JP2024023033A - 切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】骨付き肉のサイズに関わらず、必要部位を適切に切断する。【解決手段】切断装置は、クランパによって支持された前記ワークを回動させながらカッタをワークに当接させることで、ワークの筋を切断する。クランパによって支持されたワークは、押え部材によって、カッタとは反対側から拘束される。押え部材は支持部によって弾性的に支持される。【選択図】図3
Description
本開示は、切断装置に関する。
鶏、牛、豚のような食肉を取り扱う食肉加工の分野では、食肉加工機械を用いたオートメーションが進められている。例えば七面鳥(ターキー)等の鶏の脚部である骨付き肉をワークとして、骨と肉とを分離する食肉加工処理では、その下処理として、切断装置を用いて、骨付き肉の所定部位に対して筋入れが行われる。このような筋入れは、吊り下げ支持された骨付き肉に対して、切れ込みを入れたり、比較的硬い腱を予め切断しておくことで、骨と肉との分離を容易にするために行われる。
特許文献1には、骨付き肉をワークとする食肉加工機械の一例が開示されている。この文献では、筋入れが行われた後の骨付き肉において骨から肉を分離するための、いわゆるミートセパレータに関する構成ではあるが、吊り下げ支持されたワークの一方側から固定セパレータによってワークの姿勢を安定しながら、ワークの他方側から可動セパレータをアクセスすることにより骨から肉を分離するための構成が示されている。
上記特許文献1のように、吊り下げ支持されたワークである骨付き肉に対して作業を行う際に、ワークの一方側から固定セパレータのような押え部材でガイドすることで、ワークの姿勢を安定化させることができる。このような機構は、吊り下げ支持されたワークが所定の軌道で移動しながら様々な処理が順次なされる食肉加工機械において、前述したような骨付き肉の所定部位に対して筋入れを行う工程にも採用が考えられる。
具体的には、クランパによって吊り下げ支持されたワークの軌道近傍に固定された押え部材を配置することで、ワークがガイドされる。そして押え部材によってガイドされたワークに対して、押え部材の反対側からカッタを当てるとともに、ワークを回動させることで、骨回りの肉や腱を切断することで、ワークの所定部位(例えば足首まわり)に筋入れを行うことができる。このような骨付き肉の下処理では、続く加工処理に適切な状態でワークを供給するために、骨自体を切断することなく、骨回りの肉や腱を適切に切断する必要がある。一般的に骨付き肉のサイズには少なからずバラツキがあり、特に、七面鳥(ターキー)の骨付き肉は、性別(オス・メス)によってサイズに大きな違いがある。更に、一般的に骨付き肉は、その断面が非真円形状である。上記のように固定された押え部材を用いた場合、切断時にワークを拘束するための押え部材がワークのサイズによらず、一定の位置に固定されている。そのため、例えばワークのサイズが比較的小さい場合には、骨回りの肉や腱の切り残しが生じやすくなる。一方で、ワークのサイズが比較的大きい場合には、切断対象である骨回りの肉や腱に加えて、骨自体を切断しやすくなる。これらの切断不良は、下処理後のワークが続く処理において適切に扱えなくなるおそれを招く。
本開示の少なくとも一実施形態は上述の事情に鑑みなされたものであり、骨付き肉のサイズに関わらず、必要部位を適切に切断可能な切断装置を提供することを目的とする。
(1)一態様に係る切断装置は、上記課題を解決するために、
骨付き肉であるワーク(W)を回動可能に支持するクランパ(102)と、
前記クランパによって支持された前記ワークを回動させながら前記ワークに当接させることで、前記ワークの筋を切断するためのカッタ(104)と、
前記クランパによって支持された前記ワークを、前記カッタとは反対側から拘束するための押え部材(106)と、
前記押え部材を弾性的に支持する支持部(108)と、
を備える。
骨付き肉であるワーク(W)を回動可能に支持するクランパ(102)と、
前記クランパによって支持された前記ワークを回動させながら前記ワークに当接させることで、前記ワークの筋を切断するためのカッタ(104)と、
