JP5263758B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、特別遊技期間内におけるサブゲームに考慮した遊技機に関するものである。
従来、スロットマシンにおいては、通常遊技以上にメダル獲得枚数期待値が大きく、遊技者にとって有利となる特別遊技が設けられている。この特別遊技は、目押しの必要がなく簡単な操作によって大量のメダルを獲得することができるが、特別遊技の遊技性自体については遊技者によって単調さを感じさせてしまうことがあった。
上記課題に対して、特許文献1には、特別遊技中のサブゲームとして、ストップスイッチの押し順が所定の押し順と一致した場合に得点を加算し、加算した得点に応じた回数、小役の当選を報知する技術が開示されている。
特開2006−175121号公報
上記のような特別遊技中のサブゲームは、主に液晶ディスプレイ等の演出表示装置を使用してストップスイッチの押し順が報知される。しかしながら、演出表示装置は、停電等の理由により電源が切断された場合、その後電源が投入されても演出表示装置は画像データの表示が可能となるまでに相当の時間を要する。その一方で、遊技自体の制御を司るメイン制御基板では電源投入から起動するまでの時間は短くて済む。従って、電源投入から演出表示装置が画像データを表示可能となるまでの時間と電源投入からメイン制御基板が起動するまでの時間とに時間差が発生することになり、予め定められた回数のサブゲームを特別遊技中に遂行できないことがある。
そこで、本発明の目的は、停電等の理由により一旦切断された電源を再投入したときに、電源投入から演出表示装置が画像データを表示可能となるまでの時間と電源投入からメイン制御基板が起動するまでの時間とに時間差が発生してしまうような場合であっても、例えば所定回数の演出によって構成される一連の演出を特別遊技期間内に遂行できるようにすることにある。
本発明の遊技機は、複数の図柄を表示した複数のリールと、役の抽選を行う役抽選手段と、前記複数のリールの回転を制御するとともに、前記役の抽選手段の抽選結果に基づいて、前記複数のリールの停止位置を決定し、その決定された位置に前記複数のリールを停止制御するリール停止制御手段と、前記複数のリールの回転が停止した状態時における有効ライン上の図柄の組合せに基づいて入賞した役を判定する入賞役判定手段と、前記入賞役判定手段により、所定の図柄の組合せが前記有効ライン上に停止表示されることにより開始され、所定の終了条件を満たすまで制御される特別遊技に移行するための特別役に入賞したと判定された場合、前記特別遊技を制御する特別遊技制御手段と、前記特別遊技制御手段による前記特別遊技の制御期間内に、所定回数の演出によって構成される一連の演出を演出表示装置上で表示させて制御する演出制御手段と、前記演出制御手段の処理が中断した場合、前記演出表示装置における画像表示が復帰する時点における、前記特別遊技の残りの遊技数又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数を判定する第1の判定手段と、前記演出制御手段の処理が中断するまでに未だ制御していない前記一連の演出における残りの演出の間隔を、前記第1の判定手段による判定結果に応じて決定する演出間隔決定手段とを有し、前記演出制御手段は、前記演出制御手段の処理が中断する前は前記特別遊技の遊技数又は前記特別遊技の遊技媒体の払い出し数に応じた間隔で前記一連の演出を制御し、前記演出制御手段の処理が中断した場合、前記演出間隔決定手段により決定された間隔で前記残りの演出を制御することを特徴とする。
上記のように、本発明においては、演出制御手段の処理が中断した場合、演出制御手段の処理が中断するまでに未だ制御していない一連の演出における残りの演出の間隔を、前記演出表示装置における画像表示が復帰する時点における、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数に応じて決定するように構成している。従って、本発明によれば、停電等の理由により一旦切断された電源を再投入したときに、電源投入から演出表示装置が画像データを表示可能となるまでの時間と電源投入からメイン制御基板が起動するまでの時間とに時間差が発生してしまうような場合であっても、例えば所定回数の演出によって構成される一連の演出を特別遊技期間内に遂行することが可能となる。
本発明の遊技機においては、前記演出間隔決定手段は、前記特別遊技の残りの遊技数内に又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が払い出されるまでに、前記残りの演出が全て制御されるように前記残りの演出の間隔を決定することを特徴とする。
上記のように、本発明においては、前記演出表示装置における画像表示が復帰する時点における、特別遊技の残りの遊技数内に又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が払い出されるまでに、残りの演出が全て制御されるように前記残りの演出の間隔を決定しているため、演出表示装置が復帰した後に所定回数の演出によって構成される一連の演出を特別遊技期間内に行うことが可能となる。
本発明の遊技機は、前記特別遊技の残りの遊技数又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が前記残りの演出を制御する際に不足しているか否かを判定する第2の判定手段を更に有し、前記演出間隔決定手段は、前記第2の判定手段により前記特別遊技の残りの遊技数又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が前記残りの演出を制御する際に不足していると判定された場合、前記残りの演出の間隔を所定の間隔又は任意の間隔に決定することを特徴とする。
上記のように、本発明においては、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が残りの演出を制御する際に不足している場合、残りの演出の間隔を所定の間隔又は任意の間隔で決定することで対応するようにしている。
本発明の遊技機は、前記第2の判定手段により前記特別遊技の残りの遊技数又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が前記残りの各遊技を制御する際に不足していると判定された後、遊技者の操作に応じて前記残りの演出が全て制御された場合、遊技者に対して特典を付与する特典付与手段を更に有することを特徴とする。
上記のように、本発明においては、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が残りの演出を制御する際に不足していると判定されたが、遊技者の操作に応じて残りの演出が全て制御された場合、遊技者に対して特典を付与ようにしている。従って、本発明によれば、例えば特別遊技中における当選役に入賞させず、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数の消化を引き延ばし、残りの演出を全て制御することができた場合等に、遊技者に対して特典を付与することが可能となる。
本発明によれば、停電等の理由により一旦切断された電源を再投入したときに、電源投入から演出表示装置が画像データを表示可能となるまでの時間と電源投入からメイン制御基板が起動するまでの時間とに時間差が発生してしまうような場合であっても、例えば所定回数の演出によって構成される一連の演出を特別遊技期間内に遂行することが可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシン(遊技機)の外観を示す正面図である。なお、以下の説明において、「遊技」とはメダル(遊技媒体)の投入からストップスイッチの操作を経た入賞処理までの一連の動作をいう。
