JP4650874B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、スロットマシン、パチンコ機等の遊技機に適用可能な画像演出のための技術に関するものである。
スロットマシン、パチンコ機等の遊技機においては、一般的に、ビッグボーナス、レギュラーボーナス等の特別役への入賞の可能性を遊技者に報知する告知演出等が行われている。これにより遊技者は遊技の状態を知ることができると共に、遊技に対する魅力が高められる。近年では、演出効果を高めるために、リールの内側に配備されたバックランプの点滅という動的な告知パターンを展開した告知演出も提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−164934号公報
しかしながら、従来の遊技機における告知演出では、予め定められた複数の告知演出パターンの中から、該当する告知演出パターンを選択して演出を行うものであったため、ある程度、告知演出パターンを見ればどのような告知パターンが実行されるかを予想できるようになり、多彩な告知演出を行うことができなかった。
本発明は前述した問題点に鑑みてなされたものであり、予め定められた告知演出パターンによる告知演出を行うことなく、多彩な告知演出を実現する遊技機を提供することを目的とする。
本願発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
本発明に係る遊技機は、遊技の制御を行うメイン制御手段に含まれ、特別役を含む種々の役の抽選を行う役抽選手段と、複数種類の図柄が表示された複数のリールと、前記各リールにつき複数の図柄を表示させる表示窓と、前記メイン制御手段に含まれ、前記各リールの回転及び停止の制御を行うリール制御手段と、前記メイン制御手段に含まれ、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された複数の図柄から、前記役に入賞したか否かを判定する入賞判定手段と、前記メイン制御手段に含まれ、前記入賞判定手段により、前記特別役に入賞していると判定された場合、次遊技から所定の終了条件が満たされるまでの間、特別遊技の制御を行う遊技状態制御手段と、前記遊技に対する演出の制御を行うサブ制御手段に含まれ、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された複数の図柄の中から、前記各リール毎に1つの図柄を選択する図柄選択手段と、前記サブ制御手段に含まれ、前記図柄選択手段により前記各リール毎に選択された図柄である各選択図柄を表示画面上に表示するように制御する表示制御手段と、を有し、前記図柄選択手段は、前記役抽選手段、前記入賞判定手段及び前記遊技状態制御手段からの情報のうち、少なくとも一つの情報に基づいて前記図柄を選択することにより、前記表示制御手段により前記表示画面上に表示された前記各選択図柄の組み合わせと、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された各図柄とに応じて前記特別役へ入賞する期待度を示すものである。
本発明においては、停止した各リールの表示窓に表示された複数の図柄の中から、各リール毎に1つの図柄を選択し、当該選択図柄の組み合わせに応じて特別役への入賞の期待度を示すようにしたので、予め定められた告知演出パターンによる告知演出を行うことなく、多彩な告知演出を行うことができる。これにより、遊技者の眼を惹きつけ、遊技者にゲームへの集中力を高い状態で維持させることができる。さらに、選択図柄の組み合わせに応じて特別役への入賞の期待度を変化させることにより、遊技者に特別役への入賞の期待感を高い状態で維持させることができる。
そして、本発明に係る遊技機において、図柄選択手段は、選択した前記選択図柄が同一の種類であっても、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された前記各図柄が有効ライン上に揃って表示された場合と有効ライン上に揃って表示されていない場合とでは、前記特別役へ入賞する前記期待度が異なるように構成される。
本発明においては、表示画面上に表示された各選択図柄の組み合わせと、停止した各リールの表示窓に表示された各図柄とに基づいて特別役への入賞の期待度を示すようにしたので、選択図柄が同一の種類であっても、各リールの表示窓に表示された各図柄が異なった場合には、特別役へ入賞する期待度が異なるように構成することができ、遊技者が表示画面上に表示された各選択図柄の組み合わせと、停止した各リールの
図柄との関係を推測するようになり、遊技の趣向を更に高めることができる。
また、本発明に係る遊技機のその他の態様は、前記図柄選択手段は、前記リール制御手段による全てのリールの停止後に、前記各リール毎に1つの図柄を選択する。
また、本発明に係る遊技機のその他の態様は、前記表示制御手段は、前記各選択図柄を1つずつ前記表示画面上に表示するように制御する。
また、本発明に係る遊技機のその他の態様は、前記リール制御手段による前記各リールの停止順序によらずに、前記各選択図柄を前記表示画面上に表示するように制御する。
また、本発明に係る遊技機のその他の態様は、前記表示制御手段は、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された各図柄を順次点灯させるとともに、前記各選択図柄を前記表示画面上に表示させる際に、当該選択図柄と同一の図柄で点灯の移動を停止させる。
本発明においては、図柄選択手段が各リールの表示窓に表示された各図柄の中から1つの図柄を選択する処理を開始してから終了するまでの間は、当該各図柄を順次点灯させ、図柄選択手段により選択された各選択図柄を表示画面上に表示させる際に、当該選択図柄と同一の図柄で点灯の移動を停止させるようにする。これにより、特別役入賞の期待感演出を表示画面上だけでなく、リール部においても行うことができ、より多彩な特別役入賞の期待感演出を行うことができる。
本発明によれば、予め定められた告知演出パターンによる告知演出を行うことなく、多彩な告知演出を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスロットマシン(遊技機)の外観を示す正面図である。なお、以下の説明において、「遊技」とはメダルの投入からストップスイッチの操作を経た次のメダルの投入までの一連の動作をいう。