前記クランパによって支持された前記ワークを、前記カッタとは反対側から拘束するための押え部材(106)と、
前記押え部材を弾性的に支持する支持部(108)と、
を備える。
上記(1)の態様によれば、ワークを回動させてカッタで切断する際に、ワークを拘束するための押え部材が、支持部によって弾性的に支持される。これにより、ワークのサイズが異なる場合であっても、押え部材は、ワークのサイズに応じて受ける弾性力によって揺動可能となる。そのため、押え部材によって拘束されるワークに対するカッタの当たり具合が、ワークのサイズに応じて調整され、ワークの必要部位を適切に切断することができる。
(2)他の態様では、上記(1)の態様において、
前記支持部は、前記押え部材が前記クランパによって支持された前記ワークに接触する第1位置(P1)と、前記押え部材が前記クランパによって支持された前記ワークから離間する第2位置(P2)とを切替可能である。
前記支持部は、前記押え部材が前記クランパによって支持された前記ワークに接触する第1位置(P1)と、前記押え部材が前記クランパによって支持された前記ワークから離間する第2位置(P2)とを切替可能である。
上記(2)の態様によれば、押え部材を弾性的に支持する支持部は、押え部材が第1位置及び第2位置を切替可能に構成される。押え部材が第1位置になるように切り替えられた場合には、前述のように、押え部材によってワークを弾性的に拘束することで、ワークの必要部位を適切に切断することができる。一方、押え部材が第2位置になるように切り替えられた場合には、例えば、所定の軌道に沿ってクランパによって支持されたワークが搬送される場合において、搬送中のワークと押え部材とが干渉しないように、押え部材を退避できる。
(3)他の態様では、上記(1)又は(2)の態様において、
前記支持部が前記押え部材を支持するための弾性力の大きさが可変である。
前記支持部が前記押え部材を支持するための弾性力の大きさが可変である。
上記(3)の態様によれば、押え部材を支持する弾性力の大きさを可変にすることで、押え部材によって拘束されるワークに対するカッタとの位置関係の調整が可能となる。これにより、弾性力の設定によって、ワークに対する切断具合をユーザ側によって調整することができる。
(4)他の態様では、上記(1)から(3)のいずれか一態様において、
前記支持部は、前記押え部材を支持するための弾性力を付与するためのエアシリンダ(110)を含む。
前記支持部は、前記押え部材を支持するための弾性力を付与するためのエアシリンダ(110)を含む。
上記(4)の態様によれば、支持部材をエアシリンダを含んで構成することで、押え部材を弾性的に支持可能な支持部を好適に実現できる。
(5)他の態様では、上記(1)から(4)のいずれか一態様において、
前記押え部材は、前記ワークに当接可能な当接面(106c)を有し、
前記当接面には、前記ワークの表面形状に対応する凹部(106d)を有する。
前記押え部材は、前記ワークに当接可能な当接面(106c)を有し、
前記当接面には、前記ワークの表面形状に対応する凹部(106d)を有する。
上記(5)の態様によれば、押え部材のうちワークの当接面に凹部が設けられる。これにより、押え部材によって弾性的にワークを拘束する際に、凹部にワークが係合することで、切断時におけるワークの姿勢を安定的に保持できる。
(6)他の態様では、上記(1)から(5)のいずれか一態様において、
前記カッタが弾性的に支持される。
前記カッタが弾性的に支持される。
上記(6)の態様によれば、切断時にワークを弾性的に拘束する押え部材と反対側に位置するカッタもまた弾性的に支持される。これにより、ワークは弾性的に支持される押え部材とカッタとによって挟み込まれながら回動されることで、必要部位の適切な切断が可能となる。
(7)他の態様では、上記(1)から(6)のいずれか一態様において、
前記ワークは、前記カッタによって切断される位置において、非真円形状の断面を有する。
前記ワークは、前記カッタによって切断される位置において、非真円形状の断面を有する。
上記(7)の態様によれば、非真円形状の断面を有するワークにおいて、必要部位を適切に切断可能な切断装置を実現できる。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、骨付き肉のサイズに関わらず、必要部位を適切に切断可能な切断装置を提供できる。
