JP2002223694A - 中抜き屠体のハービング方法とその装置及び屠体下半身の腿肉引き剥がし方法と腿肉引き剥がし装置 - Google Patents

中抜き屠体のハービング方法とその装置及び屠体下半身の腿肉引き剥がし方法と腿肉引き剥がし装置

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0069Deboning poultry or parts of poultry
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0023Dividing poultry

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食鳥等の中抜き屠体を腿肉及び背中の一部を
含む下半身と、肋骨を含む胸部と背中の残りの部分とを
含む上半身とに分割する場合、懸吊搬送中の屠体に対
し、胸肉のヤゲン部分を切断することなく、腿の付け根
付近より背側の腸骨末端で切断するようにしたハービン
グ方法とその装置及び、分割した下半身の腰骨よりの筋
及び結合組織のカット引いては腿肉引き剥がしが高歩留
まりのもとで可能とする屠体下半身の腿肉引き剥がし方
法とその装置を提供する。 【構成】 本発明の中抜き屠体のハービング装置は、コ
ンベアライン20aと、腹膜カット部11と、90度反
転部12とワーク切断部13とより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食鳥等の中抜き屠
体の懸吊状態での前半身と後半身とに分離するための中
抜き屠体のハービング方法とその装置に関し、また分離
した下半身の高歩留まりの屠体下半身の腿肉の引き剥が
し方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記食鳥中抜き屠体ハービング法として
は、例えば特開平5−15299号公報に開示されてい
る、屠殺されている家禽の前上半身と下半身とに分離す
る方法は、図6に見るように、コンベア52中に脚部5
3でぶら下っている屠体が、脚部53及び背中の一部を
含む下半身50と、肋骨を含む胸部54と背中の残りの
部分を含む上半身55とに、横に分割する方法であっ
て、 a、脚部53が搬送方向Aから見て屠体の残りの上半身
55より先行するように搬送方向に対して前記上半身5
5を斜め後方の位置に置く段階、 b、本質的に下方に向けられた力を上半身55の両側に
加えて脚部53に対して下方に倒し、横分割の作業が行
なわれる平面を腿51より下、胸部54より上にする段
階、 c、家禽屠体50をコンベア52から下がっている下半
身50と上半身55とに分割する段階、 前記a、b、cの段階を経て分割行なうようにしてあっ
て、前記段階aはガイド手段56を介して行なうように
し、段階bにより切断位置の位置決めが行なわれ、段階
cで水平カッタ90で分割を行なうようにしたものであ
る。
【0003】前記上半身55と下半身50とを分割する
方法においては、前記ガイド手段56を使用して上半身
と下半身を分離しようとするため、下記問題を内蔵して
いる。 1、下半身と上半身を分割するカットスペースを胸肉の
ヤゲン部分と腿肉との間に作るためには、下半身と上半
身とにそれぞれ相反する方向に力が掛かるようなガイ
ド、またはそれに相当する装置を設ける必要がある。 2、前記第1項目の作業が行なわれても、確実にカット
スペースが形成されるとは限らずヤゲン部分を切断する
問題がある。 3、則ち、前記第1項記載のガイドはカットするための
前準備として中抜き屠体の上下半身が相反する方向に動
くようなガイドが必要である。
【0004】また、従来より行なわれている下半身ワー
クのレッグプロセッサには、例えば特公平7−9386
1号公報記載の発明がある。前記公報の記載によれば、
図7(A)に示すように、下半身屠体50の腹側50b
を上にして頭部側50cを先頭に装置内に導入し、歯付
きコンベア57の歯部57aでワークを保持して移動さ
せる間に丸刃58で背側50aに縦筋入りを行なう。つ
いで図7(A)、(B)に示すように、第1固定ガイド
59を両股の間に挿入し歯付きコンベア57との間で上
下動、横ずれを防止したなかで、第1ナイフ59aで大
腿骨付け根に切り込み(内股筋入れ)を入れ、更に大腿
骨付け根の腱を第2ナイフ60で切断している。つい
で、図8に示す後段に移行し、図の(A)に示すように
坐骨61は反転ガイド63により反転され頭部側50c
が進行方向に対し後尾に回され、大腿骨頭部で捻られた
ままで進行する。前記反転により大腿骨62aは挫骨6
1から脱臼し(関節外し)、図の(B)に示すように坐