(スロットマシン10)
本実施形態に係るスロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパネル20には、透明な表示窓21が設けられている。一方、筐体内部であって表示窓21の後方には、3つのリール(回胴)31が配置されている。遊技者から見て左側から、左リール31L、中リール31C、右リール31Rが配置されている。リール31L、31C及び31Rはリング状体であり、その外周面には複数の入賞図柄(入賞役を構成する図柄)を印刷したリールテープが貼られている。1つのリールには、例えば21個の複数種類の図柄が等間隔で配列されている。但し、図柄の配列はリールごとに異なっている。そして、表示窓21内から、リール31L、31C及び31Rの上下方向で連続する3つの図柄が見えるようになっている。
また、リール31L、31C及び31Rの中心部には、ステッピングモータ(図示せず)が連結されており、このステッピングモータの駆動によってリール31L、31C及び31Rが回転する。従って、遊技者の立場からすると、リール31L、31C及び31Rの図柄が表示窓21内で上下に移動しているように見える。更に、リール31L、31C及び31Rの内側には、バックランプ(図示せず)が設けられている。バックランプはリールごとに3個ずつ配置されており、リールが停止した時に表示窓21から見える総計で9個の図柄の夫々に対応するようにして、リール31L、31C及び31Rの内側に配置されている。また、リール31L、31C及び31Rは透光性を有する材料から形成されており、バックランプの点灯によりリール31L、31C及び31Rに付された図柄が照光されるように構成されている。
フロントパネル20の表示窓21を含む部分には、有効ライン22a、22b及び22cからなる有効ライン群22が設定されている。有効ライン群22は、水平方向の中段の有効ライン22aと、水平方向の上段及び下段の2本の有効ライン22bと、右下がり及び左下がりの斜め方向の2本の有効ライン22cとから構成されている。そして、リール31L、31C及び31Rに付された図柄は、リール31L、31C及び31Rが停止した時に、表示窓21から見える9個の図柄が全てこれらの有効ライン群22上に位置するような間隔で配置されている。
フロントパネル20の右下側にはメダル投入口23が設けられており、ここから遊技者によってメダルが投入されると、投入されたメダル枚数に応じて有効ライン22a、22b及び22cの1ライン乃至5ラインが有効になり、有効ラインランプ24が点灯する。投入されたメダルが1枚のときは1つの有効ライン22aが有効になり、2枚のときは水平方向の3つの有効ライン22a及び22bが有効になり、3枚のときはさらに加えて斜め方向の2つの有効ライン22cを含む総計で5つの有効ライン22a〜22cが有効になる。この制御は、後述のメインCPU51(図2参照)により行われる。例えば3枚のメダルが投入されている場合には、リール31L、31C及び31Rが停止した時に、少なくとも1つの有効ライン22a〜22cに特定の図柄の組み合わせが停止していれば、その組み合わせに応じた役に入賞したこととなる。
更に、フロントパネル20の表示窓21の下方には、クレジット数表示部25、ゲーム数表示部26及び払い出し数表示部27が設けられている。クレジット数表示部25には、クレジットされているメダルの枚数が表示される。ゲーム数表示部26には、特別遊技等において、所定の遊技の残り数や既に行った遊技の数等が表示される。払い出し数表示部27には、メダルが払い出される際に、その枚数が表示される。
フロントパネル20の表示窓21の上側には、カラー画像を表示する液晶表示パネル等の演出表示装置40が遊技者に対して目視可能に設けられている。演出表示装置40は、遊技中の演出を行うときに各種の画像を表示する。また、筐体の前面部には、遊技者が遊技を進行する上で操作する各種の操作スイッチが設けられている。例えば、本実施形態では、スタートスイッチ41、ストップスイッチ群42及びベットスイッチ群43が設けられている。更に、演出表示装置40の左右及びフロントパネル20の下部(メダル払い出し口の近傍)にスピーカ71が設けられている。
スタートスイッチ41は、リール31L、31C及び31Rの回転をスタートさせるときに遊技者が操作するスイッチ、例えばレバーである。ストップスイッチ群42は、左リール31Lを停止させるときに操作する左ストップスイッチ42Lと、中リール31Cを停止させるときに操作する中ストップスイッチ42Cと、右リール31Rを停止させるときに操作する右ストップスイッチ42Rとから構成されている。これらのストップスイッチ42L、42C及び42Rは、例えばボタンとして並設されている。ベットスイッチ群43は、遊技者がクレジット内のメダルを投入する際にベット枚数(賭数)を指定するスイッチ群であり、1ベット・2ベットスイッチ43a及びMAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)43bから構成されている。これらのベットスイッチ43a及び43bも、例えばボタンとして配置されている。1ベット・2ベットスイッチ43aが操作される度に、ベット枚数が1枚と2枚との間で切り替えられ、MAXベットスイッチ43bが操作されると、ベット枚数が3枚となる。ベットスイッチ43a及び43bの上方には、投入枚数表示部28が設けられており、ベットスイッチ43a及び43bの操作やメダル投入口23からのメダルの投入に応じて、投入枚数表示部28にメダルの投入枚数が表示される。
詳細は後述するが、通常ゲームでは、遊技者がメダル投入口23からメダルを投入するか、ベットスイッチ群43を操作すると、有効ライン22a〜22cがベット枚数に応じて有効化される。更に、遊技者がスタートスイッチ41を操作すると、役の抽選が行われると共に、リール31L、31C及び31Rが回転し始める。そして、遊技者がストップスイッチ42L、42C及び42Rを操作すると、操作されたボタンに応じてリール31L、31C及び31Rの回転が停止し、有効化されている有効ライン上に並んだ図柄の組み合わせが予め定められた何らかの役の図柄の組み合わせと一致するときは入賞となり、その入賞役に応じたメダルの払い出し等が行われる。但し、リール31L、31C及び31Rの回転の停止に際しては、役の抽選結果に基づいた制御が行われる。
