JPWO2019131363A1 - 骨付き肢肉の処理システム及び分離肉の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
自動化処理装置の例として、特許文献1には、骨付きモモ肉の脱骨処理を行う自動脱骨装置が開示されている。この装置は、骨付きモモ肉をクランプ具に吊架しながら複数の処理ステーション間を搬送し、各ステーションで骨付きモモ肉を停止させ、骨付きモモ肉の筋入れや骨肉分離等のステップを順々に行うことで、自動脱骨を可能にしている。
特許文献2には、コンベアで搬送される骨付きモモ肉を多軸多関節アームで把持してハンガに吊架させる動作を自動化した装置が開示されている。
特許文献2に開示された装置は、右肢及び左肢の両方の脱骨処理が可能であるが、豚モモ部位のような大型の骨付きモモ肉の脱骨処理に適用されるものであり、1個体毎に肢首部からひざ関節部までの測定を行い、これらの測定結果から筋入れ経路を決定し脱骨をするため、単位時間当たりの処理個数を増加できない。
右肢の骨付き肢肉の筋入れを行うための右肢用筋入れ部と、
左肢の骨付き肢肉の筋入れを行うための左肢用筋入れ部と、
前記右肢用筋入れ部及び前記左肢用筋入れ部で筋入れされた前記骨付き肢肉の骨部と肉部とを分離するための複数の処理ステーションを有する処理ラインと、
前記処理ラインの最上流部に設けられ、前記右肢用筋入れ部で筋入れされた前記右肢の骨付き肢肉及び前記左肢用筋入れ部で筋入れされた前記左肢の骨付き肢肉を受け取る投入部と、
を備える。
前記右肢用筋入れ部及び前記左肢用筋入れ部の各々は、
水平方向に沿って設けられた搬送路と、
前記搬送路で搬送される前記骨付き肢肉の筋入れを行うための第1切断刃と、
を備え、
前記右肢用筋入れ部と前記左肢用筋入れ部とは、前記搬送路及び前記第1切断刃を含め、前記搬送路間の中心線に対して対称に配置される。
前記右肢用筋入れ部の前記搬送路と前記左肢用筋入れ部の前記搬送路とは並列に配置され、かつ、前記骨付き肢肉の搬送方向が同一方向となるように配置される。
上記(3)の構成によれば、左右筋入れ部の搬送路が並列に配置されることで、筋入れ部のスペースをコンパクト化できる。また、骨付き肢肉の搬送方向が同一方向に配置されるので、両搬送路の各々へ骨付き肢肉を投入する投入部を互いに近接配置でき、これによって、1人の作業員で投入作業が可能になる。
前記搬送路は、前記骨付き肢肉の骨部が水平方向に沿いかつ前記骨付き肢肉の内側面及び外側面が上下方向に沿って搬送可能に構成される。
上記(4)の構成によれば、左右骨付き肢肉を上記姿勢で搬送することで、左右骨付き肢肉を搬送しながら固定された第1切断刃で骨部と肉部との間を骨部に沿って切断できる。従って、筋入れのために骨付き肢肉を停止させる必要がないため、処理効率を向上できる。また、第1切断刃が固定刃でよいため、第1切断刃の駆動部が不要となり低コスト化できる。
前記右肢用筋入れ部及び前記左肢用筋入れ部の各々は、前記骨付き肢肉を把持し前記搬送路に沿って移動可能な複数の第1クランプ具を備え、
前記処理ラインは、前記複数の第1クランプ具から受け取った前記骨付き肢肉を前記複数の処理ステーションに搬送する複数の第2クランプ具を備え、
前記投入部は、前記右肢用筋入れ部から前記右肢の骨付き肢肉を受け取る第1受取り部と、前記左肢用筋入れ部から前記左肢の骨付き肢肉を受け取る第2受取り部と、を有し、前記第1受取り部と前記第2受取り部との間の間隔と、前記複数の第2クランプ具間の間隔とは同一に構成され、
前記第1受取り部における前記右肢の骨付き肢肉の受取りと前記第2受取り部における前記左肢の骨付き肢肉の受取りとが同時に行われるように構成される。
前記複数の第1クランプ具の間隔と前記複数の第2クランプ具の間隔とが同一であり、
前記複数の第2クランプ具の移動速度は前記複数の第1クランプ具の移動速度より速くなるように構成される。
上記(6)の構成によれば、左右骨付き肢肉を上記第1クランプ具から第2クランプ具に受け渡すときの第1クランプ具の動作と第2クランプ具の動作との同期制御が容易になると共に、処理ラインにおける骨付き肢肉の処理速度が筋入れ部と比べて速くなるため、処理ラインにおける処理効率を向上できる。
前記複数の処理ステーションの少なくとも1つは、前記骨部の周囲を切断するための第2切断刃を備えると共に、