骨61と腿肉62を分離させている。
【0005】前記腿肉引き剥がし装置においては、坐骨
と腿肉との間の股関節屈折区域の結合組織の切断の場
合、ガイド等による坐骨内側への型嵌がない。そのた
め、坐骨部分の湾曲形状は中抜き屠体のワークのサイ
ズ、形により異なるがこれらの形状差異に対する別段の
考慮を払う事無く第1ナイフによる腿肉付け根の切り込
みを入れるだけで終始している。また、腰骨と腿を分離
させるため脚部の主要な腱(関節筋)の切断は第2ナイ
フで行なっているが、それぞれの最も適当とする切断面
による切断は行なわれていない。そのため、股関節屈折
部区域の結合組織(坐骨の筋)と関節筋カットレベルの
異なるものを同一軌跡上での刃物に使用になり、坐骨部
位に多くの肉が残ることになり歩留まり低下の一因を形
成している。
【0006】また、従来の腿肉引き剥がし装置には、尻
皮カット(腰骨下端部周辺のカット)がないため、腿肉
を坐骨カット側から腸骨側に引き剥がす際、尻皮カット
部位の背脂が骨に残ることが多く、また、引き剥がしの
際の皮の突っ張りにより引き剥がされた後の腿肉のカッ
ト部分の皮が伸び薄くなるため、歩留まり低下の原因を
形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】食鳥等の中抜き屠体を
腿肉及び背中の一部を含む下半身と、肋骨を含む胸部と
背中の残りの部分を含む上半身とに分割する場合、屠体
の大小に関係なく脚部の懸吊搬送中の屠体に対し、胸肉
のヤゲン部分を切断することなく、股の付け根付近より
背側の腸骨端で切断するようにしたハービング方法とそ
の装置の提供と、また、分割した下半身よりの腿肉の引
き剥がしにおいては、前記分離に使用する主要カットを
構成する坐骨カットの正確且つ高歩留まりのカット及び
引き剥がしのできる屠体下半身の腿肉引き剥がし方法と
腿肉引き剥がし装置の提供とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の第1の
発明である中抜き屠体のハービング方法は、コンベアに
より脚部を懸吊した食鶏等の中抜き屠体の搬送過程での
前半身と後半身とに分離する方法において、懸吊姿勢で
の胸肉のヤゲン部位と腿肉との間の腹膜に切れ目を入れ
る腹膜カットを行い、ついでガイドにより上半身を上方
に起し脚部が胸部に先行する傾斜姿勢を取らせ、腿肉付
け根のくびれ部位を左右両側より斜めに挟持して、屠体
差に関係なく胸肉と腿肉との間の前記腹膜切れ目より刃
物を侵入させ、腿の付け根部位より腸骨端までの切り込
みにより上半身と下半身とを分離するようにしたことを
特徴とする。
【0009】これは、本発明の第1の発明であるハービ
ング方法に付いて記載したもので、食鳥等の中抜き屠体
の腿肉及び背中の一部である腸骨の末端を含む下半身
と、肋骨やヤゲンを含む胸部と背中の残りの部分を含む
上半身とに分割する方法において、屠体の大小の差異の
影響を受けることなく、且つヤゲンガイドの付設により
ヤゲンを破砕することなく、腿付け根より前記腸骨の末
端への切断面を形成するようにしたものである。そのた
めには、先ず脚部による懸吊状態にある屠体のワークに
対し、腿付け根より上の下腹部の腹膜に斜め下方に向け
腹膜切れ目を入れ、該切れ目とワークの腿肉付け根のく
びれ部位を挟持する斜め上向きガイドにより下記手順に
したがって前記切断面を形成させるようにしてある。
【0010】即ち、上記腹膜切れ目による切断面の形成
は、下記のようにして行なう。前記切断面の形成には、
先ず、ガイドにより胸部を上側に起し、懸吊脚部が胸部
に先行して移動する傾斜姿勢を取らせる。ついで、腿肉
付け根のくびれ部位を左右両側より斜めに挟持して、露
出されたヤゲン部分にヤゲンガイドを侵入させ、ヤゲン
を拾い、水平カッタの下側に引っ張り込みながら前記腹
膜切れ目より水平カッタを挿入すると、該挿入により屠
体差に関係なく前記腿付け根より背中側の腸骨末端への
切断面をワークの大小の差異による影響を受ける事無く
設定でき、且つ前記切断面はその切り込み口が前記した
ようにヤゲンとの接触を防止する構成にしてあるため、
ヤゲンの破砕を発生することなくその砕片の肉部混入を
防止する。
【0011】また、前記請求項1記載の腹膜カットは、
懸吊姿勢をコンベア進行方向に対し横向き姿勢を採ら
せ、且つ二段ガイドにより脚部から腹部及び胸部に至る
線を鉛直状に保持させ、コンベア進行方向に正対させた
斜向カッタとコンベアの走行に伴う屠体の移動により斜
め下方向の切れ目を入れるようにしたことを特徴とす
る。
【0012】前記請求項2記載の発明は、請求項1記載
の腹膜カットについて記載したもので、腹膜カットをワ
ークをコンベア進行方向に対し横向き姿勢にを採らせ、
