JP2000157663A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2000157663A
JP2000157663A JP10339470A JP33947098A JP2000157663A JP 2000157663 A JP2000157663 A JP 2000157663A JP 10339470 A JP10339470 A JP 10339470A JP 33947098 A JP33947098 A JP 33947098A JP 2000157663 A JP2000157663 A JP 2000157663A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットマシン、特にメイン制御基板とサブ
制御基板との間の通信環境に関する。 【解決手段】 制御基板20は、メイン制御基板200
と、サブ制御基板300とに分割される。メイン制御基
板200には、イベント命令送信手段260と、送信タ
イミング変化手段270とを備える。イベント命令送信
手段260は、サブ制御基板300にイベント命令を一
方向で送信するためのものである。送信タイミング変化
手段270は、イベント命令送信手段260により送信
するイベント命令の送信タイミングを、所定時間の範囲
内でランダムに変化させるためのものである。サブ制御
基板300には、イベント命令受信手段310と、サブ
表示制御手段330とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシ
ン、特にメイン制御基板とサブ制御基板との間の通信環
境に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スロットマシンにおいては、一枚
の制御基板により制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、制御基板のCPUの負担が大き
いという問題点があった。そこで、パチンコ機のよう
に、スロットマシンの制御基板をメインとサブに分け、
分散処理を行うことにより、CPUの負担を軽減するこ
とが可能である。
【0004】しかし、パチンコ機のように、メインとサ
ブに分け、サブ制御基板で効果音や各種表示を制御させ
ると、これらの効果音を聴いたり、表示を見ることで、
いわゆる目押しの補助となるおそれがある。そこで、各
請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、次の点にある。 (請求項1)すなわち、請求項1に記載の発明は、サブ
制御基板側で制御する表示が、いわゆる目押しの補助と
なるのを防止することができるようにしたものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、次の点を目的と
する。
【0005】すなわち、請求項2に記載の発明は、サブ
制御基板側で制御する効果音が、いわゆる目押しの補助
となるのを防止することができるようにしたものであ
る。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、次の点を目的と
する。すなわち、請求項3に記載の発明は、サブ制御基
板側で制御する表示や効果音が、いわゆる目押しの補助
となるのを防止することができるようにしたものであ
る。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0006】すなわち、請求項4に記載の発明は、遊技
用乱数とは別の通信用乱数を用いることができるように
したものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0007】すなわち、請求項5に記載の発明は、イベ
ント命令の送信時に、通信用乱数の抽選を行うことがで
きるようにしたものである。 (請求項6)請求項6に記載の発明は、上記した請求項
1〜5のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項6に記載の発明は、リー
ルの一つの図柄が通過する時間以上、送信タイミングを
変化させることができるようにしたものである。 (請求項7)請求項7に記載の発明は、上記した請求項
1〜6のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0009】すなわち、請求項7に記載の発明は、送信
タイミングを変化させる各時間の出現回数を均等化する
ことができるようにしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内
の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示
し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0011】また、図面番号も、発明の実施の形態にお
いて用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 (請求項1)請求項1に記載の発明は、次の三つの点を
特徴とする。第一に、制御基板(20)は、例えば図1に示
すように、メイン制御基板(200)と、サブ制御基板(300)
とに分割される。
【0012】上記メイン制御基板(200)は、例えば図1
に示すように、リールユニット(60)、スタートスイッチ
(40)、及びストップスイッチ(50)に接続される。前記サ
ブ制御基板(300)には、例えば図1に示すように、サブ
表示装置(90)が接続される。第二に、メイン制御基板(2
00)には、例えば図1に示すように、イベント命令送信
手段(260)と、送信タイミング変化手段(270)とを備え
る。
【0013】上記イベント命令送信手段(260)は、サブ
制御基板(300)にイベント命令を一方向で送信するため
のものである。前記送信タイミング変化手段(270)は、
イベント命令送信手段(260)により送信するイベント命
令の送信タイミングを、所定時間の範囲内でランダムに
変化させるためのものである。
【0014】第三に、サブ制御基板(300)には、例えば
図1に示すように、イベント命令受信手段(310)と、サ
ブ表示制御手段(330)とを備える。上記イベント命令受
信手段(310)は、イベント命令送信手段(260)により送信
されたイベント命令を受信するためのものである。前記
サブ表示制御手段(330)は、イベント命令受信手段(310)
により受信したイベント命令にもとづいて、サブ表示装
置(90)の表示を制御するためのものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、次の三つの点を
特徴とする。
【0015】第一に、制御基板(20)は、例えば図1に示
すように、メイン制御基板(200)と、サブ制御基板(300)
とに分割される。上記メイン制御基板(200)は、例えば
図1に示すように、リールユニット(60)、スタートスイ
ッチ(40)、及びストップスイッチ(50)に接続される。前
記サブ制御基板(300)には、例えば図1に示すように、
スピーカ(100)が接続される。
【0016】第二に、メイン制御基板(200)には、例え
ば図1に示すように、イベント命令送信手段(260)と、
送信タイミング変化手段(270)とを備える。上記イベン
ト命令送信手段(260)は、サブ制御基板(300)にイベント
命令を一方向で送信するためのものである。前記送信タ
イミング変化手段(270)は、イベント命令送信手段(260)
により送信するイベント命令の送信タイミングを、所定
時間の範囲内でランダムに変化させるためのものであ
る。
【0017】第三に、サブ制御基板(300)には、例えば
図1に示すように、イベント命令受信手段(310)と、効
果音発生手段(340)とを備える。上記イベント命令受信
手段(310)は、イベント命令送信手段(260)により送信さ
れたイベント命令を受信するためのものである。前記効
果音発生手段(340)は、イベント命令受信手段(310)によ
り受信したイベント命令にもとづいて、スピーカ(100)
を通じて効果音を発生させるためのものである。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、次の三つの点を
特徴とする。
【0018】第一に、制御基板(20)は、例えば図1に示
すように、メイン制御基板(200)と、サブ制御基板(300)
とに分割される。上記メイン制御基板(200)は、例えば
図1に示すように、リールユニット(60)、スタートスイ
ッチ(40)、及びストップスイッチ(50)に接続される。前
