JP2007089671A - 遊技機 - Google Patents

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太 瀬戸口
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Abstract

【課題】実行済の演出動作を確認できるものの、随時は確認できないものとすることにより、遊技者が演出動作に気を留めなくなるのを防止し、また、演出動作の価値を低下させないようにする。
【解決手段】スロットマシンには、遊技内容に関わる演出動作を実行するとともに抽選処理の結果を前記演出動作を介して遊技者へ報知する第1の液晶表示器14と、ゲーム結果に関わる抽選処理の結果を報知するために実行した演出動作を再実行する第2の液晶表示器19とが設けられている。制御装置は演出動作の再実行を可能とするかどうかを決定する。遊技者が再生スイッチ30を操作して演出動作の再実行を求めると、制御装置は演出動作の再実行を可能とする決定を行ったことを条件として第2の液晶表示器19に演出動作を再実行させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、遊技者によるゲーム操作に応じて1ゲーム毎の所定の遊技動作を実行するスロットマシンのような遊技機に関し、特にこの発明は、ゲーム結果に関わる抽選処理を実行し、その抽選処理の結果を演出動作を介して遊技者へ告知するようにした遊技機に関する。
典型的なスロットマシンは、外周面に複数の図柄が表された複数個のリールを有している。遊技者によるゲーム開始操作があると、全リールが回転を開始し、遊技者によるリール停止操作があると、各リールが回転を停止する。全リールの停止時、有効な入賞ライン上に所定の図柄が揃うと、「ビッグボーナス」や「レギュラーボーナス」と称される特別の賞(以下単に「ボーナス」という。)や「小役」と称される通常の賞(以下「小役」という。)が成立する。
ゲーム開始操作時には、通常、ゲーム結果に関わる抽選処理が実行される。その抽選処理によりボーナスや小役に当選すると、当選した賞に関わる図柄が入賞ライン上に停止するように各リールの停止動作が制御される。この制御は一般に「引込み制御」と呼ばれている。
最近のスロットマシンでは、各リールの図柄を表示するための図柄表示窓の近傍に液晶表示器が設けてある。前記液晶表示器において遊技内容に関わる演出動作が実行されており、とりわけ、ゲーム結果に関わる抽選処理の結果が液晶表示器での演出動作を介して遊技者へ報知される。
抽選処理の結果を報知するための演出動作として、抽選処理によってボーナスや小役に当選したとき、液晶表示器に対して当選した賞を示唆するような表示を行わせるのが一般的である。遊技者はその表示を見て当選した賞を予想し、その賞に関わる図柄が入賞ライン上に停止するようにタイミングをはかって停止操作を行う。
例えば、小役に当選したとき、遊技者は液晶表示器の表示を見て小役の当選を予想し、その小役に関わる図柄が入賞ライン上に停止するようにタイミングをはかって停止操作を実行する。もし、適正な操作停止タイミングであれば、入賞ライン上に当選した小役に関わる図柄が停止するが、適正な停止操作タイミングでなければ、入賞ライン上に当選した小役に関わる図柄は停止しない。
しかし、適正な停止操作タイミングであるにもかかわらず、入賞ライン上に目的とする図柄が停止しないことがあり、その場合に遊技者は、ボーナスに当選している可能性がある、との期待感を抱く。
すなわち、抽選処理でボーナスに当選した場合において、液晶表示器に小役を示唆する表示を行い、遊技者がその小役に関わる図柄が入賞ライン上に停止するように適正なタイミングで停止操作を実行したとき、入賞ライン上に該当する図柄を停止させないように制御されるため、偶然にボーナスに関わる図柄が揃う場合を除き、示唆された小役が入賞しない状態が発生することにより、ボーナスに当選していることを遊技者へ報知するという報知方法が一般に採用されているのである。
しかし、遊技者はゲームに熱中するあまり、演出動作を見過ごし、抽選処理の結果の報知を見落とすことがあり、そのような場合、ゲーム終了時に実行済の演出動作を再確認したい、ということがある。
