表示されている。な
お、図柄の種類および各リール5a〜cに表示する図柄
の個数は、適宜変更して実施することができる。例え
ば、図柄の種類は、上述したものの他に「ベル」、「オ
レンジ」、「人物」、「動物」、「魚」、「JAC」、
「BAR」等を使用することができ、さらに各図柄毎に
複数種類の彩色を施して図柄を区別するようにしてもよ
い。
【0026】また、各リール5a〜cの内部には、表示
窓4を通して視認される図柄をリール5a〜cの内面側
から透過照明するためのバックランプ(図示せず)が、
それぞれ縦並びに3個ずつ設けられている。このバック
ランプを点灯することにより、各リール5a〜cを内面
から照明して、有効となる入賞ライン上に停止表示され
る図柄を強調表示することができる。
【0027】<スロットマシンにおける遊技>上述した
スロットマシン1で遊技を行うには、まず実際にメダル
投入口14に遊技メダルを投入するか、いずれかのベッ
トスイッチ16,17,18を操作することによりクレ
ジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入
する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効とな
る入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ラン
プ7a〜eが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投
入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2
枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン
3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メ
ダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜め
ライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0028】つぎに、遊技者がスタートスイッチ20を
操作すると各リール5a〜cが一斉に回転を開始し、リ
ール5a〜cの外周表面に表示された複数種類の図柄が
表示窓4内を上下に移動表示される。そして、リール5
a〜cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッ
チ21a〜cが有効化され、遊技者が各ストップスイッ
チ21a〜cを操作すると、対応するリール5a〜cの
回転がそれぞれ停止する。
【0029】ここで、有効となった入賞ライン上に停止
表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様とな
っている場合には、各入賞態様に対応した枚数の遊技メ
ダルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして
加算される。
【0030】<入賞態様>予め定めた入賞態様には、一
般的な入賞態様の他に、一般遊技と比較して遊技者に有
利な特別遊技の開始条件となる特別入賞態様とがある。
さらに、特別入賞態様には、いわゆるビッグボーナスの
入賞態様とレギュラーボーナスの入賞態様とがある。
【0031】<ビッグボーナス>上記したビッグボーナ
スの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上
に停止表示された図柄の組み合わせが、「7」「7」
「7」となったことを開始条件として行われる遊技であ
り、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出され
た後、さらに、一般遊技と比較して多くのメダルを獲得
でき遊技者にとって有利なビッグボーナスを行うことが
できる。
【0032】このビッグボーナスでは、ビッグボーナス
中一般遊技(BB中一般遊技)と称される小役の抽選確
率が高くなった一般遊技とほぼ同様の遊技を最大30回
まで行うことができ、このBB中一般遊技中に、有効と
なった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせ
が、例えば「ダイヤ」「ダイヤ」「ダイヤ」となると、
10枚の遊技メダルが払い出され、左側の表示窓に「チ
ェリー」が停止表示されると、2枚の遊技メダルが払い
出され、有効となった入賞ライン上に停止表示された図
柄の組み合わせが特定入賞態様である「ボール」「ボー
ル」「ボール」となると、5枚の遊技メダルが払い出さ
れるとともに最大3回のJACゲームを行うことができ
る。
【0033】なお、BB中一般遊技は、再遊技の入賞態
様がないことと、特別遊技の開始条件となる特別入賞態