記サブ制御基板(300)には、例えば図1に示すように、
サブ表示装置(90)及びスピーカ(100)が接続される。
【0019】第二に、メイン制御基板(200)には、例え
ば図1に示すように、イベント命令送信手段(260)と、
送信タイミング変化手段(270)とを備える。上記イベン
ト命令送信手段(260)は、サブ制御基板(300)にイベント
命令を一方向で送信するためのものである。前記送信タ
イミング変化手段(270)は、イベント命令送信手段(260)
により送信するイベント命令の送信タイミングを、所定
時間の範囲内でランダムに変化させるためのものであ
る。
【0020】第三に、サブ制御基板(300)には、例えば
図1に示すように、イベント命令受信手段(310)と、サ
ブ表示制御手段(330)と、効果音発生手段(340)とを備え
る。上記イベント命令受信手段(310)は、イベント命令
送信手段(260)により送信されたイベント命令を受信す
るためのものである。前記サブ表示制御手段(330)は、
イベント命令受信手段(310)により受信したイベント命
令にもとづいて、サブ表示装置(90)の表示を制御するた
めのものである。
【0021】前記効果音発生手段(340)は、イベント命
令受信手段(310)により受信したイベント命令にもとづ
いて、スピーカ(100)を通じて効果音を発生させるため
のものである。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の三つの点を特徴とする。
【0022】第一に、メイン制御基板(200)には、例え
ば図1に示すように、遊技を制御するための遊技制御手
段(210)を備える。第二に、遊技制御手段(210)には、例
えば図1に示すように、遊技用乱数発生手段(211)と、
遊技用乱数抽選手段(212)と備える。上記遊技用乱数発
生手段(211)は、遊技用乱数を発生させるためのもので
ある。
【0023】前記遊技用乱数抽選手段(212)は、遊技用
乱数発生手段(211)により発生する遊技用乱数を、スタ
ートスイッチ(40)からのスタート信号にもとづいて、抽
選するためのものである。第三に、送信タイミング変化
手段(270)には、例えば図1に示すように、通信用乱数
発生手段(271)と、通信用乱数抽選手段(272)とを備え
る。
【0024】上記通信用乱数発生手段(271)は、遊技用
乱数とは異なる通信用乱数を発生させるためのものであ
る。前記通信用乱数抽選手段(272)は、通信用乱数発生
手段(271)により発生する通信用乱数を抽選するための
ものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0025】すなわち、通信用乱数抽選手段(272)は、
イベント命令送信手段(260)によるイベント命令の送信
時に、通信用乱数の抽選を行うようにしている。 (請求項6)請求項6に記載の発明は、上記した請求項
1〜5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0026】すなわち、送信タイミング変化手段(270)
の所定時間の範囲は、最小時間が零時間に、最大時間が
リール(図示せず)の一つの図柄(図示せず)が通過す
る時間以上にそれぞれ設定されている。例えば、リール
の一つの図柄が通過する時間を、36msec(ミリセカン
ド)と仮定すると、所定時間は、0msec〜36msecの範
囲でランダムに変化する。 (請求項7)請求項7に記載の発明は、上記した請求項
1〜6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0027】すなわち、送信タイミング変化手段(270)
の所定時間の範囲内の各単位時間は、メイン制御基板(2
00)のメインCPU(図示せず)の割り込み間隔時間の
整数倍となるように設定されている。
【0028】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1〜3は、本発
明の実施の形態の一例を示すものである。図1は、スロ
ットマシンの概略を示すブロック図を示すものである。
図2〜3は、タイムチャートをそれぞれ示し、図2は従
来の方式を説明するためのタイムチャート、図3は本発
明の実施の形態の方式を説明するためのタイムチャート
をそれぞれ示すものである。 (スロットマシン10)図中、10は、スロットマシンを示
すものである。
【0029】上記スロットマシン10は、図1に示すよう
に、制御基板20を中心に構成されている。 (入力段)制御基板20の入力段には、図1に示すよう
に、次のパーツが接続されている。 (1)メダルセンサー30 (2)スタートスイッチ40 (3)ストップスイッチ50 なお、制御基板20の入力段に接続されるパーツは、上記
した(1)〜(3)のパーツに限定されるものではな
い。 (出力段)制御基板20の出力段には、図1に示すよう
に、次のパーツが接続されている。
【0030】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット70 (3)メイン表示装置80 (4)サブ表示装置90 (5)スピーカ100 なお、制御基板20の出力段に接続されるパーツは、上記
した(1)〜(5)のパーツに限定されるものではな
い。 (メダルセンサー30)メダルセンサー30は、メダルを検
出するためのものである。
【0031】なお、メダルセンサー30に代えて、カード
類の情報を磁気的、或いは光学的に読み取ることができ
るようにしても良い。 (スタートスイッチ40)スタートスイッチ40は、リール
ユニット60の駆動をスタートさせるためのものである。
【0032】なお、リールユニット60の駆動のスタート
は、メダルセンサー30によるメダルの検出や、いわゆる
クレジットメダルの投入、或いはいわゆるリプレー図柄
が揃ったこと等を条件としている。 (ストップスイッチ50)ストップスイッチ50は、リール
ユニット60の駆動をストップさせるためのものである。
【0033】具体的には、ストップスイッチ50は、図示
しないが、三個のスイッチより構成されている。なお、
ストップスイッチ50を構成するスイッチの数は、三個に
限定されるものではない。 (リールユニット60)リールユニット60は、図示しない
が、複数種類の図柄を表示したリールを回転させるため
のものである。
【0034】具体的には、リールユニット60は、図示し
ないが、三個のリールと、各リールを個別に回転可能な
三個のモータとから構成されている。なお、リールユニ
ット60を構成するリールやモータの数は、三個に限定さ
れるものではない。上記各リールには、図示しないが、
複数種類の図柄が複数個、例えば21個表示されてい
る。
【0035】なお、図柄の個数は、21個に限定される
ものではない。 (ホッパーユニット70)ホッパーユニット70は、遊技結
果にもとづいて、所定枚数のメダルを遊技者に払い出す
ためのものである。なお、メダルを払い出す代わりに、
メダルの払い出し枚数をスロットマシン10内にクレジッ
トしても良い。 (メイン表示装置80)メイン表示装置80は、遊技に関連
した表示を行うためのものである。
【0036】具体的には、メイン表示装置80は、次のよ
うな表示を行っている。 (1)クレジットメダル枚数表示 (2)メダル投入可能表示 (3)メダルの投入枚数表示 (4)リールの回転不可表示(ウエイト表示) (5)リールの停止可能表示 (6)リールの停止表示 (7)図柄の入賞ライン表示 (8)メダルの払出し枚数表示 (9)いわゆるビッグボーナス(以下「BB」とい
う。)作動中表示 (10)いわゆるレギュラーボーナス(RB)作動中表
示 (11)いわゆるシングルボーナス(SB)作動中表示 (12)いわゆるチャレンジタイム(CT)中表示 (遊技回数及び差枚数表示を含む) (13)高確率役物遊技中表示 (14)内部当たり表示 (15)いわゆるリプレー或いは再遊技作動中表示 (16)エラー表示 (17)遊技回数表示 なお、メイン表示装置80の表示は、上記した(1)〜
(17)の表示に限定されるものではない。 (サブ表示装置90)サブ表示装置90は、メイン表示装置
80の上記した(1)〜(17)の表示を除き、遊技に無
関係な表示を行うためのものである。
【0037】サブ表示装置90は、図1に示すように、次
のパーツを備える。 (1)画像制御基板110 画像制御基板110は、画像を表示させるための画像信号
を出力するためのものである。 (2)画像表示装置120 画像表示装置120は、画像制御基板110から出力された画
像信号にもとづいて、画像を表示するためのものであ
る。
【0038】具体的には、画像表示装置120に、図示し
ないが、例えばカラー液晶が使用されている。なお、画
像表示装置120は、上記例示したカラー液晶に限定され
