JP3499866B1 - 屠体下半身の腿肉の引き剥がし方法とその装置 - Google Patents
屠体下半身の腿肉の引き剥がし方法とその装置Info
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Abstract
含む下半身と、肋骨を含む胸部と背中の残りの部分を含
む上半身とに分割する場合、該分割した下半身よりの腿
肉の引き剥がしにおいて、前記分離に使用する主要カッ
トを構成する坐骨カットの正確且つ高歩留まりのカット
及び引き剥がしが可能な発明を提供する。 【解決手段】 ワークの搬送には歯付きコンベア20b
の下側走行ベルト20cと下部平行ガイド板21を使用
してワーク10fの搬送部を形成させ、ワークの腰骨1
0eを頭側より背側を下部にして前記搬送部に導入さ
せ、導入直後に下部平行ガイド板21の下側に設けた背
筋入れ部23によりワークの背側縦筋入れを行い、つい
で坐骨カット部24によりワークの股関節屈折区域の結
合組織の切断を行って腿肉の関節結合以外フリーの状態
に置き、傾斜ガイド31aによって股関節脱臼を可能と
し、ついで関節筋の切断を行い、ついで、その下流に設
けた平行ガイド31bにより腿肉の自由な反転を助長さ
せ、並走コンベアによる足首把持回動と相俟って尻皮カ
ットを行なう尻皮カット部を経由して高効率の腿肉引き
剥がしを行なう構成にしてある。
Description
引き剥がし方法とその装置に関する。
例えば特開平5−15299号公報(特許文献1)に開
示されている、屠殺されている家禽の前上半身と下半身
とに分離する方法は、図6に見るように、コンベア52
中に脚部53でぶら下っている屠体が、脚部53及び背
中の一部を含む下半身50と、肋骨を含む胸部54と背
中の残りの部分を含む上半身55とに、横に分割する方
法であって、 a、脚部53が搬送方向Aから見て屠体の残りの上半身
55より先行するように搬送方向に対して前記上半身5
5を斜め後方の位置に置く段階、 b、本質的に下方に向けられた力を上半身55の両側に
加えて脚部53に対して下方に倒し、横分割の作業が行
なわれる平面を腿51より下、胸部54より上にする段
階、 c、家禽屠体50をコンベア52から下がっている下半
身50と上半身55とに分割する段階、 前記a、b、cの段階を経て分割して行なうようにして
あって、前記段階aはガイド手段56を介して行なうよ
うにし、段階bにより切断位置の位置決めが行なわれ、
段階cで水平カッタ90で分割を行なうようにしたもの
である。
る方法においては、前記ガイド手段56を使用して上半
身と下半身を分離しようとするため、下記問題を内蔵し
ている。1、下半身と上半身を分割するカットスペース
を胸肉のヤゲン部分と腿肉との間に作るためには、下半
身と上半身とにそれぞれ相反する方向に力が掛かるよう
なガイド、またはそれに相当する装置を設ける必要があ
る。2、前記第1項目の作業が行なわれても、確実にカ
ットスペースが形成されるとは限らずヤゲン部分を切断
する問題がある。3、則ち、前記第1項記載のガイドは
カットするための前準備として中抜き屠体の上下半身が
相反する方向に動くようなガイドが必要である。
ークのレッグプロセッサには、例えば特公平7−938
61号公報(特許文献2)記載の発明がある。前記公報
の記載によれば、図7(A)に示すように、下半身屠体
50の腹側50bを上にして頭部側50cを先頭に装置
内に導入し、歯付きコンベア57の歯部57aでワーク
を保持して移動させる間に丸刃58で背側50aに縦筋
入りを行なう。ついで図7(A)、(B)に示すよう
に、第1固定ガイド59を両股の間に挿入し歯付きコン
ベア57との間で上下動、横ずれを防止したなかで、第
1ナイフ59aで大腿骨付け根に切り込み(内股筋入
れ)を入れ、更に大腿骨付け根の腱を第2ナイフ60で
切断している。ついで、図8に示す後段に移行し、図の
(A)に示すように坐骨61は反転ガイド63により反
転され頭部側50cが進行方向に対し後尾に回され、大
腿骨頭部で捻られたままで進行する。前記反転により大
腿骨62aは挫骨61から脱臼し(関節外し)、図の