カッタはコンベア進行方向に正対させ且つ斜め下向きの
斜向カッタを用意するとともに、ワークの尻部と胸部に
当接させる上下二段のコンベア走行方向に平行のガイド
を設け、ワークの腿、腹部及び胸部表面が略鉛直線にな
る鉛直姿勢採らせ、前記斜向カッタをワークの腿付け根
とヤゲンとの間に腹膜切れ目を入れるようにしたもので
ある。
【0013】そして前記請求項1、請求項2記載の発明
よりなる中抜き屠体のハービング方法を使用した中抜き
屠体のハービング装置は、コンベアにより脚部を懸吊し
た食鶏等の中抜き屠体の搬送の過程での前半身と後半身
とに分離するハービング装置において、中抜き屠体のワ
ークの脚部を懸吊して搬送するコンベアラインと、前記
脚部を把持懸吊するとともに、コンベア進行方向に対し
正対より横向き姿勢に、横向きより正対姿勢へと回動さ
せそれぞれの回動停止位置で固定する、回動機構及び停
止固定機構とを持つ足首シャックルと、前記ワークの横
向き姿勢において腿肉より腹部、胸部に掛け鉛直姿勢を
採らせる二段ガイドと、前記鉛直姿勢の胸肉のヤゲン部
位と腿肉との間の腹膜部位より屠体背側の腸骨末端部位
にハービング切断面の腹膜切り込み部を形成する斜向カ
ッタと、よりなる腹膜切り込み機構と、コンベアライン
の走行方向に正対させたワークの腿肉付け根のくびれ部
位を斜めに挟持して前記腹膜切り込み部より形成される
ハービング切断面を水平に維持する後倒姿勢をとらせる
ワーク進行方向に対し斜め上向きガイドと、上半身末端
を上方へ押し上げる押上プッシャと、前記ハービング切
断面形成用の水平カッタと、該カッタによる破砕を回避
すべくヤゲンをガイドするヤゲンガイドと、よりなるワ
ーク切断機構と、よりなるワーク切断機構と、より構成
したことを特徴とする。
【0014】前記請求項3記載の発明は、前記請求項
1、請求項2記載の発明よりなる中抜き屠体のハービン
グ方法を使用した中抜き屠体のハービング装置の構成に
ついて記載したもので、ワークを懸吊搬送するコンベア
ラインと、ワークを懸吊しコンベア走行方向に対しワー
クを横向きまたは正対姿勢を採らせるとともに、それぞ
れの位置に回動させる回動機構と回動位置に停止固定さ
せる停止固定機能を持つ足首シャックルと、斜め上向き
ガイドと、腹膜切り込み機構と、ワーク切断機構とより
構成したものである。前記腹膜切り込み機構は、腿肉付
け根のくびれ部位を挟持する斜め上向きガイドととも
に、ワーク切断の際の水平カッタによるヤゲンの破砕を
防ぐために設けた補助手段で、ワーク切断機構により、
ワークの腿肉付け根のくびれ部位を挟持する斜め上向き
ガイドによりワーク大小の差異に左右されることなく、
ワーク切断の際の水平カッタの挿入位置を決め、且つ付
設したヤゲンガイドによりヤゲンを破砕することなく、
前記腹膜切れ目より腸骨末端に指向ハービング切断面を
形成するようにしてある。
【0015】また、前記請求項3記載の二段ガイドは、
尻部と胸部対応部位に設けたコンベアラインに平行の上
下二段のガイド、または前記コンベアラインと同一速度
で尻部と胸部を押圧走行する走行ベルトと、より構成し
たことを特徴とする。
【0016】また、本発明の第2の発明である屠体下半
身の引き剥がし方法は、分離され縦筋入れされた食鶏等
屠体の下半身からの腿肉の引き剥がし方法において、歯
付きコンベアの下側走行ベルトと下部平行ガイド板との
間に頭部側より背側を下にした下半身ワークを導入し、
前記下部平行ガイド板の下側に設けた垂直カッタにより
ワークの背側縦筋入れを行い、ついで、坐骨切断部でワ
ークの坐骨内側に上方より嵌入させた開脚型傾斜ガイド
を介して坐骨側面と腿肉付け根との間の股関節屈折区域
の結合組織を切断する坐骨カットを行ない、ついで前記
結合組織を切断された股関節の回動を誘導する傾斜ガイ
ドによって股関節の脱臼を行い、ついで腸骨と前記大腿
骨との間の関節筋の切断を行い、つい最下部を並走する
コンベアにより足首を把持回動させて、尾椎周辺の腿肉
の尻皮を腰骨に沿って切断を行い、前記各切断の終了後
に最下部を並走するコンベアにより腿肉引き剥がしを行
なうようにしたことを特徴とする。
【0017】前記請求項5記載の発明は、本発明の第2
の発明である屠体下半身の腿肉引き剥がし方法に付いて
記載されたもので、従来方法に見られた歩留まり低下の
一因を形成する、坐骨と腿肉との間の股関節屈折部区域
の結合組織の切断がワーク大小の差異に影響されること
なく高歩留まりで行われることを前提とし、ワークの導
入より腿肉引き剥がしまでの過程を諸工程に分割し、そ
れぞれの過程を合理的に行なった後腿肉引き剥がしを行
なうようにしたものである。
【0018】特に前記股関節屈折区域の結合組織を切断