また、遊技者が演出動作によって小役の当選を予想し、その小役に関わる図柄が入賞ライン上に停止するようにタイミングをはかって停止操作を実行したにもかかわらず、入賞ライン上に小役に関わる図柄が停止しなかったときはボーナスに当選している可能性があるので、その確信を得るために演出動作をもう一度見て確認したい、ということもある。
そのような遊技者の要望に応えるために、先般、遊技者の指示により既に実行された演出を再現可能とした遊技機が提案された(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−398号公報
しかし、そのような遊技機では、遊技者は、実行済の演出動作を随時確認できるため、演出動作に気を留めなくなり、演出動作の価値が低下するという問題がある。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、実行済の演出動作を確認できるものの、随時は確認できないものとすることにより、遊技者が演出動作に気を留めなくなるのを防止し、また、演出動作の価値を低下させないようにした遊技機を提供することを目的とする。
また、この発明が他に目的とするところは、演出動作の再実行が可能であるかどうかにゲーム性をもたせて、ゲームの興趣を高めることにある。
この発明による遊技機は、遊技者によるゲーム操作に応じて1ゲーム毎の所定の遊技動作を実行する遊技実行手段、ゲーム結果に関わる抽選処理を実行する抽選手段、および前記抽選手段による抽選処理の結果に基づいて前記遊技実行手段の遊技動作を制御する遊技制御手段を備えた遊技機であって、遊技内容に関わる演出動作を実行するとともに前記抽選手段による抽選処理の結果を前記演出動作を介して遊技者へ報知する演出実行手段と、前記抽選処理の結果を報知するために実行した演出動作を前記演出実行手段に再実行させる演出制御手段と、前記演出動作の再実行を可能とするかどうかを決定する決定手段と、前記演出制御手段に対して遊技者が前記演出動作の再実行を求めるための操作手段とを備えたものである。そして、前記演出制御手段は、前記操作手段により演出動作の再実行が求められたとき、前記決定手段が演出動作の再実行を可能とする決定を行ったことを条件として前記演出実行手段に演出動作を再実行させることを特徴としている。
この発明の上記した構成において、演出実行手段は、演出のための画像を表示する手段、演出のための音声を発生する手段、演出のための発光を行う手段などを含むもので、抽選処理の結果を遊技者へ報知する演出動作は画像や音声によっても可能であり、さらには複数個のランプによる点滅パターンによっても可能である。
この発明による遊技機では、抽選手段によりゲーム結果に関わる抽選処理が適時実行されるもので、演出実行手段は抽選処理の結果を演出動作を介して遊技者へ報知する。演出制御手段は抽選処理の結果を報知するために実行した演出動作を演出実行手段に再実行させるが、演出動作の再実行を可能とするかどうかは決定手段により決定される。遊技者が操作手段により演出動作の再実行を求めたとき、演出制御手段は前記決定手段が演出動作の再実行を可能とする決定を行ったことを条件として前記演出実行手段に演出動作を再実行させる。
この発明による遊技機は、例えばスロットマシンであって、前記遊技実行手段は、複数の図柄を変動表示させることが可能な複数の図柄可変表示器を含んでいる。遊技者がゲーム開始のためのスイッチを操作したとき、全ての図柄可変表示器に対して変動表示を開始させ、遊技者が停止のためのスイッチを操作したとき、対応する図柄可変表示器の変動表示を停止させていずれかの図柄を停止状態で表示させる。前記図柄可変表示器は、典型的には外周面に複数の図柄が表されたリールであるが、リールに限らず、液晶などの電気的な表示器であってもよい。
なお、この発明の上記した構成において、抽選手段、遊技制御手段、演出制御手段、および決定手段の各構成は、専用のハードウェア回路によっても、プログラムされたコンピュータによっても実現することができる。