様に代えてJACゲームに移行するための特定入賞態様
があることを除いては、入賞態様を構成する停止図柄の
組み合わせや、入賞態様を構成した場合に払い出される
遊技メダル数等において、ビッグボーナス中以外に行わ
れる一般遊技とほぼ同様の条件で遊技が行われる。
【0034】<JACゲーム>JACゲームでは、所定
枚数、例えば1枚の遊技メダルを投入してスタートスイ
ッチ20を操作し、リール5a〜cの回転を開始させた
後、各ストップスイッチ21a〜cを操作して各リール
5a〜cの回転を停止させる。そして、停止図柄の組み
合わせが所定の組み合わせ、例えば「ボール」「ボー
ル」「ボール」となった場合に、所定枚数、例えば15
枚の遊技メダルが払い出される。
【0035】このJACゲームでは、最大ゲーム回数と
最大入賞回数が制限されており、例えば上記したゲーム
が、最大ゲーム回数である12回行われるか、または、
上記した入賞が、最大入賞回数である8回に達するとJ
ACゲームが終了する。
【0036】<レギュラーボーナス>また、上述したビ
ッグボーナスの他に、いわゆるレギュラーボーナスと称
される特別遊技の態様がある。このレギュラーボーナス
の入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に
停止表示された図柄の組み合わせが、「EXTRA」
「EXTRA」「EXTRA」となったことを開始条件
として行われる遊技であり、所定枚数、例えば15枚の
メダルが払い出された後、さらに、レギュラーボーナス
を行うことができる。
【0037】このレギュラーボーナスは、上述したビッ
グボーナスと比較して獲得できる利益が少なくなってお
り、例えば上述したJACゲームを最大1回行うことが
できるようになっている。
【0038】<制御装置>上述したスロットマシン1に
おける遊技動作は、制御装置50により制御される。こ
の制御装置50は、図1に示すように、入賞判定を行う
ためのメイン制御手段60と、該メイン制御手段60か
らの制御信号に基づいて種々の演出を実行するためのサ
ブ制御手段70とからなる。各制御手段60,70は、
図示しないが、例えば、CPU、ROM、RAM等の機
能を備えたマイクロコンピュータにより構成されてお
り、ROM等に記憶されたプログラムに従ってCPU等
が動作することにより、それぞれ入賞判定の制御、種々
の演出の実行の制御を行う。また、サブ制御手段70
は、メイン制御手段60の制御に基づいて、特典付与に
関する制御も行う。
【0039】<メイン制御手段>メイン制御手段60
は、図1に示すように、リール5a〜cが停止した際の
図柄の組み合わせが賞態様を構成しているか否かを判定
するための入賞判定手段61と、スロットマシン1にお
ける遊技情報をサブ制御手段70に送信するための送信
手段62とを含んでいる。
【0040】メイン制御手段60からサブ制御手段70
に送信される遊技情報は、例えば、当該遊技者が当該ス
ロットマシン1において行った遊技回数、当該遊技者が
当該スロットマシン1において獲得した遊技メダル数、
当該遊技者の技量(目押しが成功した回数等)、当該ス
ロットマシン1における出荷時からの遊技回数等であ
る。なお、遊技情報は、上述した情報のうちのいずれか
1つであってもよいし、これらの情報を任意に組み合わ
せて構成してもよい。
【0041】<サブ制御手段>サブ制御手段70は、図
1に示すように、メイン制御手段60からの遊技情報を
受信するための受信手段71と、受信した遊技情報を記
憶するための遊技情報記憶手段72と、遊技者に対し
て、遊技メダルの払い出しとは異なる特典を付与するか
否かを判定ための特典付与判定手段73と、遊技者に対
して特典として付与する特典データを記憶するためのデ
ータ記憶手段74と、データ記憶手段74に記憶された
特典データを外部に出力するためのデータ出力手段75
とを含んでいる。
【0042】<遊技情報記憶手段>遊技情報記憶手段7
2は、例えばRAM、ハードディスク記憶装置、CD−
ROM、DVD、MO等からなる。
【0043】<特典付与判定手段>特典付与判定手段7
3は、遊技情報記憶手段72に記憶された遊技情報に基
づいて、遊技者に対して特典を付与するか否かを判定す
るものである。具体的には、遊技情報記憶手段72に記
憶されている遊技情報を読み出し、読み出した遊技情報
が所定の条件を満足しているか否かを判定し、所定の条
件を満足している場合には、特典の付与を許可する。
【0044】特典付与判定手段73では、例えば、遊技
情報として、当該遊技者が当該スロットマシン1におい
て行った遊技回数を読み出し、当該遊技者が連続して5
0回の遊技を行った場合に特典付与を決定する。なお、
特典付与判定手段73における判定基準は、上述したも
のに限られず、どのような判定基準を用いてもよい。
【0045】遊技者に対して付与される特典は、上述し