する坐骨カットと股関節筋の切断を同時に行なわず、前
記坐骨カットには最適の切断の仕方と最適カッタを使用
する構成とし、後者の股関節筋切断は股関節の脱臼後に
前記坐骨カッタとは別個のカッタを用意した最適状態で
行なうようにし、また、従来の歩留まり低下の他の一因
を形成している尾椎周辺の皮膜に切れ目を入れる尻皮カ
ットを行なうようにしてある。また、股関節の脱臼は、
前記坐骨カットにより関節結合部以外はフリーの状態に
なった腿肉の回動を誘導する傾斜ガイドを用いて容易に
行なうようにしてある。
【0019】また、前記請求項5記載の坐骨カットは、
坐骨傾斜内面に嵌入当接して坐骨面を前記下部平行ガイ
ド板に押圧して一定高さに固定する逆八の字開脚型ガイ
ドの当接傾斜面を基準面として、該基準面から一定間隔
を置いて摺動するカッタにより坐骨表面と腿肉との間の
股関節屈折部区域の結合組織を切断する構成としたこと
を特徴とする。
【0020】前記請求項6記載の発明により、坐骨面の
位置をワーク大小の差異に左右されることなく下側走行
ベルトの下部に設けた下部平行ガイド面に逆八の字開脚
型傾斜ガイドの嵌入当接を介して設定する構成とし、高
歩留まりの切断を可能にしている。
【0021】そして、前記請求項5、請求項6記載の発
明よりなる屠体下半身の腿肉引き剥がし方法を使用した
屠体下半身の腿肉引き剥がし装置は、食鶏等の中抜き屠
体の下半身の腿肉引き剥がし装置において、下側走行ベ
ルトにより、頭側を先に背側を下にした下半身ワークの
腰骨を引っ掛け搬送する歯付きコンベアと、該歯付きコ
ンベアの下段に設け、前記ワークの腿肉を引き剥がしと
搬出をする並走コンベアと、前記下側走行ベルトの下部
に延設し該ベルトとともに前記腰骨を挟持搬送する下部
平行ガイド板と、より腰骨及び腿肉を含むワークの搬送
ラインを構成するとともに、前記搬送ラインに沿い順次
設けた、ワークの挿入部と、鉛直カッタにより縦筋入れ
をする背筋入れ部と、腿肉と腰骨との間を結ぶ結合組織
を切断し腿肉の回動を可能とする坐骨カット部と、前記
腿肉の回動により可能とした股関節脱臼部と、脱臼後に
行なう関節筋切断部と、基準面に沿い一定間隔を置いて
揺動するカッタを介して行なう尻皮カット部と、腿肉引
き剥がし部と、よりワーク腿肉引き剥がし処理手段を構
成し、前記下側走行ベルトの坐骨カット部より並走コン
ベアとを結び、腰骨より分離回動する腿肉の回動を誘導
し股関節の脱臼を行なうとともに足首を前記並走コンベ
アに把持させる傾斜ガイドを含む誘導ガイドとより構成
したことを特徴とする。
【0022】前記請求項7記載の発明は、本発明の第2
の発明である屠体下半身の腿肉引き剥がし装置の構成を
記載したもので、ワークの搬送には歯付きコンベアの下
側走行ベルトと下部平行ガイド板を使用してワークの搬
送部を形成させ、ワークの腰骨を頭側より背側を下部に
して前記搬送部に導入させ、導入直後に下部平行ガイド
板の下側に設けた背筋入れ部によりワークの背側縦筋入
れを行い、ついで坐骨カット部によりワークの股関節屈
折区域の結合組織の切断を行って腿肉の関節結合以外フ
リーの状態に置き、傾斜ガイドによって股関節脱臼を可
能とし、ついで関節筋の切断を行い、ついで、その下流
に設けた誘導ガイドにより腿肉の自由な反転を助長さ
せ、並走コンベアによる足首把持回動と相俟って尻皮切
断を行なう尻皮切断部を経由して高効率の腿肉引き剥が
しを行なう構成にしてある。
【0023】また、前記請求項7記載の坐骨カット部
は、下側走行ベルト側より下方に向け突出する逆八の字
開脚型傾斜ガイドと該ガイドの外側に付設した摺動カッ
タとより構成し、前記開脚型傾斜ガイドを坐骨内面に嵌
入当接させて下部平行ガイド板に押圧し、坐骨面を固定
保持するとともに、前記傾斜ガイドに切断基準面を形成
させ、該基準面上に適当間隔を置いて付設した前記摺動
カッタにより坐骨傾斜側面の股関節屈折部区域の結合組
織を切断する構成としたことを特徴とする。
【0024】前記請求項8記載の発明により、ワークの
坐骨の屈折部と腿肉との間の股関節屈折区域の結合組織
は、坐骨面を下部平行ガイド板に坐骨面の内側より押圧
固定する逆八の字開脚型傾斜ガイドの側面に付設した上
下摺動カッタにより切断する構成としたため、ワークの
大小差異の影響を受けることなく専用のカッタにより確
実且つ高歩留まりのもとに前記結合組織を切断できる。
【0025】また、前記請求項7記載の尻皮切断部は、
前記股関節筋切断部により約180度に折れ曲がり開脚
された左右の腿肉を結ぶ腰骨部末端上部の尻皮に切れ目
を入れる、基準面に沿い一定間隔を置いて揺動するカッ
タより構成したことを特徴とする。
【0026】前記請求項9記載の発明により、尻皮の切
断を入れない場合に比較して、腿肉を腰骨より引き剥が