この発明の一実施態様においては、前記演出実行手段は、演出のための画像を表示する2個のディスプレイを含み、一方のディスプレイは遊技内容に関わる演出動作を実行し、他方のディスプレイは前記抽選処理の結果を報知するために実行された演出動作を再実行する。
なお、演出実行手段は1個のディスプレイを用いて構成することも可能であり、その場合、前記ディスプレイの所定の領域に遊技内容に関わる演出動作を実行させ、前記ディスプレイの他の領域に前記抽選処理の結果を報知するために実行された演出動作を再実行させる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記演出実行手段は、遊技者への報知内容の判別が容易な態様の演出動作と遊技者への報知内容の判別が困難な態様の演出動作とを選択的に実行するものであり、前記演出制御手段は、報知内容を判別することが困難な態様の演出動作に限って前記演出実行手段に再実行させるものである。
この実施態様によると、遊技者への報知内容の判別が困難な態様の演出動作とが実行された場合、ゲームの進行に演出動作の再実行が不可欠となるから、演出動作の再実行を可能とするかどうかの決定が重要な意味をもち、その決定にゲーム性を付与することができ、ゲームの興趣を増すことができる。
好ましい実施態様においては、前記抽選手段は、演出動作の再実行を可能とするかどうかの抽選処理をさらに実行するものであり、前記決定手段は、演出動作の再実行に関わる抽選処理の結果とゲーム結果に関わる抽選処理の結果とに基づいて演出動作の再実行を可能とするかどうかを決定する。
例えば、典型的なスロットマシンでは、前記抽選手段は、ボーナスゲームの実行が可能となる特別の賞(ボーナス)とそれ以外の賞(小役或いは再遊技(リプレイ))とに当選可能な抽選処理を実行するものであり、例えば、前記決定手段は、特別の賞に当選したときは前記演出動作の再実行を可能とし、それ以外の賞に当選するか、いずれの賞にも当選しないときは前記演出動作の再実行を可能とするかどうかの抽選を前記抽選手段に実行させるものである。
前記決定手段は、前記操作手段により演出動作の再実行が求められたことに応答して前記演出動作の再実行を可能とするかどうかを決定するものであってもよく、先に、前記演出動作の再実行を可能とするかどうかを決定しておき、演出動作の再実行を可能とする決定があったときに、前記操作手段によって演出動作の再実行を求めることができるように構成してもよい。後者の場合、前記決定手段が演出動作の再実行を可能とすることを決定したとき、その旨を遊技者へ知らせる報知手段をさらに設けるようにする。
好ましい実施態様においては、前記演出実行手段は演出動作を異なる態様で再実行することが可能であり、前記演出の再実行に際して、再実行の態様を遊技者が設定するための第2の操作手段をさらに備えている。
ここで、「演出動作を異なる態様で再実行する」とは、例えば、演出動作をスローモーションで再実行したり、演出動作を途中で一次停止させたり、演出動作を早送りしたり、演出動作を逆戻ししたりすることを含むもので、報知内容の判別や確認、さらには、報知のポイントとなる演出箇所のサーチに有効である。
この発明によれば、遊技者が演出動作に気を留めなくなるのを防止でき、また、演出動作の価値を低下させないようにすることができる。さらに、演出動作の再実行が可能であるかどうかにゲーム性をもたせてゲームの興趣を高めることができる。
図1および図2はこの発明の一実施例であるスロットマシンの構成を示すもので、図1には前面扉2の構成が、図2には筐体1の内部構造が、それぞれ示されている。
前記筐体1は前面が開口しており、その前面の開口部に前記前面扉2が開閉可能に取り付けられている。前記筐体1の内部には、リールブロック3、制御装置が搭載された回路基板4、低音出力用のスピーカー5、電源ユニット6、メダル払出機7などが組み込まれている。
前記リールブロック3は、3個のリール8a,8b,8cと各リール駆動用のステッピングモータ9a,9b,9cとがフレーム10に一体に組み付けられたものである。各リール8a,8b,8cの外周面には、ボーナスを成立させる図柄、小役を成立させる図柄、再ゲームの権利が与えられるリプレイの図柄、はずれの図柄など、複数個の図柄が表されている。