(B)に示すように坐骨61と腿肉62を分離させてい
る。
骨と腿肉との間の股関節屈折区域の結合組織の切断の場
合、ガイド等による坐骨内側への型嵌がない。そのた
め、坐骨部分の湾曲形状は中抜き屠体のワークのサイ
ズ、形により異なるがこれらの形状差異に対する別段の
考慮を払う事無く第1ナイフによる腿肉付け根の切り込
みを入れるだけで終始している。また、腰骨と腿を分離
させるため脚部の主要な腱(関節筋)の切断は第2ナイ
フで行なっているが、それぞれの最も適当とする切断面
による切断は行なわれていない。そのため、股関節屈折
部区域の結合組織(坐骨の筋)と関節筋カットレベルの
異なるものを同一軌跡上での刃物に使用になり、坐骨部
位に多くの肉が残ることになり歩留まり低下の一因を形
成している。
尻皮カット(腰骨下端部周辺のカット)がないため、腿
肉を坐骨カット側から腸骨側に引き剥がす際、尻皮カッ
ト部位の背脂が骨に残ることが多く、また、引き剥がし
の際の皮の突っ張りにより引き剥がされた後の腿肉のカ
ット部分の皮が伸び薄くなるため、歩留まり低下の原因
を形成している。
に鑑み、食鳥等の中抜き屠体を腿肉及び背中の一部を含
む下半身と、肋骨を含む胸部と背中の残りの部分を含む
上半身とに分割する場合、例えば屠体の大小に関係なく
脚部の懸吊搬送中の屠体に対し、胸肉のヤゲン部分を切
断することなく、股の付け根付近より背側の腸骨端で切
断し、該分割した下半身よりの腿肉の引き剥がしにおい
ては、前記分離に使用する主要カットを構成する坐骨カ
ットの正確且つ高歩留まりのカット及び引き剥がしので
きる屠体下半身の腿肉引き剥がし方法と腿肉引き剥がし
装置の提供とを目的とする。
ために、屠体下半身の腿肉引き剥がし方法に付いて記載
されたもので、従来方法に見られた歩留まり低下の一因
を形成する、坐骨と腿肉との間の股関節屈折部区域の結
合組織の切断がワーク大小の差異に影響されることなく
高歩留まりで行われることを前提とし、ワークの導入よ
り腿肉引き剥がしまでの過程を諸工程に分割し、それぞ
れの過程を合理的に行なった後腿肉引き剥がしを行なう
ようにしたものである。
れた食鶏等屠体の下半身からの腿肉の引き剥がし方法
は、歯付きコンベアの下側走行ベルトと下部平行ガイド
との間に頭部側より背側を下にした下半身ワークを導入
し、前記下部平行ガイドの下側に設けたカッタによりワ
ークの背側縦筋入れを行い、ついで、坐骨切断部でワー
クの坐骨内側に上方より嵌入させたガイドを介して坐骨
側面と腿肉付け根との間の股関節屈折区域の結合組織を
切断する坐骨カットを行ない、ついで前記結合組織を切
断された股関節の回動を誘導する例えば傾斜ガイドによ
って股関節の脱臼を行い、ついで腸骨と前記大腿骨との
間の関節筋の切断を行い、ついで最下部を並走するコン
ベアにより足首を把持回動させて、尾椎周辺の腿肉の尻
皮を腰骨に沿って切断を行い、前記各切断の終了後に最
下部を並走するコンベアにより腿肉引き剥がしを行なう
ようにしたことを特徴とする。特に前記股関節屈折区域
の結合組織を切断する坐骨カットと股関節筋の切断を同
時に行なわず、前記坐骨カットには最適の切断のための
最適カッタを使用する構成とし、後者の股関節筋切断は
股関節の脱臼後に前記坐骨カッタとは別個のカッタを用
意した最適状態で行なうようにし、また、従来の歩留ま
り低下の他の一因を形成している尾椎周辺の皮膜に切れ
目を入れる尻皮カットを行なうようにしてある。また、
股関節の脱臼は、前記坐骨カットにより関節結合部以外
はフリーの状態になった腿肉の回動を誘導する傾斜ガイ
ドを用いて容易に行なうようにしてある。
に嵌入当接して坐骨面を前記下部平行ガイドに押圧して
一定高さに固定する開脚型ガイドの当接傾斜面を基準面
として、該基準面から一定間隔を置いて摺動するカッタ
により坐骨表面と腿肉との間の股関節屈折部区域の結合
組織を切断する構成とするのがよい。また本発明は、坐
骨面の位置をワーク大小の差異に左右されることなく下
側走行ベルトの下部に設けた下部平行ガイド面に開脚型
傾斜ガイドの嵌入当接を介して設定する構成とすること
により、高歩留まりの切断を可能にする。