るものではない。 (3)発光表示装置130 発光表示装置130は、発光状態を変化可能なものであ
る。
【0039】具体的には、発光表示装置130に、図示し
ないが、例えばLEDが使用されている。なお、発光表
示装置130は、上記例示したLEDに限定されるもので
はない。また、サブ表示装置90は、上記した(1)〜
(3)のパーツに限定されるものではない。 (スピーカ100)スピーカ100は、効果音を発生させるた
めのものである。 (制御基板20)制御基板20は、図1に示すように、次の
二つの基板に分割されている。
【0040】(1)メイン制御基板200 (2)サブ制御基板300 (メイン制御基板200)メイン制御基板200には、図1に
示すように、先に説明した次のパーツが接続されてい
る。
【0041】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット70 (3)メイン表示装置80 なお、メイン制御基板200に接続されるパーツは、上記
した(1)〜(3)のパーツに限定されるものではな
い。
【0042】メイン制御基板200は、図示しないが、メ
インCPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O
等を備えている、そして、ROMに記憶されたプログラ
ムを読み込むことで、次の手段として機能する。 (1)遊技制御手段210 (2)リール制御手段220 (3)ホッパー制御手段230 (4)メイン表示制御手段240 (5)イベント命令作成手段250 (6)イベント命令送信手段260 (7)送信タイミング変化手段270 なお、メイン制御基板200は、上記した(1)〜(7)
の手段に限定されるものではない。 (遊技制御手段210)遊技制御手段210は、遊技を制御す
るためのものである。
【0043】具体的には、遊技制御手段210は、図1に
示すように、次の手段を備える。 (1)遊技用乱数発生手段211 遊技用乱数発生手段211は、遊技用乱数を発生させるた
めのものである。 (2)遊技用乱数抽選手段212 遊技用乱数抽選手段212は、遊技用乱数発生手段211によ
り発生する遊技用乱数を、スタートスイッチ40からのス
タート信号にもとづいて、抽選するためのものである。
【0044】なお、遊技制御手段210は、上記した
(1)〜(2)の手段に限定されるものではない。 (リール制御手段220)リール制御手段220は、遊技制御
手段210からの制御信号にもとづいて、リールユニット6
0の駆動を制御するためのものである。 (ホッパー制御手段230)ホッパー制御手段230は、遊技
制御手段210からの制御信号にもとづいて、ホッパーユ
ニット70の駆動を制御するためのものである。 (メイン表示制御手段240)メイン表示制御手段240は、
遊技制御手段210からの制御信号にもとづいて、メイン
表示装置80に各種の表示を行わせるものである。 (イベント命令作成手段250)イベント命令作成手段250
は、遊技制御手段210からの制御信号にもとづいて、サ
ブ制御基板300に送信する各種のイベント命令を作成す
るためのものである。
【0045】つぎに、イベント命令を、表1に例示す
る。
【0046】
【表1】 なお、イベント命令は、上記したイベント命令に限定さ
れるものではない。 (イベント命令送信手段260)イベント命令送信手段260
は、イベント命令作成手段250により作成されたイベン
ト命令を、サブ制御基板300に一方向で送信するための
ものである。 (送信タイミング変化手段270)送信タイミング変化手
段270は、イベント命令送信手段260より送信するイベン
ト命令の送信タイミングを、所定時間の範囲内でランダ
ムに変化させるためのものである。
【0047】上記所定時間の範囲は、最小時間が零時間
に、最大時間がリール(図示せず)の一つの図柄(図示
せず)が通過する時間以上にそれぞれ設定されている。
例えば、リールの一つの図柄が通過する時間を、36ms
ec(ミリセカンド)と仮定すると、所定時間は、0msec
〜36msecの範囲でランダムに変化する。その結果、最
大、リールの一つの図柄分、すなわち一コマ分、ずれ
る。
【0048】また、所定時間の範囲内の各単位時間は、
メイン制御基板200のメインCPU(図示せず)の割り
込み間隔時間の整数倍となるように設定されている。つ
ぎに、送信タイミング変化手段270について、図2〜3
にそれぞれ示すタイムチャートを用いて説明する。ま
ず、図2は、従来の方式を説明するためのタイムチャー
トを示すものである。
【0049】図2では、効果音出力要求がオフ(OF
F)からオン(ON)に立ち上がると同時に、効果音出
力もオフ(OFF)からオン(ON)に立ち上がり、ス
ピーカ100から効果音が発生する。すなわち、効果音出
力要求と同時に、効果音が発生する。このため、遊技者
が効果音を聞くことで、メイン基板200側の制御タイミ
ングを予測でき、例えばストップスイッチ50の操作タイ
ミングを計るなど、効果音が、いわゆる目押しの補助と
なるおそれがある。
【0050】これに対し、図3は、本発明の実施の形態
の方式を説明するためのタイムチャートを示すものであ
る。図3では、効果音出力要求がオフ(OFF)からオ
ン(ON)への立ち上がりが、bの範囲でランダムに変
化する。bの範囲は、先に説明したように、0msec〜3
6msecの範囲でランダムに設定されている。その結果、
効果音出力要求、すなわちイベント命令が、0msec〜3
6msecの範囲でランダムに遅延されて、サブ制御基板30
0側に送信される。
【0051】このため、効果音出力も同様に、cの範囲
でランダムに変化する。cの範囲は、bの範囲に等し
い。その結果、イベント命令作成手段250によるイベン
ト命令の作成時に対して、スピーカ100から効果音を発
生する出力時期が0msec〜36msecの範囲でランダムに
変化する。
【0052】このため、遊技者が効果音を聞いても、メ
イン基板200側の制御タイミングを予測できず、効果音
が、いわゆる目押しの補助となるおそれがない。一方、
メダル払出し要求も、図2では、効果音出力のオフ(O
FF)からオン(ON)への信号の立ち下がりに一致し
ている。これに対し、図3では、メダル払出し要求は、
効果音出力のオン(ON)からオフ(OFF)への信号
の立ち下がりとは無関係に、イベント命令作成手段250
によるイベント命令の作成後、固定値である一定時間
(a)経過した後、オフ(OFF)からオン(ON)と
なる。なお、図2のAの範囲と、図3のaの範囲とは等
しい。
【0053】具体的には、送信タイミング変化手段270
は、図1に示すように、次の手段を備える。 (1)通信用乱数発生手段271 通信用乱数発生手段271は、遊技用乱数とは異なる通信
用乱数を発生させるためのものである。
【0054】(2)通信用乱数抽選手段272 通信用乱数抽選手段272は、通信用乱数発生手段271によ
り発生する通信用乱数を抽選するためのものである。そ
して、通信用乱数抽選手段272は、イベント命令送信手
段260によるイベント命令の送信時に、通信用乱数の抽
選を行うようにしている。
【0055】なお、送信タイミング変化手段270は、上
記した(1)〜(2)の手段に限定されるものではな
い。 (サブ制御基板300)サブ制御基板300には、図1に示す
ように、先に説明した次のパーツが接続されている。
【0056】(1)画像制御基板110 (2)発光表示装置130 (3)スピーカ100 サブ制御基板300は、図示しないが、サブCPUを中心
に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている、
そして、ROMに記憶されたプログラムを読み込むこと
で、次の手段として機能する。
【0057】(1)イベント命令受信手段310 (2)イベント命令解読手段320 (3)サブ表示制御手段330 (4)効果音発生手段340 なお、サブ制御基板300は、上記した(1)〜(4)の
手段に限定されるものではない。 (イベント命令受信手段310)イベント命令受信手段310
は、メイン制御基板200側のイベント命令送信手段260よ
り送信されたイベント命令を受信するためのものであ
る。 (イベント命令解読手段320)イベント命令解読手段320
は、イベント命令受信手段310が受信したイベント命令
を解読するためのものである。
【0058】具体的には、イベント命令解読手段320
は、先に説明した表1に従って、同表の内容の欄の命令
を実行する。 (サブ表示制御手段330)サブ表示制御手段330は、イベ
ント命令受信手段310により受信したイベント命令にも
とづいて、サブ表示装置90の表示を制御するためのもの
である。
【0059】具体的には、サブ表示制御手段330は、イ