前記前面扉2は、正面パネル11、上部パネル12、および下部パネル13を用いて構成されている。上部パネル12の中央には第1の液晶表示器14が設けられ、その両側に効果音出力用のスピーカー15,16が配置されている。
前記第1の液晶表示器14は、遊技内容に関わる演出表示を実行するためのもので、ゲーム結果に関わる抽選処理の結果を第1の液晶表示器14による演出表示と前記スピーカー15,16より発せられる効果音とを介して遊技者へ報知する。
正面パネル11は、透明な合成樹脂板または強化ガラスの表面にシルクスクリーン印刷を施して形成されている。正面パネル11の板面中央には、印刷領域によって囲まれた無着色で透明の図柄表示窓20が形成され、その真上の位置には第2の液晶表示器19が設けられている。
前記リールブロック3は図柄表示窓20の内側に位置し、3個のリール8a,8b,8cの外周面を図柄表示窓20に内側より臨ませている。図柄表示窓20は、横方向の長さが3個のリール8a,8b,8cが見えるように、また、縦方向の長さがリール停止時に3駒分の図柄が見えるように、それぞれ横に長い矩形状に形成されている。
正面パネル11の表面には、図柄表示窓20より見える各リール8a,8b,8cの3駒分の図柄を横方向に結ぶ3本の水平な入賞ラインL1〜L3と、右下がりおよび左下がりの各斜め方向に結ぶ2本の斜めの入賞ラインL4,L5とが表されている。リール停止時、これら5本の入賞ラインL1〜L5上に各リール8a,8b,8cの図柄が整列して位置する。
前記第2の液晶表示器19は、前記抽選処理の結果を報知するために第1の液晶表示器14で実行された演出動作を再実行するためのものであり、その画面の周囲には、演出動作の再実行を求めるための再生スイッチ30と、演出の再実行に際して、再実行の態様を種々に設定するための複数の機能スイッチ31〜35とが設けられている。なお、第2の液晶表示器19は、演出動作を再実行させる以外に、例えば、第1の液晶表示器14の演出表示を補助するような表示を行わせる。
第1の機能スイッチ31は演出動作をスローモーションで再実行させるためのものである。第2の機能スイッチ32は演出動作を途中で一次停止させるためのものである。第3の機能スイッチ33は演出動作を早送り状態で実行するためのものである。第4の機能スイッチ34は演出動作を逆戻し状態で実行するためのものである。第5の機能スイッチ35は演出動作を逆戻し状態であって早送り状態で実行するためのものである。第1、第2の各機能スイッチ31,32は報知内容の判別や確認に有効であり、第3〜第5の各機能スイッチ33〜35は報知のポイントとなっている演出箇所のサーチに有効である。
なお、第1〜第5の機能スイッチ31〜35は必ずしも設ける必要はなく、例えば、再生スイッチ30が押されたとき、演出動作がスローモーションで再実行されるように構成することもできる。
また、演出表示される画像が三次元画像であれば、さらに、カメラアングルを変更できるような機能スイッチを設けてもよい。
正面パネル11の図柄表示窓20の下方位置には、貯留枚数表示器21や払出枚数表示器22などが設けられている。貯留枚数表示器21には機械に貯留(クレジット)された貯留メダルの枚数が、払出枚数表示器22にはゲームにおいて配当として払い出されるメダルの枚数が、それぞれデジタル表示される。なお、前記の貯留メダルとは、ゲームの実行に先立ち、メダル投入口23より投入して機械に貯留(クレジット)されたメダルのことであり、この貯留メダルを使ってゲームが実行されるようになっている。
正面パネル11の下方には、メダル投入口23、始動レバースイッチ24,3個の停止スイッチ25a,25b,25c、ベットスイッチ26、および精算スイッチ27が設けられている。また、下部パネル13の下方には、メダル放出口28やメダル受け皿29が設けられている。始動レバースイッチ24は3個のリール8a,8b,8cを一斉に始動させるために遊技者によって操作される。3個の停止スイッチ25a,25b,25cは対応するリール8a,8b,8cを個別に停止させるために遊技者によって操作される。