また、遊技(ゲーム)中には、種々の演出、例えばバックランプの点灯、演出表示装置40を用いた画像表示及びスピーカ71からの音声の出力等が行われる。更に、このような演出として、役の当選可能性の告知演出が行われることもある。
次に、スロットマシン10の内部構成等のシステム構成について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るスロットマシン10のシステム構成を示すブロック図である。スロットマシン10の筐体内部には、メイン制御基板50、並びにこのメイン制御基板50に接続されたサブ制御基板60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13が配置されている。
(メイン制御基板50)
メイン制御基板50には、メインCPU51、ROM52、RAM53及びインタフェース回路(I/F回路)54が設けられており、これらはバス55を介して互いに接続されている。
メインCPU51は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)及び実行を行う。そして、メインCPU51は、ROM52に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、これらに基づいてスロットマシン10全体の制御を行う。
ROM52には、メインCPU51に、後述の図5に示す処理及びその他の遊技の制御に必要なプログラム及びデータ等が記憶されている。また、RAM53は、メインCPU51が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶する。
I/F回路54は、メイン制御基板50と、サブ制御基板60、リール基板11、中央表示基板12及び電源装置基板13との間で行われる信号の送受信の際に、タイミングの制御等を行う。但し、メイン制御基板50とサブ制御基板60との間では、メイン制御基板50からサブ制御基板60への信号の送信は行われるが、サブ制御基板60からメイン制御基板50への信号の送信は行われない。
(サブ制御基板60)
サブ制御基板60には、サブCPU61、ROM62、RAM63、画像制御プロセッサ64、画像データROM65、ビデオRAM66、音源回路67、アンプ68及びインタフェース回路(I/F回路)69が設けられている。サブCPU61、ROM62、制御用RAM63、画像制御プロセッサ64、音源回路67及びI/F回路69はバス70を介して互いに接続されている。また、画像データROM65及びビデオRAM66は画像制御プロセッサ64に接続され、アンプ68は音源回路67に接続されている。
サブCPU61は、プログラムを構成する命令の読み出し(フェッチ)、解釈(デコード)及び実行を行う。そして、サブCPU61は、ROM62に記憶されているプログラム及びデータ等を読み出し、サブ制御基板60全体の制御、特に遊技者に対する演出の制御を行う。なお、サブCPU61の処理能力や開発言語等には、何らの制約もない。
ROM62には、サブCPU61に、後述の図6に示す処理及びその他の遊技中の演出に必要なプログラム及びデータ等が記憶されている。また、RAM63は、サブCPU61が各種の制御を行う時に用いられ、データ等を一時的に記憶する。
これらのサブCPU61、ROM62及びRAM63は、夫々メイン制御基板50に設けられたメインCPU51、ROM52及びRAM53と同様の機能を有するものである。なお、ROM62及びRAM63は、夫々ROM52及びRAM53と同一のものを用いても良いが、これらよりも容量の大きいものを用いても良い。
前述の演出表示装置40は画像制御プロセッサ64に接続されている。画像データROM65には、演出表示装置40に表示されるキャラクター、文字及び背景等の画像データが記憶されている。また、ビデオRAM66は、画像制御プロセッサ64が演出表示装置40に表示しようとする画像を作成する時に用いられ、画像データROM65から読み出したデータ等に基づき表示すべき画像データがビデオRAM66に展開される。
更に、本実施形態には、演出用周辺機器として、演出表示装置40の他にスピーカ71、前述のバックランプ等が設けられている。スピーカ71はアンプ68に接続されている。これらの演出用周辺機器は、遊技に直接関係しない周辺機器であって、遊技中の演出(役の当選可能性の告知演出等)の出力を行うものであり、サブ制御基板60にのみ接続されており、メイン制御基板50には接続されていない。
I/F回路69は、メイン制御基板50からの信号の受信の際に、タイミングの制御等を行う。なお、前述のように、メイン制御基板50からサブ制御基板60への信号の送信は行われるが、サブ制御基板60からメイン制御基板50への信号の送信は行われない。即ち、一方向の送信のみが可能となっている。
(リール基板11)
リール基板11には、左リール31L、中リール31C及び右リール31Rを駆動するためのステッピングモータ(図示せず)が接続されている。これらのリール31L、31C及び31Rの動作の制御は、リール基板11を介してメインCPU51によって行われる。
(中央表示基板12)
中央表示基板12は、例えばフロントパネル20の裏側の中央部に取り付けられる。中央表示基板12には、セレクタ81、1ベット・2ベットスイッチ43a、MAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)43b、スタートスイッチ(レバー)41、左ストップスイッチ(ボタン)42L、中ストップスイッチ(ボタン)42C、右ストップスイッチ(ボタン)42R、設定表示部82及び設定変更スイッチ83が接続されている。
セレクタ81は、メダル投入口23から投入されたメダルが正規のものであるか識別し、不正なメダルを排除する。設定表示部82は、フロントパネル20の裏側から見えるように配置されており、確率や払い出しに関する設定(例えば、設定1〜設定6)等が表示される。設定変更スイッチ83は、確率や払い出しに関する設定等を変更する際に操作されるスイッチである。
(電源装置基板13)