(スロットマシン10)
本実施形態に係るスロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパネル20には、透明な表示窓21が設けられている。一方、筐体内部であって表示窓21の後方には、3つのリール(回胴)31L、31C及び31Rが配置されている。遊技者から見て左側から、左リール31L、中リール31C、右リール31Rが配置されている。
フロントパネル20の表示窓21を含む部分には、図柄組合せライン22a、22b及び22cからなる図柄組合せライン群22が設定されている。ここで、図柄組合せライン群22とは、リール31L、31C及び31Rの停止時における図柄の並びラインであって、図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段の図柄組合せライン22aと、水平方向の上段及び下段の2本の図柄組合せライン22bと、右下がり及び左下がりの斜め方向の2本の図柄組合せライン22cとが、図柄組合せライン群22として設けられている。そして、リール31L、31C及び31Rに付された図柄は、リール31L、31C及び31Rが停止した時に、表示窓21から見える9個の図柄が全てこれらの図柄組合せライン群22上に位置するような間隔で配置されている。なお、リール31L、31C及び31Rからリール群31が構成されている。なお、図柄組合せラインの形成方法は、上述した内容に限定されない。
フロントパネル20の右下側にはメダル投入口23が設けられており、ここから遊技者によってメダルが投入されると、投入されたメダル枚数に応じて、図柄組合せライン群22は有効ラインとして設定される。ここで、「有効ライン」とは、リール31L、31C、31Rの停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せであるか否かの判別対象となるラインである。投入されたメダルが1枚のときは水平方向の中段の図柄組合せライン22aが有効ラインとして設定され、2枚のときは水平方向の上段、中段及び下段の3本の図柄組合せライン22a及び22bが有効ラインとして設定される。また、投入されたメダルが3枚のときは、さらに加えて右下がり及び左下がりの斜め方向の2本の図柄組合せライン22cを含む総計で5本の図柄組合せライン22a〜22cが有効ラインとして設定される。なお、有効ラインの設定方法は、上述した内容に限定されず、投入されたメダルの枚数に関わらず、上述した5本の図柄組合せライン22a〜22cが有効ラインとして設定されてもよい。
そして、図柄組合せライン22a、22b及び22cの1ライン乃至5ラインが有効ラインとして設定されると、有効ラインランプ24が点灯する。この制御は、後述のメインCPU51(図2参照)により行われる。例えば3枚のメダルが投入されている場合には、リール31L、31C及び31Rが停止した時に、少なくとも1本の図柄組合せライン22a〜22cに特定の図柄の組合せが停止していれば、その組合せに応じた役に入賞したこととなり、役に応じた枚数のメダルが払い出される。
更に、フロントパネル20の表示窓21の下方には、クレジット数表示部25、ゲーム数表示部26及び払出数表示部27が設けられている。クレジット数表示部25には、クレジットされているメダルの枚数(クレジット数情報)が表示される。ゲーム数表示部26には、特別遊技等において、所定の遊技の残り数や既に行った遊技の数等が表示される。払出数表示部27には、メダルが払い出される際に、その枚数が表示される。メダル払出ボタン44が操作されると、クレジット数表示部25上のクレジット数情報に示される枚数分のメダルがメダル払出口73から払い出される。
フロントパネル20の表示窓21の上側には、ドット表示器やカラー映像を表示する液晶表示パネル等の演出表示装置40が遊技者に対して目視可能に設けられている。演出表示装置40は、遊技中の演出を行うときに各種の画像を表示する。
また、筐体の前面部には、遊技者が遊技を進行する上で操作する各種の操作スイッチ、例えば、スタートスイッチ41及びベットスイッチ群43が設けられている。更に、演出表示装置40の左右及びフロントパネル20の下部(メダル払出口73の近傍)にスピーカ71が設けられている。
スタートスイッチ41は、リール31L、31C及び31Rの回転をスタートさせるときに遊技者が操作するスイッチ、例えばレバーである。ベットスイッチ群43は、遊技者がクレジット内のメダルを投入する際にベット枚数(賭数)を指定するスイッチ群であり、1ベット・2ベットスイッチ43a及びMAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)43bから構成されている。これらのベットスイッチ43a及び43bも、例えばボタンとして配置されている。1ベット・2ベットスイッチ43aが操作される度に、ベット枚数が1枚と2枚との間で切り替えられ、MAXベットスイッチ43bが操作されると、ベット枚数が3枚となる。ベットスイッチ43a及び43bの上方には、投入枚数表示部28が設けられており、ベットスイッチ43a及び43bの操作やメダル投入口23からのメダルの投入に応じて、投入枚数表示部28にメダルの投入枚数が表示される。
詳細は後述するが、通常ゲームでは、遊技者がメダル投入口23からメダルを投入するか、ベットスイッチ群43を操作すると、図柄組合せライン22a〜22cがベット枚数に応じて有効ラインとして設定される。更に、遊技者がスタートスイッチ41を操作すると、役の抽選が行われると共に、リール31L、31C及び31Rが回転し始める。そして、遊技者がストップスイッチ42L、42C及び42Rを操作すると、操作されたボタンに応じてリール31L、31C及び31Rの回転が停止し、有効ライン上に並んだ図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致するときは入賞となり、その入賞役に応じたメダルの払い出し等が行われる。但し、リール31L、31C及び31Rの回転の停止に際しては、役の抽選結果に基づいた制御が行われる。
また、遊技(ゲーム)中には、種々の演出、例えばバックランプの点灯、演出表示装置40を用いた画像表示及びスピーカ71からの音声の出力等が行われる。更に、このような演出として、役の当選可能性の告知演出が行われることもある。
次に、スロットマシン10の内部構成等のシステム構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係るスロットマシン10のシステム構成を示すブロック図である。スロットマシン10の筐体内部には、メイン制御基板50、並びにこのメイン制御基板50に接続されたサブ制御基板60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13が配置されている。
(メイン制御基板50)
メイン制御基板50には、メインCPU51、ROM52、RAM53及びインタフェース回路(I/F回路)54が設けられており、これらはバス55を介して互いに接続されている。
メインCPU51は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)及び実行を行う。そして、メインCPU51は、ROM52に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、これらに基づいてスロットマシン10全体の制御を行う。
ROM52には、後述の図6−1乃至図6−3に示すメインCPU51が行う処理、その他の遊技の制御に必要なプログラム並びにデータ等が記憶されている。また、RAM53は、メインCPU51が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶する。