前記ベットスイッチ26は、1回のゲームに対して3枚の貯留メダルを消費することを遊技者が機械へ指示するためのものである。このベットスイッチ26が押されると、貯留メダルが3枚引き落とされるが、貯留メダルの残り枚数が2枚しかなければ2枚の貯留メダルが、1枚しかなければ1枚の貯留メダルが、それぞれ引き落とされる。精算スイッチ27は貯留メダルの精算を指示するのに遊技者によって操作される。
3枚の貯留メダルが使用されることに対して5本全ての入賞ラインL1〜L5が有効化される。1枚の貯留メダルの使用に対しては中央の水平な入賞ラインL1のみが、2枚の貯留メダルの使用に対しては3本の水平な入賞ラインL1〜L3のみが、それぞれ有効化される。
ベットスイッチ26の押操作で入賞ラインを有効化させた後、始動レバースイッチ26を操作すると、機械内部でゲーム結果に関わる抽選処理が実行される。この抽選処理の結果、ボーナスや小役に当選すると、後述する制御装置内で該当するフラグが設定され、停止スイッチ25a,25b,25cが押操作されたとき、該当する図柄を有効化された入賞ライン上に引き込んでリールを停止させる制御(引込み制御)が実行される。その結果、有効化された入賞ライン上に、抽選に当たった図柄が3個並んだパターンが出現し易くなる。
図3(1)(2)は、抽選処理の結果を遊技者へ報知するための演出表示の具体例を示している。
図3(1)は演出開始前に第1の液晶表示器14に出現させる画像G1であり、閉じられた状態の窓が表示されている。図3(2)は演出開始によって第1の液晶表示器14に出現させる画像G2であり、窓が開かれ、窓越しに物体cが飛来してくる状態が表示されている。
前記物体cは、抽選処理により当選した賞を示唆しているが、この実施例では、飛来物体cが何であるかが判別容易なように、例えば低速移動の状態で表示する第1の表示態様と、飛来物体cが何であるかが判別困難なように、例えば高速移動の状態で表示する第2の表示態様とが選択的に実行される。
なお、判別困難な表示態様は、上記のような表示態様に限らず、例えば、表示アイテムが非常に小さいような表示態様、背景が暗くて視認しずらいような表示態様など、種々の表示態様を含んでいる。さらには、複数個のランプによる点滅パターンの種別によって各種役の当選を報知する場合において、発光パターンを瞬時表示して判別しにくいものとするような表示態様も含む。
さらに、この実施例では、抽選処理によりボーナスに当選した場合は第2の表示態様が選択され、小役に当選した場合やいずれの賞にも当選しなかった場合は第1の表示態様と第2の表示態様とのいずれかが選択される。
第2の表示態様が選択された場合において、ボーナスに当選したときは、常に演出動作の再実行を可能とし、一方、小役に当選したときやいずれの賞にも当選しなかったときは、抽選処理により所定の確率で演出動作の再実行を可能としている。演出の再実行に関わる抽選処理は、この実施例ではゲーム結果に関わる抽選処理が実行された直後に実行されるが、これに限らず、1ゲーム終了時などに実行するようにしてもよい。
図4(1)(2)は、演出表示を再実行するときの表示例を示している。
図4(1)は演出表示の再実行が可能であることを遊技者に報知するために第2の液晶表示器19に表示される画像G3であり、閉じられた窓の上に演出表示の再実行を促す文字(図示例では「もう一度みたら!」の文字)が表示されている。図4(2)は第2の液晶表示器19に再度表示された演出表示の画像G2であり、窓が開かれ、窓越しに物体cがそれと分かる状態で飛来してくる状態が表示されている。
物体cがそれと分かるようにするために、前記した第1、第2の機能スイッチ31,32を操作して物体cを低速で移動させるような画像表示とするか、物体cの移動を停止させるような画像表示とする。
図5は、上記したスロットマシンの電気的な構成を示している。
同図中、40は制御装置であり、主制御部41と副制御部42とで構成されている。主制御部41は、マイクロコンピュータにより構成され、制御、演算の主体であるCPU43、プログラムや固定データが格納されるROM44、データの読み書きに用いられるRAM45、抽選処理に用いられる乱数発生器46を含んでいる。