電源装置基板13には、設定変更有効化スイッチ91、電源スイッチ92、ホッパ装置93及び電源装置94が接続されている。設定変更有効化スイッチ91は、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更を可能な状態にする際に操作するスイッチである。即ち、設定変更有効化スイッチ91がオンの状態になっているときに限り、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更が可能になる。電源スイッチ92は、電源装置94のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ホッパ装置93は、メダルの貯蔵及び払い出しを行う装置であり、電源装置基板13を介したメインCPU51からの指示に基づいて、予め貯蔵しておいたメダルから所定枚数のメダルを遊技者に払い出す。
次に、メイン制御基板50の機能的な構成について説明する。
図3は、メイン制御基板50の機能的な構成を示す機能ブロック図である。本実施形態においては、例えば、メインCPU51及びROM52内に記録されるプログラムから以下の制御部101、役抽選部103、リール制御部106、入賞判定部107、遊技状態制御部108及び払出制御部109が構成され、例えばRAM53に、以下のフラグ情報記憶部105が備えられ、例えばROM52に、以下の抽選テーブル102のデータが記憶されている。
(役抽選部103)
役抽選部103は、役(特別役、小役、リプレイ等)の抽選を行う。ここで、特別役とは、通常遊技とは異なる遊技であって遊技者に有利な複数回の特別遊技に移行させるための役である。小役とは、その小役の種類に応じて枚数のメダルを遊技者に払い出す役である。リプレイとは、前の遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技を行う権利を遊技者に与える役である。
また、役抽選部103は、遊技毎に、内部で乱数を発生させた後に一の乱数を取得し、ROM52に記憶されている抽選テーブル102を参照し、取得した乱数が属する領域に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する。
即ち、役抽選部103は、例えば所定の領域(10進法で0〜65535)の乱数を発生させ、例えばスタートスイッチ41が操作されたとき等、所定の条件が満たされたときに一の乱数値を取得する。抽選テーブル102には、役抽選部103が取得可能な乱数値に対して、特別役当選領域、小役当選領域、リプレイ当選領域、及び非当選(ハズレ)領域等が、所定の割合で設定されている。
そして、役抽選部103は、取得した乱数値を抽選テーブル102と照らし合わせることにより、その乱数値が属する領域を判定し、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が特別役当選領域に属する場合には、特別役の当選と決定し、非当選領域に属する場合は、ハズレと判定する。そして、何らかの役が当選した場合には、その役に対するフラグをオンにする。
(制御部101)
制御部101は、役抽選部103や、後述のリール制御部106及び入賞判定部107等の動作タイミングを制御する。例えば、制御部101は、スタートスイッチ41が操作されたことを条件として、役抽選部103に役の抽選を行わせると共に、リール制御部106にリール群31の回転を開始させ、また、ストップスイッチ群42が操作されたことを条件として、リール制御部106にリール群31の停止制御を行わせ、更に、リール群31が停止したことを条件として、入賞判定部107に入賞判定を行わせる。なお、制御部101の動作はこれらに限定されるものではない。
(フラグ情報記憶部105)
フラグ情報記憶部105は、役抽選部103の抽選結果によって何らかの役に対するフラグがオンになった場合に、当選した役の種類及びそのフラグがオンになったことを記憶する。
(リール制御部106)
リール制御部106は、制御部101からの指示に基づいて、リール群31(リール31L、31C及び31R)の回転及び停止の制御を行う。より詳細には、リール制御部106は、遊技状態(例えば、通常遊技状態、特別遊技状態等)、役抽選部103による抽選の結果、並びにストップスイッチ群42(ストップスイッチ42L、42C及び42R)が操作されたタイミング等に基づいて、リール31L、31C及び31Rの停止位置を決定すると共に、ステッピングモータの駆動を制御して、その決定した位置でリール31L、31C及び31Rの回転を停止させる。
例えば、役抽選部103による抽選の結果、何れの役にも当選していないときは、有効になっている有効ライン上にどの役の図柄の組み合わせも停止しないように、各リール31L、31C及び31Rの停止位置を定める。一方、何らかの役に当選している場合には、有効になっている有効ライン上に当選した役の図柄の組み合わせが停止するように、各リール31L、31C及び31Rの停止位置を定める。
特に、当該遊技で特別役に当選している場合には、有効になっている有効ライン上に特別役の図柄の組み合わせが停止するように、リール31L、31C及び31Rの停止制御の範囲内(例えば、4図柄以内)でできる限り特別役に係る図柄が揃うような引き込み制御を行う。但し、特別役が当選している場合であっても、小役やリプレイに当選したときには、有効化されている有効ライン上に特別役の図柄の組み合わせが停止しないように、リール31L、31C及び31Rの停止位置を定める。なお、このようなリール31L、31C及び31Rを停止させる際の制御は、リール制御用のテーブルを用いて行ってもよい。
(入賞判定部107)
入賞判定部107は、有効ライン群22のうち、有効になっている有効ラインの何れかに役の図柄の組み合わせが並んでいるか否かを判定し、並んでいるものがあれば当該遊技でその役に入賞したと判定する。このとき、入賞判定部106は、例えばステッピングモータの停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ラインに位置する図柄を判定し、これに基づいて、役の入賞の有無を判定する。なお、リール31L、31C及び31Rを停止させる際の制御にテーブルを用いている場合には、リール31L、31C及び31Rが実際に停止してから入賞判定部107が図柄の組み合わせを判定するのではなく、リール制御部106によってテーブルを用いてリール群31の停止位置が定められた時に、有効ライン上に停止する図柄の組み合わせを判別するようにしてもよい。
(遊技状態制御部108)