す際惹起される柔らかい尻脂周辺の軟骨の腿側への付着
を防止でき、歩留まり良く脂を採取できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1は
本発明の第1の発明である中抜き屠体のハービング装置
の概略構成を示す図で、図2の(A)は図1の腹膜カッ
ト部の概略の構成を示す図で、(B)はワーク切断部の
概略の構成を示す図で、図3は本発明の第2の発明であ
る屠体下半身の腿肉引き剥がし装置の概略の構成を示す
図で、図4は腰骨と腿肉との位置関係を示す概略図で、
図5は坐骨カットの状況を示す図である。
【0028】図1には、本発明の第1の発明である中抜
き屠体のハービング装置の概略構成が示してある。図に
見るように、本発明の中抜き屠体のハービング装置は、
コンベアライン20aと、腹膜カット部11と、90度
反転部12とワーク切断部13とより構成する。足首シ
ャックル14を介してコンベアライン20aに懸吊した
中抜き屠体10を矢印A方向に走行させ、腹膜カット部
11より90度反転部12へ移行させ、90度反転部1
2よりワーク切断部13へ走行させる。前記腹膜カット
部11では、足首シャックル14に設けた回動機構によ
り横向き姿勢に回動させ、同じく内蔵する固定機構によ
り前記横向き位置に停止固定させ、コンベア走行方向に
対し横向き姿勢をとる中抜き屠体10に腹膜切り込み機
構を介して腹膜切り込み部15aを形成させる。つい
で、90度反転部12では、足首シャックル14に設け
た回動機構により中抜き屠体10の姿勢を横向き姿勢よ
り回動させコンベア走行方向に対し正対姿勢を取らせた
後固定機構により正対姿勢を固持させる。ついで、ワー
ク切断部13では、前記正対姿勢を取り且つ後倒姿勢を
取りつつ走行中のワークに対し、水平カッタ16を前記
腹膜切り込み部15aより挿入して、後記する腿肉くび
れ部位を挟持する斜め上向きガイドとヤゲンガイドとに
より傾斜姿勢のワークを切断する構成にしてある。
【0029】図2(A)には、図1の腹膜カット部11
の腹膜切り込み機構による詳細な構成が示してある。図
に見るように、中抜き屠体10は足首シャックル14を
介してコンベアライン20aの進行方向に対し懸吊横向
き姿勢を固定させる。さらに、前記腹膜切り込み機構を
構成するコンベアラインに平行の二段上ガイド17aと
二段下ガイド17bとによりそれぞれ尻部10bと胸部
10aとを押圧し、腿肉10cと腹膜10dと胸部10
aとで鉛直姿勢をとらせた上、前記二段上下のガイドに
挟持させながら走行させる。そして、前記走行中の鉛直
姿勢の中抜き屠体10に対し、該屠体の腿付け根と胸骨
の先端のヤゲンとの間の腹膜に、コンベアライン20a
に正対さた前記腹膜切り込み機構の斜向カッタ15を当
接させ、腹膜切り込み部15aを形成させる。なお、前
記二段上下ガイド17a、17bは前記コンベアライン
20aに平行に走行するベルトラインで形成しても良
い。
【0030】図2(B)には、ワーク切断部13の詳細
な構成が示してある。図に見るように、中抜き屠体10
を足首シャックル14を介して前記正対姿勢で懸吊され
ている図示していないコンベアラインに二組みのコンベ
ア進行方向に対し斜め上向きガイド18a、18aと押
上プッシャ18bと、ヤゲンガイド19とを用意し、該
ガイド18a、18aに中抜き屠体10の腿肉付け根の
くびれ部分を挟持させ後倒姿勢を取らせ、水平カッタ1
6のカットラインを形成させるとともに、ヤゲンガイド
19を介して突出したヤゲンの先端部に挿入させ、前記
水平カッタと干渉を不可能とする下部に位置させる。そ
して、前記水平カッタ16を前記腹膜切り込み部15a
より斜め上向きガイドとヤゲンガイドの助けを借りて挿
入させ、ヤゲンを破砕することなくワークである中抜き
屠体10の切断を行なう。前記腹膜切り込み部15a
は、前記腹膜カット部11で腿肉付け根と胸骨の先端の
ヤゲンとの間に設ける構成にしてあり、且つ前記ヤゲン
ガイド19の助けにより、前記ワーク切断の際に惹起さ
れるヤゲンを破砕したり、その破砕片の肉部混入を完全
に防止できるようにしてある。
【0031】図3には本発明の第2の発明である屠体下
半身の腿肉引き剥がし装置の概略の構成が示してある。
図に見るように、本発明の屠体下半身の腿肉引き剥がし
装置は、矢印B方向に走行する歯付きコンベア20b
と、該コンベアの下側走行ベルト20cの下部に平行に
延設した下部平行ガイド板21と、前記下側走行ベルト
20cの両側より下流に向け斜め下方に傾斜状に下降す
る傾斜ガイド31a、31aと該傾斜ガイドに接続し前
記下側走行ベルト20cにに平行する平行ガイド31
b、31bとより形成した腿肉誘導ガイドを形成する下