の腿肉引き剥がし装置として、下側走行ベルトにより、
頭側を先に背側を下にした下半身ワークの腰骨を引っ掛
け搬送する歯付きコンベアと、該歯付きコンベアの下段
に設け、前記ワークの腿肉を引き剥がしと搬出をする並
走コンベアと、前記下側走行ベルトの下部に延設し該ベ
ルトとともに前記腰骨を挟持搬送する下部平行ガイド
と、より腰骨及び腿肉を含むワークの搬送ラインを構成
するとともに、前記搬送ラインに沿い順次設けた、ワー
クの挿入部と、鉛直カッタにより縦筋入れをする背筋入
れ部と、腿肉と腰骨との間を結ぶ結合組織を切断し腿肉
の回動を可能とする坐骨カット部と、前記腿肉の回動に
より可能とした股関節脱臼部と、脱臼後に行なう関節筋
切断部と、基準面に沿い一定間隔を置いて揺動するカッ
タを介して行なう尻皮カット部と、腿肉引き剥がし部
と、によりワーク腿肉引き剥がし処理手段を構成し、前
記下側走行ベルトの坐骨カット部より並走コンベアとを
結び、腰骨より分離回動する腿肉の回動を誘導し股関節
の脱臼を行なうとともに足首を前記並走コンベアに把持
させる誘導ガイド部より構成したことを特徴とする。
き剥がし装置の構成を記載したもので、ワークの搬送に
は歯付きコンベアの下側走行ベルトと下部平行ガイドを
使用してワークの搬送部を形成させ、ワークの腰骨を頭
側より背側を下部にして前記搬送部に導入させ、導入直
後に下部平行ガイドの下側に設けた背筋入れ部によりワ
ークの背側縦筋入れを行い、ついで坐骨カット部により
ワークの股関節屈折区域の結合組織の切断を行って腿肉
の関節結合以外フリーの状態に置き、傾斜ガイドによっ
て股関節脱臼を可能とし、ついで関節筋の切断を行い、
ついで、その下流に設けた誘導ガイドにより腿肉の自由
な反転を助長させ、並走コンベアによる足首把持回動と
相俟って尻皮切断を行なう尻皮カット部を経由して高効
率の腿肉引き剥がしを行なう構成にしてある。
ルト側より下方に向け突出する開脚型傾斜ガイドと該ガ
イドの外側に付設した摺動カッタとより構成し、前記開
脚型傾斜ガイドを坐骨内面に嵌入当接させて下部平行ガ
イドに押圧し、坐骨面を固定保持するとともに、前記開
脚型傾斜ガイドに切断基準面を形成させ、該基準面上に
適当間隔を置いて付設した前記摺動カッタにより坐骨傾
斜側面の股関節屈折部区域の結合組織を切断する構成と
するのがよい。
と腿肉との間の股関節屈折区域の結合組織は、坐骨面を
下部平行ガイドに坐骨面の内側より押圧固定する開脚型
傾斜ガイドの側面に付設した摺動カッタにより切断する
構成としたため、ワークの大小差異の影響を受けること
なく専用のカッタにより確実且つ高歩留まりのもとに前
記結合組織を切断できる。
筋切断部により開脚された左右の腿肉を結ぶ腰骨部末端
上部の尻皮に切れ目を入れる基準面に沿い一定間隔を置
いて揺動するカッタより構成するのがよい。
場合に比較して、腿肉を腰骨より引き剥がす際惹起され
る柔らかい尻脂周辺の軟骨の腿側への付着を防止でき、
歩留まり良く脂を採取できる。
坐骨部位の結合組織の切断を高効率で行なうことがで
き、また前記坐骨カットにより効率の良い股関節脱臼を
可能とし、また、尻皮カットにより腿肉引き剥がしの際
の背脂の腰骨部位に残存を防止し、効率の良い腿肉引き
剥がしを可能にするという利点がある。
施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載
されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配
置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲
をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎな
い。図1は本発明の前工程としての中抜き屠体のハービ
ング装置の概略構成を示す図で、図2の(A)は図1の
腹膜カット部の概略の構成を示す図で、(B)はワーク
切断部の概略の構成を示す図で、図3は本発明である屠
体下半身の腿肉引き剥がし装置の概略の構成を示す図
で、図4は腰骨と腿肉との位置関係を示す概略図で、図