前記主制御部41には、バス47を介して、始動レバースイッチ24、停止スイッチ25a,25b,25c、ベットスイッチ26、精算スイッチ27、メダル検知センサ48、リール駆動回路49、メダル払出機7、貯留枚数表示器21、払出枚数表示器22などの入出力各部が接続されている。
前記CPU43は、ROM44に格納されたプログラムに従ってRAM45に対するデータの読み書きを行いつつ、前記入出力各部の動作を一連に制御する他、前記乱数発生器46が発生した乱数値をサンプリングしてゲーム結果に関わる抽選処理や演出動作の再実行に関わる抽選処理などを実行する。
前記リール駆動回路49は、各リール8a,8b,8cの駆動源であるステッピングモータ9a,9b,9cの駆動を制御する。メダル払出機6は、精算スイッチ27が操作されたときなどに駆動し、貯留枚数表示器21に表示された枚数のメダルをメダル放出口28よりメダル受け皿29へ払い出す。メダル検知センサ48は、メダル投入口23に投入されたメダルを検知してメダル検知信号を出力する。
前記副制御部42はバス47を介して主制御部41に接続されている。この副制御部42も主制御部41と同様、CPU、ROM、RAMを含むマイクロコンピュータにより構成されるもので、演出動作に関わる入出力各部、すなわち、第1の液晶表示器14、第2の液晶表示器19、再生スイッチ30、第1〜第5の機能スイッチ31〜35が接続されている。なお、再生スイッチ30および第1〜第5の機能スイッチ31〜35は主制御部41に接続し、そのスイッチ信号入力が主制御部41を介して副制御部42に与えられるようにしてもよい。
図6は、上記した制御装置40による制御の流れを示している。なお図中、「ST」は「STEP」(ステップ)の略である。
同図のST1,2では、主制御部41のCPU43は遊技者によるゲーム開始操作が行われたかどうかを判定している。遊技者がベットスイッチ26を押すとST1が、始動レバースイッチ24を操作するとST2が、それぞれ「YES」の判定となり、CPU43は乱数発生器46が発生した乱数をサンプリングすることによりゲーム結果に関わる抽選処理を実行する(ST3)。この抽選処理によりボーナスや小役やリプレイに当選すると、該当するフラグがRAM45の所定のエリアに記憶される。なお、小役やリプレイのフラグは小役やリプレイの成立の有無を問わず1ゲーム限りでクリアされるが、ボーナスのフラグはボーナスが成立するまで保持される。
つぎのST4では、リール8a,8b,8cの始動(ST5)と同時に開始される演出(ST6)を再実行可能とするかどうかの決定が行われる。
図7は、ST4の詳細を示しており、まずST4−1において、CPU43は前記したST3の抽選処理でボーナスに当選したかどうかを判定する。その判定が「YES」であれば、CPU43は演出の再実行を可能とする決定を行い、その決定結果をフラグなどでRAM45に記憶させておく(ST4−2)。
ST3の抽選処理で小役に当選した場合は、ST4−1の判定が「NO」、ST4−3の判定が「YES」であり、CPU43は乱数発生器46が発生した乱数をサンプリングすることにより演出の再実行を可能とするかどうかの抽選処理を実行する(ST4−4)。もし抽選に当たれば、ST4−5の判定が「YES」であり、CPU43は演出の再実行を可能とする決定を行い、その決定結果をフラグなどでRAM45に記憶させる(ST4−6)。もし抽選に当たらなければ、ST4−5の判定は「NO」であり、この場合は演出の再実行を可能としないから、ST4−6はスキップされる。
ST3の抽選処理ではずれであった場合は、ST4−1、ST4−3の判定がともに「NO」であり、CPU43は乱数発生器46が発生した乱数をサンプリングすることにより演出の再実行を可能とするかどうかの抽選処理を実行する(ST4−7)。このST4−7の抽選処理の当選確率はST4−4の抽選処理の当選確率より低く設定されている。もし抽選に当たれば、ST4−8の判定が「YES」であり、CPU43は演出の再実行を可能とする決定を行い、その決定結果をフラグなどでRAM45に記憶させる(ST4−6)。もし抽選に当たらなければ、ST4−8の判定は「NO」であり、この場合は演出の再実行を可能としないから、ST4−6はスキップされる。