ベント命令解読手段320により解読した内容に従って、
サブ表示装置90の表示を制御する。サブ表示制御手段33
0は、図1に示すように、次の手段を備える。 (1)画像制御手段331 画像制御手段331は、イベント命令解読手段320により解
読した内容に従って、画像制御基板110を制御するため
のものである。
【0060】例えば、イベント命令が、先に説明した表
1の「BB_WORK」の場合には、画像制御手段331
は、画像制御基板110を介して、予め設定されたBB作
動中表示画像を画像表示装置120に表示させる。 (2)発光制御手段332 発光制御手段332は、イベント命令解読手段320により解
読した内容に従って、発光表示装置130の発光状態を制
御するためのものである。
【0061】例えば、イベント命令が、先に説明した表
1の「BB_WORK」の場合には、発光制御手段332
は、予め設定された点灯パターンで、発光表示装置130
を点灯させる。なお、サブ表示制御手段330は、上記し
た(1)〜(2)の手段に限定されるものではない。 (効果音発生手段340)効果音発生手段340は、イベント
命令受信手段310により受信したイベント命令にもとづ
いて、スピーカ100を通じて効果音を発生させるための
ものである。
【0062】具体的には、効果音発生手段340は、イベ
ント命令解読手段320により解読した内容に従って、ス
ピーカ100から効果音を発生させる。例えば、イベント
命令が、先に説明した表1の「BB_WORK」の場合
には、効果音発生手段340は、予め設定されたBB作動
中音をスピーカ100から発生させる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0064】すなわち、請求項1に記載の発明によれ
ば、サブ制御基板側で制御する表示が、いわゆる目押し
の補助となるのを防止することができる。 (請求項2)請求項2に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。すなわち、請求項2に記載の発明によ
れば、サブ制御基板側で制御する効果音が、いわゆる目
押しの補助となるのを防止することができる。 (請求項3)請求項3に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0065】すなわち、請求項3に記載の発明によれ
ば、サブ制御基板側で制御する表示や効果音が、いわゆ
る目押しの補助となるのを防止することができる。 (請求項4)請求項4に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0066】すなわち、請求項4に記載の発明によれ
ば、遊技用乱数とは別の通信用乱数を用いることができ
る。 (請求項5)請求項5に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0067】すなわち、請求項5に記載の発明は、イベ
ント命令の送信時に、通信用乱数の抽選を行うことがで
きる。 (請求項6)請求項6に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0068】すなわち、請求項6に記載の発明によれ
ば、リールの一つの図柄が通過する時間以上、送信タイ
ミングを変化させることができる。 (請求項7)請求項7に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0069】すなわち、請求項7に記載の発明によれ
ば、送信タイミングを変化させる各時間の出現回数を均
等化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの概略を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の方式を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図3】本発明の実施の形態の方式を説明するためのタ
イムチャートである。
【符号の説明】
10 スロットマシン 20 制御基板 30 メダルセンサー 40 スタートスイッチ 50 ストップスイッチ 60 リールユニット 70 ホッパーユニット 80 メイン表示装置 90 サブ表示装置 100 スピーカ 110 画像制御基板 120 画像表示装置 130 発光表示装置 200 メイン制御基板 210 遊技制御手段 211 遊技用乱数発生
手段 212 遊技用乱数抽選手段 220 リール制御手段 230 ホッパー制御手段 240 メイン表示制御
手段 250 イベント命令作成手段 260 イベント命令送
信手段 270 送信タイミング変化手段 271 通信用乱数発生
手段 272 通信用乱数抽選手段 300 サブ制御基板 310 イベント命令受信手段 320 イベント命令解
読手段 330 サブ表示制御手段 331 画像制御手段 332 発光制御手段 340 効果音発生手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月11日(2000.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 スロットマシン
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシ
ン、特にメイン制御基板とサブ制御基板との間の通信環
境に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スロットマシンにおいては、一枚
の制御基板により制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、制御基板のCPUの負担が大き
いという問題点があった。そこで、パチンコ機のよう
に、スロットマシンの制御基板をメインとサブに分け、
分散処理を行うことにより、CPUの負担を軽減するこ
とが可能である。
【0004】しかし、パチンコ機のように、メインとサ
ブに分け、サブ制御基板で効果音や各種表示を制御させ
ると、これらの効果音を聴いたり、表示を見ることで、
いわゆる目押しの補助となるおそれがある。そこで、各
請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、次の点にある。 (請求項1)すなわち、請求項1に記載の発明は、サブ
制御基板側で制御する表示が、いわゆる目押しの補助と
なるのを防止することができるようにしたものである。
また、請求項1に記載の発明は、遊技用乱数とは別の通
信用乱数を用いることができるようにしたものである。
さらに、請求項1に記載の発明は、イベント命令の送信
時に、通信用乱数の抽選を行うことができるようにした
ものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、次の点を目的と
する。
【0005】すなわち、請求項2に記載の発明は、サブ
制御基板側で制御する効果音が、いわゆる目押しの補助
となるのを防止することができるようにしたものであ
る。また、請求項2に記載の発明は、遊技用乱数とは別
の通信用乱数を用いることができるようにしたものであ
る。さらに、請求項2に記載の発明は、イベント命令の
送信時に、通信用乱数の抽選を行うことができるように
したものである。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、次の点を目的と
する。すなわち、請求項3に記載の発明は、サブ制御基
板側で制御する表示や効果音が、いわゆる目押しの補助
となるのを防止することができるようにしたものであ
る。また、請求項3に記載の発明は、遊技用乱数とは別
の通信用乱数を用いることができるようにしたものであ
る。さらに、請求項3に記載の発明は、イベント命令の
送信時に、通信用乱数の抽選を行うことができるように
したものである。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0006】すなわち、請求項4に記載の発明は、リー
ルの一つの図柄が通過する時間以上、送信タイミングを
変化させることができるようにしたものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0007】すなわち、請求項5に記載の発明は、すな
わち、請求項7に記載の発明は、送信タイミングを変化
させる各時間の出現回数を均等化することができるよう
にしたものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内
の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示