遊技状態制御部108は、入賞判定部107による判定の結果、特別役に入賞していた場合に、次遊技から所定の終了条件が満たされるまでの間、特別遊技の制御を行う。例えば、遊技状態制御部108は、特別遊技中における役抽選部103の抽選結果に応じて、リール制御部106に特別遊技用のリール制御を行わせたり、サブ制御基板60に特別遊技用の演出を行わせたりする。
(払出制御部109)
払出制御部109は、入賞判定部107による判定の結果、入賞している役に応じたメダルの払い出しをホッパ装置93に行わせる。
次に、サブ制御基板60の機能的な構成について説明する。
図4は、サブ制御基板60の機能的な構成を示す機能ブロック図である。本実施形態においては、例えば、サブCPU61及びROM62内に記録されるプログラムから、以下の演出パターン選択部201、出目検出部203、図柄選択部204が構成され、サブCPU61及びROM62内に記録されるプログラム、並びに、画像制御プロセッサ64及び画像データROM65内に記録されるプログラム等から以下の演出制御部202が構成される。
(演出パターン選択部201)
演出パターン選択部201は、遊技状態に応じて演出のパターンを選択する。具体的には、演出パターン選択部201は、メイン制御基板50の役抽選部103からの信号を受けて、当選役等に応じた演出パターンを選択したり、メイン制御基板50の入賞判定部107及び遊技状態制御部108からの信号を受けて、入賞役や遊技状態に応じた演出パターンを選択したりする。
(出目検出部203)
出目検出部203は、リール制御部106からの各リール31L、31C及び31Rにおける停止情報に基づいて、各リール31L、31C及び31Rの表示窓21に表示された複数の図柄、いわゆる出目を検出する。ここで、本実施形態では、各リール31L、31C及び31R毎に、連続する3つの図柄が検出される。
(図柄選択部204)
図柄選択部204は、役抽選部103、入賞判定部107あるいは遊技状態制御部108からの情報に応じて、出目検出部203によって検出された各リール31L、31C及び31Rの表示窓21に表示された3つの図柄の中から、各リール毎に1つの図柄を選択する。具体的に、図柄選択部204は、役抽選部103、入賞判定部107あるいは遊技状態制御部108からの情報に応じた特別役への入賞の期待度に基づいて、各リールの出目の図柄の中から選択する図柄を組み合わせる。
(演出制御部202)
演出制御部202は、演出パターン選択部201によって選択された演出パターンに基づく演出、及び図柄選択部204によって選択された図柄の表示に基づく演出の制御を行う。即ち、演出制御部202は、選択された演出パターンあるいは選択された図柄に基づいて仮想的な三次元空間内にオブジェクトを配置して画像データを作成し、演出表示装置40上に表示させる。また、演出制御部202は、音源回路67を制御することにより、音源回路67によって音信号が生成され、アンプ68によって増幅された後、スピーカ71から出力される。
図4に示すように、演出制御部202は、画像制御部2021、音制御部2022、画像データ生成部2023、表示制御部2024から構成される。
(画像制御部2021)
画像制御部2021は、画像データ生成部2023に対して演出パターン選択部201が選択した演出パターン及び図柄選択部204が選択した図柄に応じた画像データを生成するように指示するとともに、表示制御部2024に対して画像データ生成部2023が生成した画像データを演出表示装置40の表示画面における所定の位置に表示するように指示する。
(音制御部2022)
音制御部2022は、演出パターン選択部201によって選択された演出パターンに応じた音を発生するように音源回路67を制御する。
(画像データ生成部2023)
画像データ生成部2023は、画像制御部2021からの指示に応じて、該当する画像データを生成する。
(表示制御部2024)
表示制御部2024は、画像制御部2021からの指示に応じて、画像データ生成部2023によって生成された画像データを演出表示装置40の表示画面における所定の位置に表示させるように制御する。
次に、前述のように構成された本実施形態に係るスロットマシン10の動作について説明する。図5は、メイン制御基板50による制御を示すフローチャートであり、図6は、サブ制御基板60による制御を示すフローチャートである。
図5において、遊技者によってメダルが投入され、スタートスイッチ41が操作されると、制御部101は、スタートスイッチ41がオンになったことを検知し、役抽選部103は役の抽選処理を行う(ステップS101/YES、ステップS102)。一方、遊技者によりスタートスイッチ41が操作されず、制御部101がスタートスイッチ41がオンとなったことを検知できなかった場合は、スタートスイッチ41がオンとなったことを検知するまでステップS101の処理を繰り返し実行する(ステップS101/NO)。
ステップS102の役抽選処理においては、役抽選部103は、乱数を取得し、取得した乱数と抽選テーブルとを照らし合わせて役の抽選処理を行う。抽選の結果、何らかの役の当選があった場合、フラグ情報記憶部105内において当該役のフラグをオンにさせる。役抽選部103による抽選結果は、当選役情報としてI/F回路54を介してサブ制御基板60に送信される(ステップS103)。
リール制御部106は、ストップスイッチ群42の何れか1個が操作されたか否かを判断する(ステップS104)。何れか1個のストップスイッチが操作されると(ステップS104/YES)、当選役が入賞可能となるようなリール制御を行って、操作されたストップスイッチに対応するリールの回転を停止させる(ステップS105)。なお、ステップS102の役抽選処理において何れの役にも当選していなかった場合(ハズレに当選した場合)には、リール制御部106は、ステップS105において何れの役にも当選しなかった場合に対応するリール制御を行う。ここで、本実施形態においては、ストップスイッチが左リール31L、中リール31C、右リール31Rの順番で操作されたとする。また、リール制御部106による各リール31L、31C及び31Rの停止情報は、I/F回路54を介してサブ制御基板60に送信される。
続いて、リール制御部106は、全てのストップスイッチが操作され、全リールが停止したか否かを判断する(ステップS106)。全リールが未だ停止していない場合には(ステップS106/NO)、ステップS104におけるストップスイッチ操作の有無の検出処理からの処理を繰り返す。