I/F回路54は、メイン制御基板50と、サブ制御基板60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13との間で行われる信号の送受信を行う。但し、メイン制御基板50とサブ制御基板60との間では、メイン制御基板50からサブ制御基板60への信号の送信は行われるが、サブ制御基板60からメイン制御基板50への信号の送信は行われない。
(サブ制御基板60)
サブ制御基板60には、サブCPU61、ROM62、RAM63、画像制御プロセッサ64、画像データROM65、ビデオRAM66、音源回路67、アンプ68及びインタフェース回路(I/F回路)69が設けられている。サブCPU61、ROM62、制御用RAM63、画像制御プロセッサ64、音源回路67及びI/F回路69はバス70を介して互いに接続されている。また、画像データROM65及びビデオRAM66は画像制御プロセッサ64に接続され、アンプ68は音源回路67に接続されている。また、演出用ランプ72は、バス70を介してサブCPU61に接続されている。
サブCPU61は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)及び実行を行う。そして、サブCPU61は、ROM62に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、サブ制御基板60全体の制御、特に遊技者に対する演出の制御を行う。なお、サブCPU61の処理能力や開発言語等には、何らの制約もない。
ROM62には、後述の図7及び図8に示すサブCPU61が行う処理、その他の遊技中の演出に必要なプログラム及びデータ等が記憶されている。また、RAM63は、サブCPU61が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶する。
これらのサブCPU61、ROM62及びRAM63は、夫々メイン制御基板50に設けられたメインCPU51、ROM52及びRAM53と同様の機能を有するものである。なお、ROM62及びRAM63は、夫々ROM52及びRAM53と同一のものを用いても良いが、これらよりも容量の大きい記憶媒体を用いても良い。
上述の演出表示装置40は画像制御プロセッサ64に接続されている。画像データROM65には、演出表示装置40に表示されるキャラクタ、文字及び背景等の複数種類の画像データが記憶されている。また、ビデオRAM66は、画像制御プロセッサ64が演出表示装置40に表示しようとする画像を作成する時に用いられ、画像データROM65から読み出したデータ等に基づき表示すべき画像データがビデオRAM66に展開される。
他に、本実施形態においては、演出用周辺機器として、演出表示装置40の他にスピーカ71、上述のバックランプ等が設けられている。スピーカ71はアンプ68に接続されている。これらの演出用周辺機器は、遊技に直接関係しない周辺機器であって、遊技中の演出(役の当選可能性の告知演出等)の出力を行うものであり、サブ制御基板60にのみ接続されており、メイン制御基板50には接続されていない。
I/F回路69は、メイン制御基板50からの信号の受信の際に、タイミングの制御等を行う。なお、上述のように、メイン制御基板50からサブ制御基板60への信号の送信は行われるが、サブ制御基板60からメイン制御基板50への信号の送信は行われない。即ち、一方向の送信のみが可能となっている。
(リール基板11)
リール基板11には、左リール31L、中リール31C及び右リール31Rを駆動するためのステッピングモータ(図示せず)が接続されている。これらのリール31L、31C及び31Rの動作の制御は、リール基板11を介してメインCPU51によって行われる。また、左リール31L、中リール31C及び右リール31Rの夫々に対応して所定の位置にセンサが設置されており、これらのセンサはリールの基準位置の通過を検知する。基準位置の通過が検知されると、センサから検知信号が出力され、リール基板11を介してメインCPU51に入力される。また、ステッピングモータのステップ数もリール基板11を介してメインCPU51に対して入力される。
(中央表示基板12)
中央表示基板12は、例えばフロントパネル20の裏側の中央部に取り付けられる。中央表示基板12には、クレジット数表示部25、セレクタ81、1ベット・2ベットスイッチ43a、MAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)43b、スタートスイッチ(レバー)41、左ストップスイッチ42L、中ストップスイッチ42C、右ストップスイッチ42R、設定表示部82及び設定変更スイッチ83が接続されている。
セレクタ81は、メダル投入口23から投入されたメダルが正規のものであるか識別し、不正なメダルを排除する。設定表示部82は、フロントパネル20の裏側から見えるように配置されており、確率や払い出しに関する設定(例えば、設定1〜設定6)等が表示される。設定変更スイッチ83は、確率や払い出しに関する設定等を変更する際に操作されるスイッチである。
(電源装置基板13)
電源装置基板13には、設定変更有効化スイッチ91、電源スイッチ92、ホッパ装置93及び電源装置94が接続されている。設定変更有効化スイッチ91は、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更を可能な状態にする際に操作するスイッチである。即ち、設定変更有効化スイッチ91がオンの状態になっているときに限り、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更が可能になる。電源スイッチ92は、電源装置94のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ホッパ装置93は、メダルの貯蔵及び払い出しを行う装置であり、電源装置基板13を介したメインCPU51からの指示に基づいて、予め貯蔵しておいたメダルから所定枚数のメダルを遊技者に払い出す。
次に、メイン制御基板50の機能的な構成について説明する。図3は、メイン制御基板50の機能的な構成を示す機能ブロック図である。本実施形態においては、例えばメインCPU51及びROM52のプログラムから、以下の各部101、102、106、107、108及び110が構成され、例えばRAM53に、後述する記憶部103が備えられ、例えばROM52に、後述する役抽選テーブル121等のデータが記憶されている。クレジット数カウント部112は、例えばメインCPU51、ROM52のプログラム及びRAM53の一部記憶領域から構成される。
(役抽選部101)
役抽選部101は、後述の遊技進行制御部102によるタイミング制御に応じて、役(特別役、小役、リプレイ等)の抽選を行う。ここで、特別役とは、通常遊技とは異なる遊技であって遊技者にとって有利な特別遊技に移行させるための役である。通常遊技における役の抽選において特別役に当選し、役別役の図柄の組合せが有効ラインに停止したとき、即ち特別役に入賞したことを条件として、通常遊技から特別遊技に移行させる。特別遊技は、通常遊技以上にメダル獲得枚数期待値が大きく、遊技者にとって有利となる遊技である。ここで、特別遊技には、例えばBB(ビッグボーナス)ゲーム及びRB(レギュラーボーナス)ゲームが含まれる。
本実施形態においては、例えば、有効ライン上に3つの「赤7」が停止した場合に、ビッグボーナスの入賞となってBBゲームに移行するが、このBBゲームは所定の終了条件が満たされるまで行われる。この特別遊技(BBゲーム)の終了条件についての詳細は後述するが、本実施形態においてはレギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)を繰り返し、この特別遊技(BBゲーム)中におけるメダルの総払い出し枚数(総払出数)が所定の範囲の終了枚数(終了数)、例えば465枚に達した時点で特別遊技(BBゲーム)が終了するように制御されている。