た入賞判定手段61の判定に基づいて払い出される遊技
メダルとは異なったものである。具体的には、特典とし
て、携帯電話の着信メロディのデータ、当該スロットマ
シン1に使用されているキャラクタの画像データ、当該
スロットマシン1における遊技履歴データ、当該スロッ
トマシン1における攻略データ等が付与される。
【0046】また、これらのデータを、マルチメディア
のコンテンツにより構成することが可能である。例え
ば、特典として付与するデータが、当該スロットマシン
1で使用されているキャラクタに関するデータである場
合には、キャラクタの動画データの他に、音声データ等
を付加して、特典データを構成することができる。この
ようなマルチメディアのコンテンツを獲得した遊技者
は、当該データを携帯電話やパーソナルコンピュータに
取り込み、マルチメディアデータとして利用することが
できる。
【0047】<データ記憶手段>データ記憶手段74
は、例えばROM、RAM、ハードディスク記憶装置、
CD−ROM、DVD、MO等からなり、上述した特典
データが記憶されている。なお、データ記憶手段74
は、これらの記憶装置に限られず、デジタルデータを記
憶することができる手段であればどのようなものであっ
てもよい。
【0048】<データ出力手段>データ出力手段75
は、例えばコネクタ、赤外線出力ポート、アンテナを備
えた発信器等からなり、上述した特典データを出力する
ことができる。データ出力手段75では、例えばコネク
タに携帯電話のデータケーブルを接続することにより、
データ記憶手段74に記憶された特典データを携帯電話
の記憶領域に転送することができる。
【0049】また、データ出力手段75は、遊技店内で
直ちに特典データを出力する手段でなくともよい。すな
わち、データ出力手段75を制御装置50の外部に配置
し、遊技者の個人情報を入力するための入力手段(図示
せず)をスロットマシン1に設け、入力された個人情報
を遊技情報として記憶し、この遊技情報に基づいて、後
刻、遊技者が特典データを獲得できるような構成とする
こともできる。
【0050】例えば、スロットマシン1の画像表示部1
3をタッチ入力可能とし、このタッチ入力部から遊技者
のメールアドレスを入力させる。そして、サーバから特
典を付与すべき遊技者のメールサーバに対して特典デー
タを送信し、遊技者が特典データをダウンロードできる
ようにしてもよい。
【0051】また、スロットマシン1の画像表示部13
にパスワードを表示し、webサーバにおいて遊技者が
当該パスワードを入力すると、特典データのダウンロー
ドを許可するようにしてもよい。このデータ出力手段7
5と、上述したデータ記憶手段74とにより、特典付与
手段が構成される。
【0052】上述したように、メイン制御手段60とサ
ブ制御手段70とは、送信手段61および受信手段71
からなる信号送信手段により電気的に接続されている。
この信号送信手段は、メイン制御手段60の送信手段6
1から、サブ制御手段70の受信手段71に対する一方
向の通信のみが行えるようになっている。すなわち、メ
イン制御手段60からサブ制御手段70に対して遊技情
報の送信を行うことができるが、サブ制御手段70から
メイン制御手段60に対してアクセスすることはできな
い。
【0053】したがって、例えば当該スロットマシン1
を、ネットワークを介して他の制御装置と接続した場合
に、他の制御装置から不正なアクセスがなされ、この不
正なアクセスによりメイン制御手段60の入賞判定手段
61が誤動作する等の不都合を防止することができる。
【0054】また、上述した説明では、代表的な遊技機
としてスロットマシンを例にとって説明を行ったが、本
発明は、他の遊技機、例えばパチスロ遊技機、パチンコ
機等を有する遊技システムにも適用することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明の遊技機は、制御手段により電気
的に制御され、この制御手段は、入賞判定を行うための
メイン制御手段と、該メイン制御手段からの制御信号に
基づいて種々の演出を実行するためのサブ制御手段とか
らなる。サブ制御手段は、当該遊技機における遊技情報
を記憶するための遊技情報記憶手段と、遊技者に対して
通常の賞とは異なる特典を付与するための特典付与手段
と、遊技者に対して特典を付与するか否かを判定するた
めの特典付与判定手段とを含む。また、メイン制御手段
とサブ制御手段との間では、メイン制御手段からサブ制
御手段に向かって一方向の通信のみが行われる。
【0056】そして、遊技情報記憶手段に記憶した遊技
情報が所定の条件を満たした場合に、遊技の結果とし
て、遊技に使用される有価価値を賞として付与するのみ
ではなく、さらに、この賞とは異なる特典を付与するこ
とができる。
【0057】したがって、遊技者は、獲得した有価価値
を景品と交換する以外に、さらに特典を得ることができ