以下、添付図面を参照して幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
まず図1及び図2を参照して、切断装置100の切断対象となるワークWについて説明する。図1はワークWを側方から示す模式図であり、図2は図1のA-A断面図である。
ワークWは骨部1の周りに肉部2が設けられた、いわゆる骨付き肉である。本実施形態ではワークWとして、七面鳥(ターキー)の脚部である骨付き肉を取り扱うが、牛、豚、鶏等の種類や部位は限定されない。図1に示すように、ワークWは、骨部1に対して多く肉部2が設けられた本体部4と、本体部4より太さが比較的小さく肉部2が少ない足首部6とを有する。また図2に示すように、骨部1は非真円形状の断面を有し、骨部1の外表面の一部には腱5が設けられている。腱5は、骨部1の外表面に沿って延びており、肉部2より硬い組織である。
続いて上記構成を有するワークWを切断するための切断装置100について説明する。図3は一実施形態に係る切断装置100を側方から示す模式図であり、図4は図3のB方向から示す上視図である。
切断装置100は、ワークWにおいて骨部1から肉部2を分離する際の下処理として、足首部6に対して骨部1の周りに沿って切れ込みを入れる、いわゆる足首カット処理を行うための装置である。足首カット処理では、続く骨部1から肉部2を分離する際の起点となる切れ込みを足首部6において周方向に入れる。この際、切断装置100は、骨部1の周りで肉部2と、分離の際に妨げとなる比較的硬い部位である腱5を適切に切断する必要がある。また切断装置100による筋入れ処理では、仮に骨部1まで切断してしまうと、続く肉部2の分離処理において骨部1から肉部2を適切に分離できなかったり、骨部1の一部が肉部2とともに分離されることで処理後の加工肉に対して異物として混入するおそれがある。そのため切断装置100には、足首部6における肉部2や腱5を適切に切断する一方で、骨部1にまで切断が及ばないようにすることが要求される。
切断装置100は、ワークWを回動可能に支持するクランパ102を備える。クランパ102は、ワークWのうち足首部6に近い一端側を把持するための構成である。クランパ102の詳細構造は割愛するが、本実施形態では、クランパ102は、ワークWの一端側を挿入した状態で、切断装置100による切断部位である足首部6が下方に露出するように、ワークWを支持する。
また切断装置100は、骨部1から肉部2を分離するための一連の食肉加工処理を構成する各工程の一部として組み込まれる。クランパ102は、これら各工程に対してワークWを順に搬送するためにレール(不図示)に沿って移動可能である。すなわちクランパ102は、レール(不図示)に沿って移動することにより、切断装置100に切断前のワークWを搬入するとともに、切断装置100で切断されたワークWを次の工程に搬出可能である。
切断装置100は、ワークWの足首部6を切断するためのカッタ104を備える。カッタ104は、略鉛直方向に沿った中心軸Cに支持された、円弧状の歯面104aを有する円盤状カッタである(中心軸Cは、不図示の周辺構造に対して固定される)。カッタ104は、中心軸Cに対して、歯面104aが略水平になり、且つ、クランパ102によって把持されるワークWのうち、切断部位である足首部6に対して一方側に対向するように設置される。
尚、カッタ104が有する歯面104aは、直線状でもよい。
尚、カッタ104が有する歯面104aは、直線状でもよい。
切断装置100は、クランパ102によって支持されたワークWを、カッタ104とは反対側から拘束するための押え部材106を備える。押え部材106は、ワークWからいて、カッタ104とは反対側に配置される。これにより、ワークWは押え部材106によって拘束されるとともに、押え部材106の反対側から足首部6にカッタ104が当接される。この状態で、クランパ102は外部の駆動源からの駆動力によって回動することで、クランパ102によって支持されたワークWは、押え部材106によってカッタ104との間で拘束されながら回転することで、足首部6が周方向に沿って切断される。