また、本実施形態においては、例えば、有効ライン上に3つの「黒BAR」が停止した場合に、レギュラーボーナスの入賞となってRBゲームに移行する。このRBゲームは、RBゲームが連続して12ゲーム行われるか、又はRBゲーム中で合計8回の入賞することにより終了し、通常遊技に移行する。このように、本実施形態においては、RBゲームは終了条件としてゲーム回数を規定しているのに対し、BBゲームは終了条件として払出枚数を規定している。
なお、小役とは、所定枚数のメダルを遊技者に払い出す役であり、例えば複数種類設けられている。リプレイとは、前の遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技を行う権利を遊技者に与える役である。
役抽選部101は、遊技毎に、内部で乱数を発生させた後に一の乱数を取得すると共に、ROM52に記憶されている役抽選テーブル121内の取得した乱数に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する。
なお、役抽選部101は、例えば所定の領域(10進法で0〜65535)の乱数を発生させ、例えばスタートスイッチ41が操作されたとき等、所定の条件が満たされたときに一の乱数値を取得する。役抽選テーブルには、役抽選部101が取得可能な乱数値に対して、図5に示すように、BB当選領域、RB当選領域、小役当選領域、リプレイ(RP)当選領域、及び非当選(ハズレ)領域等が、所定の割合で設定されている。即ち、役抽選テーブル121には、乱数値と各役との関係が定められており、例えば、乱数値(a)からある乱数値(a+α)がBB当選領域に対して割り当てられ、次の乱数値(a+α+1)から他の乱数値(a+α+1+β)がRB当選領域に割り当てられ、小役当選領域等についても、同様にして乱数値が割り当てられている。そして、役抽選部101が取得した乱数値が含まれる領域の役が、役抽選の結果、当選した役となる。尚、本実施形態では、図5に示す役のうち、BB及びRBが特別役に該当し、チェリー、スイカ及びベルが小役に該当する。また、図5に示す例の他に、特別遊技において用いられる役抽選テーブル(図示せず)やRTの遊技状態において用いられる役抽選テーブル(図示せず)等、各遊技状態に応じて役抽選テーブルが設けられている。
そして、役抽選部101は使用する役抽選テーブルを選択し、取得した乱数値を選択した役抽選テーブルと照らし合わせることにより、その乱数値が属する領域を判定し、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が特別役当選領域に属する場合は、特別役の当選と判定し、非当選領域に属する場合は、ハズレと判定する。そして、何らかの役が当選した場合には、その役に対するフラグをオンにする。
また、役抽選部101は、抽選の結果を示す情報、例えばどの役が当選したかを示す情報である当選役情報や現在の遊技状態を示す遊技状態情報等をサブ制御基板60に毎遊技送信する。
(遊技進行制御部102)
遊技進行制御部102は、役抽選部101や、後述のリール制御部106及び入賞判定部107等の動作タイミングを制御する。例えば、遊技進行制御部102は、スタートスイッチ41が操作されたことを条件として、役抽選部101に役の抽選を行わせると共に、リール制御部106にリール群31の回転を開始させ、また、ストップスイッチ群42が操作されたことを条件として、リール制御部106にリール群31の停止制御を行わせ、更に、リール群31が停止したことを条件として、入賞判定部107に入賞判定を行わせる。なお、遊技進行制御部102の動作はこれらに限定されるものではない。
(フラグ情報記憶部103)
フラグ情報記憶部103は、役抽選部101によって何らかの役に対するフラグがオンになった場合に、当選した役の種類及びそのフラグがオンになったことを記憶する。なお、後述のように、フラグ情報記憶部103に記憶されている情報が消去されるタイミング(当選フラグがオフとなるタイミング)は、当選役の種類に応じて異なっている。例えば、特別役の場合、フラグ情報記憶部103に記憶されている情報は、特別遊技が開始したことを条件として消去され、特別遊技が開始していなければ次遊技以降まで持ち越されるのに対し、それ以外の役の場合には、その役の入賞の有無に拘わらず、当該遊技の終了の際に消去され、次遊技まで持ち越されることはない。
(リール制御部106)
リール制御部106は、遊技進行制御部102によるタイミング制御に応じて、リール群31(リール31L、31C及び31R)の回転の開始及び停止の制御を行う。より具体的には、リール制御部106は、遊技状態(例えば、通常遊技状態、特別遊技状態等)、役抽選部101による抽選の結果、並びにストップスイッチ群42(ストップスイッチ42L、42C及び42R)が操作されたタイミング等に基づいて、リール31L、31C及び31Rの停止位置を決定すると共に、ステッピングモータの駆動を制御して、その決定した位置でリール31L、31C及び31Rの回転を停止させる。
特に、当該遊技で特別役に当選している場合や、特別役の当選が前遊技から持ち越されていて、且つ当該遊技で小役やリプレイに当選していない場合には、有効ライン上に特別役の図柄の組合せが停止するように、リール31L、31C及び31Rの停止制御の範囲内(例えば、ストップスイッチが操作された時の図柄から当該図柄を含む5図柄以内)でできる限り特別図柄が揃うような引き込み制御を行う。なお、特別役の当選が持ち越されている場合に、小役やリプレイに当選したときは、そのときのリール制御に応じて、有効ライン上に特別役の図柄の組合せが停止したり、停止しなかったりする。さらにまた、このようなリール31L、31C及び31Rを停止させる際の制御は、リール制御用のテーブルを用いて行ってもよい。
(入賞判定部107)
入賞判定部107は、遊技進行制御部102による制御に応じて、図柄組合せライン群22のうち、1本〜複数本の有効ラインのいずれかに役の図柄の組合せが並んでいるか否かを判定し、並んでいるものがあれば当該遊技でその役に入賞したと判定する。このとき、入賞判定部107は、例えばステッピングモータの停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ラインに位置する図柄を判定し、これに基づいて、役の入賞の有無を判定すると共に、判定結果の情報(入賞役情報)等をサブ制御基板60に送信する。
なお、リール31L、31C及び31Rを停止させる際の制御にリール制御用のテーブルを用いている場合には、リール31L、31C及び31Rが実際に停止してから入賞判定部107が図柄の組合せを判定するのではなく、リール制御部106によってリール制御用のテーブルを用いてリール群31の停止位置が定められた時に、有効ライン上に停止する図柄の組合せを判別するようにしてもよい。
(特別遊技制御部108)
特別遊技制御部108は、入賞判定部107による判定の結果、特別役に入賞していた場合に、特別遊技の制御を行う。例えば、特別遊技制御部108は、特別遊技中における役抽選部101の抽選結果に応じて、リール制御部106に特別遊技用のリール制御を行わせたり、サブ制御基板60に特別遊技用の演出を行わせたりする。特に、入賞判定部107による判定の結果、BBに入賞していた場合には、次遊技から役に入賞した場合に払い出されるメダルの総数が所定の終了枚数に達するまでの間、特別遊技(BBゲーム)の制御を行う。例えば、この特別遊技の制御としては、リール制御部106に特別遊技(BBゲーム)用のリール制御を行わせる。また、特別遊技(BBゲーム)においては、上述のように、役抽選テーブル121とは異なる抽選テーブル(図示せず)が用いられ、この抽選テーブルの変更も特別遊技制御部108の指示に基づいて行われる。