前記複数の処理ステーションの少なくとも1つは、前記第2切断刃で切断された前記骨付き肢肉の肉部に係止可能であって、前記第2クランプ具との間隔を広げることで前記骨部から前記肉部を剥離可能な分離部材を備え、
前記分離部材は前記第2クランプ具の搬送方向に沿って前記第2クランプ具と同期して前記第2クランプ具の搬送速度と同一の速度で移動可能に構成される。
前記複数の処理ステーションは、
前記骨付き肢肉の肢首部の周囲に付着した腱を切断するための前記第2切断刃を備える肢首カットステーションと、
前記肢首カットステーションより前記骨付き肢肉の搬送方向下流側に設けられ、前記肢首部の腱を切断した前記骨付き肢肉の切断部の肉部を骨部から分離するための前記分離部材と、前記肉部が分離された前記骨部に付着する白膜を切断する前記第2切断刃と、を備える白膜カットステーションと、
を含む。
右肢の骨付き肢肉及び左肢の骨付き肢肉の筋入れを夫々別の筋入れ部で行う筋入れステップと、
筋入れされた前記右肢の骨付き肢肉及び前記左肢の骨付き肢肉を、前記骨付き肢肉の骨部と肉部とを分離するための単一の処理ラインに投入する投入ステップと、
前記処理ラインに投入された前記右肢の骨付き肢肉及び前記左肢の骨付き肢肉の前記骨部と前記肉部とを分離する処理ステップと、
を備える。
前記筋入れステップにおける前記右肢の骨付き肢肉及び前記左肢の骨付き肢肉の単位時間当たりの処理数を同一とし、
前記処理ステップにおける前記骨付き肢肉の単位時間当たりの処理数を前記処理数より多くする。
上記(10)の方法によれば、筋入れステップにおける右肢の骨付き肢肉及び左肢の骨付き肢肉の単位時間当たりの処理数を同一とすることで、左右筋入れ部における筋入れ刃の動作を容易に同期でき、筋入れ動作の制御が容易になる。
また、筋入れ後の処理ステップにおける骨付き肢肉の単位時間当たりの処理数を筋入れステップにおける処理数より多くすることで、第1クランプ具と第2クランプ具との動作の同期制御が容易になり、かつ筋入れステップにおける処理数を低下させることなく、筋入れ後の処理効率を向上できる。
前記投入ステップにおいて、複数の前記骨付き肢肉の関節部が前記処理ラインに常に同一方向を向いて投入される。
上記(11)の方法によれば、複数の骨付き肢肉の関節部が常に同一方向を向いて処理ラインに投入されるため、処理ラインに設けられた機器類は左右骨付き肢肉の処理を共通の処理動作で解体処理が可能になる。従って、処理効率を向上できる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一つの構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
この実施形態によれば、左右骨付き肢肉を上記姿勢で搬送することで、左右骨付き肢肉を搬送しながら固定された筋入れ刃22a及び22bで骨部bと肉部mとの間を骨部に沿って切断できる。従って、筋入れのために骨付き肢肉を停止させる必要がないため、処理効率を向上できる。また、筋入れ刃が固定刃でよいため、筋入れ刃の駆動部が不要となり、低コスト化できる。
従って、皮が存在する外側面Soutを切らずに済むので、皮を切らない規格に合った高価値の正肉を得ることができる。また、筋入れ刃22a及び22bは搬送路20a及び20bの外側に設けられるので、メンテナンスが容易である。
処理ライン16は、投入部1stで複数の第1クランプ具24a及び24bから受け取った左右骨付き肢肉を、複数の処理ステーション2st〜10st又は処理ステーション2st〜12stに順々に搬送する複数の第2クランプ具26を備える。
投入部1stは、右肢用筋入れ部12から右肢骨付き肢肉M(R)を受け取る第1受取り部18aと、左肢用筋入れ部14から左肢骨付き肢肉M(L)を受け取る第2受取り部18bと、を有する。第1受取り部18aと第2受取り部18bとの間隔と、複数の第2クランプ具26間の間隔とは同一に構成される。
そして、第1受取り部18aにおける右肢骨付き肢肉M(R)の受取りと第2受取り部18bにおける左肢骨付き肢肉M(L)の受取りが同時に行われるように構成される。
受渡し部30a及び30bは、夫々凹部25と同様の凹部を有し、該凹部に骨付き肢肉を吊架し、軸32a及び32bを中心に180度回転し、夫々第1受取り部18a及び第2受取り部18bに骨付き肢肉を受け渡す。