し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0011】また、図面番号も、発明の実施の形態にお
いて用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 (請求項1)請求項1に記載の発明は、次の七つの点を
特徴とする。第一に、制御基板(20)は、例えば図1に示
すように、メイン制御基板(200)と、サブ制御基板(300)
とに分割される。
【0012】上記メイン制御基板(200)は、例えば図1
に示すように、リールユニット(60)、スタートスイッチ
(40)、及びストップスイッチ(50)に接続される。前記サ
ブ制御基板(300)には、例えば図1に示すように、サブ
表示装置(90)が接続される。第二に、メイン制御基板(2
00)には、例えば図1に示すように、イベント命令送信
手段(260)と、送信タイミング変化手段(270)とを備え
る。
【0013】上記イベント命令送信手段(260)は、サブ
制御基板(300)にイベント命令を一方向で送信するため
のものである。前記送信タイミング変化手段(270)は、
イベント命令送信手段(260)により送信するイベント命
令の送信タイミングを、所定時間の範囲内でランダムに
変化させるためのものである。
【0014】第三に、サブ制御基板(300)には、例えば
図1に示すように、イベント命令受信手段(310)と、サ
ブ表示制御手段(330)とを備える。上記イベント命令受
信手段(310)は、イベント命令送信手段(260)により送信
されたイベント命令を受信するためのものである。前記
サブ表示制御手段(330)は、イベント命令受信手段(310)
により受信したイベント命令にもとづいて、サブ表示装
置(90)の表示を制御するためのものである。第四に、メ
イン制御基板(200)には、例えば図1に示すように、遊
技を制御するための遊技制御手段(210)を備える。第五
に、遊技制御手段(210)には、例えば図1に示すよう
に、遊技用乱数発生手段(211)と、遊技用乱数抽選手段
(212)と備える。上記遊技用乱数発生手段(211)は、遊技
用乱数を発生させるためのものである。前記遊技用乱数
抽選手段(212)は、遊技用乱数発生手段(211)により発生
する遊技用乱数を、スタートスイッチ(40)からのスター
ト信号にもとづいて、抽選するためのものである。第六
に、送信タイミング変化手段(270)には、例えば図1に
示すように、通信用乱数発生手段(271)と、通信用乱数
抽選手段(272)とを備える。上記通信用乱数発生手段(27
1)は、遊技用乱数とは異なる通信用乱数を発生させるた
めのものである。前記通信用乱数抽選手段(272)は、通
信用乱数発生手段(271)により発生する通信用乱数を抽
選するためのものである。第七に、通信用乱数抽選手段
(272)は、イベント命令送信手段(260)によるイベント命
令の送信時に、通信用乱数の抽選を行うためのものであ
る。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、次の七つの点を
特徴とする。
【0015】第一に、制御基板(20)は、例えば図1に示
すように、メイン制御基板(200)と、サブ制御基板(300)
とに分割される。上記メイン制御基板(200)は、例えば
図1に示すように、リールユニット(60)、スタートスイ
ッチ(40)、及びストップスイッチ(50)に接続される。前
記サブ制御基板(300)には、例えば図1に示すように、
スピーカ(100)が接続される。
【0016】第二に、メイン制御基板(200)には、例え
ば図1に示すように、イベント命令送信手段(260)と、
送信タイミング変化手段(270)とを備える。上記イベン
ト命令送信手段(260)は、サブ制御基板(300)にイベント
命令を一方向で送信するためのものである。前記送信タ
イミング変化手段(270)は、イベント命令送信手段(260)
により送信するイベント命令の送信タイミングを、所定
時間の範囲内でランダムに変化させるためのものであ
る。
【0017】第三に、サブ制御基板(300)には、例えば
図1に示すように、イベント命令受信手段(310)と、効
果音発生手段(340)とを備える。上記イベント命令受信
手段(310)は、イベント命令送信手段(260)により送信さ
れたイベント命令を受信するためのものである。前記効
果音発生手段(340)は、イベント命令受信手段(310)によ
り受信したイベント命令にもとづいて、スピーカ(100)
を通じて効果音を発生させるためのものである。第四
に、メイン制御基板(200)には、例えば図1に示すよう
に、遊技を制御するための遊技制御手段(210)を備え
る。第五に、遊技制御手段(210)には、例えば図1に示
すように、遊技用乱数発生手段(211)と、遊技用乱数抽
選手段(212)と備える。上記遊技用乱数発生手段(211)
は、遊技用乱数を発生させるためのものである。前記遊
技用乱数抽選手段(212)は、遊技用乱数発生手段(211)に
より発生する遊技用乱数を、スタートスイッチ(40)から
のスタート信号にもとづいて、抽選するためのものであ
る。第六に、送信タイミング変化手段(270)には、例え
ば図1に示すように、通信用乱数発生手段(271)と、通
信用乱数抽選手段(272)とを備える。上記通信用乱数発
生手段(271)は、遊技用乱数とは異なる通信用乱数を発
生させるためのものである。前記通信用乱数抽選手段(2
72)は、通信用乱数発生手段(271)により発生する通信用
乱数を抽選するためのものである。第七に、通信用乱数
抽選手段(272)は、イベント命令送信手段(260)によるイ
ベント命令の送信時に、通信用乱数の抽選を行うための
ものである。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、次の七つの点を
特徴とする。
【0018】第一に、制御基板(20)は、例えば図1に示
すように、メイン制御基板(200)と、サブ制御基板(300)
とに分割される。上記メイン制御基板(200)は、例えば
図1に示すように、リールユニット(60)、スタートスイ
ッチ(40)、及びストップスイッチ(50)に接続される。前
記サブ制御基板(300)には、例えば図1に示すように、
サブ表示装置(90)及びスピーカ(100)が接続される。
【0019】第二に、メイン制御基板(200)には、例え
ば図1に示すように、イベント命令送信手段(260)と、
送信タイミング変化手段(270)とを備える。上記イベン
ト命令送信手段(260)は、サブ制御基板(300)にイベント
命令を一方向で送信するためのものである。前記送信タ
イミング変化手段(270)は、イベント命令送信手段(260)
により送信するイベント命令の送信タイミングを、所定
時間の範囲内でランダムに変化させるためのものであ
る。
【0020】第三に、サブ制御基板(300)には、例えば
図1に示すように、イベント命令受信手段(310)と、サ
ブ表示制御手段(330)と、効果音発生手段(340)とを備え
る。上記イベント命令受信手段(310)は、イベント命令
送信手段(260)により送信されたイベント命令を受信す
るためのものである。前記サブ表示制御手段(330)は、
イベント命令受信手段(310)により受信したイベント命
令にもとづいて、サブ表示装置(90)の表示を制御するた
めのものである。
【0021】前記効果音発生手段(340)は、イベント命
令受信手段(310)により受信したイベント命令にもとづ
いて、スピーカ(100)を通じて効果音を発生させるため
のものである。第四に、メイン制御基板(200)には、例
えば図1に示すように、遊技を制御するための遊技制御
手段(210)を備える。第五に、遊技制御手段(210)には、
例えば図1に示すように、遊技用乱数発生手段(211)
と、遊技用乱数抽選手段(212)と備える。上記遊技用乱
数発生手段(211)は、遊技用乱数を発生させるためのも
のである。前記遊技用乱数抽選手段(212)は、遊技用乱
数発生手段(211)により発生する遊技用乱数を、スター
トスイッチ(40)からのスタート信号にもとづいて、抽選
するためのものである。第六に、送信タイミング変化手
段(270)には、例えば図1に示すように、通信用乱数発
生手段(271)と、通信用乱数抽選手段(272)とを備える。
上記通信用乱数発生手段(271)は、遊技用乱数とは異な
る通信用乱数を発生させるためのものである。前記通信
用乱数抽選手段(272)は、通信用乱数発生手段(271)によ
り発生する通信用乱数を抽選するためのものである。第
七に、通信用乱数抽選手段(272)は、イベント命令送信
手段(260)によるイベント命令の送信時に、通信用乱数