また、特別遊技制御部108は、入賞判定部107による判定の結果、RBに入賞していた場合には、次遊技から所定の遊技数に達するまでの間、特別遊技(RBゲーム)の制御を行う。この場合においても、特別遊技制御部108の指示により、上述の役抽選テーブル121から特別遊技(RBゲーム)用の抽選テーブル(図示せず)に変更して、リール制御部106に制御を行わせる。
(払出制御部110)
払出制御部110は、入賞判定部107による判定の結果、入賞している役に応じたメダルの払い出しをホッパ装置93に行わせたり、クレジット数表示部25におけるクレジット数情報の表示を更新したりする。払出制御部110には払出枚数カウンタ111が含まれている。入賞役がBBである場合、払出枚数カウンタ111は、BBゲーム中のメダルの払出枚数をカウントし、その総数を求める。そして、払出制御部110は、総払出枚数が所定の範囲の終了枚数、例えば465枚に達すると、その旨を特別遊技制御部108に知らせ、特別遊技を終了させる。なお、払出枚数カウンタ111により求められたメダルの総払出枚数の情報は、総払出枚数が所定の終了枚数に達し、一連の特別遊技(BBゲーム)が終了した時点で消去され、総払出枚数はリセットされる。
(クレジット数カウント部112)
クレジット数カウント部112は、スロットマシン10に貯留されているメダルの枚数をカウントし、保持する。即ち、クレジット数カウント部112は次のようにして貯留されているメダルの枚数をカウントする。メダル投入口23からメダルが投入された場合には、投入されたメダル枚数から図柄組合せラインが有効化された分のメダル枚数を差し引いた分、カウント値を加算する。また、入賞した役がメダルの払い出しがある役である場合、払い出されるメダル枚数分、カウント値を加算する。メダル払出ボタン44が操作され、メダルの払い出しが行われた場合には、払い出されたメダル枚数分、カウント値を減算する。また、ベットスイッチ群42が操作されることにより、メダルが投入された場合には、当該操作によって投入されたメダル枚数分、カウント値を減算する。クレジット数カウント部112によってカウントされているカウント値は、クレジット数カウント部112を構成するRAM63の一部記憶領域において記憶され、ここで記憶されたカウント値がクレジット数表示部25において逐次表示される。
また、役抽選部101による役の抽選を示す情報である当選役情報、現在の遊技状態を示す遊技状態情報のほか、スタートスイッチ41の操作が受け付け可能であることを通知するためのリール回転開始操作受付情報やストップスイッチ42L〜42Rの操作が受付可能であることを通知するためのリール回転停止操作受付情報等、各種情報が定期的又は不定期にメイン制御基板50からサブ制御基板60に送信される。また、メダル投入口23からのメダルの投入がセレクタ81によって検知されると、セレクタ81からメダル投入検知信号が遊技進行制御部102に出力され、遊技進行制御部102からサブ制御基板60に対して送信される。
次に、サブ制御基板60の機能的な構成について説明する。図4は、サブ制御基板60の機能的な構成を示すブロック図である。本実施形態においては、例えばサブCPU61及びROM62のプログラムから、201、203、204、205、206が構成されている。
(演出制御部202)
演出制御部202は、当該遊技時の遊技状態情報及び当選役情報等に対応するコマンドを発生するとともに、後述する演出パターン選択部201がコマンドに応じて選択した演出パターンに基づく演出制御を行う。そして、演出制御部202による制御に基づいて、画像制御プロセッサ64が演出表示装置40に表示する画像データを生成し、また、音源回路67で生成された音信号がアンプ68によって増幅された後、スピーカ71から出力される。更に演出制御部202は、当該遊技時に応じた演出用ランプ72の点灯を制御する。特に、演出制御部202は、特別遊技制御部108によって特別遊技の制御が行われている期間内に、所定回数の演出によって構成される一連の演出ゲームを制御する。
(演出パターン選択部201)
演出パターン選択部201は、演出制御部202が発生したコマンドに対応する演出パターンを選択する。
(第1の判定部204)
第1の判定部204は、停電等の原因により、演出制御部202の制御処理が中断した場合、再び電源が投入され、演出表示装置40における画像表示が復帰するとき、その時点における特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りのメダルの払い出し枚数を判定する。制御されている特別遊技がRBゲームである場合には、RBゲームである特別遊技の残りの遊技数が判定され、制御されている特別遊技がBBゲームである場合には、BBゲームである特別遊技の残りのメダルの払い出し枚数が判定される。
(演出間隔決定部203)
演出間隔決定部203は、演出制御部202の処理が中断するまでに未だ制御していない一連の演出ゲームにおける残りの演出の制御間隔を決定する。その際に、第1の判定部204によって判定された特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りのメダルの払い出し枚数に応じて上記残りの演出の制御間隔を決定する。即ち、演出間隔決定部203は、特別遊技の残りの遊技内で残りの演出が全て制御されるように演出の制御間隔を決定したり、特別遊技の残りのメダルの払い出し枚数が払い出されるまでに残りの演出が全て制御されるように演出の制御間隔を決定する。
(第2の判定部205)
第2の判定部205は、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りのメダルの払い出し枚数が上記残りの演出を制御する際に不足しているか否かを判定する。ここで、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りのメダルの払い出し枚数が上記残りの演出を制御する際に不足していると判定された場合、演出間隔決定部203は、上記残りの演出の間隔を所定の間隔又は任意の間隔で決定する。残りの演出の間隔を所定の間隔で行うとは、例えば予め定められた遊技数の間隔で残りの演出を行うことや、予め定められた枚数のメダルの払い出しがある毎に残りの演出を行うことである。また、残りの演出の間隔を任意の間隔で行うとは、例えばランダムな遊技数の間隔で残りの演出を行うことや、払い出し枚数をランダムに設定し、設定された枚数のメダルの払い出しが毎に残りの演出を行うことである。
(特典付与部206)
特典付与部206は、第2の判定部205により、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りのメダルの払い出し枚数が上記残りの演出を制御する際に不足していると判定されたが、遊技者が例えば特別遊技中における当選役に入賞させず、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数の消化を引き延ばし、残りの演出を全て制御することができた場合、遊技者に対して特典を付与する。遊技者に付与する特典としては、スロットマシンの設定(例えば、設定1〜設定6)に対応する演出画像を演出表示装置40上に表示させること等が考えられる。
なお、メイン制御基板50及びサブ制御基板60にこれらの機能以外の機能が設けられていてもよい。
次に、上述のように構成された本実施形態に係るスロットマシンの動作について説明する。図6−1乃至図6−3は、メイン制御基板50による制御を示すフローチャートである。図7及び図8は、サブ制御基板60による制御を示すフローチャートである。