るので、長時間遊技を行った場合であっても遊技に飽き
てしまうことがなく、従来にはない新たな遊技の面白さ
を十分に味わうことができる。
【0058】また、メイン制御手段からサブ制御手段に
向かって一方向の通信のみが行われるため、メイン制御
手段に対して不正なアクセスを行うことができず、賞付
与の公平性を保つことができるとともに、遊技店に不測
の損害を与えることがない。
【0059】また、本発明の遊技機は、特典付与手段に
より付与する特典を所定のデータとすることができる。
したがって、遊技者は、特典として獲得したデータを利
用することができるので、このデータを獲得することを
期待して遊技を行い、遊技の面白さを味わうことができ
る。
【0060】また、本発明の遊技機は、特典として付与
するデータをデータ記憶手段に記憶しておき、このデー
タをデータ出力手段から遊技機の外部に出力することが
できる。したがって、遊技者が所有する端末等にデータ
をダウンロードすることができるので、このデータを獲
得するための遊技を十分に楽しむことができる。
【0061】また、本発明の遊技機は、特典として付与
するデータを当該遊技機に関するデータとすることがで
きる。したがって、遊技者は、特典として獲得したデー
タに基づいて当該遊技機とより密接に関わって、遊技の
面白さを高めることができる。
【0062】また、本発明の遊技機は、特典として付与
するデータをマルチメディアのコンテンツとすることが
できる。したがって、特典として付与するデータがバラ
エティに富んだものとなり、この特典データを獲得する
ための遊技を十分に楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスロットマシンの制御
装置の概略構成図
【図2】本発明の実施形態に係るスロットマシンの正面
【符号の説明】
1 スロットマシン 2 前面扉 3 筐体 4 表示窓 5 リール 6 入賞ライン表示 7 有効ライン表示ランプ 8 再遊技表示ランプ 9 遊技停止表示ランプ 10 入賞表示ランプ 11 遊技開始表示ランプ 12 遊技メダル投入ランプ 13 画像表示部 14 メダル投入口 15 開閉キー 16 第1ベットスイッチ 17 第2ベットスイッチ 18 マックスベットスイッチ 19 C/Pスイッチ 20 スタートスイッチ 21 ストップスイッチ 22 メダル受皿 23 メダル払出口 24 透音孔 25 スピーカ 26 配当表示部 27 装飾部 50 制御装置 60 メイン制御手段 61 入賞判定手段 62 送信手段 70 サブ制御手段 71 受信手段 72 遊技情報記憶手段 73 特典付与手段 74 データ記憶手段 75 データ出力手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有価価値の投入を条件として遊技を行わ
    せ、所定の賞付与条件が満足された場合に遊技者に対し
    て賞として有価価値を付与する遊技機において、 該遊技機を電気的に制御するための制御手段は、入賞判
    定を行うためのメイン制御手段と、該メイン制御手段か
    らの制御信号に基づいて種々の演出を実行するためのサ
    ブ制御手段とからなり、 前記サブ制御手段は、当該遊技機における遊技情報を記
    憶するための遊技情報記憶手段と、 遊技者に対して、前記賞とは異なる特典を付与するため
    の特典付与手段と、 所定の条件に基づいて、遊技者に対して特典を付与する
    か否かを判定するための特典付与判定手段とを含み、 前記メイン制御手段と前記サブ制御手段との間には、前
    記メイン制御手段から前記サブ制御手段に向かって一方
    向の通信のみを行う信号送信手段を備えたことを特徴と
    する遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特典付与手段により付与する特典
    は、所定のデータであることを特徴とする請求項1記載
    の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特典付与手段は、付与するデータを
    記憶するためのデータ記憶手段と、該データ記憶手段に
    記憶されたデータを出力するためのデータ出力手段とを
    含むことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記データは、当該遊技機に関連するデ
    ータであることを特徴とする請求項2または3記載の遊
    技機。
  5. 【請求項5】 前記データは、マルチメディアのコンテ
    ンツからなることを特徴とする請求項2〜4のうちのい
    ずれか1項記載の遊技機。
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