この実施形態によれば、左右骨付き肢肉を第1クランプ具24a及び24bから第2クランプ具26に受け渡すときの第1クランプ具の動作と第2クランプ具の動作との同期制御が容易になると共に、処理ライン16における骨付き肢肉Mの処理速度が筋入れ部12及び14と比べて速くなるため(例えば2倍になるため)、処理ライン16における処理効率を向上できる。
この実施形態によれば、左右筋入れ部の搬送路20a及び20bが並列に配置されることで、筋入れ部12及び14のスペースをコンパクト化できる。また、両搬送路の各々へ骨付き肢肉Mを投入する投入部を互いに近接配置でき、1人の作業者Pで左右両投入部への投入作業が可能になる。
図4において、分離部材38の一方の固定セパレータ38aは基部40に固定され、他方の可動セパレータ38bは回動軸42を介して回動可能に基部40に取り付けられる。また、基部40に可動セパレータ38bを回動させる駆動部44が固定される。かかる構成により、骨付き肢肉Mの大きさ及び形状によって固定セパレータ38aと可動セパレータ38b間の間隔を調整できる。
一実施形態では、切断刃36は円形の外形を有し回転軸48を中心に回転する丸刃で構成される。駆動部52からアーム50を介して切断刃36に回転力が伝達され、骨付き肢肉Mの骨部bの周囲に付着した腱や肉部mを切断する。分離部材38は、例えば切断刃36で切断された切断面に係止し、第2クランプ具26との間隔を広げることで骨部bから肉部mを分離できる。
基部40は骨付き肢肉Mの搬送路34に沿って第2クランプ具26の移動速度と同一の速度で移動可能であり、これによって、第2クランプ具26の移動に分離部材38が追従するため、第2クランプ具26で骨付き肢肉Mを搬送しながら骨付き肢肉Mを停止させることなく骨部bと肉部mとの分離が可能になる。
第2ステーション2stでは、骨付き肢肉Mの肢首部fの周囲に付着した腱を切断刃36で切断する。第3ステーション3stでは、肢首部fの周囲に付着した腱を分離部材38で引き剥がす。第4ステーション4stでは、分離部材38で白膜を残して骨付き肢肉Mの肉部mを骨部bから分離すると共に、肉部mが分離された後骨部bに付着する白膜を切断刃36で切断する。
処理システム10(10B)の第8ステーション8st〜第12ステーション12stは処理システム10(10A)の第6ステーション6st〜第10ステーション10stに相当し、処理システム10(10A)の第6ステーション6st〜第10ステーション10stと同一の処理を行う。
この実施形態によれば、複数の骨付き肢肉Mの関節部が常に同一方向を向いて処理ライン16に投入されるため、処理ライン16に設けられた機器類は左右骨付き肢肉Mの処理を共通の処理動作で解体処理が可能になる。従って、処理効率を向上できる。
このように、左右骨付き肢肉Mともひざ部nが第2クランプ具26の奥側に位置する共通の姿勢で搬送されるため、共通の処理工程で解体処理が可能になる。従って、処理効率を向上できる。
12 右肢用筋入れ部
14 左肢用筋入れ部
16(16A、16B) 処理ライン
18a 第1受取り部
18b 第2受取り部
20a、20b、34 搬送路
22a、22b 筋入れ刃(第1切断刃)
24a、24b 第1クランプ具
25 凹部
26 第2クランプ具
28 連結部
30a、30b 受渡し部
32a、32b 軸
36 切断刃(第2切断刃)
38 分離部材
38a 固定セパレータ
38b 可動セパレータ
40 基部
42、43 回動軸
44、52 駆動部
44a ピストンロッド
46 コイルバネ
48 回転軸
50 アーム
C 中心線
M 骨付き肢肉
M(R) 右肢骨付き肢肉
M(L) 左肢骨付き肢肉
N ひざ関節部
P 作業者
Sin 内側面
Sout 外側面
b 骨部
f 肢首部
m 肉部
n ひざ部
Claims (11)
- 右肢の骨付き肢肉の筋入れを行うための右肢用筋入れ部と、
左肢の骨付き肢肉の筋入れを行うための左肢用筋入れ部と、
前記右肢用筋入れ部及び前記左肢用筋入れ部で筋入れされた前記骨付き肢肉の骨部と肉部とを分離するための複数の処理ステーションを有する処理ラインと、
前記処理ラインの最上流部に設けられ、前記右肢用筋入れ部で筋入れされた前記右肢の骨付き肢肉及び前記左肢用筋入れ部で筋入れされた前記左肢の骨付き肢肉を受け取る投入部と、