先ず、メイン制御基板50によって制御される遊技の流れについて説明する。図6−1において、遊技進行制御部12は、メダルの投入を監視する(ステップS1)。即ちここでは、メダル投入口23からのメダルの投入があるか、又はクレジットがある場合にベットスイッチ43a又は43bが操作されたかを判断することによりメダルの投入を監視している。メダルの投入があった場合、遊技進行制御部102は投入されたメダルの数を求める(ステップS2)。
続いて、遊技進行制御部102は、投入されたメダルの数が1枚未満であるか否かを判定する(ステップS3)。投入されたメダルの数が1枚未満ではない場合、即ち1枚以上のメダルが投入された場合、遊技進行制御部102は、スタートスイッチ41が操作されたか否かを判定する(ステップS4)。
遊技者によってスタートスイッチ41が操作されると、遊技進行制御部102はスタートスイッチ41がオンになったことを検知し、役抽選部101が乱数を取得する(ステップS5)。一方、投入されたメダルの数が1枚未満である場合、再びステップS1にてメダルの投入を監視する。なお、遊技進行制御部102は、スタートスイッチ41が操作されるまで、ステップS1〜ステップS3の処理を繰り返す。
続いて、役抽選部101は、遊技状態に基づいて役抽選テーブルを選択した後、取得した乱数と選択した役抽選テーブルとを照らし合わせて役の抽選処理を行う(ステップS6、S6)。そして、この抽選の結果、何らかの役の当選があった場合、当該役のフラグをオンにして、そのことをフラグ情報記憶部103に記憶させる(ステップS7)。続いて、遊技進行制御部102は、当選した役の情報(当選役情報)及び現在の遊技状態を示す遊技状態情報をサブ制御基板60に送信する(ステップS8)。
続いて、図6−2に示すように、遊技進行制御部102はリール制御部106に第1、第2、第3リールであるリール31L、31C及び31Rの回転を開始させる(ステップS12)。ここでいう第1リールとは、後述する第1ストップスイッチが操作されることにより停止するリールであり、第2リールとは、後述する第2ストップスイッチが操作されることにより停止するリールであり、第3リールとは、後述する第3ストップスイッチが操作されることにより停止するリールのことである。
続いて、リール制御部106は、ストップスイッチ群42の何れか1個(第1ストップスイッチ)が操作されたか否かを判定する(ステップS13)。第1ストップスイッチが操作された場合、リール制御部106は、当該遊技時の遊技状態及び役抽選部101の役の抽選結果に基づいたリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応する第1リールの回転を停止させる(ステップS14)。なお、第1ストップスイッチが未だ操作されていない場合には、第1ストップスイッチが操作されるまで、ステップS13の判定処理が繰り返される。
続いて、リール制御部106は、ストップスイッチ群42の他の1個(第2ストップスイッチ)が操作されたか否かを判定する(ステップS15)。第2ストップスイッチが操作された場合、リール制御部106は、当該遊技時の遊技状態及び役抽選部101の役の抽選結果に基づいたリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応する第2リールの回転を停止させる(ステップS16)。なお、第2ストップスイッチが未だ操作されていない場合には、第2ストップスイッチが操作されるまで、ステップS15の判定処理が繰り返される。
続いて、リール制御部106は、ストップスイッチ群42の残りの1個(第3ストップスイッチ)が操作されたか否かを判定する(ステップS17)。第3ストップスイッチが操作された場合、リール制御部106は、当該遊技時の遊技状態及び役抽選部101の役の抽選結果に基づいたリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応する第2リールの回転を停止させる(ステップS18)。なお、第3ストップスイッチが操作されるまで、ステップS17の判定処理が繰り返される。
また、ステップS14、S16及びS18において、当選役を入賞させるために必要な図柄が引き込み可能な位置にない場合、リール制御部106は、リールの停止を制御するための停止制御情報を用いて、ハズレとなるような図柄の蹴飛ばし制御を行う。
特別役のフラグがオンになっている場合には、上記のリール制御と並行して演出用ランプ72を激しく点滅させてもよい。また、特別役のフラグがオンになっている場合に、2個のリールの停止までは有効ライン上に他の特別役の入賞となる図柄の組合せの一部を配列させ、残りの1個のリールの停止によって当該他の特別役の入賞とならないように図柄の蹴飛ばし制御を行うことにより、上記特別役のフラグがオンになっていることを遊技者に知らせるようにしてもよい。
そして、図6−3に示すように、リール制御部106が全てのリール31L、31C及び31Rの回転を停止させた後、有効ライン上に並んでいる図柄の組合せに基づいて入賞判定部107が入賞の有無を判断する(ステップS20)。この結果、いずれの役の入賞もない場合には、入賞判定部107は、その旨を示す信号をサブ制御基板60に送信する(ステップS29)。一方、何らかの入賞がある場合には、入賞判定部107は入賞している役の情報(入賞役情報)をサブ制御基板60に送信する(ステップS21)。
入賞役が特別役である場合には、特別遊技に移行される(ステップS22、S23)。特別遊技としてはBBゲーム及びRBゲームがあるが、例えば、BBゲームに入賞した場合には、次の遊技から所定の終了条件が満たされるまでの間、BBゲームとしてRBゲームが繰り返し行われる。また、図示しないが、RBに入賞した場合には、RBゲームが連続して12ゲーム実行するか、又はRBゲーム中で合計8回の入賞があると、特別遊技(RBゲーム)は終了し、通常遊技に移行する。このように、RBゲームでは、RBゲームへの移行後の遊技から所定のゲーム数を終了するまでの間、特別遊技(RBゲーム)が実行される。なお、特別遊技時においても、当選役情報及び遊技状態情報が毎遊技サブ制御基板60に対して送信される。
入賞役が特別役でない場合で、特別役に当選しているそのフラグがオンになっていると
きには、特別役のフラグを次遊技に持ち越すこととする(ステップS22、S24)。つ
まり、フラグ情報記憶部103の記憶状態が保持される。
また、入賞役がリプレイである場合、入賞判定部107は遊技進行制御部102に対して当該遊技でのベット数(賭数)を次遊技に持ち越させる(ステップS25、S27)。一方、入賞役が特別役でもリプレイでもない場合には、払出制御部110が入賞役に応じた枚数のメダルの払い出しを行わせる(ステップS25、S26)。その後、フラグ情報記憶部103に記憶されていた当選役の種類及びそのフラグがオンになっているという情報が消去される(ステップS28)。但し、特別役のフラグがオンになっているという情報は、そのまま消去されずに、保持される。
次に、サブ制御基板60の動作について説明する。先ず、図7を参照して、通常(電源が切断される前の状態)時のサブ制御基板60の動作について説明する。
図7において、演出制御部202は、メイン制御基板50から当選役情報及び遊技状態情報を受信すると(ステップS101)、当該遊技は特別遊技状態であるか否かを判定する(ステップS102)。
当該遊技が特別遊技状態である場合、演出制御部202は、当該特別遊技状態において演出間隔決定部203によって演出間隔が決定されているか否かを判定する(ステップS103)。
演出間隔決定部203によって演出間隔が既に決定されていない場合、特別遊技の遊技数又は特別遊技におけるメダルの払い出し枚数に応じて、予め定められた回数の設問の提示演出で構成される一連の各遊技の間隔を演算し、設定する(ステップS104)。ここで、特別遊技がRBゲームである場合は、RBゲームの遊技数に応じて演出間隔が演算され、特別遊技がBBゲームである場合は、BBゲームの遊技数に応じて演出間隔が演算される。なお、演出間隔が決定されている場合には、ステップS104の処理は実行されない。