尚、ワークWに対してカッタ104の歯面104aが当たる位置と、ワークWに押え部材106が当たる位置とは、互いに高さが略等しいことが好ましいが、図3に示すように、両者の高さに多少の差があってもよい。
押え部材106は、アーム部106aと、当接部106bとを備える。アーム部106aは、その先端に設けられた当接部106bがワークWの所定部位に接触可能な位置になる形状を有する。当接部106bは、前述したように、ワークWのうち、カッタ104の歯面104aが当接する位置と略等しい高さに当接可能なように構成される。本実施形態では後述するように、押え部材106は第1位置P1及び第2位置P2とを切替可能に構成される(図3では、第1位置P1を二点鎖線、第2位置P2を実線でそれぞれ示している)。第1位置P1では、押え部材106は当接部106bがワークWに接触する姿勢を有する。第2位置P2では、押え部材106は当接部106bがワークWから退避する姿勢を有する。
当接部106bは、押え部材106が第1位置P1にある場合にワークWに接触する部位である。本実施形態では、当接部106bは、ワークWに接触する側に向けて幅広に形成される。これにより、ワークWのサイズにバラツキがある場合においても、当接部106bによってワークWを的確に補足し、ワークWに当接部106bを確実に当接することができる。
ここで図5は押え部材106の当接面106cの近傍の拡大図である。図5に示すように、当接部106bのうちワークWに接触する当接面106cには、ワークWの外表面の形状に対応した凹部106dが設けられてもよい。これにより、当接部106bがワークWに当接した際に、ワークWの一部が凹部106dに係合することにより、より的確に当接部106bによってワークWを補足できる。
尚、当接部106bはアーム部106aに対して脱着可能であってもよい。この場合、当接部106bを取り換えることで、より広いサイズや種類のワークWに対して対応可能となる。
切断装置100は、押え部材106を弾性的に支持するための支持部108を備える。支持部108は、切断装置100の周辺構造109に対して、押え部材106を弾性的に支持する。これにより、支持部108が支持する押え部材106は、ワークWを所定の弾性力で拘束する。そのため、ワークWのサイズが異なる場合であっても、押え部材106は、ワークWのサイズに応じて揺動することで、ワークWに対して反対側に位置するカッタ104の当たり具合を調整できる。例えばワークWのサイズが小さい場合には、ワークWの肉部2や腱5の切り残しが生じない程度に、ワークWへのカッタ104の切れ込み深さが調整される。一方、ワークWのサイズが大きい場合には、ワークWで骨部1まで切断することなく、肉部2や腱5を的確に切断できるように、ワークWへのカッタ104の切れ込み深さが調整される。このように、支持部108によって押え部材106を弾性的に支持することで、押え部材106によって拘束されるワークWに対するカッタ104の当たり具合が、ワークWのサイズに応じて調整され、ワークWの必要部位を適切に切断することができる。
支持部108は、押え部材106がクランパ102によって支持されたワークWに接触する第1位置P1と、押え部材106がクランパ102によって支持されたワークWから離間する第2位置P2とを切替可能である。押え部材106が第1位置P1になるように切り替えられた場合には、前述のように、押え部材106によってワークWを弾性的に拘束することで(押え部材106をワークWに弾性的に押し付けることで)、ワークWの必要部位を適切に切断することができる。一方、押え部材106が第2位置P2になるように切り替えられた場合には、例えば、所定の軌道に沿ってクランパ102によって支持されたワークWが搬送される場合において、搬送中のワークWと押え部材106とが干渉しないように、押え部材106を退避できる。