5は坐骨カットの状況を示す図である。
屠体のハービング装置の概略構成が示してある。図に見
るように、中抜き屠体のハービング装置は、コンベアラ
イン20aと、腹膜カット部11と、90度反転部12
とワーク切断部13とより構成する。足首シャックル1
4を介してコンベアライン20aに懸吊した中抜き屠体
10を矢印A方向に走行させ、腹膜カット部11より9
0度反転部12へ移行させ、90度反転部12よりワー
ク切断部13へ走行させる。前記腹膜カット部11で
は、足首シャックル14に設けた回動機構により横向き
姿勢に回動させ、同じく内蔵する固定機構により前記横
向き位置に停止固定させ、コンベア走行方向に対し横向
き姿勢をとる中抜き屠体10に腹膜切り込み機構を介し
て腹膜切り込み部15aを形成させる。ついで、90度
反転部12では、足首シャックル14に設けた回動機構
により中抜き屠体10の姿勢を横向き姿勢より回動させ
コンベア走行方向に対し正対姿勢を取らせた後固定機構
により正対姿勢を固持させる。ついで、ワーク切断部1
3では、前記正対姿勢を取り且つ後倒姿勢を取りつつ走
行中のワークに対し、水平カッタ16を前記腹膜切り込
み部15aより挿入して、後記する腿肉くびれ部位を挟
持する斜め上向きガイドとヤゲンガイドとにより傾斜姿
勢のワークを切断する構成にしてある。
1の腹膜切り込み機構による詳細な構成が示してある。
図に見るように、中抜き屠体10は足首シャックル14
を介してコンベアライン20aの進行方向に対し懸吊横
向き姿勢を固定させる。さらに、前記腹膜切り込み機構
を構成するコンベアラインに平行の二段上ガイド17a
と二段下ガイド17bとによりそれぞれ尻部10bと胸
部10aとを押圧し、腿肉10cと腹膜10dと胸部1
0aとで鉛直姿勢をとらせた上、前記二段上下のガイド
に挟持させながら走行させる。そして、前記走行中の鉛
直姿勢の中抜き屠体10に対し、該屠体の腿付け根と胸
骨の先端のヤゲンとの間の腹膜に、コンベアライン20
aに正対させた前記腹膜切り込み機構の斜向カッタ15
を当接させ、腹膜切り込み部15aを形成させる。な
お、前記二段上下ガイド17a、17bは前記コンベア
ライン20aに平行に走行するベルトラインで形成して
も良い。
細な構成が示してある。図に見るように、中抜き屠体1
0を足首シャックル14を介して前記正対姿勢で懸吊さ
れている図示していないコンベアラインに二組みのコン
ベア進行方向に対し斜め上向きガイド18a、18aと
押上プッシャ18bと、ヤゲンガイド19とを用意し、
該ガイド18a、18aに中抜き屠体10の腿肉付け根
のくびれ部分を挟持させ後倒姿勢を取らせ、水平カッタ
16のカットラインを形成させるとともに、ヤゲンガイ
ド19を介して突出したヤゲンの先端部に挿入させ、前
記水平カッタと干渉を不可能とする下部に位置させる。
そして、前記水平カッタ16を前記腹膜切り込み部15
aより斜め上向きガイドとヤゲンガイドの助けを借りて
挿入させ、ヤゲンを破砕することなくワークである中抜
き屠体10の切断を行なう。前記腹膜切り込み部15a
は、前記腹膜カット部11で腿肉付け根と胸骨の先端の
ヤゲンとの間に設ける構成にしてあり、且つ前記ヤゲン
ガイド19の助けにより、前記ワーク切断の際に惹起さ
れるヤゲンを破砕したり、その破砕片の肉部混入を完全
に防止できるようにしてある。
体のハービング工程は、コンベアにより脚部を懸吊した
食鶏等の中抜き屠体の搬送過程での前半身と後半身とに
分離する場合に、懸吊姿勢での胸肉のヤゲン部位と腿肉
との間の腹膜に切れ目を入れる腹膜カットを行い、つい
でガイドにより上半身を上方に起し脚部が胸部に先行す
る傾斜姿勢を取らせ、腿肉付け根のくびれ部位を左右両
側より斜めに挟持して、屠体差に関係なく胸肉と腿肉と
の間の前記腹膜切れ目より刃物を侵入させ、腿の付け根
部位より腸骨端までの切り込みにより上半身と下半身と
を分離するようにしている。
背中の一部である腸骨の末端を含む下半身と、肋骨やヤ
ゲンを含む胸部と背中の残りの部分を含む上半身とに分
割する工程において、屠体の大小の差異の影響を受ける