全てのリールが停止すると(ステップS106/YES)、入賞判定部107は、有効化された有効ライン上に並んでいる図柄の組み合わせに基づいて入賞の有無を判断する(ステップS107)。この結果、何らかの入賞がある場合には(ステップS107/YES)、入賞した役に対応する入賞処理が実行される(ステップS108)。即ち、入賞役が特別役である場合、次の遊技から所定の終了条件が満たされるまでの間の特別遊技を実行するための移行処理を遊技状態制御部108が行う。一方、ステップS107において、何も入賞がないと判断された場合には(ステップS107/NO)、処理はステップS101に戻る。続いて、遊技状態制御部108は、特別役遊技中において、特別役であるビッグボーナスゲーム又はレギュラーボーナスゲームに応じた遊技状態を遊技者に提供するよう、リール制御部106に特別遊技中のリール制御を行わせたり、サブ制御基板60に特別遊技用の演出を行わせたりする。ビックボーナスゲーム又はレギュラーボーナスゲームの規定回数の遊技を終えると、通常遊技に移行する処理を行う。
入賞役が特別役でない場合、フラグ情報記憶部105において特別役のフラグがオンの状態で記憶されていれば、フラグ情報記憶部105でのそのフラグの記憶状態は次遊技に持ち越される。
また、入賞役がリプレイである場合、入賞判定部107は、制御部101に対して当該遊技でのベット(賭数)を次遊技に持ち越させる。一方、入賞役が特別役でもリプレイでもない場合には、払出制御部109が入賞役に応じた枚数のメダルの払い出しをホッパ装置93に行わせる。
次に、サブ制御基板60の動作について図6を用いて説明する。
ここでは、各リール31L、31C及び31Rにおける出目の図柄の中から、各リール毎に1つの図柄を選択して表示する1遊技における特定の演出制御動作についてのみを説明するが、本実施形態のサブ制御基板60が演出のための基本的な制御動作を実行可能であることは勿論である。また、図7は、サブ制御基板60による制御動作を示した模式図である。
まず、出目検出部203は、リール制御部106からの情報に基づいて全てのリールが停止したか否かを判断する(ステップS201)。この判断の結果、未だ全てのリールは停止していないと判断された場合には(ステップS201/NO)、全てのリールが停止するまでステップS201で待機する。
全てのリールが停止すると(ステップS201/YES)、続いて、出目検出部203は、リール制御部106からの各リール31L、31C及び31Rにおける停止情報に基づいて、各リール31L、31C及び31R毎に表示窓21に表示された3つの図柄、いわゆる出目を検出する(ステップS202)。
そして、図柄選択部204は、役抽選部103、入賞判定部107あるいは遊技状態制御部108からの情報に応じて、まず、出目検出部203によって検出された左リール31Lにおける出目の3つの図柄の中から1つの図柄を選択する(ステップS203)。そして、図柄選択部204からこの選択結果を受けた演出制御部202は、選択された図柄を演出表示装置40の表示画面の左側に表示する(ステップS204)。この際の演出制御部202による表示演出の一例を図7(a)に示す。
図7(a)に示すように、表示窓21には、各リール31L、31C及び31R毎に停止した3つの図柄が表示されている。本例では、左リール31Lには、上から「REPLAY」、「ベル」、「7」の図柄が表示され、中リール31Cには、上から「スイカ」、「チェリー」、「ベル」の図柄が表示され、右リール31Cには、上から「チェリー」、「7」、「ベル」の図柄が表示されている。また、本例では、演出表示装置40には、各リール31L、31C及び31Rにおける出目の3つの図柄の中から、図柄選択部204によって選択された図柄が表示されるとともに、図柄選択部204による図柄選択の演出として、選択された図柄を演出表示装置40上にあたかも釣り上げるように動作するキャラクター400が表示されている。
図7(a)に示す例では、ステップS203における図柄選択部204の図柄選択により、左リール31Lの出目である「REPLAY」、「ベル」、「7」の図柄の中から「ベル」の図柄が選択されたものを示しており、そして、ステップS204における演出制御部202の表示制御により、選択された「ベル」を釣り上げるようにキャラクター400を動作させながら演出表示装置40上に選択図柄401を表示させている。
また、演出制御部202は、図柄選択部204が左リール31Lの出目の中から1つの図柄を選択する処理を開始してから終了するまでの間は、「REPLAY」、「ベル」、「7」の各図柄を順次点灯させており、選択図柄401を演出表示装置40上に表示させる際に、当該選択図柄401と同一の図柄311で点灯の移動を停止させる表示制御も行う。
続いて、図柄選択部204は、役抽選部103、入賞判定部107あるいは遊技状態制御部108からの情報に応じて、出目検出部203によって検出された右リール31Rにおける出目の3つの図柄の中から1つの図柄を選択する(ステップS205)。そして、図柄選択部204からこの選択結果を受けた演出制御部202は、選択された図柄を演出表示装置40の表示画面の右側に表示する(ステップS206)。この際の演出制御部202による表示演出の一例を図7(b)に示す。
図7(b)に示す例では、ステップS205における図柄選択部204の図柄選択により、右リール31Rの出目である「チェリー」、「7」、「ベル」の図柄の中から「ベル」の図柄が選択されたものを示しており、そして、ステップS206における演出制御部202の表示制御により、選択された「ベル」を釣り上げるようにキャラクター400を動作させながら演出表示装置40上に選択図柄402を表示させている。
また、演出制御部202は、図柄選択部204が右リール31Rの出目の中から1つの図柄を選択する処理を開始してから終了するまでの間は、「チェリー」、「7」、「ベル」の各図柄を順次点灯させており、選択図柄402を演出表示装置40上に表示させる際に、当該選択図柄402と同一の図柄312で点灯の移動を停止させる表示制御も行う。