の抽選を行うためのものである。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0022】すなわち、送信タイミング変化手段(270)
の所定時間の範囲は、最小時間が零時間に、最大時間が
リール(図示せず)の一つの図柄(図示せず)が通過す
る時間以上にそれぞれ設定されている。例えば、リール
の一つの図柄が通過する時間を、36msec(ミリセカン
ド)と仮定すると、所定時間は、0msec〜36msecの範
囲でランダムに変化する。
【0023】
【0024】(請求項5)請求項5に記載の発明は、上
記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴
点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、送信タイミ
ング変化手段(270)の所定時間の範囲内の各単位時間
は、メイン制御基板(200)のメインCPU(図示せず)
の割り込み間隔時間の整数倍となるように設定されてい
る。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1〜3は、本発
明の実施の形態の一例を示すものである。図1は、スロ
ットマシンの概略を示すブロック図を示すものである。
図2〜3は、タイムチャートをそれぞれ示し、図2は従
来の方式を説明するためのタイムチャート、図3は本発
明の実施の形態の方式を説明するためのタイムチャート
をそれぞれ示すものである。 (スロットマシン10)図中、10は、スロットマシンを示
すものである。
【0029】上記スロットマシン10は、図1に示すよう
に、制御基板20を中心に構成されている。 (入力段)制御基板20の入力段には、図1に示すよう
に、次のパーツが接続されている。 (1)メダルセンサー30 (2)スタートスイッチ40 (3)ストップスイッチ50 なお、制御基板20の入力段に接続されるパーツは、上記
した(1)〜(3)のパーツに限定されるものではな
い。 (出力段)制御基板20の出力段には、図1に示すよう
に、次のパーツが接続されている。
【0030】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット70 (3)メイン表示装置80 (4)サブ表示装置90 (5)スピーカ100 なお、制御基板20の出力段に接続されるパーツは、上記
した(1)〜(5)のパーツに限定されるものではな
い。 (メダルセンサー30)メダルセンサー30は、メダルを検
出するためのものである。
【0031】なお、メダルセンサー30に代えて、カード
類の情報を磁気的、或いは光学的に読み取ることができ
るようにしても良い。 (スタートスイッチ40)スタートスイッチ40は、リール
ユニット60の駆動をスタートさせるためのものである。
【0032】なお、リールユニット60の駆動のスタート
は、メダルセンサー30によるメダルの検出や、いわゆる
クレジットメダルの投入、或いはいわゆるリプレー図柄
が揃ったこと等を条件としている。 (ストップスイッチ50)ストップスイッチ50は、リール
ユニット60の駆動をストップさせるためのものである。
【0033】具体的には、ストップスイッチ50は、図示
しないが、三個のスイッチより構成されている。なお、
ストップスイッチ50を構成するスイッチの数は、三個に
限定されるものではない。 (リールユニット60)リールユニット60は、図示しない
が、複数種類の図柄を表示したリールを回転させるため
のものである。
【0034】具体的には、リールユニット60は、図示し
ないが、三個のリールと、各リールを個別に回転可能な
三個のモータとから構成されている。なお、リールユニ
ット60を構成するリールやモータの数は、三個に限定さ
れるものではない。上記各リールには、図示しないが、
複数種類の図柄が複数個、例えば21個表示されてい
る。
【0035】なお、図柄の個数は、21個に限定される
ものではない。 (ホッパーユニット70)ホッパーユニット70は、遊技結
果にもとづいて、所定枚数のメダルを遊技者に払い出す
ためのものである。なお、メダルを払い出す代わりに、
メダルの払い出し枚数をスロットマシン10内にクレジッ
トしても良い。 (メイン表示装置80)メイン表示装置80は、遊技に関連
した表示を行うためのものである。
【0036】具体的には、メイン表示装置80は、次のよ
うな表示を行っている。 (1)クレジットメダル枚数表示 (2)メダル投入可能表示 (3)メダルの投入枚数表示 (4)リールの回転不可表示(ウエイト表示) (5)リールの停止可能表示 (6)リールの停止表示 (7)図柄の入賞ライン表示 (8)メダルの払出し枚数表示 (9)いわゆるビッグボーナス(以下「BB」とい
う。)作動中表示 (10)いわゆるレギュラーボーナス(RB)作動中表
示 (11)いわゆるシングルボーナス(SB)作動中表示 (12)いわゆるチャレンジタイム(CT)中表示 (遊技回数及び差枚数表示を含む) (13)高確率役物遊技中表示 (14)内部当たり表示 (15)いわゆるリプレー或いは再遊技作動中表示 (16)エラー表示 (17)遊技回数表示 なお、メイン表示装置80の表示は、上記した(1)〜
(17)の表示に限定されるものではない。 (サブ表示装置90)サブ表示装置90は、メイン表示装置
80の上記した(1)〜(17)の表示を除き、遊技に無
関係な表示を行うためのものである。
【0037】サブ表示装置90は、図1に示すように、次
のパーツを備える。 (1)画像制御基板110 画像制御基板110は、画像を表示させるための画像信号
を出力するためのものである。 (2)画像表示装置120 画像表示装置120は、画像制御基板110から出力された画
像信号にもとづいて、画像を表示するためのものであ
る。
【0038】具体的には、画像表示装置120に、図示し
ないが、例えばカラー液晶が使用されている。なお、画
像表示装置120は、上記例示したカラー液晶に限定され
るものではない。 (3)発光表示装置130 発光表示装置130は、発光状態を変化可能なものであ
る。
【0039】具体的には、発光表示装置130に、図示し
ないが、例えばLEDが使用されている。なお、発光表
示装置130は、上記例示したLEDに限定されるもので
はない。また、サブ表示装置90は、上記した(1)〜
(3)のパーツに限定されるものではない。 (スピーカ100)スピーカ100は、効果音を発生させるた
めのものである。 (制御基板20)制御基板20は、図1に示すように、次の
二つの基板に分割されている。
【0040】(1)メイン制御基板200 (2)サブ制御基板300 (メイン制御基板200)メイン制御基板200には、図1に
示すように、先に説明した次のパーツが接続されてい
る。
【0041】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット70 (3)メイン表示装置80 なお、メイン制御基板200に接続されるパーツは、上記
した(1)〜(3)のパーツに限定されるものではな
い。
【0042】メイン制御基板200は、図示しないが、メ
インCPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O
等を備えている、そして、ROMに記憶されたプログラ
ムを読み込むことで、次の手段として機能する。 (1)遊技制御手段210 (2)リール制御手段220 (3)ホッパー制御手段230 (4)メイン表示制御手段240 (5)イベント命令作成手段250 (6)イベント命令送信手段260 (7)送信タイミング変化手段270 なお、メイン制御基板200は、上記した(1)〜(7)
の手段に限定されるものではない。 (遊技制御手段210)遊技制御手段210は、遊技を制御す
るためのものである。
【0043】具体的には、遊技制御手段210は、図1に
示すように、次の手段を備える。 (1)遊技用乱数発生手段211 遊技用乱数発生手段211は、遊技用乱数を発生させるた
めのものである。 (2)遊技用乱数抽選手段212 遊技用乱数抽選手段212は、遊技用乱数発生手段211によ
り発生する遊技用乱数を、スタートスイッチ40からのス
タート信号にもとづいて、抽選するためのものである。
【0044】なお、遊技制御手段210は、上記した
(1)〜(2)の手段に限定されるものではない。 (リール制御手段220)リール制御手段220は、遊技制御
手段210からの制御信号にもとづいて、リールユニット6
0の駆動を制御するためのものである。 (ホッパー制御手段230)ホッパー制御手段230は、遊技
制御手段210からの制御信号にもとづいて、ホッパーユ