ことなく、且つヤゲンガイドの付設によりヤゲンを破砕
することなく、腿付け根より前記腸骨の末端への切断面
を形成するようにしたものである。そのためには、先ず
脚部による懸吊状態にある屠体のワークに対し、腿付け
根より上の下腹部の腹膜に斜め下方に向け腹膜切れ目を
入れ、該切れ目とワークの腿肉付け根のくびれ部位を挟
持する斜め上向きガイドにより下記手順にしたがって前
記切断面を形成させるようにしてある。
成は、下記のようにして行なう。前記切断面の形成に
は、先ず、ガイドにより胸部を上側に起し、懸吊脚部が
胸部に先行して移動する傾斜姿勢を取らせる。ついで、
腿肉付け根のくびれ部位を左右両側より斜めに挟持し
て、露出されたヤゲン部分にヤゲンガイドを侵入させ、
ヤゲンを拾い、水平カッタの下側に引っ張り込みながら
前記腹膜切れ目より水平カッタを挿入すると、該挿入に
より屠体差に関係なく前記腿付け根より背中側の腸骨末
端への切断面をワークの大小の差異による影響を受ける
事無く設定でき、且つ前記切断面はその切り込み口が前
記したようにヤゲンとの接触を防止する構成にしてある
ため、ヤゲンの破砕を発生することなくその砕片の肉部
混入を防止する。
ンベア進行方向に対し横向き姿勢を採らせ、且つ二段ガ
イドにより脚部から腹部及び胸部に至る線を鉛直状に保
持させ、コンベア進行方向に正対させた斜向カッタとコ
ンベアの走行に伴う屠体の移動により斜め下方向の切れ
目を入れるようにする。
進行方向に対し横向き姿勢に採らせ、カッタはコンベア
進行方向に正対させ且つ斜め下向きの斜向カッタを用意
するとともに、ワークの尻部と胸部に当接させる上下二
段のコンベア走行方向に平行のガイドを設け、ワークの
腿、腹部及び胸部表面が略鉛直線になる鉛直姿勢を採ら
せ、前記斜向カッタをワークの腿付け根とヤゲンとの間
に腹膜切れ目を入れるようにしたものである。
抜き屠体のハービング装置の具体的構成は、コンベアに
より脚部を懸吊した食鶏等の中抜き屠体の搬送の過程で
の前半身と後半身とに分離するハービング装置におい
て、中抜き屠体のワークの脚部を懸吊して搬送するコン
ベアラインと、前記脚部を把持懸吊するとともに、コン
ベア進行方向に対し正対より横向き姿勢に、横向きより
正対姿勢へと回動させそれぞれの回動停止位置で固定す
る、回動機構及び停止固定機構とを持つ足首シャックル
と、前記ワークの横向き姿勢において腿肉より腹部、胸
部に掛け鉛直姿勢を採らせる二段ガイドと、前記鉛直姿
勢の胸肉のヤゲン部位と腿肉との間の腹膜部位より屠体
背側の腸骨末端部位にハービング切断面の腹膜切り込み
部を形成する斜向カッタと、よりなる腹膜切り込み機構
と、コンベアラインの走行方向に正対させたワークの腿
肉付け根のくびれ部位を斜めに挟持して前記腹膜切り込
み部より形成されるハービング切断面を水平に維持する
後倒姿勢をとらせるワーク進行方向に対し斜め上向きガ
イドと、上半身末端を上方へ押し上げる押上プッシャ
と、前記ハービング切断面形成用の水平カッタと、該カ
ッタによる破砕を回避すべくヤゲンをガイドするヤゲン
ガイドと、よりなるワーク切断機構と、より構成してい
る。
装置の構成は、ワークを懸吊搬送するコンベアライン
と、ワークを懸吊しコンベア走行方向に対しワークを横
向きまたは正対姿勢を採らせるとともに、それぞれの位
置に回動させる回動機構と回動位置に停止固定させる停
止固定機能を持つ足首シャックルと、斜め上向きガイド
と、腹膜切り込み機構と、ワーク切断機構とより構成し
たものである。前記腹膜切り込み機構は、腿肉付け根の
くびれ部位を挟持する斜め上向きガイドとともに、ワー
ク切断の際の水平カッタによるヤゲンの破砕を防ぐため
に設けた補助手段で、ワーク切断機構により、ワークの
腿肉付け根のくびれ部位を挟持する斜め上向きガイドに
よりワーク大小の差異に左右されることなく、ワーク切
断の際の水平カッタの挿入位置を決め、且つ付設したヤ
ゲンガイドによりヤゲンを破砕することなく、前記腹膜
切れ目より腸骨末端に指向ハービング切断面を形成する
ようにしてある。
応部位に設けたコンベアラインに平行の上下二段のガイ
ド、または前記コンベアラインと同一速度で尻部と胸部