続いて、図柄選択部204は、役抽選部103、入賞判定部107あるいは遊技状態制御部108からの情報に応じて、出目検出部203によって検出された中リール31Cにおける出目の3つの図柄の中から1つの図柄を選択する(ステップS207)。そして、図柄選択部204からこの選択結果を受けた演出制御部202は、選択された図柄を演出表示装置40の表示画面の中央部に表示する(ステップS208)。この際の演出制御部202による表示演出の一例を図7(c)に示す。
図7(c)に示す例では、ステップS207における図柄選択部204の図柄選択により、中リール31Cの出目である「スイカ」、「チェリー」、「ベル」の図柄の中から「スイカ」の図柄が選択されたものを示しており、そして、ステップS208における演出制御部202の表示制御により、選択された「スイカ」を釣り上げるようにキャラクター400を動作させながら演出表示装置40上に選択図柄403を表示させている。
また、演出制御部202は、図柄選択部204が中リール31Cの出目の中から1つの図柄を選択する処理を開始してから終了するまでの間は、「スイカ」、「チェリー」、「ベル」の各図柄を順次点灯させており、選択図柄403を演出表示装置40上に表示させる際に、当該選択図柄403と同一の図柄313で点灯の移動を停止させる表示制御も行う。
次に、図柄選択部204による図柄の選択方法について説明する。
図柄選択部204は、役抽選部103、入賞判定部107あるいは遊技状態制御部108からの情報に応じた特別役への入賞の期待度に基づいて、各リール31L、31C及び31Rの出目の中から1ずつ図柄を選択し、選択した各図柄の組み合わせにより特別役への入賞の期待度を示すようにしている。この際、遊技者に特別役への入賞の期待度を示す選択図柄の組み合わせとしては様々な形態が考えられるが、その一例を以下に示す。
特別役の入賞が確定している場合の選択図柄の組み合わせとしては、例えば、「ベル」、「ベル」、「ベル」等の図柄の3つ揃えや、選択図柄として少なくとも1つの「7」の図柄が選択された場合などが考えられる。
また、特別役への入賞のチャンス目としての選択図柄の組み合わせとしては、例えば、「REPLAY」、「ベル」、「ベル」や、「スイカ」、「スイカ」、「チェリー」等の同じ図柄が2つ揃った場合(あと1つ揃えば3つ揃えになった場合)などが考えられる。この場合には、2つ揃った図柄の種類やその図柄の並び、あるいは各リールにおける出目の図柄との関係等により、特別役への入賞の期待度を変化させることができる。また、特別役の入賞が期待できない場合の選択図柄の組み合わせとしては、例えば、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」等の同じ図柄が揃わなかった場合などが考えられる。ただし、この場合にも、各リールにおける出目の図柄との関係により、特別役への入賞に対する期待度を与えたり、特別役の入賞の確定を示唆したりするようにしてもよい。
ここで、演出表示装置40上に表示された選択図柄の組み合わせと、各リール31L、31C及び31Rにおける出目の図柄との関係に基づいて、特別役への入賞の期待度を変化させる方法について図8を用いて説明する。
図8(a)の演出表示装置40には、左リール31Lの出目である「REPLAY」、「ベル」、「7」の図柄の中から選択された「ベル」の図柄と、中リール31Cの出目である「スイカ」、「チェリー」、「ベル」の図柄の中から選択された「スイカ」の図柄と、右リール31Rの出目である「チェリー」、「7」、「ベル」の図柄の中から選択された「ベル」の図柄が所定の位置に表示されている。一方、図8(b)の演出表示装置40には、左リール31Lの出目である「ベル」、「7」、「スイカ」の図柄の中から選択された「ベル」の図柄と、中リール31Cの出目である「ベル」、「スイカ」、「ベル」の図柄の中から選択された「スイカ」の図柄と、右リール31Rの出目である「チェリー」、「7」、「ベル」の図柄の中から選択された「ベル」の図柄が所定の位置に表示されている。
図8(a)に示す場合と、図8(b)に示す場合では、演出表示装置40に表示された選択図柄は「ベル」が2つ揃った同一の組み合わせであるが、その選択対象となる各リール31L、31C及び31Rにおける出目の図柄が異なっている。本例では、このように演出表示装置40に表示された選択図柄の組み合わせは同じでも、その選択対象となる各リールの出目の図柄が異なっている場合には、特別役への入賞の期待度を変化させるようにする。例えば、図8(a)に示した各リールの出目は各図柄が規則性の無い配置となっており、一方、図8(b)に示した各リールの出目は「ベル」の図柄が左リール31Lの上部、中リール31Cの上部及び下部、右リール31Rの下部に配置され、その配置が「Z型」となる規則性を有する配置となっている。この場合には、特別役への入賞の期待度を図8(a)に示す場合よりも図8(b)に示す場合を高く設定するようにする。
また、例えば、図8に示した例において、右リール31Rの出目の中から「ベル」ではなく「チェリー」の図柄が選択された場合には、演出表示装置40上に表示される選択図柄の組み合わせは「ベル」、「スイカ」、「チェリー」となり、いわゆるばらけ目となっている。この場合に例えば、図8(b)では、各リールの出目において「ベル」の図柄の配置が「Z型」となる規則性を有しているにもかかわらず、図柄選択部204による選択図柄がばらけ目であるため、特別役への入賞の期待度を殆んど無しと設定するようにする。一方、図8(a)では、各リールの出目において各図柄が規則性の無い配置となっている状況下で、図柄選択部204による選択図柄がばらけ目であるため、逆に特別役への入賞に対する期待度を与えたり、特別役の入賞の確定を示唆したりするようにしてもよい。
このように、図6のステップS201〜ステップS208までの処理を実行することにより、各リールの表示窓21に表示された図柄を使用した特別役入賞の期待度演出が可能となる。
本発明の実施形態によれば、停止した各リール31L、31C及び31Rの表示窓21に表示された複数の図柄の中から、各リール毎に1つの図柄を選択し、当該選択図柄の組み合わせに応じて特別役への入賞の期待度を示すようにしたので、予め定められた告知演出パターンによる告知演出を行うことなく、多彩な告知演出を行うことができる。これにより、遊技者の眼を惹きつけ、遊技者にゲームへの集中力を高い状態で維持させることができる。さらに、選択図柄の組み合わせに応じて特別役への入賞の期待度を変化させることにより、遊技者に特別役への入賞の期待感を高い状態で維持させることができる。