続いて、演出パターン選択部201は、当該遊技が設問を提示する遊技であるか否かを判定する(ステップS105)。即ちここでは、演出間隔決定部203によって決定された間隔で設問を提示する遊技に該当するか否かを判定している。
当該遊技が設問を提示する遊技である場合、演出パターン選択部201は、設問の文字情報を含む画像データを演出表示装置40上に表示させる演出パターンを選択し、演出制御部202は、選択された演出パターンの制御を行う(ステップS106)。これにより、演出表示装置40上では設問の文字情報が表示され、設問が遊技者に対して提示されることになる。一方、当該遊技が設問を提示する遊技ではない場合、演出パターン選択部201は、特別遊技時における通常の演出パターンを選択し、演出制御部202は、選択された演出パターンの制御を行う(ステップS107)。
なお、ステップS102において、当該遊技が特別遊技状態ではないと判定された場合、演出パターン選択部201は、当該遊技時における当選役情報及び遊技状態情報に対応する演出パターンを選択し、演出制御部202は、選択された演出パターンを制御する(ステップS108)。
次に、図8を参照して、一旦電源が切断され、その後電源が供給された場合におけるサブ制御基板60の動作について説明する。
図8において、演出制御部202は、メイン制御基板50から当選役情報及び遊技状態情報を受信すると(ステップS110)、当該遊技が特別遊技状態であるか否かを判定する(ステップS111)。
当該遊技が特別遊技状態である場合、演出制御部202は、当該遊技が画像制御プロセッサ64の初期設定が完了した直後の遊技であるか否かを判定する(ステップS112)。当該遊技が画像制御プロセッサ64の初期設定が完了した直後の遊技である場合、演出制御部202は、今の特別遊技がBBゲームであるか否かを判定する(ステップS113)。上述した画像制御プロセッサ64の初期設定が完了した直後の遊技とは、演出表示装置40における画像データの表示が復帰する遊技である。
今の特別遊技がBBゲームではなく、RBゲームである場合、第1の判定部204は、特別遊技における残りの遊技数、即ち当該遊技から特別遊技の最後の遊技までの遊技数を算出する(ステップS116)。
続いて、演出間隔決定部203は、ステップS116で算出された特別遊技における残りの遊技数と残りの設問の提示回数とに基づいて、各設問の提示が均等の遊技間隔で行われるように設問の提示間隔を算出し、設定する(ステップS117)。
一方、今の特別遊技がBBゲームである場合、第1の判定部204は、特別遊技における残りのメダルの払い出し枚数、即ち、BBゲームで払い出されるメダルの上限枚数からBBゲームにおいて前遊技まで払い出されているメダルの枚数を減算した枚数を算出する(ステップS114)。
続いて、演出間隔決定部203は、ステップS114で算出された特別遊技における残りのメダルの払い出し枚数と残りの設問の提示回数とに基づいて、各設問の提示が均等のメダル払い出し間隔で行われるように設問の提示間隔を算出し、設定する(ステップS115)。
続いて、演出制御部202は、ステップS117又はS115において設問間隔が設定済みであるか否かを判定する(ステップS118)。設問間隔が設定済みである場合、演出パターン選択部201は、当該遊技が設問を提示する遊技であるか否かを判定する(ステップS119)。即ちここでは、ステップS117又はS115において演出間隔決定部203で設定された間隔で設問を提示する遊技に該当するか否かを判定している。
当該遊技が設問を提示する遊技である場合、演出パターン選択部201は、設問の文字情報を含む画像データを演出表示装置40上に表示する演出パターンを選択し、演出制御部202は、選択された演出パターンの制御を行う(ステップS120)。これにより、演出表示装置40上では設問の文字情報が表示され、設問が遊技者に対して提示されることになる。
一方、当該遊技が設問を提示する遊技ではない場合、演出パターン選択部201は、特別遊技時における通常の演出パターンを選択し、演出制御部202は、選択された演出パターンの制御を行う(ステップS121)。
なお、演出表示装置40における画像データの表示が復帰する遊技時にはステップS117又はS115にて必ず設問の間隔が設定されるため、ステップS118にて設問間隔が設定済みではないと判定される場合とは、上記画像データの表示が復帰する遊技より前の遊技時であることを意味する。この場合、演出表示装置40は未だ起動した状態にないため、演出表示装置40を用いた演出制御はなされない。
また、ステップS112にて画像制御プロセッサ64の初期設定が完了した直後の遊技であるか否かを判定しているのは、特別遊技の残りの遊技数や残りのメダルの払い出し枚数を求めるのに上記直後の遊技が最適な時点だからである。この判定において、画像制御プロセッサ64の初期設定が完了した直後の遊技ではないと判定される場合、即ち、演出表示装置112が起動(復帰)する直前の遊技以前の遊技、又は演出表示装置112が起動(復帰)する遊技より後の遊技である場合、ステップS113〜S117の設問間隔の設定に係る処理は行わず、ステップS118からの処理が実行される。
ステップS111において、当該遊技が特別遊技状態ではないと判定された場合、演出制御部202は、演出表示装置40が起動した状態にあるか否かを判定する(ステップS122)。演出表示装置40が起動した状態にある場合、処理は図7のステップS108に移行する。これは、当該遊技が特別遊技状態ではなく通常の遊技状態にあり、演出表示装置40が既に起動した状態にあるため、図7に示す処理に移行するのが適当だからである。一方、演出表示装置40が起動した状態にない場合、処理はステップS110に戻る。
図9は、通常(電源が切断される前の状態)時のサブ制御基板60の動作(図7)と、一旦電源が切断され、その後電源が供給された場合におけるサブ制御基板60の動作(図8)とを具体的に説明するための図である。
図9(a)は、通常(電源が切断される前の状態)時のサブ制御基板60の動作を示している。図9(a)の例では、特別遊技時におけるメダルの総払い出し枚数が400枚であり、特別遊技においてメダルの払い出し枚数が100枚となる遊技時、150枚となる遊技時、200枚となる遊技時、250枚となる遊技時、300枚となる遊技時に計5回の設問を提示する演出制御を行うことを示している。このような設問を提示する遊技間隔は図7のステップS104で決定されるものである。
図9(b)は、一旦電源が切断され、その後電源が供給された場合におけるサブ制御基板60の動作を示している。図9(b)の例では、当初、特別遊技時において図9(a)に示すような遊技間隔で設問を提示することが決定されたが、その後、特別遊技におけるメダルの払い出し枚数が100枚を超えて間もない遊技時に電源が切断され、すぐに電源が投入されている。しかし、演出表示装置40に関しては、画像表示が復帰するまでに、電源投入からメダルの払い出し枚数が300枚となる手前の遊技までの時間を要したことを示している。
具体的には、特別遊技におけるメダルの払い出し枚数が100枚となる遊技時に第1の設問を提示し、それから間もない遊技時に電源が切断されている。電源切断の直前までは図7に示す処理が実行され、電源が投入されてからは図8に示す処理が実行される。電源が投入されてから演出表示装置40が起動するのは、上述したように特別遊技におけるメダルの払い出し枚数が300枚となる手前の遊技時となっている。当該遊技時における図8のステップS115にて、特別遊技の残りの遊技における設問の遊技間隔が設定される。ここでは、残りのメダル払い出し枚数が100枚であるため、残り4つの設問(第2〜第5の設問)の提示と最終的な結果表示との5つの演出を等間隔で行うように、20枚のメダル払い出し間隔で第2〜第5の設問の提示と最終的な結果表示とがなされるように設定されている。