ニット70の駆動を制御するためのものである。 (メイン表示制御手段240)メイン表示制御手段240は、
遊技制御手段210からの制御信号にもとづいて、メイン
表示装置80に各種の表示を行わせるものである。 (イベント命令作成手段250)イベント命令作成手段250
は、遊技制御手段210からの制御信号にもとづいて、サ
ブ制御基板300に送信する各種のイベント命令を作成す
るためのものである。
【0045】つぎに、イベント命令を、表1に例示す
る。
【0046】
【表1】なお、イベント命令は、上記したイベント命令
に限定されるものではない。 (イベント命令送信手段260)イベント命令送信手段260
は、イベント命令作成手段250により作成されたイベン
ト命令を、サブ制御基板300に一方向で送信するための
ものである。 (送信タイミング変化手段270)送信タイミング変化手
段270は、イベント命令送信手段260より送信するイベン
ト命令の送信タイミングを、所定時間の範囲内でランダ
ムに変化させるためのものである。
【0047】上記所定時間の範囲は、最小時間が零時間
に、最大時間がリール(図示せず)の一つの図柄(図示
せず)が通過する時間以上にそれぞれ設定されている。
例えば、リールの一つの図柄が通過する時間を、36ms
ec(ミリセカンド)と仮定すると、所定時間は、0msec
〜36msecの範囲でランダムに変化する。その結果、最
大、リールの一つの図柄分、すなわち一コマ分、ずれ
る。
【0048】また、所定時間の範囲内の各単位時間は、
メイン制御基板200のメインCPU(図示せず)の割り
込み間隔時間の整数倍となるように設定されている。つ
ぎに、送信タイミング変化手段270について、図2〜3
にそれぞれ示すタイムチャートを用いて説明する。ま
ず、図2は、従来の方式を説明するためのタイムチャー
トを示すものである。
【0049】図2では、効果音出力要求がオフ(OF
F)からオン(ON)に立ち上がると同時に、効果音出
力もオフ(OFF)からオン(ON)に立ち上がり、ス
ピーカ100から効果音が発生する。すなわち、効果音出
力要求と同時に、効果音が発生する。このため、遊技者
が効果音を聞くことで、メイン基板200側の制御タイミ
ングを予測でき、例えばストップスイッチ50の操作タイ
ミングを計るなど、効果音が、いわゆる目押しの補助と
なるおそれがある。
【0050】これに対し、図3は、本発明の実施の形態
の方式を説明するためのタイムチャートを示すものであ
る。図3では、効果音出力要求がオフ(OFF)からオ
ン(ON)への立ち上がりが、bの範囲でランダムに変
化する。bの範囲は、先に説明したように、0msec〜3
6msecの範囲でランダムに設定されている。その結果、
効果音出力要求、すなわちイベント命令が、0msec〜3
6msecの範囲でランダムに遅延されて、サブ制御基板30
0側に送信される。
【0051】このため、効果音出力も同様に、cの範囲
でランダムに変化する。cの範囲は、bの範囲に等し
い。その結果、イベント命令作成手段250によるイベン
ト命令の作成時に対して、スピーカ100から効果音を発
生する出力時期が0msec〜36msecの範囲でランダムに
変化する。
【0052】このため、遊技者が効果音を聞いても、メ
イン基板200側の制御タイミングを予測できず、効果音
が、いわゆる目押しの補助となるおそれがない。一方、
メダル払出し要求も、図2では、効果音出力のオフ(O
FF)からオン(ON)への信号の立ち下がりに一致し
ている。これに対し、図3では、メダル払出し要求は、
効果音出力のオン(ON)からオフ(OFF)への信号
の立ち下がりとは無関係に、イベント命令作成手段250
によるイベント命令の作成後、固定値である一定時間
(a)経過した後、オフ(OFF)からオン(ON)と
なる。なお、図2のAの範囲と、図3のaの範囲とは等
しい。
【0053】具体的には、送信タイミング変化手段270
は、図1に示すように、次の手段を備える。 (1)通信用乱数発生手段271 通信用乱数発生手段271は、遊技用乱数とは異なる通信
用乱数を発生させるためのものである。
【0054】(2)通信用乱数抽選手段272 通信用乱数抽選手段272は、通信用乱数発生手段271によ
り発生する通信用乱数を抽選するためのものである。そ
して、通信用乱数抽選手段272は、イベント命令送信手
段260によるイベント命令の送信時に、通信用乱数の抽
選を行うようにしている。
【0055】なお、送信タイミング変化手段270は、上
記した(1)〜(2)の手段に限定されるものではな
い。 (サブ制御基板300)サブ制御基板300には、図1に示す
ように、先に説明した次のパーツが接続されている。
【0056】(1)画像制御基板110 (2)発光表示装置130 (3)スピーカ100 サブ制御基板300は、図示しないが、サブCPUを中心
に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている、
そして、ROMに記憶されたプログラムを読み込むこと
で、次の手段として機能する。
【0057】(1)イベント命令受信手段310 (2)イベント命令解読手段320 (3)サブ表示制御手段330 (4)効果音発生手段340 なお、サブ制御基板300は、上記した(1)〜(4)の
手段に限定されるものではない。 (イベント命令受信手段310)イベント命令受信手段310
は、メイン制御基板200側のイベント命令送信手段260よ
り送信されたイベント命令を受信するためのものであ
る。 (イベント命令解読手段320)イベント命令解読手段320
は、イベント命令受信手段310が受信したイベント命令
を解読するためのものである。
【0058】具体的には、イベント命令解読手段320
は、先に説明した表1に従って、同表の内容の欄の命令
を実行する。 (サブ表示制御手段330)サブ表示制御手段330は、イベ
ント命令受信手段310により受信したイベント命令にも
とづいて、サブ表示装置90の表示を制御するためのもの
である。
【0059】具体的には、サブ表示制御手段330は、イ
ベント命令解読手段320により解読した内容に従って、
サブ表示装置90の表示を制御する。サブ表示制御手段33
0は、図1に示すように、次の手段を備える。 (1)画像制御手段331 画像制御手段331は、イベント命令解読手段320により解
読した内容に従って、画像制御基板110を制御するため
のものである。
【0060】例えば、イベント命令が、先に説明した表
1の「BB_WORK」の場合には、画像制御手段331
は、画像制御基板110を介して、予め設定されたBB作
動中表示画像を画像表示装置120に表示させる。 (2)発光制御手段332 発光制御手段332は、イベント命令解読手段320により解
読した内容に従って、発光表示装置130の発光状態を制
御するためのものである。
【0061】例えば、イベント命令が、先に説明した表
1の「BB_WORK」の場合には、発光制御手段332
は、予め設定された点灯パターンで、発光表示装置130
を点灯させる。なお、サブ表示制御手段330は、上記し
た(1)〜(2)の手段に限定されるものではない。 (効果音発生手段340)効果音発生手段340は、イベント
命令受信手段310により受信したイベント命令にもとづ
いて、スピーカ100を通じて効果音を発生させるための
ものである。
【0062】具体的には、効果音発生手段340は、イベ
ント命令解読手段320により解読した内容に従って、ス
ピーカ100から効果音を発生させる。例えば、イベント
命令が、先に説明した表1の「BB_WORK」の場合
には、効果音発生手段340は、予め設定されたBB作動
中音をスピーカ100から発生させる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0064】すなわち、請求項1に記載の発明によれ
ば、サブ制御基板側で制御する表示が、いわゆる目押し
の補助となるのを防止することができる。また、請求項
1に記載の発明によれば、遊技用乱数とは別の通信用乱
数を用いることができる。さらに、請求項1に記載の発
明は、イベント命令の送信時に、通信用乱数の抽選を行
うことができる。 (請求項2)請求項2に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。すなわち、請求項2に記載の発明によ
れば、サブ制御基板側で制御する効果音が、いわゆる目
押しの補助となるのを防止することができる。また、請
求項2に記載の発明によれば、遊技用乱数とは別の通信
用乱数を用いることができる。さらに、請求項2に記載
の発明は、イベント命令の送信時に、通信用乱数の抽選
を行うことができる。 (請求項3)請求項3に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0065】すなわち、請求項3に記載の発明によれ