また、演出表示装置40上に表示された各選択図柄の組み合わせと、停止した各リール31L、31C及び31Rの表示窓21に表示された各図柄とに基づいて特別役への入賞の期待度を示すようにしたので、遊技者が演出表示装置40上に表示された各選択図柄の組み合わせと、停止した各リールの図柄との関係を推測するようになり、遊技の趣向を更に高めることができる。
さらに、本発明の実施形態によれば、図柄選択部204が各リール31L、31C及び31Rの表示窓21に表示された各図柄の中から1つの図柄を選択する処理を開始してから終了するまでの間は、当該各図柄を順次点灯させ、図柄選択部204により選択された各選択図柄を表示画面上に表示させる際に、当該選択図柄と同一の図柄で点灯の移動を停止させるようにしたので、特別役入賞の期待感演出を演出表示装置40上だけでなく、リール部においても行うことができ、より多彩な特別役入賞の期待感演出を行うことができる。
本発明の実施形態に係るスロットマシン(遊技機)の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るスロットマシンのシステム構成を示すブロック図である。 メイン制御基板の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 サブ制御基板の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 メイン制御基板による制御を示すフローチャートである。 サブ制御基板による制御を示すフローチャートである。 サブ制御基板による制御動作を示した模式図である。 サブ制御基板による制御動作を示した模式図である。
符号の説明
10:スロットマシン
11:リール基板
12:中央表示基板
13:電源装置基板
20:フロントパネル
21:表示窓
22a、22b、22c:有効ライン
23:メダル投入口
24:有効ラインランプ
25:クレジット数表示部
26:ゲーム数表示部
27:払い出し数表示部
28:投入枚数表示部
31L、31C、31R:リール
40:演出表示装置
41:スタートスイッチ
42L、42C、42R:ストップスイッチ
43a、43b:ベットスイッチ
50:メイン制御基板
51:メインCPU
52、62:ROM
53、63:RAM
54、69:I/F回路
55、70:バス
60:サブ制御基板
61:サブCPU
64:画像制御プロセッサ
65:画像データROM
66:ビデオRAM
67:音源回路
68:アンプ
71:スピーカ
101:制御部
102:抽選テーブル
103:役抽選部
105:フラグ情報記憶部
106:リール制御部
107:入賞判定部
108:遊技状態制御部
109:払出制御部
201:演出パターン選択部
202:演出制御部
203:出目検出部
204:図柄選択部
2021:画像制御部
2022:音制御部
2023:画像データ生成部
2024:表示制御部

Claims (5)

  1. 遊技の制御を行うメイン制御手段に含まれ、特別役を含む種々の役の抽選を行う役抽選手段と、
    複数種類の図柄が表示された複数のリールと、
    前記各リールにつき複数の図柄を表示させる表示窓と、
    前記メイン制御手段に含まれ、前記各リールの回転及び停止の制御を行うリール制御手段と、
    前記メイン制御手段に含まれ、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された複数の図柄から、前記役に入賞したか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記メイン制御手段に含まれ、前記入賞判定手段により、前記特別役に入賞していると判定された場合、次遊技から所定の終了条件が満たされるまでの間、特別遊技の制御を行う遊技状態制御手段と、
    前記遊技に対する演出の制御を行うサブ制御手段に含まれ、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された複数の図柄の中から、前記各リール毎に1つの図柄を選択する図柄選択手段と、
    前記サブ制御手段に含まれ、前記図柄選択手段により前記各リール毎に選択された図柄である各選択図柄を表示画面上に表示するように制御する表示制御手段と、を有し、
    前記図柄選択手段は、前記役抽選手段、前記入賞判定手段及び前記遊技状態制御手段からの情報のうち、少なくとも一つの情報に基づいて前記図柄を選択することにより、前記表示制御手段により前記表示画面上に表示された前記各選択図柄の組み合わせと、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された各図柄とに応じて前記特別役へ入賞する期待度を示し、且つ、選択した前記選択図柄が同一の種類であっても、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された前記各図柄が有効ライン上に揃って表示された場合と有効ライン上に揃って表示されていない場合とでは、前記特別役へ入賞する前記期待度が異なることを特徴とする遊技機。
  2. 前記図柄選択手段は、前記リール制御手段による全てのリールの停止後に、前記各リール毎に1つの図柄を選択することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記表示制御手段は、前記各選択図柄を1つずつ前記表示画面上に表示するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記表示制御手段は、前記リール制御手段による前記各リールの停止順序によらずに、前記各選択図柄を前記表示画面上に表示するように制御することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記表示制御手段は、前記リール制御手段により停止された前記各リールの前記表示窓に表示された前記各図柄を順次点灯させるとともに、前記各選択図柄を前記表示画面上に表示させる際に、当該選択図柄と同一の図柄で点灯の移動を停止させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技機。
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