を押圧走行する走行ベルトと、より構成する。
の中抜き屠体のハービング工程により、胸肉のヤゲン部
分の切断を防止するとともに、常に腿の付け根部分で分
離でき、歩留まりの向上に貢献する。
身の腿肉引き剥がし装置の概略の構成が示してある。図
に見るように、本発明の屠体下半身の腿肉引き剥がし装
置は、矢印B方向に走行する歯付きコンベア20bと、
該コンベアの下側走行ベルト20cの下部に平行に延設
した下部平行ガイド板21と、前記下側走行ベルト20
cの両側より下流に向け斜め下方に傾斜状に下降する傾
斜ガイド31a、31aと該傾斜ガイドに接続し前記下
側走行ベルト20cに平行する平行ガイド31b、31
bとより形成した腿肉誘導ガイドを形成する下降傾斜平
行ガイド31、31と、前記平行ガイド31b、31b
の下部に前記下側走行ベルト20cの走行速度より大な
る走行速度で矢印C方向に走行する構成とした腿肉引き
剥がしコンベア32と、よりワークの搬送ラインを構成
する。前記搬送ラインの入り口側より挿入部22、背筋
入れ部23、坐骨カット部24、股関節脱臼部25、関
節筋切り部26、尻皮カット部27、腿肉引き剥がし部
28の順に腿肉引き剥がし処理手段を設ける構成にして
ある。
挿入部22より、頭を先に背を下側にして前記下側走行
ベルト20cと下部平行板21との間に挿入すれば、前
記屠体下半身10fの腰骨10eは下側走行ベルト20
cの走行につれ矢印B方向に移行し、移行の途中で背筋
入れ部23で筋入れカッタ30によりワークの背側の縦
筋入れを行なった後、坐骨カット部24で腿肉の結合組
織をカットする構成にしてある。そして、坐骨カット部
24を経由後、腿肉10cは結合組織を切断させてフリ
ーの状態となり下部平行ガイド板21と傾斜ガイド31
aとの間に垂れ下り、股関節脱臼部25に至り前記腿肉
10cの股関節は前記傾斜ガイド31aにより脱臼し、
その後関節筋切り部26を経て、前記垂れ下った腿肉1
0cの足首は走行する腿肉引き剥がしコンベア32のチ
ャック32aに補足把持される。補足された足首は腰骨
10eの送り速度より速い速度で矢印C方向に掃引され
るため、尻皮部にテンションを与え、尻皮カット部27
で背脂と尻皮に容易に刃物での切り込みを可能にしてい
る。前記尻皮カット部27を経由する間に前記チャック
された足首は益々強く矢印C方向に引っ張られ腿肉10
cは腰骨10eより引き剥がされる構成にしてある。
示す図で、(A)は腰骨の上から見た斜視図、(B)は
腰骨の側面から見た斜視図である。図の(A)、(B)
に見るように腰骨は左右対称に形成され頭側に腸骨4
0、40を有し、略中央部位に股関節の関節窩41、4
1を備え、尻側の尾椎周辺部42cと左右に斜め傾斜湾
曲面を有する坐骨42a、42aとより形成されてい
る。そして、左右の腿肉10c、10cは、左右の傾斜
湾曲面を形成する坐骨42a、42aと股関節屈折区域
の結合組織で結合されるとともに、腸骨40の略中央の
両側面に設けた関節窩41、41とに図示していない大
腿骨頭と関節筋群とにより結合されている。
より効率よく引き剥がすためには先ず坐骨部分の股関節
屈折区域の結合組織を坐骨曲面に沿って切断し、その後
で股関節の脱臼を行い、ついで関節窩と大腿骨頭を結ぶ
筋の切断をする必要がある。本発明においては、前記し
たように(図3参照)、先ず下側走行ベルト20cと下
部平行ガイド板21とにより形成された搬送ラインに、
頭側を先に背側を下にした腰骨10eと腿肉を含むワー
クである屠体下半身10fを導入し、該ワークを坐骨カ
ット部24にまで走行させ到着したとき、ワークの走行
は停止せずに搬送したまま、搬送中に坐骨カットを行
う。該坐骨カットにより少なくとも股関節部位以外の他
の部位である坐骨部位においてはフリーの状態に置き、
腿肉10cは腰骨10eの下側に自重で回動して垂れ下
り、股関節の脱臼の初期の状況を形成する。その後傾斜
ガイド31aの助けをかりて股関節脱臼部25での脱臼
を行なうようにしてある。
a、42aと腿肉10cとの間の股関節屈折区域の結合
組織の、切断の状況は図5に示してある。図に見るよう