ば、サブ制御基板側で制御する表示や効果音が、いわゆ
る目押しの補助となるのを防止することができる。
た、請求項3に記載の発明によれば、遊技用乱数とは別
の通信用乱数を用いることができる。さらに、請求項3
に記載の発明は、イベント命令の送信時に、通信用乱数
の抽選を行うことができる。 (請求項4)請求項4に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0066】すなわち、請求項4に記載の発明によれ
ば、リールの一つの図柄が通過する時間以上、送信タイ
ミングを変化させることができる。 (請求項5)請求項5に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0067】すなわち、請求項5に記載の発明は、送信
タイミングを変化させる各時間の出現回数を均等化する
ことができる。
【0068】
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの概略を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の方式を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図3】本発明の実施の形態の方式を説明するためのタ
イムチャートである。
【符号の説明】 10 スロットマシン 20 制御基板 30 メダルセンサー 40 スタートスイッチ 50 ストップスイッチ 60 リールユニット 70 ホッパーユニット 80 メイン表示装置 90 サブ表示装置 100 スピーカ 110 画像制御基板 120 画像表示装置 130 発光表示装置 200 メイン制御基板 210 遊技制御手段 211 遊技用乱数発生
手段 212 遊技用乱数抽選手段 220 リール制御手段 230 ホッパー制御手段 240 メイン表示制御
手段 250 イベント命令作成手段 260 イベント命令送
信手段 270 送信タイミング変化手段 271 通信用乱数発生
手段 272 通信用乱数抽選手段 300 サブ制御基板 310 イベント命令受信手段 320 イベント命令解
読手段 330 サブ表示制御手段 331 画像制御手段 332 発光制御手段 340 効果音発生手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を表示したリールを回転
    させるためのリールユニットと、 前記リールユニットの駆動をスタートさせるためのスタ
    ートスイッチと、 前記リールユニットの駆動をストップさせるためのスト
    ップスイッチと、 前記リールユニット、前記スタートスイッチ、及び前記
    ストップスイッチを制御するための制御基板とを備える
    スロットマシンにおいて、 前記制御基板は、 前記リールユニット、前記スタートスイッチ、及び前記
    ストップスイッチに接続されるメイン制御基板と、 サブ表示装置が接続されるサブ制御基板とに分割され、 前記メイン制御基板には、 前記サブ制御基板にイベント命令を一方向で送信するた
    めのイベント命令送信手段と、 前記イベント命令送信手段により送信するイベント命令
    の送信タイミングを、所定時間の範囲内でランダムに変
    化させるための送信タイミング変化手段とを備え、 前記サブ制御基板には、 前記イベント命令送信手段により送信されたイベント命
    令を受信するためのイベント命令受信手段と、 前記イベント命令受信手段により受信したイベント命令
    にもとづいて、前記サブ表示装置の表示を制御するため
    のサブ表示制御手段とを備えていることを特徴とするス
    ロットマシン。
  2. 【請求項2】 複数種類の図柄を表示したリールを回転
    させるためのリールユニットと、 前記リールユニットの駆動をスタートさせるためのスタ
    ートスイッチと、 前記リールユニットの駆動をストップさせるためのスト
    ップスイッチと、 前記リールユニット、前記スタートスイッチ、及び前記
    ストップスイッチを制御するための制御基板とを備える
    スロットマシンにおいて、 前記制御基板は、 前記リールユニット、前記スタートスイッチ、及び前記
    ストップスイッチに接続されるメイン制御基板と、 スピーカが接続されるサブ制御基板とに分割され、 前記メイン制御基板には、 前記サブ制御基板にイベント命令を一方向で送信するた
    めのイベント命令送信手段と、 前記イベント命令送信手段により送信するイベント命令
    の送信タイミングを、所定時間の範囲内でランダムに変
    化させるための送信タイミング変化手段とを備え、 前記サブ制御基板には、 前記イベント命令送信手段により送信されたイベント命
    令を受信するためのイベント命令受信手段と、 前記イベント命令受信手段により受信したイベント命令
    にもとづいて、前記スピーカを通じて効果音を発生させ
    るための効果音発生手段とを備えていることを特徴とす
    るスロットマシン。
  3. 【請求項3】 複数種類の図柄を表示したリールを回転
    させるためのリールユニットと、 前記リールユニットの駆動をスタートさせるためのスタ
    ートスイッチと、 前記リールユニットの駆動をストップさせるためのスト
    ップスイッチと、 前記リールユニット、前記スタートスイッチ、及び前記
    ストップスイッチを制御するための制御基板とを備える
    スロットマシンにおいて、 前記制御基板は、 前記リールユニット、前記スタートスイッチ、及び前記
    ストップスイッチに接続されるメイン制御基板と、 サブ表示装置及びスピーカが接続されるサブ制御基板と
    に分割され、 前記メイン制御基板には、 前記サブ制御基板にイベント命令を一方向で送信するた
    めのイベント命令送信手段と、 前記イベント命令送信手段により送信するイベント命令
    の送信タイミングを、所定時間の範囲内でランダムに変
    化させるための送信タイミング変化手段とを備え、 前記サブ制御基板には、 前記イベント命令送信手段により送信されたイベント命
    令を受信するためのイベント命令受信手段と、 前記イベント命令受信手段により受信したイベント命令
    にもとづいて、前記サブ表示装置の表示を制御するため
    のサブ表示制御手段と、 前記イベント命令受信手段により受信したイベント命令
    にもとづいて、前記スピーカを通じて効果音を発生させ
    るための効果音発生手段とを備えていることを特徴とす
    るスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記メイン制御基板には、遊技を制御す
    るための遊技制御手段を備え、 前記遊技制御手段には、 遊技用乱数を発生させるための遊技用乱数発生手段と、 前記遊技用乱数発生手段により発生する遊技用乱数を、
    前記スタートスイッチからのスタート信号にもとづい
    て、抽選するための遊技用乱数抽選手段と備え、 前記送信タイミング変化手段には、 前記遊技用乱数とは異なる通信用乱数を発生させるため
    の通信用乱数発生手段と、 前記通信用乱数発生手段により発生する通信用乱数を抽
    選するための通信用乱数抽選手段とを備えていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスロッ
    トマシン。
  5. 【請求項5】 前記通信用乱数抽選手段は、前記イベン
    ト命令送信手段によるイベント命令の送信時に、通信用
    乱数の抽選を行うようにしていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載のスロットマシン。
  6. 【請求項6】 前記送信タイミング変化手段の所定時間
    の範囲は、最小時間が零時間に、最大時間が前記リール
    の一つの図柄が通過する時間以上にそれぞれ設定されて
    いることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載のスロットマシン。
  7. 【請求項7】 前記送信タイミング変化手段の所定時間
    の範囲内の各単位時間は、前記メイン制御基板のメイン
    CPUの割り込み間隔時間の整数倍となるように設定さ
    れていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
    に記載のスロットマシン。
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