降傾斜平行ガイド31、31と、前記平行ガイド31
b、31bの下部に前記下側走行ベルト20cの走行速
度より大なる走行速度で矢印C方向に走行する構成とし
た腿肉引き剥がしコンベア32と、よりワークの搬送ラ
インを構成する。前記搬送ラインの入り口側より挿入部
22、背筋入れ部23、坐骨カット部24、股関節脱臼
部25、関節筋切り部26、尻皮カット部27、腿肉引
き剥がし部28の順に腿肉引き剥がし処理手段を設ける
構成にしてある。
【0032】ワークである屠体下半身10fの腰骨を挿
入部22より、頭を先に背を下側にして前記下側走行ベ
ルト20cと下部平行板21との間に挿入すれば、前記
屠体下半身10fの腰骨10eは下側走行ベルト20c
の走行につれ矢印B方向に移行し、移行の途中で背筋入
れ部23で筋入れカッタ30によりワークの背側の縦筋
入れを行なった後、坐骨カット部24で腿肉の結合組織
をカットする構成にしてある。そして、坐骨カット部2
4を経由後は腿肉10cは結合組織を切断させてフリー
の状態となり下部平行ガイド板21と傾斜ガイド31a
との間に垂れ下り、股関節脱臼部25に至り前記腿肉1
0cの股関節は前記傾斜ガイド31aにより脱臼し、そ
の後関節筋切り部26を経て、前記垂れ下った腿肉10
cの足首は走行する腿肉引き剥がしコンベア32のチャ
ック32aに補足把持される。補足された足首は腰骨1
0eの送り速度より速い速度で矢印C方向に掃引される
ため、尻皮部にテンションを与え、尻皮カット部27で
背脂と尻皮に容易に刃物での切り込みを可能にしてい
る。前記尻皮カット部27を経由する間に前記チャック
された足首は益々強く矢印C方向に引っ張られ腿肉10
cは腰骨10eより引き剥がされる構成にしてある。
【0033】図4は腰骨と腿肉との概略の位置関係を示
す図で、(A)は腰骨の上から見た斜視図、(B)は腰
骨の側面から見た斜視図である。図の(A)、(B)に
見るように腰骨は左右対称に形成され頭側に腸骨40、
40を有し、略中央部位に股関節の関節窩41、41を
備え、尻側の尾椎周辺部42cと左右に斜め傾斜湾曲面
を有する坐骨42a、42aとより形成されている。そ
して、左右の腿肉10c、10cは、左右の傾斜湾曲面
を形成する坐骨42a、42aと股関節屈折区域の結合
組織で結合されるとともに、腸骨40の略中央の両側面
に設けた関節窩41、41とに図示していない大腿骨頭
と関節筋群とにより結合されている。
【0034】上記構成を持つ腿肉10cを腰骨10eよ
り効率よく引き剥がすためには先ず坐骨部分の股関節屈
折区域の結合組織を坐骨曲面に沿って切断し、その後で
股関節の脱臼を行い、ついで関節窩と大腿骨頭を結ぶ筋
の切断をする必要がある。本発明においては、前記した
ように(図3参照)、先ず下側走行ベルト20cと下部
平行ガイド板21とにより形成された搬送ラインに、頭
側を先に背側を下にした腰骨10eと腿肉を含むワーク
である屠体下半身10fを導入し、該ワークを坐骨カッ
ト部24にまで走行させ到着したとき、ワークの走行は
停止せずに搬送したまま、搬送中に坐骨カットを行う。
該坐骨カットにより少なくとも股関節部位以外の他の部
位である坐骨部位においてはフリーの状態に置き、腿肉
10cは腰骨10eの下側に自重で回動して垂れ下り、
股関節の脱臼の初期の状況を形成する。その後傾斜ガイ
ド31aの助けをかりて股関節脱臼部25での脱臼を行
なうようにしてある。
【0035】前記坐骨カット部24における坐骨42
a、42aと腿肉10cとの間の股関節屈折区域の結合
組織の切断の状況は図5に示してある。図に見るよう
に、搬送中の坐骨42a、42aの内側傾斜面に向け逆
八の字開脚型傾斜ガイド29、29を下側走行ベルト2
0c側より矢印E方向に下降させ、坐骨内側に嵌入当接
して坐骨面を下部平行ガイド板21、21に押圧して坐
骨位置を設定固定する。ついで、前記逆八の字開脚型傾
斜ガイド29、29を基準面として摺動するカッタ24
a、24aにより前記股関節屈折区域の結合組織を高歩
留まりのもとに切断し坐骨部位に結合状態にあった腿肉
をフリーの状態に置く。
【0036】尻皮カット部27における左右腿肉の尾椎
周辺の腰骨背部と腿の接合する尾椎周辺部42cに揺動
するカッタを入れ腿肉の引き剥がしを容易にするととも
に、歩留まりの良い脂採集を可能にしている。
【0037】
【発明の効果】上記構成により、本発明における第1の
発明の中抜き屠体のハービング方法により、胸肉のヤゲ
ン部分の切断を防止しするとともに、常に腿の付け根部
分で分離でき、歩留まりの向上に貢献する。また、第2
の発明である下半身の腿肉引き剥がし方法により、腿肉
と坐骨部位の結合組織の切断を高効率で行なうことがで