に、搬送中の坐骨42a、42aの内側傾斜面に向け逆
八の字開脚型傾斜ガイド29、29を下側走行ベルト2
0c側より矢印E方向に下降させ、坐骨内側に嵌入当接
して坐骨面を下部平行ガイド板21、21に押圧して坐
骨位置を設定固定する。ついで、前記逆八の字開脚型傾
斜ガイド29、29を基準面として摺動するカッタ24
a、24aにより前記股関節屈折区域の結合組織を高歩
留まりのもとに切断し坐骨部位に結合状態にあった腿肉
をフリーの状態に置く。
椎周辺の腰骨背部と腿の接合する尾椎周辺部42cに揺
動するカッタを入れ腿肉の引き剥がしを容易にするとと
もに、歩留まりの良い脂採集を可能にしている。
び背中の一部を含む下半身と、肋骨を含む胸部と背中の
残りの部分を含む上半身とに分割する場合、該分割した
下半身よりの腿肉の引き剥がしにおいて、前記分離に使
用する主要カットを構成する坐骨カットの正確且つ高歩
留まりのカット及び引き剥がしが可能な腿肉引き剥がし
装置を提供できる。
グ装置の概略構成を示す図である。
す図で、(B)はワーク切断部の概略の構成を示す図で
ある。
がし装置の概略の構成を示す図である。
で、(A)は腰骨の上から見た斜視図、(B)は腰骨の
側面から斜視図である。
を示す図である。
いて、大腿骨付け根に切り口を入れる第1ナイフと、大
腿骨付け根の腱及び軟骨を切断する第二ナイフの作動状
況を示す図で、(A)は縦断面図で(B)は第一のナイ
フの作動状況を示す横断面図である。
し、(B)は坐骨剥離の状況を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 分離され縦筋入れされた食鶏等屠体の下
半身からの腿肉の引き剥がし方法において、 歯付きコンベアの下側走行ベルトと下部平行ガイドとの
間に頭部側より背側を下にした下半身ワークを導入し、
前記下部平行ガイドの下側に設けたカッタによりワーク
の背側縦筋入れを行い、ついで、坐骨切断部でワークの
坐骨内側に上方より嵌入させたガイドを介して坐骨側面
と腿肉付け根との間の股関節屈折区域の結合組織を切断
する坐骨カットを行ない、 ついで前記結合組織を切断された腿関節の回動を誘導す
るガイドによって股関節の脱臼を行い、ついで腸骨と前
記大腿骨との間の関節筋の切断を行い、ついで最下部を
並走するコンベアにより足首を把持回動させて、尾椎周
辺の腿肉の尻皮を腰骨に沿って切断を行い、前記各切断
の終了後に最下部を並走するコンベアにより腿肉引き剥
がしを行なうようにしたことを特徴とする屠体下半身の
腿肉引き剥がし方法。 - 【請求項2】 前記坐骨カットは、坐骨傾斜内面に嵌入
当接して坐骨面を前記下部平行ガイドに押圧して一定高
さに固定する開脚型傾斜ガイドの当接傾斜面を基準面と
して、該基準面から一定間隔を置いて摺動するカッタに
より坐骨表面と腿肉との間の股関節屈折部区域の結合組
織を切断する構成としたことを特徴とする請求項1記載
の屠体下半身の腿肉引き剥がし方法。 - 【請求項3】 食鶏等の中抜き屠体の下半身の腿肉引き
剥がし装置において、 下側走行ベルトにより、頭側を先に背側を下にした下半
身ワークの腰骨を引っ掛け搬送する歯付きコンベアと、 該歯付きコンベアの下段に設け、前記ワークの腿肉を引
き剥がしと搬出をする並走コンベアと、 前記下側走行ベルトの下部に延設し該ベルトとともに前
記腰骨を挟持搬送する下部平行ガイドと、より腰骨及び
腿肉を含むワークの搬送ラインを構成するとともに、 前記搬送ラインに沿い順次設けた、ワークの挿入部と、
カッタにより縦筋入れをする背筋入れ部と、腿肉と腰骨
との間を結ぶ結合組織を切断し腿肉の回動を可能とする
坐骨カット部と、前記腿肉の回動により可能とした股関
節脱臼部と、脱臼後に行なう股関節筋切断部と、基準面
に沿い一定間隔を置いて揺動するカッタを介して行なう
尻皮カット部と、腿肉引き剥がし部と、よりワーク腿肉
引き剥がし処理手段を構成し、 前記下側走行ベルトの坐骨カット部より並走コンベアと
を結び、腰骨より分離回動する腿肉の回動を誘導すると
ともに股関節の脱臼を行ない、足首を前記並走コンベア
に把持させる誘導ガイドとより構成したことを特徴とす