図6に戻って、つぎにCPU43はリール8a、8b、8cを始動させ(ST5)、それと同じタイミングで第1の液晶表示器14に例えば図3(2)に示すような演出表示を実行させる(ST6)。ここでの演出表示には抽選結果(役当選)を遊技者へ報知する役当選報知のための演出内容の他に、役当選報知を伴わない画面進行だけの演出内容とが含まれており、いずれかの演出内容が抽選結果に応じてST4で抽選により選択されて決定される。
つぎのST7では、CPU43は遊技者による停止スイッチ25a,25b,25cの操作が行われたかどうかを判断しており、停止スイッチ25a,25b,25cのいずれかが押されると、ST7の判定が「YES」となり、対応するリールが回転を停止する(ST8)。この場合、ST3の抽選処理によりいずれかの賞に当選していれば、遊技者による停止スイッチの操作に対して入賞ライン上に該当する図柄が停止するような引込み制御が実行される。
同様の停止操作が3個のリール8a,8b,8cに対して実行されると、ST9の判定が「YES」であり、CPU43は有効な入賞ライン上で入賞が成立したかどうかを判定する(ST10)。もし、成立していれば、ST11の判定が「YES」であり、ST12でメダルの払出が行われる。もし、ボーナス入賞であれば、つぎのST13の判定が「YES」であり、ボーナスゲームへ移行する。なお、ST6で開始された演出は3個のリール8a,8b,8cが停止した段階で終了させる。
ST10の入賞判定の結果、入賞不成立であれば、ST11の判定が「NO」であり、ST14へ進む。また、ボーナス入賞でなく、小役入賞であった場合はST13の判定が「NO」であり、この場合もST14へ進む。なお、リプレイ成立時には再遊技処理(図示せず)が実行される。
ST14では、既に実行された演出の再実行が可能かどうかを判定しており、もし、ST4において、演出の再実行を可能とする決定がなされていれば、ST14の判定は「YES」であり、CPU43は第2の液晶表示器19に図4(1)に示すような演出の再実行を促す表示を行う(ST15)。
この表示を見て遊技者が再生スイッチ30を押すと、ST16の判定が「YES」であり、CPU43は第2の液晶表示器19に図4(2)に示すような演出表示を再度実行させ、この演出表示を介して前記抽選処理の結果を遊技者へ再度報知する(ST16)。この場合、遊技者は例えば第1の機能スイッチ31を操作してスローモーションで演出表示を実行させるなどして報知内容をしっかりと判別する。この場合に、遊技者は、必要に応じて第3〜第5の機能スイッチ33〜35を操作して報知のポイントとなる演出部分をサーチする。
もし、ST14において、演出の再実行が可能となっていないと判定されれば、第2の液晶表示器19に図4(1)に示すような演出の再実行を促す表示は行われず、演出が再実行されることもない。
演出の再実行を促す表示があった場合において、もし遊技者が演出の再実行を望まなければ、再生スイッチ30を押すことなくベットスイッチ26が押されることになり、これにより、ST2へ進んで、始動レバースイッチ24の操作に待機する。この場合に、演出動作を再実行する権利をストックすることが可能な構成とすることも可能であり、その場合は、演出の再実行が可能でないときにも演出を再実行できることになる。
なお、上記した実施例では、演出の再実行は次回のゲーム開始操作前に要求するような構成となっているが、これに限らず、次回のゲーム開始操作と同時、またはそれ以降であっても要求できるように構成してもよい。また、演出表示は次回のゲーム開始操作があれば終了させてもよく、そのまま継続させてもよい。
この発明の一実施例であるスロットマシンの外観を示す正面図である。 内部構造を示すスロットマシンの正面図である。 演出表示の具体例を示す説明図である。 演出表示を再実行するときの表示例を示す説明図である。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。 図6のフローチャートにおけるST4の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