き、また前記坐骨カットにより効率の良い股関節脱臼を
可能とし、また、尻皮カットにより腿肉引き剥がしの際
の背脂の腰骨部位に残存を防止し、効率の良い腿肉引き
剥がしを可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の発明である中抜き屠体のハー
ビング装置の概略構成を示す図である。
【図2】 (A)は図1の腹膜カット部の概略の構成を
示す図で、(B)はワーク切断部の概略の構成を示す図
である。
【図3】 本発明の第2の発明である屠体下半身の腿肉
引き剥がし装置の概略の構成を示す図である。
【図4】 図3の腰骨と腿肉との概略の位置関係を示す
図で、(A)は腰骨の上から見た斜視図、(B)は腰骨
の側面から斜視図である。
【図5】 図3の坐骨カットの状況を示す図である。
【図6】 従来の食鶏屠体のハービング装置の概略の構
成を示す図である。
【図7】 屠体下半身の腿肉引き剥がし装置の従来例に
おいて、大腿骨付け根に切り口を入れる第1ナイフと、
大腿骨付け根の腱及び軟骨を切断する第二ナイフの作動
状況を示す図で、(A)は縦断面図で(B)は第一のナ
イフの作動状況を示す横断面図である。
【図8】 (A)は図7の股関節の脱臼の初期の状況を
示し、(B)は坐骨剥離の状況を示す図である。
【符号の説明】
10 中抜き屠体 10a 胸部 10b 尻部 10c 腿肉 10d 腹膜 10e 腰骨 10f 屠体下半身 11 腹膜カット部 12 90度反転部 13 ワーク切断部 14 足首シャックル 15 斜向カッタ 16 水平カッタ 17a 二段上ガイド 17b 二段下ガイド 18a 斜め上向きガイド 18b 押上プッシャ 19 ヤゲンガイド 20a コンベアライン 20b 歯付きコンベア 21 下部平行ガイド板 22 挿入部 23 背筋入れ部 24 坐骨カット部 24a 摺動カッタ 25 股関節脱臼部 26 関節筋切り部 27 尻皮カット部 28 腿肉引き剥がし部 29 逆八の字開脚型傾斜ガイド 30 筋入れカッタ 31 傾斜平行ガイド 32 腿肉引き剥がしコンベア 40 腸骨 41 股関節窩 42a 坐骨 42c 尾椎周辺部
フロントページの続き (72)発明者 神津 昭三 東京都江東区牡丹2丁目13番1号 株式会 社前川製作所内 Fターム(参考) 4B011 FA01 FA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアにより脚部を懸吊した食鶏等の
    中抜き屠体の搬送過程での前半身と後半身とに分離する
    方法において、 懸吊姿勢での胸肉のヤゲン部位と腿肉との間に腹膜切れ
    目を形成する腹膜カットを行い、ついでガイドにより上
    半身を上方に起し脚部が胸部に先行する傾斜姿勢を取ら
    せ、腿肉付け根のくびれ部位を左右両側より斜めに挟持
    して、胸肉と腿肉との間の前記腹部切れ目より刃物を侵
    入させ、腿の付け根部位より腸骨端までの切り込みによ
    り上半身と下半身とを分離するようにしたことを特徴と
    する中抜き屠体のハービング方法。
  2. 【請求項2】 前記腹膜カットは、懸吊姿勢をコンベア
    進行方向に対し横向き姿勢を採らせ、且つ二段ガイドに
    より脚部から腹部及び胸部に至る線を鉛直状に保持さ
    せ、コンベア進行方向に正対させた斜向カッタとコンベ
    アの走行に伴う屠体の移動により斜め下向の腹膜切れ目
    を入れるようにしたことを特徴とする請求項1記載の中
    抜き屠体のハービング方法。
  3. 【請求項3】 コンベアにより脚部を懸吊した食鶏等の
    中抜き屠体の搬送の過程での前半身と後半身とに分離す
    るハービング装置において、 中抜き屠体のワークの脚部を懸吊して搬送するコンベア
    ラインと、前記脚部を把持懸吊するとともに、コンベア
    進行方向に対し正対より横向き姿勢に、横向きより正対
    姿勢へと回動させそれぞれの回動停止位置で固定する、
    回動機構及び停止固定機構とを持つ足首シャックルと、 前記ワークの横向き姿勢において腿肉より腹部、胸部に
    掛け鉛直姿勢を採らせる二段ガイドと、前記鉛直姿勢の
    胸肉のヤゲン部位と腿肉との間の腹膜部位より屠体背側
    の腸骨末端部位にハービング切断面の腹膜切れ目を形成
    する斜向カッタと、よりなる腹膜切り込み機構と、 コンベアラインの走行方向に正対させたワークの腿肉付
    け根のくびれ部位を斜めに挟持して前記腹膜切り込み機
    構により形成されるハービング切断面を水平に維持する
    後倒姿勢をとらせるワーク進行方向に対し斜め上向きガ
    イドと、上半身末端を上方へ押し上げる押上プッシャ