を備えることを特徴とする骨付き肢肉の処理システム。 - 前記右肢用筋入れ部及び前記左肢用筋入れ部の各々は、
水平方向に沿って設けられた搬送路と、
前記搬送路で搬送される前記骨付き肢肉の筋入れを行うための第1切断刃と、
を備え、
前記右肢用筋入れ部と前記左肢用筋入れ部とは、前記搬送路及び前記第1切断刃を含め、前記搬送路間の中心線に対して対称に配置されることを特徴とする請求項1に記載の骨付き肢肉の処理システム。 - 前記右肢用筋入れ部の前記搬送路と前記左肢用筋入れ部の前記搬送路は並列に配置され、かつ、前記骨付き肢肉の搬送方向が同一方向となるように配置されることを特徴とする請求項2に記載の骨付き肢肉の処理システム。
- 前記搬送路は、前記骨付き肢肉の骨部が水平方向に沿いかつ前記骨付き肢肉の内側面及び外側面が上下方向に沿って搬送可能に構成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の骨付き肢肉の処理システム。
- 前記右肢用筋入れ部及び前記左肢用筋入れ部の各々は、前記骨付き肢肉を把持し前記搬送路に沿って移動可能な複数の第1クランプ具を備え、
前記処理ラインは、前記複数の第1クランプ具から受け取った前記骨付き肢肉を前記複数の処理ステーションに搬送する複数の第2クランプ具を備え、
前記投入部は、前記右肢用筋入れ部から前記右肢の骨付き肢肉を受け取る第1受取り部と、前記左肢用筋入れ部から前記左肢の骨付き肢肉を受け取る第2受取り部と、を有し、前記第1受取り部と前記第2受取り部との間の間隔と、前記複数の第2クランプ具間の間隔とは同一に構成され、
前記第1受取り部における前記右肢の骨付き肢肉の受取りと前記第2受取り部における前記左肢の骨付き肢肉の受取りとが同時に行われるように構成されることを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の骨付き肢肉の処理システム。 - 前記複数の第1クランプ具の間隔と前記複数の第2クランプ具の間隔とが同一であり、
前記複数の第2クランプ具の移動速度は前記複数の第1クランプ具の移動速度より速くなるように構成されることを特徴とする請求項5に記載の骨付き肢肉の処理システム。 - 前記複数の処理ステーションの少なくとも1つは、前記骨部の周囲を切断するための第2切断刃を備えると共に、前記第2切断刃で切断された前記骨付き肢肉の肉部に係止可能であって、前記第2クランプ具との間隔を広げることで前記骨部から前記肉部を剥離可能な分離部材を備え、
前記分離部材は前記第2クランプ具の搬送方向に沿って前記第2クランプ具と同期して前記第2クランプ具の搬送速度と同一の速度で移動可能に構成されることを特徴とする請求項5又は6に記載の骨付き肢肉の処理システム。 - 前記複数の処理ステーションは、
前記骨付き肢肉の肢首部の周囲に付着した腱を切断するための前記第2切断刃を備える肢首カットステーションと、
前記肢首カットステーションより前記骨付き肢肉の搬送方向下流側に設けられ、前記肢首部の腱を切断した前記骨付き肢肉の切断部の肉部を骨部から分離するための前記分離部材と、前記肉部が分離された前記骨部に付着する白膜を切断する前記第2切断刃と、を備える白膜カットステーションと、
を含むことを特徴とする請求項7に記載の骨付き肢肉の処理システム。 - 右肢の骨付き肢肉及び左肢の骨付き肢肉の筋入れを夫々別の筋入れ部で行う筋入れステップと、
筋入れされた前記右肢の骨付き肢肉及び前記左肢の骨付き肢肉を、前記骨付き肢肉の骨部と肉部とを分離するための単一の処理ラインに投入する投入ステップと、
前記処理ラインに投入された前記右肢の骨付き肢肉及び前記左肢の骨付き肢肉の前記骨部と前記肉部とを分離する処理ステップと、
を備えることを特徴とする分離肉の製造方法。 - 前記筋入れステップにおける前記右肢の骨付き肢肉及び前記左肢の骨付き肢肉の単位時間当たりの処理数を同一とし、
前記処理ステップにおける前記骨付き肢肉の単位時間当たりの処理数を前記処理数より多くすることを特徴とする請求項9に記載の分離肉の製造方法。 - 前記投入ステップにおいて、
複数の前記骨付き肢肉のひざ部が前記処理ラインに常に同一方向を向いて投入されることを特徴とする請求項9又は10に記載の分離肉の製造方法。
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