このように押え部材106を弾性的に支持するための支持部108は、例えば、エアシリンダ110を含んで構成される。この場合、エアシリンダ110の空気圧を調整することで、支持部108が押え部材106を支持するための弾性力の大きさを容易に可変である。これにより、押え部材106が第1位置P1に切り替えられた際に、押え部材106によってワークWを拘束するための弾性力(言い換えると、ワークWが押え部材106によって押さえつけられる弾性力)の大きさの調整が可能となる。例えば、ワークWへの切断量が少ない場合(例えば肉部2や腱5に切り残しが発生しやすい場合)には、エアシリンダ110の空気圧を弾性力が増加するように調整することで、ワークWの切断量を適切に改善できる。またワークWへの切断量が多すぎる場合(例えば肉部2や腱5だけでなく骨部1まで切断が及んでしまう場合)には、エアシリンダ110の空気圧を弾性力が減少するように調整することで、カッタ104のワークWへの切込み量を減らし、ワークWの切断量を適切に改善できる。このような弾性力の調整は、例えば、ユーザがエアシリンダ110のセッティングを変更することで、ワークWの切断品質を好適に管理できる。
尚、支持部108の他の態様としては、例えば、バネ部材のような弾性力を付与可能な部材を用いてもよい。
尚、支持部108の他の態様としては、例えば、バネ部材のような弾性力を付与可能な部材を用いてもよい。
尚、前述の実施形態では、カッタ104が周辺構造(不図示)に固定される場合を例示したが、カッタ104もまた周辺構造に対して弾性的に支持されてもよい。この場合、クランパ102に把持されたワークWは、カッタ104及び押え部材106の両側から弾性的に拘束された状態で回動されることで、足首部6の周りに沿った切断品質をより細かく調整可能である。
以上説明したように上記実施形態によれば、ワークWを回動させてカッタ104で切断する際に、ワークWを拘束するための押え部材106が、支持部108によって弾性的に支持される。これにより、ワークWのサイズが異なる場合であっても、押え部材106は、ワークWのサイズに応じて受ける弾性力によって揺動可能となる。そのため、押え部材106によって拘束されるワークWに対するカッタ104の当たり具合が、ワークWのサイズに応じて調整され、ワークWの必要部位を適切に切断することができる。このようにして骨付き肉のサイズに関わらず、必要部位を適切に切断可能な切断装置100を提供できる。
1 骨部
2 肉部
4 本体部
5 腱
6 足首部
100 切断装置
102 クランパ
104 カッタ
104a 歯面
106 押え部材
106a アーム部
106b 当接部
106c 当接面
106d 凹部
108 支持部
109 周辺構造
110 エアシリンダ
C 中心軸
P1 第1位置
P2 第2位置
W ワーク
2 肉部
4 本体部
5 腱
6 足首部
100 切断装置
102 クランパ
104 カッタ
104a 歯面
106 押え部材
106a アーム部
106b 当接部
106c 当接面
106d 凹部
108 支持部
109 周辺構造
110 エアシリンダ
C 中心軸
P1 第1位置
P2 第2位置
W ワーク
Claims (7)
- 骨付き肉であるワークを回動可能に支持するクランパと、
前記クランパによって支持された前記ワークを回動させながら前記ワークに当接させることで、前記ワークの筋を切断するためのカッタと、
前記クランパによって支持された前記ワークを、前記カッタとは反対側から拘束するための押え部材と、
前記押え部材を弾性的に支持する支持部と、
を備える、切断装置。 - 前記支持部は、前記押え部材が前記クランパによって支持された前記ワークに接触する第1位置と、前記押え部材が前記クランパによって支持された前記ワークから離間する第2位置とを切替可能である、請求項1に記載の切断装置。
- 前記支持部が前記押え部材を支持するための弾性力の大きさが可変である、請求項1又は2に記載の切断装置。
- 前記支持部は、前記押え部材を支持するための弾性力を付与するためのエアシリンダを含む、請求項1又は2に記載の切断装置。
- 前記押え部材は、前記ワークに当接可能な当接面を有し、
前記当接面には、前記ワークの表面形状に対応する凹部を有する、請求項1又は2に記載の切断装置。 - 前記カッタが弾性的に支持される、請求項1又は2に記載の切断装置。
- 前記ワークは、前記カッタによって切断される位置において、非真円形状の断面を有する、請求項1又は2に記載の切断装置。
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