    と、前記ハービング切断面形成用の水平カッタと、該カ
    ッタによる破砕を回避すべくヤゲンをガイドするヤゲン
    ガイドと、よりなるワーク切断機構と、より構成したこ
    とを特徴とする中抜き屠体のハービング装置。
  4. 【請求項4】 前記二段ガイドは、尻部と胸部対応部位
    に設けたコンベアラインに平行の上下二段のガイド、ま
    たは前記コンベアラインと同一速度で尻部と胸部を押圧
    走行する走行ベルトと、より構成したことを特徴とする
    請求項3記載の中抜き屠体のハービング装置。
  5. 【請求項5】 分離され縦筋入れされた食鶏等屠体の下
    半身からの腿肉の引き剥がし方法において、 歯付きコンベアの下側走行ベルトと下部平行ガイド板と
    の間に頭部側より背側を下にした下半身ワークを導入
    し、前記下部平行ガイド板の下側に設けた垂直カッタに
    よりワークの背側縦筋入れを行い、ついで、坐骨切断部
    でワークの坐骨内側に上方より嵌入させた開脚型傾斜ガ
    イドを介して坐骨側面と腿肉付け根との間の股関節屈折
    区域の結合組織を切断する坐骨カットを行ない、 ついで前記結合組織を切断された腿関節の回動を誘導す
    る傾斜ガイドによって股関節の脱臼を行い、ついで腸骨
    と前記大腿骨との間の関節筋の切断を行い、ついで最下
    部を並走するコンベアにより足首を把持回動させて、尾
    椎周辺の腿肉の尻皮を腰骨に沿って切断を行い、前記各
    切断の終了後に最下部を並走するコンベアにより腿肉引
    き剥がしを行なうようにしたことを特徴とする屠体下半
    身の腿肉引き剥がし方法。
  6. 【請求項6】 前記坐骨カットは、坐骨傾斜内面に嵌入
    当接して坐骨面を前記下部平行ガイド板に押圧して一定
    高さに固定する逆八の字開脚型傾斜ガイドの当接傾斜面
    を基準面として、該基準面から一定間隔を置いて摺動す
    るカッタにより坐骨表面と腿肉との間の股関節屈折部区
    域の結合組織を切断する構成としたことを特徴とする請
    求項5記載の屠体下半身の腿肉引き剥がし方法。
  7. 【請求項7】 食鶏等の中抜き屠体の下半身の腿肉引き
    剥がし装置において、 下側走行ベルトにより、頭側を先に背側を下にした下半
    身ワークの腰骨を引っ掛け搬送する歯付きコンベアと、 該歯付きコンベアの下段に設け、前記ワークの腿肉を引
    き剥がしと搬出をする並走コンベアと、 前記下側走行ベルトの下部に延設し該ベルトとともに前
    記腰骨を挟持搬送する下部平行ガイド板と、より腰骨及
    び腿肉を含むワークの搬送ラインを構成するとともに、 前記搬送ラインに沿い順次設けた、ワークの挿入部と、
    鉛直カッタにより縦筋入れをする背筋入れ部と、腿肉と
    腰骨との間を結ぶ結合組織を切断し腿肉の回動を可能と
    する坐骨カット部と、前記腿肉の回動により可能とした
    股関節脱臼部と、脱臼後に行なう関節筋切断部と、基準
    面に沿い一定間隔を置いて揺動するカッタを介して行な
    う尻皮カット部と、腿肉引き剥がし部と、よりワーク腿
    肉引き剥がし処理手段を構成し、 前記下側走行ベルトの坐骨カット部より並走コンベアと
    を結び、腰骨より分離回動する腿肉の回動を誘導すると
    ともに股関節の脱臼を行ない足首を前記並走コンベアに
    把持させる誘導ガイドとより構成したことを特徴とする
    屠体下半身の腿肉引き剥がし装置。
  8. 【請求項8】 前記坐骨カット部は、下側走行ベルト側
    より下方に向け突出する逆八の字開脚型傾斜ガイドと該
    ガイドの外側に付設した摺動カッタとより構成し、前記
    傾斜ガイドを坐骨内面に嵌入当接させて下部平行ガイド
    板に押圧し、坐骨面を固定保持するとともに、前記開脚
    型傾斜ガイドに切断基準面を形成させ、該基準面上に適
    当間隔を置いて付設した前記摺動カッタにより坐骨傾斜
    側面の股関節屈折部区域の結合組織を切断する構成とし
    たことを特徴とする請求項7記載の屠体下半身の腿肉引
    き剥がし装置。
  9. 【請求項9】 また、前記請求項7記載の尻皮切断部
    は、前記股関節筋切断部により約180度に開脚された
    左右の腿肉を結ぶ腰骨部末端上部の尻皮に切れ目を入れ
    る、基準面に沿って一定間隔置いて揺動するカッタより
    構成したことを特徴とする請求項8記載の屠体下半身の
    腿肉引き剥がし装置。
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