以上のように、本実施形態においては、演出制御部202の処理が中断した場合、演出制御部202の処理が中断するまでに未だ制御していない一連の演出ゲームにおける残りの演出の間隔を、演出表示装置40における画像表示が復帰する時点における、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数に応じて決定するように構成している。従って、本実施形態によれば、停電等の理由により一旦切断された電源を再投入したときに、電源投入から演出表示装置40が画像データを表示可能となるまでの時間と電源投入からメイン制御基板50が起動するまでの時間とに時間差が発生してしまうような場合であっても、例えば所定回数の演出によって構成される一連の演出ゲームを特別遊技期間内に遂行することが可能となる。
また、本実施形態においては、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が残りの演出を制御する際に不足していると判定されたが、遊技者の操作に応じて残りの演出が全て制御された場合、遊技者に対して特典を付与ようにしている。従って、本実施形態によれば、特別遊技中における当選役に入賞させず、特別遊技の残りの遊技数又は特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数の消化を引き延ばし、残りの演出を全て制御することができた場合等に、遊技者に対して特典を付与することが可能となる。
更に、本発明の実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段としては、例えば、かかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体や、かかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体が挙げられる。
本発明の実施形態に係るスロットマシン(遊技機)の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るスロットマシンのシステム構成を示すブロック図である。 メイン制御基板の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 サブ制御基板の機能的な構成を示すブロック図である。 抽選テーブルの構成を示す図である。 メイン制御基板による制御を示すフローチャートである。 メイン制御基板による制御を示すフローチャートである。 メイン制御基板による制御を示すフローチャートである。 サブ制御基板による制御を示すフローチャートである。 サブ制御基板による制御を示すフローチャートである。 通常(電源が切断される前の状態)時のサブ制御基板の動作と、一旦電源が切断され、その後電源が供給された場合におけるサブ制御基板の動作とを具体的に説明するための図である。
符号の説明
10:スロットマシン
11:リール基板
12:中央表示基板
13:電源装置基板
20:フロントパネル
21:表示窓
22a、22b、22c:有効ライン
23:メダル投入口
24:有効ラインランプ
25:クレジット数表示部
26:ゲーム数表示部
27:払出数表示部
28:投入枚数表示部
31L、31C、31R:リール
40:演出表示装置
41:スタートスイッチ
42L、42C、42R:ストップスイッチ
43a、43b:ベットスイッチ
50:メイン制御基板
51:メインCPU
52、62:ROM
53、63:RAM
54、69:I/F回路
60:サブ制御基板
71:スピーカ
73:メダル払出口
101:役抽選部
102:遊技進行制御部
103:フラグ情報記憶部
106:リール制御部
107:入賞判定部
108:特別遊技制御部
110:払出制御部
111:払出枚数カウンタ
112:クレジット数カウント部
121:役抽選テーブル
201:演出パターン選択部
202:演出制御部
203:演出間隔決定部
204:第1の判定部
205:第2の判定部
206:特典付与部

Claims (4)

  1. 複数の図柄を表示した複数のリールと、
    役の抽選を行う役抽選手段と、
    前記複数のリールの回転を制御するとともに、前記役の抽選手段の抽選結果に基づいて、前記複数のリールの停止位置を決定し、その決定された位置に前記複数のリールを停止制御するリール停止制御手段と、
    前記複数のリールの回転が停止した状態時における有効ライン上の図柄の組合せに基づいて入賞した役を判定する入賞役判定手段と、
    前記入賞役判定手段により、所定の図柄の組合せが前記有効ライン上に停止表示されることにより開始され、所定の終了条件を満たすまで制御される特別遊技に移行するための特別役に入賞したと判定された場合、前記特別遊技を制御する特別遊技制御手段と、
    前記特別遊技制御手段による前記特別遊技の制御期間内に、所定回数の演出によって構成される一連の演出を演出表示装置上で表示させて制御する演出制御手段と、
    前記演出制御手段の処理が中断した場合、前記演出表示装置における画像表示が復帰する時点における、前記特別遊技の残りの遊技数又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数を判定する第1の判定手段と、
    前記演出制御手段の処理が中断するまでに未だ制御していない前記一連の演出における残りの演出の間隔を、前記第1の判定手段による判定結果に応じて決定する演出間隔決定手段とを有し、
    前記演出制御手段は、前記演出制御手段の処理が中断する前は前記特別遊技の遊技数又は前記特別遊技の遊技媒体の払い出し数に応じた間隔で前記一連の演出を制御し、前記演出制御手段の処理が中断した場合、前記演出間隔決定手段により決定された間隔で前記残りの演出を制御することを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出間隔決定手段は、前記特別遊技の残りの遊技数内に又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が払い出されるまでに、前記残りの演出が全て制御されるように前記残りの演出の間隔を決定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記特別遊技の残りの遊技数又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が前記残りの演出を制御する際に不足しているか否かを判定する第2の判定手段を更に有し、
    前記演出間隔決定手段は、前記第2の判定手段により前記特別遊技の残りの遊技数又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が前記残りの演出を制御する際に不足していると判定された場合、前記残りの演出の間隔を所定の間隔又は任意の間隔に決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記第2の判定手段により前記特別遊技の残りの遊技数又は前記特別遊技の残りの遊技媒体の払い出し数が前記残りの演出を制御する際に不足していると判定された後、遊技者の操作に応じて前記残りの演出が全て制御された場合、遊技者に対して特典を付与する特典付与手段を更に有することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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