る屠体下半身の腿肉引き剥がし装置。 - 【請求項4】 前記坐骨カット部は、下側走行ベルト側
より下方に向け突出する開脚型傾斜ガイドと該ガイドの
外側に付設した摺動カッタとより構成し、前記開脚型傾
斜ガイドを坐骨内面に嵌入当接させて下部平行ガイドに
押圧し、坐骨面を固定保持するとともに、前記開脚型傾
斜ガイドに切断基準面を形成させ、該基準面上に適当間
隔を置いて付設した前記摺動カッタにより坐骨傾斜側面
の股関節屈折部区域の結合組織を切断するように構成と
したことを特徴とする請求項3記載の屠体下半身の腿肉
引き剥がし装置。 - 【請求項5】 前記尻皮カット部は、前記股関節筋切断
部により開脚された左右の腿肉を結ぶ腰骨部末端上部の
尻皮に切れ目を入れる基準面に沿って一定間隔置いて揺
動するカッタより構成されていることを特徴とする請求
項3記載の屠体下半身の腿肉引き剥がし装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003347562A JP3499866B1 (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | 屠体下半身の腿肉の引き剥がし方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003347562A JP3499866B1 (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | 屠体下半身の腿肉の引き剥がし方法とその装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001020922A Division JP3497476B2 (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | 中抜き屠体のハービング方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3499866B1 true JP3499866B1 (ja) | 2004-02-23 |
JP2004129664A JP2004129664A (ja) | 2004-04-30 |
Family
ID=31944800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003347562A Expired - Fee Related JP3499866B1 (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | 屠体下半身の腿肉の引き剥がし方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3499866B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109874852A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-06-14 | 江南大学 | 一种鸡爪去骨设备及鸡爪去骨工艺 |
-
2003
- 2003-10-06 JP JP2003347562A patent/JP3499866B1/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109874852A (zh) * | 2019-04-17 | 2019-06-14 | 江南大学 | 一种鸡爪去骨设备及鸡爪去骨工艺 |
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Publication number | Publication date |
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JP2004129664A (ja) | 2004-04-30 |
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