8a,8b,8c リール
14 第1の液晶表示器
19 第2の液晶表示器
24 始動レバースイッチ
25a,25b,25c 停止スイッチ
30 再生スイッチ
31〜35 機能スイッチ
40 制御装置
41 主制御部
42 副制御部
43 CPU
44 ROM
45 RAM

Claims (9)

  1. 遊技者によるゲーム操作に応じて1ゲーム毎の所定の遊技動作を実行する遊技実行手段、ゲーム結果に関わる抽選処理を実行する抽選手段、および前記抽選手段による抽選処理の結果に基づいて前記遊技実行手段の遊技動作を制御する遊技制御手段を備えた遊技機において、遊技内容に関わる演出動作を実行するとともに前記抽選手段による抽選処理の結果を前記演出動作を介して遊技者へ報知する演出実行手段と、前記抽選処理の結果を報知するために実行した演出動作を前記演出実行手段に再実行させる演出制御手段と、前記演出動作の再実行を可能とするかどうかを決定する決定手段と、前記演出制御手段に対して遊技者が前記演出動作の再実行を求めるための操作手段とを備えて成り、前記演出制御手段は、前記操作手段により演出動作の再実行が求められたとき、前記決定手段が演出動作の再実行を可能とする決定を行ったことを条件として前記演出実行手段に演出動作を再実行させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技実行手段は、複数の図柄を変動表示させることが可能な複数の図柄可変表示器を含み、遊技者がゲーム開始のためのスイッチを操作したとき、全ての図柄可変表示器に対して変動表示を開始させ、遊技者が停止のためのスイッチを操作したとき、対応する図柄可変表示器の変動表示を停止させていずれかの図柄を停止状態で表示させる請求項1に記載された遊技機。
  3. 前記演出実行手段は、演出のための画像を表示する2個のディスプレイを含み、一方のディスプレイは遊技内容に関わる演出動作を実行し、他方のディスプレイは前記抽選処理の結果を報知するために実行された演出動作を再実行する請求項1または2に記載された遊技機。
  4. 前記演出実行手段は、遊技者への報知内容の判別が容易な態様の演出動作と遊技者への報知内容の判別が困難な態様の演出動作とを選択的に実行するものであり、前記演出制御手段は、報知内容を判別することが困難な態様の演出動作に限って前記演出実行手段に再実行させる請求項1〜3のいずれかに記載された遊技機。
  5. 前記抽選手段は、演出動作の再実行を可能とするかどうかの抽選処理をさらに実行するものであり、前記決定手段は、演出動作の再実行に関わる抽選処理の結果とゲーム結果に関わる抽選処理の結果とに基づいて演出動作の再実行を可能とするかどうかを決定する請求項1〜4のいずれかに記載された遊技機。
  6. 前記抽選手段は、ボーナスゲームの実行が可能となる特別の賞とそれ以外の賞とに当選可能な抽選処理を実行するものであり、前記決定手段は、特別の賞に当選したときは前記演出動作の再実行を可能とし、それ以外の賞に当選するか、いずれの賞にも当選しないときは前記演出動作の再実行を可能とするかどうかの抽選を前記抽選手段に実行させる請求項1〜5のいずれかに記載された遊技機。
  7. 前記決定手段は、前記操作手段により演出動作の再実行が求められたことに応答して前記演出動作の再実行を可能とするかどうかを決定する請求項1〜6のいずれかに記載された遊技機。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載された遊技機であって、前記決定手段が演出動作の再実行を可能とすることを決定したとき、その旨を遊技者へ知らせる報知手段をさらに備えて成る遊技機。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載された遊技機であって、前記演出実行手段は演出動作を異なる態様で再実行することが可能であり、前記演出の再実行に際して、再実行の態様を遊技者が設定するための第2の操作手段をさらに備えている遊技機。
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